JPH0128747Y2 - - Google Patents

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JPH0128747Y2
JPH0128747Y2 JP14891882U JP14891882U JPH0128747Y2 JP H0128747 Y2 JPH0128747 Y2 JP H0128747Y2 JP 14891882 U JP14891882 U JP 14891882U JP 14891882 U JP14891882 U JP 14891882U JP H0128747 Y2 JPH0128747 Y2 JP H0128747Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はセミセントラルタイプの電気掃除機
に関する。
この種のセミセントラル形電気掃除機は、通常
部屋の隅等に設置され、その集塵ホースのみを伸
ばして使用される構成となつている。すなわち、
この電気掃除機は、前輪および後輪を備えたケー
ス本体内に集塵部並びに集塵ホース、集塵パイ
プ、床ブラシ等を収容してなり、このものは使用
時においてその前面の開閉蓋を開けて、上記集塵
部前面の吸塵口に接続された集塵ホースを引き出
し、さらにこの集塵ホースの先端に集塵パイプ、
床ブラシ等を接続して床面などの清掃を行なうよ
うになつている。
また、ケース本体に設けた前輪および後輪は上
記集塵ホースの長さが足りない場合に、このケー
ス本体の移動を容易にするためのものであり、こ
れによつて集塵ホースの長さに規制されずに各部
屋の清掃が行なえるものである。
ところで、このような設置形の電気掃除機にお
いてはケース本体に前輪および後輪を備えている
ことから、清掃中の集塵ホースの引き回しの際、
ケース本体が不用意に動き易く、このためケース
本体を部屋の壁等に沿わせて設置した場合、この
壁等と当接する不具合があつた。
この考案はこのような事情にもとづいてなされ
たもので、その目的とするところは、使用時にお
いてケース本体が不用意に動いたりすることのな
い安定性に優れた電気掃除機を提供することにあ
る。
すなわちこの考案は、前面開口のケース本体の
前面に設けられる開閉蓋をその下端部を回動中心
として開閉可能とし、開閉蓋の外表面下端部にこ
の開閉蓋を開いた際、先端が床面に当接して上記
前輪を浮かしケース本体を後方に傾ける持上げ突
起を突設するとともに、上記開閉蓋の外表面上端
部に同じく開閉蓋を開いた際、先端が床面に当接
して開閉蓋を支持する支持突起を突設し、かつ開
閉蓋を開いた際にその状態を保持するストツパ機
構を開閉蓋とケース本体との間に設けたことを特
徴とするものである。
以下この考案の一実施例を図面にもとづき説明
する。
図中1はケース本体である。このケース本体1
は合成樹脂からなり、前面が開口した箱状をなし
ている。また、ケース本体1の下面には前輪2,
2および後輪3,3が取着されており、上記前輪
2,2は操向用のキヤスターにより構成されてい
る。
上記ケース本体1内には電動送風部4並びに集
塵部5が配置されている。電動送風部4はケース
本体1内を中板部6および仕切カバー部7によつ
て送風機室8に区画し、この送風機室8に電動送
風機9を収容して構成されている。また、電動送
風機9はその上端部および下端部がゴム等の弾性
材料からなる支持部材10,11を介して支持さ
れている。また、この実施例の場合、電動送風機
9は後輪3,3側に位置して配置され、ケース本
体1の重心が後輪3,3の近傍となるように設定
されている。
さらにケース本体1の両側面には凹部により構
成された把手12,12が形成されているととも
に、これら把手12,12の底面には上記送風機
室8に連通する排気風孔13がそれぞれ形成され
ている。
一方、上記送風機室8の下側は中板部6とケー
ス本体1の下面で区画された上記集塵部5の集塵
室14に構成されており、この集塵室14の前面
は吸塵口15aを有した集塵蓋15により閉塞さ
れている。この集塵蓋15はその上端部に形成し
た係合凹部16を上記中板部6前縁の係合突部1
7に係止する構造となつており、これにより集塵
蓋15は着脱自在となつている。また、集塵室1
4は上記電動送風機9の吸引口9aに連通されて
