JPH1185874A - 定型文書送受信方式 - Google Patents

定型文書送受信方式

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JPH1185874A
JPH1185874A JP9235599A JP23559997A JPH1185874A JP H1185874 A JPH1185874 A JP H1185874A JP 9235599 A JP9235599 A JP 9235599A JP 23559997 A JP23559997 A JP 23559997A JP H1185874 A JPH1185874 A JP H1185874A
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JP9235599A
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Shinya Yoshioka
信也 吉岡
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受される定型文書のフォーマットを顧客・
利用者により容易に変更できるという、フォーマット作
成のカスタマイズ性の向上を実現できる。 【解決手段】 入出力手段11と入出力する文書情報
を、文書データとして他の定型文書送受信装置10とデ
ータの送信手段16または受信手段17を介して送受す
る際、文書情報の符号化手段15または復号化手段18
により、文書情報の罫線など定型文書で文書文字として
は定義されていない部分を、既に文書文字として定義さ
れている文字に定義文字として変換すると共に、定義文
字格納手段14に格納する定型文書送受信装置10を備
えている。このため、定義文字を使用して定型フォーマ
ットを作成または変更しても、受信先で復元でき、更
に、受信先にこの機能がない場合でも、文書文字のみを
判読することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末で定型
フォーマットに文字を記入して作成した定型文書を文書
データとして送受する定型文書送受信方式に関し、特
に、端末間で送受される定型文書のフォーマット作成が
顧客または利用者により容易に変更できるという、フォ
ーマット作成のカスタマイズ性の向上を実現することが
できる定型文書送受信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の定型文書送受信方式で
は、送信時間の短縮および文書フォーマットの変更に容
易に対応できる技術が、例えば、特開平4−88464
号公報に記載されている。この公開公報による定型フォ
ーマット文書送受信方式の概要を図9に示す。
【0003】図示されるように、各端末で、フォーマッ
ト格納手段92が予め所定の定型フォーマットデータを
登録し記憶しており、入出力手段91の要求により取り
出された定型フォーマットデータに文字が挿入されるこ
とにより、文書編集手段93が定型フォーマットを含む
文書情報を編集する。
【0004】編集された文書情報はフォーマット文字分
離手段94により定型フォーマットデータと文字データ
とに分離され、更に、送信データ処理手段95が定型フ
ォーマットデータに予め定められた定型フォーマットの
種類を示す識別子を分離された文字データに付与する。
このように、データ量の多いフォーマットデータの代わ
りに識別子のみを文字データと共に相手先へ送出する。
【0005】一方、受信データ判別処理手段98は、他
の端末からデータ受信手段97を介して受けた文書デー
タに含まれる識別子を判別し、文書編集手段93に文字
データと共に通知する。文書編集手段93は、識別子に
応じた定型フォーマットデータをフォーマット格納手段
92から取出して受けた文字データと混合し、入出力手
段91に画面表示する。
【0006】したがって、定型文書を送受する各端末で
は、定型文書に使用される定型フォーマットをこのフォ
ーマットを指定する識別子と共にフォーマット格納手段
に予め登録しておく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の定型文
書送受信方式では、各端末で、定型文書に使用される定
型フォーマットおよびこの識別子をフォーマット格納手
段に予め登録しておく必要があるので、フォーマットの
変更は容易でも、全ての端末に対して登録変更による更
新が必要であるという問題点がある。このため、フォー
