JPS63231752A - 追跡装置 - Google Patents

追跡装置

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JPS63231752A
JPS63231752A JP62066530A JP6653087A JPS63231752A JP S63231752 A JPS63231752 A JP S63231752A JP 62066530 A JP62066530 A JP 62066530A JP 6653087 A JP6653087 A JP 6653087A JP S63231752 A JPS63231752 A JP S63231752A
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signal
track
circuit
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tracking error
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Kenji Goshima
賢治 五嶋
Kazuto Umebayashi
梅林 和人
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転ヘッド式磁気記録再生装置の中で、記
録媒体である磁気テープ上に記録された信号トラックを
追跡する追跡装置に関するものである。
〔従来の技術〕
回転ヘッド式磁気記録再生装置の中には、入力するオー
ディオ信号を線変換し、ディジタル信号の形で磁気テー
プに記録し、再生時には磁気テープ上に記録されたディ
ジタル信号をD/A変換して、元のアナログオーディオ
信号に戻して出力する回転ヘッド式ディジタル・オーデ
ィオ・テープレコーダ(Rotary head ty
pe Digital Audi。
Tape −recorder 、以下R−DATとす
る)がある。
R−DATは第6図に示すように、直径が30龍の小径
のドラム(1)を使用し、互いにアジマス角の異なる2
ケの回転ヘッド(Aヘッド(+アジマスヘッド)(2a
)とBヘッド(−アジマスヘッド)(2b))を180
°対向させてドラム(1)に取り付け、磁気テープ(3
)をドラム(1)に90@巻き付けて、第7図に示すよ
うなトラックフォーマットの信号をガ−ドバンド無して
記録している。第7図のトラックフォーマットにおいて
、(4)はPCM化されたオーディオ信号を記録するP
CM領域、(5a)及び(5b)は再生時にトラッキン
グを行うための信号が記録されているATF領域、(6
a)及び(6b)は曲番や時間情報等の付加情報を記録
するサブコード領域であり、5ブロツクに分かれた構成
となっている。
再生時には、ATF領域(5a)及び(5b)に記録さ
れた信号より、信号トラックを追跡するための信号であ
るトラッキング誤差信号を生成し、そのトラッキング誤
差信号が零となるようにトラック追跡が行われる。AT
F領域(5a)及び(5b)の信号記録パターンを第8
図に示す。第8図において、(7)のf1信号は、パイ
ロット信号と呼ばれ、これよりトラッキング誤差信号を
生成する。(8)のf2信号及び(9)のf3信号は、
シンク信号と呼ばれ、トラッキング誤差信号を生成する
タイミング検出用の信号として使用される。f2信号(
8)はAトラック(+アジマストラック)に、f3信号
(9)はBトラック(−アジマストラック)に記録され
、かつ、その記録長を2トラツク毎に0.5ブロツク長
、1ブロツク長と変化させて記録させ、4トラツクで完
結する信号記録パターンとなっている。このため、トラ
ックの識別が容易となり、通常再生時、となりの隣接ト
ラックまでまたがったトラッキングを防ぐように考慮さ
れている。(1o)のf4信号は、パイロット信号、シ
ンク信号を消去するための消去信号である。
第8図に示したATF用信分信号記録パターントラッキ
ング誤差信号を生成する方法について、第9図と第10
図を使用して説明する。第9図はトラッキング誤差信号
を生成する回路の構成を示すブロック図であり、第10
図はBヘッド(−アジマスヘッド)(2b)が、第8図
に示したATF用信分信号記録パターン1トラックのA
TF1領域(5a”)をトラックずれ無しで走査する場
合の、第9図の各部の出力信号波形を示したものである
。R−DATでは、ヘッド幅は、通常トラック幅の15
