JPS62134529A - 赤外線センサ - Google Patents

赤外線センサ

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Publication number
JPS62134529A
JPS62134529A JP27632985A JP27632985A JPS62134529A JP S62134529 A JPS62134529 A JP S62134529A JP 27632985 A JP27632985 A JP 27632985A JP 27632985 A JP27632985 A JP 27632985A JP S62134529 A JPS62134529 A JP S62134529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
film
metal film
substrate
type silicon
Prior art date
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Pending
Application number
JP27632985A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Mikami
三上 勝弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP27632985A priority Critical patent/JPS62134529A/ja
Publication of JPS62134529A publication Critical patent/JPS62134529A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 −本発明は赤外線センサ、特に薄膜上に熱電対が形成さ
れている構造の赤外線センサに関するものである。
従来の技術 赤外線センサの分野において、半導体製造技術を用いて
薄膜上に熱電対を形成した構造のものが開発されている
(たとえば工業調食会発行[電子材料J 1980年9
月号第98〜102ページ)。
この赤外線センサは、第2図に示す構造をしている。す
なわち、半導体基板たとえばN型シリコン基板1の一方
の主面上にP型シリコン層2がエビタキンヤル成長法も
しくは不純物拡散法で形成され、さらにその上にシリコ
ン窒化膜4とシリコン酸化膜5とが順次積層されて絶縁
膜6が形成されている。そして、シリコン酸化膜5上に
は熱電対7およびそれに付与された電極8と、赤外線吸
収膜9とが形成されている。また、N型シリコン基板1
の他方の主面側にシリコン窒化膜10が形成されており
、このシリコン窒化膜1oに設けられた窓からP型シリ
コン基板1およびN型シリコ7層2が選択的にエッチさ
れて、凹欠部11が形成されている。この凹欠部11は
赤外線吸収膜9の直下に位置する。
このような構造の赤外線センサにおいて、赤外線吸収膜
9に赤外線が照射されると、赤外線吸収膜9は赤外線を
吸収し、温度上昇する。この温度上昇が絶縁膜6を通し
て熱電対7に伝えられ、熱電対7の起電力がそれに応じ
て変化する。
発明が解決しようとする問題点 上記構造の赤外線センサにおいて、赤外線吸収膜9が凹
欠部11直上の絶縁膜6部分に形成されているため、応
答性が比較的よいという利点がある。しかしながら、応
答性をより向上させるためには絶縁膜6をより一層薄く
する必要があり、また感熱精度を高めるためには、絶縁
膜6の赤外線吸収膜9下の部分の厚さのばらつきをより
小さくしなければならない。
そのため、これまで凹欠部11を精度よく形成するため
に異方性エツチングをしている。エツチング液は、一般
に腐食性が強く、N型シリコン基板1やP型ンリコン層
2だけでなく、絶縁膜6をもエッチしてしまうおそれが
あるものである。そのため、絶縁膜6の破損を生じやす
く、歩留が低いという問題があった。歩留の低下を阻止
するために、エツチング時間やエツチング液の組成など
の管理をより一層厳しくすることも考えられるが、十分
な効果が得られていない。
問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明の赤外線センサは
、半導体基板と、その表面にて赤外線吸収体を支持して
いる絶縁膜との間に、金属膜を介在させている。
作用 半導体基板と絶縁膜との間に金属膜が存在していると、
半導体基板のエツチングはこの金属膜に達したところで
停止する。このため、絶縁膜が半導体基板のエツチング
時に損傷を受けるおそれがなくなる。
実施例 以下、本発明にかかる赤外線センサの一実施例について
、第1図を用いて説明する。
図において、第1図に示しだ赤外線センサと対応する構
成要素については同じ符号を付している。
本発明の実施例と第1図に示した赤外線センサとがもっ
とも異なるところは、P型ンリコン層2と絶縁膜6の最
下層のシリコン窒化膜4との間K、金属膜3を配置して
いることである。金属膜3はP型シリコン層2上にスパ
ッタリング法などで容易に形成することができ、絶縁膜
6はさらにその上に周知の方法で形成する。
金属膜3は耐エツチング性のあるものであればよく、た
とえば金や白金、またはその合金などを使用でき、さら
にP型シリコン層2や絶縁膜1゜との付着性を高めるだ
めの金属膜たとえばクロム嗅やチタン膜を前記金属膜3
に積層してもよい。
なお、この実施例においては、絶縁膜6はシリコン窒化
膜4を二層とし、その間にシリコン酸化膜6を配置した
構造としているが、必ずしもこれに限られるものでない
この実施例において、赤外線が照射されると、赤外線吸
収膜がそれを吸収して温度上昇し、それに伴って熱電封
子の起電力が上昇する。熱電対7の起電力を測定するこ
とによって、被測温体の表面温度を無接触状態で求める
ことができる。
ところで、N型シリコン基板1上にP型ンリコン層2や
金属膜2、絶縁膜6を順次形成してから、N型ンリコン
基板1側から選択的に異方性エッチすると、シリコン基
板1やシリコン層2が選択的に腐食され、除去される。
金属膜3は通常のシリコンのエツチング液に腐食されな
いので、絶縁膜eは金属膜3によってエツチング液から
保護される。そして、必要に応じて凹欠部11側より、
金属膜3の赤外線吸収膜9ならびにその近傍下にある部
分を選択的に除去する。無論、金属膜3が凹欠部11に
存在していても特性に支障がなければ、それを特に除去
してやる必要はない。
上述のように、凹欠部11の形成時、絶縁膜6が金属膜
3によってエツチング液から保護されているので、絶縁
膜6が損傷を受けるおそれがなく、またその膜厚も絶縁
膜6の形成条件で制御することができるだめ、より薄い
膜厚の絶縁膜6を寸法精度よく形成することができる。
したがって、応答性がよく、かつ検出精度の優れた赤外
線センサを実現することができる。
発明の効果 本発明の赤外線センサによれば、半導体基板と絶縁膜と
の間に金属膜を介在させているので、前配給縁膜の膜厚
の精度が向上し、安定した特性を示すだけでなく、歩留
よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる赤外線センサの一実施例の断面
図、第2図は赤外線センサの従来例の断面図である。 1・・・・・・N型シリコン基板、2・・・・・P型シ
リコン層、3・・・・・金属膜、6・・・・・・絶縁膜
、7・・・・・・熱電対、9・・・・・赤外線吸収膜、
11・・・・・・凹欠部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名1−
−−N見シリコン基板 2−−−P’fiシ9コ〕薯 3−一一金J  僕 4−m−シジ コ 〕 S【イ(二で咀5−−シソユン
脱化頂 6−−−廼襞膜 11−  凹欠部 r 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体基板と、前記半導体基板の一方の主面上に順次積
    層して形成されている金属膜および絶縁膜と、前記絶縁
    膜上に配置されている熱電対および赤外線吸収体と、少
    なくとも前記赤外線吸収体下であって、前記半導体基板
    の他方の主面側より前記金属膜もしくは前記絶縁膜に達
    する凹欠部とを有することを特徴とする赤外線センサ。
JP27632985A 1985-12-09 1985-12-09 赤外線センサ Pending JPS62134529A (ja)

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JP27632985A JPS62134529A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 赤外線センサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6305840B1 (en) * 1998-02-28 2001-10-23 Lg Electronics Inc. Thermopile detector and method for fabricating the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6305840B1 (en) * 1998-02-28 2001-10-23 Lg Electronics Inc. Thermopile detector and method for fabricating the same
US6677654B2 (en) 1998-02-28 2004-01-13 Lg Electronics Inc. Thermopile detector and method for fabricating the same

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