JPH0630460A - 移動通信制御局および多重接続方式 - Google Patents

移動通信制御局および多重接続方式

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JPH0630460A
JPH0630460A JP18326992A JP18326992A JPH0630460A JP H0630460 A JPH0630460 A JP H0630460A JP 18326992 A JP18326992 A JP 18326992A JP 18326992 A JP18326992 A JP 18326992A JP H0630460 A JPH0630460 A JP H0630460A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】移動通信制御局と無線基地局間の多重接続を行
い、また、移動機同士の通信時に不必要な通信信号処理
装置を通過することを防ぐ。 【構成】公衆網とのインタフェースとなり、信号を固定
長データであるセル信号に変換するセル化/非セル化装
置201と、セル信号の宛先に従って通信信号処理装置
204,205とを交換するATM交換装置202と、
通信信号処理装置からの信号をセル信号インタフェース
を持つ無線基地局210,220へ交換接続するATM
交換装置203とからなる移動通信制御局200と、無
線基地局と、移動通信制御局と無線基地局間の伝送路2
30,231とから構成され、信号を固定長データであ
るセル信号として伝送しているため、多重接続はセル信
号の複製を作り、宛先アドレスを変更するだけで済み、
移動機同士の通信においては、通信信号処理装置を通過
せずに済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体通信システムにお
ける移動通信制御局および移動通信制御局と無線基地局
間の多重接続方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車電話や携帯電話等の移動体
通信システムにおいては、その移動体通信システムの全
サービスエリアを複数の無線ゾーンによりカバーする小
ゾーン方式がとられている。ここで無線ゾーンとは、各
無線基地局が自動車等に搭載されている移動機との間で
無線チャネルを用いた通信を行う範囲をいう。1つの無
線ゾーンには1つの無線基地局が配置され、複数の移動
機は各無線ゾーンを自由に移動する。また、各無線基地
局は複数の無線チャネルを利用する事が可能で、通信を
行う移動機との間の電波伝搬環境に基づいて、使用する
無線チャネルを決定する。その上、通話中においても使
用している無線チャネルの電波伝搬環境が悪くなった場
合は他の無線チャネルに移行する。これを通話中チャネ
ル切換え(ハンドオフ)と呼ぶ、この無線基地局を制御
し、固定電話網との回線交換を行う装置が移動通信制御
局である。
【0003】現在検討の進められているディジタル移動
通信システム(中嶋他,“ディジタル移動通信システム
構想”,1991年電子通信情報学会春季全国大会予稿
集B−317およびishino他,“Mobile
communicationswitching sy
stem for voice/nonvoicese
rvices”,IEEE GLOBECOM’91,
pp.1485−1489)においては、図3に示すよ
うに、移動通信制御局1は非音声/ISDNアダプタ2
を収容する移動通信交換機3,音声処理装置4,5およ
び三者接続トランク6から構成され、無線基地局10は
変復調装置11,12,制御装置13,共通増幅装置1
4およびアンテナ15から構成される。
【0004】移動通信制御局1と無線基地局10の間の
回線は制御信号の伝送路18に関しては信頼性を高める
ために64kbpsの回線を2重化し,音声信号の伝送
路19に関しては64kbpsの伝送路に複数ある音声
処理装置の出力である11.2kbpsの音声信号を移
動通信制御局1側の同期端局16において3チャネル時
分割多重により多重化し、無線基地局10側の同期端局
17において分割する事により、回線コストの低減を図
っている。また、三者接続トランク6を使用してハンド
オフ時の無線回線を切れ換える前に旧無線基地局と新無
線基地局と公衆網とを予め接続しておくことにより、瞬
断を防ごうとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の移動体通信
システム構成では、音声信号用の伝送路と制御信号用の
伝送路を個別に敷設しなければならないと言う問題点が
ある。また、音声処理装置におけるビットレートによ
り、伝送路における多重度を変更しなければならないた
め、異なるビットレートを適用することが困難であり、
また、ハンドオフ時に三者接続を行うために特別な三者
接続トランクを必要とするという問題点がある。更に、
