JP3979372B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、多階調の入力画像データから低階調数の出力画像データへの階調変換を行う技術に関するものである。
従来、多階調の入力画像データから低階調数の出力画像データへの階調変換を行う手法の一つとして、誤差拡散法が知られている。この手法は、入力画像データの各画素について、階調変換の処理によって生じた誤差値を保存しておき、その誤差値を誤差分配マトリクスに基づき収集して未処理の画素の入力階調値にフィードバックするものである。このように誤差値をフィードバックすることにより、画像全体としての濃度レベルの再現性を向上させることができる。
一方、誤差拡散法と並び使用頻度の高い手法の一つとしてディザ法がある。このディザ法は、入力階調値とディザマトリクスにおけるしきい値とを1対1で比較して出力階調値を決定する手法である。この手法によれば、処理速度の向上を図ることができる。
また、こうした誤差拡散法やディザ法が有する欠点を解消するための技術も提案されている。例えば、入力画像データの特徴や印刷解像度等の出力条件に基づいて誤差利用率Kを求め、この誤差利用率Kを誤差分配マトリクスによって収集された誤差値に乗算した上で入力階調値と加算するようにしたものがある(例えば特許文献1参照。)。
特開2003−108995号公報(第4−10頁、第6図)
ところで、高解像度の出力画像データを生成する場合には、出力画像のピクセルサイズが小さくなることから、そのピクセルサイズに対するドットサイズのサイズ比率が大きくなる。このため、用紙等の記録媒体上に形成される画像は、その画像全体としての濃度が濃くなってしまうという問題がある。
さらに、高デューティでドットを用紙上に出力すると、インクのにじみや垂れ、あるいは用紙のしわ(コックリング)が発生するおそれがあるという問題もある。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、出力画像データの表す画像全体としての濃度を適正にすることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項に記載の画像処理装置は、多階調の入力画像データからこの入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うための手段として、入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、出力画像データにおける注目画素の階調を表す出力階調値を決定する決定手段を備えている。
また、本装置は、解像度の異なる出力画像データを出力するための複数の画像出力モードのうち、設定された1つの画像出力モードで動作するように構成されている。
さらに、本装置は、決定手段により用いられるディザマトリクスとして、設定されている画像出力モードに応じたディザマトリクスを選択するディザマトリクス選択手段を備えており、このディザマトリクス選択手段は、当該画像処理装置が特定の画像出力モードに設定されている場合には、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択する。
このため、本画像処理装置によれば、出力画像データの表す出力画像の全体としての濃度を適正にすることができる。すなわち、例えば高解像度の出力画像データを出力するための画像出力モードでは、出力画像のドットピッチが小さくなることにより、出力画像のピクセルサイズ(1画素に割り当てられる面積)に対するドットサイズ(印刷により形成される1ドットの大きさ)のサイズ比率が大きくなることから、画像全体としての濃度が濃くなる傾向にある。そこで、本画像処理装置では、特定の画像出力モードにおいては、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを用いるようにしている。これにより、出力画像全体としての濃度を適正にすることができる。
そして特に、本画像処理装置によれば、多階調の入力画像データの階調が損なわれることを防ぐことができる。ここで、その理由について説明する。
例えば、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを用いるという本発明の手法に代えて、入力階調値を、入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値に比べて小さい値に設定するという手法も考えられる。具体的には、例えば、本発明の手法では、入力画像データの階調数が16である場合にその2倍の32の階調数を対象としたディザマトリクスを用いるところ、これに代えて、入力階調値を、入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値の2分の1にすることが考えられる。このような手法によっても、本発明の手法と同様に出力画像全体としての濃度を低くすることができるからである。しかしながら、入力階調値を、入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値の2分の1にするという手法では、入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値が例えば12及び13の何れであっても、2分の1にすることで6という同じ値となるため、実質的に入力画像データの階調を2分の1に低下させていることになる。なお、入力階調値を2分の1にした値を整数値としている(上記の例では、入力階調値13を2分の1にした値を6としている)のは、演算速度が大幅に低速化してしまうことを防ぐためである。すなわち、仮に入力階調値を2分の1にした値を小数値として計算すれば、入力画像データの階調を低下させるという問題は生じないが、演算速度の大幅な低速化という問題が生じることになる。
これに対し、本発明の手法によれば、入力階調値を小さい値に設定する必要がないため、入力画像データの階調を損なわないようにすることができる。この結果、画像の再現性が必要以上に低下することを防ぐことができる。
