JPS6321665Y2 - - Google Patents
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- JPS6321665Y2 JPS6321665Y2 JP1979015891U JP1589179U JPS6321665Y2 JP S6321665 Y2 JPS6321665 Y2 JP S6321665Y2 JP 1979015891 U JP1979015891 U JP 1979015891U JP 1589179 U JP1589179 U JP 1589179U JP S6321665 Y2 JPS6321665 Y2 JP S6321665Y2
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- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 10
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 12
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 3
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 description 1
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- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車のサイドウインドガラス等を
モータの正逆転によつて自動的に昇降させるウイ
ンド自動昇降装置の改良に関するものである。
モータの正逆転によつて自動的に昇降させるウイ
ンド自動昇降装置の改良に関するものである。
従来、この種の装置においては、特開昭51−
104719号の如く、瞬時操作スイツチを押すだけ
で、自動的にウインドが昇降を継続すべく、操作
スイツチを離してもモータが回転している間は自
己保持回路によりモータへの給電を続ける装置が
ある。この装置は、操作性は良いが反面、乗員が
上昇下降の選択を誤つて操作スイツチを押してし
まつた場合にも、ウインドを意図しない方向に動
かし続けてしまうという欠点がある。操作者が自
動車の所有者であれば、誤りに気付きすぐ操作ス
イツチを逆側に押して、モータの回転即ちウイン
ドの昇降を止める事もできるが、そうでない者の
場合、操作スイツチの操作を習熟していないの
で、操作スイツチを逆側に押せば良いのではない
かと気付き、その行動をとる迄に時間を要する。
ウインドが上昇中で窓枠内で障害物があつた場合
にこの様な事態が起きると、スイツチの操作者は
驚き操作スイツチから手を離すが、その後どう対
処すべきか迷つている内に時間が過ぎ、結果とし
て障害物はウインドと窓枠との間に挾まれてしま
う。その力はモータの回転を止める大きさであ
り、物によつては破損するという可能性も有る。
104719号の如く、瞬時操作スイツチを押すだけ
で、自動的にウインドが昇降を継続すべく、操作
スイツチを離してもモータが回転している間は自
己保持回路によりモータへの給電を続ける装置が
ある。この装置は、操作性は良いが反面、乗員が
上昇下降の選択を誤つて操作スイツチを押してし
まつた場合にも、ウインドを意図しない方向に動
かし続けてしまうという欠点がある。操作者が自
動車の所有者であれば、誤りに気付きすぐ操作ス
イツチを逆側に押して、モータの回転即ちウイン
ドの昇降を止める事もできるが、そうでない者の
場合、操作スイツチの操作を習熟していないの
で、操作スイツチを逆側に押せば良いのではない
かと気付き、その行動をとる迄に時間を要する。
ウインドが上昇中で窓枠内で障害物があつた場合
にこの様な事態が起きると、スイツチの操作者は
驚き操作スイツチから手を離すが、その後どう対
処すべきか迷つている内に時間が過ぎ、結果とし
て障害物はウインドと窓枠との間に挾まれてしま
う。その力はモータの回転を止める大きさであ
り、物によつては破損するという可能性も有る。
本考案は、操作スイツチの選択ミスによつて障
害物を破損させてしまうという事故を防止するべ
くなされたもので、操作スイツチの操作から一定
時間遅れて自己保持回路の自己保持機能を開始さ
せる様にし、この一定時間内にスイツチの誤操作
を操作者に気付かせその操作者のスイツチから手
を離すという自然な行動で、モータ即ちウインド
の昇降を止めようとするものである。
害物を破損させてしまうという事故を防止するべ
