JPS6323371A - 半導体歪検出器 - Google Patents

半導体歪検出器

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Publication number
JPS6323371A
JPS6323371A JP16717786A JP16717786A JPS6323371A JP S6323371 A JPS6323371 A JP S6323371A JP 16717786 A JP16717786 A JP 16717786A JP 16717786 A JP16717786 A JP 16717786A JP S6323371 A JPS6323371 A JP S6323371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain gauges
polycrystalline silicon
temperature
temperature coefficient
semiconductor strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16717786A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Mizukoshi
正人 水越
Takeshi Fukazawa
剛 深沢
Shoki Asai
昭喜 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP16717786A priority Critical patent/JPS6323371A/ja
Publication of JPS6323371A publication Critical patent/JPS6323371A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多結晶シリコンを半導体歪ゲージとして用い
た半導体歪検出器に関する。
〔従来の技術〕
単結晶シリコンを半導体歪ゲージとして用いた半導体歪
検出器においては、その歪感度は温度に依存して大きく
変化する。そして歪感度の温度係数は半導体歪ゲージ中
のドーパント濃度に大きく依存しており、ドーバン)?
W度が高い程その温度係数は小さくなる。又、歪感度の
温度変化による影響を低減するためにドーバンI−W度
を高くすると、歪感度が小さくなるという問題があった
。そこで、従来では半導体歪ゲージを定電流駆動する事
によって温度補償を行っている。以下、第3図(a)に
示す回路図を用いてその原理を説明する。4つの半導体
歪ゲージRl”” Raにてブリッジ回路を構成し、そ
の回路に定電流■を印加しており、その出力電圧■。。
、は次式のように表される。
V、、L=K・P−1−R ここで、K:圧力感度、P;印加圧力、R:半導体歪ゲ
ージの抵抗値。
そして、温度Tにおける出力電圧V6゜、は、抵抗温度
係数をα、歪感度温度係数をβとすると次式のようにな
る。
VtIIIL =K (To)  (1+β(T−To
))XR(To)(1+α(T−To)  ・I・P=
K (To)R(To)(1+ (α+β)×(T−T
 o)  ・I −P   ・・−・・・(1)(1)
弐からα+β=0であれば出力電圧■。u2が温度変化
の影響を受ける事がなくなり、第3図(b)に示すドー
パント濃度に対する抵抗温度係数α及び歪感度温度係数
βの特性図において、α+β=0の関係をみたす、言い
換えると抵抗温度係数αと歪感度温度係数βの符号が反
対で、その絶対値が等しくなるようなドーパント濃度A
、Bが存在するために、そのようなドーパント濃度A度
を有する半導体歪ゲージを使用する事によって温度補償
を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、多結晶シリコンを半導体歪ゲージとして
用いた半導体歪検出器においては、抵抗温度係数αと歪
感度温度係数βとの関係がα+β=Oを満たすようなド
ーパント濃度が存在せず、上記のように定電流駆動する
事によって温度補償するという手法が適用できないとい
う問題がある。
そこで本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、その
出力電圧が温度補償可能な半導体歪検出器を提供する事
を目的としている。
c問題点を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために、本発明の半導体歪検出器
は、多結晶シリコンより成りブリフジ回路を構成する複
数の半導体歪ゲージと、前記ブリッジ回路の出力を増幅
する増幅回路とを備えており、前記増幅回路の利得決定
抵抗である入力抵抗の抵抗温度係数αが、前記半導体歪
ゲージの感度温度係数βに実質的に等しい事を特徴とし
ている。
(作用) そして、ブリッジ回路の出力電圧は半導体歪ゲージの感
度に比例し、温度の上昇と共に減少するが、上記の手段
によると、その温度変化に応じて増幅回路の利得が変化
するので、その出力電圧を温度に対して安定化する事が
できる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例を用いて詳細に説明す
る。第1図は本発明の一実施例である半導体歪検出器の
電気回路図であり、引続き第2図は第1図中の点線で囲
んだ部分であるセンサチップlOOで、同図(alにそ
の上面図、同図(b)にそのA−A線断面図を示す。第
2図において、4は単結晶シリコン基板であり、例えば
CZ法等によって製造されたインゴットをスライス、研
磨した後、エツチングによって起歪領域となる薄肉部を
形成したものである。3は単結晶シリコン基板4の主表
面に熱酸化法、CVD法等によって形成された酸化シリ
コンよりなる絶縁層であり、その絶縁層3の表面上で起
歪領域に相当する部分には所定の位置に多結晶シリコン
歪ゲージ1が4つ形成されており、拡散リード5によっ
て配線され第1図に示すようにブリッジ回路を構成して
いる。尚、多結晶シリコン歪ゲージ1はCVD法、蒸着