倍のものを使用するので、ヘッドは隣接トラックにもか
かつて走査する。第9図において、ヘッド出力信号はヘ
ッドアンプ(11)で増幅され、ローパスフィルタ(1
2)へ入力される。ローパスフィルタ(12)で、f1
信号(パイロット信号)(7)が抽出され、さらにエン
ベロープ検波回路(13)へ入力され、エンベロープ検
波回路(13)から第10図の(18)で示すようなエ
ンベロープ信号が出力される。エンベロープ信号(18
)において、f+h2とflAlは、@接トラック、す
なわち逆アジマストラックの再生出力であるが、f1信
号(7)は周波数が低いので、ヘッドのアジマス効果の
影響をあまり受けずに再生される。ヘッドアンプ(]1
)の出力信号(27)は、シンク信号検出回路(14)
へも入力され、ここでシンク信号(f2信号(8)又は
f3信号(9))が検出されて、第10図の(19)で
示すような信号を出力する。シンク信号検出回路(14
)では、ヘッド切換信号(25)を入力し、その極性に
応じて例えば、”L″レベルとき、f2信号(8)の検
出を行い、′H″レベルのとき、f3信号(9)の検出
を行っている。シンク信号検出回路(14)の出力信号
(19)の立ち上がりエツジに同期してすンプリングパ
ルス発生回路(工5)から、サンプリングパルス1 (
SPI)(20)が出力され、次に、一定時間(τ時間
)経過後、サンプリングパルス2(SF3)(21)が
出力される。サンプリングパルス発生回路(15)は、
ヘッド切換信号(25)を入力し、内蔵する2分間回路
(図示せず)で分周し、その分周した信号の極性に応じ
て、シンク信号の記録長の判断を行っている。例えば分
周した信号がIll L11レベルの時には、0.5ブ
ロツク長のシンク信号部分を走査した場合、逆にH”レ
ベルの時には、1ブロツク長のシンク信号部分を走査し
た場合にのみ、5P2(21)を発生させるようにして
いる。このため、所定のトラック以外をヘッドが走査し
たときには、5P2(21)が出力されないので、トラ
ッキング誤差信号は生成されず、となりの隣接トラック
にまたがるトラッキングを起こさないようにしている。
エンベロープ検波回路(13)の出力エンベロープ信号
(18)は第1のサンプルホールド回路(16a)と差
動増幅器(17)の一方の入力端子へ入力される。第1
のサンプルホールド回路(1,6a )で、5PI(2
0)により、右隣接トラック(第10図ではA21−ラ
ック)のf11倍クロストーク成分子IA2がサンプル
ホールドされ、第10図の(22)で示す信号を出力す
る。第1のサンプルホールド回路(16a)の出力信号
(22)は、差動増幅器(17)の他方の入力端子へ入
力され、差動増幅器(17)の出力として、エンベロー
プ信号(18)との差信号(23)が出力される。5P
2(21)が発生する時点では、差動増幅器(17)の
差信号(23)は、右隣接トラックのf11倍クロスト
ーク成分子IA2と、左隣接トラック(第10図ではA
tトラック)のf11倍クロストーク成分子IAlの差
を出力しており、第2のサンプルホールド回路(16b
)で5P2(21)により、サンプルホールドされた信
号が、トラッキング誤差信号(T、E)(24’1とな
る。第10図の場合、トラックずれが無い時を示したも
のであり、トラックずれがある時は、隣接トラックから
のf11倍クロストーク成分のレベルが変化するので、
トラッキング誤差信号(24)の出力レベルは、トラッ
クずれの方向に応じて正側又は負側に変化する。第11
図にトラックすれと、左隣接トラックからのf11倍ク
ロストーク成分(26a)(L)、右隣接トラックから
のf11倍クロストーク成分(26b)(R)のレベル
変化、及びトラッキング誤差信号(24)(R−L)の
出力変化の関係を示す。図中、180 degが1トラ
ック幅に相当する。トラックの追跡は、トラッキング誤
差信号(24)が常に零となるように行われる。また、
第12図に通常再生時のヘッド切換信号(25)とヘッ
ドアンプ再生信号(27)の波形を示す。R−DATは
、第6図に示したように、テープ(3)力;ドラム(1
)に90°シか巻付けられてなく、180°対向で取り
付けられた2ケの回転ヘッド(Aヘッド(2a)、Bヘ
ッド(2b)’)で記録再生するので、ヘッドアンプ再
生信号(27)は間欠的な信号となる。当然ながら、記
録信号も同様に間欠的になる。したがって、記録過程で
サンプルされたディジタルデータを時間軸方向に圧縮し
て記録し、再生過程で、時間軸方向に伸張して元に戻す
