JPS63225555A - カルコゲナイドガラスファイバー - Google Patents
カルコゲナイドガラスファイバーInfo
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- JPS63225555A JPS63225555A JP62058964A JP5896487A JPS63225555A JP S63225555 A JPS63225555 A JP S63225555A JP 62058964 A JP62058964 A JP 62058964A JP 5896487 A JP5896487 A JP 5896487A JP S63225555 A JPS63225555 A JP S63225555A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C13/00—Fibre or filament compositions
- C03C13/04—Fibre optics, e.g. core and clad fibre compositions
- C03C13/041—Non-oxide glass compositions
- C03C13/043—Chalcogenide glass compositions
-
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- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/32—Non-oxide glass compositions, e.g. binary or ternary halides, sulfides or nitrides of germanium, selenium or tellurium
- C03C3/321—Chalcogenide glasses, e.g. containing S, Se, Te
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は長波長域1〜14′μmの赤外透過性を有する
カルコゲナイドガラスファイバー、特にコア、クラッド
構造を有するカルコゲナイドガラスファイバーに関する
も′のである。
カルコゲナイドガラスファイバー、特にコア、クラッド
構造を有するカルコゲナイドガラスファイバーに関する
も′のである。
[従来の技術]
従来、コア、クラッド構造を有する光ファイバは良く知
られているが、カルコゲナイドガラスファイバーに於い
ては、その例は余りみられない。
られているが、カルコゲナイドガラスファイバーに於い
ては、その例は余りみられない。
わすかにAs2 S、からなるファイバーに於いて、S
の量を変化させることにより屈折率差を設け、コア、ク
ラッド構造を有するカルコゲナイドガラスファイバーが
知られているのみである。
の量を変化させることにより屈折率差を設け、コア、ク
ラッド構造を有するカルコゲナイドガラスファイバーが
知られているのみである。
コア、クラッド型構造にすることによるメリットとして
は、第1に透過損失の低下が挙げられる。
は、第1に透過損失の低下が挙げられる。
これはコア、クラッド間の界面がガラス同志で接触され
るため、きわめてなめらかな界面が得られ、界面からの
散乱による損失を大幅に低下させることができるためで
ある。第2には、一般にカルコゲナイドガラスファイバ
ーはその機械的強度の向上をはかるため、樹脂によるコ
ーティングが行われるが、樹脂コーティングした場合に
は、界面からの散乱、樹脂自体の吸収による損失は避け
られないが、予めカルコゲナイドガラスファイバーによ
るクラッドを設けておけば、コア、クラッド界面の全反
射によって光が伝送されるため、樹脂コーティングによ
る損失の低下を避けることが可能となる。
るため、きわめてなめらかな界面が得られ、界面からの
散乱による損失を大幅に低下させることができるためで
ある。第2には、一般にカルコゲナイドガラスファイバ
ーはその機械的強度の向上をはかるため、樹脂によるコ
ーティングが行われるが、樹脂コーティングした場合に
