JPS63236883A - 三層水平車輪の釣車装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、可動同仕切りの壁ベネＡ（以下パネルとす
る）を、走行レールに釣設し、移動させる釣車装置の技
術に係り、釣車は、水平車輪を上下ド複数ケ用いるもの
に係り、走行レ−ルは、車輪底を内方へ向は断面三角形
状に傾斜させたものに係る。

背景技術 従来、パネルの釣設、移動走行には、縦断面下方開口の
コ字形をなすレール利の両開放先端部を、内方へ直角に
、先方中央に摺動溝を余して突出させて車輪底とした走
行レールを、天井方面に敷設し、荷車の車輪のように垂
直方向に回転する釣車の車輪を車輪底上に載せ、釣軸を
摺動溝間に車台から垂ね下げて釣車を走行レール内に設
置し、釣軸にパネルの上端面を連結する垂直車輪の釣車
装置と、 前記釣軸に直接水平車輪をとりつけ、これとバネＡを連
結する水平車輪の釣車装置とがあり、この場合、走行レ
ールの車輪、底は、前記のように内方へ、断面三角形状
に傾斜するものを用いる０ 前者の例として、特公昭５０−２０４９６号４、特公昭
６０−７１１４号、特公昭６０−７１１６号等があり、
後者の例として特公昭５５−２４２８８号等がある。

本発明は、この後者の水平車輪の釣車装置に関わるもの
である。

総じて、これら（本発明も含めて）釣車装置には、次の
ような要請がある。　即ち、安定した移動走行が得られ
ること、及び方向変換が容易になされることである。　
方向変換は、間仕切りを新しく造出したり、又こわを解
消したりするために、パネルを移動させるに必要である
従来の、水平車輪の釣車装置においては、先ず走行レー
ル方向への直進行において、釣車のバランスがとり難い
ことが欠点として挙げられる。　即ち、水平車輪の下面
部の一点を、前記三角形状の傾斜車輪底で支え、回転さ
せるのであるが、左右へ揺動し易く、支承が偏ったり、
走行に蛇行を伴ったりする。パネルの重量が重く、パネ
ル丈の高いものにおいては、水平車輪に加わる力が大き
いので、バランスを失して、走行レール内で衝突を起し
易い。

又、前記の考案例のように、ラジアル玉軸受を水平車輪
に用いたものＧｉ重量゛パネルに対−して弱く、安定性
に乏しい。

そして何よりの問題点は、走行レールの交差点において
、釣車が容易には進行しないということである。そｔ１
Ｇ！　、車輪底が左右相対して突出している四輪水平車
輪の釣車においても、又前記考案例のように車輪底が上
下に互い違いに対向して突出している二層水平車輪の釣
車においてでも同様である。、先ず水平車輪の釣車では
、走行レールの交差点における摺動溝の交差による車輪
底の切断状態且つ車輪底間隔の拡がりＣ対して、前記垂
直車輪の釣車のようには、摺動溝間（車輪を落すことも
なく、傾斜した車輪底面を下降することにより、対応が
なさね得る。このことは利点である。　しかし交差点で
下方へ僅かながら降りた釣車の水平車輪を、方向変換側
へ向けて今度は、上方へ僅かながら持ち上げるように押
し進めることは、難儀なことであり、水平車輪にとって
非常な無理を強うることになる。

殊に前記二層水平車輪の釣車においては、走行レールの
車輪底は上下互い違いに対向する突出となっており、交
差点部では一隅（三叉交差）乃至二層（四交差）におい
て、上下の車輪底の断絶が生ずる。　このため交差点で
の水平車輪が偏ったり、走行が乱れるという欠点があっ
た（図面第７図参照）。

本発明は、水平車輪の釣車装置におけるこわらの欠点を
解消して、前記要請に応えるものとしたものである。

発明の開示 本発明は、水平車輪の釣車装置において、釣車を上下三
層の同形又はは寸同形の水平車輪となし、上二テの水平
車輪を走行レーへの傾斜した上下互い違い対向の車輪底
上に載せて、回転進行させ、下−ケの水平車輪をこの場
合の低い重心による走行の安定保持に役立たせ、走行レ
ールには前記車輪底の下方に摺動溝を挾んで突出する支
承台を設け、走行レールの交差点部においては、支承台
上に固定される扁平な小部品の支承片を用意し、下−ケ
の水平車輪をこの支承左上に支えて釣車の上二ヶの水平
車輪を、前記車輪底から浮か肱下−ヶの水平車輪を支承
左上に面滑動又は回転させながら交差点を通過し、方向
変換等をさせるものである。

発明を実施するための最良の形態 本発明の詳細な親達するために、以下添付図面に従って
こわを説明する。

第１図は、本発明の実施例における、釣車１と走行レー
ル２を示す断面図である。　この図面における釣車１の
断点は、第２図によって示されている。

先ず釣車１を、第１図〜第３図によって説明をする。　
釣車口１、金属等硬質の素材よりなり、実施例の図面で
は複合スラスト玉軸受３の水平車輪４を三テ上下に層を
なし、間にスペーサー５を介し釣軸７に貫き通し、下−
ケの水平車輪４の下部で釣軸７をナツテ６で締め、水平
車輪４．４．４を回転自在に固定している。

