JPH0297864A - 冷房装置用蒸発圧力調整弁 - Google Patents
冷房装置用蒸発圧力調整弁Info
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- JPH0297864A JPH0297864A JP63249506A JP24950688A JPH0297864A JP H0297864 A JPH0297864 A JP H0297864A JP 63249506 A JP63249506 A JP 63249506A JP 24950688 A JP24950688 A JP 24950688A JP H0297864 A JPH0297864 A JP H0297864A
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- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、例えば自動車用空調装置等の冷凍サイクル
に組み込まれるクロスト防止のための冷房装置用蒸発圧
力調整弁に関するものである。
に組み込まれるクロスト防止のための冷房装置用蒸発圧
力調整弁に関するものである。
[従来技術]
従来の自動車用空調装置の冷凍サイクルを第7図に示す
。同サイクルは、圧縮61と凝縮器2とリキッドタンク
3と膨張弁4と蒸発器5とを備えている。そして、クラ
ッチ6を介して走行用エンジンにより圧縮機1が駆動さ
れ、該圧縮機1により高温高圧になった冷媒が凝縮器2
により凝縮され、リキッドタンク3によりこの凝縮され
た冷媒の気液分離及び該冷媒中の水分や塵埃除去が行な
われ、さらに、膨張弁4によりリキッドタンク3からの
冷媒が断熱膨張され、蒸発器5により冷媒と車室内の空
気とが熱交換されて冷風が車室内に供給される。
。同サイクルは、圧縮61と凝縮器2とリキッドタンク
3と膨張弁4と蒸発器5とを備えている。そして、クラ
ッチ6を介して走行用エンジンにより圧縮機1が駆動さ
れ、該圧縮機1により高温高圧になった冷媒が凝縮器2
により凝縮され、リキッドタンク3によりこの凝縮され
た冷媒の気液分離及び該冷媒中の水分や塵埃除去が行な
われ、さらに、膨張弁4によりリキッドタンク3からの
冷媒が断熱膨張され、蒸発器5により冷媒と車室内の空
気とが熱交換されて冷風が車室内に供給される。
このような自動車用空調装置における冷凍サイクルでは
外部負荷の低下に伴って蒸発器内圧力(蒸発圧力)も低
下し続は最終的には蒸発器5のフィン部が氷結(フロス
ト)し、これにより冷房能力を著しく低下させることと
なる。このため、蒸発器5の出口にバネ式の圧力調整弁
7を装着し、蒸発器5での冷媒圧力を一定値以上に保ら
、フロストを防止している。
外部負荷の低下に伴って蒸発器内圧力(蒸発圧力)も低
下し続は最終的には蒸発器5のフィン部が氷結(フロス
ト)し、これにより冷房能力を著しく低下させることと
なる。このため、蒸発器5の出口にバネ式の圧力調整弁
7を装着し、蒸発器5での冷媒圧力を一定値以上に保ら
、フロストを防止している。
この圧力調整弁7は、第8図に示すように、ハウジング
部材10内に形成した蒸発器5と圧縮機1とを連通ずる
連通路11内にシリンダ12が挿入され、シリンダ12
内には弁体としてのピストン13(外径18mm)が摺
動可能に挿入されている。そのピストン13がシリンダ
12内を摺動することによりストローク囚に応じてシリ
ンダ12に形成した開口部12aの開度が調整される。
部材10内に形成した蒸発器5と圧縮機1とを連通ずる
連通路11内にシリンダ12が挿入され、シリンダ12
内には弁体としてのピストン13(外径18mm)が摺
動可能に挿入されている。そのピストン13がシリンダ
12内を摺動することによりストローク囚に応じてシリ
ンダ12に形成した開口部12aの開度が調整される。
ピストン13はベローフラム14を介してコイルバネ1
5のバネ力により閉側に付勢されているとともに、その
コイルバネ15の収納室は前記膨張弁4での圧力を導入
する外均管16と接続されている。又、前記ピストン1
3には図中左右に延びるブリードポート17(径2.5
mmφ)が設けられ、第9図に示すようにこのブリード
ポート17と、シリンダ12とピストン13とのクリア
