JPH04309031A - 同報通信方式 - Google Patents

同報通信方式

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JPH04309031A
JPH04309031A JP3073061A JP7306191A JPH04309031A JP H04309031 A JPH04309031 A JP H04309031A JP 3073061 A JP3073061 A JP 3073061A JP 7306191 A JP7306191 A JP 7306191A JP H04309031 A JPH04309031 A JP H04309031A
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communication
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JP3073061A
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English (en)
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Ikuko Ideushi
出 牛 郁 子
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に同報通信方式に関
し、特に衛星通信を利用した同報通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】同報通信方式とは、或る送信設備から特
定の二つ以上の受信設備に対し、同時に同一内容のデー
タ等を送信する方式をいい、該同報通信方式に対置され
る通信方式のカテゴリーには、特定の相手と1対1で通
信を行なうpoint−to−point通信方式があ
る。
【0003】衛星通信は、或る地球局が通信衛星に搭載
された中継器を介して他の地球局と通信を行なうもので
あり、有線通信のように伝送路が特定されない。衛星通
信は、回線の割当て方法により或る1つの地球局が他の
1つの地球局に対し、通信衛星に搭載された中継器を介
してpoint−to−point通信を行なうことが
でき、容易にメッシュ状のネットワークを構成できると
いう利点がある。
【0004】ここで、複数の地球局間における衛星回線
の使用方法には、上記ネットワークを構築する各地球局
間に固定的に衛星回線を割当てる固定割当多元接続(P
AMA)方式と、通信を行なう必要がある地球局間に動
的に衛星回線を割当てる要求割当多元接続(DAMA)
方式とがある。上記衛星回線の使用方法として、PAM
A方式を採用すると、特定の衛星回線は特定の地球局間
でのみ使用されることとなる。これに対して、上記衛星
回線の使用方法として、DAMA方式を採用すると、異
なる地球局間で同一の衛星回線が使用できることとなる
。よって、衛星回線を利用してネットワークを構成する
にあたり、該ネットワークに参入している地球局数が多
い場合には、DAMA方式が用いられることが多い。
【0005】上記DAMA方式について、更に詳述する
。DAMA方式では、上述したネットワークを構成する
各地球局において、通信用に使用する衛星回線を共通し
てプールしておき、各地球局間で通信の必要が生ずる度
に、空きとなっている衛星回線を順次割当てていき、通
信が終了すると該通信に使用していた衛星回線を解放す
る回線の割当制御が行なわれる。このような衛星回線の
割当制御を行なう方法としては、集中制御方式と、分散
制御方式とにわけられる。
【0006】この集中制御方式では、衛星回線を利用し
てメッシュ状のネットワークを構成している複数の地球
局中の1つを親局とし、この親局が全回線の割当制御を
行なう。一方、残りの地球局は子局として、親局から送
出される指示に従って回線の割当制御を受けることとな
る。上述した集中制御方式を行なうには、親局と各子局
との間で回線割当及び解放等のための制御信号の授受に
使用される制御用回線と、実際にデータの送受を行なう
通信用回線との2種類の回線が設定されている。一方、
分散制御方式では、各地球局が夫々衛星回線を制御する
ようになっている。
【0007】図9は、従来技術に従う衛星通信システム
の全体的な構成を示したブロック図である。図9にて示
した衛星通信システムでは、複数の地球局が衛星回線を
利用してネットワークを構成するようになっているもの
である。上記衛星通信システムでは、DAMA方式が用
いられ、このDAMA方式において集中制御が採用され
ている。
【0008】図9を参照して明らかなように、従来より
採用されている衛星通信システムは、主に、ネットワー
クの運用管理を行なう親局とされた地球局(以下、単に
「親局」という)5と、通信衛星7と、親局の管理下に
置かれ、親局により割当てられた衛星回線を使用して通
信を行なう子局とされたn個の地球局(以下、単に「子
局」という)9,11とを備えた構成となっている。上
述した内容から明らかなように、子局とされた地球局は
n局あるが、図9では図示の都合上、符号9にて示す子
局と、符号11にて示す子局の2局分だけ記載すること
とした。
【0009】上述した衛星通信システムは、上記各構成
に加えて例えば電話機のごとき端末1a〜1n,15a
〜15n,19a〜19nや、交換機3,13,17等
をも備えている。交換機3は、親局5と接続されており
、この交換機3には、前記端末のうち端末1a〜1nが
