JPS62114092A

JPS62114092A - 貨幣処理装置

Info

Publication number: JPS62114092A
Application number: JP60255286A
Authority: JP
Inventors: 渡辺　嘉宏
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-11-14
Filing date: 1985-11-14
Publication date: 1987-05-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はたとえば、キャッシュカードを用いて現金を自
動的に入出金する銀行での自動預出金機（以下ＡＴＶと
記す）に関する。

〔従来の技術〕

単純な紙幣の入出金装置から振込みなどの複雑な機能を
実現するため、最近のＡＴＭには硬貨の自動取り扱いを
可能にした多機能のＡＴＶが出現している。

この種のＡＴＶはその本体の前面部に硬貨の投入口と紙
幣の投入口とをそれぞれ別個に備え、これら投入口から
硬貨および紙幣を個別に投入させるようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来においては、上記紙幣の投入口に硬
貨を誤投入することが多々ある。これは、一般的に硬貨
の投入口が小さい上に狭く、紙幣を投入するにはあまり
に不自然であるのに対し、紙幣の投入口は一括混合して
紙幣を投入させたり、あるいは最近のように、循環式に
なって紙幣の受取口も兼用するようになると、容易に手
で握って取出し易くするために、かなり大きく開口させ
るためである。

このように、硬貨が誤投入されると、硬貨は堅く、厚く
、曲がらないため、紙幣の搬送手段を構成するベルトや
ローラあるいは紙幣の厚み検知機などの内部部品を傷付
は重大な障害となっていた。

本発明は」１記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、紙幣の搬送手段や内部部品に損傷を
与えることなく確実に貨幣処理できるようにした貨幣処
理装置を提供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するため、紙幣および硬貨を投
入させる単一の投入口と、この投入口に投入された紙幣
を紙幣搬送手段、硬貨を硬貨搬送手段にそれぞれ送り込
む送込手段を備えたものである。

〔作用〕

投入口に投入された硬貨を送込手段により硬貨搬送手段
に送り込むことにより、紙幣搬送手段に硬貨を送り込む
ことのないようにしたものである。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す一実施例を参照して説明する
。第１図は貨幣処理装置を示すもので、図中１は装置本
体である。この装置本体１の前面部には紙幣および硬貨
を投入さぜる単一の投入口２が設けられている。また、
前記装置本体１の内部には伝票、カード、通帳等を挿入
させるユニット３が設けられ、このユニット３の下方部
には紙幣の入出金ユニット４が設けられている。さらに
、上記装置本体１内には上記紙幣の入出金ユニット４と
並列に硬貨循環ユニット５が設けられ、この硬貨循環ユ
ニット５の前部側にはＣＲＴディスプレー６が設けられ
ている。また、」二足硬貨循環ユニット５およびＣＲＴ
ディスプレー６の下部側には電源制御部７および内部操
作盤８が設けられている。

」二足紙幣人出金ユニット５は第２図に示すように構成
されている。すなわち、９は上記投入口２を開閉するシ
ャッターで、このシャッター９の下方部には投入ホッパ
ー１０が設けられている。この投入ホッパー１０の内部
には投入された紙幣Ｐ・・・を支持する支持プレート１
１が設けられているとともに内底部を開閉する底板１２
が設けられている。さらに、」１記支持プレート１１と
離間対向してバックアップ１３がその中央部を中心とし
て回動自在に設けられている。上記投入ホッパー１０内
に投入された紙幣Ｐ・・・は上記バックアップ１３の回
動によりその」二手部側が押圧され送込手段としての取
込みローラ１４に接触されるようになっている。そして
、この取込みローラ１４の回転により紙幣Ｐ・・・は一
枚ずつ取出され、紙幣Ｐの搬送手段１５に送り込まれる
ようになっている。

上記搬送手段１５は複数個のローラ１６・・・とこれら
ローラ１６・・・掛は渡されたベルト１７とにより構成
されている。また、前記紙幣Ｐの取込み時における搬送
方向に沿って順次、鑑査部１８、万円庫１９、千円庫２
０が配設されている。前記号円庫１９および千円庫２０
にはリフト２１かそれぞれ設けられ、収納された１万円
および千円は前記リフト２０より」１昇されて取出しロ
ーラ２２に接触され該取出しローラ２２，２２の回転に
より一枚ずつ取出されるようになっている。また、２３
はリジェクト券を収納するりジエツクト庫で、２４は投
入ホッパー１０に放置された紙幣Ｐを回収する回収庫で
ある。また、２５は装填、精査用の収納庫で、２６は紙
幣Ｐの表裏反転用の一時集積部である。