ここで、特定の画像出力モードは、請求項に記載のように、最も高い解像度の出力画像データを出力するための画像出力モードであることが好ましい。すなわち、高解像度の出力画像データを出力するための画像出力モードでは、出力画像のドットピッチが小さくなることにより、出力画像のピクセルサイズに対するドットサイズのサイズ比率が大きくなることから、画像全体としての濃度が濃くなる傾向にある。このため、高解像度の出力画像データを出力するための画像出力モードにおいて、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを用いることで、出力画像全体としての濃度を適正にすることができる。さらに、出力画像全体としての濃度を適正にすることができるため、この画像処理に先立って赤(R)、緑(G)、青(B)からなる画像データをシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)からなる画像データへと色変換を行う処理で使用するLUT(ルック・アップ・テーブル)として同じものを使用しても、おおむね同じ濃度、色合いの出力結果を得ることが可能となる。
次に、請求項に記載の画像処理装置は、上記請求項の装置と同様、多階調の入力画像データからこの入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うための手段として、入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、出力画像データにおける注目画素の階調を表す出力階調値を決定する決定手段を備えている。
また、本装置は、ドットサイズと出力画像のピクセルサイズとのサイズ比率の異なる出力画像データを出力するための複数の画像出力モードのうち、設定された1つの画像出力モードで動作するように構成されている。
さらに、本装置は、決定手段により用いられるディザマトリクスとして、設定されている画像出力モードに応じたディザマトリクスを選択するディザマトリクス選択手段を備えており、このディザマトリクス選択手段は、当該画像処理装置が特定の画像出力モードに設定されている場合には、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択する。
このため、本画像処理装置によれば、上記請求項の装置について述べた効果を得ることができる。
ここで、上記請求項2について述べた理由により、特定の画像出力モードは、請求項に記載のように、最もドットサイズのサイズ比率が大きい出力画像データを出力するための画像出力モードであることが好ましい。
に、請求項に記載の画像処理方法は、多階調の入力画像データからこの入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うため、入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、出力画像データにおける注目画素の階調を表す出力階調値を決定するものである。
そして、本画像処理方法は、複数種類の解像度のうちの1つの解像度で出力画像データを出力する場合に、出力階調値を決定するために用いられるディザマトリクスとして、出力画像データの解像度に応じたディザマトリクスを選択し、特に、複数種類の解像度のうち特定の解像度の出力画像データを出力する場合には、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択すること、を特徴としている。
このため、本画像処理方法によれば、上記請求項の装置について述べた効果と同様の効果を得ることができる。
次に、請求項に記載の画像処理方法は、上記請求項の方法と同様、多階調の入力画像データからこの入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うため、入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、出力画像データにおける注目画素の階調を表す出力階調値を決定するものである。
そして、本画像処理方法は、複数種類のサイズ比率(ドットサイズと出力画像のピクセルサイズとのサイズ比率)のうちの1つのサイズ比率で出力画像データを出力する場合に、出力階調値を決定するために用いられるディザマトリクスとして、出力画像データについてのサイズ比率に応じたディザマトリクスを選択し、特に、複数種類のサイズ比率のうち特定のサイズ比率の出力画像データを出力する場合には、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択すること、を特徴としている。
このため、本画像処理方法によれば、上記請求項の装置について述べた効果と同様の効果を得ることができる
次に、請求項に記載の画像処理プログラムは、コンピュータを、多階調の入力画像データからこの入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うための次の(c1),(c2)の手段として機能させることを特徴としている。
(c1):入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおけるその注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、出力画像データにおける注目画素の階調を表す出力階調値を決定する決定手段
(c2):複数種類の解像度のうちの1つの解像度で出力画像データを出力する場合に、決定手段により用いられるディザマトリクスとして、出力画像データの解像度に応じたディザマトリクスを選択し、特に、複数種類の解像度のうち特定の解像度の出力画像データを出力する場合には、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択するディザマトリクス選択手段
このため、本画像処理プログラムによれば、コンピュータを上記請求項の装置と同様の装置として機能させることができる。
次に、請求項に記載の画像処理プログラムは、コンピュータを、多階調の入力画像データからこの入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うための次の(d1),(d2)の手段として機能させることを特徴としている。
(d1):入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおけるその注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、出力画像データにおける注目画素の階調を表す出力階調値を決定する決定手段
(d2):複数種類のサイズ比率(ドットサイズと出力画像のピクセルサイズとのサイズ比率)のうちの1つのサイズ比率で出力画像データを出力する場合に、決定手段により用いられるディザマトリクスとして、出力画像データについてのサイズ比率に応じたディザマトリクスを選択し、特に、複数種類のサイズ比率のうち特定のサイズ比率の出力画像データを出力する場合には、入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択するディザマトリクス選択手段
