JPS63233632A - 情報伝達装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、共通の伝送路を利用して複数の計算機等の
端末装置間で各種の情報を授受するための情報伝達装置
に関するものである。

（発明の概要） この発明は、共通の伝送路を利用して複数の端末装置間
で各種の情報を授受するための情報伝達装置において、
前記伝送路と端末装置との間に挿入されて伝送情報を送
受信するためのステーションに、予め設定された通信先
を示すアドレスデータに従って受信した伝送情報の有効
無効を判定し、有効な情報のみを情報受信側の端末装置
に転送するための制御を実行するｆｉ能を付加し、端末
装置側での受信情報の異常処理に対する負担を軽減した
ものである。

（従来の技術） 従来、計算機等で広く授受されているディノタル情報を
伝送する場合、情報の伝達装置は単なる伝達媒体として
のＩｆｉ能を有するのみで、送受信情報の有効、無効判
定等の異常処理はすべて、情報を受信する計ａ機等の端
末装置で実施されていた。

第６図乃至第１１図はこのような従来の情報伝達装置に
おける情報の送受信方式を説明するための図である。

第６図は従来の情報伝達装置の基本構成例を説明するた
めの４Ｍ　７１図である。

第６図において、１は伝送路上における伝送情報の伝送
タイミングを制御するための伝送路制御装置、２は端末
装置を情報伝達装置に接続し伝送情報の送受信を制御す
るステーション、３は伝送情報を伝送するための伝送路
、４は各種の情報を送受信する計算機等の端末装置であ
る。各ステーション２は、送信情報を伝送路３上に送出
するとともに、伝送路３上を伝送されている伝送情報か
ら自局宛の伝送情報を選択して受信する伝送路アクセス
制御回路５と、複数の端末装置４からの送信情報を送信
に適した７ｔ−マットに編集し、送信要求を行うととも
に、受信情報を受信側の端末装置に転送する８！能を有
する端末接続回路６とで構成されている。

前記伝送路制御装置１、複数のステージ１ン２及び伝送
路３が情報伝達装置を構成し、伝送路制御装置１及び複
数のステーション２はリング状の伝送路３で結ばれてい
る。

第７図は、４ｆＪ９Ｉｉの一種であり、計算載量等で広
（授受されているディジタル情報を伝送する場合を例と
して従来の情報伝達装置のステーション２の構成を説明
するための構成図である。

ｆｊＳ７図において、２〜６は第６図に示すものと同じ
であり、７は情報送信側あるいは受信側の端末装置と接
続するための制御を行う端末接続部、　　　　・８は情
報送信側の端末装置４からの情報を、伝送するための最
適なフォーマットに編集して伝送情報を作成して送信要
求を行うための伝送情報作成部、９は受信した伝送情報
を一時記憶するための受信情報バッファである。１０は
端末接続部７、伝送情報作成部８及び受信情報バッファ
９で構成される端末接続モジュールであり、端末接続回
路６は端末接続モノール１０を端末装置４の個数と同じ
数だけ具備している。

第８図は端末装置４とステーション２間で送受される情
報を説明するための説明図で、１１は情報伝達装置を経
由して送受信される情報の本体となる送受信データであ
る。

ＰｔＩＪ９図はアドレス割り付けの一例を説明するため
の情報伝達装置の構成図で、第９図において、２〜６及
び１０はｆＩＳ６図及び第７図に示すものと同じであり
、各ステーション２、ステーション２内の端末接続モジ
ュール１０及び各端末装置４に説明上、区別するための
識別番号（８１〜Ｓ３．Ｍ１〜Ｍ３．１−１〜３−３）
を付与したものである。

第１０図はアドレス割り付は方法の一例を示す説明図で
、図中１２は各ステーション２（ステーション８１〜Ｓ
３）のステーションアドレス並びに端末接続モジュール
１０（Ｍｌ〜Ｍ３）及び端末装置４（１−１〜３−３）
のアドレス割り付は例を示しており、情報の伝送におけ
る各ステーション２内の端末接続モジュール１０及び端
末接続モジュール１０に接続されている端末装置４の識
別方法を示している。

ｉｌ１図は、第６図に示したような情報伝達装置におい
て、一般的に採用されている伝送路上の伝送タイミング
を規定するための伝送７レーム及び伝送情報の一構成例
を説明するための説明図である。

