JPS63239558A - 画像処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像処理システムにかかり、詳しくはディジタ
ル画像をディスプレイに表示しながらオペレータが対話
形式にて画像編集等を行なう画像処理システムにおいて
、高精細度の画像を効率よく作成できるようにした画像
処理システムに関する。

（従来の技術及びその間問題点） 従来、この種の画像処理システムにおいては、ディスク
装置等に格納された原画像にかかる画像データを用い、
オペレータからの指示に従って画像合成等の必要な画像
処理を行なうものが知られている。しかるに、この画像
処理システムにおいては１画像の大きさが大きくなるほ
ど、また画像の重ね合わせ時のエツジ処理のように処理
内容が高度化して高精細度の画像を作成しようとするほ
ど多くの処理時間を必要とし、オペレータの待ち時間が
長くなってスムーズな処理作業が行なえないという欠点
があった。

更に、従来では１台の画像処理システムにつき１人のオ
ペレータしか使用できないため、複数のオペレータが同
時に複数の画像処理作業を並行して行なうことができな
い等の問題があった。

本発明は上記の問題点を解決するべく提案されたもので
、その目的とするところは、オペレータによる操作用の
簡易画像処理システムと高精細度の画像処理を実際に行
なうホスト画像処理システムとを機能的に分離し、オペ
レータ側では縮小画像を用いて簡易かつ高速の画像処理
を行なうと共に、その際のオペレーションをホスト画像
処理システムに受は渡して無人で画像処理を行なわせる
ことにより、オペレータの待ち時間を解消し、かつ必要
に応じて複数のオペレータによる高精細度の画像処理を
可能にした画像処理システムを提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、６本発明は、高精細度の画像
を取り扱う場合であっても、一般にオペレータが対話形
式で画像の編集等を行なう際には、システムの構成とし
て処理するべき画像の大まかなイメージさえつかめるも
のであれば実用上支障がないことに着目したもので、そ
の要旨は、オペレータが入力したオペレーションに基づ
き、原画像の縮小画像にかかる画像データを用いて画像
処理を行なう簡易画像処理システムと、この簡易画像処
理システムによって保持された前記オペレーションに基
づき、前記原画像にかかる画像データを用いて高精細度
の画像処理を行なうホスト画像処理システムとを備えた
ことを特徴とする。

（作用） 本発明においては、縮小画像を用いた簡易な画像処理が
簡易画像処理システムによりオペレータの手で行なわれ
る。この際、簡易画像処理システムとしては、目的とす
る画像処理動作の基本的な部分（例えば画像の重ね合わ
せ等）が確認できる程度の作用をなすものでよい、この
時のオペレーションはホスト画像処理システムに受は渡
され、かかるオペレーションに基づいた高精細度の画像
処理が無人状態で別個に行なわれる。

（実施例） 以下１図に沿って本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明にかかる画像処理システムの一実施例を
示しており、図において１００はオペレータにより操作
される簡易画像処理システム、２００は実際に画像の編
集等の処理を行なって高精細度の画像を作成するホスト
画像処理システムである。

このうち、簡易画像処理システム１００においてはプロ
セッサＩＡ、入力用のキーボード２Ａ、編集処理するべ
き原画像を例えば１／４に縮小してなる画像データが格
納されたディスク装置３Ａ、磁気テープ装置４Ａがそれ
ぞれシステムバス７Ａを介して接続され、またプロセッ
サＩＡにはＣＲＴ等のディスプレイ５Ａが接続されてい
る。一方、ホスト画像処理システム２００においては、
プロセッサＩＢ、編集処理するべき原画像の原寸大の画
像データが格納されたディスク装置３Ｂ、磁気テープ装
置１４Ｂ及びディスプレイやハードコピー装置の如き出
力袋［６Ｂがそれぞれシステムバス７Ｂを介して接続さ
れている。

