JPS63219228A - デ−タ誤り検出回路 - Google Patents

デ−タ誤り検出回路

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JPS63219228A
JPS63219228A JP24793686A JP24793686A JPS63219228A JP S63219228 A JPS63219228 A JP S63219228A JP 24793686 A JP24793686 A JP 24793686A JP 24793686 A JP24793686 A JP 24793686A JP S63219228 A JPS63219228 A JP S63219228A
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法師 照雄
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小沢 利行
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長沢 尚文
Kazuhiro Kimura
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Hiroyuki Arai
啓之 新井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ〉産業上の利用分野 本発明は、コンパクトディスク(CD)再生装置に使用
される信号処理回路に内蔵されたデータ誤り検出回路に
関する。
(ロ)従来の技術 CD再生装置は、ディスクからEFM信号の形で読み出
されたデータから8ビツトのシンボルを作成し音楽信号
データを復元している力釈乙のシンボルにデータの誤り
が発生することがある。これは、ディスクにピットを書
き込む際の欠陥、ディスクの取扱い中に生じたキズ等に
よる欠陥、あるいは、再生装置の機械的な変動や乱れに
よって発生ずる欠陥に原因する。そこで、データ誤りの
検出及び訂正のために、CDではクロス・リンターリー
ブ・リード・ソロモン符号(CIRC)と呼ばれる方式
が用いられている。
この方式を概略説明する。先ず、ディスクにデータを記
録する場合、右チャンネルと左チャンネルの各々6個の
16ビツト音楽信号データを各々8ビツトのシンボルに
分割し、合計24個のシンボルが作成される。これらは
、選択的に遅延され組み替えられた後、リード・ソロモ
ン符号法に基いてC3のパリティデータQ。、 Q、 
、 Q、 、 Q3(各8ビツト)が付される。更に、
この28個のシンボルは、各々異なった時間遅延され、
CIのパリティデータP。、 PI 、 P2 、 P
3(各8ビツト)が、同様にリード・ソロモン符号法に
基いて作成され付加される。そして、合計32個のシン
ボルは選択的に遅延され、そのうちのパリティデータQ
o 、 Q、。
Q、 、 Qs及びPa 、 P+ 、 Pg 、 P
sが反転されて書き込み用のデータ群となり、EFM(
8−14変調)変調されてフレーム同期信号と共にディ
スクに記録される。
また、ディスクの再生時には、読み出されたEFM信号
から32個の8ビツトのシンボルが作成され、これらは
、記録時と逆の処理が為される。
即ち、32個のシンボルは、選択的に遅延され、パリテ
ィデータQo 、 Q、 、 Q、 、 Q3及びPO
+PI+P2+P3が反転されてC1デコード処理され
る。C1デコード処理は、各シンボルに基いてシンドロ
ームを計算し、算出されたシンドロームからリード・ソ
ロモン符号法に従って、誤り検出及び誤り訂正を行う。
更に、C,デコード処理された28個のシンボルは、各
々異なった時間遅延された後、C2デコード処理される
。C,デコード処理も同様に、各シンボルからシンドロ
ームを計算し、算出されたシンドロームからリード、ソ
ロモン符号法に従って、誤り検出及び誤り訂正を行う。
そして、C2デコード処理後の24個のシンボルは、組
み替えられて選択的に遅延され、元の音楽信号データに
戻される。
尚、クロス・インターリーブ・リード・ソロモン符号法
を使用したCD方式については、昭和57年11月25
日に発行された1図解コンパクトディスク読本J(オー
ム社)の第103頁から第110頁までに詳細に記載さ
れている。
従来、リード・ソロモン符号法に基いて誤り検出する場
合、シンドロームの計算を次式に従って行う。
尚、αは8次の原始多項式 F(X)−X”十X’+X”十X”+1の根である。
上記計算の結果、シンドロームS。、 S 1. S 