ｔｊＳｌ１図において、前記伝送路制御装置１により生
成される伝送フレーム２３は、伝送フレームの先頭を検
出するための同期パターン１３及び伝送情報を収容して
伝送するための複数のスロット１４（スロット１〜ｎ）
とから構成されている。

１５は各スロット１４の空き状態あるいは使用中状態を
表示するための使用中７ラグ、２０は伝送情報であり、
使用中７ラグ１５及び伝送情報２０がスロット１４を構
成する。

１６は情報の送信先、すなわち受信側の端末装置を示す
送信先アドレス、１７は情報の送信側の端末ｆｃｌｉ！
を示す送信元アドレス、１８は伝送情報の種類を示すコ
マンド、１９は送信側の端末装置からの送信情報を収容
するためのデータ部である。

前記送信先アドレス１６、送信元アドレス１７、コマン
ド１８及びデータ部１９が伝送情報２０を構成する。こ
の伝送情報２０が各ステーションで送受信される情報で
ある。

また、２１１土ステージシンを識別するためのステーシ
ョンアドレス、２２は各ステーション内の端末接続モジ
ュール及び接続されている端末装置を識別するためのモ
ジュールアドレスであり、送信先アドレス１６及び送信
元アドレス１７は共にステーションアドレス２１及びモ
ジュールアドレス２２を構成要素とするアドレス情報で
ある。

第６図乃至ｆ５１１図により従来の情報伝達装置におけ
る情報の送受信方式を説明する。

まず、第６図により従来の情報伝達装置における情報の
送受信方式の概要を説明する。

第６図において、情報送信側の端末装置４は接続されて
いるステーション２に送信する情報を転送する。ステー
ション２の伝送路アク七大制御８回路５及び端末接続回
路６は情報送信側の端末装置４からの情報を、伝送に適
した７ｔ−マットに編集して伝送情報を作成し伝送路上
に送信する準備を行う。伝送路３上の伝送制御を行う伝
送路制御装置１は、ｆ５１１図のような同期パターン１
３及び複数のスロット１４を含む伝送フレーム２３を生
成して、リング状に敷設した伝送路上に周期的に送出す
る。このようにして伝送７レーム２３は伝送路３上を常
時周回することになる。送信すべき伝送情報２０が準備
できたステーション２は、伝送フレーム２３の各伝送ス
ロット１４に同期して、各スロット１４の使用中状態を
監視し、空いているスロット１４を検出するとそのスロ
ット１４の使用中７ラグ１５をセットするとともに伝送
情報２０をスロット１４内に書き込んで送出する。

各ステージタン２は伝送路３上の各スロット１４を監視
し、使用中７ラグ１５のセットされているスロット１４
内の伝送情報２０が受信すべき情報の場合はその伝送情
報２０を伝送路３から取り込み、それぞれに接続されて
いる受信側の端末装置４に転送する。

ここで、送信側のステージ３ン２が作成する伝送情報２
０は、第１１図に示すようなフォーマットを持つもので
あり、受信側のステージタン２は伝送情報内の送信先ア
ドレス１６と自大テーシ５ンのアドレスを比較すること
により受信すべき伝送情報２０を検出してその伝送情報
２０を取り込む。

次に＠７図乃至第１０図により従来の情報伝達装置にお
ける情報の送受信方式の詳細な動作を説明する。

第７図において、情報を送信する端末装置４は接続され
ているステーション２の端末接続回路７にｔｐＪｓ図に
示すような送信情報を転送し、ステージタン２の端末接
続部７は端末装置４からの情報を伝送情報作成部８に転
送する。伝送情報作成部８は端末装置４からの情報を、
第１１図の伝送７レーム２３内のスロット１４に収容で
きるデータ艮、すなわちデータ部１９の長さに分割し、
予め伝送情報作成部８内に設定しておく送信先アドレス
１６、自分自身のアドレスである送信元アドレス１７及
び分割した情報の開始、途中あるいは終了であることを
示すコマンド１８を付加しで、伝送情報２０を作成する
。伝送情報作成部８は作成した伝送情報２０を伝送路ア
クセス制御回路５に転送して送信要求を行う。伝送路ア
クセス制御回路５は第１１図に示す同期パターン１３か
ら始まる伝送７レーム２３内の各スロット１４を監視し
、各スロット１４の使用中７ラグ１５を参照して、空い
ているスロット１４を検出するとそのスロット１４の使
用中７ラグ１５をセットするとともに伝送情報２０をス
ロット１４内に書き込んで送出する。

