JPS63226683A - クリ−ニングブレ−ド - Google Patents
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- JPS63226683A JPS63226683A JP6147387A JP6147387A JPS63226683A JP S63226683 A JPS63226683 A JP S63226683A JP 6147387 A JP6147387 A JP 6147387A JP 6147387 A JP6147387 A JP 6147387A JP S63226683 A JPS63226683 A JP S63226683A
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- photosensitive drum
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
- G03G21/0011—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a blade; Details of cleaning blades, e.g. blade shape, layer forming
- G03G21/0017—Details relating to the internal structure or chemical composition of the blades
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電子写真複写機等に用いられるクリーニン
グブレードに関するものである。
グブレードに関するものである。
電子写真複写機は光導電体表面層付の感光ドラムを備え
、この感光ドラムの外周面を一様に帯電させ、ついで被
複写体の被複写像を介してその外周面を露光することに
より上記外周面上に静電潜像を形成し、この静電潜像に
トナーを付着させトナー像を形成し、これを複写紙等に
転写することにより複写を行うものである。そして、上
記複写後、感光ドラムの外周面上にトナーが残留するた
め、この残留帯電トナーの除去の必要が生じ、この除去
をクリーニングブレードによって行っている。このクリ
ーニングブレードを第31図に示す。
、この感光ドラムの外周面を一様に帯電させ、ついで被
複写体の被複写像を介してその外周面を露光することに
より上記外周面上に静電潜像を形成し、この静電潜像に
トナーを付着させトナー像を形成し、これを複写紙等に
転写することにより複写を行うものである。そして、上
記複写後、感光ドラムの外周面上にトナーが残留するた
め、この残留帯電トナーの除去の必要が生じ、この除去
をクリーニングブレードによって行っている。このクリ
ーニングブレードを第31図に示す。
図において、■はクリーニングブレードで、フランジ2
付の金属製板状保持材3の上端に、板状の軟質ウレタン
樹脂ブレード部材4を長さ方向に合わせて取り付けて構
成されている。このクリーニング部材は、第4図に示す
ように、そのブレード部材4を、矢印方向に回転する感
光ドラム5に圧接し、残留トナー(図示せず)を掻き落
とす。この場合、クリーニングブレードIは、残留トナ
ーを完全に掻き落とすように、ブレード部材4が、図示
の実線のように、弾性変形する程度の押付力fで感光ド
ラム5に圧接される。
付の金属製板状保持材3の上端に、板状の軟質ウレタン
樹脂ブレード部材4を長さ方向に合わせて取り付けて構
成されている。このクリーニング部材は、第4図に示す
ように、そのブレード部材4を、矢印方向に回転する感
光ドラム5に圧接し、残留トナー(図示せず)を掻き落
とす。この場合、クリーニングブレードIは、残留トナ
ーを完全に掻き落とすように、ブレード部材4が、図示
の実線のように、弾性変形する程度の押付力fで感光ド
ラム5に圧接される。
しかしながら、この種のブレード部材4は、使用中に感
光ドラム5の回転力に負けて図示の鎖線のように反転し
、残留トナーの掻き落としが不充分になるという難点を
有している。また、感光ドラム5に圧接するブレード部
材4の摩擦抵抗が大きいため、感光ドラム5を回転させ
るモータの出力が大きくなるという問題点を有しており
、さらに、感光ドラム5の表面が上記ブレード部材4の
圧接により摩耗し、このため複写の画質が低下するとい
う問題点も有している。
光ドラム5の回転力に負けて図示の鎖線のように反転し
、残留トナーの掻き落としが不充分になるという難点を
有している。また、感光ドラム5に圧接するブレード部
材4の摩擦抵抗が大きいため、感光ドラム5を回転させ
るモータの出力が大きくなるという問題点を有しており
、さらに、感光ドラム5の表面が上記ブレード部材4の
圧接により摩耗し、このため複写の画質が低下するとい
う問題点も有している。
この発明は、このような事情に鑑みなされもので、使用
中にブレード部材が反転することがなく、かつ摩擦抵抗
が少なく、さらに、押付力が少なくてすむクリーニング
ブレードの提供をその目的とする。
中にブレード部材が反転することがなく、かつ摩擦抵抗
が少なく、さらに、押付力が少なくてすむクリーニング
ブレードの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明のクリーニングブ
