JPS6323532Y2 - - Google Patents

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JPS6323532Y2
JPS6323532Y2 JP8260182U JP8260182U JPS6323532Y2 JP S6323532 Y2 JPS6323532 Y2 JP S6323532Y2 JP 8260182 U JP8260182 U JP 8260182U JP 8260182 U JP8260182 U JP 8260182U JP S6323532 Y2 JPS6323532 Y2 JP S6323532Y2
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JP
Japan
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valve body
passage
cooling jacket
combustion engine
internal combustion
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JP8260182U
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English (en)
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JPS58183927U (ja
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Publication date
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内燃機関の冷却装置に関する。
内燃機関の冷却装置としては、例えば第1図に
図示されているようなものが先願としてある。
(特開昭59−180024号)まず、この冷却装置の構
成を説明すると、1は内燃機関2の冷却ジヤケツ
トであり、この冷却ジヤケツト2の流出口3と流
入口4とは通路5で連結されている。通路5中に
は流出口3側から順次、内燃機関2に連結された
コンプレツサ6、コンデンサ7および流量調整バ
ルブ8が介在されており、流出口3とコンプレツ
サ6との間の通路5中には弁座9が介装されてい
る。この弁座9には開口部10が形成されてお
り、開口部10は弁本体11により閉止可能であ
る。弁本体11はスプリング12により開口部1
0を閉止する方向に付勢されている。
このような冷却装置は、冷却ジヤケツト1内の
冷媒が内燃機関2のシリンダから蒸発潜熱を奪い
沸騰すると弁本体11を開弁させ、コンプレツサ
6に流入し、コンプレツサ6で加圧された後コン
デンサ7で液化され、再び冷却ジヤケツト1に戻
る。したがつて、弁本体11が開弁される時期
は、冷却ジヤケツト2内の冷媒の圧力により弁本
体11を開弁させようとする力と、通路5内の冷
媒の圧力により弁本体を閉弁させようとする力
と、スプリング12の付勢力とにより定まる。
しかしながら、このような従来の冷却装置にあ
つては、コンプレツサ6が内燃機関2に連結され
内燃機関2から駆動力が付与されていたため、内
燃機関2の回転数が変化すると通路5内の冷媒の
圧力も変化し、弁本体11の開弁時期が変化して
いた。その結果、冷却ジヤケツト2内の冷媒の温
度が変化し、冷却ジヤケツト2内の温度を所定値
に制御するのが困難であるという問題点があつ
た。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、内燃機関の冷却ジヤケツ
トと、冷却ジヤケツトでガス化した冷媒を液化す
る液化手段と、冷却ジヤケツトと液化手段とを連
通する通路と、冷却ジヤケツトの下流側で液化手
段の上流側の通路に設けられ該通路を開閉する弁
手段とを備え、前記弁手段を、開口部の形成され
た弁座と、開口部を開閉可能な弁本体と、弁本体
を常時開口部を閉止する方向に押圧する弾性体
と、弁本体に連結され一方の室が大気に他方の室
が開口部下流側の通路にそれぞれ連通するダイヤ
フラム機構とを備え、弁本体の開口部下流側の受
圧面積と他方の室側のダイヤフラムの受圧面積と
を等しくした内燃機関の冷却装置を提供すること
により上記問題点を解決することを目的としてい
る。
以下、この考案を図面に基き説明する。
第2図はこの考案の一実施例を示す図であり、
まず構成を説明する。14は内燃機関15の冷却
ジヤケツトであり、この冷却ジヤケツト14の流
出口16と流入口17とは配管18に形成された
通路19で連結されている。通路19中には流出
口16側から順次、内燃機関15に連結されたコ
ンプレツサ20、コンデンサ21および流量調整
バルブ22が介在されており、コンプレツサ2
0、コンデンサ21および流量調整バルブ22は
全体として液化手段23を構成する流出口16と
コンプレツサ20との間の通路19中には弁座2
4が介装されており、この弁座24には開口部2
5が形成されている。開口部25は弁本体26に
より閉止可能であり、弁本体26のロツド部27
は配管18を摺動自在に貫通してダイヤフラム2
8に連結されている。このダイヤフラム28はケ
ース29を第1室30と第2室31に区分してい
る。第1室30内には弁本体26が開口部25を
閉止する方向に弁本体26を押圧するスプリング
32が収納されており、第1室30は孔33を介
して大気に連通している。一方、第2室31は配
管18に形成された孔34を介して通路19に連
通しており、弁本体26の通路19側の受圧面積
