JP2003127670A - ルーフ自動開閉装置 - Google Patents

ルーフ自動開閉装置

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JP2003127670A
JP2003127670A JP2001327983A JP2001327983A JP2003127670A JP 2003127670 A JP2003127670 A JP 2003127670A JP 2001327983 A JP2001327983 A JP 2001327983A JP 2001327983 A JP2001327983 A JP 2001327983A JP 2003127670 A JP2003127670 A JP 2003127670A
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JP
Japan
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roof panel
roof
vehicle
back window
closing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001327983A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Kato
晃久 加藤
Kenichiro Hayashi
健一郎 林
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外観デザイン上の制約を回避でき、且つ機構部
分を埃とか雨などの影響受けないように構成するルーフ
自動開閉装置を実現する。 【解決手段】バックウィンドウ3の車室内側にルーフパ
ネル2の移動を案内するガイド37を設け、ルーフパネ
ル2と枠体31を第一リンク機構21で係合し、かつ枠
体31を車体5に係合する第二リンク機構35を備える
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のルーフを自
動的に格納する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のルーフを自動的に格納する装置で
あって、車両をルーフを閉じた状態から所謂オープンカ
ーの開いた状態に自動的に変更可能とする装置として
は、例えば特開平7−69070号公報に開示されるも
のがある。特開平7−69070号公報に示されるルー
フ自動開閉装置では、バックウィンドウにガイドおよび
リンク機構を備え、リンク機構によってルーフパネルを
支持しつつガイドによってバックウィンドウの上方、即
ち車室外側に重ねるように移動させてルーフパネルを開
けるように作動できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記し
た、構成ではバックウィンドウに設けられたガイドは車
両の外側から見える。このため、外観デザイン上の制約
となってしまう。さらに、ガイド内に配置されたリンク
機構は、埃とか雨などに曝されるために耐久性を確保す
るための特別な素材および構成を必要とし、高価なもの
となる。
【0004】それ故に本発明は、このような外観デザイ
ン上の制約を回避でき、且つ機構部分を埃とか雨などの
影響受けないように構成するルーフ自動開閉装置を実現
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明で講じた技術的な第一の手段は、車両に
装着されるルーフパネルと、該ルーフパネルの車両後方
向に配置されるバックウィンドウと、前記車両の車体側
に支持される枠体とを備えるルーフ自動開閉装置におい
て、前記枠体によって前記ルーフパネルと前記バックウ
ィンドウを移動可能に支持し、且つ前記バックウィンド
ウの車室内側に前記ルーフパネルの移動を案内するガイ
ドを設けたことである。
【0006】この手段によって、ルーフパネルを案内す
るガイドはバックウィンドウパネルの車室内側に配置さ
れる、ルーフパネルはバックウィンドウパネルの室内側
に収納されるように作動する。
【0007】本発明で講じた技術的な第二の手段は、第
一の手段に加えて、前記バックウィンドウを前記枠体に
対して枢軸で支持し、前記ルーフパネルを前記枠体に対
して第一リンク機構で支持し、かつ前記枠体を前記車両
の車体に第二リンク機構で支持するように構成したこと
である。
【0008】この手段によって、ルーフパネルとバック
ウィンドウパネルを移動可能に支持する各リンク機構を
も車室側に配置できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関るルーフ自動開
閉装置10の実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0010】図1は、本発明に関るルーフ自動開閉装置
10を備える車両1の側面図である。図1に示されるよ
うに、車両1の上部にはルーフパネル2が備えられ、ル
ーフパネル2の後方(図1の右方)にバックウィンドウ3
と、さらにルーフパネル2の前方(図1の左方)にフロン
トウィンドウ4が備えられている。フロントウィンドウ
4は、車体5に固定され、バックウィンドウ3とルーフ
パネル2は、後述するようにルーフ自動開閉装置10に
よって図1に示す位置から車両の後方に移動することが
出来る構成となっている。これによって、車室1aを外
気に開放するようにルーフパネル2のみを図1の位置か
ら移動したり、またはバックウィンドウ3とルーフパネ
ル2を共に、ラッゲージドア6の下のラッゲージルーム
60(図4)内へ格納して車両1をオープンカーの状態
に変更することが可能となっている。
【0011】図1に示されるルーフ自動開閉装置10に
は、バックウィンドウ3の車両幅方向の両側端部と下端
部で当接してバックウィンドウ3を支える枠体31が備
えられている。ルーフ自動開閉装置10はリンク35
a、35bを備える第二リンク機構35を有し、リンク
35a、35bは枠体31の車両幅方向の両側部分にそ
れぞれの上端部で枢軸結合されている。リンク35a、
35bは車両の下後方に伸び、その下端は車体5に固定
されたブラケット73に枢軸結合されている。そして、
枠体31、リンク35a、35b、ブラケット73によ
って所謂平行リンク機構を形成し、枠体31を所定の姿
勢で移動させることが出来る構成となっている。ブラケ
ット73にはリンク35aまたは35bに回転を与え、
枠体31を移動出来るようにする第二駆動装置72が取
り付けられている。
【0012】枠体31とバックウィンドウ3は、バック
ウィンドウ3の後部端に配置された枢軸32によって、
互いに回転可能に結合されている。さらルーフ自動開閉
装置10には一対のリンク21a、21bを有する第一
