JPS63216259A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents
走査電子顕微鏡Info
- Publication number
- JPS63216259A JPS63216259A JP4933087A JP4933087A JPS63216259A JP S63216259 A JPS63216259 A JP S63216259A JP 4933087 A JP4933087 A JP 4933087A JP 4933087 A JP4933087 A JP 4933087A JP S63216259 A JPS63216259 A JP S63216259A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- image
- scanning
- observe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 7
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 2
- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は走査電子顕微鏡に関し、特に試料よりの検出信
号を微分するための微分回路を備えた走査電子顕微鏡に
関する。
号を微分するための微分回路を備えた走査電子顕微鏡に
関する。
[従来の技術]
走査電子顕微鏡においては、第3図(a)に示すような
通常の試料像を表示した後、検出器よりの信号を微分回
路に導入して微分し、この微分信号を陰極線管に輝度信
号として導入することにより、第3図(1))の口に示
すような輪郭部の強調された試料像を表示することが行
なわれている。
通常の試料像を表示した後、検出器よりの信号を微分回
路に導入して微分し、この微分信号を陰極線管に輝度信
号として導入することにより、第3図(1))の口に示
すような輪郭部の強調された試料像を表示することが行
なわれている。
尚、説明を簡単にするため、観察中の試料像が第3図イ
に示すような円形の輪郭を有するものとする。この像の
表示にあたっては、走査電子顕微鏡の走査信号発生回路
より第2図(a)に示す水平走査信号が発生し、この走
査信号に同期して陰極線管の水平走査が行なわれ、検出
信号として第2図(C)に示す信号が得られる。尚、第
2図(b)は水平ブランキング信号を示している。
に示すような円形の輪郭を有するものとする。この像の
表示にあたっては、走査電子顕微鏡の走査信号発生回路
より第2図(a)に示す水平走査信号が発生し、この走
査信号に同期して陰極線管の水平走査が行なわれ、検出
信号として第2図(C)に示す信号が得られる。尚、第
2図(b)は水平ブランキング信号を示している。
[発明が解決しようとする問題点1
前記検出信号は微分回路に供給されて第2図(d)に示
す信号に変換されるが、微分回路の時定数は、低速走査
となる写真撮影時に最適な微分信@像が得られるように
、比較的大きな値に設定されている。しかしながら、写
真撮影するための視野選択の段階では、肉眼の残像効果
で対応できる程度の速い走査速度で微分像を観察するの
が常である。そのため、前回の水平走査の際に微分回路
のコンデンサに充電された電荷が放電されない内に次の
水平走査が開始されるため、第2図(d)の期間への部
分に示すような信号の尾引きが発生し、陰極線管の画面
には第3図(b)においてハで示すような影が表示され
てしまう。
す信号に変換されるが、微分回路の時定数は、低速走査
となる写真撮影時に最適な微分信@像が得られるように
、比較的大きな値に設定されている。しかしながら、写
真撮影するための視野選択の段階では、肉眼の残像効果
で対応できる程度の速い走査速度で微分像を観察するの
が常である。そのため、前回の水平走査の際に微分回路
のコンデンサに充電された電荷が放電されない内に次の
水平走査が開始されるため、第2図(d)の期間への部
分に示すような信号の尾引きが発生し、陰極線管の画面
には第3図(b)においてハで示すような影が表示され
てしまう。
本発明はこのような従来の欠点を解決し、速い走査速度
で微分信号像を観察する場合に、上述した信号の尾引き
に基づく影が表示されないようにした走査電子顕微鏡を
提供することを目的としている。
で微分信号像を観察する場合に、上述した信号の尾引き
に基づく影が表示されないようにした走査電子顕微鏡を
提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
そのため、本発明は試料上において電子線を走査するた
めの手段と、該走査に伴って試料より得られる検出信号
を微分するための微分回路とを備え、該微分回路の出力
信号を前記電子線の走査に周期走査される陰極線管に輝
度信号として導入して試料像の輪郭を強調した像を表示
