JPS6321827Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321827Y2 JPS6321827Y2 JP1982123452U JP12345282U JPS6321827Y2 JP S6321827 Y2 JPS6321827 Y2 JP S6321827Y2 JP 1982123452 U JP1982123452 U JP 1982123452U JP 12345282 U JP12345282 U JP 12345282U JP S6321827 Y2 JPS6321827 Y2 JP S6321827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- dowel
- spiral
- protrusion
- lock sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 12
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は自動車等の排気系統に用いる螺旋管
とダボパイプとの連結構造に関するものである。
とダボパイプとの連結構造に関するものである。
従来の技術
現在の一般的な自動車の排気系統としては、第
8図に示すように、車体前部に搭載したエンジン
21の排気ガスを車体後部から排気する関係上、
エンジン21の排気ガスはフロントパイプ22に
よつて螺旋管1に導かれ、この螺旋管1により振
動が吸収された後、さらにセンターパイプ24を
介してメインマフラー25に導入され、テールパ
イプ26より排気するように構成されている。
8図に示すように、車体前部に搭載したエンジン
21の排気ガスを車体後部から排気する関係上、
エンジン21の排気ガスはフロントパイプ22に
よつて螺旋管1に導かれ、この螺旋管1により振
動が吸収された後、さらにセンターパイプ24を
介してメインマフラー25に導入され、テールパ
イプ26より排気するように構成されている。
ところで、それぞれが別部材からなる、フロン
トパイプ22、螺旋管1、センターパイプ24を
連結するには、それぞれの相互間を嵌合させ、し
かも排気ガスが漏れないように気密状態に接合す
る必要がある。
トパイプ22、螺旋管1、センターパイプ24を
連結するには、それぞれの相互間を嵌合させ、し
かも排気ガスが漏れないように気密状態に接合す
る必要がある。
ところが、ストレートな通常のパイプ相互の接
合と異り、螺旋管1とフロントパイプ22、セン
ターパイプ24との接合に当つては、螺旋管1が
螺旋溝を有することから両者を気密状態に接合す
ることは、きわめて高度の溶接技術を必要とし、
これを、とうてい製造現場の排気系統の組み立て
ライン中に導入することができない。
合と異り、螺旋管1とフロントパイプ22、セン
ターパイプ24との接合に当つては、螺旋管1が
螺旋溝を有することから両者を気密状態に接合す
ることは、きわめて高度の溶接技術を必要とし、
これを、とうてい製造現場の排気系統の組み立て
ライン中に導入することができない。
このために螺旋管1に対して、あらかじめ、次
に接合するパイプであるフロントパイプ22、セ
ンターパイプ24などのパイプとの接合を容易に
するために、一種の継手の役を果たす、比較的短
寸のストレートなパイプである、いわゆるダボパ
イプ2を連結させておくことが一般に行われてい
る。
に接合するパイプであるフロントパイプ22、セ
ンターパイプ24などのパイプとの接合を容易に
するために、一種の継手の役を果たす、比較的短
寸のストレートなパイプである、いわゆるダボパ
イプ2を連結させておくことが一般に行われてい
る。
そして、このような螺旋管1とダボパイプ2と
の連結は、上記の排気系統組み立てラインとは、
その製造現場を別にして、別途、溶接の熟練者に
より、第1,2図に示すように、すみ肉全周溶接
3により両者を気密状態に接合することがなされ
ている。
の連結は、上記の排気系統組み立てラインとは、
その製造現場を別にして、別途、溶接の熟練者に
より、第1,2図に示すように、すみ肉全周溶接
3により両者を気密状態に接合することがなされ
ている。
考案が解決しようとする問題点
ところで、これによるときは、通常ダボパイプ
と螺旋管の板厚差が大きく、これらを、気密性よ
く溶接するためには相当の技量を必要とし、熟練
工でないと出来ないという問題があり、さらに、
このような溶接によつても、なおかつ、排気系統
の熟応力の繰り返し負荷に伴う溶接部分の局部的
破損を避けることができず、このため、この破損