このため、本画像処理プログラムによれば、コンピュータを上記請求項の装置と同様の装置として機能させることができる。
なお、上記請求項7,8の画像処理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、CD−ROMやフロッピー(登録商標)ディスク等)に記録されていてもよい。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、参考例の画像処理装置としてのプリンタ100の概略構成を表すブロック図である。
このプリンタ100は、256階調(0〜255)の入力画像データを2値化することにより疑似中間調の出力画像データを生成する機能を有しており、同図に示すように、CPU110、RAM120、ROM130及び印刷部140を備え、これらはバス150によって通信可能に接続されている。
RAM120には、入力画像データを記憶するための入力画像記憶部121と、入力画像データを2値化して得られる出力画像データを記憶するための出力画像記憶部122と、2値化処理によって生じる2値化誤差eを記憶するための誤差記憶部123とが確保されている。
ここで、入力画像データとは、カラー画像を印刷するための各印刷色に対応したブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4種類の入力画像データのことであり、プリンタ100は、これらの入力画像データに対応した各印刷色の出力画像データを生成する。そして、これらの出力画像データに基づく各印刷色の画像が用紙上で重なり合うように印刷されることで、カラー画像が表現されることとなる。
ROM130には、256階調の入力画像データを誤差拡散法により2値化して出力画像データを生成するためのハーフトーン処理(図3)をCPU110に行わせるハーフトーン処理プログラム131が記憶されている。
また、ROM130には、ハーフトーン処理で用いられる情報として、誤差分配マトリクス132と、固定のしきい値(本参考例では固定値である「128」)133とが記憶されている。
印刷部140は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各印刷色のインクを吐出して用紙上にドットを形成することにより、出力画像データの表すカラー画像を用紙上に印刷する。
ところで、本プリンタ100は、当該プリンタ100の印刷モードを、高解像度の出力画像を印刷するための高解像度モードと、低解像度の出力画像を印刷するための低解像度モードとの何れか一方に設定可能となっており、設定されている印刷モードに対応した解像度の出力画像データを生成する。
そして、本プリンタ100の場合、低解像度モードでは、出力画像のピクセルサイズに対して図2(a)に示すドットサイズのドットを印刷部140により形成する。
一方、高解像度モードでは、低解像度モードに比べて出力画像のピクセルサイズが小さくなることから、出力画像のピクセルサイズに対するドットサイズのサイズ比率が大きくなる。具体的には、低解像度モードに比べてピクセルサイズが半分となる高解像度モードにおいては、出力画像の全ピクセルのうち、50%のピクセルにドットを記録した場合に、図2(b)に示すように低解像度モードの100%のピクセルにドットを記録した場合と等しくなる。つまり、出力画像のピクセルサイズに対し、低解像度モードのドットサイズと比べてドットサイズが相対的に約2倍の大きさとなっていることになる。
次に、ROM130に記憶されているハーフトーン処理プログラム131に従いCPU110が行うハーフトーン処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、本ハーフトーン処理を開始する際には、誤差記憶部123を0に初期化する。
このハーフトーン処理が開始されると、まずS110及びS120で、2値化処理を行う処理対象の画素(注目画素)の位置を判別するための変数x,yの値を初期値である0に設定する。
続いて、S130では、処理対象としている入力画像データの印刷色を判別するための変数fの値を0に設定する。なお、変数fは、その値が0の場合には印刷色がブラック(K)であることを示し、その値が1の場合には印刷色がシアン(C)であることを示し、その値が2の場合には印刷色がマゼンタ(M)であることを示し、その値が3の場合には印刷色がイエロー(Y)であることを示す。
続いて、S140では、入力画像記憶部121に記憶されている入力画像データのうち、変数fの示す印刷色の入力画像データについて、この入力画像データにおける注目画素(x,y)を2値化した出力画像Uを求めて出力画像記憶部122に記憶させる2値化処理を行う。なお、この2値化処理の具体的内容については後述する。
続いて、S150では、変数fの値が3に達したか否かを判定する。
そして、S150で、変数fの値が3に達していない(0〜2の何れかである)と判定した場合には、S160へ移行し、変数fの値に1を加算することで処理対象の入力画像データの印刷色を変更した後、S140へ戻る。
一方、S150で、変数fの値が3に達したと判定した場合には、S170へ移行する。つまり、各印刷色の入力画像データについて2値化処理(S140)を行った後、S170へ移行するようになっている。
S170では、1ラスタ分(1ライン分)の2値化処理が終了したか否かを判定する。つまり、主走査方向(x方向)の2値化処理が終了したか否かを判定するようになっている。
そして、S170で、1ラスタ分の2値化処理が終了していないと判定した場合には、S180へ移行し、変数xの値に1を加算することで注目画素の主走査方向の位置xを1つ増加させた後、再度S130から処理を繰り返す。
一方、S170で、1ラスタ分の2値化処理が終了したと判定した場合には、S190へ移行し、変数yの値に1を加算することで注目画素の副走査方向(y方向)の位置yを1つ増加させる。
続いて、S200では、1ページ分の2値化処理が終了したか否かを判定する。
このS200で、1ページ分の2値化処理が終了していないと判定した場合には、再度S120から処理を繰り返す。
一方、S200で、1ページ分の2値化処理が終了したと判定した場合には、本ハーフトーン処理を終了する。
以上のようなハーフトーン処理が行われることで、各印刷色についての出力画像データが出力画像記憶部122に生成される。
