JPS632259Y2 - - Google Patents

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JPS632259Y2
JPS632259Y2 JP12008781U JP12008781U JPS632259Y2 JP S632259 Y2 JPS632259 Y2 JP S632259Y2 JP 12008781 U JP12008781 U JP 12008781U JP 12008781 U JP12008781 U JP 12008781U JP S632259 Y2 JPS632259 Y2 JP S632259Y2
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JP
Japan
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workpiece
slide device
fixed
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slide
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JP12008781U
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JPS5827027U (ja
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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車体組立等に使用されるスライド式ワ
ークセツト装置の改良に関するものである。
車体の組立等において、例えば第1図に示すよ
うに凸部1aを有する取付側ワーク1を、凹部2
aを有する固定側ワーク2に嵌合させスポツト溶
接等で結合させる時、固定側ワーク2が予じめし
つかりと位置ぎめされていて、取付側ワーク1を
前記固定側ワーク2の側方からスライドさせて位
置決めする場合、単に水平方向にスライドさせる
だけでは取付側ワーク1の凸部1aが固定側ワー
ク2の下端凸部2bに当接してしまうため、組付
けることができない。したがつて、スライド方式
で該セツトを可能にするためには、固定側ワーク
2の凹部2aに取付側ワーク1の凸部1aを角度
αをつけて斜め下方からスライドさせて嵌合させ
ればよく、そのため従来では第2図に示すように
治具ベース3上にスライド装置ベース4を取付座
5及び脚6,6′を介して所定の角度αに傾斜さ
せて設置し、該スライド装置ベース4上にレール
7を介してシリンダ8の操作によつて摺動するス
ライド装置9を設け、該スライド装置9上に前記
取付側ワーク1を載置する受けポスト10を固定
してワークセツトを構成していた。しかしなが
ら、この従来の方法では、スライド装置ベース4
を所定の角度αに傾斜させるため、専用の機械で
しか加工できず、しかも該ワークセツト装置の組
立て精度調整が非常に困難であるだけではなく、
設置場所にスペースを多く必要とするという問題
があつた。
そこで本考案は上記従来の問題点を解消するた
めになされたものであつて、構造簡単にして設置
スペースを取らず、かつ、部品の位置決めを容易
に行うことができるようにしたものであつて、そ
の目的とするところは治具ベース上に固設された
スライド装置ベース上に平行に固設されたスライ
ドレールに駆動装置によつて前後移動するように
なされたスライド装置が摺動可能に取付けられ、
該スライド装置には、セツト側ストツパと解放側
ストツパ及びそれらの間を揺動可能になる受けポ
ストが枢着され、又、前記スライド装置ベースに
は前記スライド装置の前方移動時に、該スライド
装置を停止位置に停止させるストツパが設けら
れ、かつ、前記スライド装置ベースと受けポスト
には前記スライド装置の前方移動時に受けポスト
をセツト位置にガイドするガイド機構が設けられ
ていると共に、前記受けポストには…取付側ワー
クを該受けポストに着脱自在に固定するクランプ
装置が設けられ、又、前記治具ベースには固定側
ワークに着脱可能な治具が固定され、該2つのワ
ークのうちいずれか一方のワークには断面凹状の
嵌合凹部が形成され、他方のワークには該ワーク
のセツト時において前記嵌合凹部に嵌合する断面
凸状の嵌合凸部が形成されたワークセツト装置を
提供し、前記目的を達成することにある。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
11は治具ベース、12は治具ベース11上に
固設されたスライド装置ベースであつて、該スラ
イドベース装置12の上面長手方向には該長さの
略半分に渡つてスライドレール13がブラケツト
14を介して左右に平行に固設され、該スライド
レール13にはスライド装置となるスライド部材
15が前後方向に摺動可能に取付けられており、
該スライド部材15の一端には、前記治具ベース
11上に固設された駆動装置となるシリンダ16
に連結棒17を介して連結され、該シリンダ16
を操作することにより前後に摺動移動するように
なされている。又、スライド部材15の上面には
ブラケツト18を介して取付側ワークaを着脱可
能に載置する受けポスト19が揺動自在にピン2
0結合されている。28,29は受けポスト19
上に載置された、取付側ワークaを該受けポスト
19に固定するためのクランプであつて、該クラ
ンプ28,29を操作することによつて、取付側
ワークaを受けポスト19から着脱することがで
きるようになされている。上記…ブラケツト18
の前側端の上下にはそれぞれストツパが設けら
れ、上方のストツパは前記受けポスト19の上端
縁に当接するセツト側ストツパ21とし、下方の
ストツパは前記受けポスト19の下端縁に当接す
る解放側ストツパ22としている。又、前記スラ
イド装置ベース12の略中央には、前記受けポス
ト19の前端下方の傾斜部19aに当接するガイ
ド機構となるカム23が立設されている。
又、治具ベース11には、固定側ワークbを載
置するための治具(図示せず)が固定されてお
り、該治具に取付けられたクランプ(図示せず)
によつて、固定側ワークbを該治具に着脱可能に
固定することができるようになされている。
尚、前記スライド部材15を摺動させる駆動装
置としてシリンダ16を用いたが、該シリンダ1
6はエアシリンダでもよく、又油圧シリンダでも
よく、又、シリンダに替えて該ウオームギヤ等を
使用してもよく、前記スライド部材15を作動さ
せることができるものであれば、その方法は限定
されない。又、前記スライド部材15の移動量は
シリンダ16のストローク量によつて決まるが、
前側の停止位置には取付側ワークaと治具ベース
11に固定された固定側ワークbとの係合を正確