t 、 S−がすべて「0」であれば誤り無しと判別さ
れる。
一方、j番目のデータD、のみに誤りがあった場合には
、 S+”=So−5t 、  5z2=S1・SsS、≠
0.  S、f:0. 52≠0.S、≠0が成り立つ
ことを検出することにより、判別され、誤りデータ位置
は、 を算出し、その対数をとることによって求められる。
また、データD、とり、とに誤りがあった場合には、0
≦j、i≦31.j≠i が成立するので、これにより、j及びiが求められたと
き二重誤りと判別される。更に、により、データ誤差E
、及びE、が求められる。
上述のリード・ソロモン符号法によるCD(7)データ
誤り検出及び訂正については、特開昭60−77529
号公報に詳細に記載されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述したデータ誤り検出及び訂正を実行
する回路は、対数変換用のROMや多数の乗除算回路が
必要となり、特に、二重誤り検出を行う際に、乗除算を
繰り返し行わなければならないため、誤り検出や誤り位
置の算出に時間がかかり、また、計算のために必要なタ
イミング信号の数が多くなる欠点があった。
(ニ)問題点を解決するだめの手段 本発明は、上述した点に鑑みて為されたものであり、入
力されたデータからシンドロームS。、Sl。
S2.S、を算出し、更に、シンドロームS。、Sr、
Sx、Ssを1.α、α2.α3(αは8次の原始多項
式の根)で割るシンドローム演算手段と、シンドローム
So+S1.Sx、Ssがすべて10」であることを検
出する誤りゼロ検出手段と、シンドローム演算手段で1
゜α、α2.α3で割算した回数jを計数保持する計数
手段と、前記演算手段の結果So’、S+’、Sz’、
Ss’に基いて、So’+S+’ 、 S+’+Sz’
 、 Sz’+Ss’を算出する加算手段と、前記S。
’+SI’、Sl’+S、’、S1’+53’がすべて
「0」となったことを検出する単−誤り検出手段と、前
記SI’+52’ 、 St’ +Ss’を各々α。
α2で順次割り、 となったときのa(=i−j 、 i 、 jは誤り位
置)を検出する二重誤り検出手段と、前記計数手段に保
持されたjと前記aからiを求める誤り位置算出手段と
前記S。’+5+’及びaに基いて誤差成分を算出する
誤差算出手段とを備えたものである。
(ホ)作用 上述の手段によれば、シンドローム計算手段は、シンボ
ルが順次印加されるタイミングにより、シンボルに各々
、1.α、α2.α3を乗算し、その乗算結果と次に印
加されるシンボルの和を求め、更に、その和に1.α、
α2.α3を乗算することにより、前述した(1)式の
計算を行い、シンドロームS o 、 S I、S 2
. S aを求める。算出されたシンドロームS0、S
1、S、、S、がすべで「0」であれば誤りゼロ検出回
路により、読み出されたデータがすベアー て正しいものと判別される。一方、誤りがあった場合に
は、演算手段は、シンドローム5o=S1−5s、Ss
を各々1.α、α2.α3で割り、更に、 次のタイミ
ングで前回の計算結果を1.α、α2、α3で割る動作
を繰り返えす。また、この割算が実行される毎に、割算
結果S0’、S+’、Sa’、Ss’に基いて加算手段
によりSo’+S+’ 、 S+’+Sx’ 、 S2
’+53’が求められ、更に、So’+S+ ’ 、 
Sr”+Sx’ 、 Sx’+Ss’は単−誤り検出手
段に印加されると共に二重誤り検出手段に印加される。
更に、割算の回数は計数手段に計数保持きれる。即ち、
単−誤り検出手段によりSo’+S+□=S+’+52
’=Sx’+Ss’= 0が検出されたとき、データの
誤りが1個であることが検出きれ、そのときの計数手段
の内容で誤り位置jが判別できる。また、二重誤り検出
手段により、となったときの検出出力により、2個のデ
ータ誤りがあったこと、及び、その誤り位置間の差a(
=i−j)が判別され、また、そのときの計数8一 手段の内容で誤り位置jが判別できる。よって、aとj
により誤り位置算出手段は誤り位置iを求めることがで
きる。一方、いずれの検出も為きれなかった場合には、
3個以上の誤りがあった場合でこの場合には訂正不可能
となる。このように各手段が作用することにより、少な
いタイミング信号で簡単に誤り検出が行える。
(へ)実施例 先ず、実施例を説明する前に本発明のデータ誤り検出に
ついて説明する。CI誤り検出の場合、前述したり1)
式によりシンボルからシンドロームS0゜S、、S、、
S、を求めるのであるが、本発明の場合(1)式を次の
ように書き変える。
これは、(1)式に於けるシンボルD。−D3□の添字