マットを顧客または利用者によって容易に変更可能にす
るカスタマイズ性が損なわれる。
【0008】また、送信側と受信側とに、文字データと
罫線等による枠組みを主体とする定型フォーマットとを
画面データから分離しかつ合成する専用機構が必要であ
る。更に、定型フォーマットに定型文字データを含める
場合、定型フォーマットの識別子を除く送信された文字
データのみでは文書内容が理解できない場合を生じると
いう問題点がある。
【0009】本発明の課題は、上記問題点を解決し、定
型フォーマットに文字を記入して作成した定型文書の送
受に際し、定型フォーマットのカスタマイズ性を向上で
きる定型文書送受信方式を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による定型文書送
受信方式は、複数の端末で定型フォーマットに文字を記
入して作成した定型文書を文書データとして送受する定
型文書送受信方式において、文字以外の定型フォーマッ
トを文字位置で分解した図形素子それぞれを既に定義さ
れた文書文字を与えた定義文字により定義し、前記定型
フォーマットを前記定義文字による文書文字により送受
する定型文書送受信装置を前記端末に備えている。
【0011】この構成により、罫線等の枠組みを含む定
型フォーマットの図形素子を文字データとしてフォーマ
ットに記載された文字と共に送受できるので、フォーマ
ットの一部変更を登録することなしに送受でき、カスタ
マイズ性を向上できる。
【0012】この定型文書送受信装置の一つの具体的構
成では、操作情報を入力し表示情報を出力するヒューマ
ンインタフェースとなる入出力手段と、所定の定型フォ
ーマットをグラフィック描画された図形素子により予め
登録し記憶しているフォーマット格納手段と、前記図形
素子に対応する前記定義文字を予め記憶する定義文字格
納手段と、送信データを外部へ送出するデータ送信手段
と、受信データを外部から受け取るデータ受信手段と、
前記入出力手段からの要求により前記フォーマット格納
手段から取り出されたフォーマットを前記入出力手段に
表示して文字入力を受け、編集した文書と前記フォーマ
ットとを文書情報として出力する一方、前記データ受信
手段を介して受ける前記文書情報を前記入出力手段へ表
示する文書編集手段と、この文書編集手段が出力する文
書情報から前記フォーマットの図形素子を検出し、前記
定義格納手段を参照して検出した前記図形素子を定義文
字に変換して文書データとし、前記データ送信手段を介
して外部へ送出する文書情報符号化手段と、前記データ
受信手段を介して外部から文書データを受けた際、この
データから前記定義文字を検出し、前記定義格納手段を
参照して検出した定義文字を前記図形素子に変換し文書
情報として文書編集手段へ送る文書情報復号化手段とが
備えられている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示された定型文書送受信装置1
0では、入出力手段11、フォーマット格納手段12、
文書編集手段13、定義文字格納手段14、文書情報符
号化手段15、データ送信手段16、データ受信手段1
7、および文書情報復号化手段18が設けられているも
のとする。図1では、本発明に関係しない部分は省略さ
れている。
【0015】図1において、従来と相違する点は、罫線
等、フォーマットを構成する図形素子それぞれに、既に
定義されている文書文字を当て嵌めて定義文字として定
義文字格納手段14に登録し、送信される定型文書は文
書情報符号化手段15で文字データに変換されたもので
あり、したがって、受信した文字データに含まれる定義
文字は、文書情報復号化手段18で図形素子に変換され
ることである。
【0016】入出力手段11は、入力手段としてキーボ
ード、また出力手段として画像モニタを有し、キーボー
ドから入力した文字データを文書編集手段13へ送る一
方、文書編集手段13から受けるデータを画像モニタに
出力するものとする。出力される画像データは、グラフ
ィック描画された罫線などにより枠組みされた図形を含
んでいる。
【0017】フォーマット格納手段12は、定型フォー
マットを格納する領域であって、外部記憶装置を用いる
ものとする。格納される定型フォーマットは、図2に示
されるような文書データで構成され、取り出された定型
フォーマットは、文書編集手段13を介して入出力手段
11のモニタにグラフィック描画により表示されるもの
とする。
【0018】図2で示されるフォーマットデータを構成
する文書データは、文書文字でない罫線などを定義文字