しかして、紙幣Ｐ・・・の入金時にはシャッター９が開
放され、投入ホッパー１０内に紙幣Ｐ・・・が投入され
る。この投入された紙幣Ｐ・・・はバックアップ１３に
よりその」二手部側が押圧されて取出しローラ１４に接
触され、取出しローラ１４の回転により、一枚ずつ上方
に取り出されたのち搬送ペルト１７により実線矢印で示
すように鑑査部１８へ送られる。この鑑査部１８で紙幣
Ｐはその金種が判別され、しかるのち、１万円は第１お
よび第２のゲートａ、ｂを介して万円庫１９へ、千円は
第１および第３のゲートａ、ｃを介して千円庫２０にそ
れぞれ分類収納される。

また、出金時には万円庫１９および千円庫２０からリフ
ト２１．２１の動作により千円、１万円がそれぞれ上昇
されて取出しローラ２２，２２に接触され取出しローラ
２２，２２の回転により一枚ずつ取出される。この取出
された紙幣Ｐは第１および第３のゲー）ａ、ｃを介して
破線矢印で示すように鑑査部１８に送られ、ここで、そ
の金種などが判別されたのち第４のゲートｄを介して表
裏反転用の一字集積部２６に送られここで一時集積され
たのち、搬出ベルト２７を介して投入ホッパー１０に放
出される。この放出された紙幣Ｐ・・・はシャッター９
の開放により、顧客によって取出される。

一方、上記硬貨循環ユニット５は第３図に示すように構
成されている。すなわち、３１は後述する入金シュート
５１から放出される硬貨Ｋを受けてこれを上方へ搬送す
る硬貨搬送手段としての硬貨エレベータベルトである。

また、前記硬貨エレベータベルト３１の上端部の下方部
には受はベルト３２か設けられ、さらに、この受はベル
ト３２の下方部には傾斜状態で硬貨セレクタ３３が設け
られている。前記硬貨セレクタ３３にはその下流（ｔｉ
ｌｌ　ｌこ向かって順次１円、５０円、５円、１００円
、１０円の外形寸法に対応した透孔（図示しない）が穿
設され、この透孔から対応する硬貨Ｋが順次落下放出さ
れるようになっている。また、上記硬貨セレクタ３３の
下方部にはダクト４０・・・を介して１４庫４１．５０
円４べ２．５４庫４３．１００円庫４Ａ、１０円４ｉ５
が連設されている。前記１円座４１乃至１０円４イ５内
にはそれぞれ硬貨にの収納量の検知手段４７が設けられ
ているとともに、硬貨取出し機構４８が設けられている
。

また、前記１円座４１乃至１０円４イ５の底面部にはそ
れぞれ出金ダクト４６が・・・が連設され、これら出金
ダクト４６・・・内にはそれぞれ力ウタ−３４が配設さ
れている。そして、前記各出金ダクト４６・・・の下方
部には搬出ベルト４９が設けられている。この搬出ベル
ト４９は複数個のローラ３５・・・に掛は渡されて走行
されるようになっている。

なお、上記硬貨セレクタ３３の導入部側には検知器３６
が設けられ、この検知機３６により硬貨セレクト３３内
に導入された硬貨Ｋが正しくないものであったり、異物
などであった場合には検知され排出ダクト３７を介して
上記搬出ベルト４９上に放出させるようになっている。

この放出された異物などは上記搬出ベルト４９の逆方向
の走行により、破線矢印で示すように、リジェックト庫
３８にリジェクトされるようになっている。

ところで、上記紙幣Ｐの入出金ユニット４側に設けられ
た投入ホッパー１０と上記硬貨循環ユニット５側に設け
られた硬貨エレベータベルト３１とは第４図にも示すよ
うに硬貨循環ユニット５側に向かって下降する状態に傾
斜する送込手段としての入金シュート５１を介して連通
されている。

また、上記硬貨にの搬出ベルＩ・４９の搬出側と−１−
記投入ホツバ−１０の背面側とは上記紙幣入出金ユニッ
ト４側に向かって下降する状態に傾斜する出金シュート
５２を介して連通されている。

