JPH0524581B2 - - Google Patents

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JPH0524581B2
JPH0524581B2 JP60017132A JP1713285A JPH0524581B2 JP H0524581 B2 JPH0524581 B2 JP H0524581B2 JP 60017132 A JP60017132 A JP 60017132A JP 1713285 A JP1713285 A JP 1713285A JP H0524581 B2 JPH0524581 B2 JP H0524581B2
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signal
tape
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マルチセグメント式の記録装置に
関する。
〔発明の概要〕
この発明は、回転ヘツドによりテープ上にトラ
ツクを形成すると共に、そのトラツクを複数の区
間に分割してオーデイオ信号などを記録するよう
にしたマルチセグメント式の記録装置において、
記録時、その分割区間ごとに識別信号を多重記録
することにより、記録時におけるテープの走行方
向などを識別できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
第6図は8ミリビデオのテープフオーマツトを
示すもので、2は磁気テープ、3は記録トラツ
ク、4Tは記録時のテープ走行方向、4Hはヘツ
ド走査方向である。
そして、トラツク3の長さは、回転磁気ヘツド
の回転角の216°に相当する長さとされ、その先頭
から36°の区間3Aにオーデイオ信号が記録され、
残る180°の区間3Vにビデオ信号が記録される。
ただし、この場合、区間3Aのオーデイオ信号
は、PCM信号に変換されていると共に、1フイ
ールド期間分がこの区間3Aに位置するように時
間軸圧縮された信号である。また、区間3Vのビ
デオ信号は、1フイールド期間ごとの信号であ
り、かつ、輝度信号はFM信号に変換され、搬送
色信号は低域変換されると共に、奇数フイールド
期間と偶数フイールド期間とで互いにインターリ
ーブするようにされている。
さらに、トラツク3は互いに隣接すると共に、
1つおきのトラツクと残る1つおきのトラツクと
ではアジマス角が互いに違えられている。また、
トラツク3には、その全長にわたつて再生時のト
ラツキングサーボ用のパイロツト信号が重畳記録
されている。
(この出願においては、簡単のため、オーデイ
オ区間3Aの長さを36°とし、かつ、この区間3
Aの全長にわたつてPCMオーデイオ信号が記録
されているものとする。) ところで、このようなテープフオーマツトに対
して、ビデオ区間3Vにビデオ信号の代わりに別
のオーデイオ信号を記録することが考えられてい
る。
これは、第7図に示すように、区間3Vを36°
ごとに5分割し、従つて、トラツク3を全体とし
てその長さ方向に区間〜の6分割する。そし
て、第1回目の記録時には、区間〜のうち、
例えば区間だけをトラツク3ごとに使用してオ
ーデイオ信号を記録し、第2回目の記録時には例
えば区間だけをトラツク3ごとに使用してオー
デイオ信号を記録するというように、区間〜
のうち、1つの区間だけを使用してオーデイオ信
号の記録を行う。
なお、このとき、オーデイオ信号は、第6図に
おける区間3Aに記録されるPCMオーデイオ信
号と全く同一の信号フオーマツトで記録される。
また、区間〜の使用順序も自由である。
このようにすれば、同じテープ2をビデオ用と
して、あるいはオーデイオ用として自由に使用で
きると共に、オーデイオ用として使用した場合に
は、ビデオ用として使用した場合の6倍もの期間
の記録ができる。
(文献:特願昭57−15287号の公開公報) 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、上述のように、区間3Vにもオーデ
イオ信号を記録するようにした場合、テープ2を
正方向4Tにだけ走行させて記録を行うと、テー
プ2が終端に達するたびにテープ2を始端まで巻
