JPS6322760B2 - - Google Patents

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JPS6322760B2
JPS6322760B2 JP57089569A JP8956982A JPS6322760B2 JP S6322760 B2 JPS6322760 B2 JP S6322760B2 JP 57089569 A JP57089569 A JP 57089569A JP 8956982 A JP8956982 A JP 8956982A JP S6322760 B2 JPS6322760 B2 JP S6322760B2
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Harorudo Puritsuchaado Daruton
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RCA Corp
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Publication of JPS57199385A publication Critical patent/JPS57199385A/ja
Publication of JPS6322760B2 publication Critical patent/JPS6322760B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/18Picture reproducers using cathode ray tubes using separate electron beams for the primary colour signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/77Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
    • H04N9/78Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の関連する技術分野〕 この発明はテレビジヨン信号分離装置、特に後
続の映像情報処理のためにテレビジヨン輝度信号
とクロミナンス信号を分離する装置に関する。
〔従来技術〕
テレビ受像機の映像検波器は合成ベースバンド
映像信号を生成するが、テレビ映像管に画像を生
成するに要する信号を発生するには、この合成信
号の輝度成分とクロミナンス成分を分離する必要
がある。この輝度信号とクロミナンス信号は各別
に処理された後再結合されて通常の赤、緑、青の
映像管用信号となる。輝度信号とクロミナンス信
号は帯域フイルタや低域フイルタを用いて部分的
に分離することもできるが、1980年3月発行の
「アール・シー・エー・レビユ(RCA Review)」
第41巻第3頁以降に掲載された本願発明者の論文
「カラーテレビ受像機の画像改善用CCD櫛型フイ
ルタ(A CCD Comb Filter Color TV
Receiver Picture Enhancement)」記載のよう
な櫛型フイルタを用いるとさらに高精度の分離が
できて有利である。この櫛型フイルタは標準
NTSCカラー信号中の輝度信号とクロミナンス信
号の各情報が互いに入組んでいる性質を利用し
て、この2つの信号情報成分を全映像信号帯域に
亘つて分離する上、上記論文記載の櫛型フイルタ
は輝度情報成分の垂直細部の再生度を向上する手
段を備えている。
櫛型フイルタによる輝度信号とクロミナンス信
号の分離の技法は米国特許第4096516号明細書記
載の櫛型濾波方式にうまく利用されている。この
方式では集積回路型電荷結合装置遅延線を用いて
映像信号を遅らせ、その集積回路の2つの出力端
子に互いに入組んだ輝度信号とクロミナンス信号
とを補数関係で分離するようになつている。しか
し櫛型濾波された出力信号はそれを色信号再生の
ために処理する前に濾波することを要し、すなわ
ち櫛型濾波されたクロミナンス信号はクロミナン
ス信号帯の外側の周波数を除いてクロミナンス信
号成分だけを通すようにした帯域フイルタか高域
フイルタにより濾波する必要がある。上記米国特
許に例示された帯域フイルタは集積回路外に設け
た個別回路素子で構成され、クロミナンス信号処
理回路用の帯域濾波クロミナンス信号を生成す
る。
輝度信号も外部の低域フイルタで濾波される。
クロミナンス出力端子の信号も外部の低域フイル
タで濾波して櫛型濾波後のクロミナンス出力の低
周波数部(すなわち0〜約1.5MHz)に存在する
輝度垂直細部情報を回復する。この濾波された輝
度信号と垂直細部情報は組合されて次の信号処理
用の復原輝度信号を生成する。