は、界面からの散乱、樹脂自体の吸収による損失は避け
られないが、予めカルコゲナイドガラスファイバーによ
るクラッドを設けておけば、コア、クラッド界面の全反
射によって光が伝送されるため、樹脂コーティングによ
る損失の低下を避けることが可能となる。
[発明が解決しようとする問題点1
コア、クラッド型構造ファイバーはコア中に光を通す場
合、コア、クラッド界面の全反射を行わせることにより
、光を伝送させるた°め、コア、クラッド間に屈折率差
を設ける必要がある。すでに述べたAg3 s、からな
るカルコゲナイドガラスファイバーに於いては、Sの鑓
を変化させることにより、上記の屈折率差を得ていた。
合、コア、クラッド界面の全反射を行わせることにより
、光を伝送させるた°め、コア、クラッド間に屈折率差
を設ける必要がある。すでに述べたAg3 s、からな
るカルコゲナイドガラスファイバーに於いては、Sの鑓
を変化させることにより、上記の屈折率差を得ていた。
ところがこの方法の欠点としては、Sの賞の変化によっ
て生ずる屈折率の変化は、それほど大きなものではなく
、従って、コア、クラッド間に有効な屈折率差を設ける
ためには、Sの饋は大幅に変える必要があり、結果とし
て、コアかクラッドのいずれかのガラスの安定性を犠牲
にせざるを得なかった。
て生ずる屈折率の変化は、それほど大きなものではなく
、従って、コア、クラッド間に有効な屈折率差を設ける
ためには、Sの饋は大幅に変える必要があり、結果とし
て、コアかクラッドのいずれかのガラスの安定性を犠牲
にせざるを得なかった。
また、カルコゲナイドガラスで良く使用されるTeをコ
ア、クラッド間で変化させ、屈折率に差を設けることも
考えられるが、Teを使用した場合でも、上記と同様そ
れはと大きな屈折率の変化は得られず、必要な屈折率差
を得るためには、コア、クラッド間で大幅な組成の変化
は避けることはできない。
ア、クラッド間で変化させ、屈折率に差を設けることも
考えられるが、Teを使用した場合でも、上記と同様そ
れはと大きな屈折率の変化は得られず、必要な屈折率差
を得るためには、コア、クラッド間で大幅な組成の変化
は避けることはできない。
従って、本発明が解決しようとする問題点は、コア、ク
ラッドを有するカルコゲナイドガラスファイバーに於い
て、比較的わずかなコア、クラッド間の組成差で必要と
する屈折差を得ることができる手段を提供することにあ
る。
ラッドを有するカルコゲナイドガラスファイバーに於い
て、比較的わずかなコア、クラッド間の組成差で必要と
する屈折差を得ることができる手段を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段]
本発明の上記の問題点はTeを含むカルコゲナイドを採
用し、コアに於けるTlの含有量をクラッドに於けるT
lの含有量を多くすることにより、解決し得ることを見
出してなったものである。
用し、コアに於けるTlの含有量をクラッドに於けるT
lの含有量を多くすることにより、解決し得ることを見
出してなったものである。
ココチクラッドとコアに於けるTlの含有量の差ハ0.
05〜10モル%の範囲にあることが適当である。1の
含有量の差が0.05モル%以下になると、ファイバー
の開口数N、Aが低くすぎ、エネルギー伝送が充分行わ
れない。例えばGe、、 Se、、 Te=をクラッド
とし、Geu 8%、e&Te4o Tj gl、をコ
アとした場合、それぞれの屈折率は3.380及び3.
382となり、N、A、は0.12となる。これはθ−
6.7@の範囲の光しかファイバーに入れることができ
ないことを意味する。また刊の含有量の差が10モル%
を越えると、π自身による電子遷移吸収が生じ、ファイ
バーの透過損失を増加せしめるほか、ガラスの転移点が
低くなり、実用性に乏しくなる。
05〜10モル%の範囲にあることが適当である。1の
含有量の差が0.05モル%以下になると、ファイバー
の開口数N、Aが低くすぎ、エネルギー伝送が充分行わ
れない。例えばGe、、 Se、、 Te=をクラッド
とし、Geu 8%、e&Te4o Tj gl、をコ
アとした場合、それぞれの屈折率は3.380及び3.
