JPS5989065A - フアクシミリ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明のｊｌす」する技術５３野〕 本発明はファクシミリ通信方式に関し、特に分岐回線網
に接続された複数の６Ｒｒｉ末に同報通信サーヒスを行
うための伝送制御方式に関する。

〔従来技術の説明〕

既存のファクシミリ通信方式では、その網構成が一回線
に複数のファクシミリ端末か分岐接続される形態の場合
には、同報通信ザービスを行うときには、その回線に接
続されたファクシミリ端末に対して、個々に同一情報を
送信する方式と、全端末の指定を行うグ１コーパル・ア
ドレス（ｇｌｏｂａｌａｄｄｒｅｓｓ　）を用いる方式
とがある。前者の方式は回線の使用効率が悪く、後者の
方式では関係のない端末にまで情報が受＆Ｊ取られてし
まう不都合があった。

〔発明の目的〕

本発明はこれを改良するもので、回線の利用効率がよく
、しかも必要な宛先のみに通信を行うことができるファ
クシミリの同報通信方式を提供することを目的とする。

〔発明の特徴〕

本発明は、公知の伝送制御手順の規定内で一つのコマン
ドを、そのアドレス領域データで表わした任意の組合せ
で指定された複数端末のみが受信できるようにするとと
もに、その（内々のファクシミリ端末から返送された応
答を解析する手段およびファクシミリ端末においてはグ
ループ・アドレスが自局を指定しているか否かを識別す
る手段を設けることにより、伝送上の冗長性を抑圧し、
伝送効率を向」ニさせるものである。

すなわち本発明は、蓄積交換装置、および送受信ファク
シミリ端末装置を含むファクシミリ交換網において、−
回線に複数個の端末が接続される網構成である場合に、
その網の構成要素である蓄積交換装置およ伏ファクシミ
リ端末装置のそれぞれに以下の機能を持たせる。すなわ
ち、蓄留交換装置の中央処理装置は、送信ファクシミリ
端末から送信された画情報が複数のファクシミリ受信端
末に送られるべきものであることを認識し、目的の端末
がどの通信制御装置のどの回線のどの端末であるかを認
識し、それぞれの端末をその収容回線によって相分４Ｊ
て、その各々の回線に対し、ただ一つの画情報、制御信
号、およびその情暢の制御領域に設定すべきどの端末に
送信するかとの情報を各通信制御装置に対し転送する。

この画情報または制御信号および制御情報を受信した各
通信制御装置は、それが採用しているＨＤＬＣ（高水準
伝送制御）手順のＮＲＭ　（正規応答モード）の範囲内
でただ一つのアドレス領域データによって複数のファク
シミリ端末を指定する方法をファクシミ１月ｌ１Ａｌ末
装）巡との間で予め定め、中央処理装置より受り取った
複数の端末番号のファクシミリ端末装置の指定を行うだ
めの上記アドレス領域データをイ・１加したフレームで
、上記画情報を送信する。

−万両情報の個々のフレームに対する規定レベル４にお
ける応答と期待し得ないが、制御信号の個々のフレーム
に対しての応答信号はファクシミリ１）１°１）末から
返送されるべきものである。通信制御装置は適当なポー
リング周期によりポーリングを行ったファクシミリ端末
から返送される応答信号を一つの信号にまとめ、中央処
理装置へ転送する。

その信号を受信した中央処理装置は個々のファクシミリ
α（１，１末の状況を識別し、以降画情報に複数宛先を
指定し、ファクシミリ端末へ送信するように通信制御装
置へ転送する。

本発明の方式では送信側のファクシミリ端末には何ら特
別の装置を必要としない。しかし受信側の端末には以下
のような付加機能を持つ。すなわち蓄積交換装置から受
信したフレームのアドレス領域データを検出した際に、
既存の方式ではそれが自局アドレスと一致するか否かを
調べ、一致しているときのめ同フレームを受＆−１入れ
ていたが、本発明方式ではアドレス領域データを解析し
、それが自局を含むものであるか否かを認識し、これが
自局を含むものであるならば、フレームを１有効」とす
る。ずなわぢ受信ファクシミリ端末について既存の方式
との相異は、自局を指定するアドレス領域データがただ
一つだけではないことをあらかじめ認識するところにあ
る。

〔実施例による説明〕

第１図は本発明実施例方式の網構成図である。

中央処理装置１には通信制御装置２が接続され、その通
信制御装置２には回線５が接続される。この回線５は枝
状に分岐接続される回線であって、それぞれ分岐装置４
を介して多数のファクシミリ端末装置３が接続される。

６は中央制御装置の電文蓄積手段であり、具体的には磁
気ディスク装置である。

第１図では一つのモデルとして、１個の中央処理装置１
に１個の通信制御装置２が接続され、その通信制御装置
２には１個の回線５が接続される例を示すが、実際の網
構成では、１個の中央処理装置ｌに対して複数個の通信
制御装置２が接続され、さらに１個の通信制御装置２に
は複数個の回線５が接続される。