しかして、硬貨にの入金時にはシャッター９が開放され
、投入ホッパー１０内に硬貨１（が投入される。この投
入された硬貨Ｉ（は底板１２に受は止めるれたのち、底
板１２の開放により、入金シュート５１に落下される。

この落下された硬貨にはその自重により、第６図に実線
矢印で示すように搬送され硬貨エレベータベルト３１に
送られる。

しかるのち、この硬貨エレベータベルト３１０走行によ
り、第５図に実線矢印で示すように硬貨には上昇されそ
の」二端部から搬出される。この搬出された硬貨には落
下されて受はベルト３２上に載置され、この受はベルト
３２の走行により、硬貨セレクター３３に送り込まれる
。そして、この硬貨セレクター３３を通ることによりそ
の金種の外形に応じた透孔から落下されダクト４０・・
・を介して各金庫４１〜４５内に分類収納されることに
な−　１〇　− る。

また、出金する場合には各金庫４１〜４５から硬貨Ｋが
取出し機構４８・・・により、放出されてダクト４６・
・・を介して搬出ベルト４９上に落下される。そして、
この搬送ベルト４９の走行により破線矢印で示すように
搬送されて上端部から出金シュート５２に搬出される。

しかるのち、出金シュート５２に沿ってその自重により
搬送され、投入ホッパー１０内に放出されることになる
。この放出された硬貨にはシャッター９の開放により、
顧客によって取出される。

上述したように、紙幣Ｐと硬貨にの投入口２を共用化し
、この投入口２に投入された紙幣Ｐを紙幣搬送手段１５
、硬貨Ｋを硬貨搬送手段３１にそれぞれ送り込むため、
従来のように硬貨Ｋを紙幣の搬送手段に送り込むことが
なく、紙幣搬送手段を損傷させたり、内部部品を傷付け
るといったことを確実に防止できる。

なお、本発明は上記一実施例に限られるものではなく、
その要旨の範囲内で種々変形実施可能な＝　１１− ことは勿論である。

〔発明の効果〕以上説明したように、本発明によれば、ｒｌｔ−の投入
部に紙幣および硬貨を没入させ、この投入された紙幣を
紙幣搬送手段、硬貨を硬貨搬送手段にそれぞれ選択的に
送込むため、硬貨を紙幣搬送手段に送り込むことがなく
、紙幣搬送手段および内部部品の損傷を確実に防１１ユ
できるという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は貨幣処
理装置を示す斜視図、第２図は紙幣処理部を示す内部構
成図、第３図は硬貨処理部を示す内部構成図、第４図は
紙幣処理部と硬貨処理部の連通状態を示す構成図、第５
図は硬貨の出金および入金時における硬貨の流れを示す
説明図、第６図は入金および出金シュート部における硬
貨の流れを示す説明図である。Ｐ・・・紙幣、２・・・投入口、４・・・紙幣処理部（
紙幣人出金ユニット）、Ｋ・・・硬貨、５・・・硬貨処
理部（硬貨循環ユニット）、１４・・・取出しローラ（
送込手段）、１５・・・紙幣搬送手段、３１・・・硬貨
搬送手段、５１・・・入金シュート（送込手段）。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）投入された紙幣を紙幣搬送手段により搬送しその
金種に応じて分類収納する紙幣処理部と、投入された硬
貨を硬貨搬送手段により搬送しその金種に応じて分類収
納する硬貨処理部とを備えたものにおいて、前記紙幣お
よび硬貨をそれぞれ投入させる単一の投入口と、この投
入口に投入された紙幣を上記紙幣搬送手段、硬貨を上記
硬貨搬送手段にそれぞれ送り込む送込手段とを具備した
ことを特徴とする貨幣処理装置。
（２）紙幣および硬貨の投入口は放出口として兼用され
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の貨幣処
理装置。
（３）送込手段は紙幣を上方へ送り、硬貨を下方を送る
ことを特徴とする特許請求の範囲第１または第２項記載
の硬貨処理装置。
（４）送込手段は投入口に投入された硬貨を傾斜するシ
ュートにより硬貨搬送手段に送ることを特徴とする特許
請求の範囲第１項乃至第３項いずれか一項に記載の硬貨
処理装置。