接続されている。又、交換機13は、子局9と接続され
ており、この交換機13には、前記端末のうち端末15
a〜15nが接続されている。更に、子局11は、交換
機17と接続されており、この交換機17には、前記端
末のうち端末19a〜19nが接続されている。
【0010】上記構成について、更に詳述すれば以下の
ようである。
【0011】親局5は、端局装置21を始め、送受信装
置25、アンテナ部27及び子局からの要求に従って衛
星回線の割当や解放、各子局の運用状態の監視を行なう
のみならず、端末制御装置としても機能する中央制御装
置129を備えた構成となっている。端局装置21は、
衛星リンクと地上連絡線設備とを接続するために設けら
れるものである。本実施例では、親局5に交換機3が接
続されているので、端局装置21は電話端局の構成とな
っている。
【0012】即ち、端局装置21は、音声レベル調整装
置、搬供装置等で構成されており、中央制御装置129
の制御下で、衛星リンク用複数対地向け搬送波のベース
バンド配列を変換して、チャネル、群或いは超群単位で
連絡線回線にインターフェースする機能を果す。なお、
上記の音声レベル調整装置、搬供装置等は信頼性が高い
ので、殆どが冗長系のない構成となっている。
【0013】端局装置21は、交換機3を通して端末(
1a〜1n)側から送出された送話音声信号等と対応し
ているディジタル信号を、所定周波数の搬送波により、
中間的な周波数であるIF信号に変調する。そして、こ
のIF信号を送受信装置25に出力する。端局装置21
は、又、送受信装置25から出力されたIF信号を復調
することによってディジタル信号を取り出し、この取り
出したディジタル信号に所定の信号処理を施した後、交
換機3に出力するようになっている。
【0014】送受信装置25は、前記端局装置21から
出力されたIF信号を受けてIF信号から電波として放
射される周波数であるRF信号に周波数変換を行なった
後電力増幅を行ない、アンテナ部27を通して送信する
。送受信装置25は、又、アンテナ部27を通して受信
した受信信号に対して電力増幅を行なった後RF信号か
らIF信号に周波数変換を行ない、前記端局装置21に
与えるようになっている。
【0015】ここで、端局装置21から送受信装置25
を通してアンテナ部27から送出される被変調波は、通
信衛星7の中継器を通して親局5が子局9,11を始め
とする複数個(n個)の子局をその管理下に置くために
設定されている下り制御用回線に対応するのみならず、
親局5側から送出される通信データを子局(9,11)
側に伝送するための通信用回線にも対応するものである
。又、アンテナ部27によって受信され、アンテナ部2
7から送受信装置25を通して端局装置21に与えられ
る被変調波は、通信衛星7の中継器を通して親局5が上
記複数個(n個)の子局をその管理下に置くために設定
されている上り制御用回線に対応するのみならず、子局
(9,11)側から送出される通信データを親局5側に
伝送するための通信用回線にも対応するものである。
【0016】アンテナ部27は、通信衛星7を高い精度
で追尾しながら信号を能率よく、且つ低損失で送受信す
るもので、一般に、主反射鏡及び副反射鏡を主体とする
カセグレンアンテナ装置、給電装置、駆動装置、角度装
置、追尾装置等で構成されている。
【0017】通信衛星7には、既述のように、中継器(
図示しない)が搭載されている。
【0018】子局9は、端局装置35を始め、送受信装
置31、アンテナ部30及び端末制御装置137を備え
た構成となっている。上記構成中、端末制御装置37を
除いた各部は、対応する親局5の各部と構成が同一であ
るので、それらの説明は省略する。
【0019】子局11も、上述した子局9と同様な構成
となっている。即ち、子局11も子局9と同様に、端局
装置43を始め、送受信装置39、アンテナ部38及び
端末制御装置145を備えている。上述した子局11が
備えている各部の構成と、既述の子局9が備えている対
応する各部の構成とは、同一であるので、それらの説明
は省略する。
【0020】次に、上記構成の動作について説明する。
【0021】今、図9にて示した端末15aが、端末1
9aに対して通信データを送出すべく、発呼したと仮定
する。この端末15aの発呼に起因して、端末制御装置
137は、上り制御用回線を使用して親局5の中央制御
装置129に対し、上記通信データを送出するために、
通信用回線の割当要求を行なう。この回線割当要求が上
り制御用回線を通して行なわれると、中央制御装置12
9は、設定されている通信用回線の中で空いている通信
用回線があるか否かを判断する。即ち、空いている通信
用回線がある場合は、この空いている通信用回線を、前
記通信データの送出のために割当てる。そして、中央制
御装置129は、下り制御用回線を通してこの回線割当
てを端末制御装置137と端末制御装置145に対して
通知する。上記回線割当てが、通知されることにより、
端末制御装置137,145は、夫々交換機13,17
との間の回線を接続する。
【0022】このようにして、親局5の中央制御装置1
29の制御下で、子局9と子局11との間が空いている
通信用回線(衛星回線)にて接続され、この接続された
通信用回線を通して、端末15aからの通信データが端
末19aに対して伝送される。
【0023】端末15aから端末19aに対する通信デ
ータの伝送が終了すると、中央制御装置129は、上記
通信用回線を解放する。なお、親局5と接続されている