により格納しており、定義文字によるトレース処理が施
される形式になっているものとする。
【0019】文書編集手段13は、従来の基本機能に加
え、入出力手段11の要求により、定型フォーマットの
一覧表示、文書の編集、並びに文書文字および定義文字
に基づいてグラフィック描画された結果を入出力手段1
1のモニタにフォーマット表示するものとする。
【0020】すなわち、文書編集手段13は、定型フォ
ーマットの罫線などによる図形素子を、文書情報符号化
手段15により定義文字に変換してフォーマット格納手
段12に格納する一方、データ受信手段17から文書デ
ータを受け、定義文字が検出された際には文書情報復号
化手段18により罫線などの図形素子に変換して入出力
手段11で画面表示するものとする。
【0021】定義文字格納手段14は、上記フォーマッ
ト格納手段12に格納され、かつ端末間で送受される上
記定義文字をグラフィック描画と対照して格納するもの
であり、図3(A)に示されるように、上下左右端、水
平線から上下へ分岐、垂直線から左右へ分岐、および十
字交差の9種類にわたる交差点、各1種類の水平線、水
平破線、および垂直線、並びに各2種類の傾斜線および
チェックマークを、図3(B)に示されるようなシフト
JISコード値による代替文字に対応させた定義文字を
予め登録格納しているものとする。定義文字であること
を示すため、文字の先頭に符号“#”を付加することと
する。
【0022】文書情報符号化手段15は、文書編集手段
13からフォーマットにおける罫線などのデータを受け
た際には定義文字格納手段14から対応する定義文字を
取り出して文書編集手段13へ送出するものとする。
【0023】データ送信手段16は文書編集手段13か
ら受けた文書データを外部接続先へ送出するものとし、
データ受信手段17は外部接続先から受けた文書データ
を文書編集手段13へ送出するものとする。
【0024】文書情報復号化手段18は、文書編集手段
13から定義文字を受けた際には定義文字格納手段14
から対応するフォーマットにおける罫線などのグラフィ
ックデータを取り出して文書編集手段13へ送出するも
のとする。
【0025】次に、図4に図1から図3までを併せ参照
して、文書編集手段13における文書情報符号化の動作
手順について説明する。
【0026】まず、文書編集手段13は、入出力手段1
1の画面にグラフィック表示されるフォーマットの文書
文字以外の部分の罫線、破線および斜線について検出し
(手順101)、次いで、検出した部分を代替文字であ
る定義文字に置き換える(手順102)。次いで、文書
編集手段13は、残りの部分を調べ、各図形素子それぞ
れに対して全てを検出する(手順103のYES)ま
で、手順101からの手順を繰返す。
【0027】例えば、まず全ての箱形罫線が定義文字に
置き換えられる。
【0028】この場合、左右の上下端それぞれを始点・
終点とし、このコーナー4箇所に定義文字“#交差点”
の内の4種類を指定し、上下端辺それぞれの左右端間で
は定義文字“#水平線”、左右端辺それぞれの上下端間
では定義文字“#垂直線”それぞれを文書データに上書
きして挿入し、完成する。
【0029】次に、全ての水平罫線が定義文字に置き換
えられる。
【0030】すなわち、水平線の始点および終点それぞ
れが検出され、それぞれの座標が求められる。これら始
点および終点の間には定義文字“#水平線”が文書デー
タに上書き挿入される。
【0031】次に、全ての垂直罫線が定義文字に置き換
えられる。
【0032】すなわち、垂直線の始点および終点それぞ
れが検出され、それぞれの座標が求められる。これら始
点および終点の間には定義文字“#垂直線”が文書デー
タに上書き挿入される。
【0033】次に、全ての水平破線が定義文字に置き換
えられる。
【0034】すなわち、水平破線の始点および終点それ
ぞれが検出され、それぞれの座標が求められる。これら
始点および終点の間には定義文字“#水平破線”が文書
データに上書き挿入される。
【0035】上記手順103が“YES”で、フォーマ
ットの罫線、破線および斜線について検出が終了した
後、文書編集手段13は、水平線に対する上下それぞれ
方向、垂直線に対する左右それぞれ方向および十字交差
の5種類の交差点を検出し(手順104)、次いで検出
した部分を代替文字である定義文字“#交差点”の内の
5種類それぞれに置き換え(手順105)、次いで残り
の部分を調べ、各図形素子それぞれに対して全ての交差
点を検出する(手順106のYES)まで、手順104
