JPS63228949A - 永久磁石付回転子の製造方法 - Google Patents

永久磁石付回転子の製造方法

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JPS63228949A
JPS63228949A JP62062217A JP6221787A JPS63228949A JP S63228949 A JPS63228949 A JP S63228949A JP 62062217 A JP62062217 A JP 62062217A JP 6221787 A JP6221787 A JP 6221787A JP S63228949 A JPS63228949 A JP S63228949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
shaft
adhesive
large diameter
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP62062217A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Okubo
茂 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63228949A publication Critical patent/JPS63228949A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はシャフトの外周に永久磁石を接着により固着し
た構造の永久磁石付回転子の製造方法に関する。
(従来の技術) この種の回転子は一般にシャフトの外周に複数個の永久
磁石を配して構成され、その製造方法としては、従来よ
り、例えばエポキシ系の熱硬化性接着剤を用いるものと
、例えばアクリル系の嫌気性接着剤を用いるものとの2
通りがある。前者は、シャフトの外周に熱硬化性接着剤
を塗布して永久磁石を宛がい、これを治具により押え付
けた状態で加熱して接着剤を硬化させるものである。
この方法は、接着剤を硬化させて冷却するまでに数時間
程度の時間を要する。一方、後者の方法は、嫌気性接着
剤を同様に塗布した後に、永久磁石をシャフトの外周面
に宛がって治具にて押え(Nlけておくもので、嫌気性
接着剤がシャフトと永久磁石との間に挟まれて空気と遮
断されると常温でも硬化を開始して所定時間後にこれか
完全硬化する。
この場合は、嫌気性接着剤のいわゆるタックフリータイ
ムが数分以内という比較的短い時間であるから、永久磁
石固定用の治具はその間たけ永久磁石を押えイ(1けて
おくようにすればよい。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の製造方法では、いずれの接着剤を
使用するとしても、接着剤を塗布して永久磁石をシャフ
トに宛がってから最低数分間は治具により永久磁石を押
え付けておかなくてはならない。さもなければ、永久磁
石をシャフトに押しく−jけた状態で接着剤を硬化させ
ることができないため十分な接着強度を得られないばが
りが、永久磁石の位置ずれや剥がれを生ずる虞があるた
めである。このことは、製造工程におけるいわゆるサイ
クルタイムか長くなり、目、っ永久磁石固定用の治具を
多足に準備しなくてはならなくなることを意味し、これ
が製造工程の合理化ないし自動化を図る−1−での大き
な障害となっていた。
そこで、本発明の目的は、永久磁石の押え付は用の治具
を不要にできて製造工程の合理化ないし自動化を容易に
達成することができる永久磁石付回転子の製造方法を提
供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明に係る永久磁石付回転子の製造方法は、シャフト
と永久磁石との間に介在させた粘イ1剤層により永久磁
石をシャフトに仮固定した状態で接着剤を硬化させるよ
うにしたところに特徴を有するものである。
(作用) 永久磁石は精管剤層によりシャフトに仮固定されるから
、永久磁石は一層シャフトに宛がって押え付けるだけで
済み、永久磁石固定用の治具が不要である。また、永久
磁石の仮固定状態では接着剤は枯才)剤層の粘着力によ
り永久磁石がら十分な圧縮力を受けながら硬化するがら
、接石強度も十分に高まり、勿論、永久磁石の位INず
れや剥がれが生ずることはない。
(実施例) 以下本発明の一実施例につき図面を参照して説明する。
まず、完成した永久磁石付回転子1を固定子2と共に示
す第1図において、3はシャフトであり、これは中間部
が最大径となるように段付状に形成されている。4は断
面が略弧状をなす複数の永久磁石で、これらは硬化した
嫌気性接着剤5によりシャフト3の中間に位置する径大
部3aの外周面に固定され、第2図に示すように周方向
に所定の間隔を隔てて間欠的に位置している。シャツI
−3の径大部3aの両端には粘着剤層に相当する両面粘
着テープ6がシャフト3と永久磁石4との間に位置する
と共に、径大部3aの両端はこの両面粘るテープ6の厚
さに相当する寸法(例えば数μm〜数10μm)だけ径
小になるよう予め切削されている。7は径大部3aの両
端に位置して永久磁石4の位置決めをなす位置決めリン
グである。
さて、上記構成の永久磁石付回転子1は次のようにして
