JPS63233895A - 筆記具の筆記体繰り出し装置 - Google Patents
筆記具の筆記体繰り出し装置Info
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- JPS63233895A JPS63233895A JP62068510A JP6851087A JPS63233895A JP S63233895 A JPS63233895 A JP S63233895A JP 62068510 A JP62068510 A JP 62068510A JP 6851087 A JP6851087 A JP 6851087A JP S63233895 A JPS63233895 A JP S63233895A
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- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
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- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、筆記体の繰り出し装置に係わるものであって
、これをより詳細に説明すると、押圧部材の小量のスト
ロークで大なる筆記体の移動量を得ることを意図した筆
記体繰り出し装置の改良に関する。
、これをより詳細に説明すると、押圧部材の小量のスト
ロークで大なる筆記体の移動量を得ることを意図した筆
記体繰り出し装置の改良に関する。
「従来技術と本発明が解決しようとする問題点」従来か
ら軸筒後端開口部から突出する押圧部材の押圧作用で筆
記体の筆端部を軸筒先端開口部から繰り出すようにした
筆記具において、当該押圧部材の小量のストロークで筆
記体の大なる移動量を得ることを目的とした筆記体繰り
出し装置の存在は広く知られている。
ら軸筒後端開口部から突出する押圧部材の押圧作用で筆
記体の筆端部を軸筒先端開口部から繰り出すようにした
筆記具において、当該押圧部材の小量のストロークで筆
記体の大なる移動量を得ることを目的とした筆記体繰り
出し装置の存在は広く知られている。
しかし、実願昭55−123005号の考案に代表され
るような比較的合理的な装置においても、押圧部材の押
圧力を受けて作動する作動部材は成る特定点を支点にし
て揺動し、軸心方向の移動は規制されているものであっ
て、この揺動作動のみを保障するための構造が複雑にな
ることは避けられずまた、この揺動部材と揺動部材の揺
動力を受ける筆記体押し部材はそれぞれに設けた傾斜面
を面的に接触させてなるものであるから、その作動のス
ムーズ性にもやや、難点があフた。
るような比較的合理的な装置においても、押圧部材の押
圧力を受けて作動する作動部材は成る特定点を支点にし
て揺動し、軸心方向の移動は規制されているものであっ
て、この揺動作動のみを保障するための構造が複雑にな
ることは避けられずまた、この揺動部材と揺動部材の揺
動力を受ける筆記体押し部材はそれぞれに設けた傾斜面
を面的に接触させてなるものであるから、その作動のス
ムーズ性にもやや、難点があフた。
r問題を解決するための手段」
本発明は、このような従来技術の状態に鑑みてなされた
ものであって、軸筒内に傾斜面を有するガイド壁を設け
るとともにガイド壁の中間に形成した空間部にガイド壁
の傾斜面と反対方向へ傾斜する傾斜面を有しかつ、軸筒
後端開口部方向へ付勢された筆記体と連動する摺動体を
嵌挿し、ガイド壁の傾斜面と摺動体の傾斜面に当接して
移動する中間押し部材な押圧部材で軸筒先端開口部方向
へ押圧する構成をもフて、問題解決のための手段として
いる。
ものであって、軸筒内に傾斜面を有するガイド壁を設け
るとともにガイド壁の中間に形成した空間部にガイド壁
の傾斜面と反対方向へ傾斜する傾斜面を有しかつ、軸筒
後端開口部方向へ付勢された筆記体と連動する摺動体を
嵌挿し、ガイド壁の傾斜面と摺動体の傾斜面に当接して
移動する中間押し部材な押圧部材で軸筒先端開口部方向
へ押圧する構成をもフて、問題解決のための手段として
いる。
「作用」
本発明は、以上のような構成からなるので、中間押し部
材がガイド壁の傾斜面と摺動体の傾斜面にそって移動す
るさい、ガイド壁の傾斜面と反対方向へ傾斜する斜面を
有する摺動体はガイド壁の傾斜面の長さより長い距離を