上述のような種々のフイルタ回路成分をなくす
るには、2信号の帯域濾波および低域濾波を櫛型
フイルタの集積回路板上で行うようにすることが
望ましい。また輝度信号の低域濾波によつて不都
合に除去される高周波数水平細部情報を輝度信号
に回復することも望ましく、その上この輝度信号
に含まれる水平および垂直細部情報の量を視聴者
が共通のピーキング制御器を用いて調節し得るよ
うにすることも望ましい。
櫛型濾波方式をテレビ受像機に利用する場合
は、クロミナンス信号処理回路における濾波処理
によりクロミナンス情報に相当な遅れが生ずるこ
とを認識する必要がある。このクロミナンス信号
の遅れは通常輝度信号路の遅延線によつて整合さ
れ、処理後の輝度信号とクロミナンス信号を組合
せて映像管用の色信号を生成する時点でその両信
号が適正な時間関係になるようになつている。従
つて櫛型濾波系のクロミナンス信号のタイミング
を進ませてそのテレビ系内で整合のために必要な
輝度信号の遅延の全部または大部分をなくする手
段を設けることがさらに望ましい。
〔発明の開示〕
この発明によるテレビジヨン信号分離装置は、
所定周波数帯を占める輝度信号成分とその所定周
波数帯の高周波数部分に亘つて上記輝度信号成分
と間挿関係にあるクロミナンス信号成分とを含む
合成映像信号の信号源と、この合成映像信号に応
答して上記輝度信号成分とクロミナンス信号成分
とを櫛型濾波された2つの信号に分離するための
櫛型フイルタ回路とを有するテレビジヨン受像機
において使用される。
この発明によるテレビジヨン信号分離装置は、
上記櫛型濾波されたクロミナンス信号を受信する
ように結合された入力と、出力とを有し、第1の
所定遅延特性を呈する第1の低域通過フイルタ
と、上記櫛型濾波されたクロミナンス信号を受信
するように結合された入力と、出力とを有し、上
記第1の低域通過フイルタの遅延特性に実質的に
等しい遅延特性を呈する第1の遅延素子と、上記
第1の低域通過フイルタの出力に結合された第1
の入力と、上記第1の遅延素子の出力に結合され
た第2の入力とを有し、上記第1の低域通過フイ
ルタおよび第1の遅延素子によつて供給される各
信号を減算的に合成して高域通過フイルタ特性を
呈する出力に櫛型濾波されたクロミナンス信号を
発生する第1の合成手段と、上記櫛型濾波された
輝度信号を受信するように結合された入力と、出
力とを有し、第2の所定遅延特性を呈する第2の
低域通過フイルタと、上記櫛型濾波された輝度信
号を受信するように結合された入力と、出力とを
有し、上記第2の低域通過フイルタの遅延特性に
実質的に等しい遅延特性を呈する第2の遅延素子
と、上記第2の低域通過フイルタの出力に結合さ
れた第1の入力と、上記第2の遅延素子の出力に
結合された第2の入力とを有し、上記第2の低域
通過フイルタおよび第2の遅延素子によつて供給
される各信号を減算的に合成して高域通過フイル
タ特性を呈する出力に櫛型濾波された輝度信号を
発生する第2の合成手段と、上記第1の低域通過
フイルタの出力に結合された第1の入力と上記第
2の遅延素子の出力に結合された第2の入力とを
有し、上記第1の低域通過フイルタおよび第2の
遅延素子によつて供給された各信号を加算的に合
成して出力に垂直細部情報を含む回復された輝度
信号を発生する第3の合成手段と、上記第1の低
域通過フイルタの出力および第2の合成手段の出
力に発生する各信号に応答して、これら第1の低
域通過フイルタおよび第2の合成手段によつて供
給される上記各信号を加算的に合成して出力に水
平細部情報、垂直細部情報の双方を含むピーキン
グ信号を発生する第4の合成手段と、上記第3お
よび第4の合成手段の出力に結合された入力を有
し、上記ピーキング信号の一部を上記回復された
輝度信号と可制御的に組合せるための第5の合成
手段とからなり、帯域幅の制限されたクロミナン
ス信号および水平および垂直細部情報を含む輝度
信号を生成することができるものである。
この発明のテレビジヨン信号分離装置によつて
生成される櫛型濾波された帯域幅制限輝度および
クロミナンス信号は、外部濾波回路素子を用いず
に1つの集積回路上に構成された回路網により生
成することもできる。
〔発明の実施例〕
第1a図には代表的な1H櫛型フイルタ信号分
離回路が示されている。映像信号は入力端子10
から1H遅延線12、信号加算回路14および信
号減算回路16の各入力に印加される。1H遅延
線12の出力は加算回路14および減算回路16
の第2入力に結合されている。加算回路14の出
力には櫛型濾波輝度信号が生成され、減算回路1
6の出力には櫛型濾波クロミナンス信号が生成さ
れる。減算回路16も加算回路14と同様の構成
であるが、一方の入力にインバータを結合してそ
の入力信号を反転するようにしてある。
回路14,16の出力はそれぞれ第1b図およ
び第1c図に示すような応答特性を示す。第1b