部分により気密性が損なわれ、排気ガスが、この
破損部分を通じて外部へ漏れることとなり、長期
にわたる完全な気密性が要求される排気系統ライ
ンにとつては、その実用上不適当であるという問
題も生じていた。
と螺旋管の板厚差が大きく、これらを、気密性よ
く溶接するためには相当の技量を必要とし、熟練
工でないと出来ないという問題があり、さらに、
このような溶接によつても、なおかつ、排気系統
の熟応力の繰り返し負荷に伴う溶接部分の局部的
破損を避けることができず、このため、この破損
部分により気密性が損なわれ、排気ガスが、この
破損部分を通じて外部へ漏れることとなり、長期
にわたる完全な気密性が要求される排気系統ライ
ンにとつては、その実用上不適当であるという問
題も生じていた。
そこで、この考案は、このような問題を有する
すみ肉全周溶接の手段によることなく、より実用
的な螺旋管とダボパイプの連結構造を提供するこ
とをその目的とするものである。
すみ肉全周溶接の手段によることなく、より実用
的な螺旋管とダボパイプの連結構造を提供するこ
とをその目的とするものである。
問題点を解決するための手段および実施例
以下、第3〜7図により、この考案の構成およ
び実施例を説明すると、自動車等の排気系統に用
いる螺旋管1の端面から、この螺旋管1の螺旋5
の内周に嵌合するように形成された突起6を一側
周面部に形成したダボパイプ2を、この突起6
が、螺旋管1の端面よりもやや深く、螺旋管1の
端部螺旋5の一山程度がダボパイプ2の平坦部上
に位置するように螺入する。
び実施例を説明すると、自動車等の排気系統に用
いる螺旋管1の端面から、この螺旋管1の螺旋5
の内周に嵌合するように形成された突起6を一側
周面部に形成したダボパイプ2を、この突起6
が、螺旋管1の端面よりもやや深く、螺旋管1の
端部螺旋5の一山程度がダボパイプ2の平坦部上
に位置するように螺入する。
なお、図中8は、必要により形成される副突起
である。
である。
つぎに、このダボパイプ2の外周に、密接状態
に嵌合される円筒状のロツクスリーブ4を押入状
態に嵌入させる。
に嵌合される円筒状のロツクスリーブ4を押入状
態に嵌入させる。
なお、この場合の嵌合形式は、第5,7図のよ
うな、螺子7,9による螺合でもよいし、また第
6図のようなスライド形式でもよい。
うな、螺子7,9による螺合でもよいし、また第
6図のようなスライド形式でもよい。
そして、このようなロツクスリーブの押入作用
により、このロツクスリーブ4の端面10と、上
記ダボパイプ2の突起6との間で、上記螺旋管1
の端部の螺旋は、一山程度押しつぶされて圧挾持
される。
により、このロツクスリーブ4の端面10と、上
記ダボパイプ2の突起6との間で、上記螺旋管1
の端部の螺旋は、一山程度押しつぶされて圧挾持
される。
なお、このとき第6図のように、さらにブレー
ド13も併せて介在させることもある。
ド13も併せて介在させることもある。
つぎに、この状態で、これらダボパイプ2とロ
ツクスリーブ4とを、すみ肉の点付溶接、または
スポツト溶接などの溶接部12により固定するよ
うにしたものである。
ツクスリーブ4とを、すみ肉の点付溶接、または
スポツト溶接などの溶接部12により固定するよ
うにしたものである。
なお、図中11はシール材であり、また螺旋管
1は、第7図のように復層とされる場合もある。
1は、第7図のように復層とされる場合もある。
考案の作用効果
この考案は、螺旋管1の端面から、この螺旋管
の螺旋5内周に嵌合する突起6を一側周面部に形
成したダボパイプ2を螺入して、上記突起6が螺
旋管1の端部螺旋から一山程度入り込んだ状態に
位置させ、さらに、このダボパイプ2に対し、そ
の外周に密接状態に嵌合される円筒状のロツクス
リーブ4を押入状態に嵌合させ、このロツクスリ
ーブ4の端面と上記ダボパイプ2の突起6との間
に介在する螺旋管1の螺旋5を気密状態に押しつ
ぶし、かつ、この状態でダボパイプとロツクスリ
ーブの相互が移動しないように、これらの相互を
すみ肉の点付溶接、または、スポツト溶接による
溶接部12により適宜固定することで、螺旋管と
ダボパイプとが気密的に、かつ強固に連結するこ
とができるので、従来のような熟練を要する、す
み肉全周溶接によることなく螺旋管とダボパイプ
の連結が可能となり、また、従来のものが、すみ
肉全周溶接であつたがゆえに、熟応力の繰り返し
負荷により生じていた溶接部の局部的な破損の憂
いからも開放され、自動車等の排気系統に用いる
螺旋管とダボパイプの連結構造として耐久性のあ
るものを提供できたこととなる。
の螺旋5内周に嵌合する突起6を一側周面部に形