軸筒先端開口部方向へ移動することになり従って、軸筒
後端開口部方向へ付勢されて摺動体と連動する筆記体は
付勢力に抗して押圧部材の押圧ストロークより長い距離
の移動量を得ることになる。
材がガイド壁の傾斜面と摺動体の傾斜面にそって移動す
るさい、ガイド壁の傾斜面と反対方向へ傾斜する斜面を
有する摺動体はガイド壁の傾斜面の長さより長い距離を
軸筒先端開口部方向へ移動することになり従って、軸筒
後端開口部方向へ付勢されて摺動体と連動する筆記体は
付勢力に抗して押圧部材の押圧ストロークより長い距離
の移動量を得ることになる。
「実施例」
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する・
軸Wl内にガイド壁2が設けであるが、このガイド壁2
は中間に空間部3を有するものであって、このガイド壁
2の中間に形成した空間部3には後に詳記する摺動体4
が嵌挿される。ガイド!!2の設定には種々の構造が考
えられるが、ここでは軸ml内に直接、設定した例を挙
げたが、これに限るものでないことは勿論であって例え
ば、軸mlと別体に内筒(図示せず)を設け、この内筒
に先記のような中空の中間空間部3ができるようにガイ
ド壁2を一体成形し、これを軸筒1内に装着する構造に
してもよい、この内筒を用いる場合には、成形加工の比
較的困難な材質を利用した軸筒に本案を実施するのに有
効である。
は中間に空間部3を有するものであって、このガイド壁
2の中間に形成した空間部3には後に詳記する摺動体4
が嵌挿される。ガイド!!2の設定には種々の構造が考
えられるが、ここでは軸ml内に直接、設定した例を挙
げたが、これに限るものでないことは勿論であって例え
ば、軸mlと別体に内筒(図示せず)を設け、この内筒
に先記のような中空の中間空間部3ができるようにガイ
ド壁2を一体成形し、これを軸筒1内に装着する構造に
してもよい、この内筒を用いる場合には、成形加工の比
較的困難な材質を利用した軸筒に本案を実施するのに有
効である。
ガイド壁2の傾斜面2aは軸筒先端開口部1b側から軸
筒先端開口部l&の側へ向かって傾斜している。傾斜面
2aの傾斜角度は略45度角が好ましい、ガイドu2は
先記のとおりその中間に空間部3を有するが、この空間
部3には中間押し部材5が当接する摺動体4が嵌挿しで
ある番 摺動体4は、中間押し部材5と当接する傾斜面4aを有
するとともに、軸筒先端開口部1b部方向付勢される筆
記体6と連動する。
筒先端開口部l&の側へ向かって傾斜している。傾斜面
2aの傾斜角度は略45度角が好ましい、ガイドu2は
先記のとおりその中間に空間部3を有するが、この空間
部3には中間押し部材5が当接する摺動体4が嵌挿しで
ある番 摺動体4は、中間押し部材5と当接する傾斜面4aを有
するとともに、軸筒先端開口部1b部方向付勢される筆
記体6と連動する。
この摺動体4の傾斜面4aはガイド壁2の傾斜面2aと
反対方向つまり、軸筒先端開口部1aの側から軸筒後部
、開口部1bの側へ向かって傾斜しまた、その角度はガ
イド壁2の傾斜面2aの傾斜角と同様に略45度角にす
ることが好ましい。
反対方向つまり、軸筒先端開口部1aの側から軸筒後部
、開口部1bの側へ向かって傾斜しまた、その角度はガ
イド壁2の傾斜面2aの傾斜角と同様に略45度角にす
ることが好ましい。
中間押し部材5は先記のとおり、摺動体4の傾斜面4a
と当接するとともに、ガイド壁2の傾斜面2aとも当接
し、押圧部材7からの押圧力を受けてこれら両頭斜面2
a、4aを同時に移動する。中間押し部材5はガイド壁
2の傾斜面2aにそって、軸筒先端開口部1a方向へ移
動するさい、ガイド壁2の傾斜面2aと反対方向の摺動
体4の傾斜面4aをも移動するので、摺動体4と連動す
る筆記体6はガイド4i!2の長さより長い距離を軸筒
先端開口部1a方向へ移動することになる。
と当接するとともに、ガイド壁2の傾斜面2aとも当接
し、押圧部材7からの押圧力を受けてこれら両頭斜面2
a、4aを同時に移動する。中間押し部材5はガイド壁
2の傾斜面2aにそって、軸筒先端開口部1a方向へ移
動するさい、ガイド壁2の傾斜面2aと反対方向の摺動
体4の傾斜面4aをも移動するので、摺動体4と連動す
る筆記体6はガイド4i!2の長さより長い距離を軸筒
先端開口部1a方向へ移動することになる。
ガイド壁2の傾斜UJ2 aと摺動体4の傾斜面4aは
先記のとおり、略45度角に形成するのが好ましいとい