図の応答特性は輝度出力のもので、遅延時間1H
(NTSCカラー方式で15.734KHz)の逆数だけ離
れた最大減衰点を有する一連の山型曲線を特徴と
し、OHzに最小減衰点があつてその後遅延時間
1Hの逆数ごとに最小減衰点が反復している。こ
れと入組んだクロミナンス信号成分は1Hの遅延
と各水平線間の位相交番のため加算回路14の入
力端子で逆相関係にあり、このため加算回路で消
去される。
これと相補的に、減算回路16における遅延映
像信号と未遅延映像信号の減算的組合せの結果第
1c図に示す応答がクロミナンス出力に生ずる。
この信号の減算的組合せにより、その減算回路の
入力で逆相関係のクロミナンス信号は出力信号中
で互いに強め合い、輝度信号成分は相殺される。
この結果OHzで最大減衰点から始まつて遅延時間
1Hの逆数ずつ離れた山型応答特性を生ずる。
第2a図は2H櫛型フイルタ信号分離回路の原
理を示す。映像信号は入力端子18から1H遅延
線20と加算回路24の入力に印加される。1H
遅延線20の出力は第2の1H遅延線22、加算
回路26および減算回路28の各入力に結合さ
れ、第2の1H遅延線22の出力は回路26,2
8の第2の入力に出力を結合された加算回路24
の第2の入力に結合されている。
加算回路24は互いに2水平線(2H)遅延し
た映像製号を組合せるが、この2信号は2H遅延
のため同相のクロミナンス情報を含んでいる。加
算回路24で組合された信号は加算回路26で
1H遅延信号と加算的に組合され、その出力に第
2b図に示すような偏移正弦応答特性を生ずる。
これによつてこの出力では入組んだクロミナンス
信号成分が消去される。この第2b図の偏移正弦
特性も第1b図の山型応答特性と同様にOHzで減
衰が最小になり、遅延時間1Hの逆数ごとに信号
ナル点が反復される。
これと相補的に減算回路28は印加信号のクロ
ミナンス成分の強調と入組んだ輝度信号成分の消
去を行い、これによつて得られるクロミナンス応
答特性は第2c図のようになる。この第2c図の
応答特性はOHzでナルに始まつて遅延時間1Hの
逆数の間隔で反復する偏移正弦波形を呈する。こ
の正弦応答特性は信号のナル周波数近傍でより広
い櫛型濾波効果を示して除去すべき信号をより強
く減衰させるため有利である。
信号の櫛型濾波量を最大にするため、加算器2
4に印加される信号は通常回路26,28の櫛型
濾波出力信号に対して1/4振幅を呈する。従つて
その組合せによつて信号の振幅レベルは1/2にな
る。同様に第1の遅延線20の出力信号も櫛型濾
波された出力信号レベルに対して1/2振幅を示し、
回路26,28には1/2振幅の信号が印加される
ことになる。従つて生成された櫛型濾波出力信号
は応答特性のO周波数において最大消去量を示し
て1の公称振幅を呈する。
第3図は櫛型濾波された輝度信号Yとクロミナ
ンス信号Cに応じて帯域幅制限ピーキング調節信
号を生成する回路構成を示す。この第3図の構成
はこの発明の原理によつて帯域通過櫛型濾波クロ
ミナンス信号と櫛型濾波ピーキング済輝度信号の
生成に有利に使用し得る。
第3図において櫛型濾波された輝度信号とクロ
ミナンス信号はそれぞれ入力端子30,32に印
加される。輝度信号は遅延素子42、低域フイル
タ44および減算回路46を含むフイルタ構体4
0に印加される。遅延素子42の遅れは低域フイ
ルタ44が印加信号に与える遅れに実質的に等し
く選ばれている。遅延素子42と低域フイルタ4
4の入力は端子30に結合され、その出力は減算
回路46の入力に結合されている。減算回路46
は広帯域信号から低域濾波信号を差引くから、出
力に高域濾波特性を呈する。減算回路46の出力
は電位差計64を介して加算回路36の入力に供
給され、遅延素子42の出力は加算回路34の入
力に供給される。
端子32のクロミナンス信号は第2の低域フイ
ルタ52、第2の遅延素子54および第2の減算
回路56を含む第2のフイルタ構体50の入力に
印加される。遅延素子54の遅れは低域フイルタ
52が印加信号に与える遅れに実質的に等しく選
ばれている。遅延素子54と低域フイルタ52の
入力は端子32に結合され、その出力は減算回路
56の入力に結合されている。回路56は回路4
6と同様出力に高域濾波特性を示す。低域フイル
タ52の出力は電位差計60を介して加算回路3
4に供給され、また電位差計62を介して加算回
路36に供給される。
加算回路34の出力の組合せ信号は加算回路3
8の入力に印加され、加算回路36の出力の組合
せ信号はピーキング制御用電位差計66を介して
加算回路38の第2の入力に印加される。加算回
路38の出力には櫛型濾波されて復原された輝度
信号が生じ、減算回路56の出力には高域濾波お
よび櫛型濾波されたクロミナンス信号が生じる。
櫛型濾波クロミナンス応答特性の低周波数部に
は垂直細部情報と呼ばれる低周波数輝度情報が含
まれており、この垂直細部情報が低域フイルタ5