き戻して次の記録を行わなければならず、不便で
ある。
そこで、テープ2を正方向4Tとは逆方向4R
にも走行できるようにすると共に、逆方向4Rの
走行時にも記録ができるようにすることが考えら
れている。
すなわち、このようにすれば、テープ2の走行
方向に切り換え操作をするだけでオーデイオ信号
を記録でき、オーデイオ用のリバース式テープレ
コーダと同じ感覚で便利に使用できる。
しかし、この場合、例えば第8図に示すよう
に、区間,,の記録を行うときには、テー
プ2を正方向4Tに走行させ、区間,,に
記録を行うときには、テープ2を逆方向4Rに走
行させるように規定すると(テープ2を正方向4
Tに走行させるときには、区間,,に記録
し、逆方向4Rに走行させるときには、区間,
,に記録するように規定すると)、あるいは
第9図のように規定すると、例えば区間が未記
録なので、この区間に記録を行おうとすると、
テープ2は必ず正方向4Tに走行させなければな
らず、すなわち、全体としては正方向4T及び逆
方向4Rでの記録が可能であつても区間〜の
それぞれではテープ方向が制限され、やはり不便
である。
従つて、区間〜に対してテープ2の走行方
向を規定することは好ましくなく、第10図に示
すように正方向4T及び逆方向4Rのどちらでも
自由に選択できる必要がある。
ところで、このように区間〜に対してテー
プ2の走行方向の規定がないと、再生時、例えば
区間が正方向4Tでの記録であるのに逆方向4
Rに走行させてしまつて再生ができなかつたり、
再生信号が得られないので、未記録と間違えて新
たな記録を行うことにより前の記録を消してしま
うことがある。
この発明は、このような問題点を解決しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この発明においては、例えば区間
への記録時であれば、この区間への記録時にお
けるテープ2の走行方向を示す識別信号Siを、こ
の区間に多重記録しておくようにしたものであ
る。
〔作用〕
従つて、この発明によれば、ビデオ区間3Vを
分割してオーデイオ信号Saを記録した場合、テ
ープ2を正方向4T及び逆方向4Rのどちらの方
向に走行させて記録しても、再生時、その走行方
向を識別できる。従つて、記録時におけるテープ
2の走行方向が制限されることがないと共に、ど
ちらの方向に走行させて記録したときでも、適切
に再生を行うことができる。
さらに、その識別信号Siは、トラツク3に記録
されると共に、ヘツド1A,1Bのアジマス損失
による減衰が小さい周波数とされているので、再
生時、ヘツド1A,1Bのトラツキングサーボが
ロツクしていなくても信号Siを再生でき、従つ
て、テープ2を記録時の方向に走行させることが
できる。
また、キユー再生時やリビユー再生時などの変
速再生時にも識別信号Siを再生できる。さらに、
分割区間にオーデイオ信号Saが記録されていれ
ば、再生時、Ss=“1”の期間のうち、少なくと
も一部の期間にはSd=“1”になるので、記録済
みの区間と、未記録の区間とを識別することがで
きる。また、判別回路73において、パイロツト
信号Spの有無をも判別することにより、オーデ
イオ信号Saだけが記録されているか、8ミリビ
デオによるビデオ信号も記録されているか、ある
いはどちらの信号も記録されていないかなども識
別することができる。そして、これらの識別結果
を表示手段74に表示でき、あるいはビデオ再生
系があれば、その再生もできる。
さらに、テープ2が走行しているときだけ信号
Siを再生できるようなシステムのときには、再生
ボタンを押したときには、まず、テープ2を例え
ば正方向4Tに走行させ、このとき再生された信
号Siに従つてテープ2の走行方向をときには逆方
向4Rに変更しなければならず、イナーシヤのた
めに再生の立ち上がりが遅れたり、テープ2に負
担がかかつたりすることがあるが、この発明によ
れば、テープ2の走行が停止していても信号Siを
再生できるので、再生ボタンを押したときには、
まず、テープ2を停止させたままで記録時のテー
プ2の走行方向を判別し、次にその判別結果に基
づいてテープ2の走行をスタートさせることによ
りテープ2をいためることなく直ちに再生を行う
ことができる。
〔実施例〕
第1図はオーデイオ信号Saの記録系を示し、
