JPS63223414A - 高周波加熱装置付レンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は上面にコンロ、前面に高周波加熱装置付オープ
ンを有するいわゆる高周波加熱装置付レンジに関するも
のである。

従来の技術 従来この種のレンジとしては２つの方式があった。１つ
は例えば第４図に示す高周波加熱装置付レンジで、上面
にゴトク１．コンロバーナ２．コンロ天板３等が装着さ
れ、前面上部にはグリル庫４、前記コンロバーナ２のコ
ツクロを操作スるツマミ６等のグリル付コンロ部を１つ
の本体７にまとめ、その下部に加熱室８にマグネトロン
９．トランス１ｏ、ファンモータ１１等からなる高周波
発生装置で高周波を放射し、オープンバーナ１２で加熱
された燃焼ガスをモータ１３を駆動手段とした循環ファ
ン１４で前記加熱室８内に送るガスオーブンと高周波加
熱との組合せオープンを本体１５にまとめる、いわゆる
上下分離方式である。

なお上記図面では調理台天板１６に四角形の穴１７をあ
け、この穴にコンロ部を組込む方式について記述してい
る。また上記分離方式では、下部のガスオーブンの排気
を排気ガイド１８で上部コンロ部の排気カバー１９に導
き排出する。

他の方式は例えば第５図に示すように上下一体力式のも
ので１本体２ｏでグリル付コンロ部７と高周波加熱装置
付オーブン部１５とを一体的に囲まれており、マグネト
ロン９．トランス１０．フ３へ−７ アンモータ１１等の高周波発生装置は本体２０に吊した
形で装着されている。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような高周波加熱装置付レンジにおいて
は、コンロ、グリル、オーブン等の制御部品が分散して
いるのできわめて複雑化し、作業性が悪くかつ小型化で
きない。また高周波発生装置付オーブンの操作部が低く
なり使い勝手が悪い、本体７，１５と２つに分離すると
梱包、輸送まで別々となり組込む場所で一体化しガス管
接続もそれぞれにしなければならない等の問題点が発生
していた。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、経済的で使い勝手のよい安全な高周波加熱装置付レン
ジを提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の高周波加熱装置付レ
ンジは、コンロ取付板と本体底板間を左右に仕切板で２
分割し１分割された一方に加熱室を設け、他方に前記加
熱室の操作部と高周波発生装置を装着する構成である。

作　　用 本発明の高周波加熱装置付レンジは、コンロ取付板と仕
切板とでコンロおよびグリル、オープン部の操作部と高
周波発生装置部を熱源部から遮断してこれ等部品の雰囲
気温度の上昇を低下はせるとともに作業性をよくし、ま
たグリル付の場合にはグリルとオーブン部一体となった
操作部を作りオープン部の操作部を上部にもってくるこ
とにより、使い勝手のよいレンジを提供できるという効
果を有するものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明する
。

第１図、第２図は正面断面図および側面断面図テ、上面
にコトク１．コンロノく−ナ２．コンロ天板３等が装着
てれている。従来との相違点は前記コンロバーナはコン
ロ取付板２１に固定されている点と、前記コンロ取付板
２１と本体２２の底板２３間を左右に分割する仕切板２
４を設け、分割５　′＼− された一方にグリル庫４．加熱室８を装着し、他の一方
に前記グリル庫４．加熱室８の操作部２５およびマグネ
トロン９．トランス１０．ファンモータ１１等の高周波
発生装置を装着している点である。したがってコンロお
よびグリル、オーブン等の制御部品、および高周波発生
装置には熱源から完全に遮断されるとともに、−ケ所の
空間に集中して装着することができる。

前記コンロで、第３図に示す↓うな内炎ロ２６付コンロ
の場合には、内炎口２６を燃焼させる空気を必要とする
。この空気はコンロ天板３の穴２７を通り、コンロ中央
穴２８を通って供給される。−！、た内側に小ノ（−す
、外側に大バーナを有するいわゆる親子バーナを有する
コンロにおいても、子バーナを燃焼させるに必要な空気
はコンロ天板の下部から空気を供給する必要がある。こ
の部分の空気が負圧になると燃焼するに必要な空気量が
得られず不完全燃焼となる。この現象は高周波発生装置
のファンモータ１１が回転した時に発生するが従来例で
は上下分離方式、あるいは高周波発生装置をぶらさげる
ことにより解決されているが、本発明６１・−７ ではコンロ取付板２１で空気を遮断しているので解決で
きる。

また、前記内炎口あるいは子バーナを燃焼させる空気を
第２図に示すコンロ天板３とコンロ取付板２１との空間
の前部穴２９より取入れば、調理する際に最も手のよく
ふれる調理台天板１６の前部の温度が低下し安全である
。

発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置付レンジによれば
次の効果を得ることができる。

（１）高周波発生装置の装着部がコンロ取付板および仕
切板で加熱源であるコンロおよびグリル、オーブン等の
加熱室と完全に遮断されているので、雰囲気温度を極め
て低くおさえることができ経済的であるとともに信頼性
が向上する。

（２）　　コンロおよびグリル、オーブン等を制御する
電気部品関係が−ケ所に集中できるので、配線の長さが
短くなり経済的であるとともに作業性もよくなる。また
配線する部分の雰囲気温度が低いため耐熱性の低いもの
を使用でき経済的７　′・− である。

（３）　　コンロおよびグリル、オーブン等の操作部が
一ケ所に集中できるので、一番下部に装着されるオーブ
ンの操作部を上部にもってくることが可能となり使い勝
手がよくなる。また雰囲気温度を低くできるので耐熱部
品を使用する必要がなく信頼性も向上する。

（４）　　コンロ部では点火プラグ、立消安全装置の検
出部等がコンロ天板、煮こぼれ防止板等を貫通シてコン
ロ部に出ているので煮こぼれした汁は下部にこぼれるこ
とがさけることができない。

従来では掃除のできない本体底板部まで落ち、操作部や
高周波発生装置に付着して絶縁劣化に至る危険性があっ
たが本発明ではコンロ取付板の上面にとどまり、ゴトク
、コンロ天板等を外して掃除するととができる。

（５）　　内炎口付コンロ、親子バーナ付コンロ等では
、内炎口の空気取入口、子バーナの空気取入口の空気が
負圧になることがなく常に安定した燃焼状態が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である高周波加熱装置付レン
ジの正面断面図、第２図は同側面断面図、第３図は同要
部断面図、第４図、第５図はそれぞれ従来の高周波加熱
装置付レンジの側面断面図である。 ２・・・・・・コンロバーナ、３・・・・・・コンロ天
板、４・・・・・・クリル庫、８・・・・・・オーブン
、２１・・・・・・コンロ取付板、２３・・・・・・本
体底板、２４・・・・・・仕切板、２６・・・・・・操
作部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第４
図 第５図 ＩＩ　　　９　　　１０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンロ、前記コンロの天板および前記コンロの下方に位
   置するコンロ部品を上面装着するコンロ取付板と、前記
   コンロ取付板および本体底板間を左右に分割する仕切板
   と、分割された一方に設けた加熱室と、他方に設けた前
   記加熱室への操作部および前記加熱室へ高周波を放射す
   る高周波発生装置とを有する構成とした高周波加熱装置
   付レンジ。