という操作を行っている。
さて、今まではR−DATの通常再生時におけるトラッ
キング誤差信号の生成方法について説明したが、特殊機
能の一つであるアフターレコーディング(After 
Recording、以下、アフレコとする)時のトラ
ッキング誤差信号の生成方法について説明する。R−D
ATは、第7図に示したトラックフォーマットで記録さ
れているので、ATF)ラッキングを行いながら、PC
M領域(4)やサブコート領域(6a)、(6b)の部
分的書き換え、すなわちアフレコが、容易に行えるシス
テムとなっている。通常再生時におけるトラッキング誤
差信号の生成を行いながら、PCM領域(4)をアフレ
コすると、前述したように、R−DATでは、通常、ト
ラック幅より1.5倍広い幅のヘッドを使用するので、
第13図に示すように、アフレコされた部分(PCM領
域(4))と、アフレコされない部分(ATF領域(5
a)(5b)、サブコード領域(6a)(6b)とで、
原理的にヘッドが隣接トラックにかかる分(通常は1/
4トラック幅相当分)、トラックの直線性が損なわれて
しまう。これを回避するために、第14図に示すように
、アフレコ時において、予じめ1/4トラック幅相当オ
フトラックさせてトラッキングを行うようKすればよい
。オフトラックをさせる方法として、第11図に示した
トラッキング誤差信号(24)(R−L)に、1/4ト
ラック幅相当に対応するオフセット直圧を印加させるも
のがあるが、実際には、ヘッドやテープ等電磁変換系の
バラツキがあるので、オフセット電圧を一慧に決定する
のは困難である。また、アフレコ時において、トラッキ
ング誤差信号を生成する方法を変更し、自動的にオフト
ラックさせる方法が特開昭61−72484号公報に示
されている。この方法によると、第8回に示すATF用
信号記録パターンにおいて、Aトラック(+アジマスト
ラック)のA、TF1領域(5a)とBトラック(−ア
ジマストラック)のATF2領域(5b)では、通常再
生時と同様に、左右の隣接トラックからのf11倍クロ
ストーク成分の差信号からトラッキング誤差信号(24
)な生成し、Aトラック(+アジマストラック)のAT
F2領域(5b)とBトラック(−アジマストラツク)
のATF1領域(5a)では、右隣接トラックからのf
1信号クロストーク成分と、自トラツクのf1信号成分
の差信号をとって、トラッキング誤差信号を生成してい
る。右瞬接トラックがらのf1信号クロストーク成分(
26b)(R)と、自トラツクのf1信号成分(28)
(H)の差をとって得られたトラッキング誤差信号(2
4a)(R−H)のトラックずれに対する出力変化を示
すと、第15図のようになり、トラックずれが約90 
deg (ここで、180 degが1トラック幅に相
当する)のとき、トラッキング誤差信号(24a)(R
−H)の出力レベルは零となる。第16 (at図の(
24b)に示すように、Aトラック(+アジマストラッ
ク)のATF2領域(5b)がら自トラツク(−アジマ
ストラック)のATF2領域(5b)の間は、90 d
egオフトラックさせる方向に制御が働き、次の自トラ
ツク(−アジマストラック)のATF2領域(5b)か
らAトラック(+アジマストラック)のATF2領域(
5b)の間は、トラックずれをなくす方向に制御が働く
ので、平均的に約45 deg 、すなわち1/4トラ
ック幅相轟のトラックずれを起こしながら、トラッキン
グを行なわせている。
〔発明が解決しようとする問題点1 以上のような従来の、例えば特開昭61−72484号
公報に示されているような方法によると、第16(1)
)図(27a)に示すように、例えば、Bヘッド(−ア
ジマスヘッド)(2b)の目詰り等によりBヘッドから
の信号がなく、片方のチャンネルのATF用信号((1
8a)に示す)が欠落すると、アフレコ時におけるトラ
ッキング誤差信号は、(24c)に示すような形となり
、平均的に約45 deg )ラックずれを起こすよう
な制御が実現できなくなるという問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、ヘッドの目1吉り等により、片方のチャン
ネルのATF用信号が欠落しても、所定量のオフトラッ
クを自動的に行なわせることのできる追跡装置を得るこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に侮る追跡装置は、アフレコ時におけるトラッ
キング誤差信号を生成する際、PCM領域(4)の前後
