JPS63222381A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、間欠記録を行って磁気テープ上に連続した画
像ファイルを作成するものであって、記録時、各画像の
記録領域の先頭部分にＦＭオーディオ信号を記録し、再
生時、前記ＦＭオーディオ信号を検出することによりス
チル状態として画像フプイルを一画像ごとに再生する磁
気記録再生装置に関し、例えば写真等をビデオカメラ等
で撮影し画像ファイルを作成する場合に利用される。

（従来の技術） 従来、写真等をビデオカメラ等で撮影し、間欠記録を行
って磁気テープ上に連続した画像ファイルを作成する間
欠記録方式の磁気記録再生装置が提案されている。

この磁気記録再生装置は、例えば第４図に示すように、
約０．５秒ごとに画像ファイルを磁気テープ上に記録す
る場合、第５図に示すタイミングチャートに従って、記
録一時停止一位相合わせ一記録→巻き戻し一記録一時停
止を１サイクルとして画像を記録するというものであり
、このとき、記録開始時の数トラツクのみにＦＭオーデ
ィオ信号を記録するものである（第６図参照）。このＦ
Ｍオーディオ信号の記録は、第７図に示す回路構成によ
って行われる。すなわち、ＦＭ変調されたオーディオ信
号を切換スイッチａを介して記録アンプｂに入力し、こ
こで映像信号等と混合してヘッドから磁気テープに記録
する。このときのＦＭオーディオ信号を記録アンプｂに
入力するタイミング、すなわち切換スイッチａを切換え
るタイミングは、スイッチ切換部ＣにｒＨＪレベルの信
号が人力されたとき該スイッチ切換部Ｃから出力される
切換信号によって制御される。

一方、このようにして画像ファイルを記録した磁気テー
プを再生中において、現在再生している画像から隣接す
る次の画像を見る場合には、第８図に示す回路構成によ
り第９図に示すタイミングチャートに従って再生処理が
行われる。すなわち、間欠送り操作スイッチ（図示省略
）を操作することにより、スチルモードから再生モード
となり、しばらく再生を続けると１つの画像ファイルの
始端に記録されているＦＭオーディオ信号を再生する。

このＦＭオーディオ信号はバンドパスフィルタ（ＢＰＦ
）ｄによって抽出され、波形整形回路ｅで波形整形され
た後、システムコントロール部ｒに入力される。システ
ムコントロール部ｒでは、この信号の立上りに同期して
キャプスクンコントロール部ｇに信号を出力し、キャプ
スタンモータの回転を停止してスチルモードとする。こ
の動作を繰り返すことにより、スチルモードとなるたび
に画像ファイルが１つ送られることになる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記したような従来の磁気記録再生装置
では、現在再生している画像ファイルから次の目的の画
像ファイルまで、もしくは磁気テープの始端から目的の
画像ファイルまでの磁気テープ上での距離が長い場合に
は、一旦通常再生モードかサーチモードにして大体の位
置を見つけ、その後、１コマずつ画像を送って目的の画
像ファイルを見つけなければならないため、サーチに時
間がかかるという問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明の磁気記録再生装置は、間欠記録を行って磁気テ
ープ上に連続した画像ファイルを作成するものであって
、記録時、各画像の記録領域の先頭部分にＦＭオーディ
オ信号を記録し、再生時、前記ＦＭオーディオ信号を検
出することによりスチル状態として画像ファイルを一画
像ごとに再生する磁気記録再生装置において、現在再生
中の画像ファイルから次の目的の画像ファイルまでのフ
ァイル数もしくは磁気テープの始端から目的の画像ファ
イルまでのファイル数を設定する設定手段と、この設定
手段によって設定された数だけ現在再生中の画像ファイ
ルからのもしくは磁気テープの始端からの前記ＦＭオー
ディオ信号の数を高速サーチでカウントするカウント手
段と、このカウント手段によって設定された数だけＦＭ
オーディオ信号をカウントした後目的の画像ファイルを
スチル状態で再生する再生手段とを備えたものである。

（作用） 現在再生中の画像ファイルから次の目的の画像ファイル
までのファイル数もしくは磁気テープの始端から目的の
画像ファイルまでのファイル数を設定手段によって設定
する。カウント手段では、設定手段によって設定された
数だけ各画像の記録領域の先頭部分に記録されているＦ
Ｍオーディオ信号を高速サーチでカウントし、この後、
再生手段によって目的の画像ファイルをスチルモードで
再生する。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の磁気記録再生袋Ｗ（以下ＶＴＲと略
記する）の再生系の概略ブロック図を示している。

同図において、１はバンドパスフィルタ（Ｂ　Ｐ　Ｆ）
、２は波形整形回路、３はカウンタ、４はシステムコン
トロール部、５はキャプスタンコントロール部である。

ヘッドアンプ（図示省略）からの再生信号はＢＰＦＩに
入力され、ここでオーディオ信号が抽出された後、波形
整形回路２で波形整形されてカウンタ３に入力される。

このカウンタ３には間欠送り操作スイッチ（図示省略）
の０Ｎ１０ＦＦ　Ｉｌ［Ｉの信号も人力されている。カ
ウンタ３は外部から設定可能になされており、使用者が
設定しない時にはカウント値は「１」となるように設定
されている。