からの手順を繰返す。
【0036】上記手順106が“YES”で、フォーマ
ットの交差点について検出が終了した後、文書編集手段
13は、チェックボックスを検出して(手順107)、
検出した部分を代替文字である定義文字“#チェックマ
ーク”に置き換え(手順108)、次いで残りの部分を
調べ、各図形素子それぞれに対して全ての交差点を検出
する(手順109のYES)まで、手順107からの手
順を繰返す。定義文字“#チェックマーク”にはチェッ
クの有無によって2種類がある。
【0037】上記説明以外の図形素子に対しても、文書
編集手段13は、順次、全てを検出して、予め定めた定
義文字に置き換える。
【0038】次に、図5に図1から図3までを併せ参照
して、文書編集手段13における文書情報復号化の動作
手順について説明する。
【0039】まず、文書編集手段13は、文書データを
受けた際には代替マーク“#”により定義文字からグラ
フィック表示される文書文字以外の部分の交差点・水平
線・垂直線などを検出し(手順201)、次いで残りの
部分を調べ、全てを検出する(手順202のYES)ま
で、手順201からの手順を繰返す。
【0040】例えば、最初に、文書編集手段13は、交
差、接点となっているポイントを全て検出し、グラフィ
ックを用いた罫線で描画する。まず、上下左右の4つの
コーナーに対する定義文字“#交差点”を検出して箱形
罫線を作成し、次いで水平線に対する上下それぞれ方
向、および垂直線に対する左右それぞれ方向の4種類を
検出してその間を水平および垂直の罫線で描画すること
により交差接点の全てを結合できる。
【0041】次に、文書編集手段13は、定義文字“#
水平線”、“#水平破線”などから水平ポイントの始点
・終点を全て検出し、その間をグラフィックを用いて罫
線で結合して描画する。同様に、文書編集手段13は、
定義文字“#垂直線”などから垂直ポイントの始点・終
点を全て検出し、その間をグラフィックを用いて罫線で
結合して描画する。
【0042】チェックボックスも同様にチェックの有無
を含み指定することができる。
【0043】また、上記説明以外に設定登録された定義
文字に対しても、文書編集手段13は、順次、全てを検
出して、グラフィック描画する。
【0044】次に、図1、2および図3を併せ参照して
フォーマット格納手段12に格納されたフォーマットの
レイアウト変更について説明する。
【0045】フォーマット格納手段12に格納された定
型フォーマットは、図2に示されるような、文書形式で
保管されている。また、文章中のどの文字が罫線などの
グラフィック描画に対応しているかは、記号“#”で始
まる行で定義しているので、定義ずみの代替文字を前提
に、テキストエディタなどを用いて変更を行うことがで
きる。
【0046】また、定義文字が任意に変更できることは
もちろんである。この変更の際の制限事項には、文書文
字以外は使用できないこと、また、定義文字の行と混同
することを避けるため、行の先頭に記号“#”を使用し
ないことである。
【0047】上記説明では、フォーマット格納手段に定
義文字をもって罫線などのグラフィック描画を格納する
ことにより、文書編集手段のデータ送信手順を簡素化し
て送信の際の時間短縮を図っている一方、モニタ表示す
る場合に復号変換を必要としているが、フォーマット格
納手段には従来通りのフォーマットデータとし、データ
の送受信の際のみ符号化・復号化する構成であってもよ
い。
【0048】また、上記説明では、定義文字格納手段、
文書情報符号化手段および文書情報符号化手段それぞれ
をブロック化して図示して説明したが、これらを一つの
機能ブロックとしても、また、データ送受信手段につい
ても同様である。
【0049】このように、上記説明では、機能ブロック
および手順を図示して説明したが、機能の分離併合によ
る配分の変更または手順の前後入れ替えなどによる変更
は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明
を限定するものではない。
【0050】
【実施例】次に、図1に図6から図8までを併せ参照し
て上記発明の実施の形態に基づく第1の実施例について
説明する。
【0051】まず、利用者が定型フォーマットを予め作
成する手順について説明する。
【0052】利用者は、入出力手段11から文書編集手
段13を呼び出し、入出力手段11のモニタに、例え
ば、図6(A)の文書通知ヘッダのフォーマットをグラ
フィック描画に作成する。
【0053】次いで、文書編集手段13は、入出力手段
