JPS63233178A

JPS63233178A - 車両のウインド−開閉構造

Info

Publication number: JPS63233178A
Application number: JP6752987A
Authority: JP
Inventors: 耕治岸野
Original assignee: Mazda Motor Corp
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 1987-03-19
Filing date: 1987-03-19
Publication date: 1988-09-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、車両のつ、インド−開閉構造に関４゛るもの
である１、（従来技術）一般にマイクロバス等ワンボックスカーの側部ウィンド
ーやツードアタイプの車両の後方側サイドウィンドー（
クォータウィンドー）部なとに（Ｊ１ウィンドーガラス
の完全開放が不可能な外開き式のウィンドー構造が多く
採用されている。

このような外開き式のウィンド一部は、一般にウィンド
ーガラスの前端部をヒンジを介して車体側ピラーに回動
可能に枢着するとともに他方後端部側をレバー長を可変
としたリンク構造の開閉アームを介して車体後方側ピラ
ーに枢着することにより、上記前端側ヒンジ部を回動支
点として後端側を水平方向外方に開くように構成されて
いる（例えば実開昭５７−１４７１０８号公報参照）。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、上記従来技術のように単に前端側ヒンジ部を
回動支点として後端側を外方に開くのみでは、実際に外
部に開放されるのは、ウィンド一部の後部側のみとなり
、充分ｉｊ解放感が得られないとともに外気の積極的な
取入れを行なうことができない問題かある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記の問題を解決−ケることを目的としてな
されたもので、車体側部に設けられたウィンドー開口部
に開閉可能にウィンドーガラスを設けてなる車両のウィ
ンドー開閉構造において、上記ウィンドーガラスの前端
部側を」二足車体側ウィンドー開口部の上下両縁部に設
けられたガイド゛部材により車体前後方向に摺動自在か
つ水平方向に回動可能に支持する一方、他方その後端部
側を車体側に枢着支持された開閉アームによって外部後
方側に回動移動可能に支持してなるものである。

（作　用）」１記の手段によると、ウィンドーガラスの前端部側が
、ガイド部材に上り回動は勿論のこと車体前後方向にス
ライド可能に支持されており、また後端部側は開閉アー
ムにより車体外方側後部方向に回動移動するように支持
されている。従って、」１記開閉アームの回動により開
放されるウィンドーガラスは、ウィンドー開［１部の開
口部より所定距離後方に移動した状態でウィンド一部を
ほぼ全域に亘って開放することになり、特にウィンドー
開口部の前部側が略完全に開放されることから外気を充
分に取入れることができるようになり、換気性能が良好
となる。

（実施例）第１図〜第４図は、本発明の実施例に係る車両のウィン
ドー開閉構造を示している。

先ず第４図において、符号Ａは例えばワンボックスタイ
プの車両を示しており、該車両への車体側部１００には
前後２つのウィンドー開口部１０１．１０２が形成され
ている。そして、該２つのウィンドー開口部１０１．１
０２には各々ウィンドーガラス３，３が取付（」られて
いる。

上記ウィンドー開口部１０１．１０２の内、部側のウィ
ンドー開口部１０１は、第１図〜第３図に示すように下
方側のボデーザイトフレーム１と、上方側のルーフサイ
トレール２、前方側の第１ピラー４０、後方側の第２ピ
ラー４５とによって四方を囲繞されて形成されており、
上記ウィンドーガラス３は、閉状態ではそれらによって
形成された」１記ウィンドー開口部１０１の嵌合縁部に
ウェザストリップ７を介して当接した状態で支持される
。

」二足ボデーザイＦフレームｌは、ポデーザイドフレー
ムアウタパネル１ａとボデーサイトインナパネル１ｂと
を所定の閉断面を形成する状態で相互に接合してなり、
−Ｌ端側接合部にはウェザストリップ７が嵌合されてい
る。またルーフサイトレール２は、ルーフザイドレール
アウクパネル２ａとルーフザイドレールインナパネル２
ｂとを所定の閉断面を形成するように相互に接合してな
り、その下方側接合部には」−記と同様のウェザストリ
ップ７が嵌装されている一方、上方側ではルーフパネル
４との間でレインレール５を形成している（第１図参照
）。ざらに、上記第１、第２の各ピラー４．０．４５は
、それぞれピラーアウタパネル４０ａ。

４５ａとピラーインナパネル４０ｂ、４５ｂとを所定の
閉断面を形成するように相互に接合してなり、そのウィ
ンドー開［１部側接合部には上記の場合同様にウェザス
トリップ７がそれぞれ嵌装されている。

一方、符号８および９は」１記ウィンドーガラス３の前
端部側に位置して上記ルーフザイドレールインナパネル
２　ｂおよびボデーサイトインナパネル１ｂに対して各
々取付けられた一Ｌ方側および下方側の各ウィンドーガ
ラスガイド部材であり、該ガイド部材８．９にはそれぞ
れ全体として車体前後方向に延びるとともに後端側で車
体外側方に少し湾曲したガイド溝１６Ａ、Ｉ　６Ｂ（但
し、＋６Ａは図示省略）が形成されている。一方」１記
ウィンドーガラス３の前端部上下には、」−記ガイド部
材８．９に対応してガイドアーム１０．！１が各々取付
ブツシュ２９．２９により取付けられており、該ガイド
アーム１０．１１の各先端には−１−記ガイド部材８，
９のガイド＞Ｖｊ　１６　Ａ　、　１６　Ｂに係合する
ガイドピン１０ａ、Ｉｌａ（但し、ＩＯａは図示省略）
が各々固定されている。従って、」１記ウィンドーガラ
ス３の前端部は、上記ガイドアーム１０．Ｉｌを介して
上記ガイド部材８，９に、Ｌり回動自在かつ車体前後方
向にスライド可能に支持されていまた、符号２１．２２
は、」−記ウインドーガラス後端部を」二足ウィンドー
開口部＋０１の外部後方側に回動移動させるように支持
した上下一対の円弧状の開閉アームであり、該開閉アー
ム２１゜２２の基端側は支持ヅラケッ１−２６．２７．
２８によって回動可能に支持された回転軸３０に固定さ
れているとともに他方先端側はウィンドーガラス側堰（
＝ｊブッンコ＋　３．１４（但し、Ｉ３は図示省略）の
先端側枢着部に枢着されている。

