JPS63222579A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 管理記録データ、登録データ等ファクシミリ装置に記録
されている所定のデータをバーコードパターンに変換し
て印字出力するファクシミリ装置を提供する。

Ｃ産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ装置の改良に関する。

ファクシミリ装置では、管理記録データとが登録データ
等を表示または出力する機能を備えているが、これらの
出力は目視のためのものであって、例えば部門別管理記
録データのように、印字出力されたデータを他の処理装
置またはそのファクシミリ装置に再入力したい場合があ
る。

このため、機械読取り可能な印字出力手段を備えたファ
クシミリ装置が求められている。

〔従来の技術〕

ファクシミリ装置における従来の管理記録データ出力例
を、第７図従来のファクシミリ装置ブロック図、第８図
部門別管理記録出力例を表す図に基づき説明する。

第７図に示すファクシミリ装置は、 原稿１を読取る読取部２．受信した画データの記録出力
、管理記録出力、原稿１のコピー出力等を行う記録部３
、送受信画データを圧縮復元する圧縮復元部４、それぞ
れの画データを１ライン分整列せしめるラインメモリ５
．管理記録出力のための文字発生部６．送受信部１０．
登録用メモリ１１、管理記録用メモリ１２２表示部７．
キー人力部８．上記各部を制御する主制御部９等より構
成されている。

このファクシミリ装置では、送信状況、受信状況２部門
別管理記録等が管理記録用メモリ１２にまとめられてお
り、設定した日時に自動出力する機能を備えている。

例えば部門別管理記録は、ＩＤカード等による部門識別
によって、回線使用状況（送信、ポーリング受信）等が
部門別に記録されており、第８図に示すような管理記録
データが出力される。

上記出力は、文字発生部６より出力された指定の文字パ
ターンデータがラインメモリ５に格納され、記録部３に
より画データと同様な印字方式により印字されるもので
ある。

〔発明が解決しようとする問題点〕 上記管理記録出力例に示すように、従来では目視を目的
とした出力であって、例えば課金処理のためこれらのデ
ータを他の処理装置に入力する場合は、この出力データ
を見ながらキー人力しなければならない。

本発明は、上記問題点に鑑み、機械読取り可能な印字出
力手段を備えたファクシミリ装置を提供することを目的
とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的のため、本発明のファクシミリ装置は、第１図
本発明の原理説明図に示すように、バーコードパターン
を発生するバーコードパターン発生部（１３）と、 該バーコードパターン発生部（１３）を参照して記録さ
れた所定のデータを対応するバーコードパターンに変換
するとともに所定のフォーマットに編集して記録部（３
）に印字出力せしめる編集部（１４）と、 を設けたものである。

〔作用〕

バー幅の異なる複数の白黒バーで構成されるバーコード
パターンを文字コードに対応して読取り専用メモリ　（
ＲＯＭ）に記録しておき、記録されている所定のデータ
をバーコードパターンに変換し所定のフォーマットに編
集して画データの記録出力と同じ方式で印字出力する。

この出力されたバーコードを光センサで読取ることによ
り容易に他の処理装置に入力することができる。

またファクシミリ装置に読取り手段を設けると、キー人
力したデータを再入力することができ、例えば通信予約
のごとく繰り返し同じデータを入力するような場合には
キー人力を不要とすることができる。

〔実施例〕

本発明の実施例を第２図〜第６図を参照しつつ説明する
。

〔バーコードパターン印字〕

第２図は実施例のファクシミリ装置要部ブロック図、 第３図はバーコードパターン印字動作説明図、である。

第２図はバーコードパターンを印字出力するファクシミ
リ装置の要部を示したブロック図であって、 １３は文字コードに対応した所定のバーコードパターン
を１ライン（ロー）分記録し発生するバーコードパター
ン発生部であり、読出し専用メモリ　（ＲＯＭ）で構成
されるもの、 １４は編集部であって、管理記録用メモリ１２゜登録用
メモリ１１より指定されたデータを読取ってバーコード
パターンに変換するとともに、所定のフォーマットに編
集し、記録部３に印字出力せしめるもの、 ｌ５はバス制御部であって、主制御部２編集部がバス１
００をアクセスするためのもの、であり、その他企図を
通じて同一符号は、同一対象物を表す。

ここで、ＲＯＭに記録されるバーコードパターンは１文
字が複数の白／！４バーで構成されるが、１ビツトを１
画素に対応させるとともに、バーコードパターンを構成
する最小幅の白／黒バー（モジュール）のバー幅を読取
り且つ識別可能な画素数で構成し、印字を符号“１”、
無印字を符号“Ｏ”としてＲＯＭに記録される。

以下、バーコードパターン印字動作例（Ｗ集部の動作）
を第３図に基づき説明する。

なお、以下の説明では１文字分のバーコードパターンは
一定のバイト幅を持ち且つ１バイトごと順次読出される
もの゛とし、ラインメモリ５は画素の１ライン分、例え
ば２０４８画素分（２５６バイト）の容量を備え、その
アドレスは紙面向かって左端に対応したアドレスより順
次１バイトごと歩進されるものとしている。

