JPS63224818A - 中空素材の拡張方法 - Google Patents

中空素材の拡張方法

Info

Publication number
JPS63224818A
JPS63224818A JP5524987A JP5524987A JPS63224818A JP S63224818 A JPS63224818 A JP S63224818A JP 5524987 A JP5524987 A JP 5524987A JP 5524987 A JP5524987 A JP 5524987A JP S63224818 A JPS63224818 A JP S63224818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow material
flange
face
hollow blank
blank stock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5524987A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kumamoto
幸雄 隈本
Masayuki Suzuki
正行 鈴木
Hirofumi Kondo
近藤 廣文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5524987A priority Critical patent/JPS63224818A/ja
Publication of JPS63224818A publication Critical patent/JPS63224818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) この発明は、絞り加工や回転成形によって成形された中
空素材を拡張するのに利用する中空素材の拡張方法に関
するものである。 (従来の技術) 第5図(a)〜(d)は、従来における中空素材の拡張
方法の一例を工程順に説明する図である。 すなわち、中空素材Wは、第5図(a)に示すように、
平板状のブランクWo(仮想線で示す)を絞り加工する
ことにより、ブランクホールドされた部分を2ランジF
とする円筒容器状に形成しである。 次の工程においては、トリム型等を用いて前記中空素材
Wにトリミングを施し、第5図(b)に示すように、フ
ランジFを本体部分と同心状の円形に成形する。なお、
図中の符号Sは、トリミングによって切除されたスクラ
ップである。 さらに次の工程においては、成形型を用いたプレス加工
や、中空素材W内に挿入する成形型とその外側から圧接
するロールとを用いた絞りスピニング加工によって、フ
ランジFを本体部分の軸線方向へ絞り込み、第5図(C
)に示すように、前記中空素材W全体を円筒形に成形す
る。 そして、最後の工程において、例えば、中空素材Wを収
容する成形型と、その内側から圧接するロールとを用い
た押し広げ加工(バルジング)により、第5図(d)に
示すように、前記中空素材Wをその直径が大となる状態
に拡張する。そして、この後、図示しない歯形成形等を
行う。 (発明が解決しようとする問題点) ここで、上記した工程において、トリム型でトリミング
を行うと、その切断端面は、第5図(b)の円内に示す
ように、主に、だれA、剪断面B、破断面Cおよびかえ
りDが生じた状態になっている。 ところが、従来にあっては、上記切断端面を残したまま
で拡張加工を行っていたため、とくに集中応力を受は易
い破断面Cから亀裂が生じることがあるという問題点が
あった。 (発明の目的) この発明は、このような従来の問題点に着目して成され
たもので、中空素材の拡張を行う際、開口端部に亀裂が
発生するのを防ぐことができる中空素材の拡張方法を提
供することを目的としている。
【発明の構成】
(問題点を解決するための手段) この発明による中空素材の拡張方法は、絞り加工や回転
成形によって成形された中空素材の少なくとも開口端部
を拡張するに際し、前記中空素材の端部にトリミングを
行ったのち、前記トリミングによる切断端面にコイニン
グを施して前記端面を整形し、こののち前記中空素材を
拡張することを特徴としている。 なお、プレスによる絞り加工で成形された中空素材は、
成形時にブランクホールドされたフランジ部分を有する
ことから、前記フランジ部分のトリミングを行う。他方
、絞りスピニング等の回転成形で成形された中空素材は
、一般的に、シーミングやカーリング等の縁加工を行う
場合にトリミングを施しておくのと同様に、コイニング
および拡張加工を行う端部を一様にしておくためにトリ
ミングを施す。 また、上記構成のコイニングによる整形形状が特に限定
されることはないが、例えばプレスカッティングによる
トリミングの場合には、切刃が通過した側に破断面が生
じるため、とくに破断面側からコイニングを施して、前
記破断面を確実に整形するのが良い。 さらに、上記構成における拡張には、中空素材の開口部
周囲方向の寸法を全体的に増大させる場合のほか、歯形
やセレーションの形成によって開口部周囲の総延長を増
大させる場合が含まれる。 したがって、拡張を行う手段としては、プレス成形によ
るもの、成形型とロールとを用いた押し広げ加工(バル
ジング)等の回転成形によるもの、あるいはダイスを用
いた転造加工によるものなどを適用することができる。 (実施例) 以下、この発明を図面に基づいて説明する。 第1図(a)〜(f)は、この発明の一実施例に基づい
て中空素材を拡張する工程を順次説明する図である。 まず、第1図(a)に示す符号Woは平板状のブランク
であって、このブランクWOをプレスによる絞り型で絞
り加工することにより、第1図(b)に示すように、円
筒容器形の中空素材Wを成形する。このとき、前記中空
素材Wは、絞り加工時にブランクホールドされたフラン
ジFを有している。 次の工程においては、プレスによるトリム型で前記中空
素材Wにトリミングを施し、第1図(C)に示すように
、フランジFを中空素材本体と同心状の円形に成形する