おり、18はその内部に装着されたフイルタであ
る。さらに、上記集塵室14の前面の吸塵口15
aには集塵ホース19の基端部が接続可能になつ
ており、また集塵ホース19の先端は集塵パイプ
20を介して床ブラシ21等と接続されるように
構成されている。
そして、上記ケース本体1の前面には開閉蓋2
2が設けられている。この開閉蓋22はケース本
体1と同様に合成樹脂からなり、その下端部の枢
軸23回りに回動されて開閉されるようになつて
いる。
また、開閉蓋22の外表面下端部およびその上
端部には第4図に示す如く持上げ突起24および
支持突起25,26がそれぞれ突設されている。
これら持上げ突起24および支持突起25,26
は、開閉蓋22を開いた際、持上げ突起24の先
端を床面Aに当接させ、これにより前輪2,2を
浮かした状態でケース本体1を後方に傾けるよう
になつており、またこのとき第4図に示すように
支持突起25,26の先端が床面Aに接して開閉
蓋22の支持を行なうように設定されている。と
ころで、この実施例の場合、上記持上げ突起24
および一方の支持突起25は開閉蓋22の外周に
沿つて一体成形した周郭27により構成されてい
る。また他方の支持突起26は第1図において示
す如く、開閉蓋22のハンドルとして形成されて
おり、この支持突起26における床面Aとの接触
面26aはゴム等からなる摩擦係数の大きな材料
で構成されている。なお、ケース本体1の背面1
aはあらかじめ傾斜面に形成されており、ケース
本体1が後方に傾けられた際には中板部背面1a
が壁面B等と密着するように設定されている。
一方、開閉蓋22の裏面にはその中央部に円筒
リブ28並びに外側リブ29が一体成形されてお
り、これら円筒リブ28と外側リブ29との間に
上記集塵ホース19を巻き付けて収容可能となつ
ている。なお、集塵パイプ20および床ブラシ2
1等の付属品は前記仕切カバー部7の上面などに
収容されるようになつている。
そして、ケース本体1と開閉蓋22との間には
ストツパ機構37が設けられ、この機構37によ
り開閉蓋22は開いた際にその状態を保持される
ようになつている。すなわち、上記開閉蓋22の
下端面には第4図に示す如くストツパ部30が突
設されている。このストツパ部30は開閉蓋22
を開いた場合、ケース本体1側のストツパ爪31
に係止されるようになつており、これにより開閉
蓋22の閉動作が阻止されるようになつている。
また、ストツパ爪31は回動軸32に取着されて
回動自在になつており、このものはスプリング3
3によつて常時上記ストツパ部30と係合する方
向に回動付勢されている。なお、開閉蓋22を閉
じる場合には上記回動軸32と一体的に連結した
解除レバー34を回すことで、その係合を解除で
きるようになつている。
また、開閉蓋22の上端面においても掛止め突
起35が形成されており、この掛止め突起35は
開閉蓋22を閉じた際、ケース本体1の天井面1
bに形成した掛止め凹部36に嵌合されてこの開
閉蓋22の不用意な開動作を阻止するものであ
る。
しかして上記実施例の電気掃除機によれば、開
閉蓋22を開いて集塵ホース19を引き出し、こ
の集塵ホース19の先端に例えば集塵パイプ2
0、床ブラシ21をして床面A等の清掃を行なう
ことができる。そして、この際開閉蓋22はその
持上げ突起24並びに支持突起25,26を介し
て床面Aに載置されることから、この床面Aにお
ける掃除機全体の床接触面積は大幅に増大し、し
かも上記持上げ突起24によつて前輪2,2を浮
かすことができることから、ケース本体1の安定
性を大きく確保できる。その上ストツパ機構37
を設けたから、開閉蓋22を開き状態に確実に保
持でき、ケース本体1の自重やケース本体1を押
し下げる外力の作用、または集塵ホース19の引
き回しによる前方への引張り力がケース本体1に
作用するにも拘らず、開閉蓋22の支持突起2
5,26側が浮上つてしまつたり、ケース本体1
が前に倒れるように傾けられることがない。よつ
て、清掃中、集塵ホース19を引き回しても、不
用意にケース本体1が動いたりすることはなく、
このケース本体1が上記壁面B等に衝突するのを
確実に防止できる。また、上記支持突起26の接
触面26aがゴム等の摩擦係数の大きな材料によ
り構成されていることから、ケース本体1はさら
に動き難く、またケース本体1を上記壁面Bに沿