このとき、第９図において端末装置４（識別番号１−２
）から端末装置４（識別番号３−１）にｌｉ’？報を送
信する場合を想定すると、送信側ステージタン２はステ
ーションＳ１であり、受信側ステーション２はステーシ
ョンＳ３となる。また、送信側のステーションＳ１にお
いて伝送情報を作成する部分は端末接続モジュール１０
（ｉｉｉｌ別番号Ｍ２）であり、受信情報を受信側の端
末波ｆ１２４　（ｆｉ別番号３−１）に転送するための
制御を実施するのは、ステーションＳ３の端末接続モジ
ュール１０（ｉｌ＆別番号Ｍｌ）である。

伝送情報２０の送信先アドレス１６は、第１０図に示す
ように送信先の端末装置４（識別番号３−１）を示すス
テーションアドレス２１＝３、端末接続モノエール１０
（識別番号Ｍｌ）のモジュールアドレス２２；１となり
、送信元アドレス１７は、送信元のｒＪ末装置４（識別
番号１−２）を示すステーションアドレス２１＝１、端
末接続モジュール１０（ａｌ番別Ｍ２）を示すモジュー
ルアドレス２２＝２と設定されている。

各ステーション２の伝送路アクセス制御回路５は、伝送
路３上を伝送される伝送情報２０内に含まれている送信
先アドレス１６を常に監視し、送信先アドレス１６内の
ステージ３ンアドレス２１が自ステーションのアドレス
に一致する場合は、受信すべき伝送情報としてその伝送
情報２０を取り込み、更に、送信先アドレス１６内のモ
ノニールアドレス２２により識別される゛端末接続モジ
ュール１０の受信情報バッファ９に情報を転送する。

受信情報バッフｒ９に蓄積されている受信情報は、その
まま端末接続部７を経由して接続されている受信側の端
末装置４に転送される。

一方、伝送情報２０を送信したステーション２の端末接
続モジュール１０及び伝送路アクセス制御回路５は、リ
ング状の伝送路３上をスロット１４が一周してくると、
分割した伝送情報がまだ残っているときは連続して送信
し、最後の伝送情報を送信した後であれば、そのスロッ
ト１４の使用中７ラグ１５をリセットすることによりス
ロット１４の解放を行い、情報の送信処理を完了する。

従来の情報伝達装置においてこのようにして伝送情報が
送受信されるが、第９図において端末装置４（識別番号
１−２）から端末装置４（識別番号３−１）に情報を送
信しているときに、例えば端末装ｆｆｆ４（Ｉｌｌｌ番
別２−１）あるいはステーション２（？ａ別番号Ｓ２）
の端末接続モ９　ニール１０　（Ｅｌ別番号Ｍｌ）の誤
動作等により、本来の送信先でない端末装置４（識別番
号３−１）を示すアドレス情報が送信先アドレスとして
設定されると、その伝送情報は、ステージ９ン２（ａｌ
番別Ｓ３）において正常な受信情報として、取り込まれ
、送信先アドレスの示す端末装置４（ａｌ番別３−１）
に転送されてしまう。従って、端末装置４（識別番号３
−１）では予期していなかった端末装置からの受信情報
であることを検出してその情報を破棄するような処理を
常備することが必要となる。