ったが、この傾斜角は中間押し部材5の作動をよりスム
ーズに行わせかつ、押圧部材7の押圧量qに対して概ね
、2倍近い距離の筆記体6の移動ff1Lを得るのに適
した傾斜角度であるといえる(第3図参照)。
先記のとおり、略45度角に形成するのが好ましいとい
ったが、この傾斜角は中間押し部材5の作動をよりスム
ーズに行わせかつ、押圧部材7の押圧量qに対して概ね
、2倍近い距離の筆記体6の移動ff1Lを得るのに適
した傾斜角度であるといえる(第3図参照)。
押圧部材7は軸筒後端開口部1bからノブ部7aを突出
しまた、その肩部7bを軸筒後段部lb′に当接して筆
記体6に付与される軸筒後端開口部1b方向への弾発力
による脱落を防止している。また、押圧部材7には筆記
体6に付与される弾発力を摺動体4を介して受けている
中間押し部材5との当接部8が形成しである。この当接
部8は軸筒先端開口部1a方向へ向かって傾斜する斜面
8aを有しているが、この斜面8aは中間押し部材5の
肉厚と関係する。つまり、中間押し部材5はできるだけ
薄肉であることがガイド壁2と摺動体4の両頭斜面2a
、4aの全長をできるだけ完全に近いかたちで摺動しき
れるからであって、押圧部材7の当接部8に先記のよう
な傾斜面8aを設けておけば、中間押し部材5は、ガイ
ド壁2ど摺動体4の傾斜面2a。
しまた、その肩部7bを軸筒後段部lb′に当接して筆
記体6に付与される軸筒後端開口部1b方向への弾発力
による脱落を防止している。また、押圧部材7には筆記
体6に付与される弾発力を摺動体4を介して受けている
中間押し部材5との当接部8が形成しである。この当接
部8は軸筒先端開口部1a方向へ向かって傾斜する斜面
8aを有しているが、この斜面8aは中間押し部材5の
肉厚と関係する。つまり、中間押し部材5はできるだけ
薄肉であることがガイド壁2と摺動体4の両頭斜面2a
、4aの全長をできるだけ完全に近いかたちで摺動しき
れるからであって、押圧部材7の当接部8に先記のよう
な傾斜面8aを設けておけば、中間押し部材5は、ガイ
ド壁2ど摺動体4の傾斜面2a。
4aを摺動し終ったとき当接部8の斜面8&のどこかの
部位で゛係、止することになるので、後に詳記するが、
筆記状態を解除された筆記体6の復元にともなう中間押
し部材5の復元に極めて好都合な結果が得られる。
部位で゛係、止することになるので、後に詳記するが、
筆記状態を解除された筆記体6の復元にともなう中間押
し部材5の復元に極めて好都合な結果が得られる。
図中9は軸筒先端開口部1aから露出する筆記体6のg
11端部6af−筆記状態に維持したり、これを解除し
たりする筆記体係脱機構であフて、これを詳細に説明し
たのが第5図〜第6図である。ここでの筆記体係脱機構
9は公知の回転カム部材を利用したものであって、摺動
体4の軸筒先端開口部1&方向の端面を円形状に形成し
そこに先端鋭角のカム部lOを設けるとともにこの先端
鋭角のカム部10と係合する面を斜面に形成したカム面
11aを有する回転カム部材11を配設し更に、軸W1
の内壁ICに回転カム部材11のカム面11aと係合す
るカム面12aを有する浅い溝12と、この浅い溝12
に連接する深い溝13が形成しである。この場合、摺動
体4に付設したカム部lOは、浅い溝12と深い溝13
の両方の中を移動できるが、回転カム部材11のカム面
!!aは深い満13の中だけを移動できるようにしであ
る。
11端部6af−筆記状態に維持したり、これを解除し
たりする筆記体係脱機構であフて、これを詳細に説明し
たのが第5図〜第6図である。ここでの筆記体係脱機構
9は公知の回転カム部材を利用したものであって、摺動
体4の軸筒先端開口部1&方向の端面を円形状に形成し
そこに先端鋭角のカム部lOを設けるとともにこの先端
鋭角のカム部10と係合する面を斜面に形成したカム面
11aを有する回転カム部材11を配設し更に、軸W1
の内壁ICに回転カム部材11のカム面11aと係合す
るカム面12aを有する浅い溝12と、この浅い溝12
に連接する深い溝13が形成しである。この場合、摺動
体4に付設したカム部lOは、浅い溝12と深い溝13
の両方の中を移動できるが、回転カム部材11のカム面
!!aは深い満13の中だけを移動できるようにしであ
る。
また、筆記体6は軸mlの前段部1a′と筆記体6に設
けた突部6bの間に掛着したコイルスプリングSの弾発
力を受けて回転カム部材11と当接し、軸筒後端開口部
1b方向へ付勢されている。なお、この筆記体係脱機構
