JP2952379B2 - 感温装置 - Google Patents

感温装置

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JP2952379B2
JP2952379B2 JP27477391A JP27477391A JP2952379B2 JP 2952379 B2 JP2952379 B2 JP 2952379B2 JP 27477391 A JP27477391 A JP 27477391A JP 27477391 A JP27477391 A JP 27477391A JP 2952379 B2 JP2952379 B2 JP 2952379B2
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淳 平岡
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正博 岡路
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低温域及び極低温域での
温度を高精度に測定するためのサーミスタ型の感温装置
で、特に極低温状態下で稼働されるクライオスタット、
核融合炉用超伝導電磁石、MHD発電、超伝導送電、超
高速磁気浮上列車等の極低温の計測に用いる。
【0002】
【従来の技術】極低温あるいは低温領域における温度の
計測には、半導体や金属の抵抗値変化を利用した測温抵
抗体が用いられている。この測温抵抗体は、小型で使用
法が簡便な上、特にゲルマニウム温度計は温度検出感度
(以下、検出感度あるいは検出電圧ともいう)が大きい
という特徴を有しているが検出感度が測定温度に大きく
依存している。その上、「Experimental
Techniquesin Low−Temperat
ure Physics(by GUY K.WHIT
E)OXFORD SCIENCE PUBLICAT
IONS,1979 Third Edition」に
より、図6に示すように抵抗値Rと温度Tとの関係式が
複雑であり、また個々の特性のバラツキが大きく実用
上、個々の較正を必要としており、したがって、高価格
になるという課題があった。また、磁界により抵抗値が
変化するという課題があった。
【0003】以上に述べた課題は、高濃度ドーピングに
よるキャリアの縮退やホッピング伝導に起因するといわ
れており、温度検出感度の温度依存性の小さいものや、
磁界の影響の少ないものはまだ開発されていない。シリ
コン半導体を用いた場合でも同様である。一方、磁界の
影響を受けないものとしては、非晶質シリコンを用いた
ものや窒化ジルコニウム薄膜を用いたものが提案されて
いる(「極低温用温度計」(特開昭62−267629
号公報)及び「極低温下で磁場に感応しない温度計用測
温抵抗体」(特開昭63−224201号公報))。し
かし、いずれも検出感度が低かったり、また、温度検出
感度の温度依存性が大きく、したがって測定温度範囲が
狭く、なおかつ非直線性を補正するための回路を必要と
していた。この他、磁界の影響を補正することにより実
用に供している極低温用測温抵抗体としてはカーボン測
温抵抗体或はカーボングラス測温抵抗体があるが、いず
れも複雑な較正を必要とし、その特性改善が望まれてい
た。
【0004】以上の他に、高速応答性や高感度化をねら
いとしたゲルマニウム蒸着膜素子が提案されているが蒸
着時の条件等により特性のバラツキが大きいことと、磁
界での使用が可能か否かについて明らかにされていない
(「極低温領域測定用ゲルマニウム蒸着膜素子」(特開
昭57−5310号公報))。次に、測温抵抗体を用い
て低温あるいは極低温を計測する上では、測温抵抗体の
みが低温あるいは極低温にさらされ、基準用抵抗体は室
温におかれる例が多い。このような場合には、配線上に
生じるノイズや配線の温度差に起因する熱起電力が生じ
易く、測定精度の劣化につながっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すように従来の極低温用抵抗温度計においてはいずれ
も温度Tと抵抗Rの関係において簡単な関係式が成り立
たないので、比較的多くの温度で較正を行う必要があっ
た。また、極低温下の磁場中で用いようとした場合抵抗
値の磁場依存性が大きく、かつ複雑な補正を必要として
いた。したがって、多くの温度での較正を必要としない
温度Tと抵抗Rの関係において簡単な関係式が成り立
ち、かつ極低温下の磁場中で比較的簡単な補正を行うこ
とにより高精度に計測できる極低温用抵抗温度計を実現
することが本発明の課題である。
【0006】以上の他、高速応答性であること、小型化