（発明が解決しようとする問題点） 互いに通信する計Ｗ、機等の端末装置が直接、ケーブル
等により接続されている場合は情報を授受する相手が固
定的であるため、接続を想定していない機器からの情報
の受信という状態は発生しないが、共通の伝送路を使用
して情報の授受を行う情報伝達装置においては、任意の
端末装置間の情報通信を可能にしているため、接続され
ている端末装置やステーションの試験中の誤動作や改修
作業中の誤掻作、あるいは障害発生、伝送路自体の障害
等により伝送情報中のアドレス情報が本来の設定値と異
なる値に設定された場合、要、不要にかかわらず、接続
されている端末装置にその情報が転送されることになり
、その端末装置の処理に影響を４えることになる。特に
、リアルタイムシステムとして作動している制御用端末
や計Ｗｆｉにとりては、本来の処理に加えて、不要な情
報の判定、破棄等のための異常処理を実施する時間を確
保しておくことが必要となり、その端末装置の処理が複
雑になるとともに、性能に影響を与える場合もある。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、受信側のステーションに対して予め通信すべき端
末装置のアドレス情報を登録しておき、登録されていな
い端末装置からの伝送情報を受信したときは、受信側端
末装置に情報を転送せず破棄する機能をステーシランに
付加することにより、接続されている端末装置に影響を
与えることなく品質の高い情報伝送サービスの提供が可
能な情報伝達装置を実現することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） この発明に係る情報伝達装置は、上記の点に鑑み、受信
側ステーションに受信すべき情報か否かをｆｑ定するた
め伝送情報内に含まれる送信元アドレス情報をチェック
する機能及び端末装置からステーションへ通信先の端末
装置アドレスをあらがじめ登録しておくためのインター
フェイス８！１能を付加し、登録されている以外の端末
装置からの情報を受信した場合にはそのまま破棄し、接
続されている端末装置に転送しないようにしたものであ
る。

（作用） この発明においては、例えば受信側の端末装置によって
予め登録した通信先以外の端末装置からの受信情報が受
信側ステーション内で検出された場合には、当該ステー
ション内で破棄することができるため、端末装置では受
信情報に対する異常処理を軽減できるとともに、そのた
めの処理時間も不要となり、高速性あるいは高速応答性
を必要とする端末装置内で実行されるプログラム等に影
響を与えることがなくなる。また、より信頼性の高い情
報伝達サービスを、情報伝達装置を利用して互いの通信
を行う端末装置に対して提供することができる。

（実施例） 以下、この発明に係る情報伝達装置の実施例を図面に従
って説明する。

第１図はこの発明に係る情報伝達装置の基本構成例を説
明するための構成図である。

第１図において、１は伝送路上における情報の伝送タイ
ミングを制御するための伝送路制御装置、２は端末装置
を情報伝達ｖｃ置に接続し情報の送受信を制御するステ
ージタン、３は情報を伝送するための伝送路、４は各種
の情報を送受信する計算機等の端末装置である。各ステ
ーション２は、送信情報を伝送路３上に送出するととも
に、伝送路３上を伝送されている伝送情報から自局宛の
伝送情報を選択して受信する伝送路アクセス制御回路５
と、複数の端末装置４からの送信情報を送信に適したフ
ォーマットに編集し、送信要求を行うとともに、受信情
報の有効判定を行い、無効情報は破棄して有効情報のみ
受信側の端末装置に転送する機能を有する送受信制御回
路２６とで構成されている。

前記伝送路制御装置１、複数のステージ１ン２及び伝送
路３がこの発明による情報伝達装置を構成し、伝送路制
御装置１及び複数のステーション２はリング状の伝送路
３で結ばれている。

ｉ＠２図は、情報の一種であり、計算機間等で広く授受
されているディジタル情報を伝送する場合を例としてこ
の発明による情報伝達装置のステーションの構成を説明
するための構成図である。

第２図において、２〜５及び２６は第１図に示すものと
同じであり、７は情報送信側あるいは受信側の端末装置
と接続するための制御を行う端末接続部、８は情報送信
側の端末装置４からの情報を伝送するための最適なフォ
ーマットに編集して伝送情報を作成して送信要求を行う
ための伝送情報作成部、９は受信した伝送情報を一時記
憶するための受信情報バッフｙ、２４は受信情報バッフ
ァ９に記憶されている伝送情報内の送信元アドレスデー
タにより有効情報を判定するための有効情報判定部であ
る。２５は端末接続部７、伝送情報作成部８、受信情報
バッフ７９及び有効情報判定部２４で構成される送受信
制御モジュールであり、送受信制御回路２６は送受信制
御モジュール２５を端末装置４の個数と同じ数だけ具備
している。

