JPH0757338A - テープレコーダの回転停止検出機構 - Google Patents

テープレコーダの回転停止検出機構

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JPH0757338A
JPH0757338A JP5223793A JP22379393A JPH0757338A JP H0757338 A JPH0757338 A JP H0757338A JP 5223793 A JP5223793 A JP 5223793A JP 22379393 A JP22379393 A JP 22379393A JP H0757338 A JPH0757338 A JP H0757338A
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    • G11B15/093Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing driving condition of record carrier, e.g. travel, tape tension

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープレコーダの回転停止検出機構の小型、
薄型化を図る。 【構成】 リール受けの回転軸3aとモード切替手段と
の間に介在されて回転軸のトルクの消失によりリール受
けの回転停止を検出し、モード切替手段を駆動するリー
ル回転検出片を備えたテープレコーダの回転停止検出機
構において、リール回転検出片27は、ばね性を有する
細線により形成され、略中央が回転軸の一部に外接する
湾曲部27aとされ、その一側27bが略中央から湾曲
部の内側に臨んで折り返され、その先端27cと湾曲部
とにより回転軸に僅かなばね性をもって外接保持され、
湾曲部の他側27dの先端27eがモード切替手段20
に係合可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダの回転
停止検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】テープレコーダにおいては、録音又は再
生時にテープエンドに達しリール受けの回転が停止した
とき、これを回転停止検出機構により検出してオートス
トップ機構、或いはオートリバース機構等のモード切替
手段を作動させるようにしている。そして、テープエン
ドを検出する際にテープに過大な張力を与えないように
することが望ましい。このような回転停止検出機構とし
ては、種々のタイプのものが提案されており、例えば、
実公平1−35306号公報(テープ終端検出装置)、
実公平4−33565号公報(回転停止検出機構)に開
示されたものがある。
【0003】ところで、テープレコーダ、特に携帯用の
テープレコーダは、益々小型、軽量、薄型化が進み、テ
ープカセットよりも僅かに大きい程度となってきてい
る。従って、これに伴い全ての構成部品の小型、薄型化
及びレイアウトの様々な工夫が図られ、回転停止検出機
構も当然にその対象とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リール回転検出は、リ
ール受けの回転軸の回転に過負荷を与えないようにする
ために極めて軽い回転トルクを付与するようにしてお
り、リール回転検出動作に姿勢差が生じないようにする
ことが必要である。特に、携帯用のテープレコーダは、
姿勢の変化に拘らずリール回転検出動作に姿勢差が生じ
ないようにすることが必要である。
【0005】しかしながら、上記実公平1−35306
号公報に開示されているテープ終端検出装置は、縦型の
テープレコーダ用のものであり、重力によりマスバラン
スをとるようにしているために携帯用のテープレコーダ
に適用することはできない。また、実公平4−3356
5号公報に開示されている回転停止検出機構は、回転検
出片よりも突出するマスバランサや、オートストップ機
構或いはオートリバース機構との係合部位を余り長くと
るとリール回転検出動作に姿勢差が生じるという問題が
ある。
【0006】更に、実公平4−33565号公報に開示
されている回転停止検出機構は、リールの回転を検出す
るリール回転検出片が合成樹脂部材により構成されてい
るために強度的に板厚が1mm以下の成形が困難であり、
リール軸の軸方向に、且つ狭い箇所に配置することがで
きないという問題もある。本発明は上述の点に鑑みてな
されたもので、リール回転検出片の小型、薄型化を図
り、更に、リール回転検出動作に姿勢差が生じないよう