端末(1a〜1n)が通信データを端末15a〜端末1
5n、端末19a〜19nのいずれかに対して伝送すべ
く発呼した場合も、上述した動作と略同様である。
【0024】上述した衛星回線の割当制御を集中制御に
よって実行する方式では、メッシュ状のネットワークで
用いられる通信用回線は、元来point−to−po
int通信を行なうことを目的として設定されている。 そのため、従来、同一ネットワークで同報通信を行なう
には、発信局たる子局が同報通信を行ないたい他の子局
との間に個別に通信用回線を設定して順次同報通信を行
なう方法(第1の方法)か、或いは、図9の衛星通信シ
ステムにおいて説明したのとは相違して上記DAMA方
式の制御を受けない同報通信専用の通信用回線を、発信
局たる子局と他の特定の子局との間で別に設定する方法
(第2の方法)のいずれかが採用されていた。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第1の
方法を採用して同報通信を行なう場合には、上述したよ
うに、発信局たる子局が同報通信を行ないたい他の子局
1局ずつについて、親局とされた地球局から前記制御用
回線を通して通信用回線の割当てを受け、この回線割当
に従って発信対象たる子局1局毎に、順次同報通信デー
タを伝送しなければならないこととなる。この第1の方
法によれば、発信局たる子局からの通信データは、発信
対象たる各子局に対して確実に伝送することができるも
のの、通信データの伝送に非常な長時間を必要とし、こ
の時間が経過するまでの間、発信局たる子局から別の通
信データの伝送が出来ないこととなる。そのため、上記
発信局から別の通信データを伝送したい利用者は、長時
間待たされるという不具合が生ずる。又、上記通信用回
線を発信局たる特定の子局が長時間使用することとなる
ので、他の子局による上記通信用回線の使用に悪影響が
出るという不具合も生ずる。
【0026】一方、上記第2の方法を採用して同報通信
を行なう場合には、DAMA方式の制御を受けない同報
通信専用の通信用回線を、発信局たる子局と他の特定の
子局との間で別に設定することによって、上述したネッ
トワークを構成する上記以外の子局同士の間で個別に通
信を行なうための通信用回線が更に制限を受けることと
なってしまう。そのうえ、同報通信専用の通信用回線は
、前述した2つの地球局(子局)間に回線を割当てる通
常のDAMA方式とは異なった回線制御が必要となるた
めに、ネットワークの運用管理が複雑になるという不具
合もあった。
【0027】従って、本発明は、上記事情を考慮してな
されたもので、その目的は、衛星回線を利用して複数の
地球局間で構成したメッシュ状のネットワークにおいて
、利用者に対するサービスの向上とネットワークの利用
効率の向上とを図ることが可能な同報通信方式を提供す
ることにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の態様は、複数の地球局間で、集中制御
方式を用いた要求割当多元接続方式により通信を行なう
衛星通信方式において、前記複数の地球局は、通信デー
タの授受を行なうために各地球局間に設定されている通
信用回線を用いて同報通信データ或いは同報通信データ
以外の通信データの送/受信を行なうのみならず、前記
通信用回線の割当制御に必要な制御信号の授受を行なう
ために各地球局間に設定されている制御用回線をも使用
して同報通信データの送/受信を行なう通信データ送/
受信手段を夫々備えており、前記複数の地球局中、親局
に、前記複数の地球局のいずれかから前記制御用回線を
通して伝送された通信データが同報通信データであるか
否かを判定する通信データ判定手段と、前記伝送された
通信データが、前記通信データ判定手段によって同報通
信データと判定されたとき、又は前記親局の通信データ
送/受信手段から送出される通信データが同報通信デー
タであるときには、これら同報通信データに基づき、こ
れら同報通信データを伝送すべき子局を前記子局中から
判別して、前記制御用回線を前記同報通信データ伝送の
ために割当てる回線割当手段と、を備えている構成とし
た。
【0029】又、上記目的を達成するために本発明の第
2の態様は、請求項1記載の同報通信方式において、子
局として前記親局の管理下に置かれる残り全ての地球局
に対応して、前記親局から前記制御用回線を通して伝送
された通信データが、対応する子局以外の通信データ送
/受信手段から送出された同報通信データであると判定
したときに、該データを読込むべく対応する子局の通信
データ送/受信手段を制御する制御手段、を備えた構成
とした。
【0030】更に、上記目的を達成するために本発明の
第3の態様は、複数の地球局間で、集中制御方式を用い
た要求割当多元接続方式により通信を行なう衛星通信方
式において、前記複数の地球局は、通信データの授受を
行なうために各地球局間に設定されている通信用回線を
用いて同報通信データ或いは同報通信データ以外の通信
データの送/受信を行なうのみならず、前記通信用回線
の割当制御に必要な制御信号の授受を行なうために各地
球局間に設定されている制御用回線をも使用して同報通
信データの送/受信を行なう通信データ送/受信手段を
夫々備えており、前記複数の地球局中、親局に、前記複
数の地球局のいずれかから前記制御用回線を通して伝送
された通信データが同報通信データであるか否かを判定
する通信データ判定手段と、前記伝送された通信データ
が、前記通信データ判定手段によって同報通信データと
判定されたとき、又は前記親局の通信データ送/受信手