40は記録時(及び再生時)の各種の制御信号を
形成する形成回路で、これは、オーデイオ信号
Saをトラツク3の区間〜のうちのどの区間
に記録(及び再生)するかを切り換えるスイツチ
41を有している。また、50はこの装置を各種
の動作モードに切り換えるシステムコントロール
回路である。
さらに、1A,1Bは回転磁気ヘツドを示し、
これらヘツド1A,1Bは互いに180°の角間隔を
有して設けられると共に、回転軸5を通じてモー
タ6によりビデオ信号のフレーム周波数(例えば
59.94Hz/2)で回転させられている。また、回
転軸5には1対のパルス発生手段31A,31B
が設けられてこれら手段31A,31Bからはヘ
ツド1A,1Bの1/2回転ごとに交互にパルスが
取り出され、これらパルスが形成回路32に供給
されて第3図Aに示すようにヘツド1A,1Bの
回転にしたがつて1フイールド期間ごとに反転す
る矩形波信号Svが形成される。そして、この信
号Svが、ドラムサーボ回路33に供給されると
共に、形成回路40からフレーム周波数の基準信
号がサーボ回路33に供給され、そのサーボ出力
がモータ6に供給されてヘツド1A,1Bの回転
はその基準信号に同期させられる。なお、ヘツド
1Aと1Bとでは、いわゆるアジマス角が互いに
違えられている。
さらに、ヘツド1Aと1Bの回転周面に対し
て、テープ2が216°強の角範囲にわたつて斜めに
巡らされると共に、テープ2はキヤプスタン7及
びピンチローラ8により駆動される。ただし、こ
のとき、システムコントロール回路50からキヤ
プスタンサーボ回路35を通じてキヤプスタンモ
ータ9に駆動信号が供給されてテープ2は正方向
4Tまたは逆方向4Rに走行させられる。また、
このとき、テープ2のヘツド1A,1Bに対する
巻き付け位置を選定することにより、第3図Bに
示すように、Sv=“0”のフイールド期間Taに
は、ヘツド1Aがトラツク3の区間〜(すな
わち、ビデオ区間3V)を走査し、Sv=“1”の
フイールド期間Tbには、ヘツド1Bが区間〜
を走査するようにされる。従つて、期間Ta,
Tbの最後の1/5の期間には、ヘツド1Aまたは1
Bがあるトラツク3の区間を走査していると共
に、ヘツド1Bまたは1Aが次のトラツク3の区
間を走査していることになる。
また、信号Svが、ヘツド1A,1Bのどちら
がテープ2を走査しているかを示す信号として形
成回路40に供給される。
そして、オーデイオ信号(ステレオ信号)Sa
が、端子11を通じてPCMエンコーダ12に供
給されて時間軸の長さが1/5に圧縮されたバイフ
エイズマーク方式のPCM信号、すなわち、8ミ
リビデオにおけるオーデイオPCM信号と同一の
フオーマツトのPCM信号Seにエンコードされる。
ただし、この場合、形成回路40においてスイツ
チ41の出力に基づいて、PCM信号Seをトラツ
ク3の区間〜のうちのどの区間に記録するか
を示す区間信号、すなわち、例えば区間に記録
するものとすれば、第3図Cに示すように、ヘツ
ド1A,1Bが区間を走査している期間に
“1”となる区間信号Ssが形成され、この信号Ss
がエンコーダ12に供給されて第3図Dに示すよ
うに、PCM信号Seは、Ss=“1”の期間に位置
するようにされ、この期間にエンコーダ12から
取り出される。そして、この信号Seは加算回路
13に供給される。
また、形成回路21に信号Sv,Ssが供給され
て第3図Eに示すようにSs=“1”の期間に、再
生時におけるトラツキングサーボ用のパイロツト
信号Spが形成され、この信号Spが加算回路13
に供給される。この場合、信号Spは、8ミリビ
デオにおけるパイロツト信号と同一であり、1フ
イールド期間ごとに周波数1234と繰り
返えし変化し、かつ、期間Taには周波数1また
3、期間Tbには周波数2または4となるもの
である(例えば1103kHz,4149kHz)。
さらに、コントロール回路50から形成回路4
0にテープ2の走行方向を示す信号が供給されて
この方向信号及び区間信号Ssに基づいた制御信
号が形成され、この制御信号が形成回路22に供
給されて第3図Fに示すようにテープ2が正方向
4Tに走行しているときにはSs=“1”の期間
に、逆方向4Rに走行しているときにはSs=
“1”の前半の期間に、識別信号Siが形成され、
