JPS63234071A - メタリツク塗料組成物 - Google Patents

メタリツク塗料組成物

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JPS63234071A
JPS63234071A JP6867487A JP6867487A JPS63234071A JP S63234071 A JPS63234071 A JP S63234071A JP 6867487 A JP6867487 A JP 6867487A JP 6867487 A JP6867487 A JP 6867487A JP S63234071 A JPS63234071 A JP S63234071A
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JP
Japan
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metallic
coating composition
paint
metallic coating
composition
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JP6867487A
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English (en)
Inventor
Hiromi Aoyama
青山 博美
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Aisin Chemical Co Ltd
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Aisin Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車外板を始め、家電製品等の表面0上げに
用いられるメタリック塗料組成物に関するものである。
[従来の技術] 近年意匠上の観点より、アルミニウム粉末等の金属粉末
顔料を含有するメタリック塗料を用いたメタリック塗装
仕上げが多用されている。このメタリック塗装仕上げは
一般に、まず被塗−にメタリック塗料を塗布し、ウェッ
ト−オン−ウェットでクリア塗料を塗布し、両塗膜を一
度に加熱硬化させる2コ一ト1ベーク方式によりtII
V4されている。
[発明が解決しようとする問題点] メタリック塗装方法において、メタリックψ料に含有さ
れるアルミニウム粉末等の金属粉末顔料の配向性がメタ
リック感、光沢に大きな影響を与えることが知られてい
る。又、2コ一ト1ベーク方式の塗装方法においては、
一旦メタリック塗膜中で配向した金属粉末顔料が、クリ
ア塗料の塗布により乱れて所望の外観が得られなくなる
ような場合もある。そこでアルミニウム粉末の配向性を
向上させ、かつクリア塗膜の溶剤等により侵されにくく
するために、メタリック塗料を構成する樹脂の分子邑を
上げたり、CAB (セルロース・アセテート・ブチレ
ート)等を配合したりする方法が知られている。(特開
昭60−144374号公報)。これらの方法は、メタ
リック塗膜が被塗物に塗着模溶剤が揮散するまでの過程
における粘度を急激に上昇させたり、又は塗装粘度にお
ける固形分を少なくして体積収縮を大きくしたりするこ
とにより金属粉末の配向性の向上を図るものである。
しかしながらメタリック塗料を構成する樹脂の分子層を
上げる方法においては、樹脂の分子量を高くすればする
程メタリック感向上の効果は得られるが、III平均分
子量が8万より大きくなると塗装時に糸引き現象が生じ
たり、塗着してからの塗面の平滑性が得にくくなる。そ
のため分子量を上昇するにしてもlff1平均分子量で
3万から8万程度であり、この領域では金属粉末の配向
性の向上には寸−分な効果が得られない。又、CABを
添加する方法では、CABとクリア塗料との相溶性が一
般に悪いことから、メタリック塗膜とクリア塗膜との間
で剥離が生じたり、クリア塗膜がはじいたりする現象が
生じる場合がある。このためは“じいた部分ではクリア
塗膜が薄くなり、耐候性、耐水性にも恩彰豐がある。さ
らにポリエチレンワックス等を添加し体積収縮を増加さ
せることにより金属粉末顔料の配向性を向上させる方法
も知られているが、十分な効果が1りられていない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、金a
llk末顔料の配向性が向上し、優れたメタリック塗装
仕上げが得られる新規なメタリック塗料組成物を提供す
るものである。
E問題点を解決するための手段] 本発明のメタリック塗料組成物は、金属粉末顔料を含有
しチクソトOビーインデックス(以下T。
■、という)が4〜8の範囲にあることを特徴とする。
本発明のメタリック塗料組成物の樹脂成分は特に制限さ
れず、従来使用されているアクリル樹脂、アルギド樹脂
、メラミン樹脂等を目的とするvIli!性能等に鑑み
て種々選択して用いることができる。
本発明のメタリック塗料組成物に含有される金属粉末顔
料としては、一般にはアルミニウム粉末を用いることが
できるが、その他銅扮、マイカ粉末等を用いることもで
きる。なお、アルミニウム粉末を用いる場合は、鱗片状
のものが特に良好な配向性を示す。
本発明の最大の特徴はT、1.が4〜8の範囲にメタリ
ック塗料組成物を調整するところにある。
ここでT、1.とは、ASTM−D−2556に示され
る通り、BH型粘度計によりロータ回転数2romにお
ける粘度(Vt)と2Orpmにおケル粘度(Vto)
を測定し、Vt/Vtoの値で与えられるものである。
T、!、を4〜8に設定するには、構造粘性付与剤によ
るのが便利である。例えば有機処理されたモンモリロナ
イト、酸化ポリエチレン、脂肪酸およびジアミンからな
るアマイドワックス、アミンおよびジイソシアネートの
反応により得られる尿素結合を有する化合物等の構造粘
性付与剤が知られている。これらの構造粘性付与剤を1
種類若しくは複数種類混合してメタリック塗料組成物中
に配合することにより、T、1.を4〜8に調整するこ
とができる。こでT、1.が4より小さくなると優れた
メタリック感をもつ塗膜が得られにくくなり、T、1.