次に、上記ハーフトーン処理(図3)のS140で実行される2値化処理について、図4のフローチャート及び図5の処理ブロック図を用いて説明する。なお、本2値化処理は、基本的には従来の誤差拡散法による2値化処理と同一であるが、当該プリンタ100の印刷モードが高解像度モード及び低解像度モードの何れに設定されているかによって2値化誤差eを異なる方法で算出するようにしている点が従来と異なる。
この2値化処理が開始されると、まずS310で、入力画像記憶部121から、変数fの示す印刷色の入力画像データにおける注目画素(x,y)の画素濃度I(0≦I≦255)を読み出す。
続いて、S320では、S310で読み出した画素濃度Iを、誤差記憶部123に記憶されている周辺画素についての2値化誤差eを加味して補正することで、補正濃度I’を算出する。具体的には、ROM130に記憶されている誤差分配マトリクス132に基づき、注目画素に対して重み付け係数が設定されている各周辺画素について、下記式(1)に示すように、当該周辺画素についての2値化誤差e(変数fの示す印刷色についての値)と当該周辺画素に対応する重み付け係数とを乗算した値の総和を画素濃度Iに加算することによって補正濃度I’を算出する。なお、式(1)において、ijは、注目画素を基準とした相対位置を示す。
Figure 0003979372
続いて、S330では、S320で算出した補正濃度I’が、ROM130に記憶されているしきい値(固定値「128」)133以上であるか否かを判定する。
そして、S330で、補正濃度I’がしきい値以上であると判定した場合には、S340へ移行し、注目画素(x,y)についての変数fの示す印刷色の出力画像Uを1とし、続くS350で、この出力画像Uの値を出力画像記憶部122に格納する。なお、出力画像U=1は、256階調(0〜255)でいう255に対応し、出力画像U=0は、256階調でいう0に対応する。
続いて、S360で、当該プリンタ100の印刷モードが、高解像度モードに設定されているか否かを判定する。
そして、S360で、高解像度モードに設定されていると判定した場合には、S370へ移行し、2値化誤差eの算出用の出力画像Uの値である出力濃度U’を510とする。その後、S420へ移行する。
一方、S360で、高解像度モードに設定されていない(低解像度モードに設定されている)と判定した場合には、S380へ移行し、出力濃度U’を255とする。その後、S420へ移行する。
また、S330で、補正濃度I’がしきい値以上でない(しきい値未満である)と判定した場合には、S390へ移行し、注目画素(x,y)についての変数fの示す印刷色の出力画像Uを0とし、続くS400で、この出力画像Uの値を出力画像記憶部122に格納する。
続いて、S410で、出力濃度U’を0とした後、S420へ移行する。なお、出力濃度U’は、出力画像Uから算出するようにしてもよい。
S420では、下記式(2)に示すように、上記S320で算出した補正濃度I’から、上記S370,S380又はS410で設定した出力濃度U’を差し引くことにより、注目画素(x,y)についての2値化処理によって生じた2値化誤差e(変数fの示す印刷色についての値)を算出する。
e=I’−U’ …式(2)
続いて、S430では、算出した2値化誤差eを、画素(x,y)についての2値化誤差e(変数fの示す印刷色についての値)として誤差記憶部123に記憶させる。その後、本2値化処理を終了する。
次に、本プリンタ100の印刷モードが高解像度モードに設定されている状態で、最大濃度(黒ベタ画像)の入力画像データを2値化処理した場合の例について、図6を用いて説明する。なお、ここでは説明を簡単にするために、図7に示す単純な形の誤差分配マトリクス(「*」が注目画素、「1/1」が重み付け係数を表す。)を用いた場合について説明している。
図6に示すように、まず、主走査位置x=0の注目画素の処理として、以下の処理が行われる。
入力画像データからこの注目画素の画素濃度I=255が読み出される(S310)。
続いて、この画素濃度Iと、誤差拡散マトリクス(図7)の示す周辺画素(注目画素の主走査位置xから1を引いた位置の画素)についての2値化誤差e(この場合e=0)との和から補正濃度I’=255が算出される(S320)。
続いて、補正濃度I’としきい値(128)とが比較される。この場合には、補正濃度I’がしきい値以上であることから(S330:YES)、出力画像U=1とされ(S340)、この画素の位置にドットが出力されることとなる。
続いて、出力濃度U’が510に設定される(S370)。
続いて、補正濃度I’から出力濃度U’が差し引かれることにより、2値化誤差e=−255が算出される(S420)。
次に、主走査位置x=1の注目画素の処理として、以下の処理が行われる。
入力画像データからこの注目画素の画素濃度I=255が読み出される(S310)。
続いて、この画素濃度Iと、周辺画素についての2値化誤差e=−255との和から補正濃度I’=0が算出される(S320)。
続いて、補正濃度I’としきい値(128)とが比較される。この場合には、補正濃度I’がしきい値未満であることから(S330:NO)、出力画像U=0とされ(S390)、この画素の位置にドットが出力されないこととなる。
続いて、出力濃度U’が0に設定される(S410)。
続いて、補正濃度I’から出力濃度U’が差し引かれることにより、2値化誤差e=0が算出される(S420)。
このようにして主走査位置x=2,3,…の注目画素の処理が同様に行われることにより、ドットが1画素おきに出力されることとなる。
ここで、高解像度モードにおいては、出力画像の全ピクセルのうち、50%のピクセルにドットを記録した場合に、用紙上に吐出できる最大インク量となることから、入力画像データの解像度に見合った出力画像データが生成されることとなる。つまり、高解像度モードでは、低解像度モードと比較して、出力画像のピクセルサイズに対するドットサイズが約2倍の大きさとなることから、低解像度モードにおける出力濃度U’=255を2倍した値の出力濃度U’=510を用いて2値化誤差eの算出を行うことで、画像全体としての濃度を、入力画像データと出力画像データとで等しくなるようにしているのである。
ところで、本プリンタ100では、低解像度モードにおける出力濃度U’=255を2倍した値の出力濃度U’=510を用いて2値化誤差eを算出することにより、出力画像のドットの数を減らすようにしているが、例えば、この手法に代えて、画素濃度Iを2分の1にした値を用いて補正濃度I’を算出するという手法も考えられる。
具体的には、図8に示すように、まず、主走査位置x=0の注目画素の処理として、以下の処理が行われる。
入力画像データからこの注目画素の画素濃度I=255が読み出される。