この信号Siが加算回路13に供給される。なお、
この信号Siは、例えば一定の周波数の交番信号で
あり、その周波数は信号Se,Spに対して周波数
分離でき、かつ、ヘツド1A,1Bのアジマス損
失による減衰が生じないような値、例えば8ミリ
ビデオにおける5システムの周波数5(例えば5
230kHz)とされる。
従つて、加算回路13からは、第3図G及び第
4図に示すように、PCM信号Seと、パイロツト
信号Spと、識別信号Siとが周波数多重化された
加算信号Srが、Ss=“1”の期間ごとに取り出さ
れる。
そして、この信号Srが、記録アンプ14に供
給されると共に、形成回路40からアンプ14に
記号Sv,Ssが供給されて第3図Hに示すように
期間TaのSs=“1”の期間にはヘツド1Aに信号
Srが供給され、期間TbのSs=“1”の期間にはヘ
ツド1Bに信号Srが供給される。
従つて、Ss=“1”である期間に対応して、第
5図に示すようにトラツク3のうちの例えば区間
に信号Srが、順次記録される。
こうして、オーデイオ信号Saは、PCM信号Se
にエンコードされてからパイロツト信号Sp及び
識別信号Siと共に、区間〜のうちスイツチ4
1で指定した区間に記録さていく。そして、この
とき、テープ2の走行方法は、正方向4T及び逆
方向4Rのどちらでもよく、また、その走行方向
にしたがつて識別信号Siは第3図Fに示すように
継続期間が異ならされている。
なお、区間またはに信号Srを記録すると
きには、Ss=“1”になる期間は同じであるが、
信号Srがヘツド1A,1Bに供給される時間位
置がアンプ14において信号Svにより逆にされ
る。
また、第2図は再生系を示し、ヘツド1A,1
Bはサーボ回路33により記録時と同様にしてフ
レーム周波数で回転させられる。そして、ヘツド
1A,1Bの再生信号が再生アンプ61に供給さ
れると共に、形成回路40からアンプ61に信号
Sv,Ssが供給されてヘツド1A,1Bの再生信
号のうち、スイツチ41が指定している区間、例
えば区間を指定しているときには、第3図Gに
示すようにヘツド1A,1Bが区間を走査して
いる期間(Ss=“1”の期間)だけ信号Srが取り
出される。
そして、この信号Srがバンドパスフイルタ7
1に供給されて第3図Fに示すように識別信号Si
が取り出され、この信号Siが検出回路72に供給
されて第3図Iに示すような検出信号Sd、すな
わち、Ss=“1”の全期間にわたつてSd=“1”
(記録時、テープ2が正方向4Tに走行したとき)
またはSs=“1”の前半の期間にSd=“1”(記録
時、テープ2が逆方向4Rに走行したとき)とな
る検出信号Sdが取り出され、この信号Sdが判別
回路73に供給されると共に、形成回路40から
第3図Jに示すように、Ss=“1”の前半及び後
半の期間にそれぞれ“1”となる基準信号Sf,
Sbが判別回路73に供給され、判別回路73に
おいては、Sf=“1”の期間及びSb=“1”の期
間における信号Sdのレベルから記録時における
テープ2の走行方向が判別され、すなわち、Sf=
“1”のときSd=“1”で、かつ、Sb=“1”のと
きSd=“1”であれば正方向4Tであり、Sf=
“1”のときSd=“1”で、かつ、Sb=“1”のと
きSd=“0”であれば逆方向4Rであると判別さ
れ、この判別出力がコントロール回路50を通じ
てサーボ回路35にテープ2の走行方向を指定す
る方向信号として供給され、キヤプスタン7及び
ピンチローラ8によりテープ2は記録時と同じ方
向に走行させられる。
また、このとき、アンプ61からの信号Srが
サーボ回路35に供給され、この信号Srに含ま
れるパイロツト信号Spに基づいてテープ2の走
行速度が制御されてヘツド1A,1Bのトラツキ
ングサーボが行われる。ただし、この場合、サー
ボ回路35には信号Svも供給されてSv=“1”の
期間についてのみ、すなわち、今の場合には、ヘ
ツド1A,1Bが区間を走査する期間について
のみトラツキングサーボが行われる。
従つて、テープ2は、区間〜のうち、スイ
ツチ41で指定した区間に関して記録時と同じ方
向にヘツド1A,1Bのトラツキングがとれた状
態で走行する。
そして、アンプ61からの信号Srがバンドパ
スフイルタ62に供給されてPCM信号Seが取り