に係合させるため、緩衝機能を有するストツパ2
4が固設されている。尚、スライド部材15の駆
動装置をウオームギヤ等で行うようにした場合に
は、該スライド部材15の摺動範囲の前後端にリ
ミツトスイツチ等を設けストツパとするか、ある
いはタイマーによつて移動量を設定するようにし
てもよい。
25は取付側ワークaに形成された断面凸状を
なす嵌合凸部、27は固定側ワークbの縁部26
近傍の下面に形成された断面凹状をなす嵌合凹部
である。
今、受けポスト19に取付側ワークaを載置固
定した後、シリンダ16を操作して受けポスト1
9を前進させると該受けポスト19に載置した取
付側ワークaの嵌合凸部25が固定側ワークbの
縁部26に当接して、前記受けポスト19と共に
下方に下がる。したがつてこの際受けポスト19
が容易に回転できるように、該受けポスト19全
体がピン20を中心にバランスされている必要が
ある。尚、前記受けポスト19に取付側ワークa
を載置した時、受けポスト19の前端が解放側ス
トツパ22に当接するまで下げ、固定側ワークb
の下をくぐらせるようにしてもよい。そしてさら
に受けポスト19を前進させると該受けポスト1
9の前端下方の傾斜部19aが前記カム23に当
接してせり上り該受けポスト19の上縁がセツト
側ストツパ21に当接し、取付側ワークaの嵌合
凸部25が固定側ワークbの嵌合凹部27に嵌合
すると共に、スライド部材15の前端はストツパ
24に当接して所定の位置で停止して位置決めが
完了し、スポツト溶接等の作業が可能となる。該
作業終了後は固定側ワークbに固着された取付側
ワークaから受けポスト19を外し、シリンダ1
6を操作してスライド部材15を後方に戻し、取
付側ワークaが固着された固定側ワークbを治具
ベース11に固定された治具から取外す。
尚、前記実施例では嵌合凸部25を取付側ワー
クaに、嵌合凹部27を固定側ワークbに形成し
たが、嵌合凸部25を固定側ワークbに、嵌合凹
部27を取付側ワークaに形成してもよい。
以上述べたように本考案によれば、取付側ワー
クを固定側ワークに嵌合させる受けポストを揺動
自在にし、該受けポストのみを傾斜させて取付側
ワークを固定側ワークの斜め下方から嵌合させる
ようにしたので、従来のようにスライド装置ベー
スを傾斜させる必要がないので、設置のスペース
が少くて済み、かつ、構造簡単にして容易に設置
することができる。したがつて製作費が大巾に低
減でき安価に提供することができるだけではな
く、取付側ワークの嵌合凸部(もしくは嵌合凹
部)と固定側ワークの嵌合凹部(もしくは嵌合凸
部)が複雑な形状のものであつても容易に嵌合さ
せることができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は取付側ワークと固定側ビードとを平行
スライドさせた場合の状態を示す作用説明図、第
2図は従来の傾斜スライド式ワークセツト装置の
側面図、第3図は本考案によるスライド式ワーク
セツト装置の側面図、第4図は同上の作動途中を
示す側面図である。 11は治具ベース、12はスライド装置ベー
ス、15はスライド部材、16はシリンダ、19
は受けポスト、23はカム、aは取付側ワーク、
bは固定側ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 治具ベース上に固設されたスライド装置ベース
    に、スライドレールが平行に固設され、該スライ
    ドレールには駆動装置によつて前後移動するよう
    になされたスライド装置が摺動可能に取付けら
    れ、該スライド装置には、該スライド装置に設け
    られたセツト側ストツパと解放側ストツパの間を
    揺動可能になる受けポストが枢着され、又、前記
    スライド装置ベースには前記スライド装置の前方
    移動時に、該スライド装置を停止位置に停止させ
    るストツパが設けられ、かつ、前記スライド装置
    ベースと受けポストには前記スライド装置の前方
    移動時に受けポストをセツト位置にガイドするガ
    イド機構が設けられていると共に、前記受けポス
    トは取付側ワークを着脱可能になされ、又、前記
    治具ベースには固定側ワークに着脱可能な治具が
    固定され、該2つのワークのうち、いずれか一方
    のワークには断面凹状の嵌合凹部が形成され、他
    方のワークには該ワークのセツト時において前記
    嵌合凹部に嵌合する断面凸状の嵌合凸部が形成さ
    れていることを特徴とするスライド式ワークセツ
    ト装置。
JP12008781U 1981-08-14 1981-08-14 スライド式ワ−クセツト装置 Granted JPS5827027U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12008781U JPS5827027U (ja) 1981-08-14 1981-08-14 スライド式ワ−クセツト装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12008781U JPS5827027U (ja) 1981-08-14 1981-08-14 スライド式ワ−クセツト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5827027U JPS5827027U (ja) 1983-02-21
JPS632259Y2 true JPS632259Y2 (ja) 1988-01-20

Family

ID=29914125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12008781U Granted JPS5827027U (ja) 1981-08-14 1981-08-14 スライド式ワ−クセツト装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS637396A (ja) * 1986-06-27 1988-01-13 Fujitsu Ltd めつき装置およびそのクランプ治具
JPH02222191A (ja) * 1989-02-22 1990-09-04 Fujitsu Ltd プリント基板の電解メッキ装置
JPH0345968U (ja) * 1989-09-11 1991-04-26
JP5366787B2 (ja) * 2009-12-18 2013-12-11 株式会社中央製作所 連続垂直搬送式めっき装置

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JPS5827027U (ja) 1983-02-21

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