を逆に付は替えたものであり、(1)’式のシンボルD
31は実際のシンボルのり。である。即ち、実際のシン
ボルはディスクから読み出された順にDo、D+、D2
・・・DIl+としているが、本発明では、逆にD31
+ D3 o・・・Doとしているので、所謂、アドレ
スが逆に付されたものとなっている。
シンボルDs+〜Doに誤りがなければ、シンドローム
S0.Sl、S2.S3ハすべてrO」となる。シカし
、シンボルD1とD+(j≦i)に誤りが発生した場合
シンドロームは、 となる。尚、E、及びE、は各々誤差成分である。
この算出されたシンドロームSo、S+、St、Ssを
各々1.α。α2.α3でj回割ったとき、各々So’
SI’、S2’、S3’となったとすると、となる。従
って、(3)式から So’+S+’=E1 (1+αl−1)    ・・
・・・・(4)5、’+S、’=α1−IE、(1+α
1−1)   ・・・・・・(5)Sz ’ + Ss
 ’−αm(+−1)E、(1+αl−1)・・・・・
・(6)が求められる。
ここで、単−誤りの場合、i=j、E、−〇と考えると
(4)(5)(6)式は So ’ 十SI’ −5r ’ + 52 ’ = 
52’ 十Ss ’ = 0・・・・・・(7)となる
。従って、<7)式が成立することを検出することによ
り単−誤りを検出できる。尚、誤り位置は、シンドロー
ムS0、S1、S2.Ssを割った回数jで示され、誤
差成分E、はシンドロームS0の値となる。
一方、二重誤りの場合、(4)(5>(6>式からIf が求められる。(8)式に於いて1−j=aとずれは、
j及びjは共にθ〜31であるから1≦a≦31となる
。従って、Sl ’ + St’、Sz’ 十Ss’を
各々α。
C2でa回割ったとき(8)式が成立することにより二
重誤りが検出できる。また、誤り位置iはa十jにより
求めることができる。更に、誤差成分E。
はり4)式から と求められる。(9)式に於いて、1+αI−1はガロ
アフィールドに於けるC1と変換することがでさ、前記
aからα′に変換してE、を求め、更に、S。
=El+E1からE r = S o −E +により
求められる。
単−誤り訂正は、検出きれた誤り位置jのシンボルに誤
差成分E、を加算することにより為きれ、二重誤り訂正
は、検出された誤り位置iとjのシンボルに誤差成分E
、とE、を各々加算することによって為きれる。
第1図は、上述した誤り検出を実現する本発明の実施例
を示すブロック図である。第1図に於いて、RAM(1
)は、ディスクから読み出され、EFM変換された各々
のフレームのシンボルD。−081(添字は実際のアド
レス順序を示す)がアドレス制御回路(図示せず)によ
り予め定められた順序で書き込まれ、また、C8とC2
の誤り検出及び訂正時やDA変換への出力時に読み出し
及び書き込みが為されるメモリであり、8ビツトのデー
タバス(2)に接続されている。シンドローム演算手段
(3)(4)(5)(6)は、各々データバス(2)に
接続され、RAM(1)から順次読み出されて来るシン
ボルD3I〜D、(添字は実際と逆のアドレスであり、
以下逆のアドレスを使用する。)を入力して、前述した
(1)′式の演算を行うと共に、算出されたシンドロー
ムS0.Sl、Sx、Ssを各々1.α、α2.α3で
割り、So’、SI’、S%、Ss’を算出するもので
ある。また、シンドローム演算手段(3)(4)(5)
(6)は、RAM(1)からシンボルDs+〜D0を読
み出すタイミング信号SVRAMと割算を実行させるタ
イミング信号5YNDCLで作られるクロックパルス5
CLKで動作し、シンドロームの計算と割算の切換えが
制御信号5CONTで為される。加算手段(7)(8)
(9)は、各々シンドローム演算手段(3)(4X5)
(6)の出力S。’、s、 ’、s、 ’、s、 ’を
入力して、So’ +S+’、St’+52′+S3′
を出力するものであり、各ビットのE−ORにより、モ
ジ口2の和を行う。加算手段(7)(8)(9)の各出
力は、誤り検出手段(10)及び単−誤り検出手段り1
1)に印加されると共に二重誤り検出手段(12)に印
加される。誤りゼロ検出手段(10)は、シンドローム
S。、Ss、Sz、Ssを算出した時点に於いて、S、
=Oであり、且つ、So 十St = Ss +Sa 
= Sa + Ss = Oであることを検出したとき
、シンボルD31”DOは正しく誤りがないと判別して
信号ZEを出力する。一方、単−誤り検出手段(11)
は、シンドローム演算手段(3)(4)(5)(6)で
計算されたシンドロームS0、S1、S、、S、を1.