・薄膜化が容易であること、及び測温抵抗体と基準抵抗
体を集積化できる感温装置であり,極低温、及び低温領
域で使用できることをも兼ね備えた抵抗値変化型の感温
装置を実現することが本発明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の点に鑑み、本発明
では同一出願人による「感温装置」(特開昭58−17
0001号公報)及び「感温装置」( 特願平2−750
94号) を基本とし、その後の研究によりプラズマCV
D法や光CVD法等を用いて絶縁性基板上に堆積したア
モルファスシリコン・ゲルマニウム薄膜の伝導特性が微
結晶化度すなわち、X線回折法あるいはレーザラマン分
光法を用いて計量したアモルファス中に含まれる微結晶
相中の占有率により異なる実験事実が得られたことに着
目する。
【0008】すなわち、セラミック基板上にプラズマC
VD法を用いて堆積した、微結晶化シリコン・ゲルマニ
ウム薄膜からなる抵抗体の抵抗Rと温度Tの関係式が簡
単に表されること及び極めて磁場による抵抗変化が少な
いということが発明者により発見された現象を利用す
る。図3は微結晶化シリコン・ゲルマニウム薄膜抵抗体
の抵抗Rの温度(T)依存性を示す図で、抵抗Rと温度
Tの関係は次式で与えることができる。
【0009】
【数1】
【0010】ここで、α、βは実験的に得られ、例えば
図3の実線(a)ではβ=−0.28、で与えられる。
このプラズマCVD法等を用いて堆積したアモルファス
シリコン・ゲルマニウム薄膜を測温抵抗体の検出部に用
いることにより、検出感度が大きく、磁界の影響を受け
ず、高速応答性を有し、小型化・集積化ができる感温装
置を実現する。
【0011】
【作用】微結晶化シリコンゲルマニウム薄膜抵抗体の抵
抗Rと温度Tの関係は、式(1)に示すように簡単な関
係式で表すことができる。したがって、温度T1及び温
度T2でのそれぞれの抵抗値R1及びR2を測定し、そ
れらの値を式(1)に代入することにより、式(1)に
おけるα及びβは一意的に決定される。したがって、こ
の較正された抵抗体の抵抗値Rを測定することにより測
定すべき温度Tは式(1)を用いて容易に求めることが
できる。また、ΔR/Rは常に一定なので、ΔT/Tも
常に一定となる。そのため、極低温でも検出感度が劣化
せず、したがって広範囲にわたって高精度で温度を測定
できる。
【0012】
【実施例】図1及び図2は本発明に係る感温装置の一実
施例の構成を示す図であり、図1にその平面図を、図2
に図1の線X−Yにおける断面図を示す。図1及び図2
において、1は絶縁性基板、2は微結晶化半導体薄膜で
あるn形(p形)アモルファスシリコン・ゲルマニウム
薄膜、3aと3bは一対のオーミック電極(単に電極と
もいう)、4aと4bは一対のリード線を示す。
【0013】次に、本発明に係る感温装置の製造方法に
ついて述べる。絶縁性基板1の材料としては、耐熱性が
ある絶縁体や、同様の性質を有する導体板あるいは半導
体板の表面をCVD法による二酸化シリコン(Si
2 )膜や窒化シリコン(Si3 4 )膜で覆ったもの
が望ましく、例えばガラス板、アルミナ板、石英板、溶
融石英ガラス板、水晶板、ポリミィドフィルム、金属板
や半導体の表面を絶縁薄膜(例えば、CVD法による二
酸化シリコン薄膜や窒化シリコン薄膜)で覆ったもの等
が用いられる。特に、線膨脹率がアモルファスシリコン
・ゲルマニウム薄膜に近いガラス板やアルミナ板が良
い。これらによる基板は、有機溶剤等で十分に洗浄した
後、清浄な雰囲気中で瞬時に乾燥させる。
【0014】次に、(シラン(SiH4 )+ゲルマン
(GeH4))、または(シラン+ゲルマン+水素(H
2 ))の混合ガスを用い、プラズマCVD法、または光
CVD法等を用いてアモルファスシリコン・ゲルマニウ
ム薄膜(アモルファスシリコン・ゲルマニウム薄膜抵抗
体ともいう)2を堆積させる。この場合、アモルファス
シリコン・ゲルマニウム薄膜抵抗体の導電率が大きい程
望ましく、通常σ=1S・cm-1以上のものが用いられ
る。
【0015】プラズマCVD法を用いた堆積条件の一例
としては、放電圧力0.1〜10Torr、放電電流1
〜100mA/cm2 、放電電圧500〜800V、電
極間隔1.5〜3cm、基板温度200〜450℃、
(シラン+ゲルマン)/水素=0.01〜0.1、シボ
ラン/(シラン+ゲルマン)=10〜2500ppm、
ホスフィン/(シラン+ゲルマン)=10〜2500p
pm、シラン/ゲルマン=0.1〜100である。これ
らの条件で堆積したアモルファスシリコン・ゲルマニウ
ム薄膜として、導電率σが20S・cm-1以上で最大1