。このとき、前記フランジFの切断端面は、図中の円内
に示すように、切刃の進行方向(図の場合は下方向)に
伴って、だれA、剪断面B、破断面CおよびかえりDが
生じた状態になっている。なお、図中の符号Sは、トリ
ミングによって切除されたスクラップである。 上記工程ののちには、フランジFの切断端面にコイニン
グを施す。このコイニングには、例え′ば、だれAが生
じた側のフランジ面(図では上面)を保持するグイと、
前記ダイに相対向するポンチとを用い、第1図(d)に
示すように、前記フランジFの切断端面を、剪断面B部
分に該当する端面1と、破断面CおよびがえりDを押し
潰して成るテーパ面2とに整形する。 さらに次の工程においては、成形型を用いたプレス加工
、あるいは中空素材W内に挿入する成形型とその外側か
ら圧接するロールとを用いた絞りスピニング加工によっ
て、フランジFを中空素材Wの軸線方向へ絞り込み、第
1図(e)に示すように、前記中空素材W全体を円筒形
に成形する。 このとき、前記中空素材Wの開口部の端面は、図中の円
内に示すように、端面1が当該中空素材Wの開口方向(
図では下方向)となり、テーパ面2が内向きとなる。な
お、上記フランジFの絞り込み後に、コイニングを行う
ことも可能である。 そして、最後の工程においては、成形型を用いたプレス
加工、あるいは中空素材Wを収容する成形型とその外側
から圧接するロールとを用いた回転成形に・よる押し広
げ加工により、第1図(f)に示すように、前記中空素
材Wをその直径が大となる状態に拡張する。このとき、
中空素材Wは、前記コイニングによって切断端面が整形
され、とくに、破断面Cが均一なテーパ面2に整形しで
あるため、拡張時における開口端面での応力の集中を避
けることができ、亀裂を生じることなく拡張される。 第2図および第3図は、上記の工程に基づいてトリミン
グおよびコイニングを施した中空素材Wに、円周方向に
わたって歯形を成形した場合を示している。この歯形は
、一つの歯の頂部3(第2図に示す)を拡張加工前の中
空素材Wの側面とし、谷部4を凹状態に形成して成るも
のであって、中空素材Wの直径は変化しないが、円周方
向にわたる総延長が増大した状態となる。上記の拡張加
工(歯形成形)は、成形型を用いたプレス加工や、中空
素材Wの内外に圧接する一対のダイスを用いた転造加工
によって行うことができ、いずれの場合も、コイニング
によって切断端面が整形しであるため、中空素材Wに亀
裂が生じる心配は無い。ざらに、先述したように、中空
素材Wの開口端面を端面1と内向きのテーパ面2とに整
形すれば、上記歯形成形のように内面側の伸び率が大で
ある場合により一層有利である。 また、第3図における下半分に示すように、中空素材W
の開口端部から所定の範囲だけに歯形を設けることがあ
るほか、先の実施例で説明した押し広げ加工にあっても
、第4図に示すように、中空素材Wの開口端部だけに、
直径を拡大させた膨出部5を形成することもあり、当然
、同様の効果を得ることができる。 なお、初期の中空素材の形態によっては、トリム型を用
いずに、回転する切刃でトリミングを行うこともあるが
、この場合にも、コイニングで切断端面を均一に整形し
ておくことにより、拡張時における亀裂の発生を防ぐこ
とができる。
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の中空素材の拡張方
法によれば、絞り加工や回転成形によって成形された中
空素材の少なくとも開口端部を拡張するに際し、前記中
空素材の端部にトリミングを行ったのち、前記トリミン
グによる切断端面にコイニングを施して前記端面を整形
し、こののち前記中空素材を拡張する方法としたため、
例えば集中応力を受は易い破断面が拡張前に残留してお
らず、拡張時に開口端部に亀裂が生じるのを防ぐことが
でき、このほか、トリミングおよびコイニングによる端
面整形により、製品の寸法精度の向上を図ることができ
るなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(f)はこの発明の一実施例に基づく中
空素材の拡張方法を工程順に説明する各々断面図、第2
図および第3図は中空素材に歯形を成形した状態を説明
する断面図および側面図、第4図は端部だけを拡張した
中空素材を説明する断面図、第5図(a)〜(d)は従
来の中空素材の拡張方法を工程順に説明する各々断面図
である。 W・・・中空素材。 特許出願人     日#自動車株式会社代理人弁理士
    小  11!    も4第1 第2図 (f) 第4図 第3図 第5図 −で=====8=1 (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絞り加工や回転成形によって成形された中空素材
    の少なくとも開口端部を拡張するに際し、前記中空素材
    の端部にトリミングを行ったのち、前記トリミングによ
    る切断端面にコイニングを施して前記端面を整形し、こ
    ののち前記中空素材を拡張することを特徴とする中空素
    材の拡張方法。
JP5524987A 1987-03-12 1987-03-12 中空素材の拡張方法 Pending JPS63224818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5524987A JPS63224818A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 中空素材の拡張方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5524987A JPS63224818A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 中空素材の拡張方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63224818A true JPS63224818A (ja) 1988-09-19