続いて、この画素濃度Iを2分の1にした変換画素濃度I/2=127と、周辺画素についての2値化誤差e(この場合e=0)との和から補正濃度I’=127が算出される。
続いて、補正濃度I’としきい値(ここでは64とする。)とが比較される。この場合には、補正濃度I’がしきい値以上であることから、出力画像U=1とされ、この画素の位置にドットが出力されることとなる。
続いて、補正濃度I’から出力濃度U’(ここでは、出力画像U=1の場合、出力濃度U’=255とする。)が差し引かれることにより、2値化誤差e=−128が算出される。
次に、主走査位置x=1の注目画素の処理として、以下の処理が行われる。
入力画像データからこの注目画素の画素濃度I=255が読み出される。
続いて、この画素濃度Iを2分の1にした変換画素濃度I/2=127と、周辺画素についての2値化誤差e=−128との和から補正濃度I’=−1が算出される。
続いて、補正濃度I’としきい値(64)とが比較される。この場合には、補正濃度I’がしきい値未満であることから、出力画像U=0とされ、この画素の位置にドットが出力されないこととなる。
続いて、補正濃度I’から出力濃度U’=0が差し引かれることにより、2値化誤差e=−1が算出される。
このようにして主走査位置x=2,3,…の注目画素の処理が同様に行われることにより、ドットがほぼ1画素おきに出力されることとなる。
しかしながら、図8に示した手法では、画素濃度Iを2分の1にした変換画素濃度I/2の値を整数値にする必要がある。整数値にしないと、演算速度が大幅に低速化してしまうからである。
このため、仮に画素濃度Iが254の場合であっても、変換画素濃度I/2は127となり、図8と全く同じ出力ドットが得られることとなる。つまり、256階調の入力画像データであるにもかかわらず、実際にはその2分の1の128階調の入力画像データを処理しているのと同じ結果となる。
このように、図8に示した手法では、入力画像データの階調数を実質的に低下させてしまうこととなるが、本参考例のプリンタ100の手法(図6)では、このような問題が生じない。
以上説明したように、本参考例のプリンタ100では、2値化誤差eの算出に用いる出力濃度U’を、出力画像のピクセルサイズに対するドットサイズのサイズ比率に応じた値に設定する。このため、本プリンタ100によれば、出力画像のピクセルサイズよりもドットサイズが大きい場合にも、出力画像データの表す画像全体としての濃度を適正にすることができる。しかも、多階調の入力画像データの階調が損なわれることを防ぐことができる。
なお、上記参考例のプリンタ100では、当該プリンタ100の印刷モードに応じた出力濃度U’の設定を、ハーフトーン処理(図3)のS140で実行される2値化処理(図4)において行うようにしているが(S360〜S380)、これに限ったものではない。例えば、図9に示すように、RGBデータの入力画像に色変換処理を施してCMYKデータの濃度画像を生成し、さらに、ハーフトーン処理を施してCMYKデータの出力画像を生成するという過程とは別に、当該プリンタ100の印刷モードに応じた出力濃度U’を設定する出力濃度設定処理を行うようにしてもよい。
ここで、出力濃度設定処理、及び、これに対応してハーフトーン処理で実行される2値化処理の例について説明する。
まず、出力濃度設定処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
同図に示すように、この出力濃度設定処理が開始されると、S510で、当該プリンタ100の印刷モードが、高解像度モードに設定されているか否かを判定する。
そして、S510で、高解像度モードに設定されていると判定した場合には、S520へ移行し、出力画像U=1の場合の出力濃度U’であるON出力濃度Uonを510に設定し、出力画像U=0の場合の出力濃度U’であるOFF出力濃度Uoffを0に設定した後、本出力濃度設定処理を終了する。
一方、S510で、高解像度モードに設定されていない(低解像度モードに設定されている)と判定した場合には、S530へ移行し、ON出力濃度Uonを255に設定し、OFF出力濃度Uoffを0に設定した後、本出力濃度設定処理を終了する。
次に、2値化処理について、図11のフローチャート及び図12の処理ブロック図を用いて説明する。なお、この2値化処理は、上記参考例の2値化処理(図4)と比較すると、S360〜S380の処理に代えてS355の処理を行う点と、S410の処理に代えてS405の処理を行う点とが異なる。その他、同一内容の処理(S310〜S350,S390,S400,S420,S430)については、同一の符号を付しているため、詳細な説明は省略する。
この2値化処理において、S355では、出力濃度U’を、上記出力濃度設定処理(図10)で設定したON出力濃度Uonに設定する。したがって、当該プリンタ100の印刷モードが、高解像度モードに設定されている場合には、出力濃度U’が510に設定され、低解像度モードに設定されている場合には、出力濃度U’が255に設定されることとなる。
また、S405では、出力濃度U’を、上記出力濃度設定処理(図10)で設定したOFF出力濃度Uoffに設定する。したがって、当該プリンタ100の印刷モードが高解像度モード及び低解像度モードの何れに設定されていても、出力濃度U’が0に設定されることとなる。
方、上記参考例のプリンタ100では、当該プリンタ100の印刷モードが高解像度モードに設定されている場合には、低解像度モードにおける出力濃度U’=255を2倍した値である510を出力濃度U’としているが、これ以外の方法によって出力濃度U’を決定するようにしてもよい。
例えば、各印刷色のインクに含まれる成分の違いによってインクの色ごとに表面張力が異なる場合には、同じ量のインクが吐出されても用紙上に形成されるドットサイズがインクの色によって異なることとなる。そこで、出力濃度U’を出力画像データの印刷色の色に応じた値に設定するようにしてもよい。
ここで、出力濃度U’を出力画像データの印刷色の色に応じた値に設定する場合に、上記ハーフトーン処理(図3)のS140で実行される2値化処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。なお、この2値化処理は、上記参考例の2値化処理(図4)と比較すると、S360〜S380の処理に代えてS365の処理を行う点が異なる。その他、同一内容の処理(S310〜S350,S390〜S430)については、同一の符号を付しているため、詳細な説明は省略する。