は第2室31側のダイヤフラム28の受圧面積に
略等しい。前述のダイヤフラム28およびケース
29は全体としてダイヤフラム機構35を構成し
ており、弁座24、弁本体26、スプリング3
2、孔33,34およびダイヤフラム機構35は
全体として弁手段36を構成している。
次に作用について説明する。内燃機関15が始
動すると、内燃機関15で発生する熱は冷却ジヤ
ケツト14内の冷媒に伝達される。そのため、冷
媒は潜熱を得て蒸発し、内燃機関15は冷却され
る。蒸発した冷媒は弁本体26を開弁させコンプ
レツサ20に吸込まれる。加圧後コンデンサ21
で液化された冷媒は再び冷却ジヤケツト14に供
給される。このように、内燃機関15の冷却に冷
媒の潜熱を利用するので冷媒の循環量は潜熱を利
用しない場合の1/100以下でよい。次に、内燃機
関15で発生する熱が多くなり、冷媒の蒸発量が
コンプレツサ20の吸込量より多くなると弁座2
4下流の通路19内の圧力が上昇する。しかしな
がら、通路19は第2室31と連通しており、ダ
イヤフラム28の第2室31側の受圧面積と弁本
体26の通路19側の受圧面積は等しいので弁本
体の開弁時期はスプリング32の付勢力と冷却ジ
ヤケツト14内の冷媒の圧力のみで決る。したが
つて、内燃機関の運転状況にかかわらず冷却ジヤ
ケツト14内の温度を所定値に維持できる。さら
に、熱負荷の高い内燃機関15の場合には、冷媒
の蒸発が促進されるのでコンプレツサ20に吸込
まれる蒸発した冷媒の圧力は高くなる。その結
果、コンデンサ21に供給される冷媒の圧力も高
くなりコンデンサ21での放熱量も増大する。ま
た、この実施例ではスプリング32が第1室30
に収納されているため冷媒に触れることがなく、
錆の発生等による劣化を防止できる。
以上説明してきたようにこの考案によれば、内
燃機関の冷却ジヤケツトと、冷却ジヤケツトでガ
ス化した冷媒を液化する液化手段と、冷却ジヤケ
ツトと液化手段とを連通する通路と、冷却ジヤケ
ツトの下流側で液化手段の上流側の通路に設けら
れ該通路を開閉する弁手段とを備え、前記弁手段
を、前記通路を開閉可能な弁本体と、弁本体を常
時閉弁方向に押圧する弾性体と、弁本体に連結さ
れ一方の室が大気に他方の室が下流側の通路にそ
れぞれ連通するダイヤフラムとを備え、弁本体の
下流側の受圧面積と他方の室側のダイヤフラムの
受圧面積とを等しくしたため冷却ジヤケツト内の
温度を容易に所定値に制御できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内燃機関の冷却装置を示す正面
断面図、第2図はこの考案の一実施例を示す正面
断面図である。 14……冷却ジヤケツト、15……内燃機関、
19……通路、23……液化手段、24……弁
座、25……開口部、26……弁本体、28……
ダイヤフラム、30……一方の室(第1室)、3
1……他方の室(第2室)、32……弾性体(ス
プリング)、35……ダイヤフラム機構、36…
…弁手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関の冷却ジヤケツトと、冷却ジヤケツト
    でガス化した冷媒を液化する液化手段と、冷却ジ
    ヤケツトと液化手段とを連通する通路と、冷却ジ
    ヤケツトの下流側で液化手段の上流側の通路に設
    けられ、該通路を開閉する弁手段とを備えた内燃
    機関の冷却装置において、前記弁手段を、前記通
    路を開閉可能な弁本体と、弁本体を常時閉弁方向
    に押圧する弾性体と、弁本体に連結され一方の室
    が大気に他方の室が弁本体下流側の通路にそれぞ
    れ連通するダイヤフラムとを備え、弁本体の下流
    側の受圧面積と他方の室側のダイヤフラムの受圧
    面積とを等しくしたことを特徴とする内燃機関の
    冷却装置。
JP8260182U 1982-06-03 1982-06-03 内燃機関の冷却装置 Granted JPS58183927U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8260182U JPS58183927U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 内燃機関の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8260182U JPS58183927U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 内燃機関の冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58183927U JPS58183927U (ja) 1983-12-07
JPS6323532Y2 true JPS6323532Y2 (ja) 1988-06-28

Family

ID=30091658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8260182U Granted JPS58183927U (ja) 1982-06-03 1982-06-03 内燃機関の冷却装置

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JP (1) JPS58183927U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58183927U (ja) 1983-12-07

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