JPS6322818B2 - - Google Patents

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JPS6322818B2
JPS6322818B2 JP4867885A JP4867885A JPS6322818B2 JP S6322818 B2 JPS6322818 B2 JP S6322818B2 JP 4867885 A JP4867885 A JP 4867885A JP 4867885 A JP4867885 A JP 4867885A JP S6322818 B2 JPS6322818 B2 JP S6322818B2
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JP
Japan
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switching operation
case body
switching
floor
floor brush
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JP4867885A
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JPS6129322A (ja
Inventor
Kenichi Oogoshi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気掃除機の床用吸口、特に掃除す
る床の状態に合せて、床ブラシを選択的に上下さ
せる切換装置を有し、かつこの切換装置の切換操
作性を向上させるため、足踏式の切換操作体を吸
込口主体上面の左右位置に設けたものに関する。
〔従来の技術〕
従来、左右に配置されたそれぞれの切換操作体
を連結するための連結体、床ブラシを上下動させ
るためのカム体、および切換に節動を与えかつカ
ム体の位置を安定させるための節動部等が必要で
構造が複雑になり、かつ足踏操作により大きな荷
重がかかるため、これに耐えるようにするため、
切換装置の部品を比較的大形にせねばならない等
の問題が生じている。(米国特許第3821831号明細
書参照) 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで、本発明は上記問題点に鑑み、床ブラシ
の上下位置を選択的に切替える摺動カム体、およ
び吸口主体上面の左右位置にそれぞれ配置された
前記摺動カム体を作動するための足踏操作可能な
切換操作体を有するものにおいて、軽く操作で
き、しかも切換位置で安定する床用吸口を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は選択的に上下動させて使用できる床
ブラシを備え、この床ブラシを装設したケース体
に接手が上下方向に回動自在に設けられている電
気掃除機の床用吸口において、上記ケース体の前
方左右隅部に走行用小車輪を配設し、かつケース
体の接手両側部に前記床ブラシの出没動作を行う
切換操作体を前記ケース体の上面に対して出没自
在に装設し、この切換操作体の後方のケース体に
軸受リブを一体に設け、このの軸受リブに両端支
持された車軸に大車輪を軸支すると共に、前記軸
受リブのケース体上面側に前記大車輪を露出させ
る落ち込み部を設け、かつ前記切換操作体と大車
輪との間隔が、床ブラシの切換えと大車輪の回転
阻止とを片足で同時操作可能とする距離に設定さ
れたものである。
〔作 用〕
次に本発明実施例の動作を説明すると、第1図
は、床ブラシ12が上方位置にある状態、すなわ
ち、摺動カム体18の上位保持部41,41′が、
コイルばね26の押圧力に抗して、床ブラシ12
のブラシ台13に設けられた突片40,40′を
上方に押し上げている状態を示しているものであ
る。この状態より切換操作体17を、足踏操作に
より第1図P矢印方向に押し倒せば、部片51に
より、摺動カム体18は、第1図に示したQ矢印
方向に移動させられる。そして、この時、突片4
0,40′は、コイルばねの押圧力および自重に
て摺動カム体18の傾斜部43,43′を滑べり
落ち、しかして床ブラシ12は下方位置に切り換
るのである。一方、摺動カム体18の移動によ
り、切換操作体右16の部片50もQ矢印方向に
移動し、切換操作体右16はS矢印方向に回動さ
せられ、第1図に点線で示した状態になるのであ
る。そしてこの状態から、上記とは反対に切換操
作体右16を押し倒せば、第1図に示した状態に
もどるのである。
切換操作体右16と切換操作体左17とはそれ
ぞれ大車輪28の軸線上に配設してあるから、切
換操作体を足踏み操作する際に、第7図に示すよ
うに大車輪28を押えることりなり、床用吸口を
一時固定することができる。
上記の切換操作により、摺動カム体18の連結
部には、比較的大きな圧縮荷重が働くが、連結部
39は断面が略コ字状の形状となつているため、
上記圧縮荷重によつて、容易に変形したりゆがん
だりすることがないのである。また、軸体47,
47′の下方底面には開口48,48′が設けられ
ているが、連結部39の側壁46,46′を軸体
47,47′で連結しているので、開口48,4
8′を設けたことにより、圧縮荷重に対する強度
が特に悪化することもないのである。さらに、圧
縮荷重に対する強度を弱める原因となる切欠き部
56等が必然的に構成されるカム部44,44′
を比較的大きな圧縮荷重の働く連結部39の外側
としたので、摺動カム体18は、特別な補強体等
を設けずとも充分な強度を確保出来るのである。
また切換操作体の部片50,51は連結部39
の側壁46,46′にはさまれる形となるため、
摺動カム体18の前後方向の位置は、上ケースス
体1や下ケース体2の寸法誤差等に何んら影響さ