11からの格納要求に基づき、モニタ上に編集された定
型フォーマットを、文書情報符号化手段15を参照し、
上述した図3に示されるような定義文字に変換してフォ
ーマット格納手段12に記録格納する。
【0054】図6には、フォーマット格納手段12に格
納されている、文書通知、ファクシミリ通知、議事録、
および仕様書のトップシートまたはそのヘッダのフォー
マットのモニタ表示画像およびそのタイトルが図示され
ている。
【0055】次に、利用者が定型フォーマットによる定
型文書を予め作成する手順について説明する。
【0056】まず、利用者は、入出力手段11から文書
編集手段13を介してフォーマット格納手段12を呼び
出し、入出力手段11のモニタに、図6に示されるよう
な、定型フォーマット定型文書送受信方式の一覧表をモ
ニタ表示させ、例えば、図6(A)の文書通知ヘッダの
フォーマットを指定する。
【0057】文書編集手段13は、入出力手段11から
の指示にしたがって、図6(A)の文書通知ヘッダのフ
ォーマットをフォーマット格納手段12から取り出しモ
ニタ表示する。この際、取り出したフォーマットは、定
義文字のため、文書編集手段13により文書情報復号化
手段18の参照を受けてトレース処理され、モニタにグ
ラフィック描画される。
【0058】次いで、文書編集手段13は、入出力手段
11からの指示にしたがって、モニタ表示のフォーマッ
トに定型の文字を書き込み、図7(A)に示されるよう
な定形文書フォーマットを作成する。
【0059】次いで、文書編集手段13は、入出力手段
11からの格納要求に基づき、モニタ上に編集された定
型文書フォーマットの文書情報を、文書情報符号化手段
15を参照し、文書文字以外の部分を、例えば、文書通
知トップシートの場合では、上述した図3に示されるよ
うな定義文字に変換して図2に示されるような形式でフ
ォーマット格納手段12に記録格納する。
【0060】次に、予め作成した定型文書フォーマット
に文書を追加して送信する手順について説明する。
【0061】まず、利用者から入出力手段11を介して
呼び出され、定型フォーマットの一覧表の表示要求を受
けた場合、文書編集手段13は、フォーマット格納手段
12を呼び出し、定型フォーマットの名称一覧表を取り
出し、入出力手段11のモニタに画面表示する。
【0062】この際の文書編集手段13の手順は上述と
同様である。
【0063】次いで、利用者から入出力手段11を介し
て、文書通知の定型文書フォーマットを指定された場
合、文書編集手段13は、指示にしたがってフォーマッ
ト格納手段12から図2に示される文書通知の定型文書
フォーマットを取り出し、文書情報復号化手段18の参
照を受けてトレース処理され、図7(A)に示される定
型文書フォーマットがモニタ表示される。
【0064】次いで、文書編集手段13は、入出力手段
11からの指示にしたがって、モニタ表示の定型文書フ
ォーマットに文字を書き込み、図7(B)に示されるよ
うな定形文書をモニタ画面に作成する。
【0065】次いで、文書編集手段13は、入出力手段
11からの送信要求に基づき、モニタ上に編集された文
書情報を、文書情報符号化手段15を参照し、文書文字
以外の部分を、上述した図3に示されるような定義文字
に変換して図8に示されるような形式で文書データを作
成してデータ送信手段16に送り、この文書データはデ
ータ送信手段16から送出される。
【0066】また、編集された文書情報は、文書編集手
段13により、入出力手段11の印刷要求に基づいて、
図示が省略されているプリンタに印刷出力されると共
に、記録要求に基づいて一般メモリに記憶格納すること
ができる。
【0067】次に、上記文書データを受信する手順につ
いて説明する。
【0068】文書編集手段13は、文書データをデータ
受信手段17を介して受けた際、受けた文書データを文
書情報復号化手段18を参照して文書データに含まれる
定義文字をグラフィック描画に変換し、入出力手段11
のモニタに画面表示する。このグラフィック描画に変換
された文書情報は、入出力手段11の印刷要求に基づい
て文書編集手段13により、図示が省略されているプリ
ンタに印刷出力されると共に、記録要求に基づいて一般
メモリに記憶格納することができる。
【0069】次に、第2の実施例について説明する。
【0070】第2の実施例が図1と相違する点は、文書
情報符号化手段が文書編集手段とデータ送信手段との
間、また文書情報復号化手段がデータ受信手段と文書編
集手段との間それぞれに挿入されていることである。