382となり、N、A、は0.12となる。これはθ−
6.7@の範囲の光しかファイバーに入れることができ
ないことを意味する。また刊の含有量の差が10モル%
を越えると、π自身による電子遷移吸収が生じ、ファイ
バーの透過損失を増加せしめるほか、ガラスの転移点が
低くなり、実用性に乏しくなる。
また本発明のカルコゲナイドガラスファイバーに於いて
は、クラッドにπを含有せしめない方が望ましい。1を
含有せしめると、軟化点が低下し、結果として赤外線が
ファイバ中を透過する際に吸収によって生ずる熱によっ
て溶融される可能性がでてくるからである。
は、クラッドにπを含有せしめない方が望ましい。1を
含有せしめると、軟化点が低下し、結果として赤外線が
ファイバ中を透過する際に吸収によって生ずる熱によっ
て溶融される可能性がでてくるからである。
さらに1を充分安定に含有させ得るカルコゲナイド)f
ラスとしては、741GeSSe1Te1As、 s
bのうち、少なくとも3成分を含むガラスが適当で、そ
の最適範囲はTl 0〜10モル%、Ge5〜30モ
ル%、5e1G〜90モル%、100〜65モル%、A
30〜45モル%、Sb 0〜30モル%が最適で、こ
の範囲でもつとも安定なガラスが得られる。
ラスとしては、741GeSSe1Te1As、 s
bのうち、少なくとも3成分を含むガラスが適当で、そ
の最適範囲はTl 0〜10モル%、Ge5〜30モ
ル%、5e1G〜90モル%、100〜65モル%、A
30〜45モル%、Sb 0〜30モル%が最適で、こ
の範囲でもつとも安定なガラスが得られる。
[作 用1
πはわずかな量の変化で屈折率の大幅な変化を生せしめ
ることができるため、コア、クラッド間で組成を大きく
変える必要がなく、安定なファイバーを得ることができ
る。例えばTlの場合1mof%当りo、 osoの屈
折率差が得られるが、Teの場合1モル%当りわすかに
0.017の屈折率差が得られない。またπを使用する
その他のメリットとしては、ガラスの熱的安定性(耐失
透性)がTIの添加によって劣化しない点も挙げられる
。
ることができるため、コア、クラッド間で組成を大きく
変える必要がなく、安定なファイバーを得ることができ
る。例えばTlの場合1mof%当りo、 osoの屈
折率差が得られるが、Teの場合1モル%当りわすかに
0.017の屈折率差が得られない。またπを使用する
その他のメリットとしては、ガラスの熱的安定性(耐失
透性)がTIの添加によって劣化しない点も挙げられる
。
[実施例]
実施例−1
本実施例のカルコゲナイドガラスに用いた原料はすべて
6N以上の高純度のインゴットである。
6N以上の高純度のインゴットである。
得られるガラスの組成がコア用ガラスとしてGO:25
moI1% 、 Se:13 moj2 % 1Te
:60 mail %、■!:210j21、クラッド
用ガラスとしてGe:25 m1%、Se:IS ma
rl % 1Te:6G marl %になるように調
合されたGe −5e−Te−Tf及びGe−3e−T
eの各原料を各々内径13.5a*φ、長さ150Mの
石英容器に入れ、該石英容器内を5 x 1O−7To
rrの真空したで2時間脱気した。その後、該石英容器
の真空脱気口をガスバーナーで封じ、アンプル状に成形
した。
moI1% 、 Se:13 moj2 % 1Te
:60 mail %、■!:210j21、クラッド
用ガラスとしてGe:25 m1%、Se:IS ma
rl % 1Te:6G marl %になるように調
合されたGe −5e−Te−Tf及びGe−3e−T
eの各原料を各々内径13.5a*φ、長さ150Mの
石英容器に入れ、該石英容器内を5 x 1O−7To
rrの真空したで2時間脱気した。その後、該石英容器
の真空脱気口をガスバーナーで封じ、アンプル状に成形
した。
得られた該石英アンプルを揺藍型電気炉に入れ、860
℃、24時間、550℃2時間の溶融を行い、目的とす
る組成のコア用及びクラブ下用のガラスを得た。得られ
たガラスの内コア用ガラスは外径8111Iφの棒状に
、またクラッド用ガラスは、内径8.05 mφ、外径
12履φのパイプ状に加工し、その後クラッド用ガラス
パイプ内にコア用ガラス棒を挿入して、該ガラス体をア
ルゴンガス雰囲気中で局所的に該ガラスの軟化点以上に
加熱することによってコア径200μmφ、クラツド径
300μmφ、長さ10mのファイバーを得た。該ファ
イバーの透過損失を測定したところ、第1図中の(a)
に示すように最低損失は波長9.1μmにおいて、0.
