JPS63238556A - 超音波診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、座標変換回路、特にセクタ走査またはラジ
アル走査により得られる超音波画像をフレームメモリに
記憶するための座標変換回路に関する。

［従来の技術］ 超音波画像装置は超音波セクタ走査により得られる画像
信号をディジタルスキャンコンバータによりテレビジョ
ン信号に変換され、断層像をモニタに表示するように構
成されている。超音波画像信号をディジタルスキャンコ
ンバータによりテレビジョン信号に変換する場合、セク
タ走査信号が座標変換回路により座標変換される。この
座標変換回路はセクタ走査線に対応して設定された多数
の座標データを記憶したＲＯＭにより構成されている。

このＲＯＭは走査角度の情報及びサンプリング位置情報
によりアドレス指定され、各走査線のサンプリング点に
対応する座標データを出力する。

［発明が解決しようとする問題点コ 従来の座標変換回路によると、走査領域の全てに対応す
る座標データが準備され、ＲＯＭに記憶しておく必要が
ある。このために、フレームメモリの容量が増加すると
、座標データも増加し、座標変換回路の規模が大きくな
り、コスト高になる。

従って、この発明の目的は８二の少ない座標データメモ
リを用いて多くの座標データを出力できる座標変換回路
を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ この発明によると、超音波画像を記憶するフレームメモ
リと、前記フレームメモリにおける前記超音波画像の原
点座標に対応する原点座標データを出力する原点座標出
力手段と、前記超音波画像の走査線を第１座標データに
変換する座標変換手段と、前記座標変換手段の第１座標
データと前記原点座標出力手段の原点座標データとから
前記第１座標データとは相対位置にある第２座標データ
を少なくとも算出する手段とにより構成される超音波画
像装置の座標変換回路が提供される。

［作用コ 座標データ手段は超音波画像の一部領域の走査線に対応
する座標データを記憶し、この座標データと原点座標デ
ータとから一部領域とは相対位置の画像領域の座標デー
タが算出される。即ち、座標データ手段に記憶された座
標データから他の座標データが算出されるので、座標デ
ータ手段の記憶容置が少なくとも多くの座標データがｉ
！＋られる。

［実施例コ 第１図において、表示装置（ＣＲＴ）１はディジタルス
キャンコンバータに設けられるフレームメモリ２から読
出される画像データを画像として表示する。フレームメ
モリ２には補正演算器３及びアドレス演算器４が接続さ
れる。補正演算器３は補間データを演算するために設け
られ、アトｌメス演算器４はフレームメモリ２に画像デ
ータを書込むためのアドレスを算出するために設けられ
る。

バッファメモリ５及び６は超音波走査により得られるエ
コーデータを１走査ライン毎に交互に記憶し、記憶した
エコーデータを補正演算器３に読出す。この補正演算′
ｒｔ３は補間データを算出するための補正データを座標
変換用ＲＯＭ　７から受けるためにＲＯＭ７に接続され
る。ＲＯＭ７はバッファメモリ５，６に接続され、補間
のための２本の走査線間のデータを指定するためのアド
レスをバッファメモリ５，６に出力する。

座標変換用ＲＯＭ７の座標データ出力は原点座標設定部
９の出力と共に演算器４に接続される。

原点座標設定部９はセクタスキャン（セクタ走査）また
はラジアルスキャン（ラジアル走査）の原点を表わす原
点座標データを出力する。座標変換用ＲＯＭ７の入力部
には、走査線設定部８及びカウンタ１１の出力が接続さ
れる。カウンタ１１かクロック発振器ｌＯの出力を受け
て各走査線におけるサンプリングポジション、即ち書込
みアドレスに対応するシリアル番号データを出力する。

走査線設定部８は補正演算器３及び演算器４に接続され
、走査領域を表わす信号を出力する。

次に、上記座標変換回路の動作を説明する。第１図には
示されていないが、超音波を送受信する超音波トランス
ジューサがドライバ回路からの駆動パルスにより駆動さ
れることにより、超音波ビームにより被検体が第２図に
示すように超音波ビームによりセクタ走査される。この
セクタ走査によりトランスジューサからはエコー信号が
出力される。このエコー信号が周知の方法により信号処
理され、１ライン毎、交互にディジタル画像データとし
てバッファメモリ５及び６に記憶される。

座標変換用ＲＯＭ７は走査線設定部８からの各走査線に
対応する走査角度情報及びカウンタ１１からのシリアル
番号を受けると、ＲＯＭ　７は角度情報とシリアル番号
とによりアドレス指定される。

ＲＯＭ７は、例えば走査領域Ｉにおける複数の走査ライ
ンに対応する座標データを記憶しており、角度情報とシ
リアル番号とにより決まるアドレスによりアドレス指定
されることにより座標データが読出される。ＲＯＭ７か
ら、例えばサンプリング点Ａに対応する座標データ（Ｘ
、Ｙ）が演算器４に入力されると、この座標データ（ｘ
、ｙ）と原点座標設定部９の原点座を票（ｘｏ、ｙｏ）
と領域指定信号とにより、フレームメモリ２に対する書
込みアドレス（Ｘよ、ｙ□）が算出される。

セクタ走査パターンの原点座標（Ｘｏ、Ｙｏ）とサンプ
リング点座標（ｘ、ｙ）とからフレームメモリ２におけ
る走査領域Ｉの座標（ｘｌ、Ｙｌ）は下式により表わさ
れる。