にしたテープレコーダの回転停止検出機構を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、テープレコーダのリール受けの回転
軸とモード切替手段との間に介在され、前記回転軸のト
ルクの消失により前記リール受けの回転停止を検出して
モード切替手段を駆動するリール回転検出片を備えたテ
ープレコーダの回転停止検出機構において、前記リール
回転検出片は、ばね性を有する細線により形成され、略
中央部が前記回転軸の一部に外接する湾曲部とされ、当
該湾曲部の一側がその略中央から前記湾曲部の内側に臨
んで折り返され、その先端と前記湾曲部とにより前記回
転軸に僅かなばね性をもって外接保持され、前記湾曲部
の他側の先端が前記モード切替手段に係合可能な構成と
したものである。
【0008】前記リール回転検出片は、V形に折り返さ
れた一側がモード切替手段と係合する他側のマスバラン
スとされる。
【0009】
【作用】リール回転検出片は、リール受けの回転軸の回
転に伴い当該回転方向に回動し、他端がモード切替手段
に係合している。これによりモード切替手段の作動が阻
止されている。テープの終端に至りリール受けの回転軸
が停止して回転トルクが消失すると、リール回転検出片
の他端がモード切替手段との係合を解除され、これに伴
い当該モード切替手段が作動してモードの切替が行なわ
れる。リール回転検出片は、ばね性を有する細線により
形成され、且つ、V形に折り返された一側がモード切替
手段と係合する他側のマスバランスとされているために
回転検出動作の姿勢差が極めて小さく、携帯用テープレ
コーダに好適である。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は、本発明に係る回転停止検出機構を適
用したオートリバースタイプの携帯用テープレコーダの
駆動機構の概要を、図2は、図1の操作機構の概要を示
すものである。図1においてテープレコーダの駆動機構
1は、基板2の後側にリール受け3、4が、前側にキャ
プスタン5、6が夫々回転可能に軸支されている。リー
ル受け3は、回転軸3aの基板2の下側に突出する下端
に小径のギヤ7が固定され、基板の上側位置に大径のギ
ヤ8が回転軸3aとの間に摩擦部材を介して装着されて
いる。リール受け4も同様にして回転軸4aに小径のギ
ヤ9と大径のギヤ10が設けられている。また、キャプ
スタン5、6は、基板2の下側に夫々小径のギヤ11、
12、及びフライホイール、プーリ(共に図示せず)が
固定されている。尚、図中各ギヤは、図面の簡素化を図
るために歯底円を省略して歯先円のみを描いてある。
【0011】基板2の一側には駆動用モータ(図示せ
ず)が配設されており、当該モータの回転軸に固定され
たプーリ、基板2に設けられたアイドルプーリ、キャプ
スタン5、6の各プーリ間にゴムベルト(何れも図示せ
ず)が掛回されており、前記駆動用モータの回転力がキ
ャプスタン5、6に伝達される。そして、キャプスタン
5は、時計方向に、キャプスタン6は反時計方向に回転
する。
【0012】リール受け3のギヤ7、8とキャプスタン
5のギヤ11との間には基板2の下側に大径のカムギヤ
13と小径のギヤ14の2枚のアイドルギヤが、夫々回
転軸が移動可能に介在されている。カムギヤ13は、リ
ングギヤとされ、アウタギヤ13aがキャプスタン5の
ギヤ11と常時噛合し、且つリール受け3のギヤ7と噛
合可能とされている。ギヤ14は、上段の小ギヤ14a
がリール受け3のギヤ8と、下段の大ギヤ14bがカム
ギヤ13のインナギヤ13bと噛合可能とされている。
【0013】リール受け4のギヤ9、10とキャプスタ
ン6のギヤ12との間にも同様に大径のカムギヤ15と
小径のギヤ16の2枚のアイドルギヤが、夫々回転軸が
移動可能に介在されており、カムギヤ15は、アウタギ
ヤ15aがキャプスタン6のギヤ12と常時噛合し、且
つリール受け4のギヤ9と噛合可能とされ、ギヤ16
は、上段の小ギヤ16aがリール受け4のギヤ10と、
下段の大ギヤ16bがカムギヤ15のインナギヤ15b
と噛合可能とされている。
【0014】基板2には図2のように軸受部2a〜2d
が夫々揺動可能に一体に設けられており、軸受部2a、
2bに一体に形成された各支軸にはカムギヤ13、ギヤ
14が、軸受部2c、2dに一体に形成された各支軸に
はカムギヤ15、ギヤ16が夫々軸支されている。そし
て、基板2の上面の前側には、フォワード・リバース切
替用スライドプレート(以下単に「スライドプレート」
という)20が左右方向に摺動可能に配置され、当該ス
ライドプレート20の上側の略中央位置にはヘッドプレ
ート21が前後方向に摺動可能に配置され、基板2の下
面の前側にはストップレバー22、リバース早送りレバ
ー23及びフォワード早送りレバー24が夫々前後方向