れることがなく、切換操作体右16および切換操
作体左17の相対位置は常に安定しているため、
常に確実な動作が得られるのである。
次に切換部分の組立方法について第8図を用い
て説明する。
図において57は組立用の台である。
まず図示のごとく、切換操作体右16、切換操
作体左17、通気路構成体10、コイルばね2
6、床ブラシ12等を上ケース体1に取りつけ
る。そして次に摺動カム体18を図示T矢印のよ
うに取り付ける。この時、摺動カム体18の連結
部39の底面49には、開口48,48′が設け
てあるため、部片50,51と軸体47,47′
の位置合せを目で確認できるため、位置合せを容
易に行なえるのである。また、部片50,51
が、連結部39の側壁46,46′にはさまれる
形となるため、摺動カム体18は確実に保持さ
れ、次の組立工程で脱落する等の不具合が生じな
いのである。
本発明による床用吸口は前述のごとく、摺動カ
ム体が堅固で、組立性が良好で、かつ切換操作体
右16および切換操作体左17と摺動カム体18
の相対位置が確実に定まり、安定した動作が得ら
れるとともに、摺動カム体18には、連結部3
9、カム部44,44′、および節動用のばね部
45,45′をそれぞれ一体に設けたので、部品
点数が少なく、かつ構造も簡単なものである。
また、吸口主体上面の左右位置にそれぞれ独立
して足踏操作可能な切換操作体右16および切換
操作体左17を設けたので、使用者は立つたまま
の姿勢で切換操作ができ、またこの時、切換操作
体が離れているため、操作間違いや一方の切換操
作体がじやまになる等の不都合も生じないもので
ある。
〔実施例〕
上記の目的を達成するための本発明の構成を実
施例に対応して説明すると、1は上ケース体で、
2はこの上ケース体1にねじ3等で固定される下
ケース体である。4は前記下ケース体2に設けら
れた吸塵口で、その左右には吸込溝5が設けられ
ている。6は、ゴム、軟質塩化ビニール等の軟質
でかつ弾性に富んだ材料で作られた遮蔽体で、前
記吸込溝5の前後に配置されている。なおこの遮
遮蔽6は、吸込溝5に流入する空気流の流速を速
めて吸込性能を向上することを目的として設けら
れているものである。7は、上ケース体1と下ケ
ース体2とにより上下方向へ(第3図に示したR
矢印方向)回動自在に保持された接手、8はこの
接手7の後方に回転自在に取付けられた曲り管で
電気掃除機主体からの延長管等(図示せず)に接
続されるものである。9は、前記接手7と曲り管
8の抜け止めをするための抜止体である。10
は、吸塵口4から接手7に致る通気路を構成する
ための、通気路構成体である。11は、ゴム、軟
質塩化ビニール等の軟質材で作られた保護用のバ
ンパーである。12は、床ブラシで、合成樹脂等
で形成されたブラシ台13にブラシ体14を植毛
したもので、下ケース体2に一体的に設けられた
ブラシ取付溝15に上下動自在に取り付けられる
ものである。
16,17は、前記床ブラシ12を選択的に上
下動させるための摺動カム体18を操作するため
の切換操作体右、および切換操作体左である。
19は、切換操作体右16および切換操作体左
17にそれぞれ一体に設けられた軸で、21は、
切換操作体右16および切換操作体左17に同じ
く一体に設けられた荷重受部であり、軸19は上
ケース体1に一体に設けられた上軸受部23,2
3、および下ケース体2に一体に設けられた下軸
受部24にて、また荷重受部21は下ケース体2
に一体に設けられた支持部25にてそれぞれ回動
自在に保持されている。26は、前記床ブラシ1
2を常時下方に押圧するためのコイルばねであ
る。27は、吸口主体の前方左右隅部に設けられ
た走行用の小車輪、28は前記切換操作体右16
および切換操作体左17近傍の後方部にそれぞれ
設けられた走行用の大車輪である。
なおこの大車輪28は、硬質の合成樹脂で作ら
れたホイール部29と、その外周に配置され、ゴ
ムまたは軟質合成樹脂等の軟質材で作られたタイ
ヤ部30とで構成されているものである。31
は、前記大車輪28を取りつけるための切欠け状
開口である。32は、大車輪28の軸受部33を
回転自在に支持するための車軸で、上ケース体1
に一体に設けられた軸受リブA34、軸受リブB
35、および下ケース体2に一体に設けられた軸
受リブC36、軸受リブD37により挾持されて
いるものである。
摺動カム体18は、その中央部に位置する連結
部39と、その左右外側位置に設けられ、床ブラ
シ12のブラシ台13に一体的に設けられた突片
40,40′を上部位置に保持するための、上位
保持部41,41′と前記突片40,40′を下部
位置に保持するための下位保持部42,42′と
の間に設けられた傾斜部43,43′とから構成
されたカム部44,44′と、左右両端部に設け
られたばね部45,45′とから構成されている
ものである。そして前記連結部39は、その断面
形状が、上方に開口した略コ字状となつており、
その左右両端部には、コ字状断面の側壁46,4
6′を連結して、軸体47,47′が一体成形によ
り設けられているものである。
48,48′は、前記連結部の底面49に設け
られた開口で、前記軸体47,47′の下方に位
置しているものである。50,51はそれぞれ切
換操作体右16および切換操作体左17と一体的
に設けられた摺動カム体18を操作するための脚
部で、前記軸体47,47′を挿入するための溝
部52,53をそれぞれ有しているものである。
54,54′はそれぞれ前記ばね部45,45′の
端部に設けられたなだらかな山状の突出部で、5
5,55′はこれらの突出部54,54′に対応し
て、下ケース体2に一体的に設けられた突起であ
る。なお、これらのばね部45,45′、山状の
突出部54,54′、および突起55,55′は切
換操作に節動を持たせ、かつ摺動カム体18が、
外部からの衝撃等により不用意に動作しないよう