レードは、長手方向に沿う一側縁がクリーニング部とな
っている板状ブレード部材と、この板状ブレード部材の
他側縁に設けられた板状保持材を備え、上記板状ブレー
ド部材の感光ドラムに接触する一面側を硬質にするとと
もに、他面側を軟質にしたという構成をとる。
レードは、長手方向に沿う一側縁がクリーニング部とな
っている板状ブレード部材と、この板状ブレード部材の
他側縁に設けられた板状保持材を備え、上記板状ブレー
ド部材の感光ドラムに接触する一面側を硬質にするとと
もに、他面側を軟質にしたという構成をとる。
すなわち、本発明者らは、上記ブレード部材の反転現象
および感光ドラムの摩耗の問題の解決を目的として研究
を重ねた。その結果、上記ブレード部材の反転現象は、
第5図に示すように、ブレード部材4を感光ドラム5に
押付力fで押し付けた状態で、感光ドラム5を回転させ
ることによって生ずる摩擦抵抗Fにより、第6図に示す
ように、図示のa −dの点においてブレード部材4に
座屈が生じることによって発生することをすでに見いだ
している。そして、摩擦抵抗Fの大きさは、通常、上記
押付力fに比例しブレード部材4の硬度に反比例する。
および感光ドラムの摩耗の問題の解決を目的として研究
を重ねた。その結果、上記ブレード部材の反転現象は、
第5図に示すように、ブレード部材4を感光ドラム5に
押付力fで押し付けた状態で、感光ドラム5を回転させ
ることによって生ずる摩擦抵抗Fにより、第6図に示す
ように、図示のa −dの点においてブレード部材4に
座屈が生じることによって発生することをすでに見いだ
している。そして、摩擦抵抗Fの大きさは、通常、上記
押付力fに比例しブレード部材4の硬度に反比例する。
したがって、押付力fを一定にした場合、ブレード部材
4の硬度を上げれば摩擦抵抗Fを小さくすることはでき
る。とζろで、本発明者らの研究の結果、ブレード部材
4の先端のドラム5に対する押付力fとブレード部材4
先端のドラム5への押付量(第4図においてδで示す)
とは第7図に示すように比例関係にあり、押付力fが大
きくなる程、押付量δは大になる。そして、この押付量
δの変化度合はブレード部材4の硬度が高い程小さくな
る。これを第7図に示す0図において、直線Aは硬度小
なものの押付力fと押付量δの関係を、直線Bは硬度大
なものの関係を示している。一般に、クリーニングブレ
ードの感光ドラムに対する取り付けは、ブレード部材4
の押付量δを目安に行われるものであり、前記のように
、硬度の高いブレード部材(第7図の直線B)4を用い
た場合、押付力rを適正範囲(第7図のf1〜(1の範
囲)に設定するのに、押付量の幅は僅か63〜δ4しか
ない、なお、硬度の低いブレード部材(第7図の直線A
)を用いる場合には、その幅はδ、〜f2とかなり広い
。このように、ブレード部材4の硬度を高めて摩擦抵抗
Fを小さくしようとするときには、クリーニングブレー
ドの押付量δの幅を極めて小さな範囲δ、〜δ4に設定
しなければならず、これは実質的に不可能であり実使用
に適さない。一方、ブレード部材4の硬度を上げてその
厚みを薄(したり、横幅の長さを長くすることで上記押
付力fおよび押付量δを調整することも可能であるが、
厚みを薄くすると、ブレード部材4の反転の問題が再度
生じ、横幅の長さを長くすることはスペース的に問題と
なる。そこで、本発明者らは、このような問題を解決す
るためさらに研究を重ねた結果、感光ドラムに接触する
ブレード部材の一面側を硬質にし他面側を軟質にすると
、上記−面側の硬質部分によって感光ドラムとブレード
部材の間の摩擦抵抗が減少し、かつ他面側が軟質になっ
ていることによりブレード部材全体のばね定数があまり
高くならず適正範囲内(適正な硬度)になることを見い
だした。その結果、ブレード部材の反転が防止され、か
つ適正押付力f、〜f2の範囲内に設定可能なブレード
部材の押付量δの範囲もかなり広くなってクリーニング
ブレードを、上記押付量δを目安に取り付ける際にかな
りの許容範囲ができ、好適に実使用できるようになる。
4の硬度を上げれば摩擦抵抗Fを小さくすることはでき
る。とζろで、本発明者らの研究の結果、ブレード部材
4の先端のドラム5に対する押付力fとブレード部材4
先端のドラム5への押付量(第4図においてδで示す)
とは第7図に示すように比例関係にあり、押付力fが大
きくなる程、押付量δは大になる。そして、この押付量
δの変化度合はブレード部材4の硬度が高い程小さくな
る。これを第7図に示す0図において、直線Aは硬度小
なものの押付力fと押付量δの関係を、直線Bは硬度大
なものの関係を示している。一般に、クリーニングブレ
ードの感光ドラムに対する取り付けは、ブレード部材4
の押付量δを目安に行われるものであり、前記のように
、硬度の高いブレード部材(第7図の直線B)4を用い
た場合、押付力rを適正範囲(第7図のf1〜(1の範
囲)に設定するのに、押付量の幅は僅か63〜δ4しか
ない、なお、硬度の低いブレード部材(第7図の直線A
)を用いる場合には、その幅はδ、〜f2とかなり広い
。このように、ブレード部材4の硬度を高めて摩擦抵抗
Fを小さくしようとするときには、クリーニングブレー
ドの押付量δの幅を極めて小さな範囲δ、〜δ4に設定
しなければならず、これは実質的に不可能であり実使用