移動通信制御局内の音声処理装置が、移動交換機よりも
無線基地局側に接続されているため、移動機同士の通話
の場合において、音声処理装置を2度通過しなければな
らないという問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本第1の発明の移動通信
制御局は、複数の移動機と、複数の無線ゾーンと、前記
複数の無線ゾーンのそれぞれ内に設置され、前記無線ゾ
ーン内で前記移動機と無線チャネルを用いて通信を行な
う複数の無線基地局と、前記無線基地局を統括する移動
通信制御局とからなる移動体通信システムにおける前記
移動通信制御局において、公衆網とのインタフェースと
なる公衆網インタフェースと、前記公衆網インタフェー
スと信号の授受を行う通信信号処理装置と、前記通信信
号処理装置と接続され、固定長データにセル化したり、
又は非セル化を行うセル化/非セル化装置と、前記セル
化/非セル化装置と前記無線基地局あるいは他移動通信
制御局とを交換接続するATM交換装置とを有してい
る。
【0007】本第2の発明の移動通信制御局は、複数の
移動機と、複数の無線ゾーンと、前記複数の無線ゾーン
のそれぞれ内に設置され、前記無線ゾーン内で前記移動
機と無線チャネルを用いて通信を行う複数の無線基地局
と、前記無線基地局を統括する移動通信制御局とからな
る移動体通信システムにおける前記移動通信制御局にお
いて、公衆網とのインタフェースとなり、信号を固定長
データであるセル信号に変換するセル化/非セル化装置
と、通信信号処理装置と、前記セル化/非セル化装置と
前記通信信号処理装置とを交換接続する第1のATM交
換装置と、前記通信信号処理装置と前記無線基地局ある
いは他移動通信制御とを交換接続する第2のATM交換
装置とを有している。
【0008】本第3の発明多重接続方式は、移動通信制
御局と、セル信号インタフェースを持つ無線基地局とか
らなり、前記移動通信制御局と前記無線基地局間での信
号の送受信を固定長データであるセル信号を用いて行う
移動通信システムにおける多重接続方式において、前記
移動通信制御局から前記無線基地局に向かう下り信号で
は、前記移動通信制御局で前記セル信号の複製を作成
し、前記複製されたセル信号の宛先を同一もしくは異な
る無線基地局内に設置されている異なる第1の変復調装
置を宛先とするセルアドレスに変更し、前記無線基地局
から前記移動通信制御局に向かう上り信号では、同一も
しくは異なった無線基地局内に設置されている異なる第
2の変復調装置から送信されるセル信号の宛先を前記移
動通信制御局内の同一の通信信号処理装置を宛先とする
ことにより、一つの通信信号処理装置と複数の変復調装
置とを同時に接続する。
【0009】
【作用】本第1の発明の移動通信制御局においては、公
衆網から伝送される制御信号および非制御信号を固定長
データにセル化し、ATM交換装置が無線基地局もしく
は他移動通信制御局へセル信号を送信し、ATM交換装
置が無線基地局もしくは他移動通信制御局からのセル信
号を通信信号処理装置に転送することにより、同一の伝
送路上で制御信号と非制御信号を無線基地局や他の移動
通信制御局へ伝送することが可能である。また、セル信
号を用いて、無線基地局もしくは他の移動通信制御局と
信号の送受を行うため、通信信号処理装置が処理するビ
ットレートに関わらず、無線基地局との間の伝送路上で
の多重化が可能である。また、通信信号処理装置と無線
基地局もしくは他の移動通信制御局との間にATM交換
装置があるため、移動機間の通信において、不必要な通
信信号処理装置を通過することがなくなる。
【0010】本第2の発明の移動通信制御局において
は、公衆網からの信号をセル化して後、ATM交換装置
を用いて制御信号処理装置もしくは通信信号処理装置に
分配することにより、セル化/非セル化装置を一つにま
とめることが可能となる。
【0011】本第3の発明の多重接続方式においては、
移動通信制御局と無線基地局との間ではセル信号とし
て、信号の送受信を行っており、セル信号毎に信号の送
信先を決定できるため、移動通信制御局においては、セ
ル信号の複製を作成し、異なる宛先を付与し、無線基地
局においては、同一の通信信号処理装置を宛先とするセ
ル信号を作成することにより、容易に多重接続を行うこ
とができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本第1および第3の発明の一実施例
を適用する移動体通信システムを示すブロック図であ
る。
【0014】図1において、本適用例の移動体通信シス
テムは無線基地局110,120と、無線基地局11
0,120を伝送路130,131を介して統括する本
第1の発明の一実施例の移動通信制御局100とから構
成されている。
【0015】本実施例の移動通信制御局100は公衆網
とのインタフェースとなる移動交換機101と、公衆網
インタフェースと信号の授受を行う通信信号処理装置1