出され、この信号SeがPCMデコーダ63に供給
されてもとのオーデイオ信号Saがデコードされ、
この信号Saが端子64に取り出される。
なお、このとき、判別回路73の出力が表示手
段74に供給さてテープ2の走行方向が表示され
る。
こうして、従つて、この発明によれば、ビデオ
区間3Vを分割してオーデイオ信号Saを記録し
た場合、テープ2を正方向4T及び逆方向4Rの
どちらの方向に走行させて記録しても、再生時、
その走行方向を識別できる。従つて、記録時にお
けるテープ2の走行方向が制限されることがない
と共に、どちらの方向に走行させて記録したとき
でも、適切に再生を行うことができる。
さらに、その識別信号Siは、トラツク3に記録
されると共に、ヘツド1A,1Bのアジマス損失
による減衰が小さい周波数とされているので、再
生時、ヘツド1A,1Bのトラツキングサーボが
ロツクしていなくても信号Siを再生でき、従つ
て、テープ2を記録時の方向に走行させることが
できる。
また、キユー再生時やリビユー再生時などの変
速再生時にも識別信号Siを再生できる。さらに、
分割区間にオーデイオ信号Saが記録されていれ
ば、再生時、Ss=“1”の期間のうち、少なくと
も一部の期間にはSd=“1”になるので、記録済
みの区間と、未記録の区間とを識別することがで
きる。また、判別回路73において、パイロツト
信号Spの有無をも判別することにより、オーデ
イオ信号Saだけが記録されているか、8ミリビ
デオによるビデオ信号も記録されているか、ある
いはどちらの信号も記録されていないかなども識
別することができる。そして、これらの識別結果
を表示手段74に表示でき、あるいはビデオ再生
系があれば、その再生もできる。
さらに、テープ2が走行しているときだけ信号
Siを再生できるようなシステムのときには、再生
ボタンを押したときには、まず、テープ2を例え
ば正方向4Tに走行させ、このとき再生された信
号Siに従つてテープ2の走行方向をときには逆方
向4Rに変更しなければならず、イナーシヤのた
めに再生の立ち上がりが遅れたり、テープ2に負
担がかかつたりすることがあるが、この発明によ
れば、テープ2の走行が停止していても信号Siを
再生できるので、再生ボタンを押したときには、
まず、テープ2を停止させたままで記録時のテー
プ2の走行方向を判別し、次にその判別結果に基
づいてテープ2の走行をスタートさせることによ
りテープ2をいためることなく直ちに再生を行う
ことができる。
なお、上述において、テープ2を正方向4Tに
走行させて記録をする場合、信号SiをSs=“1”
の後半の期間だけとしてもよく、あるいは正方向
4T及び逆方向4Rの場合、信号Siの期間を短か
くしてもよい。さらに、実際には、PCM信号Se
は、36°の区間(例えば区間3A)のうちの、30°
程度の区間にしか位置しないので、残りの6°の区
間にだけ、すなわち、信号Seに対して時分割式
に信号Siを記録してもよい。また、正方向4Tの
ときと逆方向4Rのときとで、信号Siの周波数を
異ならせて記録してもよい。さらに、オーデイオ
信号Saの1回の記録に、区間〜の複数個を
同時に使用する場合にも有効である。
〔発明の効果〕
従つて、この発明によれば、ビデオ区間3Vを
分割してオーデイオ信号Saを記録した場合、テ
ープ2を正方向4T及び逆方向4Rのどちらの方
向に走行させて記録しても、再生時、その走行方
向を識別できる。従つて、記録時におけるテープ
2の走行方向が制限されることがないと共に、ど
ちらの方向に走行させて記録したときでも、適切
に再生を行うことができる。
さらに、その識別信号Siは、トラツク3に記録
されると共に、ヘツド1A,1Bのアジマス損失
による減衰が小さい周波数とされているので、再
生時、ヘツド1A,1Bのトラツキングサーボが
ロツクしていなくても信号Siを再生でき、従つ
て、テープ2を記録時の方向に走行させることが
できる。
また、キユー再生時やリビユー再生時などの変
速再生時にも識別信号Siを再生できる。さらに、
分割区間にオーデイオ信号Saが記録されていれ
ば、再生時、Ss=“1”の期間のうち、少なくと
も一部の期間にはSd=“1”になるので、記録済
みの区間と、未記録の区間とを識別することがで