わせるようにすると、その背面1aがこの壁面B
に密着するので、ケース本体1の安定性を一層高
めることができる。また、上記接触面26aがゴ
ム等の弾性材料により構成されていると、上記支
持突起26をハンドルとして使用する場合にこの
ハンドルの触感が優れたものとなる。
さらに、この実施例では電動送風機9を後輪
3,3側に位置させてケース本体1の重心を後輪
3,3の近傍に設定してあるので、開閉蓋22を
開いてケース本体1を後方に傾ける際、このケー
ス本体1を容易に傾けることができる。
また、開閉蓋22においては持上げ突起24お
よび支持突起25を構成する周郭27並びにその
裏面の円筒リブ28および外側リブ29により、
その強度を高めることができる。
またさらに、ケース本体1の排気風孔13,1
3を把手12,12の底面に形成したことから、
これら排気風孔13,13を隠すことができ、そ
の外観に優れる利点も有する。
以上説明したようにこの考案は、開閉蓋の外表
面下端部に持上げ突起を突設するとともに、開閉
蓋の外表面上端部に支持突起を突設したことを特
徴とするものである。したがつて開閉蓋を開いた
際には、上記持上げ突起により前輪を浮かしてケ
ース本体を後方に傾けることができ、また上記支
持突起によつて持上げ突起とともに開閉蓋を床面
上に支持することができる。よつて、使用時にお
いてはケース本体の床接触面積を増大させること
になり、しかもこのとき上記前輪が床面から浮き
上がつた状態にあるので、ケース本体の安定性を
高めることができる。さらに、この考案は、開閉
蓋を開いた際にその状態を保持するストツパ機構
を設けたことも特徴とするから、そのストツパ作
用によりケース本体および開かれた開閉蓋の安定
性を高めることができる。この結果、清掃中集塵
ホースを引き回してもケース本体が不用意に動い
たりすることはなく、操作性に優れたものとな
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は全
体の斜視図、第2図は側面図、第3図は開閉蓋を
開いた状態の斜視図、第4図は同じく開閉蓋を開
いた状態の断面図である。 1……ケース本体、2……前輪、3……後輪、
4……電動送風部、5……集塵部、22……開閉
蓋、24……持上げ突起、25,26……支持突
起、15a……吸塵口、19……集塵ホース、3
7……ストツパ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前輪並びに後輪を備えるとともに、集塵ホー
    スが接続される吸塵口が前面に設けられた集塵
    部、および電動送風機が夫々内部に収容された
    前面開口のケース本体と、上記ケース本体の前
    面に設けられ下端部を回動中心として開閉可能
    な開閉蓋と、この開閉蓋の外表面下端部に突設
    され、開閉蓋を開いた際に先端が床面に当接し
    て上記前輪をこの床面から浮かしケース本体を
    後方に傾ける持上げ突起と、上記開閉蓋の外表
    面上端部に突設され、同じく開閉蓋を開いた際
    に先端が床面に当接してこの開閉蓋を支持する
    支持突起と、上記開閉蓋とケース本体との間に
    設けられ上記開閉蓋を開いた際にその状態を保
    持するストツパ機構とを具備したことを特徴と
    する電気掃除機。 (2) 上記支持突起における床面との接触面は摩擦
    係数の大きな材料で構成されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の電
    気掃除機。 (3) 上記電動送風部はケース本体内において後輪
    側に配置されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の電気
    掃除機。
JP14891882U 1982-09-30 1982-09-30 電気掃除機 Granted JPS5951552U (ja)

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JPS5951552U JPS5951552U (ja) 1984-04-05
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