02,103と、通信信号処理102,103と接続さ
れ、固定長データにセル化したり、非セルを行うセル化
/非セル化装置104,105と、セル化/非セル化装
置104,105と無線基地局110,120とを交換
接続するATM交換装置106とを有して構成してい
る。
【0016】無線基地局110はATM交換装置111
と、セル化/非セル化装置112,113と、変復調装
置114,115と、アンテナ117に接続するアンテ
ナ共用器116とを有して構成している。
【0017】無線基地局120はATM交換装置121
と、セル化/非セル化装置122,123と、変復調装
置124,125と、アンテナ127に接続するアンテ
ナ共用器126とを有して構成している。
【0018】次に、移動通信制御局100内の通信信号
処理装置102と、無線基地局110内の変復調装置1
14を用いて、公衆網内の固定電話と移動機が通信を行
っている場合の動作について説明する。
【0019】公衆網からの受信信号は移動通信制御局1
00内の移動交換機101によって通信信号処理装置1
02に交換接続される。受信信号の内、音声信号は通信
信号処理装置102において音声符号化され、セル化/
非セル化装置104においてセル化され、無線基地局も
しくは他の移動通信制御局との交換接続を行うATM交
換装置106において、無線基地局110に転送され
る。また、受信信号の内、制御信号は通信信号処理装置
102において音声符号化されることなくセル化/非セ
ル化装置104に送られ、セル化され、無線基地局11
0,120に転送される。
【0020】無線基地局110に転送されたセル信号は
無線基地局110内のATM交換装置111において、
変復調装置114に接続されているセル化/非セル化装
置112に転送され、変復調装置114において変調さ
れ、アンテナ共用器116およびアンテナ117を経
て、移動機との通信を行う。ここにおいて、ATM交換
装置106,111における交換動作は、セル信号の宛
先アドレスに従って行われる。
【0021】一方、移動機からの信号は、無線基地局内
のアンテナ117およびアンテナ共用器116を経て、
変復調装置114において復調され、セル化/非セル化
装置112,ATM交換装置111および移動通信制御
局100内のATM交換装置106を経て、セル化/非
セル化装置104において非セル化され、通信信号処理
装置102,移動交換機101を経て、公衆網に送られ
る。
【0022】次に、上述の状態において、移動機が無線
基地局110の無線ゾーンから無線基地局120の無線
ゾーンへ移動し、無線基地局120内の変復調装置12
4を用いるハンドオフ時の接続方法について説明する。
【0023】移動機が無線基地局120の無線ゾーンに
近づき、変復調装置124を用いることが決まると、通
信に用いられているセル信号は移動通信制御局100内
のATM交換装置106において複製され、複製された
セル信号の宛先アドレスは変復調装置124に変更され
る。複製元のセル信号は、宛先アドレスに従い、ATM
交換装置106において、無線基地局110内の変復調
装置114に送られ、複製され宛先を変更されたセル信
号は、宛先アドレスに従い、ATM交換装置106にお
いて、無線基地局120内の変復調装置124に送ら
れ、移動通信制御局100内の通信信号処理装置102
と無線基地局110内の変復調装置114と無線基地局
120内の変復調装置124との3者接続が確立する。
【0024】一方、移動機からの信号は無線基地局11
0もしくは無線基地局120のどちらか一方、あるいは
両方の無線基地局において受信され、どちらの無線基地
局においても、セル化/非セル化装置で通信信号処理装
置120を宛先とするアドレスを付与してセル化され、
ATM交換装置106を経て、セル化/非セル化装置1
04において非セル化され、通信信号処理装置102お
よび移動交換機101を経て、公衆網に送られる。
【0025】次に、本第2の発明について図面を参照し
て説明する。
【0026】図2は本第1および第3の発明の一実施例
を適用する移動体通信システムを示すブロック図であ
る。
【0027】図1において本適用例の移動体通信システ
ムは無線基地局210,220と、無線基地局210,
220を伝送路230,231を介して統括する本第2
の発明の一実施例の移動通信制御局200とから構成さ
れている。
【0028】本実施例の移動通信制御局200は公衆網
とのインタフェースとなり、信号を固定長データである
セル信号に変換するセル化/非セル化装置201と、通
信信号処理装置204,205と、セル信号の宛先に従
ってセル化/非セル化装置201と通信信号処理装置2
04,205とを交換するATM交換装置202と、通
信信号処理装置204,205からのセル信号をセル信
号インタフェースを持つ無線基地局210,220へ交
換接続するATM交換装置203とを有して構成してい
る。
【0029】無線局210は、ATM交換装置211