のATF領域(5a)(5b)を使用せずに、自トラツ
クのf1信号成分を抽出できるATF領域、すなわち、
Aトラック(+アジマストラック)ではATF2領域(
5b)、自トラツク(−アジマストラック)ではATF
I領域(5a)を使用し、これらのATF領域を走査す
る時に、左右の隣接トラックからのf1信号クロストー
ク成分と、自トラツクのf1信号成分とから、所定量の
オフトラックを行なわせるトラッキング誤差信号を生成
するようKしたものである。
〔作 用〕
この発明に係る追跡装置は、アフレコ時におけるトラッ
キング誤差信号を生成する際には、AトラックではAT
F2領域、自トラツクではATF1領域を使用し、これ
らのATF領域の走査時に、左右の隣接トラックからの
f1信号クロストーク成分と、自トラツクのf1信号成
分とから、所定量のオフトラックを行なわせるトラッキ
ング誤差信号を生成するようにしたので、いずれか一方
のATF領域のみでトラッキング誤差信号が生成される
ので、片方のチャンネルのATF用信号が欠落しても、
所定量オフトラックさせたトラッキングが実現できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図を使用して説明する。第
1図は、この発明による追跡装置のトラッキング誤差信
号生成回路の構成を示すブロック図であり、第2図は、
Bヘッド(−アジマスヘッド”l (2b)が、第8図
に示したATF用信分信号記録パターン+ )ラックの
ATFI領域(5a)を走査する場合の第1図の各部の
信号波形を示したものである。第1図に示す一実施例は
、第9図に示した通常再生時におけるトラッキング誤差
信号生成回路に、新たに、第3のサンプルホールド回路
(16C)、加算増幅器(29)、通常再生時とアフレ
コ時のトラッキング誤差信号の出力を切換えるためのア
ナログスイッチ回路(30)が付加され、それらを制御
する信号として、アフレコと通常再生を切り換えるアフ
レコ/通常再生切換信号(32)、第3のサンプルホー
ルド回路(16c)を作動させる第3のサンプリングパ
ルス3(SF3)(31)、Aトラック(+アジマスト
ラック)のATF2領域(5b)とBトラック(−アジ
マストラック)のATFI領域(5a)を指定するゲー
ト信号(33)が付加されている。通常再生時には、ア
フレコ/通常再生切換信号(32)が例えば“L”レベ
ルとなって、アナログスイッチ回路(30)が上側の接
点(L)と接続され、第2のサンプルホールド回路(1
6b)の出力信号(24)が、トラッキング誤差信号と
して出力される。アフレコ時には、アフレコ/通常再生
切換信号(32)がH”レベルとなり、アナログスイッ
チ回路(30)の下側の接点(H)と接続され、第3の
サンプルホールド回路(16C)の出力信号(24d)
が、トラッキング誤差信号として出力される。また、サ
ンプリングパルス発生回路(15)ではアフレコ/通常
再生切換信号(32)により、アフレコモードが指定さ
れると、Aトラック(+アジマストラック)のATF2
領域(5b)とBトラック(−アジマストラック)のA
TFI領域(5a)を指定するゲート信号(33)が、
アクティブの時にのみ(”H”レベルの時、所定領域を
指定しアクティブと考える)、3ケの連続したサンプリ
ングパルス(SPI) (SF3)(SF3)を発生す
る。
第2図に示すように、シンク信号検出回路(14)でシ
ンク信号(f3信号(9))が検出されると、その出力
信号(19)の立ち上がりエツジに同期して、サンプリ
ングパルス発生回路(15)より、第一のサンプリング
パルス1(SPI’)(20)が出力され、第1のサン
プルホールド回路(16a)で、右隣接トラック(第2
図では、A2トラック)からのf1信号クロストーク成
分子 IA2がサンプルホールドされる。次に、前述し
たようにシンク信号の記録長が、所望のトラックのもの
であるか判断され、合致すると、5PI(20)が出力
されてから、一定時間(1時間)経過後、サンプリング
パルス発生回路(15)より、第2のサンプリングパル
ス2 (SF3)(21)が出力され、第2のサンプル
ホールド回路(16b)で差動増幅器(17)の出力信
号(23)をサンプルホールドする。5P2(21)が
出力する時(1’b  ) 点では、右隣接トラックからのf1信号クロストーク成
分子 IA2と、左隣接トラック(第2図では、AI自
トラツクからのf1信号クロストーク成分子+AIの差
