JPS6322108Y2 - - Google Patents

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JPS6322108Y2
JPS6322108Y2 JP1982106300U JP10630082U JPS6322108Y2 JP S6322108 Y2 JPS6322108 Y2 JP S6322108Y2 JP 1982106300 U JP1982106300 U JP 1982106300U JP 10630082 U JP10630082 U JP 10630082U JP S6322108 Y2 JPS6322108 Y2 JP S6322108Y2
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JP
Japan
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grip
instrument panel
hole
defroster nozzle
blow
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JP1982106300U
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JPS5911030U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のドアガラス用サイドデフロス
タノズルを備えた乗降用グリツプに関する。
近年、大型トラツク等の大型車両においては、
乗員の乗降の便を図るためにインストルメントパ
ネルやフロントピラーのドア寄りの位置に乗降用
のグリツプを付設するようになつた。また、ドア
ウインドウの曇り防止用にインストルメントパネ
ルの両端側にデフロスタノズルを設けることも多
く行なわれるようになつた。この場合、インスト
ルメントパネルとドアウインドウとの位置に段差
が大きいと、サイドデフロスタノズルをインスト
ルメントパネルから突設させなければならず。キ
ヤブ内の美感を損うものであつた。従来は、上記
のように乗降用グリツプとサイドデフロスタノズ
ルとはキヤブ内に別個に配設されていたのである
が、キヤブ内にあまり多くの突状物を配設するこ
とは安全性の面やデザインの面から好ましいこと
ではなく、また、部品点数や組立工数の増加の原
因にもなつていた。
本考案は従来のこれらの問題点を解決するもの
で、乗降用グリツプをインストルメントパネルに
一体に形成すると共に、該グリツプにサイドデフ
ロスタノズルを組込み、キヤブ内の突状物の数を
減らして安全性と美感を高め、また、部品点数と
その組付工数の減少を図ることを目的とするもの
である。この目的を達成するために構成された本
考案の要旨は自動車キヤブ内のインストルメント
パネルの側端部に一体に上方に突出形成したグリ
ツプであつて、該グリツプはその胴部に形成して
ドアガラスに対向している吹出孔と該吹出孔と温
風源に連通した空気流路とを有することを特徴と
するサイドデフロスタノズルを備えた乗降用グリ
ツプにある。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図において、キヤブ1内前面に設けたイン
ストルメントパネル2の両端側にはグリツプ11
が上方に一体に突設されている。グリツプ11の
上端部は外側に屈曲しピラー4にビス5で固定さ
れている。グリツプ11の胴部12は、第2図に
示すように、横断面U字型をなし、ドアガラス1
5に対向した面には縦長の空気吹出孔13が形成
されている。また、胴部12にはU字型溝の開口
面を覆う張出部を両側に有し、空気流路20を有
する断面略T字状のデフロスタノズル16がその
脚部17を該U字型溝に挿入した状態でビス19
で装着されている。該脚部17の先端面には中空
部と連通した開口部18が形成してあり、グリツ
プ11の前記空気吹出孔13と整合している。サ
イドデフロスタノズル16の上端部はグリツプ1
1と一体の形状をなすべく外側に屈曲し、先端部
は押し漬した平担形状をなしていてグリツプ3の
先端部と一体にピラー4にビス5で固定されてい
る。サイドデフロスタノズル16の下端部はイン
ストルメントパネル2の上面に当接する鍔部22
とインストルメントパネル2に形成した孔に挿通
する円筒21とが形成されている。該鍔部22は
ビスでインストルメントパネルに固定されてい
る。インストルメントパネルの裏側に突出した円
筒29には、暖房器(図示せず)に接続したデフ
ロスタパイプの他端が嵌合している。
上記の如く、グリツプ11とサイドデフロスタ
ノズル16とは一体に組付けられており、グリツ
プ11の胴部12およびサイドデフロスタノズル
16の外側面には、手の滑りを防止し、また感触
を良くするために波状の凹凸を周設するとよい。
さらに、補強の必要があれば、グリツプ11とイ
ンストルメントパネル2の隆起部近傍を厚肉に形
成したり、成形時に金属性補強片を挿入してもよ
い。
本考案は上記のように構成されているので、キ
ヤブ内の美感を高めることができるし、突状部分
も少なくなるので衝突時の安全性にも資する。ま
た、吹出孔がドアガラスに対向しているので、確
実に空気をドアガラスに吹付けてドアガラスのく
もりを完全に除くことができる。さらに、グリツ
プが上方に突出しているので、インストルメント
パネルに比べて、ドアウインド下縁が高い場合で
もノズルの位置を上手に設定できる。グリツプの
下方の取付け個所が減り、逆に言えば、インスト
ルメントパネルの下方側側部が確実に支持される
し、一体になつているのでグリツプが丈夫でこわ
れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すキヤブ内の斜視
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は
本実施例に係るサイドデフロスタノズルの斜視図
である。 1……キヤブ、2……インストルメントパネ
ル、11……乗降用グリツプ、13……吹出口、
20……空気流路、15……ドアガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車キヤブ内のインストルメントパネルの側
    端部に一体に上方に突出形成し、上端部をピラー
    に固定したグリツプであつて、該グリツプはその
    胴部に形成して、ドアガラスに対向している吹出
    孔と該吹出孔と温風源とに連通した空気流路とを
    有することを特徴とするサイドデフロスタノズル
    を備えた乗降用グリツプ。
JP10630082U 1982-07-15 1982-07-15 サイドデフロスタノズルを備えた自動車の乗降用グリツプ Granted JPS5911030U (ja)

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JP10630082U JPS5911030U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 サイドデフロスタノズルを備えた自動車の乗降用グリツプ

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JP10630082U JPS5911030U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 サイドデフロスタノズルを備えた自動車の乗降用グリツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5911030U JPS5911030U (ja) 1984-01-24
JPS6322108Y2 true JPS6322108Y2 (ja) 1988-06-17

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ID=30248809

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JP10630082U Granted JPS5911030U (ja) 1982-07-15 1982-07-15 サイドデフロスタノズルを備えた自動車の乗降用グリツプ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6992489B2 (ja) * 2017-12-22 2022-01-13 三菱ふそうトラック・バス株式会社 自動車用乗降アシストグリップ及び車両用パネル装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332529B2 (ja) * 1973-11-14 1978-09-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332529U (ja) * 1976-08-26 1978-03-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332529B2 (ja) * 1973-11-14 1978-09-08

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Publication number Publication date
JPS5911030U (ja) 1984-01-24

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