水平車輪４に用いる玉軸受は、ラジア＾玉軸受でもよく
、又、スラスト玉軸受と垂直に交差させた本願出願人発
明の交差スラスト玉軸受でもよい。　玉軸受の上面には
、塵除は蓋８をとりつけるのが望ましい。

実施例の複合スラスト玉軸受３の水平車輪４（出願済）
を説明すると、複合スラスト玉軸受６は、外輪蓋９、回
転輪１０及びスラスト基１１とよりなる玉軸受であり、
ケーシングをなす上下の外輪蓋９．９の間に、こねより
相当大きい円径をなす回転輪ＩＯを、スラスト基１１、
Ｉ＋、、、をその上下に配して挾み、回転輪１０の外端
部を、ゴムや合成樹脂等の硬質素材の総輪１２で囲んだ
ものであり、図に見るように外ｉ［９，９ｔＪスペーサ
ー５及びナツト６により固定さね、回転輪１０が回転自
在となっている。　水平車輪４．４．４を貫き且つ前記
固定をする釣軸７は、丸棒体１３の一方の先端に平らな
円柱状の頭部Ｉ４を有する公知のもので、釣車１におい
て釣軸７の丸棒体１３は、水平車輪４の下方へ長く垂直
に突出状態となっている次に、第°１図及び第３図によ
り、走行レール２について述べる。　走行レー／＆２は
、金属等硬質の素材よりなり、縦断面下向き開口のコ字
形をなす横長側１５において、コ字形の両開放先端部を
内方へ直角に、先方中央に前記釣軸７の摺動する摺動溝
１６を余して突出させて、横長の支承−ｆ３１７．１７
とする。　更に、前記コ字形の左右辺部１８、＋８にお
いて、内方へ直角に、は寸前記支承台１７の突出の長さ
に、横長に且つ対向する上下互い違いに一双突出させて
、車輪＠１９、＋９とする。　車輪底１９の形状は、内
方へ向って傾斜する断面三角形状とする。　縦断面に見
られる走行レール・２の中空内部を、車輪さ中２０とす
るが、縦断面における車輪さや２０内に、前記釣車１の
上二ヶの水平車輪４．４は車輪底１９上に載り、下−テ
の水平車輪４＆ツ支承台１７より、後記支承片２１とり
つけの高さに浮いた状態で、釣車口おツソ前記走行し−
Ａの横巾−パイに収まるものとするＯ 走行レール２．２Ｇｊ互いに交差させて交差点を形＄：
ｊするが、その場合摺動溝を例えば直角交差状或はなだ
らかなり曲線状に結び、支承台１７．１７同士隣り合わ
せに連結する。車輪底１９は、第７図に見る↓うに、交
差点２２部の三叉交差においては一隅で隣り同士合わず
、交差点２２部の四交差においては二層部で隣り同士相
合わぬ状態となって、切断されている。

支承片２０ｊ１硬質の合成樹脂等の面の滑り易い素材で
なる扁平な板状の小部品であって、前記交差点２２部（
おける支承台１７上に、支承台の平面形状と合わせてと
りつけらねる。その形状は、第４図に示されるいる。　
第４図の（イ）は、第８図に見られるように、前記三叉
交差の直進側に用いられ、第４図の（ロ）（ｊ１各折４
曲り側に第５．６．８図のように用いられ、第６図の二
交差の場合には、その他に同図の（ハ）が用いられてい
る。　勿論、前記Ｒ，１１状曲線をなす等の支承台には
、その平面形状（合わせたものを用いる。　そしていず
わも、釣車１とりつけ時その水平車輪４の進行して来る
各方向に向けて、テーパー斜面２３を設けてなるもので
ある。

前記走行レール２．２の交差点２２部に番ｊ１この支承
片２１．２１□１．を、支承台１７上に前記各図面にお
けるように固定する。

第１図に見る縦断面図ばおいて、釣軸７を垂直に通る中
心１２４は、釣車１及び走行レール２を左右対称形に回
分する。

次に全図面、殊に第８図によって、本発明の用い方、及
び効果について述べる。　釣車１の走行レール２への組
込み状態目、第１図で示されており、交差点２２部での
各構成部品の関わりは、第３図で示されている。

先ず天井方向虹走行し−Ａ２．２０１．を、摺動溝Ｉ６
及び支承台１７部を下向きに開口させて、直角縦横に敷
設し、交差箇所では前記のように隣り合わせ同士を結ん
で、交差点２２．２２、、、を形成する。　第１図に見
るように、−の走行レール２の車輪さや２０内へ、釣車
１．１をもたらし、上二ヶの水平車輪４．４を夫々一方
の車輪底１９に載せ、回転輪１０（線輪１２）の下面端
部２５を支承させ、下−ケの水平車輪４は支承台１７．
１７上方に浮かせた状態にして、釣軸７．７を摺動溝１
６及び支承台Ｉ７部間より下方へ垂れ下げ、パ４／Ｌの
上端面前後部（図示せず）に釣軸７．７を回転自在に連
結して釣設する。