この2値化処理において、S365では、下記の表1に基づき、出力濃度U’を決定する。例えば、当該プリンタ100の印刷モードが高解像度モードに設定されており、変数fの示す印刷色がブラック(K)であれば、出力濃度U’の値を520とする。このように、印刷モードと印刷色とに応じて出力濃度U’の値が設定されるようになっている。
Figure 0003979372
このように、図13の2値化処理によれば、インクの色の違いによって用紙上に形成されるドットサイズが異なる場合にも、色彩の再現性の低下を防ぐことができる
一方、上記参考例のプリンタ100では、補正濃度I’がしきい値以上であるか否かにより出力画像Uを1又は0の2種類の値で表す(2値化する)ようにしているが、これに限ったものではない。すなわち、印刷部140が複数種類の大きさのドットを形成できる構成であれば、そのドットサイズに応じて出力画像Uを3種類以上の値で表す(多値化する)ようにしてもよい。具体的には、例えば、印刷部140が大,中,小の3種類の大きさのドットを形成できる構成である場合、しきい値を3種類(T1>T2>T3)用意し、補正濃度I’がしきい値T1以上であれば大ドットを出力し、補正濃度I’がしきい値T1未満T2以上であれば中ドットを出力し、補正濃度I’がしきい値T2未満T3以上であれば小ドットを出力し、補正濃度I’がしきい値T3未満であればドットを出力しないようにする。そして、この場合にも、2値化誤差eの算出に用いる出力濃度U’を、出力画像のピクセルサイズに対するドットサイズ(インク量)のサイズ比率に応じた値にする。例えば、低解像度モードにおいては、小ドット(例えばインク量5pl)では出力濃度U’を64とし、中ドット(例えばインク量10pl)では出力濃度U’を128とし、大ドット(例えばインク量20pl)では出力濃度U’を255とするところ、高解像度モードにおいては、小ドットでは出力濃度U’を128とし、中ドットでは出力濃度U’を255とし、大ドットでは出力濃度U’を510とする。このようにすることで、出力画像データの表す出力画像の全体としての濃度を適正にすることができる。
次に、実施形態のプリンタについて説明する。
図14は、実施形態のプリンタ200の概略構成を表すブロック図である。
同図に示すように、このプリンタ200は、前述した参考例のプリンタ100(図1)と比較すると、下記の(1)〜(3)の点が異なっている。なお、図14において、図1に示したプリンタ100と同じ構成要素については、同一の符号を付しているため、詳細な説明は省略する。
(1):ROM130には、上記参考例のハーフトーン処理プログラム131に代えて、このハーフトーン処理プログラム131とは処理の一部が異なるハーフトーン処理プログラム(画像処理プログラムに相当)231が記憶されている。具体的には、上記参考例のハーフトーン処理プログラム131に従い実行されるハーフトーン処理(図3)では、256階調の入力画像データを誤差拡散処理によって2値化することにより出力画像データを生成する。これに対し、本実施形態のハーフトーン処理プログラム231に従い実行されるハーフトーン処理(図17)では、16階調(0〜15)の入力画像データをディザ法によって2値化することにより出力画像データを生成する。なお、本実施形態において、入力画像データを16階調としているのは、説明を分かりやすくするための便宜上の理由であり、上記参考例と同様、256階調の入力画像データに対しても本実施形態の手法を適用することは可能である。
(2):ROM130には、上記参考例の誤差分配マトリクス132及びしきい値133に代えて、ハーフトーン処理(図17)で用いられる情報として、低解像度用ディザマトリクス234と、高解像度用ディザマトリクス235とが記録されている。ここで、低解像度用ディザマトリクス234は、図15に示すように、縦横各4個、計16個のセルに1〜16のしきい値Tを格納したものであり、16階調の入力画像データをディザ法によって2値化するためのディザマトリクスとして従来から用いられているものである。一方、高解像度用ディザマトリクス235は、図16に示すように、縦8個横4個、計32個のセルに1〜32のしきい値Tを格納したものであり、32階調の入力画像データをディザ法によって2値化するためのディザマトリクスとして用いられるもの(つまり、32階調の入力画像データを対象としたもの)である。
(3):RAM120には、誤差記憶部123が確保されていない。ディザ法には不要だからである。
次に、ROM130に記憶されているハーフトーン処理プログラム231に従いCPU110が行うハーフトーン処理について、図17のフローチャートを用いて説明する。
このハーフトーン処理が開始されると、まずS810で、当該プリンタ100の印刷モード(画像出力モードに相当)が、高解像度モードに設定されているか否かを判定する。
そして、S810で、高解像度モードに設定されていない(低解像度モードに設定されている)と判定した場合には、S820へ移行し、後述する2値化処理(S870)に用いるディザマトリクスとして、ROM130に記憶されている低解像度用ディザマトリクス234(図15)を選択した後、S840へ移行する。
一方、S810で、高解像度モードに設定されていると判定した場合には、S830へ移行し、2値化処理(S870)に用いるディザマトリクスとして、ROM130に記憶されている高解像度用ディザマトリクス235(図16)を選択した後、S840へ移行する。
S840,S850では、2値化処理を行う処理対象の画素(注目画素)の位置を判別するための変数x,yの値を初期値である0に設定する。
続いて、S860では、処理対象の入力画像データの印刷色を判別するための変数fの値を0に設定する。なお、上記参考例と同様、変数fは、その値が0の場合には印刷色がブラック(K)であることを示し、その値が1の場合には印刷色がシアン(C)であることを示し、その値が2の場合には印刷色がマゼンタ(M)であることを示し、その値が3の場合には印刷色がイエロー(Y)であることを示す。
続いて、S870では、入力画像記憶部121に記憶されている入力画像データのうち、変数fの示す印刷色の入力画像データについて、この入力画像データにおける注目画素(x,y)を2値化した出力画像(出力階調値に相当)Uを求めて出力画像記憶部122に記憶させる2値化処理を行う。なお、この2値化処理の具体的内容については後述する。
続いて、S880では、変数fの値が3に達したか否かを判定する。
そして、S880で、変数fの値が3に達していない(0〜2の何れかである)と判定した場合には、S890へ移行し、変数fの値に1を加算することで処理対象の入力画像データの印刷色を変更した後、S870へ戻る。
