JPS63231589A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通貨の預入・払出しを行う自動取引装置に係り
、特に薄形で設置面積が少くて済む装置に好適な構造に
関するものである。

〔従来の技術〕

従来のこの種取引装置は１例えば特開昭５２−１０６７
９９号公報、特開昭５７−１２３４７１号公報に示され
るように取引操作する顧客からみて奥行方向に延びるよ
うに金庫等の紙幣収納箱が配列され、この配列に沿って
奥行方向に搬送ベルトが延びている。これは顧客と装置
との間の紙幣のやりとり時に、顧客が受は取り、受は渡
ししひいように紙幣の姿勢、即ち、顧客側へ向って紙幣
が移動するように方向が設定されているものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

現金を取扱うこの種自動取引装置において、装置の奥行
寸法は、計数部・金庫を備えた紙幣取扱機構の奥行寸法
で決まる。

ここで、上記紙幣取扱機構の寸法が、横幅が紙幣寸法＋
αで済むのに対し１紙幣搬送方向の寸法は。

紙幣を分離しベルト搬送し種類別に計数しスタックする
等の紙幣の取扱いのための機構が必要であるから、横幅
に比べ複数倍大きくなる。

しかるして、上記従来技術においては、上記紙幣搬送方
向の寸法が装置の奥行寸法になるため装置の奥行寸法が
大きくなって設置スペースふ片寄った方向（前後方向）
に大きくなる問題点があった。

また装置の利用者側である前面や、その反対面である後
面に扉を設け、係員による現金カセットの出し入れや保
守員による装置の保守を行う場合。

紙幣取扱機構下部にレールを設けるなどして、装置から
」：記紙幣取扱機構を引出す操作が必要であり、このた
めのスペースが必要となって、装置の前後方向のスペー
スがさらに長くなる。またこのスペースが少い場合は保
守における操作性が悪く、操作時間が長６くなる恐れが
ある。

本考案の目的は、設置スペース小さく、保守の容易な装
置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は利用者との間で紙幣の受渡を装置の前後方向
に行う入出金口と１紙幣を計数する計数機と１紙幣を収
納する複数個の収納部と９紙幣を搬送する搬送路と、ｆ
：記各部の動作をコントロールする制御部を有し、上記
搬送路をその搬送右同が装置の幅方向となるように配置
することにより達成される。

〔作用〕

紙幣を短手方向に送る場合は装置奥行寸法は、紙幣取扱
機構の奥行寸法つまり紙幣の長手寸法子αによって決ま
るため、大幅に小さくできる。

また、奥行寸法が小さいと装置の利用者側である前面ま
たは、その反対面である後面に扉を設け。

開けると、ただちに、紙幣の搬送路側面に手が届くため
、迅速に保守することが可能である。さらに現金カセッ
ト（収納部）を搬送路側面と同一面から出し入れする構
造とすることにより、現金カセットの出し入れも迅速に
行うことができる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明す
る。

第１図に本発明を用いて構成された現金自動取引装置１
２の構成を示す５利用考は矢印１１側に矢印方向に向い
て位置し、操作パネル１７を操作する。操作パネルには
図示しないテンキー、取引キー、表示部等の取引のため
の操作キーが配置されている。

操作パネルと同一面には利用者が紙幣を挿入あるいは受
取るための入出金口５を有する。入出金口５の下には入
出金箱３が配置され、この箱３は箱４の位置まで移動で
きるように軸６を中心に可動的に取付られる。利用者は
１人出金口５と方の蓋５ａの開閉に合せ、紙幣の出し入
れを行う。本構成例の紙幣取扱機構９は、その計数部１
のベルトによる紙幣搬送方向は、矢印２方向であるため
。

利用者に対し平行、すなわち装置の幅方向（左右方向）
である、また、入出金口５は、計数時には。

軸６を中心に９０゛矢印７方向に回転し入出金箱（変換
部）が３で示す位置から４の位置（実線で示す）に移動
する６紙幣１３は、ハンド（変換部）８により上記位置
の入出金箱４・計数部１・現金カセット１０（収納部）
間を受渡される。

上記ハンド８は第２図に示すように入出金箱４と計数部
１の間に介在して配置され、そのベース８ａに載った状
態でガイド控８ｂに沿つで上下方向に移動できると共に
、軸８Ｃを中心に矢印入方向に回転できる。さらにハン
ド８はへ一ス８ａ上には矢印Ｂ方向に摺動可能に取付け
られており。

所定位置で入出金箱４、計数部１の各スタッカ１５・１
６と分離ホッパ１４および現金カセット１０内に出入で
きる。

計数部」は上記分離ホッパ１４にハンド８によって受渡
された複数枚の紙幣１３を分離ローラ２１によって１枚
づつ分離して搬送し、紙幣の枚数を計数したり鑑別する
計数機２２を通過させた後、ベルト搬送路１ａを通して
計数機の動作結果に応じて一時的に紙幣を保持するスタ
ッカＬ５・１６に適宜搬送される。そしてこのスタッカ
の紙幣はハンド８によって取出されて、計数機の動作結
果に応じて入出金箱４および現金カセット１０に受渡さ
れる。

入出金箱４は第２図の状態で図示しない握持機構によっ
て紙幣を把んだ状態で矢印Ｃ方向（縦方向）に回転可能
であり５紙幣１３が水平状態（実線で示される）でハン
ド８と受渡しがなされる。