000S・cm-1のものが容易に得られている。
【0016】アモルファスシリコン・ゲルマニウム薄膜
の導電率を高める方法としては、放電電流を大きくする
方法あるいはドーピングガスの割合を高くする方法等が
一般的である。微結晶化度の制御方法としては、同一発
明者により開示されている方法(「シリコン・ゲルマニ
ウム混晶薄膜導電体」(特開昭62−47177号公
報))、つまり微結晶化度が放電パワー密度の大きさに
依存するため、その関係に基づいて放電パワー密度を制
御する手法を用いた。その他、熱アニール法やレーザア
ニール法を用いても行うことができる。
【0017】次に、真空蒸着法を用いて、電極用金属膜
(例えば、NiCr 500オングストローム/Au
1000オングストローム)を堆積させる。さらに、フ
ォトエッチング技術を用いて不要部を除去し、電極対3
a、3b及びアモルファスシリコン・ゲルマニウム薄膜
抵抗体2を形成する。このアモルファスシリコン・ゲル
マニウム薄膜抵抗体2の形状としてはアモルファスシリ
コン・ゲルマニウム薄膜の導電率、膜厚及び出力インピ
ーダンスを考慮して決められるが、アモルファスシリコ
ン・ゲルマニウム薄膜の長さをL、幅をWとすれば、通
常L/W=1/10〜10に設定される。
【0018】次に、絶縁性基板の表面に保護膜を堆積す
る。保護膜としてはCVD法による二酸化シリコン膜、
窒化シリコン膜及びポリミイド樹脂等を用いる。フォト
エッチング技術を用いて、電極パット部の保護膜を除去
する。最後に、電極3a、3bに取り出し用リード線4
a、4bを取り付けて完成する。リード線としては、ビ
ームリード方式、またはAu線やAuリボン線等をワイ
ヤボンデングすることによって構成される。
【0019】以上に述べた製造方法では、半導体薄膜抵
抗体、及び電極対の形成にフォトエッチング技術を用い
たがメタルマスクを用いた方法でも形成できる。この場
合は、アモルファス半導体薄膜を堆積する時、あるいは
真空蒸着法を用いて電極金属薄を堆積する時に不要部を
メタルマスクでカバーする方法が用いられる。
【0020】図3は上に述べた方法で作製したアモルフ
ァスシリコン・ゲルマニウム薄膜抵抗体の抵抗Rの温度
(T)依存性の一例を示す図で、抵抗Rと温度Tの関係
は式(1)のような簡単な関係式で与えることができ
る。ここで、α、βは実験的に得られ、例えば実線
(a)では微結晶化度80%のもので、β=−0.2
8、で与えられる。また、実線(b)は微結晶化度20
%のもので、β=−0.58、で与えられる。さらに、
実線(c)は微結晶化度15%のものであるが、図3に
示されるように、簡単な関係式より外れる結果が得られ
ている。したがって、微結晶化度20%以上のアモルフ
ァスシリコン・ゲルマニウム薄膜抵抗体の温度T1及び
温度T2でのそれぞれの抵抗値R1及びR2を測定し、
それらの値を式(1)に代入することにより、式(1)
におけるα及びβは一意的に決定される。したがって、
この較正された抵抗体の抵抗値Rを測定することにより
測定すべき温度Tは式(1)を用いて高精度に容易に求
めることができる。
【0021】図4は、本発明に係る他の実施例の平面図
を示す。図4において、11は絶縁性基板、12aと1
2bは抵抗ブリッジの対向する辺を構成するように堆積
された一対のアモルファスシリコン・ゲルマニウム薄
膜、13aと13bは抵抗ブリッジの対向する辺を構成
するように堆積された一対の窒化タンタル薄膜抵抗体、
14a、14b、14c、14dは各アモルファスシリ
コン・ゲルマニウム薄膜12a、12bと各窒化タンタ
ル薄膜抵抗体13a、13bとを接続するための対向す
る2対のオーミック電極、15a、15b、15c、1
5dは各オーミック電極に設けられたリード線をそれぞ
れ示す。
【0022】オーミック電極14a、14c間に定量圧
Vinを印加すれば、該オーミック電極14b、14d
間の検出電圧Voutは、周囲温度によって変化し、式
(2)で与えられる。
【0023】
【数2】
【0024】ここで、Aは形状等により決まる係数であ
る。例えば、入力電圧Vinを10mVとすれば、検出
電圧Voutの変化率は〜15μv/℃となる。図4に
示した本発明に係る感温装置は、図1及び図2に示した
本発明に係る感温装置の製造方法の段階において、絶縁
性基板上にアモルファス半導体薄膜を堆積させる工程の
前、または後にスパッタ法、またはプラズマCVD法等
を用いて薄膜抵抗体を堆積させる工程を加えることによ
り構成できる。この場合、薄膜抵抗体のパターニングに
はフォトエッチング技術、またはメタルマスク技術等が
用いられる。
【0025】以上に述べた本発明の感温装置としては、