くなされたもので、操作スイツチの操作から一定
時間遅れて自己保持回路の自己保持機能を開始さ
せる様にし、この一定時間内にスイツチの誤操作
を操作者に気付かせその操作者のスイツチから手
を離すという自然な行動で、モータ即ちウインド
の昇降を止めようとするものである。
以下図面に即して本考案実施の1例を説明す
る。第1図は本考案装置の1実施例を示すブロツ
ク図、第2図は同じく具体例を示す回路図で、図
中、1は正転及び逆転して不図示のウインドガラ
スを上昇及び下降させるモータ、2は該モータ1
の駆動電気回路、3a及び3bは該回路2に設け
られた上昇(正転)用リレースイツチ、及び、下
降(逆転)用リレースイツチ、4a及び4bは上
昇用及び下降用リレースイツチ3a,3bを作動
させる上昇(正転)用制御回路、及び、下降(逆
転)用制御回路で、具体例ではリレーコイルLa
及びLbとON・OFFにより両コイルLa及びLbを
励消磁させるトランジスタTr5及びTr6とを含む
回路であり、上昇用リレースイツチ3aを作動さ
せることによりモータ1を正転してウインドガラ
スを上昇させ、また、下降用リレースイツチ3b
を作動させることによりモータ1を逆転してウイ
ンドガラスを下降させる。5はウインドガラスの
上昇又は下降を選択する2段階操作可能な操作ス
イツチで、昇降動作中常時押していなければなら
ない手動操作段(第1段)6と、一度操作すれば
手を離しても昇降動作を持続させることができる
自動操作段(第2段)7とを有する。該スイツチ
5の手動操作段6の上昇接点6aは上昇用制御回
路4aへ、下降接点6bは下降用制御回路4bへ
それぞれ接続される。
る。第1図は本考案装置の1実施例を示すブロツ
ク図、第2図は同じく具体例を示す回路図で、図
中、1は正転及び逆転して不図示のウインドガラ
スを上昇及び下降させるモータ、2は該モータ1
の駆動電気回路、3a及び3bは該回路2に設け
られた上昇(正転)用リレースイツチ、及び、下
降(逆転)用リレースイツチ、4a及び4bは上
昇用及び下降用リレースイツチ3a,3bを作動
させる上昇(正転)用制御回路、及び、下降(逆
転)用制御回路で、具体例ではリレーコイルLa
及びLbとON・OFFにより両コイルLa及びLbを
励消磁させるトランジスタTr5及びTr6とを含む
回路であり、上昇用リレースイツチ3aを作動さ
せることによりモータ1を正転してウインドガラ
スを上昇させ、また、下降用リレースイツチ3b
を作動させることによりモータ1を逆転してウイ
ンドガラスを下降させる。5はウインドガラスの
上昇又は下降を選択する2段階操作可能な操作ス
イツチで、昇降動作中常時押していなければなら
ない手動操作段(第1段)6と、一度操作すれば
手を離しても昇降動作を持続させることができる
自動操作段(第2段)7とを有する。該スイツチ
5の手動操作段6の上昇接点6aは上昇用制御回
路4aへ、下降接点6bは下降用制御回路4bへ
それぞれ接続される。
8aは上昇用リレースイツチ3aのモータ側と
上昇用制御回路4aとに接続された上昇用帰還回
路、8bは同様な下降用帰還回路、9は一端を上
昇用及び下降用制御回路4a,4bに、他端を操
作スイツチ5の自動操作段7の上昇接点7a、下
降接点7bにそれぞれ接続された自己保持回路
で、具体例ではトランジスタTr2,Tr3,Tr4とそ
の他安定、消磁等用の抵抗群とからなり自動操作
段7にスイツチが入れられて上昇用又は下降用制
御回路4a又は4bが作動した時に該スイツチが
切られても該回路4a又は4bの作動状態を保持
するものである。10は自己保持回路9に接続さ
れた遅延回路で、具体例では時定数を定めるコン
デンサC1と抵抗R1とからなり、自己保持回路9
における制御回路4a、又は、4bの上記保持作
用を操作スイツチの操作瞬時よりも一定時間遅延
させて開始させるものである。この遅延時間は上
昇又は下降の選択を誤つたことを気づいた操作者
に直ちに誤りを是正する機会を提供する。
上昇用制御回路4aとに接続された上昇用帰還回
路、8bは同様な下降用帰還回路、9は一端を上
昇用及び下降用制御回路4a,4bに、他端を操
作スイツチ5の自動操作段7の上昇接点7a、下
降接点7bにそれぞれ接続された自己保持回路
で、具体例ではトランジスタTr2,Tr3,Tr4とそ
の他安定、消磁等用の抵抗群とからなり自動操作
段7にスイツチが入れられて上昇用又は下降用制
御回路4a又は4bが作動した時に該スイツチが
切られても該回路4a又は4bの作動状態を保持
するものである。10は自己保持回路9に接続さ
れた遅延回路で、具体例では時定数を定めるコン
デンサC1と抵抗R1とからなり、自己保持回路9