と、セル化/非セル化装置212,213と、変復調装
置214,215と、アンテナ217に接続するアンテ
ナ共用器216とを有して構成している。
【0030】無線局220はATM交換装置221と、
セル化/非セル化装置222,223と、変復調装置2
24,225と、アンテナ227に接続するアンテナ共
用器226とを有して構成している。
【0031】次に、移動通信制御局200内の通信信号
処理装置204と、無線基地局210内の変復調装置2
14を用いて、公衆網内の固定電話と移動機が通信を行
っている場合の動作について説明する。
【0032】公衆網からの受信信号は移動通信制御局2
00内のセル化/非セル化装置210において、通信信
号処理装置204を宛先としてセル化され、ATM交換
装置202によって通信信号処理装置204に交換接続
される。受信信号の内、音声情報は通信信号処理装置2
04において音声符号化されるとともに、変復調装置2
14に宛先を変更されたセル信号は、無線基地局21
0,220との交換接続を行うATM交換装置203に
おいて、無線基地局210に転送される。また、受信信
号の内、制御情報は通信信号処理装置204において音
声符号化されることなく、変復調装置214に宛先を変
更され、無線基地局210に転送される。
【0033】無線基地局210に転送されたセル信号は
無線基地局210内のATM交換装置211において、
変復調装置214に接続されているセル化/非セル化装
置212に転送され非セル化された後、変復調装置21
4において変調され、アンテナ共用器216およびアン
テナ217を経て、移動機との通信を行う。
【0034】一方、移動機からの信号は、無線基地局内
のアンテナ217およびアンテナ共用器216を経て、
変復調装置214において復調され、セル化/非セル化
装置212,ATM交換装置211および移動通信制御
局200内のATM交換装置203,通信信号処理装置
204,ATM交換装置202を経て、セル化/非セル
化装置201に送られ非セル化され、公衆網に送られ
る。
【0035】次に、上述の状態において、移動機が無線
基地局210の無線ゾーンから無線基地局220の無線
ゾーンへ移動し、無線基地局220内の変復調装置22
4を用いるハンドオフ時の接続方法を説明する。
【0036】移動機が無線基地局220の無線ゾーンに
近づき、変復調装置224を用いることが決まると、通
信に用いられているセル信号は移動通信制御局200内
のATM交換装置203において複製され、複製された
セル信号の宛先アドレスは変復調装置224に変更され
る。複製元のセル信号は、宛先アドレスに従い、ATM
交換装置203において、無線基地局210内の変復調
装置214に送られ、複製され宛先を変更されたセル信
号は、宛先アドレスに従い、ATM交換装置203にお
いて、無線基地局220内の変復調装置224に送ら
れ、移動通信制御局200内の通信信号処理装置202
と無線基地局210内の変復調装置214と無線基地局
220内の変復調装置224との3者接続が確立する。
【0037】一方、移動機からの信号は無線基地局21
0もしくは無線基地局220のどちらか一方、あるいは
両方の無線基地局において受信され、どちらの無線基地
局220,221においても、セル化/非セル化装置で
通信信号処理装置204を宛先とするアドレスを付与し
てセル化され、ATM交換装置203,通信信号処理装
置204およびATM交換装置202を経て、セル化/
非セル化装置201に送られ非セル化され、公衆網に送
られる。
【0038】次に、本第3の発明の第1の実施例の多重
接続方式について図1に示す移動通信制御局を用いて説
明する。
【0039】無線基地局110の無線ゾーンに在圏する
移動機と無線基地局120の無線ゾーンに在圏する移動
機が通信を行っている場合について説明する。無線基地
局110では変復調装置114が、無線基地局120で
は変復調装置124が用いられているとする。
【0040】無線基地局110で受信された無線信号は
アンテナ共用器116及び変復調装置114を経て、セ
ル化/非セル化装置112に送られる。セル化/非セル
化装置112は、変復調装置114からの信号を、無線
基地局120内の変復調装置124を宛先としてセル化
し、セル信号をATM交換装置111へ送る。セル信号
は、ATM交換装置111,移動通信制御局100内の
ATM交換装置106,無線基地局120内のATM交
換装置121において、宛先アドレスに従って交換接続
され、無線基地局120内の変復調装置124に接続さ
れているセル化/非セル化装置122に転送される。前
記セル信号は、セル化/非セル化装置122において、
非セル化され、変復調装置124およびアンテナ共用器
126およびアンテナ127を経て、無線基地局120
の無線ゾーンに在圏する移動機に伝えられる。
【0041】一方、無線基地局120の無線ゾーンに在
圏する移動機からの信号は、前述とは逆方向にアテナ1