1mm角以内の超小型のものが形成でき、また絶縁性基
板として熱伝導率の大きなアルミナ等を用いて、応答速
度10msec以下のものを実現している。また、数T
ガウスの磁界内での抵抗率の変化は1%以下であること
を確認している。
【0026】図5に本発明によるアモルファスシリコン
・ゲルマニウム薄膜抵抗体の極低温域での磁場による測
定誤差の大きさを示す。測定磁場の大きさは8Tであ
る。横軸は測定温度(T)、また、縦軸は測定誤差の大
きさ(△T)を示す。従来のロジウム線、白金標準温度
計等のものよりも大幅に改善できることが確認された。
【0027】
【発明の効果】この発明では、感温装置を構成する微結
晶化半導体薄膜として、微結晶化度が少なくとも20%
以上のアモルファスシリコン・ゲルマニウム薄膜を用い
たので、検出感度が大きくかつ該検出感度の温度依存性
が小さい、したがって、補正回路が不用または簡便に構
成できる感温装置を実現できた。更に、以下に示す固有
の効果を有する感温装置を実現することができた。 (1)極めて磁界の影響を受けにくい感温装置を実現で
きた。 (2)形状が1mm角以下と小さいので小型化できる。
また、基板に熱伝導率のよいアルミナ基板を用いること
により応答速度10msec以下の高速応答性の感温装
置を実現できた。 (3)検出温度範囲が1.4K〜300Kと広い範囲の
感温装置を実現できた。 (4)測定抵抗体と温度係数の小さな窒化タンタル薄膜
を集積化・小型化することにより配線ノイズをなくした
高精度の感温装置を構成できた。 (5)半導体プロセスを用いることにより、再現性がよ
く、また大量生産が可能なので安価な感温装置を実現で
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感温装置の一実施例を示す平面
図。
【図2】図1の線X−Yにおける断面図を示す図。
【図3】アモルファスシリコン・ゲルマニウム薄膜抵抗
体の抵抗と温度との関係を示す図。
【図4】本発明に係る感温装置の他の実施例を示す図。
【図5】アモルファスシリコン・ゲルマニウム薄膜抵抗
体の低温域での磁場による温度の測定誤差を示す図。
【図6】従来の極低温用温度計の抵抗Rと温度Tとの関
係を示した図。
【符号の説明】
1 絶縁性基板。 2 アモルファスシリコン・ゲルマニウム半導体薄膜。 3a、3b オ−ミック電極。 4a、4b リード線。 11 絶縁性基板。 12a、12b アモルファスシリコン・ゲルマニウム
半導体薄膜。 13a、13b 窒化タンタル薄膜抵抗体。 14a、14b、14c、14d オ−ミック電極。 15a、15b、15c、15d リード線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈良 広一 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院計量研究所内 (72)発明者 岡路 正博 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院計量研究所内 (72)発明者 加藤 英幸 茨城県つくば市梅園1丁目1番4 工業 技術院計量研究所内 (56)参考文献 特開 平3−274708(JP,A) 特開 昭62−73624(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01K 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性基板(1)と、該絶縁性基板上に堆
    積された微結晶化半導体薄膜(2)と、該微結晶化半導
    体薄膜にそれぞれ接触し、所定の距離を隔てて設けた一
    対のオーミック電極(3a、3b)とを備えた感温装置
    において、前記微結晶化半導体薄膜が、少なくとも微結
    晶化度20%以上の微結晶相を含んだアモルファスシリ
    コンゲルマニウム半導体薄膜であることを特徴とする感
    温装置。
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KR101602218B1 (ko) * 2014-12-18 2016-03-10 두산중공업 주식회사 고정자 슬롯 온도센서 및 그 제조 방법
CN105784183B (zh) * 2016-05-06 2018-08-31 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 一种贴片式温度传感器及其制备工艺

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