における制御回路4a、又は、4bの上記保持作
用を操作スイツチの操作瞬時よりも一定時間遅延
させて開始させるものである。この遅延時間は上
昇又は下降の選択を誤つたことを気づいた操作者
に直ちに誤りを是正する機会を提供する。
11はモータ1の回転を検出する回転検出部
で、本実施例では、モータ1の回転軸1aをアー
スし、該軸1aの同一外周面上数箇所に絶縁部1
bを設け、該周面上に接触子11aを摺接させ接
触子11aによつて該軸1aにおけるアース電位
を検出するものである。12は一端を回転検出部
11の接触子11aに、他端を上記自己保持回路
9にそれぞれ接続された回転検出回路で、具体例
ではトランジスタTr1を含む回路であり、モータ
1の回転を検出して自己保持回路9に入力するこ
とにより該回路9を作動させる。
で、本実施例では、モータ1の回転軸1aをアー
スし、該軸1aの同一外周面上数箇所に絶縁部1
bを設け、該周面上に接触子11aを摺接させ接
触子11aによつて該軸1aにおけるアース電位
を検出するものである。12は一端を回転検出部
11の接触子11aに、他端を上記自己保持回路
9にそれぞれ接続された回転検出回路で、具体例
ではトランジスタTr1を含む回路であり、モータ
1の回転を検出して自己保持回路9に入力するこ
とにより該回路9を作動させる。
以上の構成にかかる本考案装置の作動を第2図
について説明する。
について説明する。
手動操作における作動。
(1) 操作スイツチ5を手動操作段6の第1段、即
ち上昇接点6aにONすると、リレーコイルLa
が励磁してリレースイツチ3aをONする。よ
つて、該リレースイツチ3aを経て正方向の電
流がモータ1に流れるのでモータ1は正転
し、ウインドガラスを上昇させる。
ち上昇接点6aにONすると、リレーコイルLa
が励磁してリレースイツチ3aをONする。よ
つて、該リレースイツチ3aを経て正方向の電
流がモータ1に流れるのでモータ1は正転
し、ウインドガラスを上昇させる。
(2) 操作スイツチ5は手を離すと同時に常開位置
に復帰するので、上昇接点6aはOFFし、リ
レーコイルLaは消磁してリレースイツチ3a
はOFFする。よつて、リレースイツチ3a,
3bにより元の短絡回路が形成されるので、モ
ータ1は急停止する。
に復帰するので、上昇接点6aはOFFし、リ
レーコイルLaは消磁してリレースイツチ3a
はOFFする。よつて、リレースイツチ3a,
3bにより元の短絡回路が形成されるので、モ
ータ1は急停止する。
(3) 操作スイツチを手動操作段6の下降接点6b
にONし、かつ、OFFした場合も、上記(1)、(2)
と同様な方法によりウインドガラスの下降操作
が行なわれる。
にONし、かつ、OFFした場合も、上記(1)、(2)
と同様な方法によりウインドガラスの下降操作
が行なわれる。
自動操作における作動。
(1) 操作スイツチ5を第2段、即ち自動操作段7
の上昇接点7aにONすると、トランジスタ
Tr3のベースに該接点7aを経て該Tr3をONし
ようとする電位が印加される。
の上昇接点7aにONすると、トランジスタ
Tr3のベースに該接点7aを経て該Tr3をONし
ようとする電位が印加される。
(2) また、該接点7aをONすることは同時に手
動操作段6の上昇接点6aをもONすることに
なるので、モータ1は前記(1)の作動により正
転する。
動操作段6の上昇接点6aをもONすることに
なるので、モータ1は前記(1)の作動により正
転する。
(3) モータ1が回転すると、回転検出部11の接
触子11aが回転軸1aの絶縁部1bから離れ
て導電部たる軸1aの表面に接触するので、モ
ータ1の回転にともない該接触子11aはアー
ス電位を断続的に検出することになる。
触子11aが回転軸1aの絶縁部1bから離れ
て導電部たる軸1aの表面に接触するので、モ
ータ1の回転にともない該接触子11aはアー
ス電位を断続的に検出することになる。
(4) しかして、該検出信号はコンデンサC2、ト
ランジスタTr1を通して波形整形され、トラン
ジスタTr1の出力にモータ1の回転数を表わす
信号として現われる。
ランジスタTr1を通して波形整形され、トラン
ジスタTr1の出力にモータ1の回転数を表わす
信号として現われる。
(5) 該信号はコンデンサC3により平滑され、ト
ランジスタTr2のベースに加わる。即ち、トラ
ンジスタTr2はベースを正バイアスされてON
する。以上の通り、トランジスタTr2はモータ
1の回転にともなう信号により正バイアスされ
ONするので、モータ1の回転が止るかあるい
は遅くなればOFFする。
ランジスタTr2のベースに加わる。即ち、トラ
