JPS63233032A - セメント添加剤 - Google Patents

セメント添加剤

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JPS63233032A
JPS63233032A JP6411787A JP6411787A JPS63233032A JP S63233032 A JPS63233032 A JP S63233032A JP 6411787 A JP6411787 A JP 6411787A JP 6411787 A JP6411787 A JP 6411787A JP S63233032 A JPS63233032 A JP S63233032A
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cement
sulfonic acid
formalin
maleic anhydride
concrete
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JP6411787A
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真治 浜田
藤岡 重信
八巻 真覧
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセメント組成物であるコンクリート。
モルタルまたはセメントペースト用添加剤に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に練られた直後のフレッシュなセメントペースト、
モルタル、コンクリートは時間の経過と共にその流動性
を次第に失って行く。この現象には極く初期のセメント
と水との水和反応に基づく化学的要因の他に、セメント
ペースト、モルタル。
コンクリート中のセメント粒子が物理的に時間と共に凝
集して二次凝集構造を生成することなどが起因している
と考えられる。
この様な流動性の低下はセメント、骨材、混和剤の種類
、配合条件、混線条件、混和剤の添加方法などによって
異なるが。
(A)レディミクストコンクリートなどの輸送時間の制
限 (B)レディミクストコンクリートなどの打設現場での
待ち時間の変動によるコンクリートなどの品質の変動 (C)ポンプ施工における圧送距離の制約、配管の閉塞
トラブル など多くの問題を惹き起こす。
之等の問題を解決するための従来技術として次ぎの様な
ことが提案されて来ているが未だ満足すべきものは見出
されていないのが現状である。
その中の一つは流動性の低下したコンクリートなどのセ
メント組成物にナフタリンスルホン酸ホルマリン縮金物
などを主成分とした高性能分散剤を流動化剤として添加
し流動性を打設現場で復元させる方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この様な高性能分散剤を添加したセメント組成
物はその流動性の低下が著しく、復元後の可使時間は2
0〜30分が限度であること、また流動化剤投入場所の
確保が都市部に於いては困難なこと、その投入に要する
手間、投入後の品種確認に要する手間が作業効率の低下
を招くことなど多くの問題点を有している。
また流動性の経時変化の少ない高性能分散剤や高性能A
E減水剤、例えばナフタリンスルホン酸ホルマリン縮金
物とりゲニンスルホン酸塩との混合物から成る分散剤(
特開昭60−5052号)、或いはナフタリンスルホン
酸ホルマリン縮金物とポリカルボン酸塩との混合物から
成る分散剤(特開昭61−183157号)が提案され
ているが、流動性の経時変化が満足出来る程ではない。
〔問題点を解決するための手段〕
従って従来のものより流動性の経時変化の少ない高性能
分散剤の開発が望まれる現状にある。本発明者等は斯か
る実情に於いて、ナフタリンスルホン酸及びアルキルナ
フタリンスルホン酸と脱スルホンリグニンとのホルマリ
ン共縮合物と、重量平均分子量が2000〜20000
である低級オレフィンと無水マレイン酸との共重合体の
水溶性塩の混合物が従来のセメント添加剤よりも流動性
の経時変化の少ない高性能分散剤であることを見出し本
発明に到達した。
本発明は、ナフタリンスルホン酸及びアルキルナフタリ
ンスルホン酸と脱スルホンリグニンとのホルマリン共縮
合物(a)と1重量平均分子量が2000〜20000
である低級オレフィンと無水マレイン酸との共重合体の
水溶性塩(b)との比が95:5〜20 : 80であ
る混合物を有効成分として含有することを特徴とするセ
メント添加剤を提供するものである。
本発明における脱スルホンリグニンとは、リグニンスル
ホン酸塩をアルカリ性下での酸化処理などにより、フェ
ニルプロパン単位当たり0.05モル以上のスルホン基
及び0.10モル以上のカルボキシル基を含有するりゲ
ニンスルホン酸塩を指す。
また本発明に於けるナフタリンスルホン酸及びアルキル
ナフタリンスルホン酸と脱スルホンリグニンとのホルマ
