JPS63218405A

JPS63218405A - 走行クレ−ンの昇降キヤレツジ駆動装置

Info

Publication number: JPS63218405A
Application number: JP5257887A
Authority: JP
Inventors: Yukihiro Goto; 行宏後藤
Original assignee: Daifuku Co Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd
Priority date: 1987-03-06
Filing date: 1987-03-06
Publication date: 1988-09-12
Anticipated expiration: 2009-01-05
Also published as: JPH06562B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野ン本発明は、自動倉庫に於いて棚に対する入出庫作業用に
使用される走行クレーンの昇降キャレッジ駆動装置に関
するものである。

（従来の技術及びその問題点）この種の走行クレーンに於ける昇降キャレッジ駆動装置
として、両端を昇降キャレッジに係止されたチェ７をキ
ャレノジ昇降経路にそってループ状に張設し、当該チェ
ンの中間部を駆動ユニットに於ける駆動歯輪に係合させ
、前記チェ７の正逆回動により前記キャレッジを昇降さ
せるようにしたキャレッジ駆動装置が知られている。

このようなルーブチエン方式のキャレッジ駆動装置は軽
荷重用クレーンに活用されていたが、取り扱う荷の重量
アンプに伴って昇降駆動用モーターの負担軽減のために
カウンターウェイトを併用しなければならない場合があ
る。このような場合、従来のルーブチエン方式のキャレ
フジ駆動装置によって昇降駆動されるキャレッジにカウ
ンターウェイトを専用のチェ７を介して釣瓶方式に連結
することも出来るが、使用チェンの本数（全長）が増加
して不経済である。

（問題点を解決するための手段）そこで本発明は、従来のルーブチエン方式のキャレノジ
駆動装置に於けるチェンの中間位置にカウンターウェイ
トを介装することによって、使用チェンの本数（全長）
を増加させることなく所期の目的を達成せんとするもの
であって、その特徴は、昇降キャレッジの左右両端部を
吊り下げる２本の吊り下げ用チェンをキャレッジ昇降経
路脇の支柱内に昇降可能に遊嵌されたカウンターウェイ
トに連結し、このカウンターウェイトに一端を連結した
リターン側チェンを、キャレッジ昇降経路の下端側に設
置した駆動歯輪とチェンテークアンプ用可動歯輸とに係
合させた後に前記昇降キャレッジに連結し、前記チェン
テークアップ用可動歯輪のチェン切れ時の移動を検出す
る検出機構と、前記吊り下げ用チェンの切断を昇降キャ
レッジとの連結部に於いて検出する検出機構とを設けた
点にある。

（実施例）以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、第１図及び第２図に於いて、１はクレーン下部
フレームであって、床面上に敷設された下部ガイドレー
ル２上を転勤する駆動車輪３と従動車輪４とを備えてい
る。５は天井側に架設された上部ガイドレール６と係合
する振れ止め用垂直軸ローラー７を備えたクレーン上部
フレームであって、前記下部フレーム１に前後一対の垂
直な支柱８ａ、８ｂを介して連結されている。９は支柱
９ａ、９ｂ間で昇降可能に支持された昇降キャレッジで
あって、ランニングフォーク等の荷移載手段１０が搭載
されている。

第２図及び第５図に示すように、前記昇降キャレッジ９
の曲後両端にはキャレッジ吊り下げチェンＩＩＡ、１２
Ａの一端１１ａ、１２ａが係止されている。一方のチェ
ンＩＩＡは、上部フレーム５の一端内部に軸支された案
内歯輪１３によって下向きに転向された後、支柱８ａ内
に導入されており、他方のチェン１２Ａは、上部フレー
ム５の他端内部に軸支された案内歯輪１４及び前記案内
歯輪１３と同軸上で支承された案内歯輪１５を経由して
前記支柱８ａ内に導入されている。