次に、１金種の場合の預入と支払動作例を説明する。預
入れ時、第１図、蓋５ａが開き、゛利用者は１紙幣を入
出金口５に入れる。蓋５ａが閉じた後、入出金箱３は、
軸６を中心に９０”回転し入出金′１Ｍ４の位置（第１
図で実線で示す）に移動する。次に第２図に示すように
１紙幣１３は、入出金箱４内矢印方向に９０°回転し向
きを変える２その後ハンド８により紙幣１３は、計数部
１の分離ホッパト偽に渡され１分離されて計数機２２に
よって計数後スタッカ１６に一時スタックされ、計数結
果が正しいと判断されたとき再びハンド８により、つか
まれて現金カセット１０に収納される。　支払い時、ハ
ンド８は、現金カセット１０より紙幣１３を取出し分離
ホッパ１４に渡す６分離して計数機２２によって計数後
所定の枚数だけ計数された紙幣はスタッカ１５にスタッ
クされ、再びハント８によりつかまれ、次いで入出金箱
４に渡される。入出金箱４にて紙幣１３の向きを９０°
回転させた後（紙幣を縦方向にした後１人出金Ｎ４は、
第１図入出金箱３の位置まで移動する。

その後ｉ５ａを開けることにより利用者は紙幣を受取る
ことができる。所定枚計数された残りの紙幣は分離ホッ
パ１４からハンド８によってカセット１０に戻される。

ここでハンド８と入出金箱３・４はベルト搬送路１ａと
入出金口５の間で紙幣の姿勢を変える機能を果す、なお
、ハンド８の動きだけによって直接入出金口５に紙幣を
差出すこともできる。

本実施例によれば、計数部１はベルト搬送路が装置の幅
方向に延びているので装置の前後方向の厚さが異なる７ また、上記実施例は、ハンド８によって紙幣を運ぶ場合
について述べたが、ハンド８の部分を搬送ベルトで構成
しても良い。

上記実施例は、紙幣のベルト搬送路による搬送姿勢（紙
幣の長手方向、短手方向）については、何も特定されて
ない。

次に１紙幣の寸法の長い方の方向である長手方向に紙幣
を分離搬送する方式による実施例の紙幣取扱機構９の構
成例を第３図により説明する０紙幣の搬送方向を示す矢
印１９は、利用者に対して平行すなわち装置の幅方向で
ある。

紙幣取扱機構９の計数部１は１人出金口２４の下に人出
金相兼用のスタッカ１８を配置する。

上記構成で１金種の場合の預入と支払動作例を説明する
。

預入れ時、蓋２３が開き利用者は、入出金口２４から入
れ”Ｃスタッカ１８に紙幣１３を載せる。

紙幣１３は、ハンド８によってつかまれて分離ホッパ１
４に渡される１次いで、１枚づつ分離計数されてスタッ
カ２０にスタックされ、再びハンド８によりつかまれて
運搬され、次いで現金カセット１０に収納される。

支払い時、現金カセット１０内の紙幣は、ハンド８によ
り取出されて分離ホッパ１４に渡され。

上記と同様に分離計数されて１人出金口兼用のスタッカ
１８にスタックされる。、蓋２３が開くことにより利用
者は９入出金口２４を通じて１紙幣１３を受取る。

ここで、スタッカ１８は、２ｆＬ種預入れ時などは、一
時保持のためにスタッカが余分に必要となるので通常の
一時保持のためのスタッカとして利用することができる
。上記実施例では、入出金口２４とベルト搬送路１ａの
間で紙幣の姿勢を変える機能はハンド８とスタッカ１８
が果す。

本実施例によれば１紙幣の長手方向へのベルトの搬送に
より１紙幣取扱機構の搬送に必要な幅がさらに小さくで
きるので、装置の奥行寸法前後方向の寸法をさらに小さ
くすることができる。また、入出金相兼用のスタッカに
より機構がコンパクトにでき２紙幣取払いに必要な処理
時間も短縮できる。

また、上記実施例も先の実施例と同様にハンド８を用い
ているが、ハンド８の部分を搬送ベルトｍｐ成しても良
い。ざらにスタッカ８を介すことなハンド８で直接に入
出金口２４に差出すことも０丁能である。

〔発明の効襞〕

本発明によれば、装置奥行寸法の薄形化が可能であり、
装置の設置面積が／ＪＸさくてすむので装置の設置条件
を緩和できる。

さらに保守が容易になり、保守時間が削減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明実施例の現金自動取引装置の構成を示
す斜視図、第２図は、同じくその紙幣側面図、第３図は
、長手搬送方式の紙幣地扱機構の構成例を示しくａ）は
平面図、（ｂ）は側面図である。 １・・計数部、１ａ・・・搬送路、２・・・矢印（紙幣
搬送方向）、３・２４・・・入出金、３・４・８・】８
・・・姿勢変換部、ＩＱ・・・取納部、２２・・・計数
機。 第　　２　　図 ７−　針＆部 ４−−一　人出庵＊１７Ｃ７ｆ欺婢１１ノ１４−・−分
難ホッハ。 ７．５−〜−〜　又クツ力 メーーー−スタッカ 第　３　　凹 （ｄ） １３−一一粗筆

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、利用者との間で紙幣の受渡しを行う入出金口と、紙
   幣を計数する計数機と、紙幣を収納する複数個の収納部
   と、紙幣を搬送する搬送路と、上記各部の動作をコント
   ロールする制御部を有する自動取引装置において、上記
   搬送路をその搬送方向が装置の幅方向となるように配置
   してなる自動取引装置。 ２、上記入出金口は利用者との間で紙幣の受渡しを装置
   の前後方向に行えるように構成されると共に上記搬送路
   はベルト搬送路であり、上記入出口と上記搬送路の間に
   紙幣の姿勢を変える姿勢変換部を設けてなる特許請求の
   範囲第１項記載の自動取引装置。 ３、上記搬送路は紙幣をその長手方向に搬送するように
   構成されてなる特許請求の範囲第１項または第２項記載
   の自動取引装置。