JPS63223357A - エンジンの燃料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明に係る燃料供給装置は主に自動車エンジンの燃料
供給に利用される。

従来の技術 自動車が高速運転から絞り弁を閉じて減速するときや、
長距離降板時に絞り弁を閉じてエンジンブレーキを作用
させるとき、燃料の経済性を計るとともに混会気過漠に
よる排気浄化用触媒の破損および有害物質の排出を防ぐ
ため燃料供給を停止することはよく知られている。　気
化器においては例えば特開昭５４−１１１０２２号公報
に開示されているように、低速燃料通路を遮断すること
によシ燃料供給を停止している。

そして、エンジン回転速度が成る値以下まで減速された
とき或いは減速が終ったとき燃料供給を再開するのであ
る。

発明が解決しようとする問題点 減速時の燃料供給停止を終って燃料供給を再開するとき
、燃料を加圧して噴射弁により吸気通路へ噴射する燃料
噴射方式では、噴射弁の開閉動作のデユーティ比を制御
することによって燃料節約効果を高めるとともに、減速
から定速または加速に移行したとき一時的な燃料不足に
よりエンジン回転が不調となり、或いは一挙に大量の燃
料が供給されるためエンジン回転速度が一挙に高くなる
という現象（リカバリショック）をなくすことができる
と考えられる。

しかしながら、燃料を負圧にょシ吸気通路へ吸出す液体
燃料の気化器または気体燃料の混合器では単に燃料通路
を遮断弁で開閉するだけであるので充分な燃料節約効果
が得られないばかりか、リカバリショックを避けること
ができない。

また、リカバリショックを避けるためがなり高回転速度
の時点で燃料供給を再開すれば燃料供給停止の意味が半
減する。

そこで本発明はこのような問題に鑑み、燃料供給再開時
に燃料節約効果が得られるとともにリカバリショックを
生じる心配がない吸出しによる燃料供給装置を提供する
ものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、低速用燃料を吸気通路へ供給する燃料通路に
減速時に閉動作する遮断弁が説けられ、且つ吸気通路に
発生する負圧により燃料が吸出されるエンジンの燃料供
給装置において。

前記燃料通路と並列に少なくとも一つの補正燃料通路が
設けられておジ、デユーティサイクル信号によシ開閉駆
動される電磁弁が前記補正燃料通路に設置されている構
成としたことによって前記問題点を解決するための手段
とした。

ここで、低速用燃料を吸気通路へ供給する燃料通路は、
液体燃料の気化器においてはアイドルボートおよびスロ
ーボートに至る低速燃料通路であり、気体燃料の混合器
においては主ノズルに至る燃料通路である。

一作一一一四一 通常の運転時では遮断弁および電磁弁はともに開弁位置
にある。　　　　エンジンが減速状態になると遮断弁　
ｉｔ電磁弁順または電磁弁、遮断弁の順に閉弁位置とな
って燃料供給を停止する。　エンジン回転速度が成る値
以下まで減速されたとき前記と同じまたは逆の順に開弁
位置となって燃料供給を再開する。　再開時に電磁弁を
次第に大きくなるデユーティ比のデユーティサイクル信
号で開閉駆動し最終的に開弁位置に固定する。

発明の効果 本発明によると、減速時にエンジン回転速度が成る値以
下となって燃料供給を再開するとき。

単一の燃料通路によって一挙に全燃料を供給することな
く補正燃料通路によって燃料を徐々に増量するので、か
なυ高回転速度の時点で燃料供給を再開してもごく少量
から徐々に大量に供給されることとなり、燃料節約効果
を失わないのである。　また、減速から定速または加速
に移行したとき燃料不足によるエンジン回転の不調がな
いばかりか、エンジン回転速度が一挙に高くなるという
すカバリショックの心配が解消されるものである。

実施例　（１） 第１図は気化器に本発明を実施した例を示すものであっ
て、閉弁位置の絞り弁１の側方に位置して吸気通路２に
開口したアイドルボート３およびスローボート４と浮子
室５とを接続した低速用燃料の燃料通路６に低速ジェッ
ト７、エコノマイザ８．低速空気ブリードジェット９が
設けられ、エコノマイザ８に接して燃料通路６を減速時
に閉鎖する電磁駆動の遮断弁１０が設置されている。

燃料通路６の低速ジェット７の上流側からエコノマイザ
８の下流側へ遮断弁１０をバイパスして補正燃料通路１
１が設けられており、この補正燃料通路１１に電磁弁伎
および補正ジェット１３が設置されている。

遮断弁ｌＯおよび電磁弁臣はともに電子式の制御装置１
４から送られる駆動信号によシ開閉駆動されるものであ
り、絞シ弁１の位置、エンジン１５の回転速度、吸気マ
ニホルド１６の圧力を制御装置１４に入力し、減速時に
必要な駆動信号を出力する。　　即ち、比較的低回転速
度域からの減速時には遮断弁１０は開弁位置に固定して
おき。