第３図はこの発明による情報伝達装置においてステーシ
ョン２とこれに接続された端末装置４間で授受する情報
の一構成例を示すための説明図である。

第３図（ａ）はステーションと端末装置間で授受される
インター７エイスデータ２９が情報の本体である送受信
データを含む場合の構成例であり、１１は実際に伝送路
を経由して送信あるいは受信される情報の本体である送
受信データ、２７は授受する情報の種類を示す識別コー
ドである。

１３図（ｂ）はインター７エイスデータ２９が通信相手
のアドレスを登録するための通信先アドレスデータを含
む場合の構成例であり、２７は識別コード、２８は端末
装置４から接続されたステーション２に対して、通信相
手（例えば送信側端末製箔）のアドレスを登録するため
の通信先アドレスデータ（通信先アドレス１乃至通信先
アドレス＋ｓ）である。

第３図（Ｃ）における３０はインター７エイスデ−タ２
９の内容を識別するための識別コード２７の割り付は例
である。すなわち、インター７ヱイスデータ２９が第３
図（ａ）のように送受信データを含むらのの場合、識別
コード２７は「１」であり、第３図（ｂ）のように通信
先アドレスデータを含むものである場合、識別コード２
７はｒＯＪである。

ｆｊＳＡ図はアドレス割り付けの一例を説明するための
この発明による情報伝達装置の構成図で、第４図におい
て、２〜５．２５及び２６は第２図に示すものと同じで
あり、各ステーション２、ステージタン２内の送受信制
御モノニール２５及び各端末装置４に説明上、区別する
ための識別番号（Ｓ１〜Ｓ　３　、Ｍ　１〜Ｍ３．１−
１〜３−３）を付与したものである。

第５図はアドレス割り付は方法の一例を示す説明図で、
３１は各ステージシン２のステーションアドレス並びに
送受信制御モジュール２５、端末装置４のアドレス割り
付は例を示しており、情報の伝送における各ステーショ
ン２内の送受信制御モノエール２５及び送受信制御モジ
ュール２５に接続されている端末装置４の識別方法を示
している。

第１１図は、この発明に係る情報伝達装置における伝送
路上の伝送タイミングを規定するための伝送フレーム及
び伝送情報の一構成例を説明するための説明図であり、
従来の情報伝達装置の場合と同一である。

次に、第１図乃至ｒＰ、５図及び第１１図によりこの発
明による情報伝達装置における情報の送受信方式を説明
する。

まず、第１図において、情報送信側の端末装置４は接続
されているステーション２に送信する情報を転送する。

ステーション２の送受信制御回路２６は情報送信側の端
末装置４からの情報を伝送に適したフォーマットに編集
して伝送情報を作成し、伝送路アクセス制御回路５はそ
の伝送情報を伝送路上に送信する準備を行う。伝送路３
上の伝送制御を行う伝送路制御装置１は、第１１図のよ
うな同期パターン１３及び複数のスロット１４を含む伝
送フレーム２３を生成して、リング状に敷設した伝送路
上に周期的に送出する。このようにして伝送フレーム２
３は伝送路３上を常時周回することになる。送信すべき
伝送情報２０が準備できたステーション２は伝送フレー
ム２３の各スロット１４に同期して、各スロット１４の
使用中状態を監視し、空いているスロット１４を検出す
るとそのスロット１４の使用中７ラグ１５をセットする
とともに伝送情報２０をスロット１４内に書き込んで送
出する。

各ステーション２は伝送路３上の各スロット１４を監視
し、使用中７ラグ１５のセットされているスロット１４
内の伝送情報２０が受信すべき情報の場合はその伝送情
報２０を伝送路３から取り込み、情報の有効性を判定し
て有効情報のみをそれぞれに接続されている受信側の端
末装置４に転送する。

ここで、送信側のステーション２が作成する伝送情報２
０は、ｆ５１１図に示すような７オーマγトを持つもの
であり、受信側のステージシン２の伝送路アクセス制御
回路５は伝送情報内の送信先アドレス１６と自ステーシ
ョンのアドレスを比較することにより受信すべき伝送情
報２０を検出してその伝送１１’７報２０を取り込む。