成したダボパイプ2を螺入して、上記突起6が螺
旋管1の端部螺旋から一山程度入り込んだ状態に
位置させ、さらに、このダボパイプ2に対し、そ
の外周に密接状態に嵌合される円筒状のロツクス
リーブ4を押入状態に嵌合させ、このロツクスリ
ーブ4の端面と上記ダボパイプ2の突起6との間
に介在する螺旋管1の螺旋5を気密状態に押しつ
ぶし、かつ、この状態でダボパイプとロツクスリ
ーブの相互が移動しないように、これらの相互を
すみ肉の点付溶接、または、スポツト溶接による
溶接部12により適宜固定することで、螺旋管と
ダボパイプとが気密的に、かつ強固に連結するこ
とができるので、従来のような熟練を要する、す
み肉全周溶接によることなく螺旋管とダボパイプ
の連結が可能となり、また、従来のものが、すみ
肉全周溶接であつたがゆえに、熟応力の繰り返し
負荷により生じていた溶接部の局部的な破損の憂
いからも開放され、自動車等の排気系統に用いる
螺旋管とダボパイプの連結構造として耐久性のあ
るものを提供できたこととなる。
第1〜2図は従来例の一部断面図、第3〜7図
は、この考案の各実施例の説明図、第8図は、一
般的な自動車の排気系統の説明図である。 1……螺旋管、2……ダボパイプ、4……ロツ
クスリーブ、5……螺旋、6……突起、10……
端面、12……溶接部。
は、この考案の各実施例の説明図、第8図は、一
般的な自動車の排気系統の説明図である。 1……螺旋管、2……ダボパイプ、4……ロツ
クスリーブ、5……螺旋、6……突起、10……
端面、12……溶接部。
Claims (1)
- 螺旋管1の端面から、この螺旋管の螺旋5内周
に嵌合する突起6を一側周面部に形成したダボパ
イプ2を螺入して、上記突起6が螺旋管1の端部
螺旋から一山程度入り込んだ状態に位置させ、さ
らに、このダボパイプ2に対し、その外周に密接
状態に嵌合される円筒状のロツクスリーブ4を押
入状態に嵌合させ、このロツクスリーブ4の端面
と上記ダボパイプ2の突起6との間に介在する螺
旋管1の螺旋5を気密状態に押しつぶし、かつ、
この状態でダボパイプとロツクスリーブの相互が
移動しないように、これらの相互をすみ肉の点付
溶接、または、スポツト溶接による溶接部12に
より固定したことを特徴とする自動車等の排気系
統に用いる螺旋管とダボパイプとの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12345282U JPS5927382U (ja) | 1982-08-14 | 1982-08-14 | 自動車等の排気系統に用いる螺旋管とダボパイプとの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12345282U JPS5927382U (ja) | 1982-08-14 | 1982-08-14 | 自動車等の排気系統に用いる螺旋管とダボパイプとの連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927382U JPS5927382U (ja) | 1984-02-20 |
JPS6321827Y2 true JPS6321827Y2 (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=30281796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12345282U Granted JPS5927382U (ja) | 1982-08-14 | 1982-08-14 | 自動車等の排気系統に用いる螺旋管とダボパイプとの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927382U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4877413A (ja) * | 1972-01-18 | 1973-10-18 |
-
1982
- 1982-08-14 JP JP12345282U patent/JPS5927382U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4877413A (ja) * | 1972-01-18 | 1973-10-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927382U (ja) | 1984-02-20 |
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