9は回転カム部材11を利用したものに限るものでない
ことは勿論であって、摺動体4と連動する筆記体6の係
脱は他の適宜な手段な利用してよい、いま、第1図の状
態から押圧部材7のノブ部7aを軸筒先端開口部1a方
向へ押圧すると、押圧部材7の当接部8に当接する中間
押し部材5が、ガイド壁2の斜面2aにそって移動する
とともにガイド壁2の斜面2aと反対方向へ傾斜する摺
動体4の斜面4aをも移動することになり、中間押し部
材5の先端部5aがガイド壁2の斜面2aの下端部2&
″に至った、ときは、摺動体4は相当量つまり、中間押
°し部材5がガイド壁2の斜面2aを移動した長さ量よ
り多い量を軸筒先端開口部1a方向へ移動することにな
る。このとき、ガイド壁2の斜面2aを略45度角に特
定しまた、ガイド壁2の斜面2aと反対方向へ傾斜する
摺動体4の斜面4aもまた、同等角の傾斜面に形成して
おくと、摺動体4の移動量はガイド壁2の斜面2aの長
さ量の概ね、2倍近い量が得られかつ、中間押し部材5
がスムーズに作動できることは先記のとおりである。か
くして、小なる押圧部材7の押圧量によって、押圧部材
7の移動量よりも大なる移動量を得た摺動体4の移動に
よって、この摺動体4と連動する筆記体6は先記の軸W
l内に掛着したコイルスプリングSの弾発力に抗して移
動しやがて、その筆端部6aを軸筒先端開口部1aから
露出して係止することになる。
けた突部6bの間に掛着したコイルスプリングSの弾発
力を受けて回転カム部材11と当接し、軸筒後端開口部
1b方向へ付勢されている。なお、この筆記体係脱機構
9は回転カム部材11を利用したものに限るものでない
ことは勿論であって、摺動体4と連動する筆記体6の係
脱は他の適宜な手段な利用してよい、いま、第1図の状
態から押圧部材7のノブ部7aを軸筒先端開口部1a方
向へ押圧すると、押圧部材7の当接部8に当接する中間
押し部材5が、ガイド壁2の斜面2aにそって移動する
とともにガイド壁2の斜面2aと反対方向へ傾斜する摺
動体4の斜面4aをも移動することになり、中間押し部
材5の先端部5aがガイド壁2の斜面2aの下端部2&
″に至った、ときは、摺動体4は相当量つまり、中間押
°し部材5がガイド壁2の斜面2aを移動した長さ量よ
り多い量を軸筒先端開口部1a方向へ移動することにな
る。このとき、ガイド壁2の斜面2aを略45度角に特
定しまた、ガイド壁2の斜面2aと反対方向へ傾斜する
摺動体4の斜面4aもまた、同等角の傾斜面に形成して
おくと、摺動体4の移動量はガイド壁2の斜面2aの長
さ量の概ね、2倍近い量が得られかつ、中間押し部材5
がスムーズに作動できることは先記のとおりである。か
くして、小なる押圧部材7の押圧量によって、押圧部材
7の移動量よりも大なる移動量を得た摺動体4の移動に
よって、この摺動体4と連動する筆記体6は先記の軸W
l内に掛着したコイルスプリングSの弾発力に抗して移
動しやがて、その筆端部6aを軸筒先端開口部1aから
露出して係止することになる。
筆記体の係脱機構9の構成は先記のとおりであって、I
M動体4の軸筒先端開口部1a方向への移動によってそ
のカム部lOと当接する回転カム部材11のカム面11
aは軸筒内壁ICに形成した深い溝13から−たん押し
出されるがこのとき、摺動体4のカム部】0の先端は鋭
角でありまた、このカム部10と当接する回転カム部材
11のカム面11aは斜面にしであるので、回転カム部
材11は深い溝13から押し出されたとたんに、浅い満
12の方向へ回動しやがて、浅い溝12のカム面12a
に係止する。この係止状態の実現によって、軸筒先端開
口部1aから露出する筆記体の筆端部6aへの筆圧がカ
バーされ、筆記状態が得られることになる(第6図(&
)参照)。
M動体4の軸筒先端開口部1a方向への移動によってそ
のカム部lOと当接する回転カム部材11のカム面11
aは軸筒内壁ICに形成した深い溝13から−たん押し
出されるがこのとき、摺動体4のカム部】0の先端は鋭
角でありまた、このカム部10と当接する回転カム部材
11のカム面11aは斜面にしであるので、回転カム部
材11は深い溝13から押し出されたとたんに、浅い満
12の方向へ回動しやがて、浅い溝12のカム面12a
に係止する。この係止状態の実現によって、軸筒先端開
口部1aから露出する筆記体の筆端部6aへの筆圧がカ
バーされ、筆記状態が得られることになる(第6図(&
)参照)。
次に、筆記状態を解除する場合についてであるが、押圧