が8より大きくなると塗料そのものの取扱い作業性が困
難になる。又、塗装粘度を従来の塗料と同程度に調整し
た場合塗料固形分が低くなりすぎ、所望の膜厚を御るた
めには塗装回数を増やしたりする操作が必要となる。さ
らに、塗iiにはシェアがかかるため粘度が急激に低下
し、吐出量が多くなりすぎることから逆に金属粉末顔料
の流れ等が生じ易くなる場合もある。
本発明のメタリック塗料組成物には上記構成成分に加え
、従来塗料用配合剤として用いられている各種添加剤、
溶剤等を従来と同様に配合することができる。
[発明の作用および効果] 本発明のメタリック塗料組成物では、スプレーガン等か
ら吐出される瞬間には構造粘性が壊され、動的粘度が低
下するために良好な微粒化を示す。
そしてゆ着後構造粘性が急激に回復し、金属粉末顔料の
流動を防止する。
又、本発明のメタリック塗料組成物は、構造粘性が高い
ために従来のメタリック塗料組成物と同様の粘度にフォ
ードカップで調整した場合には、不揮発分は従来の塗料
組成物に比べて低くなる。
これにより塗着後乾燥されるまでの体積収縮は従来のメ
タリック塗料組成物に比べはるかに大きい。
従って体積が収縮することによる金属粉末顔料の配向性
が向上する。
さらにクリア塗料がウェット−オン−ウェットで塗布さ
れた場合でも、メタリック塗膜の構造粘性が高いことに
よりクリア塗料中の溶剤によるメタリック塗膜の流動が
小さく、金属粉末顔料の配向の乱れが低減される。
従って本発明のメタリック塗料組成物によれば、被塗物
の塗着したメタリック塗膜の構造粘性が高いので、金属
粉末顔料の動きが防止され、メタルムラの発生を防止す
ることができる。又、金属粉末顔料の配向性が向上し、
クリア塗゛料を塗布したときの乱れも防止されるため、
優れたメタリック感をもつ塗膜を得ることができる。又
、用いる樹脂の分子量は塗装作業性等に優れた範囲のも
のを用いることができ、また、CABを配合する必要も
ないので優れた物性を有する塗膜を得ることができる。
[実施例] 以下実施例により具体的に説明する。なお以下に言う部
は全て重量部を意味する。各塗料組成物の組成を第1表
に示す。
(実施例1) アクリル樹脂(「アクリディック47−7124、大日
本インキ化学工業(株)製)49部、メラミン樹ff1
1([スーパーベッカミンJ−820−60]、大日本
インキ化学工業(株)製)10.2部、アマイド系構造
粘性付与剤(「ディスバロン6900−20XJ 、補
水化成(株)’FJ)1゜5部、アルミニウム粉末(「
ホワイトシルバー713ONJ、東洋アルミニウム(株
)製、)7部および酢酸エチルとトルエンとを1=1に
混合したシンナー32.3部を混合し実施例1のメタリ
ック塗料組成物をWllした。得られたメタリック塗料
組成物の粘度を8部g!粘度計により測定し、T、1.
を求めた。その値は6.25であった。
(実施W42) 構造粘性付与剤としてベンジルアミンとへキサメチレン
ジイソシアネートからなる尿素結合を有する化合物を2
部用いたこと以外は実施例1と同様にして実施例2のメ
タリック塗料組成物を調製した。ぞのT、1.は5.6
3であつた。
(実施例3) 構造粘性付与剤として有機処理されたモンモリロナ、イ
ト系のもの(「ベントン34J NLケミカル社製)を
1.5部用いること以外は実施例1と同様にして実施例
3のメタリック塗料組成物を調製した。得られたメタリ
ック塗料組成物のT、I。
は5.36であった。
、(実施例4) 構造粘性付与剤として、実施例1の構造粘性付与剤゛J
3よび実施例3に用いた構造粘性°付与剤をそれぞれ1
.3部および0.5部配合すること以外は実施例1と同
様にして実施例4のメタリック塗料組成物を調製した。
得られたメタリック塗料組成物のT、1.は6.77で
あった。
(比較例1) 構造粘性付与剤を配合しないこと以外は実施例1と同様
にして比較例1のメタリック塗料組成物を調製した。得
られたメタリック塗料組成物の王。
■、は1.OOであった。
(比較例2) 構造粘性付与剤として実施例1に用いたものと同様のも
のを0.5部配合すること以外は実施例1と同様にして
比較例2のメタリック塗料組成物を調製した。得られた
メタリック塗料組成物の王。
■、は2.52であった。
(比較例3) 構造粘性付与剤を配合せず、CAB (rCAB−38
1−05J 、イーストコマン・コダック社製)を3.