リンク機構21が取り付けられている。リンク21a、
21bの下端部は枠体31の車両幅方向の両側部分に枢
軸結合され、上端はルーフパネル2に夫々枢軸結合され
ている。そして枠体31、リンク21a、21b、ルー
フパネル2によって所謂平行リンク機構を形成し、ルー
フパネル2を枠体31に対して所定の姿勢で移動させる
ことが出来る構成となっている。枠体31にはリンク2
1aまたは21bに回転を与え、ルーフパネル2を移動
出来るようにする第一駆動装置71が取り付けられてい
る。
【0013】ルーフパネル2の後端部には摺動部23が
取り付けられ、一方バックウィンドウ3の車室1a側の
側面にはガイド37が設けられている。摺動部23はガ
イド37と係合し、ルーフパネル2の後端部をバックウ
ィンドウ3の車室1a側の面に沿って車両の後方に移動
させることができる構成となっている。
【0014】次に、このように構成されたルーフ自動開
閉装置10の作動を以下に説明する。
【0015】図2は、図1のルーフパネル2が閉じた状
態から、車室1a上部から移動させて開放する過程を示
している。第一駆動装置71を駆動させ、第一リンク機
構21を図1で時計方向に回転させる。ルーフパネル2
が後方に移動し、ルーフパネル2の摺動部23をバック
ウィンドウ3のガイド37に沿って後方に摺動させる。
このとき、バックウィンドウ3はルーフパネル2の摺動
部23で押され、枠体31に対して枢軸32の周りに図
2で時計方向に回転する。なお図1の状態で、バックウ
ィンドウ3を車外側からシール部材(図示せず)を介して
押さえているラッゲージドア6は、上記一連の作動開始
前に、図2に示すように時計方向に回転し、バックウィ
ンドウ3に対する押さえは外されている。
【0016】図3は、第一リンク機構21が時計方向へ
の回転が完了した状態を示している。この状態でラッゲ
ージドア6は、再びバックウィンドウ3を押さえる位置
に戻される。尚、この状態で振動の影響で異音などの発
生がないように、ルーフパネル2はバックウィンドウ3
に対して所定の位置に確実に収納するようにガイド37
の後端部には屈曲部37aが形成されている。
【0017】このようにルーフパネル2はバックウィン
ドウ3の車室内側に、バックウィンドウ3と重ねて収納で
きる。この状態は車室1aに風の巻き込みが比較的に少
なく、同時に開放感が得られる。また、後述するように
ルーフパネル2とバックウィンドウ3を更にラッゲージ
ルーム60に格納することも可能であるが、ラッゲージ
ルーム60(図4)に余裕がない場合でも、この図3の
状態で使用することができる。
【0018】図4と図5は、図3の状態からルーフパネ
ル2とバックウィンドウ3をラッゲージルーム60に格
納する過程と、格納後の状態を示している。図4に示さ
れるように第二リンク機構35を、第二駆動装置72の
作動によって時計方向に回転させると、ルーフパネル2
とバックウィンドウ3は重なった状態で後方に移動し、
図5に示されるようにラッゲージルーム60に格納され
る。ラッゲージドア6は図4に示されるようにこの過程
の開始前に開けられ、図5の終了後の状態では自動的に
閉じられる。これによって、車両は完全なオープンカー
の状態になる。
【0019】図5の状態から、図1に示す状態へは、上
記過程を逆に辿って作動する。
【0020】
【発明の効果】ルーフパネルを案内するガイドはバック
ウィンドウの車室内側に配置されるために、外観デザイ
ン上の制約を回避される。また、リンク機構も車室側に
配置され、埃とか雨などの影響受けなくなり、安価に構
成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るルーフ自動開閉装置の側面図で、
ルーフパネルが閉じた状態を示す。
【図2】本発明に係るルーフ自動開閉装置の側面図で、
ルーフパネルの開放過程の状態を示す。
【図3】本発明に係るルーフ自動開閉装置の側面図で、
バックウィンドウの車室内側にルーフパネルに重ねて格
納した状態を示す。
【図4】本発明に係るルーフ自動開閉装置の側面図で、
バックウィンドウとルーフパネルをラッゲージルームに
格納する過程の状態を示す。
【図5】本発明に係るルーフ自動開閉装置の側面図で、
バックウィンドウとルーフパネルをラッゲージルームに
格納した状態を示す。
【符号の説明】
2 ルーフパネル 3 バックウィンドウ 10 ルーフ自動開閉装置 21 第一リンク機構 37 ガイド 35 第二リンク機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に装着されるルーフパネルと、 該ルーフパネルの車両後方向に配置されるバックウィン
    ドウと、 前記車両の車体側に支持される枠体とを備えるルーフ自
    動開閉装置において、 前記枠体によって前記ルーフパネルと前記バックウィン
    ドウを移動可能に支持し、且つ前記バックウィンドウの
    車室内側に前記ルーフパネルの移動を案内するガイドを
    設けたことを特徴とするルーフ自動開閉装置。
  2. 【請求項2】前記バックウィンドウを前記枠体に対して
    枢軸で支持し、前記ルーフパネルを前記枠体に対して第
    一リンク機構で支持し、かつ前記枠体を前記車両の車体
    に第二リンク機構で支持するように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のルーフ自動開閉装置。
JP2001327983A 2001-10-25 2001-10-25 ルーフ自動開閉装置 Pending JP2003127670A (ja)

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JP2001327983A JP2003127670A (ja) 2001-10-25 2001-10-25 ルーフ自動開閉装置

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JP2003127670A true JP2003127670A (ja) 2003-05-08

Family

ID=19144130

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005529015A (ja) * 2002-04-12 2005-09-29 エドゥシャ カブリオ−ダッハシステメ ゲーエムベーハー クーペ型自動車の折りたたみ屋根

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005529015A (ja) * 2002-04-12 2005-09-29 エドゥシャ カブリオ−ダッハシステメ ゲーエムベーハー クーペ型自動車の折りたたみ屋根

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