JPS5834208B2 - 絞り金型におけるポンチ及びダイスの製造方法 - Google Patents
絞り金型におけるポンチ及びダイスの製造方法Info
- Publication number
- JPS5834208B2 JPS5834208B2 JP54132200A JP13220079A JPS5834208B2 JP S5834208 B2 JPS5834208 B2 JP S5834208B2 JP 54132200 A JP54132200 A JP 54132200A JP 13220079 A JP13220079 A JP 13220079A JP S5834208 B2 JPS5834208 B2 JP S5834208B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- punch
- dies
- punches
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はステンレス鋼板その他の比較的硬い素材板を絞
り加工する金型のポンチ及びダイスの製造方法に関する
ものである。
り加工する金型のポンチ及びダイスの製造方法に関する
ものである。
絞り加工用のポンチとダイスのギャップは、被加工材の
板厚ｔの１．０５〜１．３０ｔにする必要がある。
板厚ｔの１．０５〜１．３０ｔにする必要がある。
そのためには、ポンチとダイスの対応型面を、試し打ち
しながら手作業で研削して調整しなければならない。
しながら手作業で研削して調整しなければならない。
ところがステンレス鋼板等を絞る大量生産用のポンチ及
びダイスは、その材料として工具鋼特に５ＫＤ１１・５
ＫＤＩ２等の冷間金型用合金工具鋼を用いるため、その
ポンチ及びダイスの型面の調整に多大の時間と労力を必
要としている。
びダイスは、その材料として工具鋼特に５ＫＤ１１・５
ＫＤＩ２等の冷間金型用合金工具鋼を用いるため、その
ポンチ及びダイスの型面の調整に多大の時間と労力を必
要としている。
そこで上記の時間と労力の無駄を省くため、先ず石こう
でポンチとダイスの各モデルを作り、それらの石こうモ
デルを倣い型として、炭素鋼鋳鋼品・炭素鋼・鋳鉄品等
の型面調整のための肉盛り及び研削が割合に容易な材料
でポンチ及びダイスを作る。
でポンチとダイスの各モデルを作り、それらの石こうモ
デルを倣い型として、炭素鋼鋳鋼品・炭素鋼・鋳鉄品等
の型面調整のための肉盛り及び研削が割合に容易な材料
でポンチ及びダイスを作る。
そして上記のポンチ及びダイスで試し打ちし、型面を検
査して更に調整した後、それらのポンチ及びダイスを更
に倣い型として用いて、工具鋼のポンチ及びダイスを研
削製作することが行われている。
査して更に調整した後、それらのポンチ及びダイスを更
に倣い型として用いて、工具鋼のポンチ及びダイスを研
削製作することが行われている。
しかし型面の調整は容易になるけれども、工程が増える
ので労力と時間が軽減したことにはなっていない。
ので労力と時間が軽減したことにはなっていない。
本発明は以上の問題点を解決したポンチ及びダイスの製
造方法を提供するもので、以下第１図を参照しながら工
程順に説明する。
造方法を提供するもので、以下第１図を参照しながら工
程順に説明する。
（４）先ず石こうで、精密個所の造型を省略したポンチ
とダイスのモデルト２を作る。
とダイスのモデルト２を作る。
（Ｂ） 次にそれらの石こうモデルト２を倣い型とし
て工具鋼、例えば５ＫＤ１１・５ＫＤ１２等の合金工具
鋼々材を研削してポンチ３及びダイス４を作る。
て工具鋼、例えば５ＫＤ１１・５ＫＤ１２等の合金工具
鋼々材を研削してポンチ３及びダイス４を作る。
（Ｃ） ポンチ３及びダイス４の上記省略された精密
個所３１・４１．即ち特に型面の調整を必要とする部分
に、それより稍広目のくぼみ３２・４２を対向して設け
る。
個所３１・４１．即ち特に型面の調整を必要とする部分
に、それより稍広目のくぼみ３２・４２を対向して設け
る。
各くぼみ３２・４２の底に、後述の充填鋼材固着用ボル
ト孔３３・４３を設ける。
ト孔３３・４３を設ける。
同時にポンチ３にキツカピン孔５、ダイス４にストリッ
パビン孔６を開ける。
パビン孔６を開ける。
（Ｏ前工程で形成したくぼみ３２・４２に溶接性の良い
鋼材ｒ・８例えば板材のせん断打抜き用型材をそれぞれ
充填し、ボルト９・１０で固着する。
鋼材ｒ・８例えば板材のせん断打抜き用型材をそれぞれ
充填し、ボルト９・１０で固着する。
（鱒 上記各充填鋼材ｒ・８の端面に設けた凹部ｒ１・
８１にそれぞれ炭素鋼１１・１２を溶接により肉盛りす
る。
８１にそれぞれ炭素鋼１１・１２を溶接により肉盛りす
る。
（Ｄ そしてそれらの肉盛り部分１１・１２を所要の対
応型に研削し、試し打ちして十分精密に仕上げ、検査の
後、該肉盛り部分１１・１２を火炎焼入れにより硬度を
高める。
応型に研削し、試し打ちして十分精密に仕上げ、検査の
後、該肉盛り部分１１・１２を火炎焼入れにより硬度を
高める。
第２図は上記精密型部の加工状態における拡大縦断面図
で、Ｗは被加工材である。
で、Ｗは被加工材である。
以上のようにして作られたポンチ３及びダイス４は、第
３図のようにポンチホルダ１３・ダイホルダ１４にそれ
ぞれ取付けられる。
３図のようにポンチホルダ１３・ダイホルダ１４にそれ
ぞれ取付けられる。
１５はキッカピン、１６はストリッパピンである。
第４図は下型即ちポンチ３の平面図を示したものである
。
。
本発明のポンチ及びダイス製造方法は、従来のように石
こうモデルから一度研削加工し易い鋼材で仮のポンチと
ダイスを作り、それらを倣いモデルとして木型即ち工具
鋼のポンチとダイスを研削するのに比べて、石こうモデ
ルト２から直接本型としてのポンチ３とダイス４を作る
から、倣いモデルの製作工数が減り、工具鋼を直接研削