1部配合すること以外は、実施例1と同様にして比普例
2のメタリック塗料組成物を調製した。得られたメタリ
ック塗料組成物のT、I。
は1.00であった。
(比較例4) 構造粘性付与剤として実施例1に用いたものと同様のも
のを3.0部配合すること以外は実施例1と同様にして
比較例4のメタリック塗料組成物を調製した。得られた
メタリック塗料組成物のT。
■、は8.4であった。
(クリア塗料の調整) アクリル樹脂(「アクリディック44−179J、大日
本インキ化学工業(株)製)112部、メラミン樹脂(
rJ−820−604、大日本インキ化学工業(株)製
)40部、紫外線吸収剤(「チヌビン328J、チバガ
イギー社製)0.8部および溶剤([スワゾール100
0J)48部を混合し、クリア塗料を調整した。なおこ
のクリア塗料は粘度28秒(フォードカップ叩4.20
℃)である。
(塗装) 中すりが施され水硬された試験板を用い、上記メタリッ
ク塗料組成物を粘度14秒(フォードカップづ4.20
℃)となるように酢酸エチルとトルエンが1:1で混合
された混合溶剤を用いて希釈した。そしてその粘度調整
されたメタリック塗料組成物をrREA静電オートガン
」 (日本ランズバーグ(株)製)により−60kvの
印加電圧で静電塗装し、フラッシュタイムを5分とった
後、上記クリア塗料を「ミニベル静電ガン」 (日本ラ
ンズバーグ(株)製)により−9Qkvの印加電圧でウ
ェット−オン−ウェットで#i装した。セツティングタ
イムを10分とったllt、140℃で30分焼付でメ
タリック塗膜を形成した。なお塗装膜厚はメタリック塗
料組成物については15μと20μの2水準とし、クリ
ア塗料の膜厚は30μ一定とした。
(試験) 得られたそれぞれの塗膜(メタリック塗膜厚15μのも
の)について塗装仕上り性、硬さ、付着性、耐水性、お
よび耐候性を調査し結果を第2表に示す。なお塗装仕上
り性はメタルムラ、アルミニウム粉末の配向性、および
光沢について目視で判定した。なおメタルムラ、光沢は
基準品と目視で比較判定した。アルミニウム粉末の配向
性は塗膜を切出し、樹脂中に埋込んだ後断面を顕微鏡で
観察して基準品と比較して判定した。硬さは鉛筆硬度で
判定し、付着性は2mm間隔で100個の薯盤目を朗み
セロファンテープを圧着してひきはがした後の残存マス
メ数を数えた。耐水性は40℃の温水中に20日間浸漬
し塗膜の異常の有無を目視で判定した。耐候性はサンシ
ャインウェザ・オ・メータにて2000時間促進耐候性
を行ったもの、および屋外にて2年間曝露したものの両
方について目視で異常の有無を判定した。
第2表より明らかに、比較例1および比較例2のT、1
.が本発明のメタリック塗料組成物より小さいものにお
いては、厚ゆり時にアルミニウム 、粉末の配向性がく
ずれメタリック感に劣っている。
又、比較例3のメタリック塗料組成物ではメタリック感
は比較的良好であるが、CABの存在により耐水性およ
び耐候性に劣り、クリア塗料を薄塗りした場合にははじ
きが生じた。又、比較例4のメタリック塗料組成物では
T、[、が高すぎるために最適塗装置/を度における不
揮発分が低すぎJ薄塗りにおいてもタレやすくメタリッ
ク感が損われるとともに所望の膜厚が得られなかった。
一方実施例1〜4のメタリック塗料組成物においては優
れたメタリック感を示し、塗膜性能にも異常は見られな
かった。
特許出願人   アイシン化工株式会社代理人    
弁理士 大川 宏 同     弁理士 丸山明夫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属粉末顔料を含有しチクソトロピーインデック
    スが4〜8の範囲にあり、得られる塗膜中の該金属粉末
    顔料の配向が高くなるメタリック塗料組成物
  2. (2)金属粉末顔料は鱗片状アルミニウム粉末である特
    許請求の範囲第1項記載のメタリック塗料組成物。
JP6867487A 1987-03-23 1987-03-23 メタリツク塗料組成物 Pending JPS63234071A (ja)

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