α、α2.α3で1回割る毎に、り7)式が成立するこ
とを検出するものであり、(7)式が成立するとシンボ
ルに単−誤りがあったとして検出出力IEを出力する。
二重誤り検出手段(12)は、前述と同様に、シンドロ
ーム演算手段(3)(4)(5)(6)で割算が行われ
る毎に、(8)式が成立することを検出するものであり
、す、その割算結果とS。’+S+”の一致を検出する
ことにより、誤りがあること及び誤り位置情報a=i−
jが得られる。そして、二重誤り検出手段(12)から
は誤り位置情報aを示す32本の検出出力a、−,が出
力される。即ち、シンボルD s l” D o (7
) D +とDlに誤りがあった場合には、(3)式乃
至(8)式から明らかな如く、シンドロームSo、SI
、St、Ssを1゜α。α2.α3でj回割ったときに
32木の検出出力a1−301本のみが“1”となる。
しかし、三重誤り以上の誤りがあった場合には、シンド
ローム演算手段(3)(4)(5)(6)に31回の割
算を行わせる間に、検出出力a +−,に複数回検出出
力が現われる。検出出力a、−5は、32ビツトのD−
FFから成るaレジスタ(13〉に印加されると共にa
o(i=jのとき)を除いてORゲート(14)に印加
され、ORゲート(14)の出力が誤り検出出力2Eと
して出力される。計数手段(15)は、シンドローム演
算手段(3)(4)(5)(6)に1.α。α2.α3
の割算を実行させるタイミング信号5YNDCLを計数
して、その割算した回数を計数する5ビットのカウンタ
(16)と、カウンタ(16〉の出力が印加され、その
計数内容を記憶する5ビツトのD−FFから成るレジス
タ(17)とから構成される。ラッチパルス発生手段(
18)は、単−誤り検出手段(11)からの検出出力I
E及び二重誤り検出手段(12)からORゲート(14
)を介して出力される検出出力2Eが印加され、各々の
検出出力IEと2Eに基いてカウンタ(16)の計数内
容を5ビツトのレジスタ(17)に保持させるパルスj
LPをORゲート(19)から出力する。また、パルス
jLPは、シンドローム演算手段(3)の出力50′を
記憶保持する8ビツトのD−FFから成るレジスタ(2
0〉、検出出力a I−1を記憶する32ビツトのaレ
ジスタ(13)、及び、So゛+s、’を記憶する8ビ
ツトのD−FFから成るレジスタ(21)のクロックと
なる。更に、検出出力2Eに基いてラッチパルス発生手
段(18)から出力されるラッチパルスは、訂正不能判
定手段り22)に印加される。訂正不能判定手段(22
)は、印加されたラッチパルスが1個の場合には二重誤
りであると判定し、訂正制御手段(23〉に訂正を指示
すると共にフラグ制御手段(24〉にC8あるいはC2
のフラグの付加を指示する制御信号2ESIGを出力し
、また、ラッチパルスが2個以上印加された場合には、
三重誤り以上であると判定し、訂正制御手段(23〉に
訂正の禁止を指示すると共にフラグ制御手段(24)に
61あるいはC2フラグをフラグレジスタ(25)に付
加することを指示する制御信号NGを出力する。これら
、ラッチパルス発生手段(18)、訂正不能判定手段(
22)及び訂正制御手段(23)には、誤りゼロ検出手
段(10〉からの検出出力ZEが印加され、誤り無しと
検出された場合には、これらの動作が禁止される。aレ
ジスタ(13)に保持された検出出力a、−4が印加さ
れたエンコーダ(26)は、32本の信号を5ビツトの
バイナリ−データに変換するものであり、変換後の5ビ
ツトデータは誤り位置算出手段(27)に印加される。
誤り位置算出手段(27)は、計数手段(15)のレジ
スタ(17)に保持されたデータ、即ち、シンドローム
S0、S1、S、、S、を1.α、α2.α3で各々割
った回数jとi−jの5ビットデータを加算し、誤り位
置iを算出する加算回路である。誤り位置算出手段(2
7)の出力i(5ビツト)とレジスタ(17)の出力j
は、共にインバータ(28)<29)で反転されマルチ
プレクサ(30〉により選択されてRAM(1)のアド
レス制御回路に供給される。即ち、誤り位置i及びjは
、誤りの発生したシンボルのアドレスを指定し、そのシ
ンボルの訂正を行うために使用される。ここで、インパ
ーク(28)(29)によってデータj及びjを反転す
るのは、前述した如く、シンボルD0〜D!1のアドレ
スを逆に付与したため、それを元に戻すためである。
誤差算出手段(31)は、レジスタ(21)に記憶され
たSo”Sr’とaレジスタフ13)に記憶された誤り