ランス(65μm)を利用して蒸発器5からの圧力がハ
ウジング部材10内に形成した副室18に伝達されるよ
うになっている。そして、この副室18により蒸発器5
からの圧力ショツ、りを吸収するようになっている。
5のバネ力により閉側に付勢されているとともに、その
コイルバネ15の収納室は前記膨張弁4での圧力を導入
する外均管16と接続されている。又、前記ピストン1
3には図中左右に延びるブリードポート17(径2.5
mmφ)が設けられ、第9図に示すようにこのブリード
ポート17と、シリンダ12とピストン13とのクリア
ランス(65μm)を利用して蒸発器5からの圧力がハ
ウジング部材10内に形成した副室18に伝達されるよ
うになっている。そして、この副室18により蒸発器5
からの圧力ショツ、りを吸収するようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
このような冷房装置用蒸発圧力調整弁を備えた冷凍サイ
クルにおいては、空調装置の起動時において圧縮機1の
吸入と膨張弁4が作動し始めるまでの時間遅れにより蒸
発器5と圧縮機1との間の圧力が急激に低下し、これに
伴って圧力調整弁7が蒸発器内圧力(蒸発圧力)を規定
圧力以下にならないように作動し圧力調整弁7のピスト
ン13が仝閉状態となる。その後、膨張弁4が作動(開
弁)するため冷媒が蒸発器5に流入する。この流入によ
って蒸発器圧力(蒸発圧力)が急上昇し、これに伴って
圧力調整弁7のピストン13も変位する。このとき、2
.5mmφのブリードポート17から65μmのシリン
ダ12とピストン13のクリアランスを経て副室18へ
と蒸発器5側圧力が導かれ、副室18への圧力伝達にあ
る程度遅れ時間が生じる。これは、副室18が空気ダン
パとして作用しているためである。ところが初期の遅れ
によって入力圧力によりピストン13に加わる力とピス
トン13の変位によるコイルバネ15のバネ力とのバラ
ンスが逆位相となり振動が収束しない。即ち、第3図に
示すように、副室18の圧力が変動してしまい弁室19
の圧力(蒸発器側圧力)も変動してしまう。その結果、
ピストン13が振動させられ、この発振によって圧力調
整弁7のバネの固有撮動と一致した周波数をもつ異音が
発生するという問題がある。
クルにおいては、空調装置の起動時において圧縮機1の
吸入と膨張弁4が作動し始めるまでの時間遅れにより蒸
発器5と圧縮機1との間の圧力が急激に低下し、これに
伴って圧力調整弁7が蒸発器内圧力(蒸発圧力)を規定
圧力以下にならないように作動し圧力調整弁7のピスト
ン13が仝閉状態となる。その後、膨張弁4が作動(開
弁)するため冷媒が蒸発器5に流入する。この流入によ
って蒸発器圧力(蒸発圧力)が急上昇し、これに伴って
圧力調整弁7のピストン13も変位する。このとき、2
.5mmφのブリードポート17から65μmのシリン
ダ12とピストン13のクリアランスを経て副室18へ
と蒸発器5側圧力が導かれ、副室18への圧力伝達にあ
る程度遅れ時間が生じる。これは、副室18が空気ダン
パとして作用しているためである。ところが初期の遅れ
によって入力圧力によりピストン13に加わる力とピス
トン13の変位によるコイルバネ15のバネ力とのバラ
ンスが逆位相となり振動が収束しない。即ち、第3図に
示すように、副室18の圧力が変動してしまい弁室19
の圧力(蒸発器側圧力)も変動してしまう。その結果、
ピストン13が振動させられ、この発振によって圧力調
整弁7のバネの固有撮動と一致した周波数をもつ異音が
発生するという問題がある。
この発明の目的は、急激な圧力変動による異音の発生を
抑制できる冷房装置用蒸発圧力調整弁を提供することに
ある。
抑制できる冷房装置用蒸発圧力調整弁を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段]
第1の発明は、圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とを有
する冷凍サイクルにおける蒸発器と圧縮機との間に設け
られ、バネ式の弁により蒸発器での冷媒圧力を一定値以
上に保ちフロストを防止する冷房装置用蒸発圧力調整弁
において、弁体に副室への圧力伝達用ポートを設け、弁
