JPS63238104A - 光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物

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JPS63238104A
JPS63238104A JP7235087A JP7235087A JPS63238104A JP S63238104 A JPS63238104 A JP S63238104A JP 7235087 A JP7235087 A JP 7235087A JP 7235087 A JP7235087 A JP 7235087A JP S63238104 A JPS63238104 A JP S63238104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polybutadiene
resin composition
resin
coupling agent
photo
Prior art date
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Pending
Application number
JP7235087A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamanaka
浩史 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、電子部品等の封止に用いられる光硬化性樹脂
組成物に関するものである。
[背景技術] プリント配線板など混成集積回路等の電子部品を樹脂封
止するにあたって、従来がらエポキシアクリレート系や
ポリエステルアクリレート系の光硬化性樹脂を用いるこ
とがなされているが、これらの光硬化性樹脂は収縮が太
き(生じてクラックが発生し易く、このクラックから湿
気が内部に浸入することになって封止の効果を十分に得
ることができない場合がある。
そこで本発明者等によって、ポリブタノエン系の光硬化
性樹脂を用いることが検討されている。
ポリブタジェン系樹脂は可撓性を有するために寸法伸縮
に基づいてクラックが発生するようなことを防ぐことが
できるのである。しかしこのポリブタジェン系の光硬化
性樹脂は電子部品の金属やセラミック等に対する密着性
が悪く、特に高温高温時に密着性が低下し、電子部品と
封止樹脂との界面に湿気が浸透し易いという問題がある
[発明の目的1 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、金属
やセラミック等との密着性に優れたポリブタノエン系の
光硬化性樹脂組成物を提供することを目的とするもので
ある。
[発明の開示] しかして本発明に係る光硬化性樹脂組成物は、光硬化性
のポリブタノエン系樹脂と、反応性化合物と、光重合開
始剤と、分子中に少なくとも1個のビニル基を有するシ
ラン系カップリング剤から成ることを特徴とするもので
あり、以下本発明の詳細な説明する。
光硬化性のポリブタジェン系樹脂としては、重合性不飽
和基を有してラジカル重合が可能なものが用いられるも
のであり、分子末端が7クリロイル基又はメタクリロイ
ル基の1,2−又は1,4−ポリブタノエン樹脂を用い
ることができる。またこのポリブタジェン系樹脂として
は分子量が500〜10000のものを用いるのがよい
0分子量が500未満であると封止樹脂の機械的特性が
劣る傾向が生じる問題があり、また分子量が10000
を超えると本発明に係る光硬化性す(脂組成物の粘度が
高(なって成形性や作業性に問題が発生する傾向が生じ
る。このようなポリブタジェン系樹脂としては、日本曹
達株式会社製からTE−500(分子量500)、TE
−1000(分子量1000)、TE−2000(分子
量2000)、T E−5000(分子量5000)、
TE−10000(分子[10000)として市販され
ているものを用いることができる。
また、反応性化合物としては、上記ポリブタノエン系樹
脂にラジカル重合することがでさる反応性モノマーやオ
リゴマーを用いることができる。
反応性モノマーとしては、末端に反応性の二重結合を有
してポリブタジェン系樹脂にラジカル重合することがで
きる単官能や多官能のものが使用されるものであり、2
−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、ベンノルメタアクリレート、ラウリ
ルメタアクリレート、エチレングリコールメタアクリi
’−)、1t3−ブチレングリコールジメタアクリレー
ト、テトラヒドロフル7リルアクーリレート、N−ビニ
ル−2−ピロリドン、7エ/キシエチルアクリレート、
ネオベンチルグリコールジアクリレー)、1.6−ヘキ
サンシオールノアクリレート、シクロヘキシルアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、フ
ェノキシポリエチレングリフール7クリレート、ジシク
ロペンテニルオキシエチルアクリレート等を一種単独も