段から送出される通信データが同報通信データであると
きには、これら同報通信データに基づき、これら同報通
信データを伝送すべき子局を前記子局中から判別して、
前記制御用回線を前記同報通信データ伝送のために割当
てる回線割当手段と、を備えており、子局に、前記親局
から前記制御用回線を通して伝送された通信データが、
対応する子局以外の通信データ送/受信手段から送出さ
れた同報通信データであると判定したときに、該データ
を読込むべく対応する子局の通信データ送/受信手段を
制御する制御手段、を備えている構成とした。
【0031】更に、上記目的を達成するために本発明の
第4の態様は、複数の通信局間で、通信データの授受を
行う通信用回線及び、この通信用回線の回線割当て制御
信号の授受を行う制御用回線を介して通信を行う通信方
式において、前記複数の通信局は、通信データの授受を
行なうために設定されている通信用回線を用いて同報通
信データ或いは同報通信データ以外の通信データの送/
受信を行なうのみならず、前記通信用回線の割当制御に
必要な制御信号の授受を行なうために各通信局間に設定
されている制御用回線をも使用して同報通信データの送
/受信を行なう通信データ送/受信手段を夫々備えてお
り、前記複数の通信局中、全ての通信用回線の割当制御
を行なう通信局を親局とし、この親局に、前記複数の通
信局のいずれかから前記制御用回線を通して伝送された
通信データが同報通信データであるか否かを判定する通
信データ判定手段と、前記伝送された通信データが、前
記通信データ判定手段によって同報通信データと判定さ
れたとき、又は前記親局の通信データ送/受信手段から
送出される通信データが同報通信データであるときには
、これら同報通信データに基づき、これら同報通信デー
タを伝送すべき子局を前記子局中から判別して、前記制
御用回線を前記同報通信データ伝送のために割当てる回
線割当手段と、を備えており、前記親局の管理下に置か
れる残り全ての通信局を子局とし、この子局に前記親局
から前記制御用回線を通して伝送された通信データが、
対応する子局以外の通信データ送/受信手段から送出さ
れた同報通信データであると判定したときに、該データ
を読込むべく対応する子局の通信データ送/受信手段を
制御する制御手段、を備えている構成とした。
【0032】
【作用】上記各構成において、発信局となった子局の通
信データ送/受信手段から制御用回線を通して通信デー
タが親局に伝送されてくると、親局側に設けられている
通信データ判定手段は、この伝送されてきたデータが同
報通信データか否かを判定する。前記データが、同報通
信データと判定されると、親局側に設けられている回線
割当手段は、該同報通信データに基づいて該同報通信デ
ータを伝送すべき子局の判別を行ないこの判別の結果に
基づき、前記制御用回線を、前記同報通信データ伝送の
ために割当てる。前記回線割当手段による上述した制御
用回線の割当てを経て、前述した同報通信データが親局
側から各子局に伝送されると、各子局側に設けられてい
る制御手段は、夫々前記伝送されてきた通信データが、
対応する子局以外の通信データ送/受信手段から送出さ
れた同報通信データであると判定し、該データを読込む
べく対応する子局の通信データ送/受信手段を制御する
。そのため、発信局たる子局は、改めて同報通信データ
の受信局たる各子局への同報通信用の回線を設定する必
要がなく、通信用回線は従来のDAMA方式の制御によ
り、子局同士の通信に使用することができる。又、制御
用回線と通信用回線とは別回線であるから、同報通信デ
ータの送信によって、子局同士の通信が制限されない。
【0033】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0034】図1は、本発明の一実施例に従う同報通信
方式が適用される衛星通信システムの全体的な構成を示
したブロック図である。図1にて示した衛星通信システ
ムでは、図9にて述べたように、複数の地球局が衛星回
線を利用してネットワークを構成するようになっている
ものである。なお、図1において、図9にて示したもの
と同一物には同一符号を付してそれらの説明を省略する
【0035】図1において、中央制御装置29は、端局
装置21と交換機3とに夫々接続されているもので、通
信データ判定手段29a、回線割当手段29b及び演算
処理手段29cが備えられており、このうち、通信デー
タ判定手段29a及び回線割当手段29bは、ソフトウ
ェアにより構築されている。
【0036】通信データ判定手段29aは、演算処理手
段29cの制御下で、前述した上り制御用回線を通して
子局9,11を始めとする複数個(n個)の子局のいず
れかから送信されてきた通信データを、端局装置21を
介して入力される。
【0037】発信局たる子局は、親局5から前記受信確
認データを受信すると、受信状態情報部中の受信状態情
報により同報通信データを受信した各子局の受信状態を
認識することとなる。演算処理手段29cは、上述した
諸機能を果すとともに、交換機3との間で制御データの
授受をも行なうように構成されている。
【0038】子局9に備えられている端末制御装置37
は、端局装置35と交換機13とに夫々接続されている
もので、通信データ入力手段37a、通信データ伝送手
段37b及び演算処理手段37cが備えられており、こ
のうち、通信データ入力手段37a及び通信データ伝送
手段37bは、ソフトウェアにより構築されている。
【0039】子局11に備えられている端末制御装置4