体の所定変位量までは当該圧力伝達用ポートを介して蒸
発器の冷媒圧力を副室に伝達させ、それ以降は弁体と弁
体摺動面とのクリアランスを介して蒸発器の冷媒圧力を
副室に伝達させることにより蒸発器の冷媒圧力の変動に
よる振動を抑制するようにした冷房装置用蒸発圧力調整
弁をその要旨とする。
する冷凍サイクルにおける蒸発器と圧縮機との間に設け
られ、バネ式の弁により蒸発器での冷媒圧力を一定値以
上に保ちフロストを防止する冷房装置用蒸発圧力調整弁
において、弁体に副室への圧力伝達用ポートを設け、弁
体の所定変位量までは当該圧力伝達用ポートを介して蒸
発器の冷媒圧力を副室に伝達させ、それ以降は弁体と弁
体摺動面とのクリアランスを介して蒸発器の冷媒圧力を
副室に伝達させることにより蒸発器の冷媒圧力の変動に
よる振動を抑制するようにした冷房装置用蒸発圧力調整
弁をその要旨とする。
又、第2の発明は、圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器と
を有する冷凍サイクルにおける蒸発器と圧縮機との間に
設けられ、バネ式の弁により蒸発器での冷媒圧力を一定
値以上に保ちフロストを防止する冷房装置用蒸発圧力調
整弁において、弁体の外径と、当該弁体と弁体摺動面と
のクリアランスとの比率を720〜3600とし、この
弁体と弁体摺動面とのクリアランスを介して蒸発器の冷
媒圧力を副室に伝達させることにより蒸発器の冷媒圧力
の変動による撮動を抑制するようにした冷房装置用蒸発
圧力調整弁をその要旨とする。
を有する冷凍サイクルにおける蒸発器と圧縮機との間に
設けられ、バネ式の弁により蒸発器での冷媒圧力を一定
値以上に保ちフロストを防止する冷房装置用蒸発圧力調
整弁において、弁体の外径と、当該弁体と弁体摺動面と
のクリアランスとの比率を720〜3600とし、この
弁体と弁体摺動面とのクリアランスを介して蒸発器の冷
媒圧力を副室に伝達させることにより蒸発器の冷媒圧力
の変動による撮動を抑制するようにした冷房装置用蒸発
圧力調整弁をその要旨とする。
[作用]
第1の発明は、弁体の所定変位量までは圧力伝達用ポー
トを介して蒸発器の冷媒圧力が副変に伝達され、それ以
降は弁体と弁体摺動面とのクリアランスを介して蒸発器
の冷媒圧力を副室に伝達させることにより蒸発器の冷媒
圧力の変動による撮動が抑制される。
トを介して蒸発器の冷媒圧力が副変に伝達され、それ以
降は弁体と弁体摺動面とのクリアランスを介して蒸発器
の冷媒圧力を副室に伝達させることにより蒸発器の冷媒
圧力の変動による撮動が抑制される。
又、第2の発明は、弁体と弁体摺動面とのクリアランス
が狭い当該クリアランスを介して蒸発器の冷媒圧りを副
室に伝達させることにより蒸発器の冷媒圧力の変動によ
る振動が抑制される。
が狭い当該クリアランスを介して蒸発器の冷媒圧りを副
室に伝達させることにより蒸発器の冷媒圧力の変動によ
る振動が抑制される。
[第1実施例]
以下、第1の発明を具体化した第1実施例を図面に従っ
て説明する。
て説明する。
第1図は、本実施例の冷房装置用蒸発圧力調整弁の断面
図である。この冷房装置用蒸発圧力調整弁が前記第7図
に示した自動車用空調装置の冷凍サイクルに組込まれて
いる。このM1図に示す構成において前記第8図と同じ
構成を成すものについては同一符号を付すことによりそ
の詳細な説明は省略する。
図である。この冷房装置用蒸発圧力調整弁が前記第7図
に示した自動車用空調装置の冷凍サイクルに組込まれて
いる。このM1図に示す構成において前記第8図と同じ
構成を成すものについては同一符号を付すことによりそ
の詳細な説明は省略する。
20.21はシリンダ12の外周部を密封するための0
リングであり、22はシリンダ12を固定するためのス
トッパである。又、23は弁体としてのピストン13に
形成され、それ以上のピストン13の閉側(図中、下方
)への移動を規制する弁体ストッパである。さらに、こ
のピストン13のストローク最(摺動m)はBmmであ
る。
リングであり、22はシリンダ12を固定するためのス
トッパである。又、23は弁体としてのピストン13に
形成され、それ以上のピストン13の閉側(図中、下方
)への移動を規制する弁体ストッパである。さらに、こ
のピストン13のストローク最(摺動m)はBmmであ
