JPS63228881A

JPS63228881A - 画像処理方式

Info

Publication number: JPS63228881A
Application number: JP62064982A
Authority: JP
Inventors: Kaoru Tada; 薫多田
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1987-03-17
Filing date: 1987-03-17
Publication date: 1988-09-22
Also published as: US4866534A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ディザマトリクスを用いる２値化画像処理方
式に関する。

（従来の技術）中間Ｍｉｌ像の２値化に際し、面積＃調法で一定レベル
以上の多階調を表現しようとする時、印刷２ご松２＋ス
劇占ｍ醜１１こ鰭イ房１−ナーデノザマに１１々ス本用
いて画像にディザ処理を施すと高品位画像が得られるこ
とは知られている（例えば、画像電子学会誌第１０巻第
５号参照）。

しかし、ディザ処理においては、テクスチャーが強調さ
れることがある。

テクスチャーの一例として市松模様がある。第８図に、
網点印刷による網点を示すが、濃度を増加していくとき
５０％で市松模様が生じている。

ディザ処理でも、解像度が低いとき、入力濃度レベルつ
まり出力面積率が５０％の時、白部と黒部が市松模様と
なり、この部分が目に付きやすく、視覚的に目障りとな
る場合がある（たとえば第９図の例）。

しかし、市松模様を回避すると、網点の形が円形から遠
ざかり、濃度の低い部分あるいは高い部分の階調性が著
しく失なわれてしまう。

テクスチャーを解消するため、種々の画像処理方式が提
案されている。たとえば、特開昭５８−４４８６１号公
報、特開昭５８−１５３４５５号公報、特開昭５８−２
０５３７６号公報においては、複数画素からなるブロッ
ク内の濃度レベルの最大値と最小値の差を求め、この差
により、ディザ４トリクスを切り換え、ただし、ブロッ
ク内の平均濃度があらかじめ定められた値より小さな場
合、ブロック内の全出力を特とする特開昭５８−１３６
１７３号公報においては、複数種のそれぞれ異なるパタ
ーンのディザマトリクスを予め備え、画像の低周波成分
が最小となるディザマトリクスを選びディザ処理を行う
。特開昭５８−１３７３６２号公報においては、ファク
シミリにおいて、あらかじめ解像度の良いディザマトリ
クスと伝送時間が短くなる様なディザパターンを用意し
、操作する人がモードを切り換える事により用いるディ
ザパターンを選択する。また、特開昭５８−１５３４５
５号公報においては、分散型のディザマトリクスを用い
てディザ処理を施し、出力画像を白部のつぶれにより全
体を黒（シ、黒ドツトを集中させる。

本発明の目的は、市松模様を回避できる画像処理方式を
提供することである。

（問題点を解決するための手段）本発明に係る画像処理方式は、中間調画像をディザマト
リクスを用いて２値化する画像処理方式において、２つ
以上のディザマトリクスを持ち、ディザマトリクスの大
きさの入力画像データのドツトマトリクスの平均濃度レ
ベルを求め、この平均濃度レベルを所定のしきい値と比
較し、しきい値を境として使用するディザマトリクスを
切り換えることを特徴とする。

（作　ｍ）中間ｖ４画像の２値化の際、２一つ以上の異なる閾値パ
ターンを持つディザマトリクスを用意し、マトリクス内
の濃度レベルに対応したディザマトリクスを用いてディ
ザ処理を行なう。

（実施例）以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第２図は、画像処理装置のブロック図である。

メモリ１は、スキャナからシリアルあるいはパラレルで
送られて来るデジタル画像データを格納する。メモリ１
は、（ｎ×醜）マトリクスでディザ処理を行なう時、最
低角ライン分のラインメモリが必要である。もしくは、
全画面、をメモリに格納する容量を有する。

クロック発生回路２は、メモリ１．ＣＰＵ３及びパター
ン発生回路５の同期を取るためのクロックを発生する。

ＣＰＵ３は、メモリｌより（ｎＸ醜）マトリクスのデー
タを取り込み、マトリクス内の平均濃度を求め、その結
果をセレクタ４へ出力する。

セレクタ４は、平均濃度とイニシャライズされた濃度閾
値より、パターン発生回路５に選択されたディザマトリ
クスの信号（アドレス）を出力する。

パターン発生回路５は、セレクタ４より入力したアドレ
スに格納されているディザマトリクスをメモリｌと同期
をとって比較回路６へ出力する。

比較回路６は、メモリｌからの画像データとパターン発
生回路５からのディザマトリクスを１ドツトづつ比較し
、出力する。

出力回路７は、■ビットの画像データを外部へ出力する
。

第３図は；ＣＰＵＬのディザ処理のフローを示す。初期
化（ステップＰｌ）の後、ＣＰＵＩは、スキャナからデ
ィジタル画像データをメモリ１に格納させる（ステップ
Ｐ２）。次に、ディザマトリクスのサイズである（ｎＸ
ｍ）マトリクスの画像データをメモリｌから取り込み、
マトリクス内の平均濃度を計算する（ステップＰ３）。