5も、前記端末制御装置37と同様に、通信データ入力
手段45a、通信データ伝送手段45b及び演算処理手
段45cを備えている。上記端末制御装置45の構成と
前述した端末制御装置37の構成とは、同一である。
【0040】なお、上述した下り制御用回線と上り制御
用回線とは、対をなしており、親局5と子局9,11を
始めとする複数個(n個)の子局との間は、常時上記一
対の制御用回線によって接続されているものである。
【0041】本実施例では、親局5から通信衛星7の中
継器を通してn個の各子局に対し、ネットワークの運用
、管理を行なうための制御信号を伝送する下り制御用回
線は、図4(a)にて示すように、#1から#nまでの
各子局向のスロット(タイムスロット)をまとめて1フ
レームとした複数個のフレームを連続送信するTDM方
式の回線である。ここで、TDMとは、Time Di
vision Multiplex (時分割多重)の
略号である。
【0042】ここで、各スロットで親局5から各子局に
向けて送信される同報通信データのフォーマットは図6
にて示すように、通信データが同報通信データであるこ
とを示す信号識別部を始め、通信データが前記n個の子
局のうちのいずれの子局から発信されたかを示す発信元
識別部及びパケット型となっている同報データ部から成
っている。ここで伝送すべき同報通信データが長データ
である場合には、前記同報データ部は、複数に分割され
たデータと、付加された順序制御用データとによって構
成されることとなる。
【0043】親局5側から送信される同報通信データの
フォーマットに、宛先識別部が設定されていない理由は
、既述のように、下り制御用回線に、TDM方式の回線
が採用されているためである。従って、各子局は、親局
5側からデータが送信されたときに予め決められている
フレーム中の、自局に対応する位置のスロット上にある
データを、自局宛のデータとして読込めばよいから、図
6の同報通信データにおいては、図5にて示したような
宛先識別部は不要である。
【0044】又、本実施例では、親局5から各子局に向
けて送信される前記受信確認データのフォーマットは、
図8にて示すように、通信データが親局5からの受信確
認データであることを示す信号識別部を始め、前述した
受信状態情報が含まれている受信状態情報部及び順序制
御データ部から成っている。一方、n個の各子局から通
信衛星7の中継器を通して親局5に対し制御信号を伝送
する上り制御用回線は、図4(b)にて示すように、予
め一定時間毎に分割された各スロット(タイムスロット
)に対して、送信要求が生じた子局からの制御信号が、
任意のスロットにランダムに割当てられて伝送されるよ
うに設定されているスロット付ランダムアクセス方式の
回線となっている。
【0045】更に、上り制御用回線を使用して伝送され
る通信データには、各子局からの制御信号又は各子局か
らの同報通信データ或いは同報通信データの発信局たる
子局を除く上記各子局が、同報通信データを正常に受信
したことを示す受信確認データのいずれかがある。本実
施例では、各子局から親局5に向けて送信される同報通
信データのフォーマットは、図5にて示すように、通信
データが同報通信データであることを示す信号識別部を
始め、通信データが前記n個の子局のうちのいずれの子
局から発信されたかを示す発信元識別部、通信データを
前記n個の子局のうちのいずれの子局に送信するかを示
す宛先識別部及びパケット型となっている同報データ部
から成っている。なお、伝送すべき同報通信データが長
データである場合には、前記同報データ部は、複数に分
割されたデータと、付加された順序制御用データとによ
って構成されることとなる。
【0046】又、本実施例では、同報通信データの発信
局たる子局を除く各子局から親局5に向けて送信される
受信確認データのフォーマットは、図7にて示すように
、通信データが受信確認データであることを示す信号識
別部を始め、通信データが前記n個の子局のうちのいず
れの子局から発信されたかを示す発信元識別部及び順序
制御データ部等から成っている。
【0047】次に上述した構成の衛星通信システムにお
いて、いずれかの子局が発信局となって同報通信を行な
うに際してのシーケンスを、主に図3を参照して説明す
る。
【0048】今、図1において示した端末15aが、子
局11の端末19a〜端末19nを始め、子局13、…
,子局nに夫々接続されている端末(いずれも図示しな
い)に対して同報通信データを送出すべく発呼したと仮
定する。この端末15aの発呼に起因して演算処理手段
37cは、交換機13との間で制御データの授受を行な
うことによって、交換機13を通して端末15aと端局
装置35との間を接続する。演算処理手段37cが、図
5にて示した態様の同報通信データが与えられたことを
認識すると、演算処理手段37cによる制御を受けた通
信データ伝送手段37bは、図5にて示した態様の同報
通信データを、前述した上り制御用回線(この上り制御
用回線には、前述したように、図4(b)にて示したご
ときスロット付ランダムアクセス方式の回線が採用され
ている)を使用し、端局装置35、送受信装置31、ア
ンテナ部30を通して、通信衛星7の中継器を介して親
局5に伝送される。
【0049】親局5では、アンテナ部27及び送受信装
置25により、該同報通信データを受信すると、中央制
御装置29の通信データ判定手段29aは、前記信号識
別部によって同報通信データと判定するとともに、前記
発信元識別部によって子局9が発信局であることを識別
