JPS6323875B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323875B2 JPS6323875B2 JP6522081A JP6522081A JPS6323875B2 JP S6323875 B2 JPS6323875 B2 JP S6323875B2 JP 6522081 A JP6522081 A JP 6522081A JP 6522081 A JP6522081 A JP 6522081A JP S6323875 B2 JPS6323875 B2 JP S6323875B2
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- Japan
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- mold
- layer
- melting point
- low melting
- press mold
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/06—Casting in, on, or around objects which form part of the product for manufacturing or repairing tools
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
本発明は、プレス型の修正方法に関する。
製作期間が短かく、しかも耐久性のあるプレス
型の製作方法として、従来、次のような方法が知
られている。すなわち、まず溶射をするための溶
射モデルを作り、その表面(プレス型の面とな
る。)に金属を溶射して溶射層を形成する。次に、
第1図に示すように、この溶射層1の裏側からコ
ンクリート、サンドコアあるいは樹脂等の裏打ち
材2を裏打ちしてプレス型とするものである。 一般に、プレス型の製作過程においては、上型
と下型とをすり合わせたり、パネルの試し打ちを
行なつて製品を見ながら型の修正を行なつてい
る。また、製品の設計変更に伴なつて型の修正が
必要になることもある。この場合、前記プレス型
においても、型修正すなわち型の形状が簡単に修
正でき、しかも、修正した部分に直ちに金属の溶
射層を形成できることが必要である。 本発明は、上記した要求を満たすプレス型の修
正方法を提供するもので、修正を要する個所の溶
射層及び裏打ち材を掘り込んで、そこに成形作業
が容易で、かつ、直ちに金属の溶射層が形成でき
る低融点合金を鋳込み、その上に溶射層を再形成
して仕上げるようにしたことを特徴とする。 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 第2図は、修正前のプレス型の部分断面図であ
り、1はCr等の硬質金属による溶射層、2は、
該溶射層1を裏打ちするサンドコア又は樹脂から
成る裏打ち材を示す。 このようなプレス型を修正する場合には、第3
図に示すように、修正を要する個所の溶射層1を
取り除き、更に、裏打ち材2を所要の深さまで削
り取る。これによつて形成された凹部3には、後
に鋳込まれる低融点合金が抜け出ないようにする
ため、必要により蟻溝状のアンカー部4が設けら
れる。 第4図は、第3図の凹部3に低融点合金5を鋳
込んだ状態を示し、該低融点合金5は、電気ゴテ
等によつて、後に再溶射される溶射層の厚みに相
当する分を差し引いてその表面形状が成形され
る。このような低融点合金5の例としては、表に
示すようなBi−Sn−Pb−Cd系合金がある。
型の製作方法として、従来、次のような方法が知
られている。すなわち、まず溶射をするための溶
射モデルを作り、その表面(プレス型の面とな
る。)に金属を溶射して溶射層を形成する。次に、
第1図に示すように、この溶射層1の裏側からコ
ンクリート、サンドコアあるいは樹脂等の裏打ち
材2を裏打ちしてプレス型とするものである。 一般に、プレス型の製作過程においては、上型
と下型とをすり合わせたり、パネルの試し打ちを
行なつて製品を見ながら型の修正を行なつてい
る。また、製品の設計変更に伴なつて型の修正が
必要になることもある。この場合、前記プレス型
においても、型修正すなわち型の形状が簡単に修
正でき、しかも、修正した部分に直ちに金属の溶
射層を形成できることが必要である。 本発明は、上記した要求を満たすプレス型の修
正方法を提供するもので、修正を要する個所の溶
射層及び裏打ち材を掘り込んで、そこに成形作業
が容易で、かつ、直ちに金属の溶射層が形成でき
る低融点合金を鋳込み、その上に溶射層を再形成
して仕上げるようにしたことを特徴とする。 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 第2図は、修正前のプレス型の部分断面図であ
り、1はCr等の硬質金属による溶射層、2は、
該溶射層1を裏打ちするサンドコア又は樹脂から
成る裏打ち材を示す。 このようなプレス型を修正する場合には、第3
図に示すように、修正を要する個所の溶射層1を
取り除き、更に、裏打ち材2を所要の深さまで削
り取る。これによつて形成された凹部3には、後
に鋳込まれる低融点合金が抜け出ないようにする
ため、必要により蟻溝状のアンカー部4が設けら
れる。 第4図は、第3図の凹部3に低融点合金5を鋳
込んだ状態を示し、該低融点合金5は、電気ゴテ
等によつて、後に再溶射される溶射層の厚みに相
当する分を差し引いてその表面形状が成形され
る。このような低融点合金5の例としては、表に
示すようなBi−Sn−Pb−Cd系合金がある。
【表】
このように、裏打ち材2に低融点合金5を鋳込
むこととしたのは、電気ゴテを用いて型形状を簡
便に仕上げることができること及びこの低融点合
金5の上に硬質金属を再溶射することができるか
らである。 更に詳細に低融点合金が型修正に適する理由を
説明する。例えばセメント、サンドコア、樹脂等
の裏打ち材と同じ材料を型修正に用いると、コン
クリートの場合セメントによつて型の形状は簡単
に修正できるが、コンクリートの水分を完全に抜
こうとすればかなり長い時間を必要とするため、
一般にはコンクリートの養生が充分でないことが
多く、金属の溶射時にコンクリート中の水分が蒸
発して溶射層とコンクリートとの間に塞じ込めら
れ、その部分の溶射層が盛り上がつてしまう。ま
た、樹脂、サンドコアの場合には、溶射時に樹脂
分が飛び出して前記水分と同じ不具合が発生する
他、サンドコアではその部分を硬く圧縮する必要