ンジスタTr2はベースを正バイアスされてON
する。以上の通り、トランジスタTr2はモータ
1の回転にともなう信号により正バイアスされ
ONするので、モータ1の回転が止るかあるい
は遅くなればOFFする。
(6) トランジスタTr2がONすると同時に、トラ
ンジスタTr3も上記(1)によつて正バイアスさ
れているのでONする。
ンジスタTr3も上記(1)によつて正バイアスさ
れているのでONする。
(7) すると、コンデンサC1に抵抗R1、トランジ
スタTr3,Tr2を通して充電電流が流れる。該
コンデンサC1への充電が該コンデンサC1と前
記抵抗R1で定まる時定数で進み、一定時間後、
トランジスタTr4をONする電位までトランジ
スタTr4のベース電位が下がると、トランジス
タTr4がONし、そのコレクタ電圧が抵抗R2を
通してトランジスタTr3のベースに印加される
ので、トランジスタTr3は、操作スイツチの手
を離してそれが元の常開状態に戻り、上昇接点
7aがOFFしてもなおONし続ける。
スタTr3,Tr2を通して充電電流が流れる。該
コンデンサC1への充電が該コンデンサC1と前
記抵抗R1で定まる時定数で進み、一定時間後、
トランジスタTr4をONする電位までトランジ
スタTr4のベース電位が下がると、トランジス
タTr4がONし、そのコレクタ電圧が抵抗R2を
通してトランジスタTr3のベースに印加される
ので、トランジスタTr3は、操作スイツチの手
を離してそれが元の常開状態に戻り、上昇接点
7aがOFFしてもなおONし続ける。
(8) しかし、上記一定時間経過前に操作者が誤つ
て上昇させてしまつたことに気付き、操作スイ
ツチ5から手を離し直ちにOFFした場合には、
リレーコイルLaが消磁し、上昇用リレースイ
ツチ3aがOFFとなつてモータ1が急停止す
る。この時、コンデンサC1は十分に充電され
ておらず、トランジスタTr4がOFFのままであ
り、操作スイツチ5もOFFであるため、トラ
ンジスタTr3のベースへの電圧印加がなくな
り、トランジスタTr3がOFFする。したがつ
て、コンデンサC1の充電経路がたたれるので
トランジスタTr4がONすることはなく、また、
以下に述べる上昇用制御回路の入力も停止する
のでモータ1は停止したままとなる。
て上昇させてしまつたことに気付き、操作スイ
ツチ5から手を離し直ちにOFFした場合には、
リレーコイルLaが消磁し、上昇用リレースイ
ツチ3aがOFFとなつてモータ1が急停止す
る。この時、コンデンサC1は十分に充電され
ておらず、トランジスタTr4がOFFのままであ
り、操作スイツチ5もOFFであるため、トラ
ンジスタTr3のベースへの電圧印加がなくな
り、トランジスタTr3がOFFする。したがつ
て、コンデンサC1の充電経路がたたれるので
トランジスタTr4がONすることはなく、また、
以下に述べる上昇用制御回路の入力も停止する
のでモータ1は停止したままとなる。
(9) 一方、トランジスタTr2とTr3とがONするこ
とにより、上昇及び下降用制御回路4a,4b
のトランジスタTr5,Tr6のベースにトランジ
スタTr3のコレクタ電圧が印加される。ここ
で、上記(2)の通り、手動上昇接点6aがON
でリレースイツチ3aがONしているので、ト
ランジスタTr5のみそのベースヘリレースイツ
チ接点3a、帰還回路8aを介して電源電圧が
印加されトランジスタTr5のみがONしようと
する状態にある。そして、手動上昇接点6aが
OFFとなると同時に、トランジスタTr5は上記
電圧印加によつてONし、リレーコイルLaを励
磁する電流がトランジスタTr5を介して流れ
る。したがつて、リレーコイルLaは手動上昇
接点6aがOFFとなつた後も励磁され続け、
リレースイツチ3aをONす。
とにより、上昇及び下降用制御回路4a,4b
のトランジスタTr5,Tr6のベースにトランジ
スタTr3のコレクタ電圧が印加される。ここ
で、上記(2)の通り、手動上昇接点6aがON
でリレースイツチ3aがONしているので、ト
ランジスタTr5のみそのベースヘリレースイツ
チ接点3a、帰還回路8aを介して電源電圧が
印加されトランジスタTr5のみがONしようと
する状態にある。そして、手動上昇接点6aが
OFFとなると同時に、トランジスタTr5は上記
電圧印加によつてONし、リレーコイルLaを励
磁する電流がトランジスタTr5を介して流れ
る。したがつて、リレーコイルLaは手動上昇
接点6aがOFFとなつた後も励磁され続け、
リレースイツチ3aをONす。
(10) 上記(7),(9)の通り、操作スイツチ5から
手を離してそれが中央常開位置に戻つた後も、