するようにした走査電子顕微鏡において、前記陰極線管
の水平走査の帰線期間のみ自動的に前記微分回路の時定
数を零にするための回路を備えたことを特徴としている
。
めの手段と、該走査に伴って試料より得られる検出信号
を微分するための微分回路とを備え、該微分回路の出力
信号を前記電子線の走査に周期走査される陰極線管に輝
度信号として導入して試料像の輪郭を強調した像を表示
するようにした走査電子顕微鏡において、前記陰極線管
の水平走査の帰線期間のみ自動的に前記微分回路の時定
数を零にするための回路を備えたことを特徴としている
。
[実施例]
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、図中1は電子
銃、2は集束レンズ、3は対物レンズ、4は走査用偏向
器、5は試料、6は電子線、7は走査信号発生回路、8
はブランキング信号発生回路、9は二次電子検出器、1
0は増幅器である。
銃、2は集束レンズ、3は対物レンズ、4は走査用偏向
器、5は試料、6は電子線、7は走査信号発生回路、8
はブランキング信号発生回路、9は二次電子検出器、1
0は増幅器である。
11は微分回路であり、11a、11bは各々微分回路
11を構成するコンデンサ′及び抵抗である。
11を構成するコンデンサ′及び抵抗である。
12はコンデンサ11aの充放電を制御するための開閉
スイッチ回路であり、開閉スイッチ回路12には前記ブ
ランキング信号発生回路8よりのブランキング信号が開
閉を制御する信号として送られている。13は信号選択
スイッチ、14は加算回路であり、加算回路14にはブ
ランキング信号発生回路8の出力信号と信号選択スイッ
チ13によって選択された信号が送られている。15は
映像増幅器、16は陰極線管、16dは陰極線管16の
偏向器である。
スイッチ回路であり、開閉スイッチ回路12には前記ブ
ランキング信号発生回路8よりのブランキング信号が開
閉を制御する信号として送られている。13は信号選択
スイッチ、14は加算回路であり、加算回路14にはブ
ランキング信号発生回路8の出力信号と信号選択スイッ
チ13によって選択された信号が送られている。15は
映像増幅器、16は陰極線管、16dは陰極線管16の
偏向器である。
このような構成において、まず最初に信号選択スイッチ
13をa端子側に接続し、走査信号発生回路7よりの第
2図(a)に示す水平走査信号及び垂直走査信号(図示
せず)を偏向器4及び16dに送り、試料5を二次元的
に走査する。このとき、前記水平走査信号の発生に基づ
いて、ブランキング信号発生回路8より第2図(b)に
示すような水平ブランキング信号が発生し、加算回路1
4に送られる。前記走査に伴って第2図(C)に示すよ
うな信号が二次電子検出器9より検出されるが、この検
出信号は信号選択スイッチ13を介して加口回路14に
送られるため、陰極線管16には第3図(a>に示すよ
うな像が表示される。
13をa端子側に接続し、走査信号発生回路7よりの第
2図(a)に示す水平走査信号及び垂直走査信号(図示
せず)を偏向器4及び16dに送り、試料5を二次元的
に走査する。このとき、前記水平走査信号の発生に基づ
いて、ブランキング信号発生回路8より第2図(b)に
示すような水平ブランキング信号が発生し、加算回路1
4に送られる。前記走査に伴って第2図(C)に示すよ
うな信号が二次電子検出器9より検出されるが、この検
出信号は信号選択スイッチ13を介して加口回路14に
送られるため、陰極線管16には第3図(a>に示すよ
うな像が表示される。
次に、輪郭を強調した像を観察するため、信号選択スイ
ッチ13をbl子側に接続する。そこで、前回と同様に
試料5と陰極線管16を周期走査する。この走査によっ
ても検出器9より第2図(C)に示す信号が検出される
が、この信号は微分回路11に送られて微分される。と
ころで、前記開閉スイッチ回路12にはブランキング信
号発生回路8より、第2図(b)に示ず水平ブランキン
グ信号が送られており、開閉スイッチ回路12は帰線期
間のみ閉状態となる。そのため、陰極線管16の像表示
期間に微分回路11のコンデンサ11aに充電された電
荷は、帰線期間に速やかに放電される。従つ゛て、微分
回路11の出力信号は第2図(e)に示すようになり、
第2図(d)の△に示した信号の尾引き部分は消失する
。そのため、陰極!!管16に表示される輪郭強調惟は
第4図に示すようになり、尾引きによる影の部分が消失
乃至は抑圧された見易い像となる。
ッチ13をbl子側に接続する。そこで、前回と同様に
試料5と陰極線管16を周期走査する。この走査によっ
ても検出器9より第2図(C)に示す信号が検出される
が、この信号は微分回路11に送られて微分される。と
ころで、前記開閉スイッチ回路12にはブランキング信
号発生回路8より、第2図(b)に示ず水平ブランキン
グ信号が送られており、開閉スイッチ回路12は帰線期
間のみ閉状態となる。そのため、陰極線管16の像表示