に適さない。一方、ブレード部材4の硬度を上げてその
厚みを薄(したり、横幅の長さを長くすることで上記押
付力fおよび押付量δを調整することも可能であるが、
厚みを薄くすると、ブレード部材4の反転の問題が再度
生じ、横幅の長さを長くすることはスペース的に問題と
なる。そこで、本発明者らは、このような問題を解決す
るためさらに研究を重ねた結果、感光ドラムに接触する
ブレード部材の一面側を硬質にし他面側を軟質にすると
、上記−面側の硬質部分によって感光ドラムとブレード
部材の間の摩擦抵抗が減少し、かつ他面側が軟質になっ
ていることによりブレード部材全体のばね定数があまり
高くならず適正範囲内(適正な硬度)になることを見い
だした。その結果、ブレード部材の反転が防止され、か
つ適正押付力f、〜f2の範囲内に設定可能なブレード
部材の押付量δの範囲もかなり広くなってクリーニング
ブレードを、上記押付量δを目安に取り付ける際にかな
りの許容範囲ができ、好適に実使用できるようになる。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
。
。
第1図はこの発明のクリーニングブレードの一実施例を
示している。すなわち、このクリーニングブレード1)
は、板状のウレタンゴム製ブレード部材(厚み1.51
)m)12に断面形状がL字状の板状保持材13が取り
付けられて構成されている。第1図(a)に示すように
、上記ブレード部材12は2層の積層体からなり、鎖線
で示す感光ドラム5に当接する一面側(第1図の上部側
)が硬度(J I 5−A) 90の硬質部12a(第
1図(b)参照〕で構成されるとともに、その表面が鏡
面に仕上げられ、他面側が硬度(JIS−A)60の軟
質部12bになっている。そして、この硬質部12aの
厚みtlと軟質部12bの厚みt!との比率は1:4に
なっている。 。
示している。すなわち、このクリーニングブレード1)
は、板状のウレタンゴム製ブレード部材(厚み1.51
)m)12に断面形状がL字状の板状保持材13が取り
付けられて構成されている。第1図(a)に示すように
、上記ブレード部材12は2層の積層体からなり、鎖線
で示す感光ドラム5に当接する一面側(第1図の上部側
)が硬度(J I 5−A) 90の硬質部12a(第
1図(b)参照〕で構成されるとともに、その表面が鏡
面に仕上げられ、他面側が硬度(JIS−A)60の軟
質部12bになっている。そして、この硬質部12aの
厚みtlと軟質部12bの厚みt!との比率は1:4に
なっている。 。
上記クリニングブレード1)の製造は、従来の金型によ
る成形方法を用いて行うことができる。
る成形方法を用いて行うことができる。
例えば、予め金型内に保持材13を配置しておき、その
状態で金型内に軟質材料を注型して軟質部12bをつく
る。一方、他の金型で硬質材料を成形して硬質部12a
をつくり、両者を接着剤により張り合わすことにより製
造することができる。
状態で金型内に軟質材料を注型して軟質部12bをつく
る。一方、他の金型で硬質材料を成形して硬質部12a
をつくり、両者を接着剤により張り合わすことにより製
造することができる。
また、遠心成形法を用い、最初に軟質部12bを成形し
、そののち、その表面に硬質部12aを成形し、これを
所定寸法に切断したのち、軟質部12bに保持材13を
接着するということもできる。また、上記保持材13を
、前記金型を用いたブレード部材12の成形時に、予め
金型内に配置することはせず、ブレード部材12を成形
後、接着によりブレード部材12に取り付けることもで
きる。また、前記金型成形に際して、金型モールド面に
軟質部12bの形成材料と反応してモールド面側部分の
硬度を高めることができるイソシアネート等を塗布して
おいたり、硬質材料を塗布しておいたりし、ついで軟質
材料を注型する等によっても製造することができる。
、そののち、その表面に硬質部12aを成形し、これを
所定寸法に切断したのち、軟質部12bに保持材13を
接着するということもできる。また、上記保持材13を
、前記金型を用いたブレード部材12の成形時に、予め
金型内に配置することはせず、ブレード部材12を成形
後、接着によりブレード部材12に取り付けることもで
きる。また、前記金型成形に際して、金型モールド面に
軟質部12bの形成材料と反応してモールド面側部分の
硬度を高めることができるイソシアネート等を塗布して
おいたり、硬質材料を塗布しておいたりし、ついで軟質
材料を注型する等によっても製造することができる。
なお、以上の各種製法において、ブレード部材12の厚
みおよび硬度は目的に応じて適宜選択されるが、通常、
厚みが1〜21)1、硬度が60〜90のものを組み合
わせて使用することが行われる、また、硬質部12aの
厚み1.と軟質部12bの厚み(2との比率も適宜選択
されるが、ブレード部材12の硬度を60としたときの
摩擦係数を1とすると、硬度90の場合の摩擦係数は0
.52となり、この関係は硬度60から90の範囲内で
はほぼ反比例の関係となる。このため、摩擦抵抗を減少
させるためにはブレード部材12の感光ドラムに接触す
る一面側を硬度90の硬質部12aとすることが効果的
であるが、この厚みtlが大きすぎるとブレード部材1
2の感光ドラムへの押付力fが過大となる。この押付力