きる。また、判別回路73において、パイロツト
信号Spの有無をも判別することにより、オーデ
イオ信号Saだけが記録されているか、8ミリビ
デオによるビデオ信号も記録されているか、ある
いはどちらの信号も記録されていないかなども識
別することができる。そして、これらの識別結果
を表示手段74に表示でき、あるいはビデオ再生
系があれば、その再生もできる。
さらに、テープ2が走行しているときだけ信号
Siを再生できるようなシステムのときには、再生
ボタンを押したときには、まず、テープ2を例え
ば正方向4Tに走行させ、このとき再生された信
号Siに従つてテープ2の走行方向をときには逆方
向4Rに変更しなければならず、イナーシヤのた
めに再生の立ち上がりが遅れたり、テープ2に負
担がかかつたりすることがあるが、この発明によ
れば、テープ2の走行が停止していても信号Siを
再生できるので、再生ボタンを押したときには、
まず、テープ2を停止させたままで記録時のテー
プ2の走行方向を判別し、次にその判別結果に基
づいてテープ2の走行をスタートさせることによ
りテープ2をいためることなく直ちに再生を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例の系統図、第2図〜第
10図はその説明のための図である。 1A,1Bは回転磁気ヘツド、2は磁気テー
プ、3は磁気トラツクである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転磁気ヘツドにより磁気テープ上に斜めの
    磁気トラツクを形成するようにした装置におい
    て、 上記磁気テープを所定の方向に走行させると共
    に、 上記磁気トラツクをその長さ方向に複数の区間
    に分割し、 この複数の分割区間のうち、所定の分割区間を
    上記磁気トラツクごとに使用してその分割区間に
    上記回転磁気ヘツドにより情報信号を記録する手
    段と、 上記情報信号の記録時、一定周波数の交番信号
    であり、その周波数は周波数分離可能で、アジマ
    ス損失による減衰が生じにくい値からなる上記磁
    気テープの走行方向などを示す識別信号を発生す
    る手段を有し、 上記分割区間の少なくとも一部に上記識別信号
    を周波数多重記録するようにした情報信号の記録
    装置。
JP60017132A 1985-01-31 1985-01-31 情報信号の記録装置 Granted JPS61177609A (ja)

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JP60017132A JPS61177609A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 情報信号の記録装置

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JP60017132A JPS61177609A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 情報信号の記録装置

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JP2501315B2 (ja) * 1985-02-08 1996-05-29 株式会社東芝 磁気記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137203A (ja) * 1984-12-07 1986-06-24 Hitachi Ltd デイジタル情報記録再生装置

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JPS61137203A (ja) * 1984-12-07 1986-06-24 Hitachi Ltd デイジタル情報記録再生装置

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JPS61177609A (ja) 1986-08-09

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