2の出力に生じ、減算回路56により広帯域のク
ロミナンス信号から差引かれてクロミナンス通過
帯域の所要櫛型濾波クロミナンス情報を含む高域
通過信号を生成する。第3図に示す垂直細部情報
は加算回路34により遅延素子42の出力の櫛型
濾波輝度信号に挿入されて垂直細部情報が回復さ
れた輝度信号を生成する。減算回路46の出力の
高周波数櫛型濾波輝度情報YHは再生画像の水平
細部を与えるもので、加算回路36によつて垂直
細部情報に加えられる。これによつて生ずる組合
せ信号は水平垂直の両細部情報を含み、そのピー
キング制御用電位差計66の設定に依存する量が
加算回路38によつて回復された輝度信号に加え
られる。従つて加算回路38の出力の輝度信号は
再生画像に垂直および水平細部情報の所要量が与
えられるようにピーキング情報を加えた回復輝度
信号を含んでいる。電位差計60,62,64は
この回復輝度信号とピーキング信号に含まれる細
部情報量を決定する。
フイルタ構体40,50は第4図のトランスバ
ーサルフイルタ構体で示すように構成すれば好都
合である。映像信号は入力端子71を介して遅延
線70の入力に印加される。この遅延線70は複
数個の出力タツプ72を有し、その中央のものが
減算回路78に結合されて広帯域の(全域通過)
出力信号を供給するようになつている。各出力タ
ツプはそれぞれ直列に重み関数回路(W)74を
有し、各重み関数回路は互いに異なる所定量だけ
各タツプの出力信号を変えるようになつている。
通常各出力タツプ信号に一定小数の重み関数値を
乗じて重み付き信号を生成し、この信号を出力に
低域濾波特性を示す和算回路76で合計する。タ
ツプ数、タツプ間隔、重み関数値の選択によつて
遮断周波数、ロールオフ等の低域通過トランスバ
ーサルフイルタの特性が決まる。減算回路78は
全域通過信号から低域通過信号を差引いて出力に
高域通過濾波信号を生ずる。中央タツプ73はこ
の位置の信号が和出力に対して中間の大きさの遅
延を示すため全域通過信号を生ずるように選ばれ
る。
ほぼ同様に第5図のトランスバーサルフイルタ
構体を用いて帯域通過特性を生成することができ
る。映像信号は入力端子81からタツプ付き遅延
線80の入力に供給される。出力タツプ82はそ
れぞれ重み関数回路(W)84に結合され、第4
図の構成の場合のように重み付き出力信号を生ず
る。この重み付き信号は1つおきに組合され、そ
の2つの組合せ信号が差動回路86で差動的に組
合される。この差動回路86は出力に帯域通過特
性を呈するが、その特性はタツプ数、タツプ間隔
(すなわちタツプ間の遅延時間)および重み関数
値によつて決まる。
第6図では第4図および第5図の構成の原理を
第3図の構成の原理に従つて利用し、櫛型濾波さ
れて回復され、ピーキングされた輝度信号と帯域
通過クロミナンス信号を生成している。第6図に
おいて第3図、第4図および第5図と同様の素子
は同じ引用数字で示してある。第6図では繁雑を
避けるため遅延線の各タツプの重み関数回路を省
略したが、各タツプの出力信号が第4図および第
5図の構成の原理に従つて組合される前に適正に
重み付けされることに注意すべきである。
第6図において櫛型濾波された輝度信号とクロ
ミナンス信号は入力端子30,32に印加され
る。端子30は出力タツプ72を有する遅延線7
0に結合され、遅延線70の各タツプ出力信号は
重み付けされて和算器76で合計され、櫛型濾波
および低域濾波された輝度信号YLを生じる。こ
の輝度信号YLは減算回路78において遅延線7
0の中央タツプから取出された全域通過信号から
差引かれ、櫛型濾波輝度信号の水平細部情報を含
む高域通過信号YHを生成する。この水平細部情
報は第3図のように加算回路36に印加される。
端子32の櫛型濾波クロミナンス信号は遅延線
88の入力に印加される。遅延線88の第1の出
力タツプ群82は重み付け後1つおきに組合され
て差動回路86の両入力に印加される。従つてこ
の差動回路86はその出力に櫛型濾波され、帯域
濾波されたクロミナンス信号を生成する。
遅延線88はさらに第2の出力タツプ群72′
を有し、このタツプ群の信号は重み付け後和算器
76′で合計されて櫛型濾波され、低域濾波され
たクロミナンス信号を生成する。上述のようにこ
のクロミナンス信号は低周波数において輝度信号
の垂直細部情報を含み、この垂直細部情報は加算
回路34に印加されて完全復原輝度信号を生成す
ると共に、加算回路36に印加されてピーキング
信号を生成する。加算回路34,36,38およ
び電位差計60,62,64,66は第3図の同
番号の素子と同様に機能する。
帯域濾波の代りに高域濾波のクロミナンス信号
が必要なときは、破線で示すような減算回路7
8′を用いればよい。この減算回路78′はタツプ
72′の中央タツプの全域通過信号から(垂直細
部情報を含む)低域濾波クロミナンス信号を差引
