JPS63222731A - 内視鏡における処置具挿通用チヤンネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、内視鏡における処置具挿通用チャンネル、詳
しくは同チャンネルを形成するチャンネル用パイプに関
する。

［従来の技術］ 従来のこの種のチャンネル用パイプは、第６図に示すよ
うに、チャンネル用パイプ１２の先端部は内視鏡１１の
先端面にその外周壁がそのまま露呈するようにして先端
構成部１３に水密的に嵌着されていた。なお、第６図に
おいて符号１４は対物光学系レンズ、１５はライトガイ
ド窓、１６は送気・送水チャンネルをそれぞれ示してい
る。

［発明が解決しようとする問題点］ ところで、近時内視鏡の細径化は益々強く要望されてお
り、例えば上記チャンネル用パイプ等もその内径を縮小
するには挿通される処置具により制限される。従って、
本発明の目的は、上記チャンネル用パイプの内径を変え
ることなく、先端構成部を細径に形成し得る内視鏡に寄
与できる処置具挿通用チャンネルを提供するにある。

［問題点を解決するための手段および作用］本発明は、
上記目的を達成するために、処置具挿通チャンネル用パ
イプの先端部の一部を長手方向に切り欠き、この切欠部
に充当する部分を先端構成部のチャンネル壁で形成する
ようにしたことを特徴とする特 ［実　施　例］ 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す電子内視鏡先端部の
正面図、第２図は同内視鏡先端部の断面図である。第１
．２図において、符号１は電子内視鏡、２は先端構成部
、３は対物光学系、４はＣＣＤ（固体撮像索子）、５は
基板、６はＣＣＤ駆°　　動用等の関連部材、７は信号
線ケーブル、８は処置具挿通チャンネル用パイプ、９は
ライトガイド窓、１０は送気・送水チャンネルをそれぞ
れ示している。

この電子内視鏡１における処置具挿通チャンネル用パイ
プ８は、その先端部の先端構成部２に嵌青される部分が
、第３図に示すように形成されている。即ち、先端部８
ａの上半部は長手方向に切り欠かれていて、半割状態に
形成されており、その切り欠かれた上半部の対応する部
分は、先端構成部２の内壁によって形成されている。よ
ってこの部分の内壁部はそれだけ肉厚のものとなってい
る。即ち、上記パイプ８の切り欠かれた部分の周壁は先
端構成部２の肉厚となった部分によって形成されている
。従って、第１図から明らかなように上記チャンネル用
パイプ８の上平部だけ先端構成部２の外径を小さくする
ことができる。

なお、上記先端構成部２とチャンネル用パイプ８で形成
される処置具挿通用チャンネルは円形に限るものでなく
、例えば第４図、第５図に示すように、その断面形状が
下ｆ部が半円形で上半部が台形状のチャンネル８Ａや横
長の楕円形状のチャンネル８Ｂでも良い。ただし、この
場合には円形のチャンネルパイプと先端構成部の間で段
差ができないように滑らかに接続する必要があり、また
切欠エッヂにパリ等ができないようにしておく。

また、本実施例では電子内視鏡について述べたが本発明
は、総ての内視鏡に適用できるものである。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、処置具挿通チャ
ンネル用パイプの内径を変えることなく、内視鏡を細径
化し得るチャンネル用パイプを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す処置具挿通用チャン
ネルを有する電子内視鏡の正面図、第２図は、上記第１
図の電子内視鏡先端部の断面図、 第３図は、上記第１．２図における処置具挿通チャンネ
ル用パイプの先端部の斜視図、第４，５図は、本発明の
他の例をそれぞれ示す処置具挿通チャンネル用パイプが
嵌青された内視鏡先端部の正面図、 第６図は、従来の処置具挿通チャンネル用パイプが直前
された内視鏡先端部の正面図である。 １・・・・・・・・・電子内視鏡 ２・・・・・・・・・先端構成部 ８・・・・・・・・・処置具挿通チャンネル用パイプ８
ａ・・・・・・・・・切欠部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 照明光学系および対物光学系等を内蔵すると共に、可撓
   管内に引通された処置具挿通チャンネル用パイプの先端
   部を嵌着固定する先端構成部を有する内視鏡において、 上記処置具挿通チャンネル用パイプの先端部の一部を長
   手方向に切り欠き、この切欠部に充当する部分を上記先
   端構成部のチャンネル壁で形成したことを特徴とする処
   置具挿通用チャンネル。