吸入空気量或いはエンジン回転速度に応じたデー−ティ
比のデユーティサイクル信号ｔｌ−電磁弁１２に送って
燃料流量を制御する。　　　中乃至高回転域からの減速
時には、第２図を参照して先ず遮断弁１０を閉弁しくａ
）次に電磁弁１２のデー−ティ比を次第に小さくして開
弁位置に固定させ（蜀、エンジン回転速度が成る値とな
ったとき遮断弁１０を開弁しくｃ）次に電磁弁１２のデ
ユーティ比を次第に大きくしてエンジン回転速度に対応
した燃料流量とす／）（ｄ）。　　　或いは第３図を参
照して、先ず電磁弁１２のデユーティ比全次第に小さく
して閉弁位置に固定しＵ）次に遮断弁１ｏを閉弁させ（
７）、減速が進んだとき電磁弁伎のデユーティ比を次第
に太きくシ（に）次にａ駄弁１ｏ全開升する（Ａ）。　
　　　　　　更に、減速開始時と減速解除時の遮断弁１
０、電磁弁１２の開閉順序を任意に設定できることは勿
論である。

加速に移行したときは電磁弁１２のデユーティ比を次第
に犬きくして第２図ｅ、第３図所のように燃料流量を増
量させることができ、電磁弁臣を更に大きなデユーティ
比で開閉駆動し或いは開弁位置に固定”４−ることによ
り高出力時の燃料増址を計ることもできる。　壕だ、補
正燃料通路１１を浮子室５からスローポート室に独立し
て設け、或いは二項上設けてそれぞれ所定のデユーティ
サイクル信号で駆動させきめ細かい鮭科制御を行なわせ
ることもできる。

実施例　（２） 第２図は混会器を有する気体燃料の供給装置に本発明を
実施した例を示すものであって、吸気通路乙の絞り弁２
１の上流側に形成されたベンチュリ３７に開口している
主ノズルあとベーパライザ３９とを接続した燃料通路２
６に減速時にこの燃料通路部を閉鎖する負圧駆動の遮断
弁３０および可調整の主ジェツト２７が設けられている
。

燃料通路２６の遮断弁Ｉの上流側から分岐して主ノズル
あに接続した補正燃料通路３１が設けられており、この
補正燃料通路３１に電磁弁３２および補正ジェン）３３
が設置されている。

気体燃料であるＬＬ’Ｇは耐圧容器４０からベーパライ
ザ３９を経て主ノズルあに送りれる。　また。

遮断弁Ｉはダイヤフラム４１に固着され、このダイヤフ
ラム４１の背面の負圧室４２は開閉弁４３を有する負圧
通路４４によって吸気マニホルド３６と接続されていて
、遮断弁側は通常はばね４５０作用で燃料通路がを開い
ているが、開閉弁４３が開弁じて吸気マニホルド３６の
負圧が負圧室４２に導入されたとき燃料通路部を閉鎖す
るようになっている。

電磁弁３２および開閉弁４３はともに電子式の制御装置
あから送られる駆動信号によシ開閉駆動されるものであ
り、絞り弁２１の位置、エンジンあの回転速度、吸気マ
ニホルドあの圧力を制御装置具に入力し、減速時に必要
な駆動信号を出力する。　　電磁弁３２に送る駆動信号
は所定デエーテイ比のデユーティサイクル信号であシ。

開閉弁３２に送る駆動信号は開弁位置または閉弁位置に
固定させるオンオフ信号であり、実施側１の場合と同様
の燃料涙量制御が行なわれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一実施例の配置図、第２図および第
３図はエンジン回転速度と燃料流量との関係図、第４図
は本発明の第二実施例の配置図である。 ２．２２・・・・・・吸気路、　　　　６．２６・・・
・・・燃料通路。 １０、　３０・・・・・・遮断弁、　　１１．３１・・
・・・・補正燃料通路。 １２、３２・・・・・・電磁弁、１４．３４・・・・・
・制御装置。 １５、３５・・・・・・エンジン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 低速用燃料を吸気通路（２、２２）へ供給する燃料通路
   （６、２６）に減速時に閉動作する遮断片（１０、３０
   ）が設けられ、且つ吸気通路（２、２２）に発生する負
   圧により燃料が吸出されるエンジンの燃料供給装置にお
   いて、前記燃料通路（６、２６）と並列に少なくとも一
   つの補正燃料通路（１１、３１）が設けられており、デ
   ューテイサイクル信号により開閉駆動される電磁弁（１
   ２、３３）が前記補正燃料通路（１１、３１）に設置さ
   れている燃料供給装置。