いて高域濾波クロミナンス信号を生成する。
第6図において帯域濾波クロミナンス信号の生
成に用いる出力タツプ82は垂直細部情報の回復
に用いる出力タツプ72′より前にある。タツプ
72′は遅延線70のタツプ72と時間的に整合
していて、加算回路34,36に印加される信号
成分が実質的に位相同期するようになつている。
クロミナンス信号タツプ82が輝度信号タツプ7
2,72′より先行しているため、帯域濾波クロ
ミナンス信号は加算回路38の出力の輝度信号よ
り時間的に進んでいる。このクロミナンス信号の
進み時間は次にテレビ受像機(図示せず)におい
て処理された輝度信号とマトリツクス処理される
前に帯域幅制限回路で処理されるときに蒙る遅延
と相殺される。クロミナンス信号タツプ82を輝
度信号タツプ72,72′より時間的に充分進む
ように選ぶと、テレビ受像機に普通必要とする輝
度信号遅延線を不要とすることができる。
第7図はこの発明によつて構成された1Hテレ
ビジヨン信号分離方式を示すが、こゝでは輝度信
号とクロミナンス信号が櫛型フイルタで濾波分離
された後、全開口ひずみ補正(すなわち水平垂直
の両ピーキング)が行われる。この回路はピーキ
ング制御用電位差計以外すべて1個のモノリシツ
ク集積回路板上に構成し得る利点を有する。
映像信号は入力端子90から遅延線100の入
力に印加される。遅延線100は映像信号のサン
プルが一連の遅延線装置を順次移動する電荷結合
装置(CCD)遅延線で構成することもできる。
また映像信号がデジタル信号のときは、遅延線1
00をシフトレジスタで構成することができる。
遅延線100は全遅延時間を水平テレビジヨン線
1本の時間(1H)より僅か長くするような長さ
を持ち、3つの主要部102,104,106か
ら成つている。部分102,106は遅延線10
0の始段と終段で、図示のように出力タツプ群1
08,110,112,114を有する。タツプ
群102と106の間に部分104があり、これ
が1H遅延の主要部を生成する。出力タツプ群1
12は各対応するタツプ群108より1Hだけ遅
れており、同様にタツプ群114は各対応タツプ
群110より1Hだけ遅れている。
出力タツプ群108、110,112,114
はそれぞれ重み関数回路群120,122,12
4,126に結合されている。重み関数回路12
0の出力タツプは1つおきに合計されて差動回路
130の両入力に印加され、ここで差動的に組合
されてその出力に帯域濾波特性を生成する。差動
回路130の出力の帯域濾波信号は減算回路14
0の一方の入力に印加される。
同様に重み関数回路群124の出力タツプは1
つおきに合計されて、出力に帯域濾波特性を呈す
る差動回路136の両入力に印加され、その差動
回路136の出力は減算回路140の他方の入力
に印加される。
出力タツプ群110は重み付け後出力に低域濾
波特性を呈する和算回路134に印加され、その
和算回路134の出力は減算回路137,160
の入力と加算回路150の入力に印加される。出
力タツプ111はタツプ群110の中央タツプ
で、減算回路137の第2の入力に結合されてい
る。この減算回路137は出力タツプ111の広
帯域信号から和算回路134の出力の低域濾波信
号を差引くもので、従つて加算回路152に供給
される出力が高域濾波特性を示す。
出力タツプ群114は重み付け後出力に低域濾
波特性を示す和算回路132に印加され、その和
算回路132の出力は減算回路135,160の
入力と加算回路150の第2の入力に印加され
る。出力タツプ115はタツプ群114の中央タ
ツプで、減算回路135の第2の入力に結合され
ている。この減算回路135は出力タツプ群11
4の広帯域信号から和算回路132の出力の低域
濾波信号を差引くため、加算回路152の第2の
入力に印加されるその出力が高域濾波特性を示
す。
加算回路152の出力は加算回路154,16
2の入力に印加され、加算回路150の出力は加
算回路154の第2の入力に印加され、減算回路
160の出力は加算回路162の第2の入力と加
算回路154の第3の入力に印加され、加算回路
154の出力は加算回路156の入力に印加さ
れ、加算回路162の出力はピーキング制御用電
位差計164を介して加算回路156の第2の入
力に印加される。
次に第7図の構成の動作を第8図の波形を同時
に引用して説明する。第8図aは映像信号帯域に
おける輝度およびクロミナンス信号情報の平均分
布を示す。この第8図aは平均信号分布に過ぎ
ず、実際の信号内容は画像内容の関数として変化
する。第8図aにおいて実線は輝度情報を示すも
ので、周波数の上昇と共に線200から振幅が減
少している。この輝度情報線の間の破線矢印は整
相クロミナンス情報を表わすもので、図示のよう
にNTSCカラーテレビ方式において3.58MHzの色
副搬送波周波数の近傍でピーク振幅202を示