る。
第2図に示すように、前記ピストン13は副室18に通
じる径が0.5mmφの圧力伝達用ポートとしてのブリ
ードポー1−24が設けられ、そのブリードポート24
の開口位置は弁体ストッパ23までの間隔1が6mmの
所となっている。又、シリンダ12とピストン13との
クリアランスは65μmとなっている。
じる径が0.5mmφの圧力伝達用ポートとしてのブリ
ードポー1−24が設けられ、そのブリードポート24
の開口位置は弁体ストッパ23までの間隔1が6mmの
所となっている。又、シリンダ12とピストン13との
クリアランスは65μmとなっている。
このように構成した本実施例の圧力調整弁が前記第7図
に示した自動車用空調装置の冷凍サイクルに組込まれて
いる。この場合の作用を説明する。
に示した自動車用空調装置の冷凍サイクルに組込まれて
いる。この場合の作用を説明する。
空調M置の起動時に圧縮機1の吸入と膨張弁4が作動し
始めるまでの時間遅れにより蒸発器5と圧縮機1との間
の圧力が急激に低下し、これに伴って圧力調整弁のピス
トン13が全開状態となり、膨張弁4が作動(開弁)す
るため冷媒の蒸発器5への流入によって蒸発器5圧力が
急上昇し、これに伴って圧力調整弁のピストン13も変
位する。
始めるまでの時間遅れにより蒸発器5と圧縮機1との間
の圧力が急激に低下し、これに伴って圧力調整弁のピス
トン13が全開状態となり、膨張弁4が作動(開弁)す
るため冷媒の蒸発器5への流入によって蒸発器5圧力が
急上昇し、これに伴って圧力調整弁のピストン13も変
位する。
このとき、ピストン13が上動しブリードポート24が
副室18に開口している状態から閉弁方向(図中、下方
向)に移動する際に、ピストン13が所定量変位するま
で(ブリードポー1へ24の開口部を塞ぐまで)はブリ
ードポー1〜24を介して蒸発器5の冷媒圧力を副室1
8に伝達させ、それ以降はピストン13とシリンダ12
内周面(弁体摺動面)とのクリアランスを利用して蒸発
器5の冷媒圧力を副室18に伝達させる。
副室18に開口している状態から閉弁方向(図中、下方
向)に移動する際に、ピストン13が所定量変位するま
で(ブリードポー1へ24の開口部を塞ぐまで)はブリ
ードポー1〜24を介して蒸発器5の冷媒圧力を副室1
8に伝達させ、それ以降はピストン13とシリンダ12
内周面(弁体摺動面)とのクリアランスを利用して蒸発
器5の冷媒圧力を副室18に伝達させる。
このため、第3図に示すように、初期の遅れを無くすと
ともに制御域内では副室18の空気ダンパーとしての効
果をもたせることができ、急激な加振力に対して撮動の
減衰力を保持することができ撮動が防止される。従って
、撮動に伴う異音の発生を抑制することができる。
ともに制御域内では副室18の空気ダンパーとしての効
果をもたせることができ、急激な加振力に対して撮動の
減衰力を保持することができ撮動が防止される。従って
、撮動に伴う異音の発生を抑制することができる。
[第2実施例]
次に、第2の発明を具体化した第2実施例を説明する。
第4図は本実施例の冷房装置用蒸発圧力調整弁の断面図
である。この冷房装置用蒸発圧力調整弁が前記第7図に
示した自動車用空調装置の冷凍サイクルに組込まれてい
る。この第4図に示す構成において前記第8図と同じ構
成を成すものについては同一符号を付すことによりその
詳細な説明は省略する。
である。この冷房装置用蒸発圧力調整弁が前記第7図に
示した自動車用空調装置の冷凍サイクルに組込まれてい
る。この第4図に示す構成において前記第8図と同じ構
成を成すものについては同一符号を付すことによりその
詳細な説明は省略する。
本実施例は、第8図に示したものに比べ、シリンダ12
とピストン13とのクリアランスを規制することにより
、副室18への圧力伝達を遅らせ振動を抑制している。
とピストン13とのクリアランスを規制することにより
、副室18への圧力伝達を遅らせ振動を抑制している。
即ち、第5図に示すように、弁体としてのピストン13
の外径りとし当該ピストン13とシリンダ12の内周面
(摺動面)とのクリアランスをLとしたとき、その比率
D/Lを720〜3600とし、このピストン13とそ
の摺動面とのクリアランスを利用して蒸発器5の冷媒圧
力を副室18に伝達させるものである。この比率D/L