fを小さくするためには硬度60の軟質部12bの厚み
1tを大きくすることが効果的であるが、この厚み1t
が大きすぎると、ブレード部材12の反転等の問題が生
じてくる。そして、実験の結果では、硬質部12aの硬
度が90.軟質部12bの硬度が60の場合、硬質部1
2aの厚みtlと、軟質部12bの厚みt2との比率を
1:4にすることが最も好適である。しかし、t +
/ L z = 20 / 80〜50150の範囲内
であれば好結果が得られる。
みおよび硬度は目的に応じて適宜選択されるが、通常、
厚みが1〜21)1、硬度が60〜90のものを組み合
わせて使用することが行われる、また、硬質部12aの
厚み1.と軟質部12bの厚み(2との比率も適宜選択
されるが、ブレード部材12の硬度を60としたときの
摩擦係数を1とすると、硬度90の場合の摩擦係数は0
.52となり、この関係は硬度60から90の範囲内で
はほぼ反比例の関係となる。このため、摩擦抵抗を減少
させるためにはブレード部材12の感光ドラムに接触す
る一面側を硬度90の硬質部12aとすることが効果的
であるが、この厚みtlが大きすぎるとブレード部材1
2の感光ドラムへの押付力fが過大となる。この押付力
fを小さくするためには硬度60の軟質部12bの厚み
1tを大きくすることが効果的であるが、この厚み1t
が大きすぎると、ブレード部材12の反転等の問題が生
じてくる。そして、実験の結果では、硬質部12aの硬
度が90.軟質部12bの硬度が60の場合、硬質部1
2aの厚みtlと、軟質部12bの厚みt2との比率を
1:4にすることが最も好適である。しかし、t +
/ L z = 20 / 80〜50150の範囲内
であれば好結果が得られる。
このように構成した結果、ブレード部材12の端部にお
ける座屈の発生が、ブレード部材の硬質部12aにより
防止されるため、ブレード部材12の反転現象の発生が
防止され、常時良好な状態で残留帯電トナーの除去がな
されるようになる。
ける座屈の発生が、ブレード部材の硬質部12aにより
防止されるため、ブレード部材12の反転現象の発生が
防止され、常時良好な状態で残留帯電トナーの除去がな
されるようになる。
また、摩擦抵抗が減少するため、感光ドラムに対する回
転駆動力を低減できるとともに感光ドラムの表面の摩耗
が減少し、複写の画質低下が防止できるようになる。
転駆動力を低減できるとともに感光ドラムの表面の摩耗
が減少し、複写の画質低下が防止できるようになる。
また、第2図はこの発明の他の実施例を示している。こ
のクリニングブレード14のブレード部材15は上記実
施例のブレード部材12のような2層構造ではなく、第
2図(a)に示すように、1層からなり、感光ドラムに
接触する一面側の硬質部15aから他面側の軟質部15
bまでの硬度が連続的に変化する〔第2図(b)参照〕
ように形成されている。その他の作用効果については、
前記実施例と同様である。
のクリニングブレード14のブレード部材15は上記実
施例のブレード部材12のような2層構造ではなく、第
2図(a)に示すように、1層からなり、感光ドラムに
接触する一面側の硬質部15aから他面側の軟質部15
bまでの硬度が連続的に変化する〔第2図(b)参照〕
ように形成されている。その他の作用効果については、
前記実施例と同様である。
なお、上記発明のクリーニングブレードは、電子写真複
写機にだけ装着するものではなく、電子写真複写機と同
様の機構を有するレーザービームプリンター等にも応用
しうるのである。
写機にだけ装着するものではなく、電子写真複写機と同
様の機構を有するレーザービームプリンター等にも応用
しうるのである。
以上のように、この発明のクリーニングブレードは、ブ
レード部材の感光ドラムに接触する一面側を硬質にして
いるため、感光ドラムとブレード部材の間の摩擦抵抗が
減少してブレード部材の反転が防止されるとともに感光
ドラムの摩耗が低減し、複写の画質低下が長期にわたっ
て防止されるようになる。また、ブレード部材の他面側
を軟質にしているため、ブレード部材全体のばね定数が
あまり高くならず適正になり、ブレード部材を適正な押
付力で感光ドラムへ押し付けて取り付けるに際し、取り
付けが容易になり実使用に好適になる。
レード部材の感光ドラムに接触する一面側を硬質にして
いるため、感光ドラムとブレード部材の間の摩擦抵抗が
減少してブレード部材の反転が防止されるとともに感光
ドラムの摩耗が低減し、複写の画質低下が長期にわたっ
て防止されるようになる。また、ブレード部材の他面側
を軟質にしているため、ブレード部材全体のばね定数が
あまり高くならず適正になり、ブレード部材を適正な押
付力で感光ドラムへ押し付けて取り付けるに際し、取り
付けが容易になり実使用に好適になる。
第1図(a)はこの発明の一実施例の縦断面図、第1図
(b)はその硬度変化説明図、第2図(a)は他の実施
例の縦断面図、第2図(b)はその硬度変化説明図、第
3図は従来例の斜視図、第4図はその使用状態説明図、
第5図および第6図は反転現象の発生原理の説明図、第
7図は押付力と押付量との関係を示す特性図である。 5・・・感光ドラム 1)・・・クリーニングブレード
12・・・ブレード部材 12a・・・硬質部 12b
・・・軟質部 13・・・保持材 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 KS3図 第4図