製造されたものである。まず、シャフト3を所定の形状
に切削加工してその表面を脱脂処理等により清浄化して
おく。一方、永久磁石4の内周面側の軸方向両端に、第
3図に示すように、両面枯青テープ6を張付けると共に
例えば中央に必’l 最の嫌気性接着剤5(例えばアク
リル系)を塗布する。この後、この永久磁石4をシャフ
ト3の径大部3aの所定位置に強く押付けると、永久磁
石4は両面粘着テープ6によりシャフト3に仮固定され
る。これと共に、嫌気性接着剤5は永久磁石4の内周面
全域に押し広げられると共に、空気が遮断されて硬化が
開始される。この永久磁石4の仮固定状態では、永久磁
石4は両面粘?’fテープ6の粘着力によりシャフト3
の径大部3aに引付けられて嫌気性接着剤5は永久磁石
4と径大部3aとの間で圧縮力を受けた状態で硬化が進
む。
しかも、特に本実施例では径大部3aのうち両面粘着テ
ープ6に対応する部分はその両面粘着テープ6の厚さ相
当分だけ径小となるように加工されているから、永久磁
石4はより一層径大部3aに密接するようになり、嫌気
性接着剤5に大きな圧縮力が作用する。この状態で常温
のまま放置しておけば、嫌気性接着剤5は自然に硬化が
進行し、例えば24〜48時間後に完全硬化する。
このように本実施例では、両面粘性テープ6により永久
磁石4を仮固定した状態で嫌気性接着剤5を硬化させる
ものであるから、永久磁石4を最初にシャフト3の所定
位置に押え付けるたけて済み、その後は治具により永久
磁石4を固定しておく必要が全くない。従って、生産の
自動化が極めて容易になると共に生産性の大幅な向−1
−を図り得、また治具の不要化により設備費を低減させ
ることができる。しかも、このように治具を不要化して
も、両面粘着テープ6により嫌気性接着剤5を永久磁石
4とシャフト3との間で常に圧縮力を受けた状態で硬化
させることができるから、嫌気性接着剤5の接層強度を
十分に確保することかでき、永久磁石の固jr1の信頼
性を高めて品質向上を図ることかできる。
尚、1−記実施例では、接着剤として嫌気性接着剤を使
用するようにしたが、本発明はこれに限られず、例えば
エポキシ系の熱硬化外接jq剤を使用してすることも可
能である。この場合でも、永久磁石4或はシャフト3に
熱硬化性接着剤を塗布しておいて永久磁石4をシャフト
3に宛かい、両面粘着テープ6によりその永久磁石4を
シャフト3に仮固定した状態で全体を加熱し、これにて
熱硬化性接着剤を完全硬化させればよい。また、両面粘
着テープ6は必ずしも永久磁石4に貼着しておかずとも
、逆にシャフト3側に貼着しておいても良く、また本実
施例では粘着剤層として両面粘着テープ6を使用するこ
ととしたが、これに限られず、永久磁石4或はシャフト
3に粘着剤を直接に付着させるようにしても良い。また
、永久磁石の固着強度を一層高めるには、」1記実施例
のように永久磁石を固着した後に永久磁石の外周にステ
ンレス等の非磁性ワイヤを巻回して補強するようにして
も良い。
[発明の効果] 本発明は以上述べたように、粘着剤層により永久磁石を
シャフトに仮固定した状態で接着剤を硬化させるように
したから、永久磁石固定用の冶具が不要になって製造工
程の合理化ないし自動化を容易に達成することができる
という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は永久磁石付回
転子の完成状態を示す回転電機の断面図、第2図は永久
磁石付回転子の斜視図、第3図は製造過程における永久
磁石を示す斜視図である。 図面中、1は永久磁石付回転子、3はシャフト、4は永
久磁石、5は嫌気性接着剤(接着剤)、6は両面粘着テ
ープ(粘着剤層)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シャフトの外周に永久磁石を接着剤により固着して
    なる永久磁石付回転子を製造するものにおいて、前記シ
    ャフトと前記永久磁石との間に介在させた粘着剤層によ
    り前記永久磁石をシャフトに仮固定した状態で前記接着
    剤を硬化させることを特徴とする永久磁石付回転子の製
    造方法。
JP62062217A 1987-03-17 1987-03-17 永久磁石付回転子の製造方法 Pending JPS63228949A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021205706A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 シナノケンシ株式会社 回転子、回転子の製造方法及びモータ
JP2021166440A (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 シナノケンシ株式会社 回転子、回転子の製造方法及びモータ

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JP2021166439A (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 シナノケンシ株式会社 回転子、回転子の製造方法及びモータ
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