JPS63234432A - 歯欠ギヤ制御機構 - Google Patents

歯欠ギヤ制御機構

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JPS63234432A
JPS63234432A JP62068261A JP6826187A JPS63234432A JP S63234432 A JPS63234432 A JP S63234432A JP 62068261 A JP62068261 A JP 62068261A JP 6826187 A JP6826187 A JP 6826187A JP S63234432 A JPS63234432 A JP S63234432A
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lever
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Kazuhito Kurita
和仁 栗田
Koji Doi
弘二 土井
Takeyoshi Takashina
高科 武吉
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control

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  • Gear Transmission (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明歯欠ギヤ制御機構を以下の項目に従って説明する
A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C3従来技術 a、一般的背景 す、歯欠ギヤを備えた従来のテープ走行方向切換装置の
一例[第9図、第10図] b−1,構成 り−2,動作 り9発明が解決しようとする問題点[第9図、第10図
] E1問題点を解決するための手段 F、実施例 a、メカシャーシ[第1図乃至第3図、第6図乃至第8
図] b、モードレバー[第2図、第3図] C,ディレクションスライダー[第1図、第3図、第4
図、第7図] d、テープ走行機構[第2図、第3図]d−1,キャプ
スタン、リール台[第2図、第3図] d−2,ピンチローラ[第2図、第3図]d−3,アイ
ドラレバー、アイドラギヤ[第2図、第3図コ d−3−a、構成 d−3−b、作用 d−4,高速走行ギヤ[第2図] e、駆動系[第2図、第3図、第6図、第8図] e−1,モータ、キャプスタンプーリ[第2図、第3図
] e−2,伝達ギヤブロック[第3図、第6図、第8図] e−3,ベルト、キャプスタン等の回転[第3図] f、モードの形成及びテープの走行 f−1,プレイモードにおけるテープの走行 f−2,FFモード及びREWモードにおけるテープの
走行 g、テープ走行方向切換機構[第1図乃至第8図] g−1,トリガーレバー[第1図、第3図、第4図、第
7図、第8図] g−2,トリガーレバー操作手段[第1図乃至第4図、
第6図乃至第8図コ g−2−a、ディレクション釦[第 1図乃至第3図、第 7図] g−2−b、テープエンド検出手段 [第1図乃至第4図、 第6図乃至第8図] g−3,ディレクションギヤ[第1図、第3図乃至第5
図、第70図] g−3−a、円板部、歯欠部、カム [第1図、第3図乃至 第5図、第7図] g−3−b、ディレクションスライ ダーとの係合[第1 図、第3図、第7図] g−3−c、突部[第1図、第3 図、第5図、第7図] g−4,ディレクションスライダーの位置の保持[第1
図(D)、第3図] g−4−a、フォワード位置の保持 [第3図] g−4−b、 リバース位置の保持 [第1図(D)コ g−5,ディレクションギヤの回転[テープ走行方向の
切換] [第2図、第 3図] g−5−a、ロック解除及び送り出 し[第1図(A)] g−5−b、送り出しの補足[第 1図(B)コ g−5−c、トリガーレバーの移動 力のチャージ[第1図 (C)] g−5−d、トリガーレバーによる ディレクションギヤの 停止位置への送り[第 1図(D)] g−5−e、テープ走行方向の切り 換り g−5−f、誤動作の防止[第1図 (A)] G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な歯欠ギヤ制御機構に関する。詳しくは、
1乃至複数の歯欠部が形成され、かつ、駆動ギヤと噛合
することにより回転せしめられると共に上記歯欠部が駆
動ギヤと対向した1乃至複数の停止位置に来たところで
停止し、該停止位置に来ることによりあるいは停止位置
間を移動することによって所定の動作、例えば、テープ
走行方向を規定する部材の移動を行なう歯欠ギヤを備え
た装置の歯欠ギヤ制御機構に関するものであり、歯欠ギ
ヤを停止位置に保持するためのストッパ一手段と歯欠ギ
ヤをその停止位置から駆動ギヤと噛合する位置まで送り
出すための送出手段を改良することによって、1個の操
作部材により歯欠ギヤの停止位置における保持と送り出
しとを行なうことができ、しかも、その送り出しを確実
に行なうことができるようにした新規な歯欠ギヤ制御機
構を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明歯欠ギヤ制御機構は、1乃至複数の歯欠部が形成
され、かつ、駆動ギヤと噛合することにより回転せしめ
られると共に上記歯欠部が駆動ギヤと対向した1乃至複
数の停止位置に来たところで停止し、該停止位置に来る
ことによりあるいは停止位置間を移動することによって
所定の動作を行なう歯欠ギヤを備えた装置の歯欠ギヤ制
御機構において、歯欠ギヤの回転を指令するための操作
子を歯欠ギヤと対向する位置に一定の範囲で移動自在な
るように設け、かつ、該操作子に歯欠ギヤ側へ向けて突
出した押圧片を設けると共に歯欠ギヤの上記操作子と対
向した面に歯欠ギヤの停止位置の数と対応した数のスト
ッパー突部と被押圧突部を設け、操作子が前記指令を行
なわない位置に来ているときは上記ストッパー突部が押
圧片に当接することによって歯欠ギヤが停止位置に保持
されると共に操作子が前記指令を行なう位置へと移動さ
れたときその押圧片が被押圧突部を押圧することにより
歯欠ギヤが駆動ギヤと噛合する位置まで送り出されるよ
うにし、それによって、1個の操作子により歯欠ギヤの
停止位置における保持と送り出しとを行なうことができ
、しかも、その送り出しを確実に行なうことができるよ
うにしたものである。
(C,従来技術) (a、一般的背景) ある動作状態において常時回転している駆動ギヤと該駆
動ギヤの回転力を伝達されて所定の回転角回転すること
により所定の仕事を行なう被駆動ギヤとを備えると共に
該被駆動ギヤが所定の回転角回転したところで停止する
ことを必要とするギヤ装置として、上記被駆動ギヤに所
謂歯欠ギヤ、即ち、l乃至複数の歯欠部が形成され該歯
欠部が駆動ギヤと対向した位置に来ることによって駆動
ギヤとの噛合が解除されるギヤを用いたものがある。
例えば、所謂リバース再生機能を備えたテーププレーヤ
ーのテープ走行方向切換装置であってテープ走行方向を
規定する移動部材を駆動ギヤにより回転されるカムギヤ
により移動するようにしたものの中に、上記カムギヤに
歯欠ギヤを用いたものがあり、その種のテープ走行方向
切換装置においては、通常、再生動作が為されている状
態において常時回転する何らかの駆動ギヤと、該駆動ギ
ヤと噛合することより回転されると共に中心角で略18
0°離間した位置に歯欠部が形成されたカムギヤと、該
カムギヤが略半回転する度にテープ走行方向を選択的に
切り換える2つの位置の間を移動される移動部材等を備
えており、テープ走行方向の切換を行なう指令が為され
たとぎカムギヤの駆動ギヤと噛合する位置まで送られて
該駆動ギヤにより回転されると共にその歯欠部が駆動ギ
ヤと対向したところでカムギヤの回転が停止するように
構成されている。
従って、このような歯欠ギヤを備えたギヤ装置において
は、少なくとも、歯欠ギヤがその歯欠部が駆動ギヤと対
向した位置、即ち、停止位置に来たところで歯欠ギヤを
その位置において保持するための何らかのストッパ一手
段と歯欠ギヤをその停止位置から駆動ギヤと噛合する位
置まで送り出すための何らかの送り手段とを有する制御
機構が設けられている。
(b、歯欠ギヤを備えた従来のテープ走行方向切換装置
の一例)[第9図、第10図]第9図及び第10図はそ
のような歯欠ギヤを備えたテープ走行方向切換装置のm
個aを示すものである。
(b−t、構成) 同図において、bは図示しないメカシャーシに一定の範
囲内で左右方向へ移動自在に支持されたディレクション
スライダーであり、略矩形を成すカム配置孔Cと規制片
d%d′とが設けられており、第9図(A)に示すフォ
ワード位置と第9図(B)に示すリバース位置のいずれ
か一方の位置に来ることによって、テープ走行方向を規
定するピンチローラのキャプスタンに対する位置やリー
ル台駆動ギヤのリール台に対する位置が選択的に切り換
えられてテープ走行方向が規定されるようになっている
eは支持軸fに回転自在に支持されたディレクシコンギ
ヤ、即ち、歯欠ギヤであり、該ディレクシコンギヤeは
略平ギヤ状を為す円板部gと該円板部gの上面に形成さ
れた偏心カムhと下面に形成された被押圧カムiとが一
体に形成されると共に、その外周部の中心角で互いに略
180°離間した位置に歯欠部j+、jzが形成され、
また、円板部gの下面の外周部の被押圧カムiの長手方
向における両端と対向した位置にストッパー突部に、、
k2が形成されている。
1はモータにより回転される駆動ギヤである。
そして、ディレクションギヤeはその偏心カムhがディ
レクションスライダーbのカム配置孔C内に少し余裕を
有して位置し、かつ、円板部gのうち歯欠部j+、jz
以外の部分が駆動ギヤρに対向する状態において該駆動
ギヤ1と噛合する状態で設けられている。
従って、ディレクションギヤeは2つの歯欠部j+、J
2の一方j+が駆動ギヤlと対向する第1の位置及び他
方の歯欠部j2が駆動ギヤにと対向する第2の位置に来
たときは駆動ギヤ1によっては駆動されない状態となる
mは送りバネであり、該送りバネmはその基端部がメカ
シャーシに支持され、その先端部がディレクションギヤ
eの被押圧カムiに常時側方から弾接する状態で設けら
れており、従って、ディレクションギヤeの向きが送り
バネmの先端部が被押圧カムiに回動力を付勢するよう
に弾接される向きとなっている状態においてはディレク
ションギヤeに反時計回り方向への回転力が付勢される
ことになる。そして、このような回転力の付勢は、少な
くとも、ディレクションギヤeが第1の位置に来ている