第１図で、中火処理装置１、通信制御装置２および磁気
ディスク装置６は、いわゆる蓄積交換装置として機能す
る。

第２図は中央処理装置ｌの詳細な構成および接続を示す
ブロック構成図である。第３図は通信制御装置２の詳細
な構成および接続を示すブロック構成図である。第４図
はファクシミリ端末装置３の詳細な構成および接続を示
すブロック構成図である。

回線５に接続されている一台の送信ファクシミリ端末装
置３から一枚のファクシミリ原稿（甲）を第１図の受信
ファクシミリ端末装置３のうち、Ａ、Ｃ，Ｅ宛に送信し
た後に、さらにもう一枚の原稿（乙）を同図の受信ファ
クシミリ端末装置ｆ３のうちＢ、　Ｄ、Ｅ宛に送信する
場合の通信網の各構成要素の動作を例にとって、第５図
に示す信号シーケンス図を参照して説明する。

上記二枚の原稿中、乙は公知の手順、ずなわぢ　　　゛
レベル２の伝送制御手順およびレベル４の機能レベル手
順により、蓄積交換装置の磁気ディスク装置６へ電文（
甲）、（乙）の順で一旦蓄えられる。

磁気ディスク装置６へ一旦蓄えられた電文のうち、まず
電文（甲）についてその制御情報が解析されると、これ
が通信制御装置２の回線５に接続されＣいるファクシミ
リ端末装置３のうちＡ、、Ｃ，Ｅへ宛ることがわかる。

中央処理装置１ば、当該通信制御装置２に対し、回線５
に接続されているファクシミリ端末装置３のうちＡ、Ｃ
，Ｅに対しレベル２のモニ１一般定を行うように指示す
る信号（第５図の０ＰＮ）を転送する。これを受信した
通信制御装置２ば、その信号内に設定されている端末番
号を確認し、その各々の端末に対し正規応答モード（Ｎ
ＲＭ）設定要求信号であるＳＮＲＭ。

■）コマンドを送信する。

当該ｕｌｉｌ末が正常であればＳＮＲＭ、Ｐコマンドを
受り（−１＆：Ｉた旨のＵＡ、Ｆ応答信号を返送してく
る。当該通信制御装置２は中央処理装置１から要求のあ
った全端末からの応答を望むことができないと判断した
後は、中央処理装置１へその状況を報告するため、レベ
ル２のモード設定完了、または未完了を通知する信号（
ＮＳ５図０ＰＥ）を返送する。その後に、中央処理装置
１はレベル２のモー１ζ設定完了端末のみを指定して、
制御情報および画情報を一回線につき一つ転送する。通
信制御装置２ば上記制御情報および画情報を前述の伝送
制御手順にしたがって、フレーム単位でファクシミリ端
末装置へ送信する。そのときアドレス領域データには、
制御情報および画情報内により指定された端末のみを指
定する情ｔｌａを付加する。このとき、フレームの制御
領域データのＰビットを「１」にして送信すると、すな
わぢポーリングを行うと、同−回線上の複数の端末から
同時に応答信号が返送される可能性があるので、ごのＰ
ビア　１−は必ず「０」で送信する。

また通信制御装置２は、制御領域に設定されるＮ（Ｒ）
（受信シーケンス番号）の値を不定とする。これはファ
クシミリ端末と蓄積交換装置との間での完全な二重通信
を想定しているからである。

すなわち、送信ファクシミリ端末からポーリングの周期
の範囲内に非同期に情報が送信されて（ると、ファクシ
ミリ端末装置３は情報フレームを受信した際に、アドレ
ス領域データが自局以外の局をも指定しているか否かを
識別し、もし指定しているならば、上記Ｎ　（Ｒ）の値
を特徴とする特許にしなげれはならない。このＮ　（Ｒ
）の値を返送しないと、ファクシミリ端末装置に対して
どのフレームまで受は入れることができたかを知らせる
ことができないが、これは各端末に順番にポーリングを
行い、６１１１末からの情報の送信の督促を行う際の受
入可ＲＦ？　Ｐコマンドの制御領域データ内に設定され
る受信シーう翼／ス番号Ｎ　（Ｒ）にて行うようにすれ
ばよい。

一方、蓄積交換装置がファクシミリ端末装置へ送信する
情報フレームの制御領域データのもう一つの有意値Ｎ（
Ｓ）（送信シーケンス番号）についても同様である。本
発明では、これを呼がある度にモード設定を行うように
することにより補（ハする。ずなわち、一つの回線上に
ある複数の端末に一斉にモード設定を行ったときより、
その全端末のＮ　（Ｓ）の内部で持っている値Ｒ（受信
状態変数）が初期値「０」に設定されることにより解決
させている。換言すれば蓄積交換装置は、一つの回線」
二の任意の組合わせの複数の端末について、そのモード
が設定されている間には一つの端末として見ていること
になる。

上述のように呼毎にモード設定を行う方法を採るので、
ファクシミリ端末装置３から情報の送信を行うときには
ＤＭ、Ｆフレームにより蓄積交換装置に対してモード設
定要求を行う。さらに蓄積交換装置とある一つのファク
シミリ端末装置３とが情報の授受を行っているときには
、中央処理装置ｌでレベル２のモードが設定されている
か否かを判断し、レベル２が設定されているときには、
本発明の方式では同一回線の複数端末への同時送信を行
う端末群の対象から外し、後に個別に送信することにす
る。