=720〜3600は実験を行い急激な圧力を印加した
とぎに異音が発生しない領域を決定した。
の外径りとし当該ピストン13とシリンダ12の内周面
(摺動面)とのクリアランスをLとしたとき、その比率
D/Lを720〜3600とし、このピストン13とそ
の摺動面とのクリアランスを利用して蒸発器5の冷媒圧
力を副室18に伝達させるものである。この比率D/L
=720〜3600は実験を行い急激な圧力を印加した
とぎに異音が発生しない領域を決定した。
本実施例では、ピストン13の外径を18mmとし当該
ピストン13とその1目動面とのクリアランスを25μ
mとしたもの(D/L=720>を使用している。
ピストン13とその1目動面とのクリアランスを25μ
mとしたもの(D/L=720>を使用している。
このように構成した本実施例の圧力調整弁が前記第7図
に示した自動車用空調装置の冷凍サイクルに組込まれて
いる。この場合に蒸発器5側からの圧力が急上昇し、こ
れに伴って圧力調整弁7のピストン13も変位する。
に示した自動車用空調装置の冷凍サイクルに組込まれて
いる。この場合に蒸発器5側からの圧力が急上昇し、こ
れに伴って圧力調整弁7のピストン13も変位する。
このとき、ピストン13が移動(上動)する際に、第6
図に示すように、従来の圧力調整弁(第8.9図)に比
べ副室18への圧力伝達を遅らせ振動が抑制される。従
って、振動に伴う異音の発生を抑制することができる。
図に示すように、従来の圧力調整弁(第8.9図)に比
べ副室18への圧力伝達を遅らせ振動が抑制される。従
って、振動に伴う異音の発生を抑制することができる。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、急激な圧力変動
による異音の発生を抑制できる優れた効果を発揮する。
による異音の発生を抑制できる優れた効果を発揮する。
第1図は第1実施例の冷房装置用蒸発圧力調整弁の断面
図、第2図は第1実施例の冷房装置用蒸発圧力調整弁の
要部を示す図、第3図は第1実施例における副室と弁室
の圧力変動を示す図、第4図は第2実施例の冷房装置用
蒸発圧力調整弁の断面図、第5図は第2実施例の冷房V
t@用蒸発圧力調整弁の要部を示す図、第6図は第2実
施例における副室と弁室の圧力変動を示す図、第7図は
自動車用空調装置の冷凍サイクルの概要図、第8図は従
来の冷房装置用蒸発圧力調整弁の断面図、第9図は従来
の冷房装置用蒸発圧力調整弁の要部を示す図である。 1は圧縮機、2は凝縮器、4は膨張弁、5は蒸発器、1
2はシリンダ、13は弁体としてのビス1〜ン、18は
副室、24は圧力伝達用ポートとしてのブリードボー1
〜。 特許出願人 日本電装 株式会社代 理 人
弁理士 恩1)傅宣第1図 蒸発器から 第8vA 第2図 65、lAm 第6図 一→時 間 第4図 蒸発器から 第5図 第8図 蒸発器から 第9図
図、第2図は第1実施例の冷房装置用蒸発圧力調整弁の
要部を示す図、第3図は第1実施例における副室と弁室
の圧力変動を示す図、第4図は第2実施例の冷房装置用
蒸発圧力調整弁の断面図、第5図は第2実施例の冷房V
t@用蒸発圧力調整弁の要部を示す図、第6図は第2実
施例における副室と弁室の圧力変動を示す図、第7図は
自動車用空調装置の冷凍サイクルの概要図、第8図は従
来の冷房装置用蒸発圧力調整弁の断面図、第9図は従来
の冷房装置用蒸発圧力調整弁の要部を示す図である。 1は圧縮機、2は凝縮器、4は膨張弁、5は蒸発器、1
2はシリンダ、13は弁体としてのビス1〜ン、18は
副室、24は圧力伝達用ポートとしてのブリードボー1
〜。 特許出願人 日本電装 株式会社代 理 人
弁理士 恩1)傅宣第1図 蒸発器から 第8vA 第2図 65、lAm 第6図 一→時 間 第4図 蒸発器から 第5図 第8図 蒸発器から 第9図
Claims (2)
- 1.圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とを有する冷凍サ
イクルにおける蒸発器と圧縮機との間に設けられ、バネ
式の弁により蒸発器での冷媒圧力を一定値以上に保ちフ
ロストを防止する冷房装置用蒸発圧力調整弁において、 弁体に副室への圧力伝達用ポートを設け、弁体の所定変
位量までは当該圧力伝達用ポートを介して蒸発器の冷媒