そして、カウンタ３は、カウント設定値が「１」のとき
には通常再生モードｒＬＪの信号を、またカウント設定
値が「１」以外のときには高速モードｒＨＪの信号をシ
ステムコントロール部４に出力する。システムコントロ
ール部４にはカウンタ３からの信号の他に、前記した間
欠送り操作スイッチの０Ｎ１０ＦＦ制御の信号が人力さ
れている。システムコントロール部４では、これらの人
力信号に基いてキャプスタンコントロール部５に制御信
号を出力し、キャプスタンモータの回転を制御する。

次に、上記した構成のＶＴＲにおける高速サーチ動作を
第２図のタイミングチャートを参照して説明する。なお
、本例では、初期状態すなわちスチル状態において、カ
ウンタ３は「８」に設定されているものとする。

まず、間欠送り操作スイッチをＯＮすることにより、カ
ウンタ３のカウント数（波形整形回路２からの入力）は
リセットされる。そして、間欠送り操作スイッチのＯＮ
に同期して、カウンタ３から高速モードｒＨＪの信号が
システムコントロール部４に出力される。システムコン
トロール部４では、この高速モードｒＨＪの信号を受け
てキャプスタンコントロール部５に制御信号を出力し、
キャプスタンモータを高速で回転させる。これにより、
ＶＴＲは高速サーチモードとなる。

この高速サーチモードで磁気テープの走行を続け、カウ
ンタ３のカウント値が「７」　（すなわち、設定値より
「１」少ない値）になったとき、該カウンタ３から通常
再生モードｒＬＪの信号がシステムコントロール部４に
出力される。システムコントロール部４では、この通常
再生モードｒＬＪの信号を受けてキャプスタンコントロ
ール部５に制御信号を出力し、キャプスタンモータを再
生モードの速度で回転させる。これにより、ＶＴＲは通
常再生モードとなる。そして、波形整形回路２からの次
の出力でキャプスタンモータの回転を停止しスチルモー
ドとする。これにより、目的の画像ファイルを再生する
ことができる。

なお、カウンタ３の設定値が「１」であるときは、間欠
送り操作スイッチをＯＮすることにより、カウンタ３か
らは通常再生モードｒＬＪの信号がシステムコントロー
ル部４に出力されるので、ＶＴＲは高速サーチモードと
はならず通常再生モードのまま次の画像ファイルまで進
むことになる。

第３図は高速サーチの一例として、１５倍速でサーチを
行った場合のＦＭオーディオ信号出力と波形整形回路２
の出力を示している。ＦＭオーディオ信号は周波数が高
いためヘッドのアジマスにより同図のような波形となる
。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の磁気記録再生装置によれ
ば、現在再生中の画像ファイルから次の目的の画像ファ
イルまでのファイル数もしくは磁気テープの始端から目
的の画像ファイルまでのファイル数を設定し、高速サー
チでこの設定されたファイル数に相当する数のＦＭオー
ディオ信号をカウントすることにより、目的の画像ファ
イルを短時間で容易に再生することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気記録再生装置の再生系の概略ブロ
ック図、第２図は同ブロック図のタイミングチャート、
第３図（ａ）は磁気テープ上の磁気トラ゛ツクを示す図
、第３図（ｂ）、　（Ｃ）は同図［ａ）の磁気テープを
１５倍速でサーチを行った場合のＦＭオーディオ信号出
力と波形整形回路の出力をそれぞれ示す図、第４図は磁
気テープに間欠記録された画像ファイルの様子を示す図
、第５図は間欠記録のタイミングチャート、第６図は間
欠記録の方法を説明する図、第７図は従来の磁気記録再
生装置の記録時の回路ブロック図、第８図は同再生時の
回路ブロック図、第９図は第８図に示す回路ブロック図
のタイミングチャートである。 １・・・バンドパスフィルタ（Ｂ　Ｐ　Ｆ）２・・・波
形整形回路 ３・・・カウンタ ４・・・システムコントロール部 ５・・・キャブスクンコントロール部 １に７　図 嬉７図 第θ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）間欠記録を行って磁気テープ上に連続した画像ファ
   イルを作成するものであって、記録時、各画像の記録領
   域の先頭部分にＦＭオーディオ信号を記録し、再生時、
   前記ＦＭオーディオ信号を検出することによりスチル状
   態として画像ファイルを一画像ごとに再生する磁気記録
   再生装置において、 現在再生中の画像ファイルから次の目的の画像ファイル
   までのファイル数もしくは磁気テープの始端から目的の
   画像ファイルまでのファイル数を設定する設定手段と、
   この設定手段によって設定された数だけ現在再生中の画
   像ファイルからのもしくは磁気テープの始端からの前記
   ＦＭオーディオ信号の数を高速サーチでカウントするカ
   ウント手段と、このカウント手段によって設定された数
   だけＦＭオーディオ信号をカウントした後目的の画像フ
   ァイルをスチル状態で再生する再生手段とを備えたこと
   を特徴とする磁気記録再生装置。