に位置を安定させるために設けられているもので
ある。
そして、第4図、第7図に示すように切換操作
体右16、切換操作体左17をそれぞれ大車輪2
8の軸線上に設けてある。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成であるから次のような効果
を奏するものである。
(1) 床ブラシを選択的に上下動させて使用する電
気掃除機の床用吸口において、上記床ブラシを
固定するブラシ台の壁面に突片を設け、上記接
手の両側上ケース体にく字状の切換操作体を摺
動自在に2個挿設したから、床ブラシの上下動
の選択が容易でその動作も正確に行える。
(2) 切換操作体と大車輪とが同じ軸線上に配設し
てあるので、切換操作体を足踏み操作する際に
大車輪を同時に足で押えることになり、床用吸
口を一時固定することができて操作上非常に便
利であるという効果がある。
(3) 各切換操作体のケース内に収納される部片に
それぞれ係合する2つの軸体が突設されている
摺動カム体を設け、該摺動カム体には前記突片
を摺接する傾斜面を形成し、かつ前記切換操作
体の上ケース体より突出している部片を操作す
ることにより該摺動カム体が左右いずれかの方
向に摺動するようにしたから、掃除機を操作す
る際にブラシが吸口から出ているか、中に入つ
ているか一目で判り、また吸口主体上面の左右
位置にそれぞれ独立して足踏操作可能な切換操
作体を2個左右に設けたので、使用者は立つた
ままの姿勢で切換操作ができ、またこの時、切
換操作体が離れているため、操作間違いや一方
の切換操作体がじやまになる等の不都合も生じ
ないものである。
(4) さらに、ブラシ台の壁面の突片が前記傾斜面
に摺接して上下動し、これにより前記床ブラシ
を選択的に上下動させるようにしたから、操作
性が良好で、切換位置で安定し、確実な切換操
作が可能な電気掃除機の床用吸口を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の要部断面図、第2図
は第4図のX1−X1断面図、第3図は縦断面図、
第4図、および第5図は一実施例の平面図および
底面図、第6図は第4図のX2−X2断面図、第7
図は操作方法の説明図、第8図は組立方法の説明
図である。 1……上ケース体、2……下ケース体、12…
…床ブラシ、16,17……切換操作体、18…
…摺動カム体、19……軸、21……荷重受け
部、39……連結部、44,44′……カム部、
45,45′……バネ部、47,47′……軸体、
48,48′……開口、49……底面、50,5
1……部片、52,53……溝部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 選択的に上下動させて使用できる床ブラシを
    備え、この床ブラシを装設したケース体に接手が
    上下方向に回動自在に設けられている電気掃除機
    の床用吸口において、上記ケース体の前方左右隅
    部に走行用小車輪を配設し、かつケース体の接手
    両側部に前記床ブラシの出没動作を行う切換操作
    体を前記ケース体の上面に対して出没自在に装設
    し、この切換操作体の後方のケース体に軸受リブ
    を一体に設け、この軸受リブに両端支持された車
    軸に大車輪を軸支すると共に、前記軸受リブのケ
    ース体上面側に前記大車輪を露出させる落ち込み
    部を設け、かつ前記切換操作体と大車輪との間隔
    が、床ブラシの切換えと大車輪の回転阻止とを片
    足で同時操作可能とする距離に設定されているこ
    とを特徴とする電気掃除機の床用吸口。
JP4867885A 1985-03-12 1985-03-12 電気掃除機の床用吸口 Granted JPS6129322A (ja)

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JP4867885A JPS6129322A (ja) 1985-03-12 1985-03-12 電気掃除機の床用吸口

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JP4867885A JPS6129322A (ja) 1985-03-12 1985-03-12 電気掃除機の床用吸口

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JPS6129322A JPS6129322A (ja) 1986-02-10
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US5547254A (en) * 1992-09-30 1996-08-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Pawl and ratchet type seat tilt control apparatus
WO2010119279A1 (en) 2009-04-14 2010-10-21 Dyson Technology Limited A cleaner head
GB2469459B (en) * 2009-04-14 2013-05-22 Dyson Technology Ltd A cleaner head
GB2469456B (en) 2009-04-14 2013-04-17 Dyson Technology Ltd A cleaner head
EP2773252B1 (en) * 2013-02-04 2014-11-05 Koninklijke Philips N.V. Vacuum cleaner nozzle

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