に摺動可能に配置されている。尚、ヘッドプレート21
は、再生レバーと一体に形成されており、前端中央に再
生レバーの操作釦を装着するための突起21aが設けら
れている。また、各レバー22〜24にも操作釦が装着
される。
【0015】スライドプレート20は、図示しないモー
ド切替レバーにより選択的に、又は後述するオートリバ
ース機構により自動的にフォワード位置又はリバース位
置に切替られる。スライドプレート20は、フォワード
モードに切替られると図示のように左方に移動し、リバ
ースモードに切替られると右方に移動する。図3は、オ
ートリバース機構の要部及びリール回転停止検出機構を
示す。スライドレバー20の本体20aの中央には連設
部20bを介して揺動部20cが揺動可能に設けられて
おり、当該揺動部20cの後端左右両側にはアーム20
d、20eが設けられている。揺動部20cの後端は、
基板2に突設された支軸2gに回動可能に軸支されてい
る。そして、スライドレバー20は、本体20aが図の
ように右方(矢印B方向)に移動すると揺動部20cが
反時計方向に回動し、左方(矢印A方向)に移動すると
揺動部20cが時計方向に回動する。また、反対に揺動
部20cが反時計方向に回動すると、本体20aが右方
に移動し、時計方向に回動すると本体20aが左方に移
動する。
【0016】揺動部20cの両側のアーム20d、20
eの各先端には夫々略L形のレバー25、26が回動可
能に支持されている。レバー25は、図6に示すように
一側先端に切欠25aが設けられ、更に当該先端の下面
には突起25bが形成されており、他側先端の上面には
突起25dが設けられ、屈曲部には軸孔25cが設けら
れている。屈曲部近傍には突起25eが設けられてお
り、当該突起25eは、後述するオートリバース時の回
動の際に、その下面が基板2の上面に当接して上下の揺
れを防止する。そして、レバー25は、軸孔25cが揺
動部20cのアーム20dに設けられた支軸に回動可能
に軸支されている。
【0017】一方、カムギヤ13のハブ13cの外周面
所定箇所には突起13dが設けられており、当該ハブ1
3cの周りにはカム13eが形成されている。カム13
eは、図5に示すようにハブ13dの周りが窪んで形成
され、その内周面がカム面をなす内面カムとされてい
る。カム13eは、その一部がハブ13cと同心円をな
し、残部13fがハブ13cに臨んで膨出した形状とさ
れている。そして、レバー25は、一側先端の下面に突
設された突起25bがカム13eに当接され、当該カム
13eの回転に従動して揺動するようになっている。
【0018】また、リール受け3の回転軸3aとレバー
25の突起25dとの間には図4に示すようにリール回
転検出片27が介在されている。このリール回転検出片
27は、ばね性を有する細線により形成されており、略
中央が回転軸3aの外径と略同径の四分円状に湾曲され
た湾曲部27aとされ、一側27bがその略中央で湾曲
部27aの内側に臨んでV形に折り返され、先端27c
が湾曲部27aの内側と離隔対向している。また、湾曲
部27aの他側27dは、その先端27eが湾曲部27
aの外方に臨んで略L形に折曲されている。尚、先端2
7eは、必ずしもL形に折曲する必要はない。
【0019】このリール回転検出片27は、湾曲部27
aがリール受け3の回転軸3aに外接され、湾曲部27
aと先端27cとにより僅かなばね力で挟んで支持さ
れ、他側27dの先端27eがレバー25の突起25d
に係合可能とされている。そして、レバー25は、V形
に折り返された一側27bは、湾曲部27aを回動支点
として他側27dのマスバランスとされている。かかる
形状のリール回転検出片27は、例えば、0.3 mmφ程度
のばね性を有する線材により形成されている。
【0020】カムギヤ15、レバー26も、カムギヤ1
3、レバー21と対称に形成されており、リール受け4
の回転軸4aには、リール回転検出片27と同様に形成
されたリール回転検出片28が装着されている。そし
て、リール受け3側とリール受け4側とは対称に構成さ
れている。このようにして、オートリバース機構とリー
ル回転停止検出機構とが構成されている。
【0021】以下に作用を説明する。いま、例えば、図
3に示すようにスライドプレート20がリバースモード
に切替られて矢印Bで示す右方に移動した状態で再生レ
バーが操作され、ヘッドパネル21が図2のように押し
込まれると、軸受部2b(図2)が押されてギヤ14の
回転軸がリール受け3側に移動し、下段のギヤ14bが
カムギヤ13のインナギヤ13bと噛合し、上段のギヤ
14aがリール受け3の上側のギヤ8と噛合すると共
に、キャプスタン5にピンチローラ29が圧接してこれ