位置情報a l−1を入力し、(9)式に基いて誤り位
置iのシンボルの誤差成分E、を算出するものであり、
1+αl−1をα”に変換するデコーダ方式が用いられ
、演算を単純化している。加算手段(32)は、誤差成
分E1とE、の和であるs’、(シンドロームS、と等
しい)と誤差算出手段(31)で算出された誤差成分E
1とのモジ口2の和を求めるものであり、各ビット毎の
E−ORにより誤差成分E、を求める。算出された誤差
成分E、及びE、は、各々マルチプレクサ(33)に印
加許れ、マルチプレクサ(33)と同じ制御信号SEL
によって選択出力される。即ち、マルチプレクサ<30
)に於いて、誤り位置データiが選択出力されたときに
は、マルチプレクサ(33)からは誤差成分E、が出力
され、誤り位置データjが選択されたときには誤差成分
E、が選択される。マルチプレクサ(33)の出力が印
加された加算手段(34)と8ビツトのD−FFから成
るレジスタ(35)は、誤り訂正を行うものであり、マ
ルチプレクサ〈30)から選択されてアドレス制御回路
に印加された誤り位置データiまたはjに基いてRAM
(1)から読み出された誤りシンボルD、あるいはり、
がレジスタ(35)に保持きれ、加算手段(34)に於
いて、誤りシンボルD、あるいはり、と誤差成分E1あ
るいはE、のモジ口2の和が為され、その加算結果、即
ち、訂正されたシンボルは、再び、RAM(1)の同じ
アドレスに記憶される。加算手段(34)の動作は、訂
正制御手段<23)から出力される制御信号ENAによ
って制御され、誤り無しと訂正不能の場合には、加算動
作は為されず、単−誤りと二重誤りの場合に加算動作が
為される。
以上、説明した誤り検出及び訂正回路は、C+誤り検出
及び訂正とC2誤り検出及び訂正の両方に使用される回
路である力釈C2誤り検出及び訂正の場合には、シンボ
ルの数がり。−D、7の28個となるため、シンドロー
ム演算手段(3)(4)(5)(6)でシンドロームs
、、s、、s、、s3を計算するタイミング数は、28
個であり、また、1.α、α2.α3で割る回数は、2
7回となる。そこで、C6誤り検出及び訂正を行う期間
では、最初にカウンタ(16)に「4」をプリセットす
るようにしている。この点についての詳細は後述する。
次に、第1図に示された回路の主な具体例を以下に説明
する。
第2図は、シンドローム演算手段(3)(4)(5)<
6)を実現する回路図であり、データバス(2)に送出
されたシンボルの各ビットb。−b7が各々印加される
E−ORゲート(36)と、E−ORゲート(36)の
出力が印加された8個のD−FF(37)と、D−F出
力を選択してE−ORゲート(36)の各入力に印加す
るマルチプレクサ(40)とから構成される。D−FF
(37)は、前述したタイミング信号SYRAMとタイ
ミング信号5YNDCLで作られるクロックパルス5C
LKで動作し、マルチプレクサ(40)は、シンドロー
ムs、、s、 、s2.s、の計算と1.α。
α2.α3の割算とを切換える制御信号5CONTによ
り制御される。即ち、シンドロームS、、S、、S。
、S、の計算を行う際には、α″演算素子(38)が用
いられ、割算によりS。’、s、’、s、’、s、°を
算出する際には□演算素子(39)が用いられる。
α0 ところで、シンドローム演算手段(3)では、(1)’
式から明らかな如く、シンドロームS、はシンボルDs
+〜D0の和であり、また、So’はSoを「1」で割
ったものであるから、演算素子(38)はα0であり、
演算手段〈3)の場合には、演算素子(38)(39)
及びマルチプレクサ(40)は不要であり、D−FF(
37)の各出力Q。−Q7を各々E−ORゲート(36
)に直接印加すれば良い。従って、シンボルD31〜D
oを順次RAM(1)から読み出すタイミング信号SV
RAMにより、最初に読み出されたシンボルD3□がD
−F F (37)に入力され、次に読み出されたシン
ボルD30は、D−FF(37)の出力、即ち、D31
とE−〇Rゲー1−(36)でモジ口2の加算処理され
てD−FF(37)に保持される。この動作を32回(
D3+からり。が読み出されるまで)繰り返えずことに
より、シンボルD。が読み出されたときには、D−FF
(37)の出力は、シンドロームS。となる。
また、シンドローム演算手段(4)では、演算前のα演
算素子り38)は、第3図(8〉に示される如く、入力
1゜−I7と出力0゜〜07が結線され、3個のE−〇
Rゲー)(41)が設けられたものであり、また、一演