次に、この平均濃度をセレクタ４に送る（ステップＰ４
）。これに対応しで、セレクタ４、パターン発生回路５
、比較回路６に上述のごとくハードウェアでディザ処理
を行わせる。この処理では、平均濃度と濃度しきい値（
本実施例では５０％）とを比較して、予め備えた２種の
ディザマトリクス（本実施例では、第４図（ａ）　、　
（ｂ）に示す（８Ｘ８）マトリクスを用いる）を選択し
、２値化を行う。ｌマトリクスのディザ処理が終了する
と（ステップＰ５）、ステップＰ２に戻り、次のマトリ
クスの処理を始める。全画像データの処理が終了すると
（ステップＰ６）、このフローを終了する。

本実施例では、市松模様を回避するため、入力マトリク
ス平均濃度のしきい値を５０％とし、第４図（ａ）　、
　（ｂ）に示すディザマトリクスを５０％未満と５０％
以上で切り替える。このディザマトリクスには、面積率
５０％付近の市松模様を回避し、どの濃度レベルに対し
ても白部又は黒部のどちらか一方の網点が独立した円に
近い形を保ち、他方がバックとして、隣接の同色部分と
つながっている状態をくずすことなく、なめらかな階調
表現ができるものを選ぶ。人間の目には、白または黒の
前景の下に点がある状態のほうが自然であるからである
。このとき、第１図に図式的に示すように、５０％付近
の濃度でディザマトリクスを切換え、網点を滑かに変化
させる。第５図（ａ）から（ｄ）までの例では、濃度が
順次増加していくときの変化を示す。第５図（ｂ）と（
（＋）の間で濃度が閾値を越え、ディザマトリクスが切
り替っていて、市松模様は目につかない。

なお、出力濃度の期待値と入力平均濃度との関係は、第
６図に示すようになる。リニアな関係にならないのは、
ｌｌ素の大きさよりも！ドツトの面積が大きいためであ
る。

さらに入出力の濃度関係をリニアな関係に近ずけるため
に、第７図に示すように、入力平均濃度に対応したディ
ザマトリクスを複数個用意し、マトリクス内の平均濃度
により、使用ディザマトリクスを切り換えてもよい。（
なお、図中の破線は、ただ１つのディザマトリクスのみ
を用いた場合を示す。）（発明の効果）従来は、ディザマトリクスのパターンはただ一つだけで
あつたのに対し、ディザマトリクスを２種以上持ち、画
像データ入力のマトリクスの平均濃度を所定のしきい値
と比較してディザマトリクスを切換えることにより、ど
の濃度レベルに対しても、白部又は黒部のどちらか一方
の網点が独立した円に近い形を保ち、他方がバックとし
て隣接の同色部分とつながっている状態をくずすことな
く、なめらかな階調表現ができる。

濃度５０％時の市松模様がなくなり、人間の目に模様と
して認識されなく−なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、５０％でのディザマトリクスの切替の様子を
示す図である。第２図は、画像処理装置のブロック図である。第３図は、画像処理のフローチャートである。第４図（ａ）　、　（ｂ）は、ディザマトリクスの図で
ある。。第５図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）　、　（ｄ）は
、濃度レベルが順次増大するときの画像の変化を示す図
である。第６図は、入力平均濃度と出力濃度の期待値の関係のグ
ラフである。第７図は、入力平均濃度と出力濃度の期待値の関係のグ
ラフである。第８図は、網点印刷における網点の濃度変化を示す図で
ある。第９図は、市松模様の図である。１・・・メモリ、　　３・・・ＣＰＵ、　　　４・・・
セレクタ、５・・・パターン発生回路、　　６・・・比
較回路。（ａ）　　４０％（ｄ）　６０％番宵３１！ｉ！Ｙ第６図 λ７７平灼５Ｊ膚ＩＪ７！

Claims

【特許請求の範囲】

（１）中間調画像をディザマトリクスを用いて２値化す
る画像処理方式において、２つ以上のディザマトリクスを持ち、ディザマトリクス
の大きさの入力画像データのドットマトリクスの平均濃
度レベルを求め、この平均濃度レベルを所定のしきい値
と比較し、しきい値を境として使用するディザマトリク
スを切り換えることを特徴とする画像処理方式。