JPS63219507A - ライニング材のライニング方法 - Google Patents

ライニング材のライニング方法

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JPS63219507A
JPS63219507A JP5494987A JP5494987A JPS63219507A JP S63219507 A JPS63219507 A JP S63219507A JP 5494987 A JP5494987 A JP 5494987A JP 5494987 A JP5494987 A JP 5494987A JP S63219507 A JPS63219507 A JP S63219507A
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JP
Japan
Prior art keywords
lining
lining material
filled
capsule
filling
Prior art date
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Pending
Application number
JP5494987A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takigawa
滝川 博
Kenji Iwai
健治 岩井
Seishi Furuta
誠矢 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP5494987A priority Critical patent/JPS63219507A/ja
Publication of JPS63219507A publication Critical patent/JPS63219507A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば管、バルブ、プラスチック成形用シリン
ダ、各種成形金型、或はその他の各種部材・装置・壁面
等のライニング方法に関するものである。
[従来の技術] ライニングは所望の性能、例えば耐食性、耐熱性、耐摩
耗性等を与える為に行なわれる技術であり、当該目的を
達成するにはライニング材料の選択が当然に最重要の課
題となるが、ライニング材料を如何に均−且つ確実に積
層するかということも忘れられてはならない重要な課題
である。
従来行なわれているライニング方法について、バルブの
場合を例にあげて説明すると、第6図(^)〜(E)に
示す様な手順で行なわれている。即ちバルブ本体1の管
内面にライニング材充填空間8を残してカプセル(又は
中子)2を挿設し[第6図(^)]、次いで前記充填空
間8内にホッパ3から粉末状ライニング材4を充填する
[第6図(B)]。その後カプセル2を矢印Q方向に真
空脱気する[第6図(C)](9はヒータ、10は台座
である)。更に密封して)IIP処理(熱間静水圧加工
)を施こす[第6図(D) ]  (矢印Pは加圧方向
を示す)、そして最後にカプセル2を切削除去してライ
ニング層5の形成が完了する[第6図(E)]。尚上記
切削に当ってライニング材の一部が切削されることは避
けられない。ところで最近新素材開発は目ざましいもの
があり、ライニング材についても高性能・高価格なもの
が使用され、また形状の複雑化なども相まってカプセル
(或は中子)を除去する時の切削加工も困難となる傾向
にある。また製品の価格を抑制し切削加工等を容易に行
なう為にはライニング層をできるだけ薄く(例えば10
mm以下)形成することが要請されるが、薄いライニン
グ層を形成しようとすれば必然的にカプセルの充填部空
間を幅の狭いものにする必要がある。
[発明が解決しようとする問題点] ところがこの様な狭いカプセル空間に粉末状今イニング
材を充填する場合は、カプセル内部の空気の排除を完全
に行なうことが困難である為′i47図に示す様に、充
填空間の最奥端部やライニング材相互間に空気溜り部6
が残存し易くなる。直径1mを超える大型油井用バルブ
や混線シリンダ或は又第8図に示す2軸シリンダ(図中
7はシリンダ本体)の様に複雑な形状の製品にライニン
グを施す場合は、ライニング材充填空間が長く且つ複雑
になるので空気溜り部の生成は一層起こり易い。しかも
この様な空気溜りが発生してもカプセル外部からの発見
は容易でなくまたいったん発生した空気溜り部の空気は
、ライニング材の充填作業を続けても簡単には抜けない
。その結果空気溜り部を残したままでHIP工程が行な
われることになり、一部陥没したライニング層、或は厚
みの異なるライニング層が形成され、ライニング材の性
能が十分に発揮されないこととなる。この様な不都合の
発生は上記したライニング材充填空間の幅の狭さや構造
の複雑さに起因するだけではない。即ちライニング層の
性能をより高度に発揮させるという観点からライニング
組織の微細化が図られており、その手段としてライニン
グ材の微粉化が促進される結果、粉末状ライニング材の
流動性が低下する傾向にあり、その影響を受けて充填性
が劣化していることも見逃せない。
本発明はこの様な事情に鑑みてなされたものであって、
狭い充填空間であっても空気溜り部を生成させることな
くライニング材を均一かつ密に充填し、均一で斑のない
ライニング層を形成する方法を提供しようとするもので
ある。
[問題点を解決する為の手段] 本発明は熱間静水圧加工法によって基板表面に粉末状ラ
イニング材を10mm以下の厚さでライニングする方法
であって、基板表面のライニング材充填空間を減圧した
後、または減圧しつつ粉末状ライニング材を充填するこ
とを要旨とするものである。
[作用及び実施例] 本発明は、上記の様にライニング材充填空間(以下単に
充填部ということがある)を予め減圧した後或は減圧し
つつ、粉粒状ライニング材(以下、車にライニング材と
いうことがある)を充填するものであるから、減圧効果
によって空気溜り部の生成が防止され、ライニング材を
充填部内に均一に且つ密な状態に充填することが可能と
なる。尚部材・装置等の本体に微振動を与えつつ充填を
行なえば充填密度はより向上する。
本発明における減圧の程度はライニング材の種類0粒径
、充填部の幅、構造その他の条件により異なるが、一般
には10−′〜10−’Torrで行なわれる。10−
’Torrより悪い真空度では、十分に空気を追い出す
ことができず最終製品の特性上問題がある。そのため真
空度は低い程好ましいが、市販の真空設備で得られる真
空度は10−’Torrであり、また特性面からも、こ
れ以上の低真空はあまり大きな改善には寄与しない。尚
当然のことながら減圧方法は限定されない。
また本発明においては充填部の材質及び形成方法によっ
て限定されるものでもないが、ライニング層形成後の除