88 dB/mであった。
℃、24時間、550℃2時間の溶融を行い、目的とす
る組成のコア用及びクラブ下用のガラスを得た。得られ
たガラスの内コア用ガラスは外径8111Iφの棒状に
、またクラッド用ガラスは、内径8.05 mφ、外径
12履φのパイプ状に加工し、その後クラッド用ガラス
パイプ内にコア用ガラス棒を挿入して、該ガラス体をア
ルゴンガス雰囲気中で局所的に該ガラスの軟化点以上に
加熱することによってコア径200μmφ、クラツド径
300μmφ、長さ10mのファイバーを得た。該ファ
イバーの透過損失を測定したところ、第1図中の(a)
に示すように最低損失は波長9.1μmにおいて、0.
88 dB/mであった。
実施例2〜7
得られるコア用ガラス及びクラッド用ガラスが各々第1
表に示すような組成になるように調合された原料を各々
実施例−1と同様な手法によってアンプル封入及び溶融
することによって、目的とする組成のコア用及びクラッ
ド用ガラスを得た。
表に示すような組成になるように調合された原料を各々
実施例−1と同様な手法によってアンプル封入及び溶融
することによって、目的とする組成のコア用及びクラッ
ド用ガラスを得た。
得られた該ガラスを実施例−1と同様な手順でコア径2
00μmφ、クラッド径300u7Aφ、長さ10mの
ファイバーに加工した。得られた該ファイバーの最低損
失値及びその波長を第1表に示す。
00μmφ、クラッド径300u7Aφ、長さ10mの
ファイバーに加工した。得られた該ファイバーの最低損
失値及びその波長を第1表に示す。
比較例−1
得られるガラスの組成がGe:25101%、 Se:
13n+of % 、Te:60 moj2%、Tj2
: 2m01%になるように、調合されたGe −S
e −Te−Tf原料を実施例=1と同様な手法によっ
てアンプル封入及び溶融することによって目的とする組
成のガラスを得た。
13n+of % 、Te:60 moj2%、Tj2
: 2m01%になるように、調合されたGe −S
e −Te−Tf原料を実施例=1と同様な手法によっ
てアンプル封入及び溶融することによって目的とする組
成のガラスを得た。
得られた該ガラスを外径12履φの棒状に加工し、アル
ゴン雰囲気中で局所的に該ガラスの軟化点以上に加熱す
ることによって外径300μmφ、長さ10mのファイ
バーを作製した。該ファイバーの透過損失を測定したと
ころ、第1図中の(b)に示すように最低損失は波長9
.0μmにおいて2.0dB/mであった。
ゴン雰囲気中で局所的に該ガラスの軟化点以上に加熱す
ることによって外径300μmφ、長さ10mのファイ
バーを作製した。該ファイバーの透過損失を測定したと
ころ、第1図中の(b)に示すように最低損失は波長9
.0μmにおいて2.0dB/mであった。
比較例−2
比較例−1で得られたファイバーに紫外線硬化樹脂を5
0μmの厚さでコーティングすることによって、樹脂ク
ラッドを有するファイバーを作製し、その透過損失を測
定したところ、第1図中の(C)に示すように樹脂によ
る吸収が生じるために、最低損失は波長10μm帯にお
いて4.4dB/mと高かった。
0μmの厚さでコーティングすることによって、樹脂ク
ラッドを有するファイバーを作製し、その透過損失を測
定したところ、第1図中の(C)に示すように樹脂によ
る吸収が生じるために、最低損失は波長10μm帯にお
いて4.4dB/mと高かった。
比較例3.4
実施例−1と全く同様な手法によって、第1表に示すよ
うな組成のガラスからなるコア、クラッド構造を有する
ファイバーを作製したが、両ファイバー共に透過損失は
2 dB/ mより低くはならなかった。
うな組成のガラスからなるコア、クラッド構造を有する
ファイバーを作製したが、両ファイバー共に透過損失は
2 dB/ mより低くはならなかった。
[発明の効果]
カルコゲナイドガラスファイバーのコア、クラッド間の
屈折率差を設ける手段として、1の含有量の差を用いた
ため、コア、クラッド間の組成をそれほど大幅に変える
ことなく、安定なコア、クラッド構造を持つカルコゲナ
イドガラスファイバーを得ることができた。本発明によ
って得られたファイバーは実施例で示したように、界面
の散乱による損失を大幅に低減せしめるこbに成功した
他、樹脂コーティングを施しても損失の増加はみられな
かった。
屈折率差を設ける手段として、1の含有量の差を用いた
ため、コア、クラッド間の組成をそれほど大幅に変える
ことなく、安定なコア、クラッド構造を持つカルコゲナ
イドガラスファイバーを得ることができた。本発明によ
って得られたファイバーは実施例で示したように、界面
の散乱による損失を大幅に低減せしめるこbに成功した
他、樹脂コーティングを施しても損失の増加はみられな
かった。
図面は本発明の実施例で得られたファイバーの各波長に
於ける透過損失の変化を示したものである。
於ける透過損失の変化を示したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コアに於けるTlの含有量がクラッドに於けるTl
の含有よりも多くしたことを特徴とするカルコゲナイド