算素子(39〉は、第3図(b)に示される如く、入α 力10〜17と出力00〜07が結線され、同じく3個
のE−ORゲート(42)が設けられたものである。従
って、シンドローム演算手段(4)では、タイミング信
号SYRAMにより、最初にRAM(1)から読み出さ
れD−FF(37)に記憶されたシンボルD31は、α
演算素子(38)によりαD31の乗算結果としてE−
ORゲート(36)に印加され、次にシンボルI)so
が読み出されたときには、E−ORゲート(36)に於
いて、αD!++D3゜の加算が為され、その結果がD
−FF(37)に記憶される。この動作を32回繰り返
えすことにより、(1)′式に示されたシンドロームS
1が算出され、D−FF(37)の出力Q。−Q7てE
−ORゲート(36〉の入力b0〜b、を“O”′とじ
た状態でタイミング信号5YNDCLを1個印加する毎
に、D−FF(37)に保持されたシンドロー従って、
タイミング信号5YNDCLを順次31算出できる。
更に、シンドローム演算手段(5)の演算素子(38)
α2演算素子(38)は、第3図(C)に示される入出
力関係にある素子であり、これは、第3図(a)のα演
算素子を2段直列接続したものである。一方、子を2段
直列接続したものである。また、シンドローム演算手段
り6)の演算素子(38)はα3であり、は第3図(b
)を3段直列接続したものである。
いずれのシンドローム演算手段(5)(6)も前述と同
様にタイミング信号SYRAMにより(1)式のシンド
ロームS、及びS3を算出し、タイミング信号S第4図
は、二重誤り検出手段(12)の構成を示す一24= ブロック図である。二重誤り検出手段(12)は、31
個従統接続された一演算素子(43)と、31個従統(
43)(44)の出力と加算手段(7)からの出力S。
’+5.’が印加された一致検出回路(45)とから構
成され、初段の一演算素子(43)にSI’+5ffi
’が印加され、初れた素子である。また、−数構出回路
(45)は、第5図に示される如く、So”St’の各
ビットが印加E−ORゲート(46)と、s、’+s、
’の各ビットが印れたE−ORゲート(47)と、E−
ORゲート(46〉及び(47)の出力が印加されたN
ORゲー) (48)とから構成され、(8〉式が成立
することを検出する。
即ち、1段目に設けられた一致検出回路り45)の出力
a、は、1−j=1のとき“1″となる出力であり、2
段目に設けられた一致検出回路(45)の出力a、は、
1−j=2のとき“1゛′となる出力であり、同様に3
1段目の出力as+までi−jの数値に対応して順次“
1″となる。従って、シンドローム演算手段(3)(4
)(5)(6)で1.α、α2.α3で1回割算が実行
きれる毎に、二重誤り検出手段(12)に於いて、(8
)式が成立するか否かが判定され、二重誤りがあれば、
j回目の割算の結果を判定したとき、a、〜a11のい
ずれかが“1”となることにより、二重誤り検出と誤り
位置情報i−jが得られる。尚、−数値検出回路(45
’)は1−j=0を検出するものであり、単−誤りのと
き“1゛を出力する。
第6図は、誤差算出手段<31)の回路図であり、二重
誤り検出手段(12〉からの検出出力a1〜a31を入
力するROM(49)と、ROM(49)の出力により
、s、’+s、’の8ビツトデータ下位ビットからA。
B、C,・・・・・・G、Hとする)を選択的に加算し
、誤差成分E1の各ピッl−E、−0〜E+−t<計8
ビット)を作成する選択加算回路(50)とから構成さ
れる。前述した如く、誤差算出手段(31)は、(9)
式を演算するものであり、この場合、1+αI−1はα
1と変換することができ、ROM(49)は、1+αI
−1からα′の変換を行うと共に、8ビツトのデータを
αゝで割った場合の結果の各ビット構成を決定するもの
である。例えば、1−3=1の場合、1+αはα26と
変換され、So”St’をα26で割った結果書られる
誤差成分E、の各ビットは、E + −7= A + 
B + C+ D + E + F + G + )(
El−6=A+B+C十D+E+F+GEl−5=A+
B十C十り十E+F El−4= A + B + C十D + EEl−3
=E+F十G+H El−2==A+B+C E + −I==C+ D + E + F 十G +
 HE、−8−B十C十り+E十F+G+Hとなる。従
って、各El−7〜El−Dを作成する選択加算回路(
50)は、ANDゲート(51)に於いて、ROM(’
49)から各々出力きれた信号に基いて、5o’+S1
