JPH0674421U - 車両用カーテンの取付け構造 - Google Patents

車両用カーテンの取付け構造

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JPH0674421U
JPH0674421U JP2127193U JP2127193U JPH0674421U JP H0674421 U JPH0674421 U JP H0674421U JP 2127193 U JP2127193 U JP 2127193U JP 2127193 U JP2127193 U JP 2127193U JP H0674421 U JPH0674421 U JP H0674421U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
roof
trim
roof rail
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2127193U
Other languages
English (en)
Inventor
一郎 田辺
明彦 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2127193U priority Critical patent/JPH0674421U/ja
Publication of JPH0674421U publication Critical patent/JPH0674421U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] カーテンレールを用いることなく、しかも車
室内のルーフレールトリムの部分にカーテンを取付ける
ようにした車両用カーテンの取付け構造を提供すること
を目的とする。 [構成] ルーフレールトリム19それ自体にスリット
状案内部27を形成するとともに、このスリット状案内
部27をまたぐように所定の間隔で取付け部28を形成
する。そしてタッピングねじから成る取付けねじ29に
よってルーフレールトリム19をルーフライニング18
の側縁に取付けるようにし、スリット状案内部27によ
って案内されるカーテンランナ34を介してカーテンを
取付けるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用カーテンの取付け構造に係り、とくにルーフライニングの縁部 を覆うルーフレールトリムに取付けるようにした車両用カーテンの取付け構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばトラックのキャブの内部であって運転席の後部には仮眠用の簡易ベッド が取付けられている。長距離の運行を行なうときには、一定時間運転をした後に 、他の運転手と交替したり、あるいはまた車両を止めて、運転席で休息したり、 あるいは仮眠用ベッドで休息をとるようにしている。とくにドアおよび仮眠用ベ ッドの側部に設けられている窓から光が入ると、休息の妨げになるために、この ような窓の部分にはカーテンを取付けるようにしており、外光を遮断するように している。
【0003】 図8〜図10は従来のこのような車両用カーテンの取付け構造を示しており、 キャブの天井部分を構成するルーフライニング1の側縁を覆うようにルーフレー ルトリム2が装着されている。そしてこのルーフレールトリム2にはカーテンレ ール3が取付けられるとともに、このカーテンレール3に摺動可能に案内される カーテンランナ4を介してカーテンを取付けるようにしている。カーテンレール 3の端部には図9および図10に示すようなカーテンレール3の端部を覆うキャ ップ状のストッパ5が嵌合されるようになっている。そしてタッピングねじ6に よってカーテンレール3はルーフレールトリム2を介してルーフサイドフレーム 7にねじ止め固定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のこのような車両用カーテンの取付け構造によれば、ルーフライニング1 の縁部を覆うルーフレールトリム2にカーテンレール3を取付け、このカーテン レール3によってカーテンランナ4を介してカーテンを取付けなければならず、 カーテンの取付け構造が複雑になっていた。またルーフレールトリムにカーテン レールを取付けてからカーテンランナを取付けなければならず、これによって作 業が面倒になる問題があった。
【0005】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、車両用カーテンの 取付け構造を簡略化し、そのための部品点数を削減するようにした車両用カーテ ンの取付け構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車室の天井部分を構成するルーフライニングと、 前記ルーフライニングの縁部を覆うように取付けられるルーフレールトリムと 、 前記ルーフレールトリムに形成されており、カーテンランナを摺動自在に案内 するスリット状の案内部と、 前記カーテンランナを介して前記案内部に取付けられているカーテンと、 をそれぞれ具備する車両用カーテンの取付け構造に関するものである。
【0007】
【作用】
車両用カーテンはルーフレールトリムに設けられているスリット状の案内部に よって案内されるカーテンランナを介してルーフレールトリムに取付けられるこ とになる。従ってルーフレールトリムとカーテンとの間にカーテンレールが存在 しなくなる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る車両用カーテンの取付け構造が採用されている トラックのキャブの内部の構造を示しており、このキャブの後側から側面側にか けて、リヤウインドおよびサイドウインドおよびドアウインドを覆うようにカー テン10が取付けられている。カーテン10は車室の天井部分を構成するルーフ ライニング18の側縁を覆うように取付けられるルーフレールトリム19に取付 けられるようになっている。
【0009】 次にこのようなカーテン10の取付け構造について説明すると、図2に示すよ うに、キャブの屋根の部分はルーフパネル15から構成されている。そしてルー フパネル15の側縁の部分がサイドルーフレール16とルーフサイドフレーム1 7とから構成されており、これらをその上端と下端とにおいて接合し、中空の枠 体としている。またルーフパネル15の下面にはルーフライニング18が取付け られるようになっている。このルーフライニング18が車室の天井部分を構成す るようになっている。
【0010】 上記ルーフライング18の下縁およびルーフサイドフレーム17の内表面を覆 うようにルーフレールトリム19が取付けられるようになっている。そしてサイ ドルーフレール16およびルーフサイドフレーム17の下端側の接合部とルーフ レールトリム19の下縁側の接合部がオープニングトリム20によって覆われる ようになっている。