（１）左側所定部分を白紙とするため、ラインメモリ５
に所定バイト分（Ｘバイト）符号“０”をライト（書込
み）する。

（２）図示省略したワーク用のカウンタにバーコードパ
ターンの印字幅に対応するバイト数Ｙ（１文字分のバイ
ト数の整数倍）をセットする。

（３）バーコードパターン発生部１３より所定のバーコ
ードパターンデータ（１バイト分）を読出し、ラインメ
モリ５にライトする。

（４）１バイトライトするごとに上記カウンタの値をカ
ウントダウン（−１）Ｌ、Ｙの値が０値になったとき、
印字出力の１ライン分のバーコードパターンデータのラ
イトを終了する。

（５）続（ラインメモリ５の空き領域に符号“０″をラ
イトする。

（６）　　ラインメモリ５にライトしたパターンデータ
を所定のバーコード長さくカラム方向Ｚライン）分繰り
返し記録部３に出力し、印字せしめる。

以上により、１行分のバーコードパターンを印字するこ
とができる。

第３図に上記バーコードパターン印字出力と、従来の文
字印字出力とを組合せた管理記録出力例を示している。

なお、目視用のデータ印字とバーコードパターン印字と
を併用する場合、同じ行の終わりに対応するバーコード
パターンを印字してもよく、また目視用データ印字の下
欄に設けたエリアに印字する等の方法があり、バーコー
ドパターンの読取りを容易とするフォーマットに設定す
る。

以上のごとく出力されたバーコード印字出力は、光学的
なセンサで読取ることにより、他のデータ処理装置に入
力することができる。

〔その他の応用例〕

ファクシミリ通信予約に使用する応用例を以下に説明す
る。

第４図は読取り手段を備えたファクシミリ装置要部ブロ
ック図、第５図は通信予約通知リストの印字出力例を表
す図、第６図は通信予約動作フローチャート図である。

通信予約は読取った画データを蓄積しておき、指定の日
時、相手先に送信する機能であって、第５図に示すよう
に、通信内容９時刻、相手先電話番号等の通信予約デー
タを入力する。

業務用では通信予約によって同一相手先に所定の日時に
繰り返し同報する場合があり、キー人力した上記通信予
約データをリストとして目視可能に出力するとともに、
バーコードパターンで印字出力し、次に通信予約する場
合に原稿とともにファクシミリ装置に読取らせて通信予
約データを再入力する。

第４図はバーコード読取り手段を備えたファクシミリ装
置の要部を示したブロック図であって、１６は解読部、
１７は変更処理部、１８はバッファである。

第５図はキー人力した通信予約データを印字出力した通
信予約通知りスト２０の１例を示すもので、文字印字に
対応するバーコードパターンを右欄に印字したものであ
る。

■通信予約通知りスト２０を読取部２で読取り、図示省
略したが、予め取り決めた識別符号によりバーコード原
稿であることが解読されると、所定位置（前述したＸバ
イト）以降の所定パイ）　（Ｙバイト）の画データがバ
ッファ１８に複数ライン（Ｚライン）分順次格納される
。

■　所定の複数ライン分の画データが一致したとき、バ
ーコードの解読が開始され、変更処理部１７の備えるメ
モリに解読された通信予約データが格納される。

■　読取りが完了すると、解読された通信予約データが
表示部７に表示され、オペレータに確認を求める。

■　変更があれば、各項目ごとに対話的に変更処理が行
われ、登録用メモリ１１に登録された後、変更後の通信
予約通知りストデータが印字出力される。

以上、の例に示したように、バーコード印字出力を行う
ことにより機械読取りが可能となり、他の処理装置によ
るデータ処理またはファクシミリ装置への再入力に使用
できる。

なお、バーコードパターンには種々の規約のものがある
が、特に指定するものではなく、その規約に応じたバー
コードパターン発生部および編集方式が採用される。

〔発明の効果〕

本発明は、記録されたデータをバーコードパターンに変
換して印字出力するファクシミリ装置を提供するもので
あるから、機械読取りにより再入力が可能となり、 記録されたデータを他の処理装置に入力してデータ処理
を行う、 ファクシミリ装置への繰り返し再入力に使用できる、 等の効果は極めて多大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図は実施例のファクシミリ装置要部プロ・ツク図、 第３図はバーコードパターン印字動作説明図、第４図は
読取り手段を備えたファクシミリ装置要部ブロック図、 第５図は通信予約通知リストの出力例を表す図、第６図
は通信予約動作フローチャート図、第７図は従来のファ
クシミリ装置ブロック図、第８図は部門管理記録出力例
を表す図、である。図中、 １は原稿、　　　　　　　２は読取部、３は記録部、　
　　　　　４は圧縮復元部、５はラインメモリ、　　　
　６は文字発生部、７は表示部、　　　　　　　８はキ
ー人力部、１０は送受信部、　　　　１１は登録用メモ
リ、１２は管理記録用メモリ、 １３はバーコードパターン発生部、 １４は編集部、　　　　　　１５はバス制御部、１６は
解読部、　　　　　１７は変更処理部、１８はバッファ
、 である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画データを印字出力する記録部（３）を備えたファクシ
   ミリ装置において、 所定のバーコードパターンを発生するバーコードパター
   ン発生部（１３）と、 記録された所定のデータを該バーコードパターン発生部
   （１３）を参照して対応するバーコードパターンに変換
   するとともに、所定のフォーマットに編集して該記録部
   （３）に印字出力せしめる編集部（１４）と、 を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。