す。この例では第8図aの特性の映像信号を入力
端子90に印加すると仮定する。
第8図bは差動回路130の出力の帯域通過応
答特性204を示す。第5図および第6図の構成
の場合のように、この応答性の形状はフイルタ構
体に用いるタツプ数、タツプ間隔および重み関数
値によつて決まり、一般に5個ないし15個のタツ
プを用いると和算回路や差動回路に必要な応答特
性が得られる。第8図cは差動回路136の出力
の同様の帯域通過応答特性を示すが、タツプ群1
12がタツプ群108より時間1Hだけ遅れてい
るため、そのクロミナンス信号成分が逆方向の破
線矢印で示すように第8図bのクロミナンス信号
成分とは逆相になつている。この2つの差動回路
の出力信号を減算回路140で組合せるときは、
一方の差動回路の出力の位相を反転して2つのク
ロミナンス信号成分を加算するため、実質的に振
幅の等しい輝度信号成分が相殺されて回路140
の出力には第8図dのような櫛型濾波帯域通過ク
ロミナンス応等特性208が得られる。
加算回路152は減算回路135,137から
供給される2つの高域濾波信号を組合せるが、こ
の2つの信号は時間1Hだけ離れているため、加
え合せると逆相のクロミナンス信号成分が相殺さ
れ、その間の輝度信号成分が強調される。従つて
加算回路152は第8図eに示すように高周波数
輝度信号成分YHを含む櫛型濾波高域通過応答特
性210を示す。同様に和算回路132,134
の出力信号を加算回路150で組合せると、その
出力に第8図fに示すように低周波数輝度情報
YLを含む櫛型濾波低域通過応答特性212を生
ずる。
減算回路160は和算回路132,134の低
域濾波出力信号を減算的に組合せるが、この2つ
の信号を組合せるときは第8図gの陰影部分21
4に含まれる挿間垂直細部情報から輝度信号成分
を櫛型濾波により効果的に除去する。加算回路1
54は高周波数信号、低周波数信号および垂直細
部輝度情報を適正な振幅関係で組合せて、第8図
hに示すようにテレビジヨン信号の輝度情報の実
質的全部を含む標準輝度信号YSTDを生成する。
加算回路162は高周波数輝度信号YHを垂直
細部情報と組合せてピーキング信号を生成する。
この回路162の出力に生ずる信号はその回路に
よつて全(水平および垂直)開口ひずみ補正を与
えられて第8図iに示すような応答特性216を
示す。ピーキング制御用電位差計164の調節に
よつて、加算回路156で標準輝度信号と組合さ
れて所要量の開口ひずみを補正をした輝度出力信
号を生成する開口ひずみ補正信号の量が決まる。
第7図において、櫛型濾波帯域通過クロミナン
ス信号は輝度信号生成用のタツプ群110,11
4に対して時間的に進んだ信号タツプ群108,
112から引出されるため、輝度信号出力より時
間的に進んでおり、後段の信号処理中に蒙る遅延
と相殺されるようになつている。従つて輝度信号
タツプ群110,114に対して適当に進んだク
ロミナンス信号タツプ群108,112を選ぶこ
とにより、テレビ受像機に輝度遅延線を用いずに
処理回路の出力においてマトリツクス処理に必要
な正しい時間関係を有する処理済の輝度およびク
ロミナンス情報を得ることができる。
第9図は開口ひずみ補正付き2H櫛型濾波信号
分離回路を示す。映像信号は入力端子290を介
して遅延線300の入力に印加される。この映像
信号情報は合計遅延が2水平線期間(2H)より
僅かに長い遅延線部分302,304,306,
316,318を順次通過する。遅延線部分30
2,304,306は第7図の遅延線100の同
様の部分102,104,106に相当して1H
以上の総遅延を有し、第7図のタツプ群108,
110,112,114に対応する同様の出力タ
ツプ群308,310,312,314を有す
る。遅延線300はまた部分304,306にそ
れぞれ対応する遅延を示す部分316,318を
含んでいる。タツプ群326はそれぞれ対応する
タツプ群312に対して1Hだけ遅れた信号を生
成し、タツプ群328はそれぞれ対応するタツプ
群314に対して実質的に1Hだけ遅れた信号を
生成する。差動回路330,336,320は第
7図の差動回路130,136と同様にその2入
力に出力タツプ群308,312,326の1つ
おきのものから重み付きタツプ信号を受けるよう
に結合されている。また和算回路332,33
4,322も第7図の和算回路132,134と
同様にそれぞれタツプ群314,310,328
から重み付きタツプ信号を受けるように結合され
ている。
第9図の構成では遅延線300の出力タツプの
重み付け回路が簡単化のため省略されているが、
各出力タツプ信号は差動回路や和算回路の入力に
印加される前に第7図の場合と同様に適正な重み
付けを行われることに注意されたい。従つて差動
回路330,336,320は出力に帯域通過応
答を呈し、和算回路332,334,322は低