Ｘ　１　ロ　ＸＯＸ ’１１＝”１０　　＋ｙ 走査領域Ｉとは相対する位置にある走査領域Ｈに対する
座標は次式により表わされる。

Ｘｌ−’１０　　　　Ｘ Ｙ２−Ｙｏ　十Ｙ 即ち、走査領域ＩまたはＨのいずれかのサンプリング点
座１ｉ（ｘ、ｙ）がＲＯＭ７に記憶されていれば、相対
位置にある走査領域■またはＩの座標を求めることがで
きる。即ち、ＲＯＭ７はセクタ走査領域の半分の座標デ
ータを記憶するだけで、セクタ走査領域の全領域に対応
するフレームメモリ領域をアドレス指定できる。

実施例では、領域Ｉにおける座標データがＲＯＭ７に記
憶されているので、領域Ｉを走査しているときにはＲＯ
Ｍ７から読出された座標データ（ｘ、ｙ）からフレーム
メモリの座標（Ｘ、。

ｙ□）が求められ、この座標（Ｘよ、ｙ□）をアドレス
としてフレームメンモリ２が指定され、この座標アドレ
スにエコーデータが記憶される。この場合、エコーデー
タは補正演算器３を介してバッファメモリ５または６か
ら入力される。即ち、座標（ｘ＋＋　　ｙ＋）を通過す
る走査ラインに対応するエコーデータが記憶されたバッ
ファメモリ５または６がデータ読出しモードにされ、読
出されたエコーデータが補正演算器３を介してフレーム
メモリ２に記憶される。

領域１から領域■へ走査が移ると、ＲＯＭ　７に記憶さ
れた領域Ｉに対応する座標データに基づき領域Ｈの座標
が求められる。例えば座標（Ｘｌ。

ｙ□）と相対位置にある座標（ｘ２．ｙ２）を求める場
合には、座標（Ｘ□、ｙｌ）に対応する座標（ｘ、ｙ）
がＲＯＭ７から読出され、ｘ２−ＸＱ　−Ｘ及びｙ２−
ｙｏ　＋Ｙの式から座標（Ｘｌ。

ｙ２）が求められる。この座標（ｘ２．ｙ２）に対応す
るアドレスによりフレームメモリ２が指定され、サンプ
リング点Ｂのエコーデータが同アドレスに記憶される。

超音波ビームによる走査により得られる走査ラインの数
では、解像度が限定されるので、補間処理が行われる。

この補間処理においては、エコーデータの捕間は補正演
算器３により行われ、捕間アドレスはＲＯＭ７から出力
される。補間アドレスによりバッファメモリ５及び６が
指定されると、バッファメモリ５及び６から捕間アドレ
スに近似する２本の走査ラインに対応するエコーデータ
が読出され、補正演算器３に人力される。補正演算器３
には補正データが人力されており、この補正データと２
本の走査線に対応するエコーデータから捕間データが算
出される。尚、補正データ番よ２本の走査線の間におけ
る補間データの位置的割合いを表わす。即ち、画定査線
から補間データまでの距離の比率、例えば２：１または
３：１の比率を表わす。この比率により２本の走査線の
対応するエコーデータが補間データに影響する割合０力
（決定され、補間データが算出される。このようにして
求められた補間データは演算器４から出力される捕間ア
ドレスにより指定されるメモリ位置（こ記憶される。

」−記のようにしてエコーデータ及び補間データが順次
フレームメモリ２に記憶され、フレームメモリ２に完全
なセクタ走査画像が記憶されると、フレームメモリ２か
ら水平方向に記憶されたデータが読出され、信号処理さ
れ、テレビジョン信号としてモニタ１に入力され、断層
像として表示される。

上記実施例では、セクタスキャンとして説明したが、こ
の発明はラジアルスキャンにも適用できる。この場合、
第３図に示すように走査領域は座標（Ｘｏ、）’ｏ）を
原点とする４つの領域■、■、■、■に分割される。こ
れら領域の１つの座標データがＲＯＭ７に記憶され、他
の領域の座標データは演算器４により算出される。尚、
各領域の座・積計算は下式により求めることができる。

領域（１）　　　　　ｘｌ−ｘｏ−ｘ ！／ｌ　−”１０　＋Ｙ 領域（ＩＩ）　　　　Ｘｌ　＝ＸＯ十Ｘ’１２　”’Ｙ
ｏ　＋！ｌ’ 領域（ｍ）　　　　　ｘ３−ｘｏ＋ｘ ｙ　３　　”　Ｙａ　　　　　３／ 領域（ＩＶ）　　　　Ｘ４　＝ＸＯ−ＸＹ　　４−Ｙｕ
　　　　　’！ 上記セクタスキャン及びラジアルスキャン以外にこの発
明はコンベックススキャンにも適用できる。

［発明の効果コ この発明により、座標変換用メモリの記憶容量は少なく
とも、所望の数の座標データを得ることができ、安価で
小型のデジタルスキャンコンバータか提供できる。また
、°原点座標を変更することにより表示位置を簡単に移
動できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に従った超音波画像装置の
座標変換回路の回路図、第２図はセクタ走査を示す図、
そして第３図はラジアル走査を示す図である。 １・・・ＣＲＴ、２・・・フレームメモリ、３・・・補
正演算器、４・・・演算器、５．６・・・バッファメモ
リ、７・・・座標変換用ＲＯＭ、８・・・走査線設定部
、９・・・原点座標設定部、１０・・・クロック発振器
、１１・・・カウンタ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 超音波画像を記憶するメモリと、前記メモリにおける前
   記超音波画像の原点座標に対応する原点座標データを出
   力する原点座標出力手段と、前記超音波画像の一部領域
   の走査線に対応する第１座標データを出力する座標デー
   タ手段と、前記座標データ手段の第１座標データと前記
   原点座標出力手段の原点座標データとから前記第１座標
   データとは相対位置にある第２座標データを少なくとも
   算出する手段とにより構成される超音波画像装置の座標
   変換回路。