27,アンテナ共用器126,変復調装置124,セル
化/非セル化装置122,ATM変換装置121,AT
M交換装置106,ATM交換装置111,セル化/非
セル化装置122,変復調装置114,アンテナ共用器
116,アンテナ117を経て、無線基地局110の無
線ゾーンに在圏する移動機に伝えられる。
【0042】次に、本第3の発明の第2の実施例の多重
接続方式について図2に示す移動通信制御局を用いて説
明する。
【0043】無線基地局210の無線ゾーンに在圏する
移動機と基地局220の無線ゾーンに在圏する移動機が
通信を行っている場合について説明する。無線基地局2
10では変復調装置214が、無線基地局220では変
復調装置224が用いられているとする。
【0044】無線基地局210で受信された無線信号は
アンテナ共用器216及び変復調装置214を経て、セ
ル化/非セル化装置212に送られる。セル化/非セル
化装置212は、変復調装置214からの信号を、無線
基地局220内の変復調装置224を宛先としてセル化
し、セル信号をATM交換装置211へ送る。セル信号
は、ATM交換装置211,移動通信制御局200内の
ATM交換装置203,無線基地局220内のATM交
換装置221において、宛先アドレスに従って交換接続
され、無線基地局220内の変復調装置224に接続さ
れているセル化/非セル化装置222に転送される。セ
ル信号は、前記セル化/非セル化装置222において、
非セル化され、変復調装置224およびアンテナ共用器
226およびアンテナ227を経て、無線基地局220
の無線ゾーンに在圏する移動機に伝えられる。
【0045】一方、無線基地局220の無線ゾーンに在
圏する移動機からの信号は、前述とは逆方向にアンテナ
227,アンテナ共用器226,変復調装置224,セ
ル化/非セル化装置222,ATM変換装置221,A
TM交換装置203,ATM交換装置211,セル化/
非セル化装置212,変復調装置214,アンテナ共用
器216,アンテナ217を経て、無線基地局210の
無線ゾーンに在圏する移動機に伝えられる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本第1の発明は、複
数の移動機と、複数の無線ゾーンと、各無線ゾーン内に
設置され、無線ゾーン内で移動機と無線チャネルを用い
て通信を行なう複数の無線基地局と、無線基地局を統括
する移動通信制御局とからなる移動体通信システムにお
ける移動通信制御局において、公衆網とのインタフェー
スとなる公衆網インタフェースと、公衆網インタフェー
スと信号の授受を行う通信信号処理装置と、通信信号処
理装置と接続され、固定長データにセル化したり、非セ
ル化を行うセル化/非セル化装置と、セル化/非セル化
装置と無線基地局あるいは他移動通信制御局とを交換接
続するATM交換装置とを有することにより、制御信号
と非制御信号を同一の伝送路で多重化して送受信するこ
とができ、また異なる符号化速度に変換する通信信号処
理装置を容易に利用することができる効果を有する。
【0047】また、本第2の発明は、複数の移動機と、
複数の無線ゾーンと、各無線ゾーン内に設置され、無線
ゾーン内で移動機と無線チャネルを用いて通信を行なう
複数の無線基地局と、無線基地局を統括する移動通信制
御局とからなる移動体通信システムにおける移動通信制
御局において、公衆網とのインタフェースとなり、信号
を固定長データであるセル信号に変換するセル化/非セ
ル化装置と、通信信号処理装置と、セル化/非セル化装
置と通信信号処理装置とを交換接続する第1のATM交
換装置と、通信信号処理装置と無線基地局あるいは他移
動通信制御局とを交換接続する第2のATM交換装置と
を有することにより、移動通信制御局内のセル化/非セ
ル化装置を一つにまとめることが可能であり、公衆網が
B−ISDNになった場合でも、移動通信制御局内のセ
ル化/非セル化装置を取り外すことにより、容易に対応
することができる効果を有する。
【0048】更に、本第3の発明は、第1もしくは第2
の発明の移動通信制御局とセル信号インタフェースを持
つ無線基地局とからなり、移動通信制御局と無線基地局
間での信号の送受信を固定長データであるセル信号を用
いて行う移動通信システムにおける多重接続方式におい
て、移動通信制御局から無線基地局に向かう下り信号で
は、移動通信制御局でセル信号の複製を作成し、複製さ
れたセル信号の宛先を同一もしくは異なる無線基地局内
に設置されている異なる第1の変復調装置を宛先とする
セルアドレスに変更し、無線基地局から移動通信制御局
に向かう上り信号では、同一もしくは異なった無線基地
局内に設置されている異なる第2の変復調信号から送信
されるセル信号の宛先を移動通信制御局内の同一の通信
信号処理装置を宛先とすることにより、一つの通信信号
処理装置と複数の変復調装置とを同時に接続することに
より、移動通信制御局内の通信信号処理装置と、同一も