リン共縮合物は、98:2〜60 : 40で共縮合し
たものが望ましい。
また、低級オレフィンと無水マレイン酸との共重合体を
構成する低級オレフィンとしては、エチレン、プロピレ
ンまたはイソブチレンなどの炭素数2〜4のオレフィン
が挙げられる。この中でも特にイソブチレンが望ましい
低級オレフィンと無水マレイン酸との共重合体中に於け
る低級オレフィンと無水マレイン酸との構成比は共重合
体の塩が水溶性溶解度比較となることが必要で無水マレ
イン酸1モルに対し低級オレフィンが1〜3モルとなる
様な割合が望ましい。
前記共重合体の重量平均分子量が小さ過ぎるとセメント
添加剤にしたときに減水効果が小さくなるし、空気量も
多くなる。また、重量平均分子量が大き過ぎても減水効
果が小さくなる。従って。
前記共重合体の重量平均分子量は2000〜20000
が望ましく、重量平均分子量が2000〜20000と
なる様に共重合させるだけでなく、限外ろ過処理法など
を用いて精製したものが更に望ましい。
低級オレフィンと無水マレイン酸との共重合体の水溶性
塩が多過ぎると硬化遅延を起こし、少な過ぎると減水効
果が小さくなるので、ナフタリンスルホン酸及びアルキ
ルナフタリンスルホン酸と脱スルホンリグニンとのホル
マリン共縮合物と、低級オレフィンと無水マレイン酸と
の共重合体の水溶性塩との混合比は95:5〜20 :
 80が望ましく、特に望ましいのは90 : 10〜
30 : 70である。
本発明のセメント添加剤としての高性能分散剤はAE減
水剤、高性能AE減水剤及び流動化剤として使用するこ
とが出来、また他の分散剤と併用しても有効である。
〔実施例〕
以下、本発明をコンクリート試験結果によって説明する
実施例1 リグニンスルホン酸塩をアルカリ性で空気酸化し、硫酸
で沈殿させ水洗い乾燥して、フェニルプロパン単位当た
り0.1モルのスルホン基及び0.1モルのカルボキシ
ル基を含有した脱スルホンリグニンを得た。
次ぎβ−ナフタリンスルホン酸100部(以下、総べて
重量部を指す)、98%硫酸35部、水20部の混合物
を80〜90℃に加熱し、37%ホルマリン62部を2
時間に汎って添加した。その後前記脱スルホンリグニン
20部、37%ホルマリン41部から成るスラリーを1
時間おきに4回に分けて添加し、95〜100℃で18
時間攪拌しながら反応を行なわせた。反応終了後、室温
に迄冷やし水酸化ナトリウム水溶液で中和し、0℃で硫
酸ナトリウムを晶析除去し、β−ナフタリンスルホン酸
と脱スルホンリグニンとのホルマリン共縮合物を得た。
このものとイソブチレンと無水マレイン酸共重合体(ク
ラレKK製、商品名イソパン、重量平均分子量1000
0)とを60 : 40に混合して得た添加剤を対セメ
ント0.5%(固形分換算)添加し第1表の配合でコン
クリートを製造した。
実施例2 イソブチレンと無水マレイン酸共重合体(クラレにに製
、商品名イソパン、重量平均分子量10000)とを限
外ろ過膜(東洋ろ紙KK製、商品名UP−20、分画分
子量zoooo)で処理し、その透過液を限外ろ過膜(
バイオエンジニアリングKK製、商品名GO5T、分画
分子量5000)で濃縮精製した。
この限外ろ過・処理品と実施例1で得たβ−ナフタリン
スルホン酸と脱スルホンリグニンとのホルマリン共縮合
物とを60 : 40に混合して得た添加剤を対セメン
ト0.5%(固形分換算)添加し第1表の配合でコンク
リートを製造した。
実施例3 実施例2と同じく、β−ナフタリンスルホン酸と脱スル
ホンリグニンとのホルマリン共縮合物とイソブチレンと
無水マレイン酸共重合体限外ろ過処理品とを66 : 
34に混合して得た添加剤を対セメント0.5%(固形
分換算)添加し第】1表の配合でコンクリートを製造し
た。
実施例4 実施例2と同じく、β−ナフタリンスルホン酸と脱スル
ホンリグニンとのホルマリン共縮合物とイソブチレンと
無水マレイン酸共重合体限外ろ過処理品とをso : 
soに混合して得た添加剤を対セメント0.5%(固形
分換算)添加し第1表の配合でコンクリートを製造した
実施例5 メチルナフタリンスルホン酸100部、98%硫酸39
部、水22部の混合物を80〜90℃に加熱し、37%
ホルマリン68部を2時間にわたって添加した。
その後脱スルホンリグニン22部、37%ホルマリン 
45部からなるスラリーを1時間おきに4回にわけて添
加し、95〜100℃で18時間攪はんしながら反応を
行わせた0反応終了後、室温まで冷やし水酸化ナトリウ
ム水溶液で中和し、0℃で硫酸ナトリウムを晶析除去し
、メチルナフタリンスルホン酸と脱スルホンリグニンと
のホルマリン共縮合物を得る。
これとイソブチレンと無水マレイン酸共重合体(クラレ
KKil、商品名イソパン、重量平均分子量10000
)とを60 : 40に混合して得た添加剤を対セメン
ト0.5%(固形分換算)添加し第1表の配合でコンク
リートを製造した。
比較例1 β−ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮金物(花王KK
製、商品名マイティ150)と限外ろ過膜(バイオエン