域通過応答特性を示す。減算回路337の入力は
和算回路334の出力とタツプ群310の中央タ
ツプに結合され、出力に高域通過特性を示す。同
様に減算回路335,324はそれぞれ和算回路
332,322とタツプ群315,329に結合
され、高域通過出力応答特性を示す。
加算回路338の入力は差動回路320,33
0の出力に結合され、出力は減算回路340の入
力に結合されている。減算回路340は第2の入
力を差動回路336の出力に結合され、出力に櫛
型濾波帯域通過クロミナンス信号を生成する。
和算回路334の出力は加算回路358の入力
に結合され、和算回路322の出力は加算回路3
58の第2の入力に結合されている。加算回路3
48の入力は減算回路337,324の出力に結
合され、出力は加算回路352の入力に結合され
ている。加算回路352の第2の入力は減算回路
335の出力に結合され、出力は加算回路35
4,362の各入力に結合されている。
減算回路360は第1の入力を加算回路358
の出力に、第2の入力を和算回路332の出力に
結合され、出力を加算回路362の第2の入力に
結合されている。加算回路354は第2の入力を
和算回路332の出力に結合され、出力を加算回
路356の入力に結合されている。加算回路36
2の出力はピーキング制御用電位差計364によ
り加算回路356の第2の入力に結合される。
次に第9図の信号分離方式の動作を第2図およ
び第10図の波形を同時に引用して説明する。入
力端子290に印加された映像信号が第8図aに
示すような公称信号成分内容を有するとすると、
差動回路330,320は第8図bに示すような
帯域通過特性を呈する。この2つの差動回路の出
力信号は時間2Hだけ離れているため、輝度信号
とクロミナンス信号が加算回路338で互いに強
め合つて、振幅尺度を適当にすると第8図bに示
すような応答特性を生ずる。差動回路336もま
た差動回路320,330との出力間の時間間隔
1Hのため第8図cに示すように加算回路338
の出力に対してクロミナンス信号成分が逆相の帯
域通過応答特性を呈する。減算回路340で印加
信号が適正な振幅関係の下に結合されると、輝度
信号成分が消去され、クロミナンス信号成分が強
調されてその回路340は第10図aのような櫛
型濾波帯域通過応答特性を呈する。この第10図
aの櫛型濾波応答特性曲線220は2H櫛型濾波
のため第8図dの1H櫛型濾波出力応答と異り正
弦波形になつている。
櫛型濾波回路網337,324は第10図bに
示すような高域通過応答特性を示す。この2つの
回路網の出力信号が適当な振幅関係で加算回路3
48により加算されると第10bの応答特性曲線
222が生ずる。減算回路335は第10図cに
示すような高域応答特性224を示し、第10図
bに対して逆向き矢印で示すようにクロミナンス
信号成分が逆相になつている。加減算回路34
8,335の出力信号は加算回路352において
適当な振幅関係で加算され、第10図dに示すよ
うな櫛型濾波高域通過出力応答226を呈する。
このように加算回路352の出力は櫛型濾波高周
波数輝度信号YHを含んでいる。
和算回路334,332,322はそれぞれ第
10図eに示すような低域応答特性228を呈す
る。この図で実線は輝度信号成分を示し、破線は
間挿された垂直細部情報を表わす。和算回路33
4,322の出力信号は同様の出力応答特性22
8を示す加算回路358で加算される。和算回路
332の出力信号は低周波数輝度情報と垂直細部
情報の双方を含むため、第9図では低周波数輝度
信号YLとして示されている。この2つの信号は
加算回路354により高周波数輝度情報YHと適
当な振幅関係で加算されて標準輝度情報信号YSTD
を生成する。この加算回路354の出力は第10
図fに示すような応答特性230を呈する。
減算回路360は第10図eに示すような応答
特性を占める信号を組合せて第10図gに示すよ
うな垂直細部情報から間挿された輝度信号成分が
除去された櫛型濾波出力応答232を生ずる。こ
の垂直細部情報は加算回路362により高周波数
輝度情報YHと加算されて第10図hのような出
力応答240を生ずる。この加算回路362の出
力はピーキング信号情報を含み、これが加算回路
356によりピーキング制御用電位差計364の
設定で決まる量で標準輝度信号YSTDに加算され
る。このようにして加算回路356の出力に水平
および垂直の開口ひずみ補正を行つた輝度信号が
生ずる。
分離したクロミナンス情報の取出しに用いるタ
ツプ群308,312,326は第7図の場合の
ように分離した輝度情報の取出しに用いるタツプ
群310,314,328に対して時間的に進ん
でいる。第7図について述べたように、後段の信
号処理で蒙る遅延を考慮して、出力クロミナンス
信号は輝度信号より進められるのである。
【図面の簡単な説明】