去が容易に行なわれるという点でカプセルを使用するこ
とが好ましい。
以下実施例及び比較例を揚げることによって本発明を更
に説明する。即ち実施例としては第1図に示す低合金鋼
製バルブ本体1の内面に軟鋼類の金属薄肉カプセル2を
配設し、充填空間内部を10−’Torrに減圧しつつ
脱ガスを容易にするために300℃に加熱した粉末状ラ
イニング材4をホッパ3から充填し、次いでHIP処理
によりライニング層の形成を行なった(第2図)。
ライニング材としては Cr : 20.5%(重量%の意味、以下同じ)Mo
:9.3%  N b : 3.[i2%A 1 : 
0.18%  T i : 0.18%F e : 2
.38%  残部:Niからなる合金粉末を用いた。充
填空間幅は各部位ですべて同一として、5mm、  1
0mm、  15mmの3種類の空間幅を作成して実験
した。
尚比較例としては大気圧下で充填し、ライニング材充填
後300℃に加熱しながら充填部を10−3Torrで
1時間真空脱気した。
HIPIA理条件は 温度:1050℃ 圧カニ 1000 kg/cm2 時間:4時間 とした。次いでカプセルを除去する為に切削加工を施し
た。この様にして得られたバルブを第3図に示すA、B
、Cの3個所で切断しライニング層の厚みを測定した。
結果を第1表に示す。
第   1   表 第1表の結果から明らかな様に充填空間幅が15mmの
場合は、大気圧下の充填でも、減圧下の充填でもライニ
ング層は均一であった。しかし空間幅が10mm以下の
場合、減圧下における充填ではすべての測定箇所で同一
厚さの均一なライニング層が得られたのに対し大気圧下
における充填では測定箇所によりライニング層厚みに変
動が生じた。また減圧下における充填の場合ライニング
層は密度が大で固い層が形成され母材合金鋼との間に完
全な拡散接合が認められた。これに対し大気圧下におけ
る充填の場合、ライニング層は密度が小さくしかも場所
により不均一で空気溜りの発生によるライニング層の欠
落がみられた。
次に上記実施例と同一の条件でライニング層を形成して
カプセル入口からの距離とライニング層厚みとの関係を
調査した。但しこの場合のカプセルは第4図に示す様な
直線状のものを用いた。結果を第5図に示す。
第5図の結果から明らかな様に充填空間幅=15mmの
場合はライニング材の充填時雰囲気が大気圧下であって
も或は減圧下であってもライニング層厚みはカプセル入
口からの距離に拘らず一定であった。一方充填空間幅:
10!1m及び5mmの場合は減圧下でライニング材を
充填するとライニング層の厚みがカプセル入口からの距
離に拘らず一定であったのに対し、大気圧下でライニン
グ材を充填した場合はカプセル入口からの距離が大きく
なるに従ってライニング層の厚みは低下していつた。
以上第1表及び第5図の実験結果から本発明方法におけ
るライニング層の形成方法は厚み10mm以下のライニ
ング層を形成する場合に特に効果的であることがわかっ
た。
[発明の効果] 本発明は上記の様に構成されているからライニング材充
填部が狭い場合であっても空気溜り部を生成させること
なくライニング材を均−且つ密に充填し、均一で斑のな
いライニング層を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカプセルを挿設した接合バルブの断面図、第2
図及び第3図はライニング層を形成した接合バルブの断
面図、第4図はカプセルを付設した部材断面図、第5図
はカプセル入口からの距離とライニング層厚みの関係を
示す図、第6図(^)〜(E)は接合バルブにライニン
グ層を設ける工程図、第7図は大気圧下でライニング材
を充填する場合の充填状態を示す部分断面図、第8図は
二軸シリンダの断面図である。 1・・・バルブ本体   2・・・カプセル4・・・粉
末状ライニング材 5・・・ライニング層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱間静水圧加工法によって基板表面に粉末状ライニング
    材を10mm以下の厚さでライニングする方法であって
    、基板表面のライニング材充填空間を減圧した後、また
    は減圧しつつ粉末状ライニング材を充填することを特徴
    とするライニング材のライニング方法。
JP5494987A 1987-03-09 1987-03-09 ライニング材のライニング方法 Pending JPS63219507A (ja)

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JP5494987A JPS63219507A (ja) 1987-03-09 1987-03-09 ライニング材のライニング方法

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JPS63219507A true JPS63219507A (ja) 1988-09-13

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JP5494987A Pending JPS63219507A (ja) 1987-03-09 1987-03-09 ライニング材のライニング方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5248523A (en) * 1990-08-02 1993-09-28 Sintertech Of Tour Manhattan Method for coating an inclined surface with powder

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56156704A (en) * 1980-04-10 1981-12-03 Cameron Iron Works Inc Manufacture of lining structure
JPS5984714A (ja) * 1982-09-20 1984-05-16 ザ ドゥ ケミカル コムパニー 容器充填組立体
JPS60245702A (ja) * 1984-05-19 1985-12-05 Kobe Steel Ltd 高温静水圧加圧処理用金属カプセルへ金属粉末を充填する装置

Patent Citations (3)

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JPS60245702A (ja) * 1984-05-19 1985-12-05 Kobe Steel Ltd 高温静水圧加圧処理用金属カプセルへ金属粉末を充填する装置

Cited By (1)

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