支柱８ａ内に導入されたチェンＩＩＡ、１２Ａの遊端に
は、当該支柱８ａ内に昇降可能に遊嵌されたカウンター
ウェイトＷの上端部が連結され、当該カウンターウェイ
トＷの下端部には、リターン側チェンＩＩＢ、１２Ｂの
一端が連結されている。このリターン側チェンＩＩＢ、
１２Ｂは、第２図、第４図及び第５図に示すように当該
支柱８ａの下端と下部フレーム１の上面とにわたって形
成された開口部１６を経由して下部フレーム１内に導か
れている。そして当該下部フレーム１内に軸支された同
軸一体の駆動歯輪１７，１８とテークアツプ用可動歯輪
１９，２０とに夫々案内歯輪２１〜２６を介して係合せ
しめられた後、支柱８ａの内側で下部フレーム１の上面
に設けられた開口部２７より再び下部フレーム１の上方
に導かれた前記チェン１１Ｂ、１２Ｂは、支柱８ａに沿
う状態で遊端部１１ｂ、１２ｂが前記昇降キヤレッジ９
の支柱８ａに隣接する箇所に係止されている前記テーク
アツプ用可動歯輪１９．２０は、リターン側チェン１１
Ｂ、１２Ｂの切断検出機構を兼用するチェンテークアソ
ブ機構２８を構成するものであって、当該機構２８は、
前記テークアツプ用可動歯輪１９．２０、これら可動歯
輪１９゜２０の各々を各別に軸支する軸受２９、下部フ
レーム１の長さ方向（クレーン走行方向）に移動可能に
支持され且つ先端に前記軸受２９が連設された２本のガ
イドロッド３０、各ガイドロッド３０を各別にチェン緊
張方向に付勢するスプリング３１、前記ガイドロフト３
０に取り付けられたスイッチ操作片３２、及び前記チェ
ン１１Ｂ又は１２Ｂの切断に伴って前記可動歯輪１９．
２０がスプリング３１の付勢力により一定以上移動した
ことを前記スイッチ操作片３２を介して各別に検出する
２つのりミントスイッチ３３から構成されている。

一方、前記キャレッジ吊り下げチェン１１Ａ。

１２Ａの一端１１ａ、１２ａと昇降キヤレソジ９との連
結箇所には、第６図に示す吊り下げチェン切断検出機構
３４が各々介装されている。この機横３４は、昇降キャ
リッジ９に昇降可能に支持され且つ上端部に前記チェン
１１Ａ又は＋２Ａが係止された昇降ガイドロッド３５、
この昇降ガイドロッド３５を下降方向に付勢するスプリ
ング３６、前記昇降ガイドロッド３５の下端部に取り付
けられたスイッチ操作片３７、及び前記チェン１１Ａ又
は＋２Ａの切断に伴って前記昇降ガイドロッド３５がス
プリング３６の付勢力で一定以上下降したことを前記ス
イッチ操作片３７を介して検出するリミットスイッチ３
８から構成されている。

尚、３９は前記駆動車輪３を正逆回転駆動する減速機付
きモーター、４０は前記駆動歯輪１７゜１８を正逆回転
駆動する減速機付きモーターである。

以上のように構成された走行クレーンは、モーター３９
によって駆動車輪３を回転させることにより下部ガイド
レール２にそって走行させることが出来る。そして昇降
キャリッジ９を目的の入出庫作業レベルまで昇降させる
ときは、モーター４０により駆動歯輪１７，１８を回転
させる。この結果、両端１１ａ、＋１ｂ及び１２ａ、？
２ｂが昇降キャリッジ９に係止され且つ中間部にカウン
ターウェイトＷが介装された上下ループ状のチェンＩＩ
Ａ、ＩＩＢ及び１２Ａ、１２Ｂが回動し、昇降キャリッ
ジ９が支柱８ａ、８ｂにそって昇降移動することになる
。このときカウンターウェイトＷは昇降キャリッジ９の
昇降に伴って前記支柱８ａ内をその全長にわたって逆方
向に昇降運動することになる。

昇降キャリッジ９が前記のようにチェンＩＩＡ、１１Ｂ
及び１２Ａ、１２Ｂによって昇降駆動されるとき、リタ
ーン側チェンＩＩＢ、１２Ｂには前記テークアツプ機構
２８のスプリング３１の付勢力が可動歯輪１９．２０を
介して作用しており、常に略一定の張力が働いている。

又、可動歯輪１９．２０は動滑車として作用するので、
この可動歯輪１９，２０がチェン１１Ｂ、１２Ｂを引っ
張る長さくテークアツプ化）は可動歯輪１９，２０の移
動距離の倍の長さとなる。