期間に微分回路11のコンデンサ11aに充電された電
荷は、帰線期間に速やかに放電される。従つ゛て、微分
回路11の出力信号は第2図(e)に示すようになり、
第2図(d)の△に示した信号の尾引き部分は消失する
。そのため、陰極!!管16に表示される輪郭強調惟は
第4図に示すようになり、尾引きによる影の部分が消失
乃至は抑圧された見易い像となる。
上述した実施例は本発明の一実施例に過ぎず、変形して
実施することができる。
実施することができる。
例えば、上述した実施例においては、水平帰線期間のみ
微分回路の時定数を零にするため、コンデン+j11
a#両端を帰線期間のみショートするようにしたが、抵
抗11bの両端をショートするように構成しても良い。
微分回路の時定数を零にするため、コンデン+j11
a#両端を帰線期間のみショートするようにしたが、抵
抗11bの両端をショートするように構成しても良い。
[発明の効果コ
上述した説明から明らかなように、微分回路の時定数を
写真蹟影に適した比較的大きな値に設定すると共に、比
較的速い走査速度で試料を走査して輪郭像を肉眼観察す
る際に、本発明においては、水平帰線期間のみ自動的に
微分回路の時定数を零にするための回路を備えているた
め、信号の尾引きに基づく影を消失さけた見易い像を表
示することができる。
写真蹟影に適した比較的大きな値に設定すると共に、比
較的速い走査速度で試料を走査して輪郭像を肉眼観察す
る際に、本発明においては、水平帰線期間のみ自動的に
微分回路の時定数を零にするための回路を備えているた
め、信号の尾引きに基づく影を消失さけた見易い像を表
示することができる。
第1図は本発明の一実施例を示すための図、第2図は第
1図に示した実施例装置の動作を説明するための信号図
、第3図は従来の欠点を説明するための院極線管画像図
、第4図は本発明の詳細な説明するための陰極線管画像
図である。 1:電子銃 2:集束レンズ 3二対物レンズ 走査用偏向コイル5:試料
6:電子線 7:走査信号発生回路 8ニブランキング信号発生回路 9:二次電子検出器 10.15:増幅器11:微分回
路 11a:コンデンサ11b:抵抗 12
:開閉スイッチ回路13:信号選択スイッチ
1図に示した実施例装置の動作を説明するための信号図
、第3図は従来の欠点を説明するための院極線管画像図
、第4図は本発明の詳細な説明するための陰極線管画像
図である。 1:電子銃 2:集束レンズ 3二対物レンズ 走査用偏向コイル5:試料
6:電子線 7:走査信号発生回路 8ニブランキング信号発生回路 9:二次電子検出器 10.15:増幅器11:微分回
路 11a:コンデンサ11b:抵抗 12
:開閉スイッチ回路13:信号選択スイッチ
Claims (1)
- 試料上において電子線を走査するための手段と、該走査
に伴って試料より得られる検出信号を微分するための微
分回路とを備え、該微分回路の出力信号を前記電子線の
走査に周期走査される陰極線管に輝度信号として導入し
て試料像の輪郭を強調した像を表示するようにした走査
電子顕微鏡において、前記陰極線管の水平走査の帰線期
間のみ自動的に前記微分回路の時定数を零にするための
回路を備えたことを特徴とする走査電子顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4933087A JPS63216259A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 走査電子顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4933087A JPS63216259A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 走査電子顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63216259A true JPS63216259A (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=12827977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4933087A Pending JPS63216259A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 走査電子顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63216259A (ja) |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP4933087A patent/JPS63216259A/ja active Pending
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