部材7のノブ部7aを再度、押圧することにより浅い満
12内にいる摺動体4を軸筒先端開口mF1a方向へ移
動させて、浅い満12のカム面゛12aに係止する回転
カム部材11を筆記状態を得たときと同様に−たん浅い
満12のカム面12aから押しあげてやればよい、かく
することによって、回転カム部材11は深いtR13の
方向へ回動し、このとき押圧部材7への押圧力を解除す
ると、深い溝13内を軸筒後端開口部1b方向へ移動し
て摺動体4とともにコイルスプリングSの弾発力を受け
て復元する(第6図(b)参照)。
部材7のノブ部7aを再度、押圧することにより浅い満
12内にいる摺動体4を軸筒先端開口mF1a方向へ移
動させて、浅い満12のカム面゛12aに係止する回転
カム部材11を筆記状態を得たときと同様に−たん浅い
満12のカム面12aから押しあげてやればよい、かく
することによって、回転カム部材11は深いtR13の
方向へ回動し、このとき押圧部材7への押圧力を解除す
ると、深い溝13内を軸筒後端開口部1b方向へ移動し
て摺動体4とともにコイルスプリングSの弾発力を受け
て復元する(第6図(b)参照)。
この摺動体4の移動にともなって、筆記体6も復元し、
その筆端部6aが軸筒先端開口部1aから没入して筆記
状態が解除される。
その筆端部6aが軸筒先端開口部1aから没入して筆記
状態が解除される。
摺動体4が復元するさいに、中間押し部材5の他端部5
bはすくなくとも、押圧部材の当接部8に形成した斜面
8aのいずれかの部位にあるので、摺動体4の復元にと
もなう押圧部材7の復元がよりスムーズに実現すること
になる。
bはすくなくとも、押圧部材の当接部8に形成した斜面
8aのいずれかの部位にあるので、摺動体4の復元にと
もなう押圧部材7の復元がよりスムーズに実現すること
になる。
なお、図中14は軸W1の後端部と本体との分離可能な
か所を説示している。
か所を説示している。
「発明の効果」
本発明は、以上のとおりの構成からなるので、各構成要
素つまり、押圧部材、中間押し部材、摺動体および、ガ
イド壁なとは、それぞれ別個、独立した単体として成形
可能でありしかも、組立のさいにも、これらの部材は順
次、軸筒内に挿入してやればよいので、作業性がよくか
つ、品質にばらつきのないストローク倍増機構を備えた
筆記具の実現がより安直に得られるようになった。
素つまり、押圧部材、中間押し部材、摺動体および、ガ
イド壁なとは、それぞれ別個、独立した単体として成形
可能でありしかも、組立のさいにも、これらの部材は順
次、軸筒内に挿入してやればよいので、作業性がよくか
つ、品質にばらつきのないストローク倍増機構を備えた
筆記具の実現がより安直に得られるようになった。
第1図は本発明を実施した筆記具の全体を説明した縦断
面図、第2図は第1図A−A断面図、第3図は押圧部材
と摺動体の移動量の差を説明した概念図、第4図はガイ
ド壁、摺動体、中間押し部材、および押圧部材の相互の
関係構造を説明した分解斜視図、第6図および、第6(
!lは筆記体係脱機構に関する説明図であって、第5図
(&)は軸筒内壁の浅い溝と深い溝についてのものであ
りまた、第5図rb)は摺動体に付設したカム部と回転
カム部材の関係を説示し更に、第6図(&)は回転カム
部材が浅い溝のカム面に係止する過程を説明した概念図
であり、第6図tb)は浅い溝のカム面から回転カム部
材が深い溝へ没入する過程を説明した概念図である。 2・・・ガイド壁、 2a・・・傾斜面、4・・・摺
動体、 4a−・・傾斜面、6・・・中間押し部材、 6・・・筆記体、 7・・・押圧部材、8・・・当接
部、 8a・・・斜面、9・・・筆記体係脱機構、 10 ・・・先端鋭角のカム部、 11・・・回転カム部材、 11a・・・先端斜面のカム面、 12・・・浅い溝、 13・・・深い溝。
面図、第2図は第1図A−A断面図、第3図は押圧部材
と摺動体の移動量の差を説明した概念図、第4図はガイ
ド壁、摺動体、中間押し部材、および押圧部材の相互の
関係構造を説明した分解斜視図、第6図および、第6(
!lは筆記体係脱機構に関する説明図であって、第5図
(&)は軸筒内壁の浅い溝と深い溝についてのものであ
りまた、第5図rb)は摺動体に付設したカム部と回転
カム部材の関係を説示し更に、第6図(&)は回転カム
部材が浅い溝のカム面に係止する過程を説明した概念図
であり、第6図tb)は浅い溝のカム面から回転カム部
材が深い溝へ没入する過程を説明した概念図である。 2・・・ガイド壁、 2a・・・傾斜面、4・・・摺