しくは二種以上を併用して用いることができる。この場
合、単官能のモノマーのみ、単官能のモノマーと多官能
のモノマーの併用、多官能のモノマーのみの組み合わせ
で用いることもできる。またオリゴマーとしてはラジカ
ル重合が可能なエポキシ7クリレート、ポリエステルア
クリレート、ウレタン7クリレート、ポリブタジェン7
クリレート等を一種単独もしくは二種以上を併用して用
いることができる。
もちろん反応性モノマーとオリゴマーとを併用すること
もでさる。
光重合開始剤としては、光照射によって分解してラジカ
ルを生成するものが使用されるものであり、ベンノル、
ベンゾインインブチルエーテル、ベンゾインイソプロピ
lレエーテlし、ベンゾイン−n−ブチルエーテル 2−クエトキシアセト7工/ン、2,2−ジブトキシア
セトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン、p−インプロピル−α−ヒドロキシ−イソ
ブチル7エ/ン、α−ヒドロキシ−イソブチル7エ/ン
、1−ヒドロキシ−シクロへキシルフェニルケトン、2
−メチルチオキサントン等を用いることができる.これ
ら光重合開始剤と共に増感剤を併用することもできる。
増感剤としてはジーn−ブチルアミン、n−プ千ル7ミ
ン、トリエチルアミン、トリエチレンテトラミンなどを
用いることができる。
さらに、シラン系カップリング剤としては、分子内に少
なくとも1個のビニル基を有するものを使用するもので
あり、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−
メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリットキシシラン
、とニルトリアセトキシシラン、テトラビニルシラン、
フェニルビニルメトキシシラン、フェニルジメチルビニ
ルシラン、ノビニルツメチルシラン等を用いることがで
き、市販品としては例えば信越化学株式会社製のKBC
−1003やKBE−1003などを用いることができ
る。
しかして上記ポリブタジェン系樹脂、反応性化合物、シ
ラン系カップリング剤、光重合開始剤及び必要に応じて
増感剤を配合して混合することによって光硬化性樹脂組
成物を調製することができるが、このときさらに必要に
応じて充填材(フィラー)や熱重合開始剤、消泡剤、界
面活性剤、さらにチクソトロピー剤、アニチモン類やブ
ロム化合物等の難燃剤、顔料や染料等の着色剤などを配
合することもできる。ここで、充填材としては酸化アル
ミニウム類、酸化ケイ素類、炭酸カルシウム、酸化マグ
ネシウム類などを、熱重合開始剤としてはパーオキサイ
ドなどをそれぞれ用いることができる。また配合量は、
ポリブタノエンjv+樹脂100重量部に対して反応性
化合物を20〜23O重量部の範囲に設定するのが一般
的である。また、反応性化合物100重量部に対してシ
ラン系カップリング剤を0.1〜5重量部、光重合開始
剤を0.05重量部〜5重量部の範囲に設定するのがよ
い。
しかして上記のようにして調製される光硬化性樹脂組成
物は液状であって、塗布や注型などによって電子部品等
の封止に供することができ、この光硬化性樹脂組成物は
電子部品等の表面に直接塗布したり注型したりした状態
で紫外線などの光を照射することによって、数秒程度の
極めて短時間に硬化させることかで訃る。そして、本発
明に係る光硬化性樹脂組成物はポリブタジェン系8f脂
をベースレノンとするものであって、適度な可撓性を有
するものであり、従って封止樹脂と封止される電子部品
等との開に伸縮など寸法変化の差異等があっても、この
差異はポリブタノエン系樹脂の可撓性によって吸収され
、封止樹脂にクラγりなどが発生することを防止するこ
とができる。しかも本発明に係る光硬化性樹脂組成物に
配合したシラン系カップリング剤によって封止樹脂と電
子部品の金属やセラミック等との間の密着性を向上させ
ることができ、高温高湿時などにおいても密着性が低下
することを防ぐことができる。
次に本発明を実施例によって具体的に説明する。
及1鰺 ポリブタジェン系樹脂としてアクリル変性ポリブタジェ
ン樹脂(日本曹辻株式会社製T E−2000)を10
0重量部、反応性モノマーとして7エ7キシポリエチレ
ングリコールアクリレート(新中村化字株式会社製AM
P−60G)を70重量部とジシクロペンテニルオキシ
エチルアクリレート(日立化成株式会社製FA−512
A)を30重量部、光硬化開始剤としてa−ヒドロキシ
−イソブチルフェノン(メルク社製グロキュア1173
)を4重量部、シラン系カップリング剤としてビニルト
リス(β−メトキシエトキシ)シラン(信越化学株式会
社製KBC−1003)を4重量部それぞれ配合するこ
とによって、封止樹脂組成物としての光硬化性樹脂組成
物を調製した。
ルJU1 シラン系カップリング剤を配合しない他は、実施例と同
様にして封止樹脂組成物としての光硬化性樹脂組成物を
調製した。
上記実施例及び比較例の封止樹脂組成物を、銀ペースト
によって0 、5 ll1mピッチのくし形に印刷され
たアルミナセラミック(ALO*)パターンに、約0.