Family

ID=12993321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5524987A Pending JPS63224818A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 中空素材の拡張方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63224818A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230440A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Nisshin Kogyo Kk 絞り加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230440A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Nisshin Kogyo Kk 絞り加工方法
JP4505569B2 (ja) * 2003-01-31 2010-07-21 日伸工業株式会社 絞り加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63224818A (ja) 中空素材の拡張方法
JPH07116767A (ja) シートベルト用巻取軸の製造方法
JPH10296346A (ja) プレス加工方法
JPS63154216A (ja) 長フランジ製品の製造方法
JPS62244545A (ja) クランクシヤフトの鍛造成形方法
JPH08141228A (ja) 電気カミソリの外刃の製造方法
JPS6111698B2 (ja)
JPS59174233A (ja) 仕上げ抜き方法及びその装置
JP2004066315A (ja) ビス座形成方法とビス座形成装置
KR950005400A (ko) 블라인드 리벳용 맨드릴의 제조방법
JPH06182472A (ja) ラックバーの製造方法
JPH0316206B2 (ja)
JPH0576970A (ja) 板金製プーリの軸穴形成方法
JPH09164431A (ja) バーリング加工方法
JPH0639450A (ja) バーリング加工方法およびその装置
JPH07171644A (ja) 中空ノックピンの順送型による製造法
US4448055A (en) Method to manufacture pole pieces for dynamo electric machine, and so-made pole piece
JP3573434B2 (ja) 軽合金製ホイール用ワンピースリムの製造方法
JPS60164080A (ja) 安全弁用キヤツプの製造方法
JP3013080B2 (ja) シャフトの圧造成形方法
JPS58122133A (ja) 打抜き孔の処理方法及び装置
JP2003225833A (ja) リング状部材の製造方法及びその製造に用いられる線材
JPH03180238A (ja) ナットの圧造方法
JPH04344878A (ja) 抵抗溶接用電極の製造方法
JP2006000923A (ja) 軸部材の製造方法