ら両者間にテープを挟み込む。同時に前記駆動用モータ
が回転し、キャプスタン5が時計方向に回転してテープ
を図中左方に移動させる。キャプスタン5の回転力は、
カムギヤ13、ギヤ14及び8を介してリール受け3の
回転軸3aに伝達され、当該リール受け3が時計方向に
回転してテープを所定の張力で巻き取る。このとき、カ
ムギヤ13は、反時計方向に回転する。
【0022】リール回転検出片27は、リール受け3の
回転に伴い時計方向に回動偏倚され、その先端27dが
レバー25の突起25dに当接して、当該レバー25に
反時計方向の回動力を付与する。レバー25は、突起2
5bがカムギヤ13のカム13eに当接しており、カム
ギヤ13の回転に伴いカム13eに従動して揺動する。
レバー25は、図4に示すようにリール回転検出片27
のばね力により先端25bがカム13eに僅かな力で当
接されており、従って、当該カム13eに従動して揺動
する。これによりカムギヤ13は、中央の突起13dが
レバー25の先端と干渉することなく回転する。そし
て、リバースモードにおけるテープの再生が行なわれ
る。
【0023】一方、リール4側のキャプスタン6(図
3)は、反時計方向に回転し、カムギヤ15が時計方向
に回転している。このときギヤ16は、カムギヤ15及
びリール受け4のギヤ10との噛合が解除されており、
リール受け4は、リバース側に巻き取られるテープによ
り時計方向に回転する。リール回転検出片28は、リー
ル4の時計方向の回転に伴い当該時計方向に回動し、そ
の先端28dがレバー26の突起26dから離隔してい
る。このときレバー26には、揺動部20cの反時計方
向への回動に伴って当該レバー26に装着された誤動作
防止ばね(図示せず)の力が作用し、レバー26を時計
方向に回動偏倚させている。この力によりレバー26
は、カムギヤ15の回転に伴いカム15eに従動して揺
動する。尚、前記誤動作防止ばねは、揺動部20cの時
計方向への回動によりその力が押え込まれてレバー26
に作用しなくなる。
【0024】さて、リバースモードの再生中にテープエ
ンドになると、リール受け4が停止し、これに伴いテー
プの張力によりリール受け3の回転軸3aが停止する。
そして、リール回転検出片27は、リール受け3の回転
軸3aの停止に伴う回転トルクが消失すると、レバー2
5の反時計方向への付勢力を失い、当該レバー25の突
起25dから離れる。そして、リール回転検出片27
は、27b側のマスバランスにより適当な回動位置に保
持される。一方、リール受け3のギヤ8は、回転せる回
転軸3aとの間に所定の摩擦力を存して回転し続ける。
【0025】レバー25は、リール回転検出片27によ
る付勢力が解除されると、カムギヤ13のカム13eの
膨出部13fにより内側に移動されて、当該位置に保持
される。そして、カムギヤ13は、次に回転した時に図
7のように突起13dがレバー25の先端の切欠25a
と係合し、当該レバー25を矢印C方向に押し上げなが
ら回転する。レバー25は、この押し上げ力によりスラ
イドレバー20の揺動部20cのアーム20dを押し上
げる。
【0026】スライドプレート20は、アーム20dが
押し上げられると、図8のように揺動部20cが支軸2
gを支点として時計方向に回動し、本体20aが図3の
矢印Aで示す左方に移動し、フォワードモードに切替ら
れる。スライドプレート20がフォワードモードに切替
られると、ギヤ14は、リール受け3から離隔する方向
に移動し、カムギヤ13、リール受け3のギヤ8との噛
合が解除され、回転軸3aが自由になると共に、ピンチ
ローラ29がキャプスタン5から離隔する。
【0027】同時にギヤ16の回転軸がリール受け4側
に移動して下段のギヤ16bがカムギヤ15のインナギ
ヤ15bに、上段のギヤ16aがリール受け4のギヤ1
0と噛合し、ピンチローラ30がキャペスタン6に圧接
する。キャプスタン6は、時計方向に回転しており、リ
ール受け4が反時計方向に回転する。そして、前記テー
プがキャプスタン6とピンチローラ30とにより図3の
右方に送られてリール受け4側に巻回され、フォワード
モードの再生が開始される。
【0028】リール回転検出片28は、リール受け4の
回転軸4aの反時計方向への回転に伴い反時計方向に回
動し、その先端28dがレバー26の突起26dに当接
して、当該レバー26に時計方向への回動力を付与す
る。これにより、レバー26は、カムギヤ15のカム1
5eに従動して揺動し、突起15dとの係合が阻止され
る。そして、フォワードモードの再生時にテープエンド
になると、前述と同様にしてスライドプレート20がリ
バース側に切替られる。このようにして、リバースモー
ドとフォワードモードとが自動的に切替られる。
【0029】尚、図1乃至図3において、早送りレバー