状態及び第2の位置に来ている状態において為されるよ
うになっている。
nはメカシャーシに回動自在に支持され、かつ、引張ス
プリング0によって常時、反時計回り方向への回動力を
付勢されているストッパーアーム、pは磁気吸着手段で
あり、ストッパーアームnはその被作用端部qが磁気吸
着手段pに吸着されているときはその規制端部rがディ
レクションギヤeに形成されたストッパー突部kI、に
2の回転軌跡上に位置する阻止位置に保持されると共に
、磁気吸着手段pによる吸着が解除されたときは引張ス
プリング0の引張力によって規制端部rが上記回転軌跡
から外側へ逃げた非阻止位置へと移動されるようになっ
ている。
尚、Sはストッパーアームnに形成された戻し腕である
しかして、ディレクションギヤeが第1の位置に来てい
る状態においてストッパーアームnが磁気吸着手段pに
吸着されているときは、一方のストッパー突部に1がス
トッパーアームnの規制端部rに当接することによって
ディレクションギヤeが第1の位置に保持され、また、
ディレクションギヤeが第2の位置に来ている状態にお
いてストッパーアームnが磁気吸着手段pに吸着されて
いるときは、他方のストッパー突部に2がストッパーア
ームnの規制端部rに当接することによってディレクシ
ョンギヤeが第2の位置に保持されることになる。
(b−2,動作) そこで、ディレクションスライダーbがフォワード位置
又はリバース位置に来ている状態からテープ走行の切換
を行なうための指令が為されると、磁気吸着手段pに対
する給電が一時的に解除され、それによって、ストッパ
ーアームnが非阻止位置へと移動されるため、ディレク
ションギヤeが送りバネmによって付勢されている回転
力により反時計回り方向へ回転し、それによって円板部
gが駆動ギヤ℃と噛合されることになる。
即ち、ディレクションギヤeの駆動ギヤ1に対する噛合
は送りバネmの押圧力によって為されることになる。そ
して、この状態から、ディレクションギヤeは駆動ギヤ
1によって回転されて行くことになる。
尚、このようにしてディレクションギヤeの回転が開始
されて間もなく、ストッパー突部に’sk2のうちそれ
まで移動を阻止されていた方のストッパー突部がストッ
パーアームnの戻し腕Sを押圧して該ストッパーアーム
nを時計回り方向へ回動させ、それによって、ストッパ
ーアーム]が阻止位置に戻ると共に磁気吸着手段pによ
り保持されることになる。
そして、ディレクションギヤgが半回転した位置に至る
少し手前の位置、即ち、その被押圧突部iに送りバネm
による反時計回り方向への回動力が付勢される位置まで
来た後、歯欠部jI、j2の一方が駆動ギヤ1と対向す
ることになる。
従って、この状態から、ディレクションギヤeは送りバ
ネmの押圧力によって更に反時計回り方向へ回転され、
回転が開始してから半回転した位置に来たところでその
ストッパー突部に4、k2の一方がストッパーアームn
の規制端部rに当接してそれ以上回転するのを阻止され
ることになる。
即ち、ディレクションギヤeの停止位置への最終的な送
りは送りバネmによって為されることになる。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第9図、第1
0図] このようなテープ走行方向切換装置aにはその構造が極
めて複雑になる等の問題がある。
即ち、前記したテープ走行方向切換装置aにおいてディ
レクションギヤeをその停止位置であるところの第1の
位置及び第2の位置に保持するためのストッパ一手段と
して磁気吸着手段pと引張スプリングOとストッパーア
ームnを用いており、また、ディレクションギヤeを駆
動ギヤ1と噛合する位置まで送り出す手段として送りバ
ネmを用いているため、多くの部品を必要とし、従って
、その構造が極めて複雑になると共に、これらストッパ
一手段や送り手段を配置するために少からぬ空間を必要
とするので形状が大きくなり、また、磁気吸着手段pは
一般に高価な部品であるためコストが高くなるという問
題があり、更には、磁気吸着手段pを制御する特別な回
路が必要になるので、回路構造が複雑になり、更に、か
かる磁気吸着手段は大きな電力を消費するという問題も
ある。
(E、問題点を解決するための手段) そこで、本発明歯欠ギヤ制御機構は、上記した問題点を
解決するために、歯欠部が形成されかつ駆動ギヤと噛合
することにより回転せしめられると共に上記歯欠部が駆
動ギヤと対向したところで停止する歯欠ギヤを備えた装
置の歯欠ギヤ制御機構において、非押込位置と押込位置
との間を移動されると共に常時非押込位置側への移動力
が付勢されかつ前記歯欠ギヤの一方の面と対向した位置
に抑圧片が設けられた操作子と、歯欠ギヤの一方の面の
非押込位置に来ている操作子の押圧片と対向する位置を
含む円周上に形成されたストッパー突部と、歯欠ギヤの
一方の面に形成され上記ストッパー突部に略中心部側か
ら対向すると共に押圧方向へ移動する操作子の押圧片に
よって押圧されて歯欠ギヤの回転方向側へ移動せしめら
れる被押圧突部とを設けたものである。
従って、本発明歯欠ギヤ制御機構によれば、操作子が非
押込位置に来ている状態においては歯欠ギヤはそのスト
ッパー突部が操作子の押圧片に当接することによって回
転を阻止される、即ち、停止位置に保持され、また、そ
の状態から操作子が押込位置へと移動されたときはその
押圧片がストッパー突部の移動を阻止しない位置へ逃げ
ると共にそれと略同時に被押圧突部を押圧して歯欠ギヤ
を駆動ギヤと噛合する位置まで送り出すことになるので
、歯欠ギヤの停止位置における保持と送り出しとを1個
の操作子によって行なうことができると共にその送り出
しを確実に行なうことができる。
(F、実施例) 以下に、本発明歯欠ギヤ制御機構の詳細を添附図面に示
した実施例に従って説明する。
尚、図示した実施例は本発明をオーディオテーププレー
ヤー1の歯欠ギヤを備えたテープ走行方向切換機構に適
用したものである。
また、図面にはメカデツキと外筐の前壁部のみを示しで
ある。
(a、メカシャーシ)[第1図乃至第3図、第6図乃至
第8図] 2はメカシャーシであり、該メカシャーシ2は板状に形
成されたシャーシ部3と後述する各部の大部分が合成樹
脂により一体に形成されて成る。
シャーシ部3はその後端寄りの部分を除く大部分が左右
方向に長い略長方形状を成すと共に後端寄りの部分が略
M字形を為すように形成されており、該M字形を為す部
分の後端部からリール台支持軸4.4′が立設され、ま
た、前端部の左右両端部からアーム支持軸5.5′が立
設されている。
6はシャーシ部3の前端部から下方へ向けて突出した比
較的背の低い前壁、7.7′はカセット位置決めビン、
8,8’はシャーシ部3にインサート成形されたキャプ
スタン支持スリーブであり、該キャプスタン支持スリー
ブ8.8′はシャーシ部3の前端縁寄りの部分の左右に
寄った位置に設けられており、その上端部がシャーシ部
3の上面から上方へ突出しその下端部がシャーシ部3の
下面から下方へ突出されている。
9.9′は後述する高速走行ギヤを配置するためのギヤ
配置孔であり、該ギヤ配置孔9.9′はシャーシ部3の
後端寄りの部分の左右方向における中央部から稍左側へ
寄った位置を挟んで左右方向に稍離間して位置されてお
り、これらギヤ配置孔9と9′との間の部分に支持突起
10(第2図参照)が突設されている。
尚、シャーシ部3に形成された各部のうち上記した各部
具外の部分については後述する各部材の説明の中で関連
して述べることにする。
(b、モードレバー)CN3図、第3図]12はプレイ
モードを形成するためのプレイレバー、13はテープを
フォワード方向へ高速走行させるモード(以下、rFF
モード」と言う。)を形成するためのFFレバー(図面
では一部のみを示しである。)、14はテープをリバー
ス方向へ高速走行させるモード(以下、rREWモード
」と言う。)を形成するためのREWレバー(これも図
面では一部のみを示しである。)、15は上記レバー1
2.1゛3及び14が所定量押込まれたときこれらレバ
ーをその位置に保持するためのロックスライダー、16
はレバー12.13及び14が押込まれることにより形
成されたモードを解除してストップモードにするための
ストップレバーであり、プレイレバー12はシャーシ部
3の上面側に、また、FFレバー13、REWレバー1
4及びストップレバー16はシャーシ部3の下面側に位
置され、かつ、前後方向へ一定の範囲内で摺動自在なる
ように支持されると共にその前端部にモード釦12a、
13a。
14a及び16aが取着されている。
プレイレバー12はその前後両端部を除く部分が左右方
向に長い略矩形の板状を為すように形成されると共に、
その後端部に互いに左右方向に離間して後方へ向けて突
出した2つの規制片17.17′が形成されており、該
規制片17.17’の各後端部はこれらの間隔が他の部
分の間隔より稍狭くなるように互いに対向する側へ向け
て屈曲されている。
18はプレイレバー12の上面の前端部に取着された磁
気ヘッド、19はプレイレバー12の左端縁寄りの位置
から下方へ向けて切り起し状に形成された被ロック片で
ある。
そして、プレイレバー12は引張りスプリング20によ
って、常時、前方への移動力を付勢されており、後方へ
向けて押圧されていない間は磁気ヘッド18がプレーヤ
ー1に装着されたテープカセット21の前面と稍間隔を
置いて対向する位置(以下、「非プレイ位置」と言う、
)に保持される。
また、FFレバー13及びREWレバー14は前後方向
に細長い板状に形成されると共に、その後端部に図示し
ない規制孔が形成され、かつ、その前後方向における中
間の位置から被ロック片22.23(第3図参照)が下
方へ向けて切起状に形成されている。
そして、FFレバー13及びREWレバー14はメカシ
ャーシ2に支持された図示しないバネによって、常時、
前方への移動力を付勢されており、後方へ向けて押圧さ
れていない間は図面に示す位置(以下、「非押込位置」
と言う。)に保持されている。
ロックスライダー15は左右方向に長い板状に形成され
ると共に、シャーシ部3の下側に一定の範囲内で左右方
向に移動自在なるように支持され、また、引張スプリン
グ24により、常時、左側への移動力を付勢されており
、また、その右側路半分に互いに左右方向に稍間隔を置
いて位置した3つの係合孔25.26及び27が形成さ
れている。
そこで、第2図に示すように、プレイレバー12が非プ
レイ位置に来ており、かつ、FFレバー13及びREW
レバー14がいずれも非押込位置に来ている状態、即ち
、ストップ状態からプレイレバー12、FFレバー13
及びREWレバー14のいずれか1つが所定量後方へ押
し込まれると、その押し込まれたレバーの被ロック片1
9.22.23がロックスライダー15の係合孔25.