法等によって形成された多結晶シリコンにボロン等の不
純物を所定の濃度導入する事によって形成されている。
又、拡散リード5は絶縁層3上に形成された多結晶シリ
コンをパターン・エッチして製造したものであり、配線
抵抗を下げるためにその線幅を多結晶シリコン歪ゲージ
1の線幅より広くしてあり、又、そのドーパント濃度も
、多結晶シリコン歪ゲージ1の濃度より高くしである。
7a、7bは多結晶シリコンよりなる感温抵抗であり、
多結晶シリコン歪ゲージlと同様の方法にて単結晶シリ
コン基板4の厚肉部上部の絶縁層3上に形成されており
、そのドーパント濃度はその抵抗温度係数αが、多結晶
シリコン歪ゲージ1の感度温度係数βに実質的に等しく
なるように調整されている。
そして、多結晶シリコン歪ゲージ1、拡散り一ド5及び
感温抵抗7a、7bの表面上には熱酸化法、CVD法、
スパッタ法等によって酸化シリコンよりなる保護膜2が
形成されている。6はアルミニウム電極であり、拡散リ
ード5上の所定の保護膜2にエツチングにより部分的に
コンタクトホールを形成し、露出した拡散リード5の表
面上にアルミニウムを蒸着したものである。又、第1図
において9は演算増幅器であり、上記した感温抵抗7a
、7bを入力抵抗、抵抗8aを帰還抵抗、抵抗8bを分
圧抵抗として増幅回路を構成している。尚、抵抗8a、
8bは例えば金属皮膜抵抗等から成り、その温度係数が
無視できる程小さな値であるものとする。
ここで、感温抵抗7a、7b、抵抗8a、8bの抵抗値
をそれぞれRa、Rbとし、ブリフジ回路に印加する電
圧を■とした場合、増幅回路の出力電圧V outzは
、 Ra であり、多結晶シリコン歪ゲージ1と感温抵抗7a、7
bにおいては、その温度が略等しいと考え、温度Tの関
係としてRa、Kを表わすと、Ra  (T) −R(
To)(1+cr (T−To))・・・・・・(3) K (T)=K (To)(1+β(T−To))・・
・・・・(4) となる。そこで、本例では感温抵抗7a、7bの抵抗温
度係数αと多結晶シリコン歪ゲージ1の感度温度係数β
の値がそのビー8フ1度を調整する事によってα−βと
なるように調整されているので、(2)乃至(4)式か
ら明らかなように、出力電圧■。uL□が温度変化の影
響を受ける事がなくなる。
本発明らの実験によって測定された多結晶シリコンの抵
抗温度係数α及び感度温度係数βのドーパントl農度に
対する値を第4図に示す。本発明を採用するにあたって
、例えば多結晶シリコン歪ゲージ1のドーパント濃度を
I X 10 ”cm−’としてその感度温度係数βの
値を一2xlO−”a□−7とした場合、感温抵抗7の
ドーパント濃度を約6×10I8cffI弓とすればよ
い事がわかる。
尚、本発明は上記実施例に限定される事なく、その主旨
を逸脱しない限り例えば以下に示す如く種々変形可能で
ある。
(1)基板としては、単結晶シリコン基板4でなくとも
他の材質、例えば多結晶シリコン、ステンレス、モリブ
デン等であってもよい。
(2)拡散リード5はアルミニウム配線であってもよい
(3)上記実施例は、絶縁層3上に島状に形成された多
結晶シリコン歪ゲージ1を備えた半導体歪検出器に本発
明を適用しているが、多結晶シリコン内にボロン等の不
純物をイオン注入法、あるいは拡散法により導入して形
成された半導体歪ゲージにも適用可能である。
(4)上記実施例においては多結晶シリコン歪ゲージ1
及び感温抵抗7a、7bとしてその感電型がP型のもの
を使用しているが、N型であってもよい。
(5)上記実施例において多結晶シリコン歪ゲージ1及
び感温抵抗7a、7bを同一基板上に形成しているが、
言うまでもなく、抵抗8a、8b、演算増幅器9も同一
基板上に形成してもよい。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば、通常、ブリッジ回路
の出力電圧を増幅回路によって増幅している事に着目し
、その増幅回路の入力抵抗の抵抗温度係数を半導体歪ゲ
ージの感度温度係数に実質的に等しくする事によって、
温度変化に応じて増幅回路の利得を変化させており、出
力電圧を温度に対して安定化する事ができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である半導体歪検出器の電気
回路図、第2図(alは第1図中のセンサチップの上面
図、第2図(blは第2図(alにおけるA−A線断面
図、第3図(alは従来技術の温度補償用の電気回路図
、第3図fblは単結晶シリコンのドーパント濃度と温
度係数の関係図、第4図は多結晶シリコンのドーパント
濃度と温度係数の関係図である。 1・・・多結晶シリコン歪ゲージ、7・・・感温抵抗。 8・・・抵抗、9・・・演算増幅器。 代理人弁理士 岡  部   隆 100ルン゛す′千1つ1 第1図 (bl 第2図 (a)(bl 第3図 y −ty;l−1−1fL(’) 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多結晶シリコンより成りブリッジ回路を構成する
    複数の半導体歪ゲージと、前記ブリッジ回路の出力を増
    幅する増幅回路とを備えており、前記増幅回路の利得決
    定抵抗である入力抵抗の抵抗温度係数が、前記半導体歪
    ゲージの感度温度係数に実質的に等しい事を特徴とする
    半導体歪検出器。
  2. (2)上記半導体歪ゲージと、上記入力抵抗が同一基板
    上に形成されている特許請求の範囲第1項記載の半導体
    歪検出器。
JP16717786A 1986-07-16 1986-07-16 半導体歪検出器 Pending JPS6323371A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02218171A (ja) * 1989-02-17 1990-08-30 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力センサ
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