前記電文（甲）の画情報を全て送信し終わった中央処理
装置ｌば、同回線に対し次に送信する電文が全（同じフ
ァクシミリ端末ｊ末の組合わせであるならば、一画面の
区切りであり、かつ次に一枚以上の電文が引き続き送信
されることを示すＭＰＳ信号を同様の方法により通信制
御装置へ転送することができる。しかし、第５図のよう
に次に送信すべき電文（乙）の宛先の端末の組合わせが
、前に送信した電文（甲）宛先とは異なる場合には、電
文の送（ｉｌｉが終了したことを示ずＥＯＰ信号を通信
制御装置２へ転送する。当該信号を受は取った通信制舗
装；６２は、前述と同様に複数のファクシミリ６ｊ１１
宋をアドレス領域データで指定し、これを１１１１＋Ｉ
のフレームで送信する。その後にポーリング周期により
、各ファクシミリ０１ミ１末から送られる１幾能レヘル
の応答（ＥＯＰ信号）に対し、その一枚の電文を誤りな
く受信したことを示すＭＣＦ信号を受は取り、各θ１１
．１末の状態を一つの信号にまとめて中央処理語装置１
へ転送する。中央処理装置ｌはそのＭ　ＣＦ信号を受信
したら、以前に電文を送信するためにモード設定を行っ
た全てのファクシミリ端末装置３に対して、モードの終
結を要求する信号（第５図Ｃ１，、Ｓ　）を通信制御装
置へ転送する。

これにより、通信制御装置２は当該ファクシミリ６ｉ！
、を末の１１１；Ｉ々に対して、順番にモード切断を行
うためのＤＩＳＣ，Ｐコマンドを送信する。ファクシミ
リ端末装置３が正常であるならば、蓄積交換機からのモ
ード切断要求信号ＤＩＳＣ，’Ｐを受は入れた旨のＵＡ
、Ｆ信号を送信するが、異常である場合にはタイム・ア
ウトをもって全端末に対する結果を示す信号（第５図０
ＬＥ）を中央処理装置へ転送する。一方中央処理装置ｌ
は、ＥＯＰ、ＣＬＥ両信号により各端末の状態を保持す
る。次に電文（乙）を宛先ファクシミリ端末へ送信する
ために制御情報を解析し、通信制御装置２へはファクシ
ミリ端末Ｂ、Ｄ、Ｅを指定するＯＰＮ信号を転送する。

以降は電文（甲）の場合と同様である。

表は３端末ＴＯＮ、０、工、２（上述の端末Ａ、Ｃ，Ｅ
に相当）の場合のアドレス領域データ割り当ての１列で
ある。

（以下本頁余白） とした場合。

〔発明の辺Ｊ果〕

本発明によれば同−回線上の複数端末に対して同一電文
を送信する同報通信では、蓄積交換装置からは同−回線
上の任意の組合わせの複数ファクシミリ端末を一台の端
末とみなすことが可能となるので、画情報行う制御信号
を確実にかつ効率よく伝送できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例方式の機器構成図。 第２図は不発明実施例方式の中央処理装置のブロック構
成図。 第３図は本発明実施例方式の通信制御装置のブロック構
成図。 第４図は本発明実施例方式のファクシミリθ１１、）未
装置のブロック構成図。 第５図は本発明実施例方式の信号シーケンス楯要図。 ■・・・中央処理装置、２・・・通信制御装置、３・・
・ファクシミリ端末装置、４・・・分岐装置、５・・・
回線、６・・・磁気ディスク装置。 第　３０ １ Ｍ　４　圓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一つの回線に複数のファクシミリ端末装置が分岐
   接続され、 この回線が通信制御装置に接続され、 この通信制御装置が中央処理装置により制御され、 この中央処理装置には電文蓄積手段が接続されたファク
   シミリ通信方式において、 上記中央処理装置には、 上記通信制御装置に対して複数の宛先を同作通信の宛先
   として指定する手段を備え、 上記通信制御装置には、 上記中央処理装置より指定された上記複数の宛先をただ
   ｌＩｌ／ＩＩのグループ・アドレスで表わしアドレス領
   域のタイミングで上記回線に送信する手段を備え、 上記ファクシミリ端末には、 上記回線から受信された上記グループ・アドレスに自局
   が含まれるか否かを識別する手段と、この手段により自
   局が含まれることを検出したときには上記回線に送信さ
   れる信号を受信するように設定する手段と、 上記回線に応答情報を送信する手段と を備え、 さらに上記通信制御装置には、 上記回線に上記ファクシミリ端末の複数個から応答され
   る複数の応答情報を上記中央処理装置に転送する手段を
   備え、 さらに上記中央処理装置には、 上記通信制御装置から転送される複数の応答情報を識別
   する手段と を備えたことを特徴とするファクシミリ通信方式。