26.2フの右側縁の斜縁部を押圧してロックスライダ
ー15を一旦右方へ移動させた後被ロック片19.22
.23が係合孔の係合縁25 a、 26 a、 27
 aに係合することになり、それによって、プレイレバ
ー12が押し込まれたときは該プレイレバー12が磁気
ヘッド18がテープカセット21の磁気テープ28のう
ちテープカセット21の前面部を通されている部分に接
触する位置(以下、「プレイ位置」と言う。)へと移動
され、かつ、その位置に保持されることになり、また、
FFレバー13又はREWレバー14が押し込まれたと
きは所定の距離非押込位置から後方へ寄った押込位置へ
と移動され、かつ、その位置に保持されることになる。
更に、このようにして、プレイレバー12、FFレバー
13及びREWレバー14のいずれかが押し込まれてい
る状態からストップレバー16が所定量押し込まれると
、ロックスライダー15が右側へ移動され、それにより
、押し込まれているレバーの被ロック片19,22.2
3と係合孔25.26.27の係合縁25 a、 26
 a。
27aとの係合が解除されることになるの!、押し込ま
れていたレバーが非プレイ位置又は非押込位置に戻され
ることになる。
(C,ディレクションスライダー)[第1図、第3図、
第4図、第7図] 29はプレイモードにおける磁気テープ28の走行方向
を規定するためのディレクションスライダーであり、該
ディレクションスライダー29はシャーシ部3の左右方
向における長さの略4分の3の長さを有する左右方向に
細長い主部29aと該主部29aの右端寄りの位置から
後方へ突出した突出部29bと略り字形を成しかつその
5字形の右端が上記突出部29bの後端に連続した腕部
29cとが一体に形成されて成る。
そして、主部29aの互いに左右方向に離間した位置に
左右方向に長い被ガイド孔30,30’が形成され、ま
た、主部29aの後側縁の右端部及び左端から稍右側へ
寄った位置に上方へ向けて突出した背の低いピンチロー
ラ規制片31、31′が形成されており、該ピンチロー
ラ規制片31.31′の右側のもの31は右端へ行くに
従って次第に後方へ、また、左側のピンチローラ規制片
31′は左端へ行くに従って次第に後方へ、それぞれ変
位するように斜めに形成されている。
32は突出部29bに形成された略矩形を成すカム配置
孔であり、該カム配置孔32の左右両側縁32a、32
bが後述するディレクションギヤのカムにより規制され
る被規制縁になっている。
33は腕部29cの後端部から上方へ向けて突出した突
片である。
34は後述するアイドラレバーに所定のモードにおける
所定の方向への回動力を付勢するためのアイドラ押圧ば
ねであり、該アイドラ押圧ばね34は略鋏形状をしてお
り、そのコイル部がディレクシ3ンスライダー29の腕
部29cのL字形の屈曲点に設けられたピン35に支持
されると共に、その2つの腕34a、34bが後方へ向
けて延び、かつ、アイドラレバーの被押圧ビンによって
相対的に押圧されていない状態において前記突片33に
左右両側から弾接することにより互いに略平行に延びる
姿勢で位置するようにされている。
そして、ディレクションスライダー29はその被ガイド
孔30.30’がシャーシ部3の下面の前端部に形成さ
れたガイド突部36.36′に摺動自在に係合すること
によって左右方向へ移動自在なるように設けられると共
に、そのカム配置孔32の被規制面32a、32bが後
述するディレクションギヤのカムによフて押圧されるこ
とにより第3図に実線で示すフォワード位置と同図にそ
の一部を2点鎖線で示し、かつ、第1図CD)に示すリ
バース位置との間を穆勤されるようになっている。
(d、テープ走行機構)[第2図、第3図](d−1,
キャプスタン、リール台)[第2図、第3図] 37.37′はキャプスタンであり、これらキャプスタ
ン37.37′は後述するキャプスタンプーリから立設
されると共に、その下側路半分がメカシャーシ2のシャ
ーシ部3に設けられた前記キャプスタン支持スリーブ8
.8′に回転自在に支持されている。
尚、これら2つのキャプスタン37.37’のうち右側
のもの37がフォワードプレイモード、即ち、磁気テー
プ28をフォワード方向へ走行させながら再生を行なう
モードにおいて機能するキャプスタン(以下、「F側キ
ャプスタン」と言う。)であり、左側のキャプスタン3
7′がリバースプレイモード、即ち、磁気テープ28を
リバース方向へ走行させながら再生を行なうモードにお
いて機能するキャプスタン(以下、「R側キャプスタン
」と言う。)である。
38.38′はリール台であり、該リール台38.38
′は比較的大径なギヤ部38a、38′aと該ギヤ部3
8a、38’aの中心部から上方へ向けて突出したリー
ル係合軸38b138′bとが一体に形成されて成り、
メカシャーシ2のシャーシ部3に設けられた前記リール
台支持軸4.4′に回転自在に支持されている。
そして、テープカセット21がプレーヤ1に装着される
と、2つのテープリール39,39’が上記リール台3
8.38′のリール係合軸38b、38’bに各別に係
合され、それによって、右側のテープリール39(以下
、「Tリール」と言う。)が右側のリール台(以下、「
F側す−ル台」と言う。)38と、左側のテープリール
39′(以下、「Sリール」と言う。)が左側のリール
台(以下、「R側す−ル台」と言う。)38′と、それ
ぞれ、−法的に回転する状態となる。
(d−2,ピンチローラ)[第2図、第3図]40及び
40′はピンチローラである。
41.41’はピンチローラアームであり、該ピンチロ
ーラアーム41.41′はその基端部がシャーシ部3に
設けられた前記アーム支持軸5.5′に回動自在に支持
されると共にその回動端部に支持軸42.42′が設け
られており、該支持軸42.42′にピンチローラ40
.40′が回転自在に支持されている。
尚、上記支持軸42.42′の下端部はシャーシ部3に
形成された図示しない孔を通してシャーシ部3の下方に
まで達し前記ディレクションスライダー29に設けられ
たピンチローラ規制片31.31′と対向されている。
43.43′(第2図参照)はピンチローラアーム41
.41′に所定の回動力を付勢するためのトーションば
ねであり、該トーションばね43.43’はそのコイル
部が前記プレイレバー12の前端縁に形成された支持突
部44.44′に支持されると共に、その一方の腕43
a143′aの先端部がピンチローラアーム41.41
′の支持軸42.42′に略前方から対向しており、プ
レイレバー、12が非プレイ位置とプレイ位置との間を
移動することによって該一方の腕43a、43’aがピ
ンチローラアーム41.41′の支持軸42.42′又
は図示しない突起を略前後方向へ押圧するようになって
おり、それニヨリ、フレイレバー12の移動に伴なって
ピンチローラアーム41.41’が回動されてピンチロ
ーラ40,40’が略前後方向へ移動すると共にプレイ
レバー12が非プレイ位置に来ているときはピンチロー