【0071】したがって、文書編集手段は、従来同様の
機能を有し、文書情報を送信する際には文書情報符号化
手段を介してデータ送信手段へおくる。この文書情報符
号化手段は、受けた文書情報から文書文字以外の情報を
取り出し、定義文字格納手段を参照し、予め定義された
定義文字に変換してデータ送信手段へ送っている。
【0072】また、文書編集手段は、文書情報を受ける
際にはデータ送信手段から文書情報復号化手段を介して
受ける。この文書情報復号化手段は、受けた文書データ
から定義文字を取り出し、定義文字格納手段を参照し、
予め定義されたグラフィック描画情報に変換して文書編
集手段へ送っている。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、罫
線など、定型文書内で文書文字としては定義されていな
い部分を、既に文書文字として定義されている文字に定
義文字として変換し送受する定型文書送受信装置が得ら
れる。したがって、文書文字以外の部分が既に定義文字
として定義されている場合、この定型文書送受信装置を
備える端末では、送受される定型文書のフォーマットを
顧客または利用者により容易に変更できるという、フォ
ーマット作成のカスタマイズ性の向上を実現する効果を
得ることができる。
【0074】また、定義文字として定義された文書文字
によるトレース処理を行うことによって定型文書の、罫
線などを含むフォーマットの格納取り出しとモニタ表示
との相互変換を容易に行うことができる。
【0075】また、同様に、受信側の装置でこの定義文
字の変換機能を持たない場合でも、定義文字に定義され
た文書文字によるトレース処理を行うことによって、受
けた文書文字の内容を判読できるという効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1において定義文字および文書文字を用いて
文書編集手段により作成された定型文書フォーマットの
一形態を示す説明図である。
【図3】(A)は本発明において定義できる機能の一形
態を示す説明図、および(B)は代替JISコードの一
形態を示す説明図である。
【図4】本発明における文書情報符号化手順の一形態を
示す流れ図である。
【図5】本発明における文書情報復号化手順の一形態を
示す流れ図である。
【図6】罫線による一般的な定型フォーマットの例を示
すフォーマット図である。
【図7】(A)は図2の定型文書フォーマットのモニタ
の画面図、および(B)はこの定型文書フォーマットに
文書文字を加えて作成した定型文書のモニタの画面図で
ある。
【図8】図7(B)の画面に対応して文書編集手段によ
り作成された定型文書の一実施例を示す説明図である。
【図9】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 定型文書送受信装置 11 入出力手段 12 フォーマット格納手段 13 文書編集手段 14 定義文字格納手段 15 文書情報符号化手段 16 データ送信手段 17 データ受信手段 18 文書情報復号化手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末で定型フォーマットに文字を
    記入して作成した定型文書を文書データとして送受する
    定型文書送受信方式において、文字以外の定型フォーマ
    ットを文字位置で分解した素子それぞれに、既に定義さ
    れた文書文字を与えて定義文字として定義し、前記定型
    フォーマットを前記定義文字による文書データにより送
    受する定型文書送受信装置を前記端末に備えることを特
    徴とする定型文書送受信方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記素子それぞれに
    定義された前記定義文字は、既に定義されたそれぞれの
    文書文字に、既に定義された共通の一つの文書記号を代
    替え文字を指定する記号として付加することを特徴とす
    る定型文書送受信方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、定型文書送受信装置
    は、前記定型文書を編集する編集手段と、前記グラフィ
    ック描画の文字以外の素子を前記定義文字の文書文字に
    変換する一方、前記定義文字の文書文字を受けた際には
    前記グラフィック描画の文字以外の定義された素子に復
    元する符号化復号化手段と、接続先と送受する文書デー
    タを前記編集手段と前記符号化復号化手段を介して送受