があり、型の形状を出すのが難しい。 これに対し低融点合金は、前述したように型の
形状修正を簡単に行なうことができ、しかも、低
融点合金自体がプレス型としての圧縮力に充分に
耐えることができる。更に、金属の溶射時にコン
クリート、サンドコア、樹脂等に溶射する場合の
ような不具合も発生しない。 第5図は、低融点合金5の上に硬質金属を溶射
して再溶射層6を形成した状態を示し、該再溶射
層6は、型修正がなされなかつた個所の溶射層1
と結合し、強固なプレス面となる。 以上述べたように、本発明に係るプレス型の修
正方法によれば、裏打ち材を取り除いた凹部に低
融点合金を再裏打ち材として鋳込んだ後、金属を
再溶射して型を修正するようにしたことにより、
裏打ち材、再裏打ち材としての低融点合金及び再
溶射層が強固に一体化して修正作業を簡便に行な
うことができるという効果がある。
むこととしたのは、電気ゴテを用いて型形状を簡
便に仕上げることができること及びこの低融点合
金5の上に硬質金属を再溶射することができるか
らである。 更に詳細に低融点合金が型修正に適する理由を
説明する。例えばセメント、サンドコア、樹脂等
の裏打ち材と同じ材料を型修正に用いると、コン
クリートの場合セメントによつて型の形状は簡単
に修正できるが、コンクリートの水分を完全に抜
こうとすればかなり長い時間を必要とするため、
一般にはコンクリートの養生が充分でないことが
多く、金属の溶射時にコンクリート中の水分が蒸
発して溶射層とコンクリートとの間に塞じ込めら
れ、その部分の溶射層が盛り上がつてしまう。ま
た、樹脂、サンドコアの場合には、溶射時に樹脂
分が飛び出して前記水分と同じ不具合が発生する
他、サンドコアではその部分を硬く圧縮する必要
があり、型の形状を出すのが難しい。 これに対し低融点合金は、前述したように型の
形状修正を簡単に行なうことができ、しかも、低
融点合金自体がプレス型としての圧縮力に充分に
耐えることができる。更に、金属の溶射時にコン
クリート、サンドコア、樹脂等に溶射する場合の
ような不具合も発生しない。 第5図は、低融点合金5の上に硬質金属を溶射
して再溶射層6を形成した状態を示し、該再溶射
層6は、型修正がなされなかつた個所の溶射層1
と結合し、強固なプレス面となる。 以上述べたように、本発明に係るプレス型の修
正方法によれば、裏打ち材を取り除いた凹部に低
融点合金を再裏打ち材として鋳込んだ後、金属を
再溶射して型を修正するようにしたことにより、
裏打ち材、再裏打ち材としての低融点合金及び再
溶射層が強固に一体化して修正作業を簡便に行な
うことができるという効果がある。
第1図は、溶射によるプレス型の断面図、第2
図から第5図では、本発明に係るプレス型の修正
方法を順次に示し、第2図は、修正前の部分断面
図、第3図は、修正を要する個所を掘り込んだ部
分断面図、第4図は、低融点合金を鋳込んだ部分
断面図、第5図は、再溶射を行ない、型を修正し
終えた状態の部分断面図である。 1……溶射層、2……裏打ち材、3……凹部、
4……アンカー部、5……低融点合金、6……再
溶射層。
図から第5図では、本発明に係るプレス型の修正
方法を順次に示し、第2図は、修正前の部分断面
図、第3図は、修正を要する個所を掘り込んだ部
分断面図、第4図は、低融点合金を鋳込んだ部分
断面図、第5図は、再溶射を行ない、型を修正し
終えた状態の部分断面図である。 1……溶射層、2……裏打ち材、3……凹部、
4……アンカー部、5……低融点合金、6……再
溶射層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属の溶射層を裏打ち材によつて裏打ちして
成るプレス型の修正方法において、修正を要する
個所の溶射層を取り除き、更に裏打ち材を所要の
深さまで取り除いて凹部を形成し、当該凹部に低
融点合金を鋳込んで再裏打ちし、この再裏打ち材
の表面形状を溶射層の厚みに相当する分を差し引
いて形成し、その後当該再裏打ち材の表面に溶射
層を再形成して仕上げることを特徴とするプレス
型の修正方法。 2 凹部に抜け止め用のアンカー部を形成してお
くことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
プレス型の修正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6522081A JPS57181756A (en) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | Correcting method for press die |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6522081A JPS57181756A (en) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | Correcting method for press die |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57181756A JPS57181756A (en) | 1982-11-09 |
JPS6323875B2 true JPS6323875B2 (ja) | 1988-05-18 |
Family
ID=13280608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6522081A Granted JPS57181756A (en) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | Correcting method for press die |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57181756A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105195713A (zh) * | 2015-10-10 | 2015-12-30 | 高殿奎 | 液态包覆固态铸接轧辊、模具、锤头的方法 |
-
1981
- 1981-05-01 JP JP6522081A patent/JPS57181756A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57181756A (en) | 1982-11-09 |
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