する。更に、前記宛先識別部によって前記同報通信デー
タの宛先子局が子局11,13,…,nであることを識
別する。通信データ判定手段29aは、上述した処理結
果を演算処理手段29cに出力する。  回線割当手段
29bは、演算処理手段29cを通して通信データ判定
手段29aから出力される前記処理結果に基づき、前述
した同報通信データを送信すべき相手方子局を、前記n
個の子局中から判別する。演算処理手段29cの制御に
より、回線割当手段29bは、図6にて示した態様の同
報通信データを、前述した下り制御用回線(この下り制
御用回線には、図4(a)にて示したごときTDM方式
の回線が採用されている)を使用し、端局装置21、送
受信装置25、アンテナ部27を通して、子局11を初
めとする各子局13,…子局n(いずれも図1では記載
していない。以下の説明では、子局13,…nに関する
記載は省略する)側に通信衛星7の中継器を介して送信
する。
【0050】子局11では、アンテナ部38及び送受信
装置39により、図6にて示した態様の同報通信データ
を受信すると、端末制御装置37の通信データ入力手段
45aは、該同報通信データの信号識別部によって同報
通信データか否かを判定し、発信元識別部によって発信
局が子局9であることを識別する。そして、上述した処
理結果を演算処理手段45Cに出力する。演算処理手段
45Cは、交換機17との間で制御データの授受を行な
うことによって、交換機17を通して端局装置43と各
端末19a〜19nとの間を接続し、前記同報通信デー
タを、端局装置43から交換機17を通して各端末19
a〜19nに同時に送出する。演算処理手段45cは、
又、通信データ入力手段45aから出力された処理結果
を受けた通信データ伝送手段45bは、図7にて示した
態様の受信確認データを、前述した上り制御用回線を使
用し、端局装置43、送受信装置39、アンテナ部38
を通して親局5側に通信衛星7の中継器を介して送信す
る。
【0051】親局5では、アンテナ部27及び送受信装
置25により、該受信確認データを受信すると、中継制
御装置29の通信データ判定手段29aは、前記信号識
別部によって受信確認データと判定するとともに、前記
発信元識別部によって子局11が発信局であることを識
別し、上述した処理結果を、演算処理手段29cに出力
する。
【0052】演算処理手段29cは、算術演算及び論理
演算を行ない、前述した回線の割当て制御を実行できる
ように前記処理結果を回線割当手段29bに与える。演
算処理手段29cは、通信データ判定手段29aから出
力された処理結果に基づき、同報通信データを受信した
各子局の受信状態をチェックする。そして該チェックの
結果を、上記受信した各子局毎に図8にて示す受信状態
情報部に送出する。即ち、前記各子局が同報通信データ
を正常に受信していれば、受信状態情報部には正常に受
信したことを示すデータが設定されていることとなる。 演算処理手段29cは、回線割当手段29bを制御する
ことにより、前記同報通信データを受信した各子局から
の受信確認データをとりまとめて、端局装置21、送受
信装置25、アンテナ部27を通して下り制御用回線を
使用し、通信衛星7の中継器を介して子局9に伝送され
る。子局9では、アンテナ部30及び送受信装置31に
より、図8にて示した態様の受信確認データを受信する
。この受信確認データは、端局装置35から通信データ
入力手段37aにおいて、前記信号識別部から受信確認
データと判断された後、演算処理手段37cに出力され
る。演算処理手段37cは、子局9からの同報通信デー
タを受信した各子局(子局11,13,…,n)の受信
状態を、各子局毎に対応している図8にて示す受信確認
データの受信状態情報部を夫々チェックすることによっ
て把握する。
【0053】このようにして、子局9は、送信先各子局
11,13,…nにおける同報通信データの受信状態を
認識することができることとなる。
【0054】以上説明したように、本発明に従う一実施
例によれば、親局たる地球局と子局たる残りの地球局と
の間を常時接続している上り制御用回線と下り制御用回
線とを使用して、各子局は勿論のこと親局も同報通信を
行なうことができるために、或る子局と別の子局との間
を接続するものとして設定されている通信用回線が、同
報通信のために使用が制限されることがなく、上記子局
同士或いは親局と子局との間で通信を行なっている最中
でも、該通信と並行して同報通信を行なうことができる
ために、同報通信を行なうことによって通信用回線の利
用効率に悪影響を及ぼすことがなくなった。又、元来、
2局間の通信しか行なえなかったネットワークで同報通
信を行なうことができ、ネットワークの利用者に対する
サービス向上を図ることも可能となった。
【0055】以上説明した内容は、同報通信の一態様に
過ぎず、上記以外に種々の通信手順や信号(データ)を
利用して同報通信を行なうことが可能である。上述した
実施例に係る衛星通信システムでは、主として、親局5
と各子局9,11,…nとを常時接続している一対の制
御用回線について説明したが、既述の内容から明らかな
ように、親局5を始め、各子局9,11,…n間では、
DAMA方式による集中制御を受ける通信用回線が設定
されている。又、場合によっては、親局5と各子局9,
11,…n間でも上記通信用回線が設定され得るように
なっている。本実施例では、中央制御装置29を親局5
内に設けることとしたが、中央制御装置29を親局5か
ら独立させて設けてもよい。端末制御装置37,45に