【0011】 ルーフレールトリム19は図3に示すように合成樹脂成形体から構成されてお り、その内側の側縁には係合爪23が斜め上方に向けて突設されている。このよ うな係合爪23は図2に示すように、ルーフサイドフレーム17の係合孔24に 係合され、これによってルーフレールトリム19がルーフライニング18の下縁 を覆うようにして取付けられることになる。
【0012】 上記ルーフレールトリム19には図3〜図5に示すようにスリット状案内部2 7が形成されており、このような案内部27によってカーテンレールを兼用する ようにしている。しかもこのようなスリット状案内部27を所定の位置でまたぐ ように取付け部28が一体に形成されている。そしてこの取付け部28に設けら れているビス挿通孔を挿通する取付けねじ29がルーフサイドフレーム17にね じ込まれてルーフレールトリム19が固定されるようになっている。なお取付け ねじ29はタッピングねじから構成されている。
【0013】 また上記スリット状案内部27の終端の位置に設けられている取付け部28に は、図4および図6に示すように、ストッパ30が取付けられるようになってい る。端部の取付けねじ29はやや長く構成されており、この取付けねじ29の頭 部がストッパ30の凹部31に受入れられ、これによってカーテンレールを兼用 するスリット状案内部27の終端からカーテンランナ34が脱落しないようにし ている。
【0014】 なおストッパ30を用いるようにした図6の構成に代えて、図7に示すように スリット状案内部27の終端に設けられている取付け部28の厚さを厚くして、 取付けねじ29の頭部でカーテンランナ34が脱落しないようにしてもよい。こ のような構成によれば、ストッパ30が不要になって部品点数をさらに少なくす ることが可能になる。
【0015】 以上に述べた構造のカーテンの取付け構造によれば、ルーフレールトリム19 をルーフライニング18の縁部に取付ける場合には、ルーフレールトリム19の 取付け部28のビス挿通孔を取付けねじ29を挿通させ、ルーフサイドフレーム 17の孔の部分にねじ込むことによって、カーテンレールを兼用するルーフレー ルトリム19が取付けられることになる。しかもスリット状案内部27の端部に 対応する位置の取付け部28に取付けねじ29を取付けることによって、ストッ パ30の取付けをも兼用することが可能になる。
【0016】 このような車両用カーテンの取付け構造によると、カーテンレールがいらなく なって部品点数が削減される。またカーテンレールを車室内の所定の位置に取付 けるための作業工数が省略できるようになり、これによって車室の内部の組立て の工数を低減することが可能になる。
【0017】
【考案の効果】 以上のように本考案は、ルーフライニングの縁部を覆うように取付けられるル ーフレールトリムにカーテンランナを摺動可能に案内するスリット状の案内部を 形成し、このような案内部によって取付けられるカーテンランナを介してカーテ ンを取付けるようにしたものである。従ってカーテンレールが必要でなくなると ともに、その取付け作業も省略できるようになり、部品点数の削減と組立て工数 の低減とを図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る車両用カーテンの取付
け構造が用いられているトラックのキャブの内部の斜視
図である。
【図2】車両用カーテンの取付け構造を示す図1におけ
るA〜A´断面図である。
【図3】ルーフレールトリムの内側の斜視図である。
【図4】図2におけるB〜B´断面図である。
【図5】図4におけるC〜C´断面図である。
【図6】図4におけるD〜D´断面図である。
【図7】変形例を示す図6と同様の断面図である。
【図8】従来のカーテンレールの取付け構造を示す縦断
面図である。
【図9】カーテンレールとストッパの取付け構造を示す
要部分解斜視図である。
【図10】ストッパの取付け構造を示す要部縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10 カーテン 15 ルーフパネル 16 サイドルーフレール 17 ルーフサイドフレーム 18 ルーフライニング(天井) 19 ルーフレールトリム 20 オープニングトリム 23 係合爪 24 係合孔 27 スリット状案内部 28 取付け部 29 取付けねじ 30 ストッパ 31 凹部 34 カーテンランナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の天井部分を構成するルーフライニ
    ングと、 前記ルーフライニングの縁部を覆うように取付けられる
    ルーフレールトリムと、 前記ルーフレールトリムに形成されており、カーテンラ
    ンナを摺動自在に案内するスリット状の案内部と、 前記カーテンランナを介して前記案内部に取付けられて
    いるカーテンと、 をそれぞれ具備する車両用カーテンの取付け構造。
JP2127193U 1993-03-31 1993-03-31 車両用カーテンの取付け構造 Pending JPH0674421U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2127193U JPH0674421U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 車両用カーテンの取付け構造

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JP2127193U JPH0674421U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 車両用カーテンの取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0674421U true JPH0674421U (ja) 1994-10-21

Family

ID=12050461

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JP2127193U Pending JPH0674421U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 車両用カーテンの取付け構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008007028A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Kanto Auto Works Ltd 自動車の内装品構造
JP2011126402A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Ud Trucks Corp 車両用カーテンレールのエンドキャップ

Cited By (3)

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JP4697071B2 (ja) * 2006-06-30 2011-06-08 トヨタ自動車株式会社 自動車の内装品構造
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