次に１２図乃至第５図によりこの発明による情報伝達装
置における情報の送受信方式の詳細な動作を説明する。

第２図において、情報を送信する端末装置４は接続され
ているステーション２の端末接続部７に送信情報として
第３図６）又は（ｂ）に示すようなインター７エイスデ
ータ２９を転送する。ステーション２の端末接続部７は
端末装置４からのインター７エイスデータ２９の識別コ
ード２７がｆｊＳ３図（ａ）に示す通常の送受信データ
を示しているときは、その情報を伝送情報作成部８に転
送する。伝送情報作成部８は端末接続部７からの情報を
、第１１図の伝送フレーム２３内のスロット１４に収容
できるデータ艮、すなわちデータ部１９の長さに分割し
、予め伝送す〃報作成部８内に設定しておく送信先アド
レス１６、自分自身のアドレスである送信元アドレス１
７及び分割した情報の開始、途中あるいは終了であるこ
とを示すコマンド１８を付加して、伝送情報２０を作成
する。伝送情報作成部８は作成した伝送情報２０を伝送
路アクセス制御回路５に転送して送信要求を行う。伝送
路アクセス制御回路５は第１１図に示す同期パターン１
３から始まる伝送フレーム２３内の各スロット１４を監
視し、各スロット１４の使用中７ラグ１５を参照して空
いているスロット１４を検出するとそのスロット１４の
使用中７ラグ１５をセットするとともに伝送情報２０を
スロット１４に書き込んで送出する。

このとき、第４図において端末装置４（識別番号１−２
）から端末装置４（ａ別番号３−１）に情報を送信する
場合を想定すると、送信側ステーション２はステーショ
ンＳ１であり、受信側ステーション２はステーションＳ
３となる。また、送信側のステーションＳ１において伝
送情報を作成する部分は送受信制御モジュール２５（識
別番号Ｍ２）であり、受信情報を受信側の端末装置４（
ａ別番号３−１）に転送するための制御を実施するのは
。

ステーションＳ３の送受信制御モジュール２５（識別番
号Ｍｌ）である。

伝送情１ａ２０の送信先アドレス１６は、第５図に示す
ように送信先の端末装置４（識別番号３−１）を示すス
テーションアドレス２１＝３、送受信制御モジュール２
５（ｌ別番号Ｍｌ）を示すモジュールアドレス２２＝１
となり、送信元アドレス１７は、送信元の端末装置４（
，１１＆別番号１−２）を示すステーションアドレス２
１＝１、送受信制御モジュール２５（識別番号Ｍ２）を
示すモジュールアドレス２２＝２と設定されている。

受信側の端末装置４は、接続されているステーション２
の送受信制御モジュール２５に対して予めｆｊＳ３図（
１，）において通信先アドレスデータを示す識別コード
２７及びひとつあるいは複数の通信先アドレスデータ２
８で構成されるインター７エイスデータ２９により、伝
送路３を経由して通信するひとつあるいは複数の端末装
置４のアドレス情報を登録しておく。

上記の例のように、第４図において端末装置、ｔ（ｎ別
番号３−１）が端末装置４（識別番号１−２）と通信す
る場合は、端末装置４（識別番号１−２’）を示すステ
ーションアドレス２１＝１、モジュールアドレス２２＝
２の値を持つ通信先アドレスデータ２８を予め受信側と
なる端末装置４（１ｍ別番号３−１）からステーション
２（識別番号Ｓ３）に登録しておく。

各ステーション２の端末接続部７は端末装置４からのイ
ンター７エイスデータ２９の識別コード２７がｔｊｔＪ
３図（ｂ）の通信先アドレスデータ２８を含んでいるこ
とを示している場合は、その通信先アドレスデータ２８
を有効情報判定部２４に転送し、有効情報判定部２４は
その情報を記憶し、保管する。

各ステーション２の伝送路アクセス制御回路５は、伝送
路３上を伝送される伝送情報２０内に含まれている送信
先アドレス１６を常に監視し、送信先アドレス１６内の
ステーションアドレス２１が自ステーションのアドレス
に一致する場合は、受信すべき情報としてその伝送情報
２０を取り込み、送信先アドレス１６内のモノエールア
ドレス２２によって識別される送受信制御モジュール２
５の受Ｍｊｒｒ１報バッフ７９に情報を伝送する。