動体、 4a−・・傾斜面、6・・・中間押し部材、 6・・・筆記体、 7・・・押圧部材、8・・・当接
部、 8a・・・斜面、9・・・筆記体係脱機構、 10 ・・・先端鋭角のカム部、 11・・・回転カム部材、 11a・・・先端斜面のカム面、 12・・・浅い溝、 13・・・深い溝。
Claims (3)
- (1)軸筒内に軸筒後端開口部方向へ付勢して収容した
筆記体を軸筒後端開口部から突出する押圧部材を押圧し
て、軸筒先端開口部方向へ移動させ、その筆端部を軸筒
先端開口部から繰り出すようにした筆記具において、軸
筒1内に軸筒後端開口部1b側から軸筒先端開口部1a
側へ向かって傾斜する傾斜面2aを有するとともに、中
間に空間部3を有するガイド壁2を設け、このガイド壁
2の空間部3にガイド壁2の傾斜面2aと反対方向へ傾
斜する傾斜面4aを有しかつ、軸筒後端開口部1b方向
へ付勢した筆記体6と連動する摺動体4を嵌挿するとと
もに、押圧部材7とガイド壁2の間にガイド壁2の傾斜
面2aと摺動体4の傾斜面4aに当接して移動する中間
押し部材5を介在したことを特徴とする筆記具の筆記体
繰り出し装置。 - (2)ガイド壁2の傾斜面2aと摺動体4の傾斜面4a
をそれぞれ略45度角に傾斜させたことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の筆記具の筆記体繰り出し装置
。 - (3)押圧部材7とガイド壁2の間に介在した中間押し
部材5が当接する押圧部材7の当接部8に軸筒先端開口
部1a方向へ傾斜する傾斜面8aを形成したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の筆記具の筆記体繰り
出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62068510A JPH0729514B2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 筆記具の筆記体繰り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62068510A JPH0729514B2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 筆記具の筆記体繰り出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63233895A true JPS63233895A (ja) | 1988-09-29 |
JPH0729514B2 JPH0729514B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=13375781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62068510A Expired - Lifetime JPH0729514B2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 | 筆記具の筆記体繰り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729514B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174381A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | ミクロ株式会社 | ノック式筆記具 |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP62068510A patent/JPH0729514B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174381A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | ミクロ株式会社 | ノック式筆記具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729514B2 (ja) | 1995-04-05 |
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