関しても、中央制御装置29と同様である。更に、端末
1a〜1n,15a〜15n,19a〜19nに関して
も、電話機のみに限定されるものではない。画像通信が
行なえる手段、データ通信が行なえる手段等を、端末と
して使用することが可能である。
【0056】なお、衛星回線ではなく、通常の無線通信
で特定した2以上の受信設備に対して同一通信内容を同
時に受信させるために、音声信号や音響信号その他の通
報を行なう同報通信システムに対し、本発明に係る技術
思想を応用することも可能であるし、又、ファクシミリ
による伝送や、ローカルエリアネットワーク(LAN)
等にも本発明に係る技術思想を応用することも可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の地球局は、通信データの授受を行なうために各地
球局間に設定されている通信用回線を用いて同報通信デ
ータ或いは同報通信データ以外の通信データの送/受信
を行なうのみならず、前記通信用回線の割当制御に必要
な制御信号の授受を行なうために各地球局間に設定され
ている制御用回線をも使用して同報通信データの送/受
信を行なう通信データ送/受信手段を夫々備えており、
前記複数の地球局の、いずれかから前記制御用回線を通
して伝送された通信データが同報通信データであるか否
かを判定する通信データ判定手段と、前記伝送された通
信データが、前記通信データ判定手段によって同報通信
データと判定されたとき、又は前記親局の通信データ送
/受信手段から送出される通信データが同報通信データ
であるときには、これら同報通信データに基づき、これ
ら同報通信データを伝送すべき子局を前記子局中から判
別して、前記制御用回線を前記同報通信データ伝送のた
めに割当てる回線割当手段と、を備えることとしたので
、改めて同報通信データの受信局たる各子局へそれぞれ
回線を設定する必要がなく、同報通信データの送信によ
って子局同士の通信が制限されないために、衛星回線を
利用して複数の地球局間で構成したメッシュ状のネット
ワークにおいて、利用者に対するサービスの向上とネッ
トワークの利用効率の向上とを図ることが可能な同報通
信方式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に従う同報通信方式が適用さ
れる衛星通信システムの全体的な構成を示したブロック
図。
【図2】本発明の一実施例に従う同報通信方式が適用さ
れる衛星通信システムにおける通信データ伝送の態様図
【図3】本発明の一実施例に従う同報通信方式が適用さ
れる衛星通信システムにおける同報通信のシーケンスを
示した図。
【図4】本発明の一実施例に従う同報通信方式が適用さ
れる衛星通信システムにおける上り制御用回線及び下り
制御用回線の方式を示した説明図。
【図5】本発明の一実施例に従う同報通信データの発信
局たる子局から親局に向けて送信される通信データのフ
ォーマットを示した図。
【図6】本発明の一実施例に従う親局から同報通信デー
タの送信先の各子局に向けて送信される通信データのフ
ォーマットを示した図。
【図7】本発明の一実施例に従う同報通信データの受信
局たる子局から親局に対して送信される受信確認データ
のフォーマットを示した図。
【図8】本発明の一実施例に従う親局から同報通信デー
タの発信局たる子局に対して送信される受信確認データ
のフォーマットを示した図。
【図9】従来技術に従う衛星通信システムの全体的な構
成を示したブロック図。
【符号の説明】
5  親局 7  通信衛星 9  子局 11  子局 29  中央制御装置 29a  通信データ判定手段 29b  回線割当手段 29c  演算処理手段 37  端末制御装置 37a  通信データ入力手段 37b  通信データ伝送手段 37c  演算処理手段 45  端末制御装置 45a  通信データ入力手段 45b  通信データ伝送手段 45c  演算処理手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の地球局間で、集中制御方式を用いた
    要求割当多元接続方式により通信を行なう衛星通信方式
    において、前記複数の地球局は、通信データの授受を行
    なうために各地球局間に設定されている通信用回線を用
    いて同報通信データ或いは同報通信データ以外の通信デ
    ータの送/受信を行なうのみならず、前記通信用回線の
    割当制御に必要な制御信号の授受を行なうために各地球
    局間に設定されている制御用回線をも使用して同報通信
    データの送/受信を行なう通信データ送/受信手段を夫
    々備えており、前記複数の地球局中、親局に、前記複数
    の地球局のいずれかから前記制御用回線を通して伝送さ
    れた通信データが同報通信データであるか否かを判定す
    る通信データ判定手段と、前記伝送された通信データが
    、前記通信データ判定手段によって同報通信データと判
    定されたとき、又は前記親局の通信データ送/受信手段
    から送出される通信データが同報通信データであるとき
    には、これら同報通信データに基づき、これら同報通信
    データを伝送すべき地球局を判別して、前記制御用回線
    を前記同報通信データ伝送のために割当てる回線割当手
    段と、を備えることにより、前記制御用回線を介して同
    報通信を行うことを特徴とする同報通信方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載の同報通信方式において、前