しくは異なった無線基地局内に設置された複数の変復調
装置との間で、三者接続を行うことが可能であり、ま
た、移動機同士の通信においては、不必要な通信信号処
理装置を通過せずに済ませることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1および第3の発明の一実施例を適用する
移動体通信システムを示すブロック図である。
【図2】本第2および第3の発明の一実施例を適用する
移動体通信システムを示すブロック図である。
【図3】従来の移動通信制御局を用いた移動体通信シス
テムの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 移動通信制御局 2 非音声/ISDNアダプタ 3 移動通信交換機 4,5 音声処理装置 6 三者接続トランク 10 無線基地局 11,12 変復調装置 13 制御装置 14 共通増幅装置 15 アンテナ 16,17 同期端局 18 伝送路 19 伝送路 100 移動通信制御局 101 移動交換局 102,103 通信信号処理装置 104,105 セル化/非セル化装置 106 ATM交換装置 110,120 無線基地局 111,121 ATM交換装置 112,113,122,123 セル化/非セル化
装置 114,115,124,125 変復調装置 116,126 アンテナ共用器 117,127 アンテナ 130,131 伝送路 200 移動通信制御局 201 セル化/非セル化装置 202,203 ATM交換機 204,205 通信信号処理装置 210,220 無線基地局 211,221 ATM交換装置 212,213,222,223 セル化/非セル化
装置 214,215,224,225 変復調装置 216,226 アンテナ共用器 217,227 アンテナ 230,231 伝送路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動機と、複数の無線ゾーンと、
    前記複数の無線ゾーンのそれぞれ内に設置され、前記無
    線ゾーン内で前記移動機と無線チャネルを用いて通信を
    行なう複数の無線基地局と、前記無線基地局を統括する
    移動通信制御局とからなる移動体通信システムにおける
    前記移動通信制御局において、公衆網とのインタフェー
    スとなる公衆網インタフェースと、前記公衆網インタフ
    ェースと信号の授受を行う通信信号処理装置と、前記通
    信信号処理装置と接続され、固定長データにセル化した
    り、又は非セル化を行うセル化/非セル化装置と、前記
    セル化/非セル化装置と前記無線基地局あるいは他移動
    通信制御局とを交換接続するATM交換装置とを有する
    ことを特徴とする移動通信制御局。
  2. 【請求項2】 複数の移動機と、複数の無線ゾーンと、
    前記複数の無線ゾーンのそれぞれ内に設置され、前記無
    線ゾーン内で前記移動機と無線チャネルを用いて通信を
    行う複数の無線基地局と、前記無線基地局を統括する移
    動通信制御局とからなる移動体通信システムにおける前
    記移動通信制御局において、公衆網とのインタフェース
    となり、信号を固定長データであるセル信号に変換する
    セル化/非セル化装置と、通信信号処理装置と、前記セ
    ル化/非セル化装置と前記通信信号処理装置とを交換接
    続する第1のATM交換装置と、前記通信信号処理装置
    と前記無線基地局あるいは他移動通信制御とを交換接続
    する第2のATM交換装置とを有することを特徴とする
    移動通信制御局。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは請求項2記載の移動通
    信制御局と、セル信号インタフェースを持つ無線基地局
    とからなり、前記移動通信制御局と前記無線基地局間で
    の信号の送受信を固定長データであるセル信号を用いて
    行う移動通信システムにおける多重接続方式において、
    前記移動通信制御局から前記無線基地局に向かう下り信
    号では、前記移動通信制御局で前記セル信号の複製を作
    成し、前記複製されたセル信号の宛先を同一もしくは異
    なる無線基地局内に設置されている異なる第1の変復調
    装置を宛先とするセルアドレスに変更し、前記無線基地
    局から前記移動通信制御局に向かう上り信号では、同一
    もしくは異なった無線基地局内に設置されている異なる
    第2の変復調装置から送信されるセル信号の宛先を前記
    移動通信制御局内の同一の通信信号処理装置を宛先とす
    ることにより、一つの通信信号処理装置と複数の変復調
    装置とを同時に接続することを特徴とする多情接続方
    式。
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