゛の8ビットデータA−Hを選択し、E−ORゲート(
52)によりモジ口2の加算を行う、従って、実際の割
算を行わなくとも、検出出力a、〜a3+の印加により
、誤差成分E1がリアルタイムで得られる。
次に、第1図に示された回路によりC1及びC2誤り検
出及び訂正の動作を第7図を参照して簡単に説明する。
第7図に示す如く、1フレームの処理期間は、T、〜T
6のタイミングとT、〜T6の各々を構成するt。〜t
agの49個のタイミングから成る。CI誤り検出及び
訂正は、T、−T、のタイミングで実行きれ、C1誤り
検出及び訂正は、■4〜T6のタイミングで実行される
。先ず、タイミングT1のt。に於いて発生するクリア
パルスCINTにより、シンドローム演算手段(3)(
4)(5)(6)及び各部のD−FF等がリセットされ
る。このタイミングT1は、RAM(1)に記憶きれた
32個のシンボルD8.−Doを順次読み出してシンド
ロームs、 、s、 、52 、s、を計算するタイミ
ングであり、タイミングt0〜t4gの中にタイミング
信号SVRAMが32個発生するよう振り分けられてい
る。従って、32個目のタイミング信号SYRAMが発
生したときには、シンドロームSo、S1.5x−5s
が計算し終わる。次に、タイミングT2は、誤り検出を
行うタイミングであり、その中にタイミング信号5YN
DCLが32個発生するように振り分けられている。ま
た、タイミングT2のタイミングt0で発生するクリア
パルス5INTにより、第1図に示されたANDゲート
(53)の出力が発生しカウンタ(16)にrO」がプ
リセットされる。従って、タイミング信号5YNDCL
が発生する毎に、カウンタ(16)がカウントアツプす
ると共に、シンドローム演算手段(3)(4)(5)(
6)に於いて1.α、α2.α3の割算が1回実行され
、その結果に基いて単−誤り検出及び二重誤り検出が為
される。タイミング信号5YNDCLが32個発生し終
った時、単−誤りあるいは二重誤りがあった場合には、
その誤り位置の一″y5jがレジスタ(17)に保持さ
れ、また、シンドロームS。+ S + + 52、S
sを1.α、α2.α3でj回割ったときのデータS。
゛がレジスタ(20)に、S=”St’がレジスタフ2
1)に、更に、二重誤り検出結果a1〜,1がaレジス
タ(13)に保持されている。更に、誤り無し、単−誤
り、二重誤り、あるいは訂正不能の検出結果は、訂正制
御手段(23)及び訂正不能判定手段(22)に指示さ
れている。タイミングT、は訂正の実行を行うタイミン
グであり、■、のタイミング中に制御信号SELにより
誤り位置iを選択してそのアドレスのシンボルD、を読
み出すタイミングと、加算手段(34)で訂正されたシ
ンボルD、を再びRAM(1)の同一アドレスに書き込
むタイミングとが振り分けられ、同様に誤り位置jの訂
正を行う読み出し及び書き込みのタイミングが設けられ
ている。従って、タイミングT、では、タイミングT2
に於いて、レジスタ(13) 、 (20)及び(21
)に保持されたデータに基いて前述の処理が為され、そ
の結果を使用した訂正が実行される。
C3誤り検出及び訂正の場合、対象となるシンボルはD
!7〜D0の28個である。従って、タイミングT、に
於いて、シンボルD!?〜D0を読み出しシンドローム
S。、S+、Sa、Ssを計算するタイミング信号SV
RAMは28個である。タイミングt。で発生するクリ
アパルス5INTにより、CI誤り検出及び訂正時に保
持されたデータをすべてクリアし、その後、28個のタ
イミング信号SYRAMにより、C8のシンドロームS
0、S1、S、、S、が得られる。
タイミングT5に於いて、タイミングt0でクリアパル
ス5INTが発生ずると第1図のANDゲー1−(54
)の出力によりカウンタ(16〉に14」がプリセット
される。
ここで、r4」をプリセットする意味を説明する。前述
した如<RAM(1)内には、アドレス  0123 
・・・・・・・・・3031シンボル  D。D、  
D2D、・・・・・・・・・D3o  I)s+i、j
の値 31 30 29 28・・・・・・・・・10
のように、ディスクから読み出されたシンボル順にアド
レスが付されている。しかし、(1)式の如く、シンボ
ルD。−D$1に乗算されるαの指数は、アドレスと逆
であり、第1図の回路で求められるi及びjは実際のア
ドレスと逆になる。従って、第1図に示される如く、i
及びjを表わす5ビツトのバイナリ−データ(2’=3
2である)をインバータ(28)(29)で反転するこ