が差動増幅器(17)の出力信号(23)となって現れ
ているから、両隣接トラックからのf1信号クロストー
ク成分の差が、第2のサンプルホールド回路(16b)
に、ホールドされる。さらに、5P2(21)が出力さ
れてから、一定時間(1時間)経過後、サンプリングパ
ルス発生回路(15)より、第3のサンプリングパルス
3(SF3)(31)が出力され、第3のサンプルホー
ルド回路(16c)で、加算増幅器(29)の出力信号
(34)がサンプルホールドされる。5P3(31)が
出力する時点において、第2のサンプルホールド回路(
16b)は、両隣接トラックからのf1信号クロストー
ク成分の差を出力しており、差動増幅器(17)からは
、右隣接トラックからのf1信号クロストーク成分子 
IA2と、自トラツクのf1信号成分子un の差が出
力されていて、それらを加算した信号が第3のサンプル
ホールド回路(16C)にホールドされることになる。
この第3のサンプルホールド回路(16c)の出力信号
(24d)が、アフレコ時におけるトラッキング誤差信
号となって、アナログスイッチ回路(30)から出力さ
れる。
以上、説明した演算動作を第3図に図示して説明するL
第3図はトラックずれに対する谷部の信号変化を表わし
たものであり、(26b)は右隣接トラックからのf1
信号クロストークのレベル変化、(26a)は左隣接ト
ラックからのf1信号クロストークのレベル変化、(2
8)は自トラツクのf1信号レベル変化を示している。
ここで新たに、(26b)を(R)、(26a)を(L
)、(28)を(H’)と表記し直すと、5P2(21
)が出力される時点では第2のサンプルホールド回路(
16b)には(R−T、)にあたる信号(24)がホー
ルドされ、5P3(31)が出力される時点において、
差動増幅器(17)の出力として、(R−H)にあたる
信号(24a)が出力されており、(R−L )と(R
−H)を加算した信号(34Lすなわち(24d)が第
3のサンプルホールド回路(16c)にホールドされる
。演算結果であるC(R−L)+(R−H)1の信号(
24d)のトラックずれに対する変化を見ると、約45
 deg +すなわち1/4トラック幅相当のオフトラ
ックしたところで苓となるので、この信号によりアフレ
コ時におけるトラッキングを所定音オフトラックさせて
実現できる。従って第4(m1図に示すように、Aトラ
ック(+アジマストラック)再生時ではATF2領域(
5b)で、Bトラック(−アジマストラック)再生時に
はATFI領域(5a)で所定量のオフトラックを行え
るトラッキング誤差信号を生成しており、第4(b)図
に示すように、例えばBヘッドの目詰り等により片方の
チャンネルのATF用信号が欠落しても、所定量のオフ
トラックをさせて、トラッキングを行うことができる。
第3図において、通常再生時におけるトラッキング誤差
信号(24a )(R−L)と、アフレコ時におけるト
ラッキング誤差信号(24d)C(R−L)+(R−H
)]を比較すると、トラックずれに対する出力レベルの
傾き、すなわち感度が異なっているので、サーボ系を構
成する場合、ループゲインが異なってしまう。
これを防ぐためには、例えば加算増幅器(29)の利得
を任意に設定し直せばよく、例えば、この利得を172
にした場合、第5図の(24e)r’((R−L)+(
R−H))’]に示すように、トラックずれ対出力レベ
ルの感度は、通常再生時とほぼ同じにすることができる
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によればアフレコ時におけるトラ
ッキング誤差信号を生成する際には、PCM領域の前後
のATF領域を使用せずに自トラツクのf1信号成分を
抽出できるATF領域を走査して、左右の隣接トラック
からのf1信号クロストーク成分と、自トラツクのf1
信号成分から、所定量のオフトラックを行なわせるトラ
ッキング誤差信号を生成するようにしたので、1つのA
TF領域のみでトラッキング誤差信号が生成でき、従っ
て片方のチャンネルのATF用信号が欠落しても、所定
量のオフトラックを行うことができる追跡装置が得られ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による追跡装置のトラッキング誤差信
号生成回路の構成を示すブロック図、第2図は第1図に
示す回路の各部の出力信号波形図、第3図はこの発明に
おけるトラックずれに対する両隣接トラックからのf1
信号クロストークレベルおよびトラッキング誤差信号出