一方、ポデー内に位置する上記回転軸３０の下端部には
へりカルギヤ３１が固定されており、該ヘリカルギヤ３
１には操作側回動軸３３先端のウオームギヤ３２が噛合
されている。また該操作側回動軸３３の基端側には第１
の傘歯車３４が設けられており、該第１の傘歯車３４に
対しては車室内側ハンドル部材３７によって回動される
操作軸３６先端の第２の傘歯車３５が噛合されている。

従って、上記ハンドル部材３７を矢印ａ、方向に回すと
、操作軸３６、回動軸３３を介して回転軸３０が矢印ａ
２方向に回転され、その回転角に応じて」−記一対の開
閉アーム２１．２３が矢印ａ３方向に回動され、それに
よって上記ウィンドーガラス３の後端部側が第３図仮想
線に示すように外部後方側に回動移動されると同時に同
ウィンドーガラス３の前端部側が上記ガイド部材８．９
のガイド溝１６Ａ。

１６Ｂに沿って車体後方にスライド移動される。

その結果、上記ウィンドー開口部１０２の前部が略完全
に外部に開放され積極的な外気の取入れが可能になると
ともに後部側も従来と同様に外方に開かれ、全体として
十分な解放感を得ることができる上うになる。

しかし、その場合において−１−記開閉アーム２１゜２
２を回動駆動する」１記回動軸３３側の回転軸駆動ギヤ
はウオームギヤとなっているのでウィンドーガラス３側
からの回動操作に対してはロック作用を果たすことにな
り、盗難等に対する安全機能をも果たすようになってい
る。

なお、上記ウィンドーガラス３の周縁部４６には、セラ
ミックコーティングが施され、外部からは内部機構が見
えないように考慮されている。また、それと同時に上記
ポデーザイド部の車室内側にはトリム５０が−４−記ガ
イド部材９部分を覆って取（１けられるようになってお
り、」−記機構は内部からも見えないようになっている
（第２図参照）。

また、本実施例の場合には、」二記後側のウィンドー開
口部＋０２のウィンドーガラス３は、シーラ４７により
ピラー４５に接合されている（第３図参照）。

（発明の効果）本発明は、以」二に説明したように、車体側部に設けら
れたウィンドー開口部に開閉可能にウィンドーガラスを
設けてなる車両のウィンドー開閉構造において、Ｌ記つ
ィンドーガラスの前端部側を−１−配車体側ウインドー
開口部の１−下山縁部に設（′ｌｌられたカイト部材に
より車体前後方向に摺動自在かつ水平方向に回動可能に
支１ｈする−・方、他方その後端部側を車体側に枢着支
持された開閉アームによ−）で外部後方側に回動移動可
能に支持したことを特徴とするものである。

すなわち、本発明ににると、ウィンドーガラスの前端部
側が、ガイド部＋３に上り回動は勿論のこと車体前後方
向にスライド可能に支持されており、また後端部側は開
閉アームにより車体外方側後部方向に回動移動するよう
に支持されている３、従って、上記開閉アー１、の回動
により開放されるウィンドーガラスは、ウィンドー開１
］部の開口面より所定距離後方に移動した状態でウィン
ド一部をほぼ全域に亘って開放することになり、特にウ
ィンドー開口部の前部側が略完全に開放されることから
外気を充分に取入れることができろようになり、換気性
能が良好となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例に係る車両のウィンドー開閉
構造の斜視図、第２図は、同実施例構造の第１図Ａ−Ａ
線切断部の端面図、第３図は、同実施例構造のウィンド
ーカラス開閉状態を示す断面図、第４図は、同実施例構
造における車両の構造を示す外観斜視図である３、Ａ・・・・・車両１・・・・・ポデーサイドフレーム２・・・・・ルーフザイドレール３・・・・・ウィンドーガラス８．９　・・・・ガイド部材１０．１１　　・・・ガイドアーム１０ａ、　ｌｌａ　・・ガイドピン４６Ａ、１６Ｂ　　・・ガイド溝２１．２２　・・・開閉アーム３０・・・・回転軸

Claims

【特許請求の範囲】

１、車体側部に設けられたウインドー開口部に開閉可能
にウインドーガラスを設けてなる車両のウインドー開閉
構造において、上記ウインドーガラスの前端部側を上記
車体側ウインドー開口部の上下両縁部に設けられたガイ
ド部材により車体前後方向に摺動自在かつ水平方向に回
動可能に支持する一方、他方その後端部側を車体側に枢
着支持された開閉アームによって外部後方側に回動移動
可能に支持したことを特徴とする車両のウインドー開閉
構造。