8〜1.Oa+mの厚みで塗布し、モして2KWメタル
ハライドランプを使用した紫外線照射機にて約2000
mJ/am”、ランプ高?!−15cmの条件で照射す
ることによって光硬化させた。このように樹脂封止した
ものに直流電流を100■の電圧で印加し、もれ電流を
初期値として測定した。またこの樹脂封止したものを2
気圧、121℃、50時間のPCT(プレッシャークツ
カーテスト)にかけ、室温において12時間放置した後
、同様にしてもれ電流を測定した。結果を次表に示す6
表の結果、比較例のものでは′高温高湿を作用させなP
CT後においてはもれ電流が大きく増加しでおり、封止
樹脂のffi着性が低下して湿気が浸入していると考え
られるのに対して、シラン系カッ     3プリング
剤を配合した実施例のものではもれ電流の増加を抑える
ことができ、密着性が低下することを防ぐことができる
ことが確認される。
[発明の効果] 上述のように本発明に係る光硬化性樹脂組成物は、光硬
化性のポリブタノエン系樹脂と、反応性化合物と、光重
合開始剤と、分子中lこ少なくとも1個のビニル基を有
するシラン系カップリング剤から成るものであり、シラ
ン系カップリング剤によって封止樹脂と電子部品の金属
やセラミック等との間の密着性を向上させることができ
、高温高湿時などにおいても密着性が低下することを防
ぐことがでさるものである。
手続補正書(自発) 昭和62年7月10日 昭和62年特許願第72350号 2、発明の名称 光硬化性樹脂組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048@地名称(58
3)松下電工株式会社 代表者  藤 井 貞 夫 4、代理人 郵便番号 530 ヱ 5、補正命令の日付 自  発 6、補正により増加する発明の数 なし7、補正の対象 び) 明細書 8、補正の内容

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光硬化性のポリブタジエン系樹脂と、反応性化合
    物と、光重合開始剤と、分子中に少なくとも1個のビニ
    ル基を有するシラン系カップリング剤から成ることを特
    徴とする光硬化性樹脂組成物。
  2. (2)ポリブタジエン系樹脂は分子量が500〜100
    00であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の光硬化性樹脂組成物。
  3. (3)反応性化合物100重量部に対してシラン系カッ
    プリング剤が0.1〜5重量部、光重合開始剤が0.0
    5重量部〜5重量部配合されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の光硬化性樹脂組成
    物。
JP7235087A 1987-03-26 1987-03-26 光硬化性樹脂組成物 Pending JPS63238104A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0280413A (ja) * 1988-09-16 1990-03-20 Hitachi Chem Co Ltd 防湿絶縁塗料
JPH03122102A (ja) * 1989-10-06 1991-05-24 Toagosei Chem Ind Co Ltd 光重合触媒組成物
WO2011046120A1 (ja) * 2009-10-14 2011-04-21 電気化学工業株式会社 樹脂組成物及び接着剤

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