    する送受信手段とを備えることを特徴とする定型文書送
    受信方式。
  4. 【請求項4】 複数の端末で定型フォーマットに文字を
    記入して作成した定型文書を文書データとして送受する
    定型文書送受信方式において、定型文書送受信装置は、
    操作情報を入力し表示情報を出力するヒューマンインタ
    フェースとなる入出力手段と、所定の定型フォーマット
    をグラフィック描画された図形素子それぞれを既に定義
    された文書文字を与えた定義文字により登録し記憶して
    いるフォーマット格納手段と、前記図形素子に対応する
    前記定義文字を記憶する定義文字格納手段と、受けた文
    書情報から前記フォーマットの図形素子を検出し、前記
    定義格納手段を参照して索引した前記図形素子を定義文
    字に変換して文書データとして送出する文書情報符号化
    手段と、受けた文書データから前記定義文字を検出し、
    前記定義格納手段を参照して索引した定義文字を前記図
    形素子に変換し文書情報として送出する文書情報復号化
    手段と、前記入出力手段からの要求により前記フォーマ
    ット格納手段から取り出され前記定義文字により登録さ
    れたフォーマットを前記文書情報復号化手段を参照して
    文書情報に変換しトレース処理して前記入出力手段に表
    示し、文字入力を受けて文書を編集すると共に前記フォ
    ーマットを含む文字情報を文書データとして出力する一
    方、受ける前記文書データを前記文書情報復号化手段を
    参照して文書情報に変換しフォーマットをトレース処理
    して前記入出力手段へ表示する文書編集手段と、この文
    書編集手段が出力する文書データを外部へ送出するデー
    タ送信手段と、文書データを外部から受け取って前記文
    書編集手段へ送るデータ受信手段とを備えることを特徴
    とする定型文書送受信方式。
  5. 【請求項5】 複数の端末で定型フォーマットに文字を
    記入して作成した定型文書を文書データとして送受する
    定型文書送受信方式において、定型文書送受信装置は、
    操作情報を入力し表示情報を出力するヒューマンインタ
    フェースとなる入出力手段と、所定の定型フォーマット
    をグラフィック描画された図形素子により登録し記憶し
    ているフォーマット格納手段と、前記図形素子に対応す
    る前記定義文字を記憶する定義文字格納手段と、送信す
    る文書データを外部へ送出するデータ送信手段と、受信
    する文書データを外部から受け取るデータ受信手段と、
    前記入出力手段からの要求により前記フォーマット格納
    手段から取り出されたフォーマットを前記入出力手段に
    表示して文字入力を受け、編集した文書と前記フォーマ
    ットとを文書情報として出力する一方、前記データ受信
    手段を介して受ける文書情報を前記入出力手段へ表示す
    る文書編集手段と、この文書編集手段が出力する前記文
    書情報から前記フォーマットの図形素子を検出し、検出
    した前記図形素子を前記定義格納手段を参照して定義文
    字に変換して文書データとし、前記データ送信手段を介
    して外部へ送出する文書情報符号化手段と、前記データ
    受信手段を介して外部から文書データを受けた際、この
    データから前記定義文字を検出し、前記定義格納手段を
    参照して検出した定義文字を前記図形素子に変換し前記
    文書情報として文書編集手段へ送る文書情報復号化手段
    とを備えることを特徴とする定型文書送受信方式。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または請求項5に
    おいて、既に定義された文書文字に付加される既に定義
    された所定の文書記号には、文章の最初の文字にしない
    で済む記号“#”を、前記文書文字の先頭に用いること
    を特徴とする定型文書送受信方式。
  7. 【請求項7】 請求項6において、罫線に対する代替文
    字として定義される定義文字は少くとも、“#交差点”
    の9種類、“#水平線”の1種類、および“#垂直線”
    の1種類であり、シフトJISコード値を使用すること
    を特徴とする定型文書送受信方式。
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