伝送路アクセス制御回路５から情報を転送された送受信
制御モジュール２５においては有効情報判定部２４が受
信情報バッファ９内から伝送情報２０の送信元アドレス
１７を取り出して、予め端末装置４から登録されている
通信先アドレスデータ２８と比較する。伝送情報２０の
送信元アドレス１７が通信先アドレスデータ２８に一致
する場合は有効情報と判定し、受信側の端末’！置４に
情報を伝送する。また、あらかじめ端末装置４から登録
されている通信先アドレスデータ２８に一致しない場合
は無効情報と判定してその受信情報を破棄し、端末装置
４には転送しない。

一方、伝送情報２０を送信したステーション２の送信制
御回路２５及び伝送路アクセス制御回路５は、リング状
の伝送路３上をスロット１４が一周してくると、分割し
た伝送情報が残っているときは連続して送信し、最後の
伝送情報を送信した後であれば、そのスロット１４の使
用中７ラグ１５をリセットすることによりスロット１４
の解放を行い、情報の送信処理を完了する。

なお、上記の実施例では、ステージ１ン内の送受信制御
モノニールにおいて、送信する伝送情報に付与する送信
先アドレスを予め送受信制御モノニール内の伝送情報作
成部に設定しておくものとしたが、この送信先に関する
情報を端末装置からステーションへ伝送する送信情報本
体の中に含ませて指示することも可能であることは明ら
かである。

（発明の効果） この発明の情報伝達装置は、以上説明したとおり、受信
側ステーションに受信すべき情報か否かを判定するため
伝送情報内に含まれる送信元アドレス情報をチェックす
る８！能を付加し、接続されている端末装置から予め登
録されでいる通信先以外の装置からの情報を受信した場
合にはそのまま破棄し、接続されている端末装置に転送
しないようにしたものであり、多数の情報を送受信する
ような端末装置に対し、有効な情報のみを転送すること
により端末装置における処理の複雑化を防１１−し処理
効率を向」ニさせて、よりｆＪ順性の高い情報伝達サー
ビスを提供することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

ｆ５１図はこの発明による情報伝達装置の基本構成例を
示す構成図、ｔｊＳ２図はこの発明による情報伝達装置
のステーションの構成図、１３図はこの発明によるすｎ
！ｊｉ伝達装置におけるステーションと端末装置間で授
受するインター７エイスデータの構成例を示す説明図、
第４図はこの発明による情報伝達装置におけるアドレス
割り付けの一例を説明するための情報伝達装置の構成図
、第５図はこの発明による情報伝達装置におけるアドレ
ス割り付は方法の一例を示す説明図、第６図は従来の情
報伝達装置の基本構成例を示すｖＩ構成図第７図は従来
の情報伝達装置のステーションの構成図、第８図は従来
の情報伝達装置におけるステーションと端末装置間で授
受するインター７エイスデータの構成例を示す説明図、
第９図は従来の情報伝達装置におけるアドレス割り付け
を説明するための情報伝達装置の構成図、第１０図は従
来の情報伝達装置におけるアドレス割り付は方法の一例
を示す説明図、第１１図は伝送情報を伝送する伝送７レ
ームの構成例を示す説明図である。 １・・・伝送路制御装置、２・・・ステーション、３・
・・伝送路、４・・・端末装置、５・・・伝送路アクセ
ス制御回路、７・・・端末接続部、８・・・伝送情報作
成部、９・・・受信情報バッフ７．１６・・・送信先ア
ドレス、１７・・・送信元アドレス、２３・・・伝送７
レーム、２４・・・有効情報判定部、２５・・・送受信
制御モジュール、２６・・・送受信制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の端末装置を共通の伝送路を使用して互いに
   接続し、各種の情報を伝達する装置において、情報の伝
   送手段である伝送路と、伝送路上の伝送タイミングを制
   御する機能を有する伝送路制御装置と、情報送信側の端
   末装置からの情報を伝送に適するフォーマットに編集し
   て伝送情報を作成して送信する機能を有するとともに、
   伝送路上の伝送情報を受信して、予め設定された通信先
   を示すアドレスデータにしたがって受信した伝送情報の
   有効無効を判定し、有効な情報のみを情報受信側の端末
   装置に転送するための制御を実行する機能を有するステ
   ーションとを具備することを特徴とする情報伝達装置。