一方、S880で、変数fの値が3に達したと判定した場合には、S900へ移行する。つまり、各印刷色の入力画像データについて2値化処理(S870)を行った後、S900へ移行するようになっている。
S900では、1ラスタ分(1ライン分)の2値化処理が終了したか否かを判定する。つまり、主走査方向(x方向)の2値化処理が終了したか否かを判定するようになっている。
そして、S900で、1ラスタ分の2値化処理が終了していないと判定した場合には、S910へ移行し、変数xの値に1を加算することで注目画素の主走査方向の位置xを1つ増加させた後、再度S860から処理を繰り返す。
一方、S900で、1ラスタ分の2値化処理が終了したと判定した場合には、S920へ移行し、変数yの値に1を加算することで注目画素の副走査方向(y方向)の位置yを1つ増加させる。
続いて、S930では、1ページ分の2値化処理が終了したか否かを判定する。
このS930で、1ページ分の2値化処理が終了していないと判定した場合には、再度S850から処理を繰り返す。
一方、S930で、1ページ分の2値化処理が終了したと判定した場合には、本ハーフトーン処理を終了する。
以上のようなハーフトーン処理が行われることで、各印刷色についての出力画像データが出力画像記憶部122に生成される。
次に、上記ハーフトーン処理(図17)のS870で実行される2値化処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。なお、本2値化処理は、基本的には従来のディザ法による2値化処理と同一であるが、上記ハーフトーン処理(図17)のS810〜S830の処理において、当該プリンタ100の印刷モードが高解像度モード及び低解像度モードの何れに設定されているかによってディザマトリクスを変更している点が従来と異なる。
この2値化処理が開始されると、まずS1010で、変数fの示す印刷色の入力画像データにおける注目画素(x,y)の画素濃度(入力階調値に相当)I(0≦I≦255)を読み出す。
続いて、S1020では、上記ハーフトーン処理(図17)のS810〜S830の処理で選択されたディザマトリクスにおける注目画素(x,y)に対応するしきい値Tを読み出す。
続いて、S1030では、S1010で読み出した画素濃度Iが、S1020で読み出したしきい値T以上であるか否かを判定する。
そして、S1030で、画素濃度Iがしきい値T以上であると判定した場合には、S1040へ移行し、注目画素(x,y)についての変数fの示す印刷色の出力画像Uを1とした後、S1060へ移行する。
一方、S1030で、画素濃度Iがしきい値T以上でない(しきい値T未満である)と判定した場合には、S1050へ移行し、注目画素(x,y)についての変数fの示す印刷色の出力画像Uを0とした後、S1060へ移行する。
S1060では、注目画素(x,y)についての変数fの示す印刷色の出力画像Uの値を出力画像記憶部122に格納する。その後、本2値化処理を終了する。
このように、本プリンタ200の印刷モードが高解像度モードに設定されている場合には、32階調の入力画像データを対象とした高解像度用ディザマトリクス235を用いて2値化処理(図18)が行われるため、出力画像のドットの数が減少することとなる。
なお、実施形態のプリンタ200では、ハーフトーン処理(図17)におけるS810〜S830の処理が、ディザマトリクス選択手段に相当し、2値化処理(図18)におけるS1030〜S1050の処理が、決定手段に相当する。
以上説明したように、本実施形態のプリンタ200では、出力画像のピクセルサイズに対するドットサイズのサイズ比率に応じたディザマトリクスを用いる。このため、本プリンタ200によれば、上記参考例のプリンタ100と同様、出力画像のピクセルサイズよりもドットサイズが大きい場合にも、出力画像データの表す画像全体としての濃度を適正にすることができる。また、上記参考例のプリンタ100と同様、画像濃度Iを小さくする処理を行う必要がないため、多階調の入力画像データの階調が損なわれることを防ぐことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。例えば、本発明は、プリンタに限らず、コピー機やパソコン等にも適用することができる。
参考例のプリンタの概略構成を表すブロック図である。 ピクセルサイズに対するドットサイズの大きさを説明する説明図である。 参考例のハーフトーン処理のフローチャートである。 参考例の2値化処理のフローチャートである。 2値化処理の処理ブロック図である。 最大濃度の入力画像データを2値化処理した場合の処理結果を説明する説明図である。 誤差分配マトリクスの説明図である。 画素濃度を2分の1にした値を用いて補正濃度を算出する手法での処理結果を説明する説明図である。 出力濃度設定処理の説明図である。 出力濃度設定処理のフローチャートである。 変形例(1)としての2値化処理のフローチャートである。 変形例(1)での2値化処理の処理ブロック図である。 変形例(2)としての2値化処理のフローチャートである。 施形態のプリンタの概略構成を表すブロック図である。 低解像度用ディザマトリクスの説明図である。 高解像度用ディザマトリクスの説明図である。 施形態のハーフトーン処理のフローチャートである。 施形態の2値化処理のフローチャートである。
符号の説明
100,200…プリンタ、110…CPU、120…RAM、121…入力画像記憶部、122…出力画像記憶部、123…誤差記憶部、130…ROM、131,231…ハーフトーン処理プログラム、132…誤差分配マトリクス、133…しきい値、140…印刷部、234…低解像度用ディザマトリクス、235…高解像度用ディザマトリクス

Claims (8)

  1. 多階調の入力画像データから該入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うための手段として、前記入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける該注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、前記出力画像データにおける前記注目画素の階調を表す出力階調値を決定する決定手段を備え、
    解像度の異なる出力画像データを出力するための複数の画像出力モードのうち、設定された1つの画像出力モードで動作するように構成された画像処理装置において、
    前記決定手段により用いられるディザマトリクスとして、設定されている画像出力モードに応じたディザマトリクスを選択するディザマトリクス選択手段を備え、