するも型面の精密個所は省略しであるので研削は容易で
ある。
こうモデルから一度研削加工し易い鋼材で仮のポンチと
ダイスを作り、それらを倣いモデルとして木型即ち工具
鋼のポンチとダイスを研削するのに比べて、石こうモデ
ルト２から直接本型としてのポンチ３とダイス４を作る
から、倣いモデルの製作工数が減り、工具鋼を直接研削
するも型面の精密個所は省略しであるので研削は容易で
ある。
そして上記省略個所に炭素鋼１１・１２を溶接肉盛りし
て型面を調整するようにしたから、研削し易くて型面の
精密調整が容易であり、仕上げ後火炎焼入れして硬度を
上げることにより、大量生産に十分耐えるポン゛チ・ダ
イスを得ることができる。
て型面を調整するようにしたから、研削し易くて型面の
精密調整が容易であり、仕上げ後火炎焼入れして硬度を
上げることにより、大量生産に十分耐えるポン゛チ・ダ
イスを得ることができる。
上記肉盛り炭素鋼１１・１２は、工具鋼の本体部分３・
４に対し、それぞれ良溶接性の鋼材１・６を介して溶接
したから、剥離脱落のおそれがなく、又溶接の熱で周囲
の本体部分に割れを生じるおそれもないもので、絞り金
型におけるポンチ及びダイスの製造方法として効果があ
る。
４に対し、それぞれ良溶接性の鋼材１・６を介して溶接
したから、剥離脱落のおそれがなく、又溶接の熱で周囲
の本体部分に割れを生じるおそれもないもので、絞り金
型におけるポンチ及びダイスの製造方法として効果があ
る。
第１図シま本発明方法の工程を説明する縦断正面図、第
２図は要部の拡大縦断面図、第３図は絞り金型の縦断正
面図、第４図は下型の平面図。 １はポンチの石こうモデル、２はダイスの石こうモデル
、３はポンチ、４はダイス、３１・４１は省略個所、３
２・４２はくぼみ、ｌ、８は良溶接性の充填鋼材、１１
・１２は肉盛り炭素鋼。
２図は要部の拡大縦断面図、第３図は絞り金型の縦断正
面図、第４図は下型の平面図。 １はポンチの石こうモデル、２はダイスの石こうモデル
、３はポンチ、４はダイス、３１・４１は省略個所、３
２・４２はくぼみ、ｌ、８は良溶接性の充填鋼材、１１
・１２は肉盛り炭素鋼。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 精密個所の造型を省略したポンチとダイスの石こう
モデルを作り、それらの石こうモデルを倣い型としてポ
ンチ及びダイスを工具鋼で作り、ポンチ及びダイスの型
面の上記省略された精密個所に、それより広目のくぼみ
を対向して設け、それらのくぼみに良溶接性の鋼材を充
填固着し、上記各充填鋼材の上に炭素鋼を溶接で肉盛り
し、その肉盛り部分を所要の対応型に研削仕上げして火
炎焼入れする ことを特徴とする絞り金型におけるポンチ及びダイスの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54132200A JPS5834208B2 (ja) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | 絞り金型におけるポンチ及びダイスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54132200A JPS5834208B2 (ja) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | 絞り金型におけるポンチ及びダイスの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5656731A JPS5656731A (en) | 1981-05-18 |
| JPS5834208B2 true JPS5834208B2 (ja) | 1983-07-25 |
Family
ID=15075727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54132200A Expired JPS5834208B2 (ja) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | 絞り金型におけるポンチ及びダイスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834208B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6191805U (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-14 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5637912B2 (ja) * | 2011-03-25 | 2014-12-10 | 新日鐵住金株式会社 | 段付鋼管用カリバーロールおよび段付鋼管用カリバーロールの製造方法 |
| WO2012160703A1 (ja) * | 2011-05-26 | 2012-11-29 | トヨタ自動車株式会社 | ホットプレス用金型 |
| CN104607563A (zh) * | 2015-01-16 | 2015-05-13 | 重庆平伟汽车模具股份有限公司 | 一种提升汽车模具板料定位精度的定位机构 |
-
1979
- 1979-10-13 JP JP54132200A patent/JPS5834208B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6191805U (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5656731A (en) | 1981-05-18 |
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