この状態において釣車口ｊ１第１図に見るように、走行
レール２の車輪さや２０内にＧ；Ｉ’？−バイに収容さ
れ、下の水平車輪４は支承台１７．１７上方にあってバ
ネＡの重量を負担せず、上二ヶの水平車輪４．４のバラ
ンサーとしての役目を果す。　走行シーＡ２方向ヘパ）
Ａを押し進める直進行において、釣車１１　目Ｊ１車輪
底１９上を一編をえかきながら上二ヶの水平車輪４．４
を回転させて進行する。

次にこの釣設バイＡを、走行レール２の交差点２２部へ
進めると、第３図Ｃ見らねるように、下の水平車輪４が
支承台１７上の支承片２１にそのテーパー斜面２３をた
どって進み、支承片２１に下面を面接触させて載り、上
二ヶの水平車輪４、ｊＨｊ交差点２２部における前記の
車輪（ｉ！１９の傾斜面２６下降現象を起すことなく、
僅かに車輪底１９より浮き気味となって、釣車１（バネ
Ａ）は、下の水平車輪４を支承台１７（支承片２１）に
より支承させることにより、走行レール２に支承される
。

バネＡを方向変換側へ更に押し進めると、第８図に見ら
れるように、釣車ｌの下の水平車輪４は、支承片２１上
を面滑動（接触面を滑らかに移動）乃至回転しながら進
行方向のブーバー斜面２５を降りつ−、釣車１の支承を
車輪底１９による上二ヶの水平車輪４．４へと移行させ
、支承片２１の支持を喪って支承台１７から浮いた状態
となり、再び前記直進行の状態に戻る本発明によれば、
直進行における釣車１の走行は安定しており、又、問題
の多い交差点２２部での衝突や、無理な加力によるトラ
ブＡを化上ず、三層の水平車輪に、前記複合スラスト玉
軸受３や交差スラスト玉軸受等を用いることにより、ｓ
ｏｏＫｇを超す重量バネＡの釣設、移動１ζも用いられ
、又、水平車輪４は同種ばかりでなく、二種類とか組合
わせて目的によっては用シすることか出来る。

産業上の利用可能性 本発明ＧＪ、釣車装置において、安定した移動走行が得
られること、バネＡの方向変換が容易であること、とい
う産業弄の要望に全く応えることが出来、併せて重量バ
ネＡへの展望を拓いていることで、産業上の利用性番ｊ
極めて高いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る実施例の、直進行側における釣
車１と走行レール２（釣車日」第２面断点による）の縦
断面図であり、第２図は、同、釣車ｌの上面側から見た
平面図であり、第３図は、同交差点２２部側における釣
車１１走行レー／＆２及び支承片２１の一部切欠き、縦
断面図であり、第４図は、同、支承片２１の各斜視図で
あり、第５図及び第６図は、同、走行レール２の交差点
２２部を示す、一部省略平面図であり、第７図は、従来
の装置による、交差点２２部での釣車と走行レールの関
わりを示す、一部省略の合わせ平面図であり、第８図番
ｊ１本発明の実施例の、交差点２２部における各構成部
品の関わりを示す、一部省略の合わせ平面図である。 符　　　　号 １９１．　釣　　車　　２６０．走行レース４１０．水
平車輪　　　７１０．　釣　　軸１６１．摺動溝　１７
０．支承台 １９６．車　輪　底　　２００．車輪さや２１１．支承
片　２２０．交差点 以　　　　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 上面に塵除け蓋を有する複合スラスト玉軸受等の水平車
   輪を三ヶ上下に、垂直の釣軸にスペーサーを介して回転
   自在に固定した釣車と、縦断面下向き開口のコ字形の横
   長材の、コ字形における両開放先端部を内方へ直角に、
   先方中央に摺動溝を余して突出させて横長の支承台とし
   、前記コ字形の左右辺部において内方へ直角に、内方へ
   向けて傾斜する断面三角形状の車輪底を、ほゞ支承台の
   突出の長さに且つ上下互い違いに対向させ、一双突出さ
   せた走行レールと、 扁平な板状小部品であって、走行レールの交差点部にお
   いて、交差点部の支承台の形状と大きさを同じくして、
   支承台にとりつけられ且つとりつけ時前記水平車輪が進
   行して来る方向に向けてテーパー斜面を設けている、支
   承片とよりなり、 天井方向に縦横に敷設した走行レールにパネルを釣設し
   た釣車において、直進方向において釣車は、上二ヶの水
   平車輪を走行レールの車輪底で支えさせ且つ回転させな
   がら、下の水平車輪を走行レールの支承台から浮かせて
   進行し、交差点部における進行においては、下の水平車
   輪を、交差点部の走行レールに支承台上面に固定した支
   承片によって、下面を接触させて釣車を支えさせ、上二
   ヶの水平車輪を前記車輪底の傾斜面を下降させず浮かし
   気味になし、面滑動乃至回転させながら進行し、方向変
   換等をさせることを特徴とする、 三層水平車輪の釣車装置。