    記複数の地球局中、子局に、前記親局から前記制御用回
    線を通して伝送された通信データが、対応する子局以外
    の通信データ送/受信手段から送出された同報通信デー
    タであると判定したときに、該データを読込むべく対応
    する子局の通信データ送/受信手段を制御する制御手段
    、を備えることにより、前記制御用回線を介して同報通
    信を行うことを特徴とする同報通信方式。
  3. 【請求項3】複数の地球局間で、集中制御方式を用いた
    要求割当多元接続方式により通信を行なう衛星通信方式
    において、前記複数の地球局は、通信データの授受を行
    なうために各地球局間に設定されている通信用回線を用
    いて同報通信データ或いは同報通信データ以外の通信デ
    ータの送/受信を行なうのみならず、前記通信用回線の
    割当制御に必要な制御信号の授受を行なうために各地球
    局間に設定されている制御用回線をも使用して同報通信
    データの送/受信を行なう通信データ送/受信手段を夫
    々備えており、前記複数の地球局中、親局に、前記複数
    の地球局のいずれかから前記制御用回線を通して伝送さ
    れた通信データが同報通信データであるか否かを判定す
    る通信データ判定手段と、前記伝送された通信データが
    、前記通信データ判定手段によって同報通信データと判
    定されたとき、又は前記親局の通信データ送/受信手段
    から送出される通信データが同報通信データであるとき
    には、これら同報通信データに基づき、これら同報通信
    データを伝送すべき子局を前記子局中から判別して、前
    記制御用回線を前記同報通信データ伝送のために割当て
    る回線割当手段と、を備えており、子局に、前記親局か
    ら前記制御用回線を通して伝送された通信データが、対
    応する子局以外の通信データ送/受信手段から送出され
    た同報通信データであると判定したときに、該データを
    読込むべく対応する子局の通信データ送/受信手段を制
    御する制御手段、を備えることにより、前記制御用回線
    を介して同報通信を行うことを特徴とする同報通信方式
  4. 【請求項4】複数の通信局間で、通信データの授受を行
    う通信用回線及び、この通信用回線の回線割当て制御信
    号の授受を行う制御用回線を介して通信を行う通信方式
    において、前記複数の通信局は、通信データの授受を行
    なうために設定されている通信用回線を用いて同報通信
    データ或いは同報通信データ以外の通信データの送/受
    信を行なうのみならず、前記通信用回線の割当制御に必
    要な制御信号の授受を行なうために各通信局間に設定さ
    れている制御用回線をも使用して同報通信データの送/
    受信を行なう通信データ送/受信手段を夫々備えており
    、前記複数の通信局中、全ての通信用回線の割当制御を
    行なう通信局を親局とし、この親局に、前記複数の通信
    局のいずれかから前記制御用回線を通して伝送された通
    信データが同報通信データであるか否かを判定する通信
    データ判定手段と、前記伝送された通信データが、前記
    通信データ判定手段によって同報通信データと判定され
    たとき、又は前記親局の通信データ送/受信手段から送
    出される通信データが同報通信データであるときには、
    これら同報通信データに基づき、これら同報通信データ
    を伝送すべき子局を前記子局中から判別して、前記制御
    用回線を前記同報通信データ伝送のために割当てる回線
    割当手段と、を備えており、前記親局の管理下に置かれ
    る残り全ての通信局を子局とし、この子局に前記親局か
    ら前記制御用回線を通して伝送された通信データが、対
    応する子局以外の通信データ送/受信手段から送出され
    た同報通信データであると判定したときに、該データを
    読込むべく対応する子局の通信データ送/受信手段を制
    御する制御手段、を具備することにより前記制御用回線
    を介して同報通信を行うことを特徴とする同報通信方式
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7142521B2 (en) 1995-12-07 2006-11-28 Transcore Link Logistics Corporation Wireless packet data distributed communications system
US7590083B2 (en) 1995-12-07 2009-09-15 Transcore Link Logistics Corp. Wireless packet data distributed communications system

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US7142521B2 (en) 1995-12-07 2006-11-28 Transcore Link Logistics Corporation Wireless packet data distributed communications system
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