昇降キャリッジ９を吊り下げているチェン１１Ａ又は１
２Ａが何らかの原因で切断した場合、切れた方のチェン
ＩＩＡ又は１２Ａを昇降キャリッジ９に連結している昇
降ガイドロッド３５がスプリング３６の付勢力で下降し
、このガイドロッド３５の移動をスイッチ操作片３７を
介してリミットスイッチ３８が検出することになるので
、このリミットスイッチ３８の検出動作から吊り下げチ
ェンＩＩＡ又は１２Ａの切断事故を検出することが出来
る。

又、リターン側チェ７１１Ｂ又は１２Ｂが何らかの原因
で切断した場合には、切れた方のチェン１１Ｂ又は１２
Ｂを掛張している可動歯輪１９又は２０がスプリング３
１の付勢力でガイドロッド３０と共に一定距離以上移動
し、この移動をスイッチ操作片３２を介してリミットス
イッチ３３が検出することになるので、このリミットス
イッチ３３の検出動作から吊り下げチェン１１Ｂ又は１
２Ｂの切断事故を検出することが出来る。

（発明の作用及び効果）以上のように実施し得る本発明による昇降キャレンジ駆
動装置によれば、キャリッジ昇降経路にそって上下ルー
プ状に張設されたキャレノジ昇降駆動用チ工ンの中間位
置にカウンターウェイトを介装したので、カウンターウ
ェイト吊り下げ専用のチェンを別に使用する必要がなく
、安価に実施することが出来る。しかもカウンターウェ
イト及びキャリッジを吊り下げる吊り下げチェンの切断
はキャリッジ側のチェン切断検出機構によって確実に検
出させ、リターン側のチェンの切断は、駆動歯輪から前
記昇降キャリッジに至るリターン側チェンを緊張させる
ためのチェンテークアップ用可動歯輸を利用したチェン
切断検出機構により確実に検出させることが出来る。又
、前記リターン側チェンに対するテークアツプ機構をキ
ャリッジ昇降経路の下端側に配設したので、当該テーク
アツプ機構が昇降キャリッジから垂下するチェンの重量
を受けることはない。従ってテークアツプ機構に於ける
スプリングの小型化を図ることが出来る。又、同一のス
プリングを使用するならば、チェンに与える張力を大幅
に増大することが出来、高揚程のクレーンに於いても比
較的小型のテークアツプ機構により所期の目的を達する
ことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はクレーン全体の側面図、第２図は同一部切り欠
き拡大側面図、第３図はクレーン下部フレームの平面図
、第４図は要部の拡大縦断側面図、第５図はキャレッジ
吊り下げチェンの張設状態を示す斜視図、第６図はキャ
レッジ吊り下げチェンの切断検出機構を示す側面図であ
る。１・・・クレーン下部フレーム、３・・・駆動車輪、８
ａ、５ｂ・・・支柱、９・・・昇降キャレノジ、１１，
１２・・・キャレッジ吊り下げチェン、１３〜１５．２
１〜２６・・・案内歯輪、１６．２７・・・開口部、１
７．１８・・・駆動歯輪、１９．２０・・・可動歯輪、
２８・・・チェン切断検出機構兼用のチェンテークアノ
プ機構、２９・・・軸受、３０．３５・・・ガイドロン
ド、３１．３６・・・スプリング、３３．３８・・・リ
ミットスイッチ。第１図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

昇降キャレッジの左右両端部を吊り下げる２本の吊り下
げ用チェンをキャレッジ昇降経路脇の支柱内に昇降可能
に遊嵌されたカウンターウェイトに連結し、このカウン
ターウェイトに一端を連結したリターン側チェンを、キ
ャレッジ昇降経路の下端側に設置した駆動歯輪とチェン
テークアップ用可動歯輪とに係合させた後に前記昇降キ
ャレッジに連結し、前記チェンテークアップ用可動歯輪
のチェン切れ時の移動を検出する検出機構と、前記吊り
下げ用チェンの切断を昇降キャレッジとの連結部に於い
て検出する検出機構とを設けて成る走行クレーンの昇降
キャレッジ駆動装置。