ラ40,40’が前記キャプスタン37.37′に略前
方から稍間隔を置いて対向する位置に保持されることに
なる。
そして、前記ディレクションスライダー29がフォワー
ド位置に来ているときは、そのピンチローラ規制片31
.31’の右側のもの31が右側のピンチローラアーム
41の支持軸42の後方から稍左側へ逃げた位置に来て
おり、かつ、左側のピンチローラ規制片31′が左側の
ビン−ローラアーム41′の支持軸42′に後方から対
向して位置し、また、ディレクションスライダー29が
リバース位置へとB動すると、右側のピンチローラ規制
片31が右側のピンチローラアーム41の支持軸42に
後方から対向して位置し、かつ、左側のピンチローラ規
制片31′が左側のピンチローラアーム41′の支持軸
42′の後方から稍右側へ逃げた位置に来るようになっ
ている。
従って、ディレクションスライダー29がフォワード位
置に来ている状態からプレイレバー12がプレイ位置へ
と移動すると、第3図に示すように、右側のピンチロー
ラアーム41はトーションばね43の弾発力によってピ
ンチローラ40がF側キャプスタン37に圧着する位置
まで移動するが、左側のピンチローラアーム41′は、
ピンチローラ40′がR側キャプスタン37′に接触す
る直前の位置まで来たところで支持軸42′がディレク
ションスライダー29の左側のピンチローラ規制片31
′に当接してそれ以上後方へ移動するのを阻止されるこ
とになる。
また、これとは逆に、ディレクションスライダー29が
リバース位置に来ている状態からプレイレバー12がプ
レイ位置へと移動したときは、左側のピンチローラアー
ム41′の後方への移動がディレクションスライダー2
9のピンチローラ規制片31′によって阻止されること
がないので、ピンチローラ40′がR側キャプスタン3
7′に圧着されることになるが、右側のピンチローラア
ーム41の後方への移動はディレクションスライダー2
9のピンチローラ規制片31によりて阻止されるため、
ピンチローラ40がF側キャプスタン37から稍離間し
た位置に保持されることになる。
(d−3,アイドラレバー、アイドラギヤ)[第2図、
第3図] 45は後述する伝達ギヤブロックによって回転されリー
ル台38.38′と噛合することによりこれらリール台
38.38′を駆動するアイドラギヤ、46は該アイド
ラギヤ45を支持したアイドラレバーである。
(d−3−a、構成) アイドラレバー46は略前後方向に長い板状に形成され
ると共にその長手方向における中間部から稍前寄りの位
置がシャーシ部3のうち後端縁の左右方向における略中
間の位置に近接した位置に設けられた支持軸47のシャ
ーシ部3から上方へ突出した部分に回動自在に支持され
ており、その後端部から下方へ突出した支持軸48にア
イドラギヤ45が回転自在に支持されている。
49はアイドラレバー46の前端部から下方へ向けて突
出した被押圧ピン、50はアイドラレバー46の前端部
上面に形成された被規制突部である。
また、アイドラギヤ45はリール台38.38′のギヤ
部38a、38’aの直径の略半分の直径を有する大ギ
ヤ45aと該大ギヤ45aの上面に位置した小ギヤ45
bとが一体に形成されて成り、大ギヤ45aが後述する
伝達ギヤブロックのギヤ部と常時噛合されていて反時計
回り方向へ回転されるようになっている。
尚、51はシャーシ部3の上面のうちアイドラレバー4
6の右側の位置に設けられた中間ギヤであり、該中間ギ
ヤ51はF側す−ル台38のギヤ部38aと常時噛合し
ている。
そして、アイドラレバー46の被押圧ピン49の下端部
は前記ディレクションスライダー29に設けられたアイ
ドラ押圧ばね34の2つの腕34aと34bの先端部間
に位置しており、アイドラレバー46は、ディレクショ
ンスライダー29がフォワード位置に来ている状態にお
いては、第3図に実線で示すように、被押圧ピン49が
アイドラ押圧ばね34の右側の腕34aにより左側へ向
けて押圧されることにより時計回り方向への回動力を付
勢され、ディレクションスライダー29がリバース位置
に来ている状態においては、同図に2点鎖線で示すよう
に、被押圧ピン49がアイドラ押圧ばね34の左側の腕
34bにより右側へ向けて押圧されることにより反時計
回り方向への回動力を付勢されている。
また、アイドラレバー46の被規制突部50はプレイレ
バー12の前記2つの規制片17.17′の間に位置さ
れており、プレイレバー12が非プレイ位置に来ている
状態においては、第2図に示すように、規制片17.1
7′の後端部が上記被規制突部50を左右両側から略挟
むように位置し、それによつて、アイドラレバー46が
アイドラ押圧ばね34により付勢された前記回動力に抗
して、その回動範囲の略中間の位置に保持されるように
なっており、アイドラレバー46がこの位置に来ている
状態において、アイドラギヤ45が第2図に示す中立位
置、即ち、その小ギヤ45bがR側す−ル台38′のギ
ヤ部38′a及び中間ギヤ51のいずれにも噛合しない
位置(以下、「中立位置」と言う。)に保持される。
(d−3−b、作用) そこで、プレイレバー12が非プレイ位置に来ている状
態からプレイ位置へと8動すると、規制片17.17’
の後端部がアイドラレバー46の被規制突部50より後
方の位置へ逃げるため、アイドラレバー46の規制片1
7.17′による位置の規制が解除されることになる。
従って、この場合、ディレクションスライダー29がフ
ォワード位置に来ていれば、アイドラレバー46が中立
位置から時計回り方向へ回動してアイドラギヤ45の小
ギヤ45bが中間ギヤ51と噛合され、また、ディレク
ションスライダー29がリバース位置に来ていれば、ア
イドラレバー46が中立位置から反時計回り方向へ回動
してアイドラギヤ45の小ギヤ45bがR側す−ル台3
8′のギヤ部38′aと噛合されることになる。
尚、上記した状態からプレイレバー12が非プレイ位置
に戻されると、規制片17.17′の後端部がアイドラ
レバー46の被規制突部50の位置を規制するので、ア
イドラギヤ45が中立位置に戻されることになる。
(d−4,高速走行ギヤ)[第2図] 52.52′は磁気テープ28を高速走行させるための
高速走行ギヤである。
53は高速走行ギヤ52.52′を支持したシーソ一体
であり、該シーソ一体53は略横倒H字形を成し、その
中央部がシャーシ部3の上面に形成された前記支持突起
10に回動自在に支持されると共に、その前側片の左右
両端部から下方へ向けて突出した被制御ピン54.54
′及び後側片の左右両端部から下方へ向けて突出した支
持軸55.55′が一体に形成されており、該支持ピン
55.55′に高速走行ギヤ52.52′が回転自在に
支持されている。
また、高速走行ギヤ52.52′は前記アイドラギヤ4
5の小ギヤ45bより小さい直径を有すると共に、その
下面から下方へ突出した図示しない円筒部が一体に形成
されており、該円筒部の下一端部が高速走行ギヤ52.