ジニアリングKK製、商品名GO5T、分画分子量50
00)で濃縮精製したりゲニンスルホン酸塩限外ろ過処
理品とを60 : 40に混合して得た添加剤を対セメ
ント0.5%(固形分換算)添加し第1表の配合でコン
クリートを製造した。
比較例2 β−ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮金物。
リグニンスルホン酸塩、イソブチレンと無水マレイン酸
共重合体を50 : 10 : 40に混合して得た添
加剤を対セメント0.5%(固形分換算)添加し第1表
の配合でコンクリートを製造した。
比較例3 実施例2と同じく、β−ナフタリンスルホン酸と脱スル
ホンリグニンとのホルマリン共縮合物とインブチレンと
無水マレイン酸共重合体限外ろ過処理品とを10 : 
90に混合して得た添加剤を対セメント0.4%(固形
分換算)添加し第1表の配合でコンクリートを製造した
比較例4 実施例2と同じく、β−ナフタリンスルホン酸と脱スル
ホンリグニンとのホルマリン共縮合物とイソブチレンと
無水マレイン酸共重合体限外ろ過処理品とを98:2に
混合して得た添加剤を対セメント0.6%(固形分換算
)添加し第1表の配合でコンクリートを製造した。
コンクリートの使用材料および配合は次ぎの通りである
使用材料 セメント(C):普通ポルトランドセメント細骨材 (
S):木更津産陸砂(比重2.59. FM2.40)
粗骨材 (G):山口産砕石(比重2.70. FM6
.75)水   (W):水道水 1001ミキサーにて3分間混練し、直後、 30.6
0゜90分後にスランプを測定した。コンクリートのス
ランプ、空気量、28日圧縮強度及び凝結時間の測定は
総べてJISに準拠して行なった。
測定結果は第2表の通りであるが、本発明品(実施例)
は従来の分散剤(比較例1)より流動性保持性の良いこ
とが判る。
比較例2はβ−ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮金物
とりゲニンスルホン酸塩とを混合したものに更にイソブ
チレンと無水マレイン酸との共重合体を混合したもので
あるが、これも実施例1に比ベスランプ安定性は悪く、
実施例の様にナフタリンスルホン酸とりゲニンスルホン
酸とは共縮合したものでなくてはならないこと示してい
る。
比較例3,4は、β−ナフタリンスルホン酸と脱スルホ
ンリグニンとのホルマリン共縮合物とイソブチレンと無
水マレイン酸共重合体限外ろ過処理品の2成分の構成比
が特許請求範囲外にあると凝結時間が長くなる、スラン
プ安定性が悪いなどの問題があることを示している。
以下余白 〔発明の効果〕 本発明品を用いることにより、凝結時間を大きく伸ばす
ことなく、従来のセメント添加剤より流動性の経時変化
の少ないセメント組成物を得ることが出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 必須成分として次ぎに示す(a)成分と(b)成分
    とを含有し、(a)成分と(b)成分との割合が95:
    5〜20:80である混合物を有効成分として含有して
    成るセメント添加剤。 (a)ナフタリンスルホン酸及び/またはアルキルナフ
    タリンスルホン酸と脱スル ホンリグニンとのホルマリン共縮合物 (b)重量平均分子量が2000〜20000である低
    級オレフィンと無水マレイン酸との 共重合体の水溶性塩。
JP6411787A 1987-03-20 1987-03-20 セメント添加剤 Granted JPS63233032A (ja)

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JPH0215497B2 JPH0215497B2 (ja) 1990-04-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5567236A (en) * 1992-12-29 1996-10-22 C F P I Composition containing materials improving the rheological properties of cement-based products

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5567236A (en) * 1992-12-29 1996-10-22 C F P I Composition containing materials improving the rheological properties of cement-based products

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JPH0215497B2 (ja) 1990-04-12

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