ガラスファイバー。 2 コアとクラッドに於けるTlの含有量の差が0.0
5〜10モル%の範囲にあることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のカルコゲナイドガラスファイバー。 3 クラッドに於けるTlの含有量が0であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のカルコゲナイドガ
ラスファイバー。 4 コア、クラッドがTl、Ge、Se、Te、As、
Sbのうち、少なくもと3成分を含むカルコゲナイドガ
ラスからなる特許請求の範囲第1項記載のカルコゲナイ
ドガラスファイバー。 5 カルコゲナイドガラスの組成がTl0〜10モル%
、Ge5〜30モル%、Se10〜90モル%、Te0
〜65モル%、As0〜45モル%、Sb0〜30モル
%であることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
カルコゲナイドガラスファイバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62058964A JPS63225555A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | カルコゲナイドガラスファイバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62058964A JPS63225555A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | カルコゲナイドガラスファイバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63225555A true JPS63225555A (ja) | 1988-09-20 |
JPH0446912B2 JPH0446912B2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=13099526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62058964A Granted JPS63225555A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | カルコゲナイドガラスファイバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63225555A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02192433A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | Hisankabutsu Glass Kenkyu Kaihatsu Kk | コアクラッド構造を有するカルコゲナイドガラスファイバー |
JPH0429101A (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-31 | Hisankabutsu Glass Kenkyu Kaihatsu Kk | Co↓2レーザーエネルギー伝送用カルコゲナイドガラスファイバー |
CN108503215A (zh) * | 2018-05-03 | 2018-09-07 | 湖北新华光信息材料有限公司 | 一种硫系光学玻璃及其制备方法和光学元件 |
US10191186B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-01-29 | Schott Corporation | Optical bonding through the use of low-softening point optical glass for IR optical applications and products formed |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP62058964A patent/JPS63225555A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02192433A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-30 | Hisankabutsu Glass Kenkyu Kaihatsu Kk | コアクラッド構造を有するカルコゲナイドガラスファイバー |
JPH0429101A (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-31 | Hisankabutsu Glass Kenkyu Kaihatsu Kk | Co↓2レーザーエネルギー伝送用カルコゲナイドガラスファイバー |
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