52′より稍小径な伝達ギヤ56.56′に形成されて
いる。
尚、シーソ一体53の被制御ピン54.54′、支持軸
55.55′、高速走行ギヤ52.52はいずれも、シ
ャーシ部3に形成された前記ギヤ配置孔9.9′内に位
置されている。
そして、シーソ一体53は、FFレバー13及びREW
レバー14がいずれも非押込位置に来ているときは、そ
の被制御ビン54.54′の位置がFFレバー13及び
REWレバー14によって規制されることにより第2図
に示すように、高速走行ギヤ52.52′が左右方向に
並んで位置する姿勢に保持されており、FFレバー13
(又はREWレバー14)が押込位置へと移動されると
、その被制御ピン54(又は54′)がFFレバー13
(又はREWレバー14)によって押圧されることによ
り反時計回り方向(又は時計回り方向)へ回動されるこ
とになる。
しかして、FFレバー13が押込位置へと移動されたと
きは、右側の高速走行ギヤ52が中゛間ギヤ51と噛合
され、かつ、右側の伝達ギヤ56が後述する伝達ギヤブ
ロックのギヤ部と噛合され、また、REWレバー14が
押込位置へと押し込まれたときは、左側の高速走行ギヤ
52′がR側す−ル台38′のギヤ部38′aと噛合さ
れ、かつ、左側の伝達ギヤ56′が伝達ギヤブロック6
7のギヤ部と噛合されることになる。
(e、駆動系)[第2図、第3図、第6図、第8図] (e −1、モータ、キャプスタンプーリ)[第2図、
第3図] 57はモータであり、該モータ57はシャーシ部3の下
面の右端部に固定されると共にその回転軸57aの下端
部に比較的小径なプーリ58が固着されている。
59.59′はキャプスタンプーリであり、該キャプス
タンプーリ59.59′はこれより稍大径なフライホイ
ール60,60’の上面に固定されており、これらキャ
プスタンプーリ59.59′の中心に前記キャプスタン
37.37′の下端部が固定されている。
61は右側のキャプスタンプーリ59の上面の中心から
上方へ突出するように形成されたギヤ部である。
(e−2,伝達ギヤブロック)[第3図、第6図、第8
図] 62は後述する揺動レバーに所定の方向への回動力を付
勢し、かつ、前記アイドラギヤ45及び高速走行ギヤ5
2.52′を駆動するための伝達ギヤブロックである。
63は伝達ギヤブロック62の第1の回転体であり、該
第1の回転体63は前記キャプスタンプーリ59.59
′より稍大径なプーリ64と、該プーリ64の上面の中
心部と外周縁との間の略中央部から突出し、かつ、その
上部がギヤ(以下、「第1のギヤ」と言う、)65に形
成された背の低い円筒部66と、プーリ64の中心部か
ら上方へ突出した略円箇状を成すボス67とが一体に形
成されて成る。
尚、上記第1のギヤ65に前記アイドラギヤ45の大ギ
ヤ45aが常時噛合している。
また、68は伝達ギヤブロック62の第2の回転体であ
り、該第2の回転体68は上記第1の回転体63の円筒
部66の内径より稍小径な円板69と該円板69から上
方へ向けて突出した円筒部70とが一体に形成されて成
り、該円筒部70の上端部がギヤ(以下、「第2のギヤ
」と言う。)71に形成されている。
72は第1の回転体63の上面を塞ぐように取着された
キャップ体であり、第1の回転体63と第2の回転体6
8は、第1の回転体63のボス67が第2の回転体68
の円筒部70に回転自在に挿入されると共に円板69の
下面とプーリ64の上面との間に摩擦板73が介在され
、かつ、上記円板69とキャップ体72との間に圧縮コ
イルスプリング74が介在された状態で、互いに結合さ
れている。
従って、第1の回転体63の回転は摩擦板73を介して
第2の回転体68に伝達されるので、第2の回転体68
に一定の値以上の負荷が加えられていない状態において
は′s1の回転体63と第2の回転体68とが一体的に
回転され、上記負荷が一定の値を超えると第1の回転体
63と第2の回転体68との間の接触部がスリップする
ことになる。
そして、伝達ギヤブロック62は第1の回転体63のボ
ス67に前記アイドラレバー46が支持された支持軸4
7のシャーシ部3から下方へ突出した部分が挿通される
ことにより該支持軸47に回転自在に支持されている。
(e−3,ベルト、キャプスタン等の回転)[第3図] 75は無端状のベルトであり、該無端状ベルト75は、
前記モータ57のプーリ58−右側のキャプスタンプー
リ59−左側のキャプスタンプーリ59′−伝達ギヤブ
ロック62のプーリ64−モータ57のプーリ58にこ
の順序で巻き付けられており、右側のキャプスタンプー
リ59には後方を向いている部分に、また、左側のキャ
プスタンプーリ59′には前方を向いた部分に、それぞ
れ巻き付けられている。従って、2つのキャプスタンプ
ーリ59.59′は互いに反対方向へ回転されることに
なる。
尚、モータ57は前記プレイレバー12、FFレバー1
3及びREWレノ(−14のいずれかが押し込まれるこ
とによって回転され、その回転方向は回転軸57aが第
3図における時計回り方向へ回転される方向になってい
る。
そこで、モータ57が回転すると、ベルト75が走行さ
れ、それにより、右側のキャプスタンプーリ59が第3
図における反時計回り方向へ、左側のキャプスタンプー
リ59′及び伝達ギヤブロック62が同図における時計
回り方向へそれぞれ回転されることになり、これによっ
て、F側キャプスタン37及びアイドラギヤ45が反時
計回り方向へ、R側キャプスタン37′が時計回り方向
へ回転することになる。
(f、モードの形成及びテープの走行)しかして、プレ
イそ−ド、FFモード及びREWモードにおいて磁気テ
ープ28は次のように走行される。
(f−1,ブレイモ二′ドにおけるテープの走行) ストップ状態からプレイレバー12がプレイ位置へと移
動すると、モータ57が回転し、キャプスタン37.3
7′、伝達ギヤブロック62及びアイドラギヤ45が回
転されると共に、ディレクションスライダー29がフォ
ワード位置に来ているとき(以下、rフォワード状態」
と言う。)には右側のピンチローラ40 M F側キャ
プスタン37に圧着され、かつ、アイドラギヤ45の小
ギヤ45bが中間ギヤ51に噛合され、また、ディレク
ションスライダー29がリバース位置に来ているとき(
以下、「リバース状態」と言う。)には左側のピンチロ
ーラ40’がR側キャプスタン37′に圧着され、かっ
、アイドラギヤ45の小ギヤ45bがR側す−ル台38
′のギヤ部38′aと噛合されることになり、それによ
って、フォワード状態においてはF側す−ル台38が反
時計回り方向(以下、「テープ巻取り方向」と言う。)
へ、又、リバース状態においてはR側リール台38′が
時計回り方向(以下、「テープ巻取り方向」と言う。)
へ回転されることになる。
従って、テープカセット21がプレーヤ1に装着されて
いる状態からプレイモードになると、磁気ヘッド18が
磁気テープ28に接触すると共に、磁気テープ28は、
フォワード状態においてはF側キャプスタン37とこれ
に圧着した右側のピンチローラ40とによって挟まれて
フォワード方向へ定速で走行され、かつ、Tリール39
に巻き取られて行くことになり、リバース状態において
はR側キャプスタン37′とこれに圧着した左側のピン
チローラ40′とによって挟まれてリバース方向へ定速
で走行され、かつ、Sリール39′に巻き取られて行く
ことになる。
尚、プレイそ−ドにおけるテープの走行方向は後述する
テープ走行方向切換機構により切り換えられる。
(f−2,FFモー、ド及びREWモードにおけるテー
プの走行) また、ストップ状態からFFレバー13又はREWレバ
ー14が押し込まれると、モータ57が回転してこの場
合もキャプスタン37.37′、伝達ギヤブロック62
及びアイドラギヤ45が回転されると共に、FFレバー
13が押し込まれたときはF側す−ル台38のギヤ部3
8aが中間ギヤ51、右側の高速走行ギヤ52及び伝達
ギヤ56を介して伝達ギヤブロック62の第1のギヤ6
5と噛合されてF側す−ル台38が高速でテープ巻取方
向へ回転されることになり、また、REWレバー14が
押し込まれたときはR側す−ル台38′のギヤ部38′
aが左側の高速走行ギヤ52′及び伝達ギヤ56′を介
して伝達ギヤブロック62の第1のギヤ65と噛合、さ
れてR側す−ル台38′が高速でテープ巻取方向へ回転
されることになる。
従って、テープカセット21がプレーヤ1に装着されて
いる状態において、FFモ−ドになったときは磁気チー
゛ブ28が高速でTリール39に巻き取られて行き、R
EWモードになワたときは磁気テープ28が高速でSリ
ール39′に巻き取られて行くことになる。
(g、テープ走行方向切換機構)[第1図乃至第8図] 76はテープ走行方向切換機構であ°す、該テープ走行
方向切換機構76は前記したディレクションスライダー
29と、該ディレクションスライダー29の位置を規定
するディレクションギヤと、該ディレクションギヤの回
転を制御するトリガーレバーと、該トリガーレバーを操
作するディレクション釦及びテープエンド検出手段等に
より構成されている。
(g−1,トリガーレバー)[第1図、第3図、第4図
、第7図、第8図] 7フはトリガーレバーであり、該トリガーレバー77は
前後方向に長い板状に形成されると共に、その後端部が
側方から見て略コ字形を為すように屈曲され、かつ、該
コ字形を為す部分の上片78の右端部が右稍斜め前方へ
向けて屈曲した被押圧部78aに形成されており、また
、前後方向における中央部から稍前寄りの部分に前後方
向に長い係合長孔79が、更に、該係合長孔フ9から稍
前方へ離間した位置に比較的背の低い押圧片80が上方
へ突出するように切起状に形成されている。
81は支持軸であり、該支持軸81はシャーシ部3のう
ちフォワード位置に来ているディレクションスライダー
29のカム配置孔32の右側の被規制ii 32 aか
ら稍左寄りの位置と対応する位置から下方へ向けて突設
されると共に、その下端部に環状溝81aが形成されて
いる。
そして、トリガーレバー77はその係合長孔79が上記
支持軸81の環状溝81aに摺動自在に係合され、かつ
、その前端部がメカシャーシ2の前壁6に形成された孔
82に摺動自在なるように位置されることによって一定
の範囲内において前後方向へ移動自在なるように設けら