圧力を副室に伝達させ、それ以降は弁体と弁体摺動面と
のクリアランスを介して蒸発器の冷媒圧力を副室に伝達
させることにより蒸発器の冷媒圧力の変動による振動を
抑制するようにした冷房装置用蒸発圧力調整弁。 - 2.圧縮機と凝縮器と膨張弁と蒸発器とを有する冷凍サ
イクルにおける蒸発器と圧縮機との間に設けられ、バネ
式の弁により蒸発器での冷媒圧力を一定値以上に保ちフ
ロストを防止する冷房装置用蒸発圧力調整弁において、 弁体の外径と、当該弁体と弁体摺動面とのクリアランス
との比率を720〜3600とし、この弁体と弁体摺動
面とのクリアランスを介して蒸発器の冷媒圧力を副室に
伝達させることにより蒸発器の冷媒圧力の変動による振
動を抑制するようにした冷房装置用蒸発圧力調整弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63249506A JPH0297864A (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 冷房装置用蒸発圧力調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63249506A JPH0297864A (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 冷房装置用蒸発圧力調整弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297864A true JPH0297864A (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=17193980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63249506A Pending JPH0297864A (ja) | 1988-10-03 | 1988-10-03 | 冷房装置用蒸発圧力調整弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0297864A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005022053A1 (de) * | 2003-09-02 | 2005-03-10 | Luk Fahrzeug-Hydraulik Gmbh & Co. Kg | Kompressor oder klimaanlage |
JP2006145149A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Tgk Co Ltd | 膨張装置 |
FR2938050A1 (fr) * | 2008-11-06 | 2010-05-07 | Valeo Systemes Thermiques | Boucle de climatisation comprenant une vanne en entree du compresseur |
-
1988
- 1988-10-03 JP JP63249506A patent/JPH0297864A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005022053A1 (de) * | 2003-09-02 | 2005-03-10 | Luk Fahrzeug-Hydraulik Gmbh & Co. Kg | Kompressor oder klimaanlage |
JP2006145149A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Tgk Co Ltd | 膨張装置 |
FR2938050A1 (fr) * | 2008-11-06 | 2010-05-07 | Valeo Systemes Thermiques | Boucle de climatisation comprenant une vanne en entree du compresseur |
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