トランジスタTr2,Tr3,Tr4及びTr5によりリ
レースイツチ3aはONを保持されるので、モ
ータ1には正方向の電流が流れてモータ1は
正転を持続し、ウインドガラスを上昇させる。
手を離してそれが中央常開位置に戻つた後も、
トランジスタTr2,Tr3,Tr4及びTr5によりリ
レースイツチ3aはONを保持されるので、モ
ータ1には正方向の電流が流れてモータ1は
正転を持続し、ウインドガラスを上昇させる。
(11) ちなみに、上記(10)の自動上昇を途中で停止
させたい場合、操作スイツチ5を手動下降接点
6bにONすれば、リレーコイルLbが該接点6
bを経て励磁し、リレースイツチ3bがON
し、よつて、該リレースイツチ3bと上記(10)
によりONしているリレースイツチ3aとを経
て短絡回路を形成することができるので、モー
タ1を急停止させることができる。
させたい場合、操作スイツチ5を手動下降接点
6bにONすれば、リレーコイルLbが該接点6
bを経て励磁し、リレースイツチ3bがON
し、よつて、該リレースイツチ3bと上記(10)
によりONしているリレースイツチ3aとを経
て短絡回路を形成することができるので、モー
タ1を急停止させることができる。
(12) ウインドガラスが上昇して上限(窓枠の上縁
に接衝する位置。)に達すると、モータ1がロ
ツクし停止するので、回転検出部11から信号
が発生せず、トランジスタTr2がOFFし、トラ
ンジスタTr3,Tr4もOFFする。そのため、ト
ランジスタTr5がOFFしてリレーコイルLaを消
磁し、リレースイツチ3aをOFFする。かく
して、リレースイツチ3a,3bによつて短絡
回路が形成されるので、モータ1は急停止す
る。
に接衝する位置。)に達すると、モータ1がロ
ツクし停止するので、回転検出部11から信号
が発生せず、トランジスタTr2がOFFし、トラ
ンジスタTr3,Tr4もOFFする。そのため、ト
ランジスタTr5がOFFしてリレーコイルLaを消
磁し、リレースイツチ3aをOFFする。かく
して、リレースイツチ3a,3bによつて短絡
回路が形成されるので、モータ1は急停止す
る。
なお、操作スイツチ5を自動操作段7の下降接
点7bにONさせてウインドガラスを下降しよう
とする場合、下降用制御回路4bたるトランジス
タTr6が自己保持回路9たるトランジスタTr2,
Tr3,Tr4により保持され、該Tr6によりリレーコ
イルLbが励磁されてリレースイツチ3bをON
し、モータ1には逆方向の電流′が流れてモー
タ1は逆転する。他の作動は上記上昇接点7aに
ONさせた場合と略異なるところはないので、説
明を省略する。以上説明する本考案の効果は次の
通りである。
点7bにONさせてウインドガラスを下降しよう
とする場合、下降用制御回路4bたるトランジス
タTr6が自己保持回路9たるトランジスタTr2,
Tr3,Tr4により保持され、該Tr6によりリレーコ
イルLbが励磁されてリレースイツチ3bをON
し、モータ1には逆方向の電流′が流れてモー
タ1は逆転する。他の作動は上記上昇接点7aに
ONさせた場合と略異なるところはないので、説
明を省略する。以上説明する本考案の効果は次の
通りである。
(1) 操作スイツチを一度ONすれば、押し続けて
いなくとも、自動的にウインドを上昇又は下降
させることができる。
いなくとも、自動的にウインドを上昇又は下降
させることができる。
(2) 遅延回路を設けたので、自己保持回路によつ
てなされる制御回路の作動(リレースイツチを
ONする作動。)の保持を、スイツチ投入後一
定時間遅れて開始させることができる。
てなされる制御回路の作動(リレースイツチを
ONする作動。)の保持を、スイツチ投入後一
定時間遅れて開始させることができる。
よつて、操作者に上昇又は下降の選択を誤つ
たことを気付かせる時間を与える事ができるの
で、操作スイツチから手を離すという誤操作者
にとつて自然な動作で、ウインドの誤動作を停
止させることができ、不慮の事故を未然に防止
することができる。
たことを気付かせる時間を与える事ができるの
で、操作スイツチから手を離すという誤操作者
にとつて自然な動作で、ウインドの誤動作を停
止させることができ、不慮の事故を未然に防止
することができる。
(3) モータの回転検出部として、モータの回転軸
に絶縁部を間欠的に設けて接触子を付設する構
成を用いれば、モータのロツクした時の電流変
化を検出する手段や、モータのブラシのパルス
を検出する手段に比べて、確実な検出が可能と
なり、したがつて、作動も正確になる。
に絶縁部を間欠的に設けて接触子を付設する構