なお、簡易画像処理システム１００の構成要素としては
、ディスク装［３Ａの容量やディスプレイ５Ａの解像度
１表示色数等においてホスト画像処理システム２００の
構成要素よりも機能的に低度なものでよい、要するに、
簡易画像処理システム１００は構成が比較的簡易で低価
格のものであっても、目的とする画像処理の基本的な動
作が行なえ、その結果をディスプレイ５Ｃによっておお
まかに確認できるものであれば足りる。

このような構成において、第２図に示すような画像Ｇ１
及び画像Ｇｔを合成して新たな画像Ｇ３を得る場合の画
像処理方式を以下に詳述する。ここで、画像Ｇ、、Ｇ、
の１／４縮小画像にかかる画像データはディスク装置３
Ａに、また１画像Ｇ１．　Ｇ。

の原寸大の画像データはディスク装［３Ｂにそれぞれ予
め格納されているものとする。

まず、オペレータは画像Ｇｉの１７４縮小画像を読み込
むオペレーションをキーボード２Ａにより入力する。プ
ロセッサＩＡはこのオペレーションを４識してディスク
装置３＾から画像Ｇ１の１／４縮小画像を読み込み、デ
ィスプレイ５Ａに表示する。

この縮小画像処理の流れは第１図の矢印ａにて示されて
いる。そして、プロセッサＩＡは先の縮小画像読み込み
のオペレーションをプロセッサＩＡ内に保持する。　　
　　− 次に、オペレータは画像Ｇ２の１７４縮小画像を読み込
み、かっこの画像Ｇ２をディスプレイ５Ａ上の画像Ｇ１
に重ね合わせるオペレーションをキーボード２Ａにより
入力する。プロセッサＩＡはこのオペレーションを認識
してディスク装置３Ａから画像Ｇ２の１／４縮小画像を
読み込み、この画像Ｇ２を画像Ｇ１に重ねてディスプレ
イ５Ａに表示した後、今回の縮小画像読み込み及び重ね
合わせにかかるオペレーションをプロセッサＩＣ内に保
持する。

オペレータは、この合成された画像をディスプレイ５Ａ
により確認し、目的とする画像が得られた場合には編集
終了のオペレーションをキーボード２Ａにて入力する。

プロセッサＩＡはこの編集終了のオペレーションを認識
し、磁気テープ装置４Ａ内の磁気テープに前述した画像
Ｇ□、Ｇ２にかかる縮小画像読み込み及び重ね合わせに
かかるオペレーションを順次書き込む。

次いで、オペレータは上記オペレーションが書き込まれ
た磁気テープをホスト画像処理システム２００の磁気テ
ープ装置４Ｂに装着した後、このシステム２００を起動
する。これにより、プロセッサＩＢは磁気テープからオ
ペレーションを読み出す６以上の簡易画像処理システム
１００からホスト画像処理システム２００に至るオペレ
ーションデータの流れは第１図の矢印すによって示され
ている。

また、ホスト画像処理システム２００では、無人状態で
上記オペレーションに従ってディスク装置３Ｂ内の原画
像Ｇ、、Ｇ、を読み出し１重ね合わせ処理を行なう、プ
ロセッサＩＢでは１重ね合わせ処理に際して画像Ｇ工に
重ね合わせる画像Ｇ２の輪郭部分が目立たないようにア
ンチェリアシング処理等の高精細度処理を行なった後、
編集後の画像Ｇ３を出力装置６Ｂに出力して一連の画像
処理を終了する。ここで、この高精細度画像処理の流れ
は第１図の矢印Ｃにて示されている。

次に、第３図は本発明の他の実施例を示すものである。

すなわち、この画像処理システムは簡易画像処理システ
ムとホスト画像処理システムとがハードウェア的に一体
構成されており、プロセッサＩＣ，キーボード２Ｃ，デ
ィスク装置３Ｃ及び出力装置６Ｃがシステムバス７Ｃを
介して接続され、またプロセッサＩＣにはディスプレイ
５Ｃが接続されている。