力の変化を示す線図、第4(a)図および第4(b)図
はこの発明におけるATF用信号とトラッキング誤差信
号との関係を示す図、第5図はこの発明における加算増
幅器の利得を任意に設定し直した場合の、トラックずれ
に対するトラッキング誤差信号出力の変化を示す線図、
第6図は回転ヘッド式ディジタル・オーディオ・テープ
レコーダの回転ヘッドと磁気テープとの関係を示す側面
図、第7図は回転ヘッド式ディジタルΦオーディオ・テ
ープレコーダのトラックフォーマット図、第8図はAT
F用信分信号記録パターンす図、第9図は従来の追跡装
置のトラッキング誤差信号生成回路の構成を示すブロッ
ク図、第10図は第9図に示す回路の各部の出力信号波
形図、第11図は従来のトラックずれに対する両隣接ト
ラックからのfl信号クロストークレベルおよびトラッ
キング誤差信号出力の変化を示す線図、第12図は通常
再生時のヘッド切換信号とヘッドアンプ再生信号の関係
を示す波形図、第13図は磁気テープ上のヘッドの走査
動作を示す図、第14図はオフトラックした場合の磁気
テープ上のヘッドの走査動作を示す図、第15図はオフ
トラックした場合のトラックずれに対する両隣接トラッ
クからのf1信号クロストークレベルおよびトラッキン
グ誤差信号出力の変化を示す線図、第16(−図および
第16 fb1図は従来のATF用信号とトラッキング
誤差信号との関係との関係を示す図である。 図において、(1)はドラム、(2a)はAヘッド、(
2b)はBヘッド、(3)は磁気テープ、(4)はPC
M領域、(5a)はATFI領域、(5b)はATF2
領域、(6a)と(6b)はサブコード領域、(11)
はヘッドアンプ、(12)はローパスフィルタ、(13
)はエンベロープ検波回路、(14)はシンク信号検出
回路、(15)はサンプリングパルス発生回路、(16
a)は第1のサンプルホールド回路、(16b)は第2
のサンプルホールド回路、(16c)は第3のサンプル
ホールド回路、(17)は差動増幅器、(18)はエン
ベロープ信号、(20)はサンプリングパルス1(SP
I)、(21)はサンプリングパルス2(SF3)、(
24)〜(24d)はサンプリング誤差信号、(25)
はヘッド切換信号、(29)は加算増幅器、(30)は
アナログスイッチ回路、(31)はサンプリングパルス
3(SF3)、(32)はアフレコ/通常再生切換信号
、(33)はゲート信号である。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 お2図 +               1 17+ロ八 −6+l JL  111晴   −W殆
3図 兜50 %7図 晃10図 時間□ %11図 児12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 情報信号の記録領域の前後に独立に設けられたトラッキ
    ング用信号記録領域に記録されたパイロット信号より、
    トラッキング誤差信号を生成する追跡装置であつて、通
    常再生時に、前記情報信号の前後のトラッキング用信号
    記録領域において、両隣接トラックからのパイロット信
    号の検出出力に基づいてトラッキング誤差信号を生成す
    る手段と、特殊記録再生時に、一方のトラッキング用信
    号記録領域において、両隣接トラックからのパイロット
    信号の検出出力及び走査中のトラックのパイロット信号
    の検出出力に基づいてトラッキング誤差信号を生成する
    手段と、通常再生時と特殊記録再生時で前記2つの手段
    を切り換える手段とを備えたことを特徴とする追跡装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01100759A (ja) * 1987-10-14 1989-04-19 Hitachi Ltd 誤差信号検出回路
JPH0338607A (ja) * 1989-07-05 1991-02-19 Asahi Optical Co Ltd オートフォーカスカメラ

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JPH0338607A (ja) * 1989-07-05 1991-02-19 Asahi Optical Co Ltd オートフォーカスカメラ

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