成を用いれば、モータのロツクした時の電流変
化を検出する手段や、モータのブラシのパルス
を検出する手段に比べて、確実な検出が可能と
なり、したがつて、作動も正確になる。
(4) 自動上昇中、操作スイツチを一瞬下降接点に
入れることにより、上昇(即ち、モータの正
転)を停止させることができる。その反対も可
能であること勿論である。
入れることにより、上昇(即ち、モータの正
転)を停止させることができる。その反対も可
能であること勿論である。
(5) 制御回路に帰還回路を設ければ自己保持回路
を1つにすることができる。
を1つにすることができる。
図面は本考案実施の1例を示すもので、第1図
はブロツク図、第2図は具体例を示す回路図であ
る。 上図中、各符号は次のものを示す。1……モー
タ、2……駆動電気回路、3a,3b……上昇用
及び下降用リレースイツチ、4a,4b……上昇
用及び下降用制御回路、5……操作スイツチ、6
a,6b……手動上昇及び下降接点、7a,7b
……自動上昇及び下降接点、8a,8b……上昇
用及び下降用帰還回路、9……自己保持回路、1
0……遅延回路、11……回転検出部、12……
回転検出回路、Tr……トランジスタ、C1……コ
ンデンサ、La,Lb……リレーコイル。
はブロツク図、第2図は具体例を示す回路図であ
る。 上図中、各符号は次のものを示す。1……モー
タ、2……駆動電気回路、3a,3b……上昇用
及び下降用リレースイツチ、4a,4b……上昇
用及び下降用制御回路、5……操作スイツチ、6
a,6b……手動上昇及び下降接点、7a,7b
……自動上昇及び下降接点、8a,8b……上昇
用及び下降用帰還回路、9……自己保持回路、1
0……遅延回路、11……回転検出部、12……
回転検出回路、Tr……トランジスタ、C1……コ
ンデンサ、La,Lb……リレーコイル。
Claims (1)
- ウインドガラスを上下動させる正逆転可能なモ
ータ1の駆動電気回路2に前記モータ1の回転を
規制する一対のリレースイツチ3a,3bを設け
るとともに、該リレースイツチ3a,3bを制御
する制御回路4a,4bを設け、該制御回路4
a,4bに2段階操作スイツチ5を接続し、該ス
イツチ5の自動操作用接点と前記制御回路4a,
4bとの間に前記モータ1の回転検出部11から
の検出信号に応じて作動される自己保持回路9を
介在させ、更に、該自己保持回路9に接続され前
記スイツチ5を操作後一定時間の遅延の後自己保
持機能を行なわしめる遅延回路10を設けてなる
ウインド自動昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979015891U JPS6321665Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979015891U JPS6321665Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55117576U JPS55117576U (ja) | 1980-08-19 |
JPS6321665Y2 true JPS6321665Y2 (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=28838404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979015891U Expired JPS6321665Y2 (ja) | 1979-02-13 | 1979-02-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321665Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51104719A (ja) * | 1975-03-12 | 1976-09-16 | Nippon Denso Co |
-
1979
- 1979-02-13 JP JP1979015891U patent/JPS6321665Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51104719A (ja) * | 1975-03-12 | 1976-09-16 | Nippon Denso Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55117576U (ja) | 1980-08-19 |
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