そして、この例ではディスク装置３Ｃ内に原画像の原寸
大の画像データが格納されていると共に、プロセッサＩ
Ｃ内に設けられた記憶手段によって画像の読み込み、縮
小及び画像の重ね合わせ等のオペレーションを保持可能
となっている。

その動作は第１＠の場合とほぼ同様であるため詳述を省
略するが、オペレータによる操作時にはプロセッサＩＣ
，キーボード２Ｃ，ディスク装置３Ｇ。

ディスプレイ５０等からなる簡易画像処理システムによ
って画像データの読み込み及び縮小（または縮小画像の
読み込み）や重ね合わせ処理が行なわれ、この時のオペ
レーションがプロセッサＩＣ内に保持される。また、高
精細度の画像処理は、プロセッサｌＣ，ディスク装置３
Ｃ及び出力装置６０等からなるホスト画像処理システム
により、前記オペレーションを読み出して無人状態で行
なわれる。　　１この例によれば、１台の画像処理シス
テムを時間的に区切って簡易画像処理システム及びホス
ト画像処理システムに使い分けることができ、例えば昼
間はオペレータ操作用の簡易画像処理システムとして、
また夜間はホスト画像処理システムとして無人運転する
ことが可能になる。更に、オペレータが簡易画像処理シ
ステムとして使用する一方で、そのバックグラウンドジ
ョブとして高精細度の画像処理を行なうことも可能であ
り、何れにしても必要最小限のハードウェアを用いて効
率よく高精細度の画゛像処理を行なうことができるもの
である。

加えて、第４図に示す如く１台のホスト画像処理システ
ム２００に対して比較的安価な簡易画像処理システム１
００を複数用意すれば、一度に複数のオペレータによる
操作が可能になり、最終的な高精細度画像処理作業はホ
スト画像処理システム２００により一括して、または時
間的に分割して行なうことができる。

′発明の効果） 以上詳述したように本発明によれば、オペレータが操作
する簡易画像処理システムと、高精細度の画像処理を行
なうホスト画像処理システムとを機能的に分離し、オペ
レータは簡易画像処理システムにより縮小画像を用いて
簡易な編集作業等を行なうと共に、このオペレーション
をホスト画像処理システムに受は渡すことにより高精細
度の画像処理を無人状態にて自動的に行なわせるもので
あるから、オペレータによる操作時には待ち時間を生じ
させることもなく処理操作の高速化、簡便化を図ること
ができ、処理効率の向上が可能となる。特に、縮小画像
を用いることによって原画像が大きい場合のスクロール
操作等も不要になり、操作の高速化に寄与することがで
きる。

また、ホスト画像処理システムを無人にて稼動できるた
め、オペレータ１人当りの作業量が飛躍的に増大すると
共に、必要に応じて比較的高価なホスト画像処理システ
ムと比較的安価な複数の簡易画像処理システムとを組み
合わせれば、低コストにて複数のオペレータが高精細度
の画像処理を行なうシステムを共有できる等の効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は処理
対象である画像の説明図、第３図及び第４図はそれぞれ
本発明の他の実施例を示す構成図である。 １＾、ＩＢ、ＩＣ・・・プロセッサ　　２Ａ　、　２Ｃ
・・・キーボード３Ａ　、　３８．３Ｇ・・・ディスク
装置４Ａ、４Ｂ・・・磁気テープ装置　５Ａ　、　５Ｃ
・・・ディスプレイ６８　、６Ｇ・・・出力装置　　７
Ａ、７Ｂ、７Ｇ・・・システムバス１００・・・簡易画
像処理システム ２００・・・ホスト画像処理システム ＯＬ、Ｇ、、Ｇ、・・・画像 特許出願人　　　　富士電機株式会社 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. オペレータが入力したオペレーションに基づき、原画像
   の縮小画像にかかる画像データを用いて画像処理を行な
   う簡易画像処理システムと、この簡易画像処理システム
   によって保持された前記オペレーションに基づき、前記
   原画像にかかる画像データを用いて高精細度の画像処理
   を行なうホスト画像処理システムとを備えたことを特徴
   とする画像処理システム。