    該ディザマトリクス選択手段は、当該画像処理装置が特定の画像出力モードに設定されている場合には、前記入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択すること、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記特定の画像出力モードは、最も高い解像度の出力画像データを出力するための画像出力モードであること、
    を特徴とする画像処理装置。
  3. 多階調の入力画像データから該入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うための手段として、前記入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける該注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、前記出力画像データにおける前記注目画素の階調を表す出力階調値を決定する決定手段を備え、
    ドットサイズと出力画像のピクセルサイズとのサイズ比率の異なる出力画像データを出力するための複数の画像出力モードのうち、設定された1つの画像出力モードで動作するように構成された画像処理装置において、
    前記決定手段により用いられるディザマトリクスとして、設定されている画像出力モードに応じたディザマトリクスを選択するディザマトリクス選択手段を備え、
    該ディザマトリクス選択手段は、当該画像処理装置が特定の画像出力モードに設定されている場合には、前記入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択すること、
    を特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記特定の画像出力モードは、最もドットサイズのサイズ比率が大きい出力画像データを出力するための画像出力モードであること、
    を特徴とする画像処理装置。
  5. 多階調の入力画像データから該入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うため、前記入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける該注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、前記出力画像データにおける前記注目画素の階調を表す出力階調値を決定する画像処理方法であって、
    複数種類の解像度のうちの1つの解像度で前記出力画像データを出力する場合に、前記出力階調値を決定するために用いられるディザマトリクスとして、前記出力画像データの解像度に応じたディザマトリクスを選択し、特に、前記複数種類の解像度のうち特定の解像度の出力画像データを出力する場合には、前記入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択すること、
    を特徴とする画像処理方法
  6. 多階調の入力画像データから該入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うため、前記入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける該注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、前記出力画像データにおける前記注目画素の階調を表す出力階調値を決定する画像処理方法であって、
    ドットサイズと出力画像のピクセルサイズとの複数種類のサイズ比率のうち、1つのサイズ比率で前記出力画像データを出力する場合に、前記出力階調値を決定するために用いられるディザマトリクスとして、前記出力画像データについてのサイズ比率に応じたディザマトリクスを選択し、特に、前記複数種類のサイズ比率のうち特定のサイズ比率の出力画像データを出力する場合には、前記入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択すること、
    を特徴とする画像処理方法
  7. コンピュータを、多階調の入力画像データから該入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うための次の(c1),(c2)の手段として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
    (c1):前記入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける該注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、前記出力画像データにおける前記注目画素の階調を表す出力階調値を決定する決定手段
    (c2):複数種類の解像度のうちの1つの解像度で前記出力画像データを出力する場合に、前記決定手段により用いられるディザマトリクスとして、前記出力画像データの解像度に応じたディザマトリクスを選択し、特に、前記複数種類の解像度のうち特定の解像度の出力画像データを出力する場合には、前記入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択するディザマトリクス選択手段
  8. コンピュータを、多階調の入力画像データから該入力画像データの階調数よりも低い階調数の出力画像データへの階調変換を行うための次の(d1),(d2)の手段として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
    (d1):前記入力画像データにおける注目画素の階調を表す入力階調値を、ディザマトリクスにおける該注目画素に対応するしきい値と比較した結果に基づいて、前記出力画像データにおける前記注目画素の階調を表す出力階調値を決定する決定手段
    (d2):ドットサイズと出力画像のピクセルサイズとの複数種類のサイズ比率のうち、1つのサイズ比率で前記出力画像データを出力する場合に、前記決定手段により用いられるディザマトリクスとして、前記出力画像データについてのサイズ比率に応じたディザマトリクスを選択し、特に、前記複数種類のサイズ比率のうち特定のサイズ比率の出力画像データを出力する場合には、前記入力画像データの階調数よりも高い階調数を対象としたディザマトリクスを選択するディザマトリクス選択手段
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