れると共に、その左側縁に形成されたばね掛片83と上
記前壁6に形成されたばね掛片84との間に引張スプリ
ング85が架は渡されることにより前方への移動力を付
勢された状態で設けられている。
しかして、トリガーレバー77は、後方へ向けて押圧さ
れていない状態においてはその係合長孔79の後端が支
持軸81に当接することによって第1図(B)等に示す
非押込位置に保持されることになり、また、後述するデ
ィレクション釦が所定量押し込まれることにより、もし
くは後述する揺動レバーがテープエンド位置へと移動さ
れることにより第1図(A)等に示す押込位置へと穆勅
されるようになっている。
尚、トリガーレバー77が非押込位置に来ている状態に
おいてその前端部はメカシャーシ2の前壁6から稍前方
へ突出している。
(g−2,トリガーレバー操作手段)[第1図乃至第4
図、第6図乃至第8図] (g−2−a、ディレクション釦)[第1図乃至第3図
、第7図] 86はディレクション釦である。該ディレクション釦8
6はテープ走行方向を任意に変更するとき操作するもの
であり、前記トリガーレバー77の前端に前方から近接
して対向する状態で位置されると共に、メカシャーシ2
の前壁6に前後方向へ一定の範囲内で移動自在に、かつ
、常時、前方へ向けて付勢された状態で設けられている
しかして、ディレクション釦86を後方へ向けて所定量
押圧すると、トリガーレバー77が押込位置へと移動さ
れることになる。
(g−2−b、テープエンド検出手段)[第1図乃至第
4図、第6図乃至第 8図コ 87はテープエンド検出手段である。該テープエンド検
出手段87はプレイモードから所謂テープエンドの状態
になったときそのテープエンドを検出してトリガーレバ
ー77を移動せしめるためのものであり、前記した伝達
ギヤブロック62と、カムギヤと揺動レバー等から成る
88はカムギヤであり、該カムギヤ88は平ギヤ状を成
すギヤ部89と該ギヤ部89の上面に形成された第1の
カム90及び第2のカム91とギヤ部89の下面に形成
された小ギヤ92とが一体に形成されて成る。
そして、第1のカム90はギヤ部89の中心部から中心
と外周縁との間の略中間の位置までの部分に略楕円形を
成すような形状で形成されており、また、第2のカム9
1はギヤ部89の外周縁と第1のカム90のギヤ部89
の中心部に位置した基端部との間の略中央部に位置する
と共に、その外側を向いたカム面が右回り方向に行くに
従ってカムギヤ88の中心に近づくように形成されてい
る。
そして、カムギヤ88はシャーシ部3の下面から下方へ
向けて突設された支持軸93に回転自在に支持されると
共に、そのギヤ部89が右側のキャプスタンプーリ59
に形成されたギヤ部61と噛合されている。
従って、カムギヤ881よモータ57が回転している間
は常時回転していることになり、その回転方向は第3図
における時計回り方向(第1図においては反時計回り方
向)である。
94は揺動レバーであり、該揺動レバー94は略逆り字
形を為す板状に形成されると共に、その左端部が左側を
向いて開口した略コ字形に形成されており、該コ字形の
部分の前後2つの弾性片95.95が前記伝達ギヤブロ
ック62の第2の回転体68の円筒部70を略前後両側
から挟むように接触し、かつ、その先端部間に引張スプ
リング96が架は渡されることによって、第2の回転体
68に適度な強さの弾発力で接触した状態で回動自在に
支持されている。
そして、揺動レバー94の前端縁に沿う部分にはその左
端部から下方へ突出した引掛突部97と右端部から下方
へ突出した当接突部98が形成されており、上記引掛突
部97は前記トリガーレバー77の被押圧部78aに略
前方斜め左側から比較的近接して対向するように位置さ
れ、また、当接突部98は前記カムギヤ88の第1のカ
ム90に略後方から対向されている。
そこで、モータ57が回転すると、伝達ギヤブロック6
2が時計回り方向へ回転されるので、この伝達ギヤブロ
ック62の第2の回転体68と摩擦接触している揺動レ
バー94に第3図における時計回り方向への回動力が付
勢されてその当接突部98がカムギヤ88の第1のカム
90に圧着されると共に、カムギヤ88が時計回り方向
へ回転するので、第1のカム90及び第2のカム91が
時計回り方向へ回転することになる。そして、第1のカ
ム90の外周面はその基端部から先端部へ行くに従って
カムギヤ88の中心からの距離が長くなっているため、
該第1のカム90の外周面の当接突部98と対向する位
置のカムギヤ88の中心からの距離はカムギヤ88の回
転に伴って周期的に変化することになるので、第1のカ
ム90の外周面に圧着している当接突部98は略前後方
向へ周期的に移動されることになり、これによって、揺
動レバー94が第3図に示す位置と第8図(A)に示す
位置との間を周期的に移動される、即ち、揺動されるこ
とになり、この揺動は、第2の回転体68及びカムギヤ
88が回転している限り連続して行なわれることになる
また、テープエンドの状態になるとリール台38.38
′の回転が阻止されるので、この負荷によって、伝達ギ
ヤブロック62の第2の回転体68の回転が阻止される
ことになる。
すると、それまで第2の回転体68が回転することによ
フて揺動レバー94に付勢されていた時計回り方向への
回動力が無くなるので、揺動レバー94の当接突部98
のカムギヤ88の第1のカム90に対する圧着力が無く
なることになり、従って、この状態になると、揺動レバ
ー94の当接突部98は第1のカム90の先端部によフ
て前方から押圧されたところでその位置、即ち、第8図
(A)に示すように、カムギヤ88の第2のカム91の
先の尖った部分の回転軌跡より外側の位置において動き
が止まることになる。
そして、この状態からカムギヤ88が更に回転すると第
8図(A)に2点鎖線で示すように、第2のカム91の
先の尖った部分が揺動レバー94の当接突部98に略前
側から接触し、次いで、第2のカム91の外周面が上記
当接突部98を略後方へ向けて押圧することになる。
これによって、揺動レバー94が、第8図(B)に示す
ように、更に後方へ寄った位置(以下、「テープエンド
位置」と言う。)へと移動されることになる。
そして、揺動レバー94がこのようにしてテープエンド
位置へと移動されると、その引掛突部97が前記トリガ
ーレバー77の被押圧部78aを略後ろ斜め右側へ押圧
することになり、それによって、トリガーレバー77が
前記押込位置へと移動せしめられることになる。
(g−3,ディレクションギヤ)[第1図、第3図乃至
第5図、第7図] 99はディレクションギヤである。
(g−3−a、円板部、歯欠部、カム)[第1図、第3
図乃至第5図、第 7図] ディレクションギヤ99は、その外周部にギヤ歯が形成
された円板部100と、該円板部100の上面の中心部
に形成さ・れたボス部101及び下面の中心部に形成さ
れたボス部102と、中心側端が上記ボス部101と連
続したカム103とが一体に形成されている。
そして、円板部100の外周縁寄りの部分のうち該円板
部100の中心を挟んで互いに反対側に位置した部分に
は中心角で略60”程度の長さを有し、かつ、外周縁に
沿って延びる切欠溝104.104′が形成されると共
に、該切欠溝104.104′の反時計回り方向側の略
半分は外周縁に達しており、これによって、中心角で略
180°離間した2つの位置に撓み弾性を有する弾性片
100a、100b及び歯欠部105.105′が形成
されている。
また、カム103は上方から見て略半円形を為すと共に
、その半円形の略直線状に延びる面と円弧状に延びる面
とが連続する2つの隅角部の一方がボス部101と連続
し、かつ、上記隅角部の他方(以下、「先端部」と言う
。)が、上方から見て前記2つの切欠部104.104
′の一方の略中央部に比較的近接して位置する向きで配
置されている。
(g−3−b、ディレクションスライダーとの結合)[
第1図、第3図、第 7図] そして、ディレクションギヤ99の軸心部には厚み方向
に貫通した挿通孔106が形成されており、ディレクシ
ョンギヤ99は、上記挿通孔106にシャーシ部3から
下方へ向けて突設された支持軸81、即ち、その下端部
が前記トリガーレバー77を支持している支持軸が挿通
されることによって、該支持軸81に回転自在に支持さ
れており、そのカム103の上面寄りの部分がディレク
ションスライダー29に形成されたカム配置孔32内に
稍余裕を有した状態で位置されている。
尚、トリガーレバー77の大部分はディレクションギヤ
99に下方から比較的近接して対向されており、また、
その押圧片80は、トリガーレバー77が非押込位置に
来ている状態において、ディレクションギヤ99の円板
部100の下面の歯元円寄りの位置と対向している。
また、円板部100は前記カムギヤ88の小ギヤ92と
略同じ高さに位置されると共に、その歯欠部105.1
05′以外の部分が上記小ギヤ92と対向した向きとな
ったとき該小ギヤ92と噛合する位置に設けられている
(g−3−c、突部)[第1図、第3図、第5図、第7
図] そして、ディレクションギヤ99の円板部100の下面
には次に示すような突部が形成されている。
尚、上記突部の位置及び向き等については、ディレクシ
ョンギヤ99が、第3図に示す向き、即ち、その2つの
歯欠部105.105′のうちカム103の先端部と反
対側に位置する方のもの105(以下、「第1の歯欠部
」と言う。また、もう1つの歯欠部105′を「第2の
歯欠部」と言う。)がカムギヤ88の小ギヤ92と対向
した向きとなる位置(以下、「第1の位置」と言う。)
に来ている状態において説明する。
107.107′はストッパー突部であり、該ストッパ
ー突部107.107′は円板部100の外周縁寄りの
部分、即ち、非押込位置に来ているトリガーレバー77
の押圧片80が対向した位置を通って円周状に延びる部
分のうち円板部100の中心を挟んで前後反対側の位置
に形成されると共に、その前側のストッパー突部107
(以下、「第1のストッパー突部」と言う。)の右側を
向いた面107a及び後側のストッパー突部107’(
以下、「第2のストッパー突部」と8つ。)の左側を向
いた面107′aがストッパー面であり、第1のストッ
パー突部107の左稍斜め後方を向いた面107b及び