23が操作されると、基板2の軸受部2aがリール3側
に押されてカムギヤ13が移動し、アウタギヤ13aが
キャプスタン5のギヤ11と噛合したままリール受け3
のギヤ7と噛合し、リール受け3が時計方向に高速回転
してテープを巻戻す。また、早送りレバー24が操作さ
れると、基板2の軸受部2cがリール4側に押されてカ
ムギヤ15が移動し、当該カムギヤ15のアウタギヤ1
5aがキャプスタン6のギヤふ12と噛合したままリー
ル受け4のギヤ9と噛合し、リール受け4が反時計方向
に高速回転してテープを早送りする。
【0030】尚、上記実施例においては、リール回転検
出片27又は28によりテープエンドを検出してスライ
ドプレート20を駆動し、フォワードモード又はリバー
スモードに自動的に切り替える場合について記述した
が、これに限るものではなく、他の例えば、オートスト
ップ機構を駆動して駆動用モータを停止させるようにし
ても良い。
【0031】また、上記実施例では、オートリバース機
構を備えたテープレコーダに適用した場合について記述
したが、これに限るものではなく、フォワードモードの
機能のみを有するテープレコーダに適用し得ることは勿
論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ール回転検出片を極めて小型、薄型、且つ十分な強度を
持たせて形成することが可能となり、しかも、リール回
転検出動作の姿勢差が極めて少なく、携帯用テープレコ
ーダのリール回転停止検出機構として好適である。これ
により携帯用テープレコーダのより小型、薄型化を図る
ことが可能となる。また、リール回転検出片は、細線を
曲げて形成するだけの形状であり、構造が極めて簡単で
あり、安価に提供することができる等の優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転停止検出機構を適用したオー
トリバース機能を有する携帯用テープレコーダの駆動機
構の概要を示す構成図である。
【図2】図1のテープレコーダの操作機構の概要を示す
構成図である。
【図3】図1のテープレコーダのオートリバース機構及
び回転停止検出機構の一実施例を示す図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】図4の要部断面図である。
【図6】図4のオートリバース機構のレバーの斜視図で
ある。
【図7】図4の回転停止検出機構及びオートリバース機
構のリバースモードにおける作動を示す説明図である。
【図8】図3のリバースモードからフォワードモードに
切り替えられた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 携帯用テープレコーダ 2 基板 3、4 リール受け 5、6 キャプスタン 13、15 カムギヤ 13d、15d 突起 13e、15e 内面カム 14、16 アイドルギヤ 20 スライドプレート 20a 本体 20c 揺動部 21 ヘッドパネル 22 ストップレバー 23、24 早送りレバー 25、26 レバー 27、28 リール回転検出片 29、30 ピンチローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープレコーダのリール受け(3)の回転
    軸(3a)とモード切替手段(20)との間に介在さ
    れ、前記回転軸(3a)のトルクの消失により前記リー
    ル受け(3)の回転停止を検出して前記モード切替手段
    (20)を駆動するリール回転検出片を備えたテープレ
    コーダの回転停止検出機構において、 前記リール回転検出片(27)は、ばね性を有する細線
    により形成され、略中央部が前記回転軸(3a)の一部
    に外接する湾曲部(27a)とされ、当該湾曲部(27
    a)の一側(27b)がその略中央から前記湾曲部(2
    7a)の内側に臨んで折り返され、その先端(27c)
    と前記湾曲部(27a)とにより前記回転軸(3a)に
    僅かなばね性をもって外接保持され、前記湾曲部(27
    a)の他側(27d)の先端(27e)が前記モード切
    替手段(20)に係合可能とされることを特徴とするテ
    ープレコーダの回転停止検出機構。
  2. 【請求項2】前記リール回転検出片(27)は、V形に
    折り返された一側(27b)が前記モード切替手段に係
    合する他側(27d)のマスバランスとされることを特
    徴とする請求項1記載のテープレコーダの回転停止検出
    機構。
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