第1a図は従来法の1H櫛型フイルタ回路を示
すブロツク図、第1b図および第1c図は第1a
図の櫛型フイルタ回路の応答特性を示す波形図、
第2a図は従来法の2H櫛型フイルタ回路を示す
ブロツク図、第2b図および第2c図は第2a図
の櫛型フイルタ回路の応答特性を示す波形図、第
3図は櫛型濾波された輝度信号とクロミナンス信
号をこの発明の原理により濾波して輝度ピーキン
グ信号を発生する装置の部分ブロツク回路図、第
4図および第5図は第3図、第6図、第7図およ
び第9図の信号分離装置に用いる形式のトランス
バーサルフイルタを示す図、第6図はこの発明の
原理によつてトランスバーサルフイルタを利用す
る信号濾波ピーキング装置を示す部分ブロツク回
路図、第7図は1H櫛型フイルタを用いるこの発
明の原理によつて構成した信号分離装置を示す部
分ブロツク回路図、第8図は第7図の装置の動作
を説明するための波形図、第9図は2H櫛型フイ
ルタを用いるこの発明の原理によつて構成した信
号分離装置を示す部分ブロツク回路図、第10図
は第9図の装置の動作を説明するための波形図で
ある。 第3図の回路において、34……第3の合成手
段、36……第4の合成手段、42……第2の遅
延素子、44……第2の低域通過フイルタ、46
……第2の合成手段、52……第1の低域通過フ
イルタ、54……第1の遅延素子、56……第1
の合成手段、38,66……第5の合成手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定周波数帯を占める輝度信号成分とその所
    定周波数帯の高周波数部分に亘つて上記輝度信号
    成分と間挿関係にあるクロミナンス信号成分とを
    含む合成映像信号の信号源と、この合成映像信号
    に応答して上記輝度信号成分とクロミナンス信号
    成分とを櫛型濾波された2つの信号に分離するた
    めの櫛型フイルタ回路とを有するテレビジヨン受
    像機において、 上記櫛型濾波されたクロミナンス信号を受信す
    るように結合された入力と、出力とを有し、第1
    の所定遅延特性を呈する第1の低域通過フイルタ
    と、 上記櫛型濾波されたクロミナンス信号を受信す
    るように結合された入力と、出力とを有し、上記
    第1の低域通過フイルタの遅延特性に実質的に等
    しい遅延特性を呈する第1の遅延素子と、 上記第1の低域通過フイルタの出力に結合され
    た第1の入力と、上記第1の遅延素子の出力に結
    合された第2の入力とを有し、上記第1の低域通
    過フイルタおよび第1の遅延素子によつて供給さ
    れる各信号を減算的に合成して高域通過フイルタ
    特性を呈する出力に櫛型濾波されたクロミナンス
    信号を発生する第1の合成手段と、 上記櫛型濾波された輝度信号を受信するように
    結合された入力と、出力とを有し、第2の所定遅
    延特性を呈する第2の低域通過フイルタと、 上記櫛型濾波された輝度信号を受信するように
    結合された入力と、出力とを有し、上記第2の低
    域通過フイルタの遅延特性に実質的に等しい遅延
    特性を呈する第2の遅延素子と、 上記第2の低域通過フイルタの出力に結合され
    た第1の入力と、上記第2の遅延素子の出力に結
    合された第2の入力とを有し、上記第2の低域通
    過フイルタおよび第2の遅延素子によつて供給さ
    れる各信号を減算的に合成して高域通過フイルタ
    特性を呈する出力に櫛型濾波された輝度信号を発
    生する第2の合成手段と、 上記第1の低域通過フイルタの出力に結合され
    た第1の入力と上記第2の遅延素子の出力に結合
    された第2の入力とを有し、上記第1の低域通過
    フイルタおよび第2の遅延素子によつて供給され
    た各信号を加算的に合成して出力に垂直細部情報
    を含む回復された輝度信号を発生する第3の合成
    手段と、 上記第1の低域通過フイルタの出力および第2
    の合成手段の出力に発生する各信号に応答して、
    これら第1の低域通過フイルタおよび第2の合成
    手段によつて供給される上記各信号を加算的に合
    成して出力に水平細部情報、垂直細部情報の双方
    を含むピーキング信号を発生する第4の合成手段
    と、 上記第3および第4の合成手段の出力に結合さ
    れた入力を有し、上記ピーキング信号の一部を上
    記回復された輝度信号と可制御的に組合せるため
    の第5の合成手段と、からなる帯域幅の制限され
    たクロミナンス信号および水平および垂直細部情
    報を含む輝度信号を生成するテレビジヨン信号分
    離装置。
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