第2のストッパー突部107′の右稍斜め前方を向いた
面107’bが被押圧面である。
また、108.108′は被押圧突部であり、該被押圧
突部108.108′は上記ストッパー突部107.1
07′に略円板部iooの中心側から比較的近接して対
向する位置に形成されると共に、略直角三角形状に形成
されており、その直角三角形の斜辺を成す面(以下、「
被押圧面」と言う。)108a、108’aのうち前側
の被押圧突部108(以下、「第1の被押圧突部」と言
う。)の被押圧面108aは左稍斜め前方を向く向きに
、また、後側の被押圧突部108’(以下、「第2の被
押圧突部」と言う。)の被押圧面108′aは右稍斜め
後方を向く向きになっている。
更に、109.109′は被送り突部であり、該被送り
突部109.109′の前側のもの109(以下、「第
1の被送り突部」と言う。)は第1のストッパー突部1
07の略右側の位置に形成され、後側の被送り突部(以
下、「第2の被送り突部」と言う。)109’は第2の
ストッパー突部107′の略左側の位置に形成されてい
る。そして、109a、109’aがチャージ面、10
9b、109’bが被押圧面であり、チャージ面109
a、109’aは略左右方向に沿って延びるように形成
され、また、被押圧面109b、109’bはチャージ
面109a。
109’aのストッパー突部107.107′側の端か
らストッパー突部107.107’のストッパー面10
7a、107’aの反核押圧突部108.108′側の
端と極く近接した位置へ向けて斜めに延びるように形成
されている。
上記したところから明らかなように、第1のストッパー
突部107、第1の被押圧突部108及び第1の被送り
突部109と第2のストッパー突部107′、第2の被
押圧突部108′及び第2の被送り突部109′とは円
板部100の中心を対称点とした点対称の形状を有して
おり、従って、ディレクションギヤ99が前記した第1
の位置から半回転して第1図(D)に実線で示す位置、
即ち、その第2の歯欠部105′がカムギヤ88の小ギ
ヤ92と対向した向きとなる位置(以下、「第2の位置
」と言う、)に来ると、第1の突部107.108及び
109と第2の突部107′、108′及び109′の
位置及び向きが入れ換わることになる。
(g−4,ディレクションスライダーの位置の保持)[
第1図(D)、第3図] そこで、前記ディレクションスライダー29のフォワー
ド位置とリバース位置の保持は次のように為される。
(g−4−a、フォワード位置の保持)[第3図] ディレクションスライダー29のフォワード位置の保持
はトリガーレバー77が非押込位置に来ており、かつ、
ディレクションギヤ99が第1の位置に位置することに
より為される。
即ち、ディレクションスライダー29がフォワード位置
に来ているときは、そのアイドラ押圧ばね34の右側の
腕34aが前記アイドラレバー46の被押圧ピン49を
左側へ向けて押圧することによって、ディレクションス
ライダー29に相対的に右方へ移動しようとする移動力
が生じており、また、この状態において、ディレクショ
ンギヤ99のカム103はその先端部が円板部100の
中心部から左稍斜め前方へ向けて突出する向きとなって
いるため、ディレクションスライダー29のカム配置孔
32の左側の被規制縁32bがカム103の先端部を右
斜め前方へ向けて押圧する状態になり、従って、ディレ
クションギヤ99には反時計回り方向への回動力が付勢
されることになるが、このとき、その第1のストッパー
突部10フがトリガーレバーフ7の押圧片80に左側か
ら当接しているため、ディレクションギヤ99の反時計
回り方向への回動が阻止されることになる。
これによって、ディレクションスライダー29がフォワ
ード位置に保持されることになる。
(g−4−b、リバース位置の保持)[第1図(D)] ディレクションスライダー29のリバース位置の保持は
、トリガーレバー77が非押込位置に来ており、ディレ
クションギヤ99が第2の位置に位置することにより為
される。
即ち、ディレクションスライダー29がリバース位置に
来ているときは、そのアイドラ押圧ばね34の左側の腕
34bがアイドラレバー46の被押圧ピン49を右側へ
向けて押圧することによって、ディレクションスライダ
ー29に、相対的に左方へ移動しようとする移動力が生
じており、また、この状態において、ディレクションギ
ヤ99のカム103はその先端部が円板部100の中心
部から右稍斜め後方へ突出する向きとなっているため、
ディレクションスライダー29のカム配置孔32の右側
の被規制縁32aがカム103の先端部を左稍斜め後方
へ向けて押圧することになり、従って、この場合もディ
レクションギヤ99には反時計回り方向への回動力が付
勢されることになるが、このときは、その第2のストッ
パー突部107がトリガーレバー77の押圧片80に左
側から当接しているため、ディレクションギヤ99の反
時計回り方向への回動力が阻止されることになる。
これによって、ディレクションスライダー29がリバー
ス位置に保持されることになる。
(g−5,ディレクションギヤの回転[テープ走行方向
の切換コ)[第2図、第 3図] そこで、ディレクションギヤ99は次のようにして回転
されることになる。
尚、この説明はディレクションギヤ99が第1の位置に
来ている状態を基準にして行なう。
(g−5−a、ロック解除及び送り出し)[第1図(A
)] ディレクションギヤ99が第1の位置に来ている状態か
ら、前記ディレクション釦86が所定量押し込まれ、あ
るいは揺動レバー94がテープエンド位置へと移動され
る(第1図(A)はディレクション釦86が押圧された
状態を示しである。)と、前記したように、トリガーレ
バー7フが押込位置へと移動されるので、その押圧片8
0がディレクションギヤ99の第1のストッパー突部1
07の右側の位置から後方へ逃げると共にそれと略同時
に第1の被押圧突部108の被押圧面108aを略後斜
め右側へ向けて押圧することになる。
従って、ディレクションギヤ99は、トリガーレバー7
7の押圧片80による回動の阻止が解除されると共に第
1の被押圧突部108の被押圧面108aが押圧される
ことによって反時計回り方向へ強制的に回転せしめられ
ることになり、それによって、その円板部100の外周
面に形成されたギヤ歯がカムギヤ88の小ギヤ92と噛
合することになる。
尚、前記したように、ディレクションギヤ99にはディ
レクションスライダー29によって押圧されることによ
る反時回り方向への回動力が付勢されているので、トリ
ガーレバーフ7による阻止の解除が為されたときは上記
回動力によっても反時計回り方向へ回転し得ることにな
るが、この回動力はアイドラ押圧ばね34がアイドラレ
バー46から受ける反力が作用して生じるものであり、
しかも、上記反力はそれほど大きな弾発力ではないので
、この回動力によってディレクションギヤ99がその円
板部100のギヤ歯がカムギヤ88の小ギヤ92と噛合
する位置まで回転することには確実性が無く、しかも、
何らかの原因によってディレクションスライダー29の
右方への動きが重くなっていたり、あるいは何かに引っ
掛かって前記反力だけでは右方へ穆勤することができな
い状態になることもあり得る。従って、このような状態
になっていると、多くの場合、トリガーレバー77が押
込位置へと移動してもディレクションギヤ99がカムギ
ヤ88と噛合する位置まで移動されないということが起
こる慣れがある。
しかしながら、前記したように、トリガーレバー77が
押込位置へと移動されると、その押圧片80が被押圧突
部108の被押圧面108aを押圧してディレクション
ギヤ99を強制的に反時計回り方向へ回転させるので、
ディレクションスライダー29が前記したような状態に
なっていても、トリガーレバー77が押込位置へと移動
すればディレクションギヤ99がカムギヤ88と噛合す
る位置まで確実に8勤せしめられることになる。
(g−5−b、送り出しの補足)[第1図(B)] また、トリガーレバー77の後方への移動がディレクシ
ョン釦86を押すことによって行なわれるとき、ディレ
クション釦86の押込量が不充分であると、ディレクシ
ョンギヤ99の反時計回り方向への回転量がカムギヤ8
8と噛合するには不充分である場合があるが、このよう
な場合は、トリガーレバー77が非押込位置に戻って来
るとき、その押圧片80が第1のストッパー突部107
の被押圧面107bを前方稍斜め右側へ向けて押圧する
ことになるので、それによって、ディレクションギヤ9
9が更に強制的に反時計回り方向へ回転せしめられるこ
とになり、これにより、カムギヤ88との噛合が確実に
為されることになる。
(g−5−c、トリガーレバーの移動力のチャージ)[
第1図(C)] しかして、前記したようにカムギヤ88は常に時計回り
方向へ回転しているので、ディレクションギヤ99は小
ギヤ92と噛合した時点から今度はモータ57の回転力
に−よって反時計回り方向へ回転されることになる。
そして、ディレクシフンギヤ99が第1の位置から所定
の回転角回転して第1図(C)に2点鎖線で示す位置、
即ち、第2の位置の直前の位置まで来ると、第2の被送
り突部109′のチャージ面109’aが非押込位置に
来ているトリガーレバー77の押圧片80を、先ず、右
稍斜め後方へ押圧すると共に、次第に後方への成分を増
ながら押圧することになる。これによフて、トリガーレ
バー77が非押込位置から稍後方へ寄った位置へと移動
されることになり、従って、トリガーレバー77に上記
位置から非押込位置へ戻ろうとする移動力がチャージさ
れることになる。
更に、上記した状態から、ディレクションギヤ99が第
1図(C)に実線で示す位置まで回転して来ると、トリ
ガーレバー7フの押圧片80には第2の被送り突部10
9′の被押圧面109′bが対向し、この時点において
、円板部100はその第2゛の歯欠部105′がカムギ
ヤ88の小ギヤ92と対向する直前の位置まで来ており
、また、カム103はその先端面が右方を向く方向より
ほんの少し後方を向いた向きとなっている。
(g−5−d、)リガーレバーによるディレクションギ
ヤの停止位置への送 り)[第1図(D)] しかして、この状態になると、トリガーレバー77の押