(b)はその硬度変化説明図、第2図(a)は他の実施
例の縦断面図、第2図(b)はその硬度変化説明図、第
3図は従来例の斜視図、第4図はその使用状態説明図、
第5図および第6図は反転現象の発生原理の説明図、第
7図は押付力と押付量との関係を示す特性図である。 5・・・感光ドラム 1)・・・クリーニングブレード
12・・・ブレード部材 12a・・・硬質部 12b
・・・軟質部 13・・・保持材 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 KS3図 第4図
Claims (1)
- (1)感光ドラムに付着したトナーを除去するためのク
リーニングブレードであつて、長手方向に沿う一側縁が
クリーニング部となつている板状ブレード部材と、この
板状ブレード部材の他側縁に設けられた板状保持材を備
え、上記板状ブレード部材の感光ドラムに接触する一面
側を硬質にするとともに、他面側を軟質にしたことを特
徴とするクリーニングブレード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6147387A JPS63226683A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | クリ−ニングブレ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6147387A JPS63226683A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | クリ−ニングブレ−ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63226683A true JPS63226683A (ja) | 1988-09-21 |
Family
ID=13172062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6147387A Pending JPS63226683A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | クリ−ニングブレ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63226683A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0290870U (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-18 | ||
JPH02203373A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | クリーニングブレード |
JP2005309383A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-11-04 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置、および画像形成装置 |
JP2010113063A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Bridgestone Corp | Oa用ブレード |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5655979A (en) * | 1979-10-12 | 1981-05-16 | Canon Inc | Cleaning blade for electrophotographic receptor |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP6147387A patent/JPS63226683A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5655979A (en) * | 1979-10-12 | 1981-05-16 | Canon Inc | Cleaning blade for electrophotographic receptor |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH02203373A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | クリーニングブレード |
JP2005309383A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-11-04 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置、および画像形成装置 |
JP2010113063A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Bridgestone Corp | Oa用ブレード |
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