とで実際のアドレスが得られる。しかし、C2誤り検出
及び訂正の場合には、処理されるシンボルは、アドレス
θ〜27までのシンボルであるため、i及びjの取り得
る数値は0〜27となる。従って、i、jの数値をその
まま反転したのでは、実際のアドレスと14」ずれてし
まうので、反転する前に14」を加算しなければならな
い。即ち、「4」を加算する加算回路が必要となる力釈
 jを計数するカウンタ(16)に予めr4Jをプリセ
ットしておけば加算回路は不必要で、全く同じ回路を使
用することができる。
カウンタ(16)にr4.がプリセットされた後、タイ
ミング信号中に発生きれるタイミング信号5YNDCL
は、28個であり、この信号により前述のタイミングT
2と全く同様の動作によりC2の誤り検出が為される。
そして、タイミングT6に於いて、タイミングT、と同
じ動作によりC2の誤り訂正が実行される。
(ト〉発明の効果 上述の如く本発明によれば、RAMからシンポルを読み
出すと共にシンドロームを計算するタイミング信号とシ
ンドロームS0、S1、Sx、Ssを1.α。
C2,C3で割るタイミング信号により誤り検出が実現
できるため、演算に必要なタイミング信号の数が減少す
る。また、誤り検出の演算を直接行うための対数変換等
のROMが不必要となり、回路構成が簡単となって素子
数が減少する利点がある。
更に、誤り検出速度も速くなる利点も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図に示されたシンドローム演算手段の具体的な構成を
示すブロック図、第3図は第2図第4図は第1図に示き
れた二重誤り検出手段の具体的なブロック図、第5図は
第4図に示された一致検出回路の回路図、第6図は誤差
算出手段の構成を示す回路図、第7図は第1図の実施例
の動作を示すタイミング図である。 (1)・・・RAM、 (2)・・・データバス、  
(3)(4)(5)(6)・・・シンドローム演算手段
、 (7)(8)(9)・・・加算手段、 (10)・
・・誤りゼロ検出手段、 (11〉・・・単−誤り検出
手段、 〈12〉・・・二重誤り検出手段、(13)・
・・aレジスタ、 (15)・・・計数手段、 (18
〉・・・ラッチパルス発生手段、(20)(21)・・
・レジスタ、(22)・・・訂正不能判定手段、(23
)・・・訂正制御手段、(26)・・・エンコーダ、 
(27)・・・誤り位置算出手段、(30)(33)・
・・マルチプレクサ、 (28)(29)・・・インバ
ータ、 (31)・・・誤差算出手段。 出願人 三洋電機株式会社外1名 代理人 弁理士 西野卓嗣 外1名 第2図 ■。 I、  I2工、  I4m、  1ム エ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、リード・ソロモン符号に基いたデータの誤りを検出
    するデータ誤り検出回路に於いて、入力されたデータか
    らシンドロームS_0、S_1、S_2、及びS_3を
    算出し、該シンドロームS_0、S_1、S_2、及び
    S_3を1、α、α^2、α^3(αは8次の原始多項
    式の根)で割るシンドローム演算手段と、前記シンドロ
    ームS_0、S_1、S_2、及びS_3がすべて「0
    」であることを検出する誤りゼロ検出手段と、前記シン
    ドローム演算手段で1、α、α^2、α^3で割算した
    回数jを計数保持する計数手段と、前記割算の結果S_
    0′、S_1′、S_2′、S_3′に基いてS_0′
    +S_1′、S_1′+S_2′、S_2′+S_3′
    を算出する加算手段と、該S_0′+S_1′、S_1
    ′+S_2′、S_2′+S_3′がすべて「0」とな
    ったことを検出する単一誤り検出手段と、前記S_1′
    +S_2′、S_2′+S_3′を各々α、α^2で順
    次割り、S_0′+S_1′=(S_1′+S_2′)
    /α^a=(S_2′+S_3′)/α^2^aとなっ
    たときのa(a=i−j、i、jは誤り位置)を検出す
    る二重誤り検出手段と、前記計数手段に保持されたjと
    前記aからiを求める誤り位置算出手段と、前記S_0
    ′+S_1′及びaに基いて誤差成分を算出する誤差算
    出手段とを備えたことを特徴とするデータ誤り検出回路
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