圧片80が第2の被送り突部109′の被押圧面109
’bを略前方斜め右側へ押圧することになるので、この
押圧によってディレクションギヤ99に反時計回り方向
への回転力が加えられることになり、従って、ディレク
ションギヤ99はトリガーレバー77により加えられる
回転力とカムギヤ88により加えられる回転力により回
転されることになり、また、このような状態になった直
後に円板部100のカムギヤ88に対する噛合が外れ、
この状態からはディレクションギヤ99はトリガーレバ
ー77により加えられる上記回転力によりて回転される
ことになる。
そして、トリガーレバー77の押圧片80により第2の
被送り突部109′の被押圧面109′bに対する押圧
が終了するのと略同時に、第2のストッパー突部107
′がトリガーレバー77の押圧片80に略左側から当接
することになり、これによって、ディレクションギヤ9
9がそれ以上反時計回り方向へ回転するのを阻止される
ことになる。
しかして、ディレクションギヤ99が第1の位置から半
回転して第2の位置に来ることになる。
(g−5−e、テープ走行方向の切り換り)しかして、
ディレクションギヤ99が第1の位置から第2の位置へ
と移動する間に、ディレクションスライダー29がその
カム配置孔32の右側の被規制縁32aがディレクショ
ンギヤ99のカム103によって押圧されることにより
フォワード位置からリバース位置へと移動され、それに
よって、右側のピンチローラ40がF側キャプスタン3
フから前方へ相離間され、かつ、左側のピンチローラ4
0′がR側キャプスタン37′に圧着されると共にアイ
ドラレバー46が反時計回り方向へ回動されてアイドラ
ギヤ45の小ギャ45bがR側す−ル台38′のギヤ部
38′aと噛合されることになる。
しかして、テープ走行方向がそれまでのフォワード方向
からリバース方向に切り換えられることになり、磁気テ
ープ28がこのリバース方向へ走行する状態で再生動作
が開始することになる。
尚、この状態からトリガーレバー77が押込位置へと移
動されたときは、押圧片80がディレクションギヤ99
の第2の被押圧突部108′の被押圧面108’aを押
圧することによりディレクションギヤ99が反時計回り
方向へ送り出されてカムギヤ88と噛合されると共に、
カムギヤ88との噛合が外れる前に今度は第1の被送り
突部109がトリガーレバー77を後方へ押圧し、次い
で、トリガーレバー77がディレクションギヤ99を第
1の位置まで送ることになり、それによって、ディレク
ションスライダー29がリバース位置から7才ワード位
置へと移動されてテープ走行方向がリバース方向からフ
ォワード方向に切り換えられることになる。
(g−5−f、誤動作の防止)[第1図(A)] また、トリガーレバー77の押込位置への移動をディレ
クション釦86により行なう場合、該ディレクション釦
86を押し込んだままにしていると、トリガーレバー7
7が押込位置に留まることになるため、その押圧片80
がストッパー突部107.107′の回転軌跡から外れ
た位置に保持されることになるが、このような扱いが為
されたときでもディレクションギヤ99が半回転以上回
転されることは無い。
即ち、例えば、フォワードプレイそ−ドからディレクシ
ョン釦86が押圧されるとトリガーレバー77が押込位
置へと8勤されてディレクションギヤ99が前記したよ
うに反時計回り方向へ回転されることになるが、この場
合、トリガーレバー77が押込位置に保持されていると
きは、第2の被押圧突部108′がトリガーレバー77
の押圧片80に略左側から当接することになり、それに
よって、ディレクションギヤ99がそれ以上反時計回り
方向へ回転するのを阻止されることになり、このとき、
第2の被送り突部109′の被押圧面109”bがトリ
ガーレバー77の押圧片80に前方から対向して位置さ
れる。
従って、この状態からディレクション釦86に対する押
圧を解除すると、トリガーレバー77が非押込位置へと
戻り、このとき、その押圧片80が第2の被送り突部1
09′の被押圧面109’bを必然的に押圧することに
なるので、ディレクションギヤ99が強制的に次の停止
位置、即ち、第2の位置まで送られると共に、該第2の
位置に来たところで、第2のストッパー突部107′が
トリガーレバー77の押圧片80に当接することになる
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明歯欠
ギヤ制御機構は、歯欠部が形成されかつ駆動ギヤと噛合
することにより回転せしめられると共に上記歯欠部が駆
動ギヤと対向したところで停止する歯欠ギヤと、非押込
位置と押込位置との間を移動されると共に常時非押込位
置側への移動力が付勢されかつ前記歯欠ギヤの一方の面
と対向した位置に押圧片が設けられた操作子と、歯欠ギ
ヤの一方の面の非押込位置に来ている操作子の押圧片と
対向する位置を含む円周上に形成されたストッパー突部
と、歯欠ギヤの一方の面に形成され上記ストッパー突部
に略中心部側から対向すると共に押圧方向へ移動する操
作子の押圧片によって押圧されて歯欠ギヤの回転方向側
へ移動せしめられる被押圧突部とを備えたことを特徴と
する。
即ち、本発明によれば、操作子が非押込位置に来ている
状態においては歯欠ギヤはそのストッパー突部が操作子
の押圧片に当接することによって回転を阻止される、即
ち、停止位置に保持され、また、その状態から操作子が
押込位置へと移動されたときはその押圧片がストッパー
突部の移動を阻止しない位置へ逃げると共にそれと略同
時に被押圧突部を押圧して歯欠ギヤを駆動ギヤと噛合す
る位置まで送り出すことになる。
従って、本発明歯欠ギヤ制御機構によれば、歯欠ギヤの
停止位置における保持と送り出しとを1個の操作子によ
って行なうことができると共にその送り出しを確実に行
なうことができる。
尚、前記した実施例においては、ストッパー突部にも被
抑圧面を設けて、操作子の押込位置への移動力が不充分
であったときは非押込位置に戻る操作子の押圧片が上記
被押圧面を押圧して歯欠ギヤを回転方向へ送るようにし
たが、このようにすることによって、操作子の押込位置
への移動量の如何に拘らず、歯欠ギヤの駆動ギヤと噛合
する位置への送り出しを確実に行なうことができる。
また、前記実施例においては、歯欠ギヤが停止位置、即
ち、駆動ギヤとの噛合が外れる位置に至る少し手前の位
置まで来たとき操作子によって押圧されることにより歯
欠ギヤに回転方向への回転力を付勢する被送り突部を設
けたが、このようにすることによって、歯欠ギヤが駆動
ギヤとの噛合を外れた後の所定の停止位置までの8動を
確実に行なうことができる。
尚、前記実施例においては、本発明をテープ走行方向切
換機構におけるディレクションギヤの制御機構に適用し
たものを示したが、本発明はこのような適用例に限られ
ることなく、歯欠ギヤを備えた各種の装置における歯欠
ギヤ制御機構に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明歯欠ギヤ制御機構をテーププ
レーヤの歯欠ギヤを備えたテープ走行方向切換機構に適
用した実施の一例を示すものであり、第1図はディレク
シ日ンギャの位置の制御を(A)から(D)へ順を追っ
て示す要部の底面図、第2図はテーププレーヤを外筐を
外して示す概略平面図、第3図はテーププレーヤーのメ
カシャーシより下の部分を示す平面図、第4図はテープ
走行方向切換機構を示す分解斜視図、第5図はディレク
ションギヤを第4図に示す向きと異なる向きで余す斜視
図、第6図は第3図のVl −Vl線に沿う断面図、第
7図は第3図の■−■線に沿う断面図、第8図はテープ
エンド検出動作を(A)から(B)へ順を追って示す要
部の平面図、第9図及び第10図は歯欠ギヤを備えた従
来のテープ走行方向切換機構の一例を示すものであり、
第9図(A)は第1のモードにおける平面図、第9図(
B)は第2のモードにおける平面図、第10図は要部の
平面図である。 符号の説明 77・・・操作子、 80・・・押圧片、89・・・駆
動ギヤ、 99・・・歯欠ギヤ、105.105′、・
・・歯欠部、 107.107′・・・ストッパー突部、108.10
8′・・・被押圧突部 用 願 人 ソニー株式会社 77・ ・操作子 80・ 押圧片 89  ・反動rマ 99  ・・歯欠上゛Y 断面図(Vll −VTI kl ’)第7図 77・・ 操作子 第8図(A) 77  櫓作子 第8図(B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 歯欠部が形成されかつ駆動ギヤと噛合することにより回
    転せしめられると共に上記歯欠部が駆動ギヤと対向した
    ところで停止する歯欠ギヤと、非押込位置と押込位置と
    の間を移動されると共に常時非押込位置側への移動力が
    付勢されかつ前記歯欠ギヤの一方の面と対向した位置に
    押圧片が設けられた操作子と、 歯欠ギヤの一方の面の非押込位置に来ている操作子の押
    圧片と対向する位置を含む円周上に形成されたストッパ
    ー突部と、 歯欠ギヤの一方の面に形成され上記ストッパー突部に略
    中心部側から対向すると共に押圧方向へ移動する操作子
    の押圧片によって押圧されて歯欠ギヤの回転方向側へ移
    動せしめられる被押圧突部とを備えた ことを特徴とする歯欠ギヤ制御機構
JP62068261A 1987-03-23 1987-03-23 テーププレーヤー Expired - Fee Related JP2805701B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125261U (ja) * 1982-02-15 1983-08-25 株式会社東芝 テ−プレコ−ダの駆動機構
JPS59142765A (ja) * 1983-02-02 1984-08-16 Trio Kenwood Corp カセツトテ−プレコ−ダの駆動装置
JPS61240465A (ja) * 1985-04-18 1986-10-25 Clarion Co Ltd 間欠ギヤのロツク機構

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